JP2010092742A - レセプタクルコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタクトの数が異なる複数種類のプラグコネクタが接続できるとともに接続時の作業性が低下しないレセプタクルコネクタを提供する。
【解決手段】レセプタクルコネクタRは、コンタクトの本数及びシェル(プラグシェル)の形状(主に寸法)が異なる2種類のプラグコネクタ(第1のプラグコネクタと第2のプラグコネクタP)が何れも挿抜自在に接続できる。第2のプラグコネクタPと比較して小型である第1のプラグコネクタが接続される場合、レセプタクルシェル3に設けられている突保持部30によって第1のプラグコネクタのプラグシェルが保持されるので、第1のプラグコネクタを接続する際の作業性が低下しない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンタクトの数が異なる複数種類のプラグコネクタが挿抜自在に接続されるレセプタクルコネクタに関するものである。
従来のレセプタクルコネクタ並びにプラグコネクタとして、特許文献1に記載されているUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)コネクタや、特許文献2に記載されているコネクタがある。特許文献1に記載されているUSBコネクタのプラグコネクタは、扁平な直方体状に形成された合成樹脂製のプラグボディと、角筒状に形成されてプラグボディの外周面を覆う金属製のプラグシェルとを備えている。プラグボディには前面に開口する角孔形状の嵌合凹部が凹設されており、嵌合凹部内に複数のプラグコンタクト(図示せず)が撓み自在に並設されている。
一方、レセプタクルコネクタR’は、図9に示すようにプラグコネクタの嵌合凹部に嵌合する嵌合突部201が前面に突出した合成樹脂製のレセプタクルボディ200と、レセプタクルボディ200の外周面を覆う金属製のレセプタクルシェル202とを備えている。嵌合突部201の側面(図9における下面)にはプラグコネクタのプラグコンタクトと各別に接触導通する複数(図示例では5つ)のレセプタクルコンタクト203が横方向に並べて露設されている。
而して、レセプタクルシェル201の内側にプラグシェルを収める形で両者を接続すれば、プラグコネクタの嵌合凹部にレセプタクルシェル201の嵌合突部201が嵌合し、その結果、プラグコンタクトとレセプタクルコンタクト203が図9における上下方向に沿って接触導通することで両者が電気的に接続されることになる。
特開平11−40271号公報 特開2002−75510号公報
ところで、上記従来例のように規格等でコンタクト数が5つと規定されているような場合、6つ以上のコンタクトが必要であれば、例えば、プラグコネクタのシェルを縦方向若しくは横方向に拡大することで生じるスペースに6番目以降の1乃至複数のコンタクトを配設することが考えられる。このとき、プラグコネクタのシェル形状に合わせてレセプタクルシェルを縦方向若しくは横方向に拡大すると、コンタクト数が従来通りの数(例えば、5つ)であるプラグコネクタが接続されたときに当該プラグシェルとレセプタクルシェルとの間に大きな隙間が生じてしまう。その結果、コンタクト数が規格通りであるプラグコネクタを接続する際に、当該プラグコネクタのプラグシェルに対するレセプタクルコネクタのレセプタクルシェルの保持力が弱くなって接続時の操作性が低下してしまう虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、コンタクトの数が異なる複数種類のプラグコネクタが接続できるとともに接続時の作業性が低下しないレセプタクルコネクタを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、角筒状に形成されたプラグシェルの内側に複数のプラグコンタクトが配置された第1のプラグコネクタ、並びに第1のプラグコネクタのプラグシェルよりも寸法の大きい筒状のプラグシェルの内側に第1のプラグコネクタと同数の第1のプラグコンタクトが同じ位置に配置されるとともに第1のプラグコンタクトと異なる位置に1乃至複数の第2のプラグコンタクトが配置された第2のプラグコネクタが択一的に挿抜自在に接続されるレセプタクルコネクタであって、第1及び第2のプラグコネクタの複数のプラグコンタクトと各別に接触導通する複数のレセプタクルコンタクトと、絶縁性を有し、これら複数のレセプタクルコンタクトを支持するボディと、角筒状に形成され、内側に複数のレセプタクルコンタクト及びボディを収納したレセプタクルシェルとを備え、レセプタクルシェルは、内側に突出して第1のプラグコネクタのプラグシェルを保持する1乃至複数の突保持部を有し、ボディは、第1のプラグコネクタのプラグシェルがレセプタクルシェルと嵌合し且つ第1のプラグコネクタのプラグコンタクトがそれぞれレセプタクルコンタクトと接触導通した状態において、プラグコネクタの挿入向きに沿ったレセプタクルシェルの奥側且つ当該挿入方向から見て突保持部と重ならない位置で、第2のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトを支持してなることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、レセプタクルシェルに設けられた突保持部によって第1のプラグコネクタのプラグシェルを保持するので、第1のプラグコネクタを接続する際の作業性が低下しない。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ボディは、第2のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトを撓み自在に支持してなることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、第2のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトをボディが撓み自在に支持しているから、第2のプラグコネクタのプラグコンタクトを撓み自在に構成する必要がなく、レセプタクルコネクタの低背化が図れる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、ボディは、前記挿入方向と交差する方向における突保持部の両側方の位置で、第2のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトをそれぞれ支持してなることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、レセプタクルシェル内のスペースを有効利用して小型化が図れる。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、突保持部は、前記挿入方向と交差する方向において、第1のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトに対向する位置に設けられたことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、第1のプラグコネクタのプラグコンタクトとレセプタクルコンタクトとの接触圧を高めることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、突保持部は、前記挿入方向に沿った突条形状に形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、第1のプラグコネクタのプラグシェルに対する保持力を高めることができる。
本発明によれば、コンタクトの数が異なる複数種類のプラグコネクタが接続できるとともに接続時の作業性が低下しないレセプタクルコネクタを提供することができる。
以下、MicroUSB規格に準拠するコネクタに本発明の技術思想を適用した実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明の技術思想が適用可能なコネクタは特定の規格に準拠するコネクタに限定されるものではなく、任意の規格(例えば、USB規格やIEEE1394規格など)に準拠するコネクタ全般に適用可能である。
本実施形態のレセプタクルコネクタRは、図1及び図2に示すように複数(図示例では10本)のレセプタクルコンタクト2と、これら複数のレセプタクルコンタクト2を支持するレセプタクルボディ1と、内側に複数のレセプタクルコンタクト2及びレセプタクルボディ1を収納したレセプタクルシェル3とを備えている。尚、以下の説明では、図1における上下方向を上下、図1における左側を前方(手前)、右側を後方(奥)とし、さらに図2(a)における左右方向を左右とし、前方から後方へ向かう向き(図1における右向き)を挿入向き、後方から前方へ向かう向き(図1における左向き)を反挿入向きと呼ぶ。
レセプタクルボディ1は絶縁性を有する合成樹脂成形品からなり、略直方体形状の主部10と、主部10の前面より前方へ突出する角柱状の突台部11と、突台部11の前面より前方へ突出する矩形板状のポスト12とを有している。主部10には、MicroUSB規格で規定されている複数(5本)のレセプタクルコンタクト(以下、第1のレセプタクルコンタクトと呼ぶ。)2Aがインサート成形されるとともに、MicroUSB規格に規定されていない他の複数(5本)のレセプタクルコンタクト(以下、第2のレセプタクルコンタクトと呼ぶ。)2Bが取り付けられている。
第1のレセプタクルコンタクト2Aは帯板状の金属板が鈎形に折曲されてなり、主部10にインサートされている主片(図示せず)と、主片の前端から前方へ延びる接触片21と、主片の後端より後方へ延びる端子片22とを有している(図2(b)及び図3参照)。そして、第1のレセプタクルコンタクト2Aの接触片21が左右方向に等間隔で並ぶようにしてポスト12の下面側に露設されている(図3参照)。
第2のレセプタクルコンタクト2Bは板状の金属部材が打ち抜き加工並びに曲げ加工されてなり、図4に示すように主部10に設けられている圧入溝13(図2(b)参照)に圧入されて保持される主片23と、主片23の後端から下方及び前方へ延びた略L字形の接触片24と、主片23の後端より下方へ延びた端子片25とが一体に形成されている。そして、主部10の後端面に開口する圧入溝13内に主片23を圧入することでレセプタクルボディ1に第2のレセプタクルコンタクト2Bが取り付けられる。ここで、突台部11の下面には、図2(a)に示すように前方から見てポスト12の左右両側にそれぞれ複数(左側に2つ,右側に3つ)の保持溝14が並設されており、第2のレセプタクルコンタクト2Bの接触片24が各保持溝14に挿入された状態で突台部11の下面側に露出している。尚、接触片24の上端と保持溝14の上底面との間に隙間が空いているため、接触片24は、保持溝14内において上向きに撓み自在となっている。
レセプタクルシェル3は、耐食性を有する金属製(例えば、ステンレス鋼製)の板材によって角筒状に形成されている。そして、後端側の開口を通してレセプタクルシェル3内にレセプタクルボディ1が挿入され、主部10の側面でレセプタクルシェル3がレセプタクルボディ1に固定(抜け止め)されている。また、図2(a)並びに図3に示すようにレセプタクルシェル3の下側の左右方向中央部が上向きに曲げ起こされることにより、前後方向に延びた突条形状の突保持部30が形成されている。この突保持部30の上面とレセプタクルシェル3の上側内底面との間の上下方向における距離が、後述する第1のプラグコネクタのプラグシェルの上下方向における外形寸法とほぼ等しく設定されている。故に、レセプタクルシェル3内に挿入される第1のプラグコネクタのプラグシェルは突保持部30によって下方から支持されることになる。つまり、本実施形態におけるレセプタクルシェル3は、MicroUSB規格に準拠した従来のレセプタクルシェルよりもレセプタクルボディ1の突台部11の分だけ前後方向の寸法が大きく且つ突保持部30の左右両側方の部位の分だけ上下方向の寸法が大きくなっているが、左右方向の寸法については同一である。
ところで、本実施形態のレセプタクルコネクタRに対して挿抜自在に接続されるプラグコネクタには2種類有る。一つは、MicroUSB規格に準拠した既存のプラグコネクタ(以下、「第1のプラグコネクタ」と呼ぶ。)であり、もう一つは図5〜図7に示すプラグコネクタ(以下、「第2のプラグコネクタ」と呼ぶ。)Pである。尚、第1のプラグコネクタは従来周知であるから、詳細な構造についての図示並びに説明は省略する。また、以下の説明では、図5において上下方向、左右方向、前後方向を規定する。
第2のプラグコネクタPは、図7に示すように絶縁性を有する合成樹脂成形品からなるプラグボディ300と、プラグボディ300を内部に収納するプラグシェル301と、プラグボディ300に保持される複数(本実施形態では10本)のプラグコンタクト302とを備えている。尚、図5に示すように第2のプラグコネクタPがケーブル400の先端に設けられており、ケーブル400と第2のプラグコネクタPとの接続部位が直方体形状の合成樹脂成形体401でモールドされている。
プラグボディ300は、図7に示すように略直方体形状の主部300aと、主部300aの前面より前方へ突出する矩形板状のポスト300bと、ポスト300b前面の左右両端部より前方へ突出する一対の矩形板状の嵌合突部300cとが絶縁性を有する合成樹脂材料によって一体に形成されている。主部300aの上面における前半部分には上方及び前方に開放されてレセプタクルコネクタRのポスト12と嵌合する嵌合凹所300dが設けられている。さらに、嵌合凹所300dの下面並びに主部300aの上面における後半部分には前後方向に延びる複数(5つ)の溝300eが左右方向に沿って等間隔に並設されている。そして、これら5つの溝300eには各1本ずつMicroUSB規格に規定されている5本のプラグコンタクト(以下、第1のプラグコンタクトと呼ぶ。)302Aが挿入されている。ここで、第1のプラグコンタクト302Aの下面と溝300eの下面との間には隙間が空いているため、これら5本の第1のプラグコンタクト302Aは下向きに撓み自在となっている。尚、主部300aの後端面からは、第1のプラグコンタクト302Aと一体に形成されてケーブル400の芯線(図示せず)に接続される端子片303がそれぞれ後方へ突出している。
一方、嵌合突部300cの上面には、第1のプラグコンタクト302Aを除いた残り5本のプラグコンタクト(以下、第2のプラグコンタクトと呼ぶ。)302Bの先端部分が露出している。但し、5本の第2のプラグコンタクト302Bのうち、3本が左側の嵌合突部300cの上面に露出し、残りの2本が右側の嵌合突部300cの上面に露出している。
また、MicroUSB規格に準拠したコネクタでは、USB規格に準拠したコネクタのようにプラグコネクタとレセプタクルコネクタの機械的な結合を互いのシェル同士の弾性力で保持することが困難であるので、プラグコネクタに一対の係合部材を設けるとともに、レセプタクルコネクタには一対の係合部材と係脱自在に係合する被係合部を設け、係合部材と被係合部との係合によってプラグコネクタとレセプタクルコネクタの結合を機械的に保持するようになっている。したがって、第2のプラグコネクタPにおいても一対の係合部材304を備えており、係合部材304の先端に突設されている係合爪304aが係脱自在に係合する被係合部(被係合孔)31がレセプタクルシェル3の上部に貫設されている(図3参照)。尚、係合部材304の構造については既存のMicroUSB規格に準拠したプラグコネクタと共通であるから詳細な説明は省略する。
プラグシェル301は、耐食性を有する金属製(例えば、ステンレス鋼製)の板材によって角筒状に形成されてプラグボディ300を覆っている。ここで、レセプタクルシェル3と嵌合するプラグシェル301の前端部分(以下、嵌合部と呼ぶ。)301aは、図6に示すようにレセプタクルシェル3と相似形状に形成されており、レセプタクルシェル3の内側に嵌合する嵌合状態において、その外壁面がレセプタクルシェル3の内壁面と弾接してレセプタクルシェル3と導通する。
而して、本実施形態のレセプタクルコネクタRに第1のプラグコネクタを接続した場合、第1のプラグコネクタのプラグシェルはレセプタクルシェル3における突保持部30よりも上方且つレセプタクルボディ1の突台部11よりも前方の空間(図1におけるS1)にのみ収まり、第1のプラグコネクタのプラグコンタクトが下向きに撓んでポスト12の下面に露出している第1のレセプタクルコンタクト2Aと各別に弾接して両コンタクトが接触導通する。
一方、本実施形態のレセプタクルコネクタRに第2のプラグコネクタPを接続した場合、第2のプラグコネクタPのプラグシェル301はレセプタクルシェル3における突保持部30よりも下方且つレセプタクルボディ1の突台部11よりも後方の空間(図1におけるS2)に収まる。そして、第2のプラグコネクタPの第1のプラグコンタクト302Aが下向きに撓んでポスト12の下面に露出している第1のレセプタクルコンタクト2Aと各別に弾接し、第1のプラグコンタクト302Aと第1のレセプタクルコンタクト2Aが互いに接触導通する。同時に、第2のプラグコネクタPの一対の嵌合突部300cがそれぞれ突保持部30の左右両側方における突台部11の下側の空間に収まり、突台部11の下面に露出している第2のレセプタクルコンタクト2Bの接触片24が上向きに撓んで嵌合突部300cの上面に露出している第2のプラグコンタクト302Bと各別に弾接し、第2のプラグコンタクト302Bと第2のレセプタクルコンタクト2Bが互いに接触導通する。
上述のように本実施形態のレセプタクルコネクタRでは、コンタクトの本数及びシェル(プラグシェル)の形状(主に寸法)が異なる2種類のプラグコネクタ(第1のプラグコネクタと第2のプラグコネクタP)が何れも挿抜自在に接続できる。そして、第2のプラグコネクタPと比較して小型である第1のプラグコネクタが接続される場合、レセプタクルシェル3に設けられている突保持部30によって第1のプラグコネクタのプラグシェルが保持されるので、第1のプラグコネクタを接続する際の作業性が低下しないという利点がある。しかも、第2のプラグコネクタPの第2のプラグコンタクト302Bと接触導通する第2のレセプタクルコンタクト2Bを、第2のプラグコネクタPの挿入向きに沿ったレセプタクルシェル3の奥側且つ当該挿入方向から見て突保持部30と重ならない位置でレセプタクルボディ1が上向きに撓み自在に支持しているから、第2のプラグコネクタPの第2のプラグコンタクト302Bを撓み自在に構成する必要がない。故に、第2のプラグコネクタPにおいては第2のプラグコンタクト302Bが撓むためのスペースが不要であるから、第2のプラグコネクタPの嵌合部301aの上下方向の寸法を相対的に小さくすることができ、その結果、レセプタクルコネクタRの低背化が図れる。
また本実施形態では、挿入方向と交差する方向(左右方向)における突保持部30の両側方の位置で、レセプタクルボディ1が第2のプラグコネクタPの第2のプラグコンタクト302Bと接触導通する第2のレセプタクルコンタクト2Bをそれぞれ支持しているので、レセプタクルシェル3内のスペースを有効利用して小型化が図れる。さらに突保持部30は、挿入方向と交差する方向(上下方向)において、第1のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通する第1のレセプタクルコンタクト2Aに対向する位置に設けられているから、第1のプラグコネクタのプラグコンタクトと第1のレセプタクルコンタクト2Aとの接触圧を高めることができる。さらにまた、突保持部30が挿入方向に沿った突条形状に形成されているので、第1のプラグコネクタのプラグシェルに対する保持力を高めることができる。
ところで、本実施形態ではレセプタクルシェル3の下側の左右方向中央部に一つの突保持部30が設けられているが、図8(a)に示すようにレセプタクルシェル3下側の左右両端部に各々突保持部30,30を設け、両突保持部30に挟まれたレセプタクルシェル3の下側の左右方向中央部に第2のレセプタクルコンタクト2Bを配置してもよい。あるいは、図8(b)に示すように複数(図示例では2つ)の突保持部30をレセプタクルシェル3に設け、各突保持部30の左右方向における外側に第2のレセプタクルコンタクト2Bを配置してもよい。また、レセプタクルボディ1の背面に対する第2のレセプタクルコンタクト2Bの端子片25の配置は、図2(b)に示したものに限定されるものではなく、本実施形態のレセプタクルコネクタRが実装されるプリント配線板の配線パターンに対応して左右方向に適宜ずらした配置としても構わない。
さらに、本実施形態では第2のプラグコネクタPのみが備える第2のプラグコンタクト302Bを撓まない構造(いわゆる、チューニング・フォーク形コンタクト)にするとともに、第2のプラグコンタクト302Bと弾接する第2のレセプタクルコンタクト2Bを撓み自在の構造(いわゆる、ベローズ形コンタクト)としているが、それぞれのコンタクトの構造を逆にしても構わない。つまり、第2のプラグコンタクト302Bを撓み自在の構造にするとともに第2のレセプタクルコンタクト2Bを撓まない構造にしてもよい。
本発明に係るレセプタクルコネクタの実施形態を示す断面図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。 同上の一部破断した斜視図である。 同上における第2のレセプタクルコンタクトの斜視図である。 第2のプラグコネクタの斜視図である。 第2のプラグコネクタの正面図である。 第2のプラグコネクタのプラグシェルを外した状態の斜視図である。 (a),(b)は同上の別の形態の概略を示す正面図である。 従来例を示す正面図である。
符号の説明
R レセプタクルコネクタ
1 レセプタクルボディ
2B 第2のレセプタクルコンタクト
3 レセプタクルシェル
10 主部
11 突台部
12 ポスト

Claims (5)

  1. 角筒状に形成されたプラグシェルの内側に複数のプラグコンタクトが配置された第1のプラグコネクタ、並びに第1のプラグコネクタのプラグシェルよりも寸法の大きい筒状のプラグシェルの内側に第1のプラグコネクタと同数の第1のプラグコンタクトが同じ位置に配置されるとともに第1のプラグコンタクトと異なる位置に1乃至複数の第2のプラグコンタクトが配置された第2のプラグコネクタが択一的に挿抜自在に接続されるレセプタクルコネクタであって、
    第1及び第2のプラグコネクタの複数のプラグコンタクトと各別に接触導通する複数のレセプタクルコンタクトと、絶縁性を有し、これら複数のレセプタクルコンタクトを支持するボディと、角筒状に形成され、内側に複数のレセプタクルコンタクト及びボディを収納したレセプタクルシェルとを備え、
    レセプタクルシェルは、内側に突出して第1のプラグコネクタのプラグシェルを保持する1乃至複数の突保持部を有し、
    ボディは、第1のプラグコネクタのプラグシェルがレセプタクルシェルと嵌合し且つ第1のプラグコネクタのプラグコンタクトがそれぞれレセプタクルコンタクトと接触導通した状態において、プラグコネクタの挿入向きに沿ったレセプタクルシェルの奥側且つ当該挿入方向から見て突保持部と重ならない位置で、第2のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトを支持してなることを特徴とするレセプタクルコネクタ。
  2. ボディは、第2のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトを撓み自在に支持してなることを特徴とする請求項1記載のレセプタクルコネクタ。
  3. ボディは、前記挿入方向と交差する方向における突保持部の両側方の位置で、第2のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトをそれぞれ支持してなることを特徴とする請求項1又は2記載のレセプタクルコネクタ。
  4. 突保持部は、前記挿入方向と交差する方向において、第1のプラグコネクタのプラグコンタクトと接触導通するレセプタクルコンタクトに対向する位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のレセプタクルコネクタ。
  5. 突保持部は、前記挿入方向に沿った突条形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のレセプタクルコネクタ。
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