JP2009272080A - 電気コネクタ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】嵌合状態において一方のコネクタに過度の回転モーメントが作用したときに、構成部材が損傷することなく、当該一方のコネクタを嵌合相手の他方のコネクタから簡単に外すことができる、小型で低コストの電気コネクタ組立体を提供する。
【解決手段】電気コネクタ組立体1は、互いに嵌合する第1コネクタ10及び第2コネクタ20からなる。第1コネクタ10及び第2コネクタ20の嵌合状態で、第1コネクタ10に上下方向あるいは左右方向の回転モーメントが作用すると、第2コネクタ20の1個の弾性ラッチ部24a,24b,24c,あるいは24d及び第1コネクタ10のラッチ部14a,14b,14d,あるいは14cを支点として第1コネクタ10が上下方向あるいは左右方向に回転し、当該支点以外のラッチ係合が外れるよう構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、嵌合状態において一方のコネクタに過度の回転モーメントが作用したときに、当該一方のコネクタを、嵌合相手の他方のコネクタから簡単に外すことができる、電気コネクタ組立体に関する。
従来、この種の電気コネクタ組立体として、例えば、図7に示すものが知られている(特許文献1参照)。図7は、従来の電気コネクタ組立体の断面図である。
図7に示す電気コネクタ組立体100は、互いに嵌合する、プラグ110とプラグ受け130とからなっている。プラグ110は電源コード120に接続され、その一方、プラグ受け130は電気ポット等の器体胴部140に装着されている。
ここで、プラグ110は、絶縁性のプラグボディ111と、プラグボディ111内に取り付けられた1対の板ばね片114とを備えている。
プラグボディ111には、前面(図7において下面)が開放した1対の板ばね収容キャビティ112が設けられている。また、プラグボディ111の両板ばね収容キャビティ112の左右両外側(図7において左右外側)には、1対の磁石収容部113が設けられている。各磁石収容部113内には、磁石片116と、この磁石片116の外側面に接合一体化された磁性体片117とが収納されている。
また、各板ばね片114は、前後方向に弾性変形可能な金属片で形成されている。各板ばね片114の後端部には、電源コード120の芯線121が接続され、その一方、各板ばね片114の前端部には、接点115が設けられている。
また、プラグ110が嵌合するプラグ受け130は、器体胴部140に取り付けられた絶縁性のプラグ受けボディ131と、プラグ受けボディ131に装着された1対の電極ピン133とを備えている。
プラグ受けボディ131は、前面(図7において上面)に開放したプラグ受容凹部132を備えている。プラグ受けボディ131のプラグ受容凹部132の左右両外側には、磁化されていない1対の磁性体片134がプラグ受容凹部132に臨むように設けられている。各磁性体片134には、プラグ110に設けられた磁性体片117が当接する。
各電極ピン133は、金属製のピン部材で、プラグ110に設けられた各板ばね片114の接点115が接触する位置に設けられている。
このように構成されたプラグ受け130にプラグ110を図7に示す矢印A向きに差し込むと、プラグ110の各板ばね収容キャビティ112内に各電極ピン133が挿入される。すると、各電極ピン133の先端が各板ばね114の接点115に接触し、各電極ピン133が各板ばね114を押し込んで(各板ばねは後向きに弾性変形する)、所定の接触圧を発生させる。また、このとき、プラグ110の前面がプラグ受け130のプラグ受容凹部132の底面に突き当てられた状態で、プラグ110の磁性体片117がプラグ受け130の磁性体片134に吸着される。
この状態で、プラグ110に左右方向(図7における矢印B方向)や上下方向(図7において紙面に対して直交する方向)に過度の回転モーメントが作用し、磁性体片117と磁性体片134との吸着力以上の外力がプラグ110に作用することがある。例えば、プラグ110に接続された電源コード120に足などを引っ掛けた場合である。この場合、プラグ110がプラグ受け130から外れて通電が遮断される。このように、電気コネクタ組立体100にあっては、プラグ110とプラグ受け130との機械的な接続を磁石及び磁性体を使用して行う。このため、プラグ100に過度の回転モーメントが作用したときに、プラグ110を、嵌合相手のプラグ受け130から簡単に外すことができる。
また、一方のコネクタを、嵌合相手の他方のコネクタから容易に外すことができる、電気コネクタ組立体として、例えば、図8及び図9に示すものも知られている(特許文献2参照)。図8は、電気コネクタ組立体を構成する直角型同軸電気コネクタの断面図である。図9は、図8の直角型同軸電気コネクタに用いられる外部導体の断面図である。
図8に示す直角型同軸電気コネクタ(以下、単に電気コネクタという)200は、同軸ケーブル(図示せず)と相手同軸コネクタ(図示せず)とを接続するものである。電気コネクタ200は、シェル副組立体210と、カラー副組立体220と、ピンコンタクト230と、誘電体240とを備えている。
シェル副組立体210は、同軸ケーブルの外部導体に接続される金属製の後シェル211を備えている。後シェル211には、誘電体240を受容する、前後方向に延びる貫通孔212が設けられている。後シェル211の前端部(図8において右端部)には、金属製の前シェル213が取り付けられている。前シェル213は、図9に示すように、筒状の基部214から前方(図8及び図9における右方)に延びる複数本の可撓性片持ち梁ばね指216を有する筒状部材である。隣接するばね指216間には、前側が開放したスリット215が設けられ、各ばね指216は、内外方向に容易に撓み可能となっている。そして、各ばね指216の前端部近傍には、内側に突出したリブ217が設けられている。各リブ217は、相手同軸コネクタの外部導体の対向表面と係合するようになっている。
カラー副組立体220は、前シェル213及び後シェル211の一部を取り囲む位置に配置されたハウジング221を備えている。ハウジング221は、図8に示す中立位置とその前後の前後位置との間を移動可能に設けられている。ハウジング221は、中立位置では、各ばね指216の外側の変位を規制するようになっている。そして、後シェル211の外周には、後シェル211とハウジング221とを互いに前後方向の反対向きに付勢するコイルばね222が設置されている。
誘電体240は、後シェル211の貫通孔212内に設置されている。ピンコンタクト230は、中心導体として機能する金属製のピン部材で、誘電体240の中心部に配置されている。ピンコンタクト230の前端側は、前シェル213の内部に突出している。
このように構成された電気コネクタ200に対して相手同軸コネクタを嵌合するには、先ず、手を使ってカラー副組立体220のハウジング221をコイルばね222の圧縮力に抗して後方に移動させる。すると、前シェル213に設けられた各ばね指216の外側の変位が可能となる。この状態で、相手同軸コネクタを前シェル213内に嵌合すると、前シェル213の各ばね指216が外側に変位し、ピンコンタクト230が相手同軸コネクタの中心コンタクト(図示せず)に接触する。そして、カラー副組立体220のハウジング221から手を離すとハウジング221が中立位置に位置し、各ばね指216の外側への移動が規制され、嵌合が完了する。
電気コネクタ200に対する相手同軸コネクタの嵌合を解除するには、先ず、手を使ってカラー副組立体220のハウジング221をコイルばね222の圧縮力に抗して後方に移動させる。すると、前シェル213に設けられた各ばね指216の外側の変位が可能となる。この状態で、相手同軸コネクタを前シェル213から引き抜くと、前シェル213の各ばね指216が外側に変位し、相手同軸コネクタの中心コンタクトのピンコンタクトに対する接触状態が解除される。これにより、電気コネクタ200に対する相手同軸コネクタの嵌合が解除される。
このように電気コネクタ200にあっては、相手同軸コネクタを前シェル213から引き抜く際に前シェル213の各ばね指216が外側に容易に変位可能となっている。このため、相手同軸コネクタを電気コネクタ200から容易に外すことができる。
特開2004−39600号公報 特開2002−252066号公報
しかしながら、図7に示す電気コネクタ組立体100及び図8に示す電気コネクタ200にあっては、以下の問題点があった。
即ち、図7に示す電気コネクタ組立体100の場合、接点115を付勢するために前後方向に変形可能な板ばね片114を設ける必要がある。このため、板ばね片114を収容する、前後方向に比較的大きなスペースが必要となっていた。
また、プラグ110とプラグ受け130との機械的な接続を磁石及び磁性体を使用して行うため、外部の磁性金属が磁石に付着したり、コスト高となってしまう問題があった。特に、電気コネクタ組立体100をノートブックパソコンのDCパワー用ケーブル等に接続して用いる場合には、磁石がカード磁気情報へ悪影響を与えるおそれもあった。
また、図8に示す電気コネクタ200の場合には、電気コネクタ200と相手同軸コネクタとの嵌合状態において、相手同軸コネクタに左右方向(図8における紙面に対して直交する方向)や上下方向(図8において上下方向)に過度の回転モーメントが作用した場合に不都合があった。即ち、電気コネクタ200と相手同軸コネクタとの嵌合長が長いので、前述の回転モーメントが相手同軸コネクタに作用すると、ピンコンタクト230を含む電気コネクタ200の構成部材や相手同軸コネクタの構成部材が損傷することがあった。
従って、本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、嵌合状態において一方のコネクタに過度の回転モーメントが作用したときに、構成部材が損傷することなく、当該一方のコネクタを嵌合相手の他方のコネクタから簡単に外すことができる、小型で低コストの電気コネクタ組立体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電気コネクタ組立体は、互いに嵌合する第1コネクタ及び第2コネクタからなり、前記第1コネクタは、第1コンタクトを収容した嵌合凹部を有する第1嵌合部を備えた第1ハウジングと、該第1ハウジングに取り付けられ、前記第1嵌合部の上下面及び左右側面のそれぞれに沿って嵌合側に延びる少なくとも2対のラッチ部とを備え、前記第2コネクタは、前記第1コンタクトに接触する第2コンタクトを収容するとともに前記嵌合凹部内に入り込む第2嵌合部を備えた第2ハウジングと、該第2ハウジングを覆うように前記第2ハウジングに取り付けられたシェルとを備え、該シェルは、該シェルの上下壁面部及び左右壁面部から嵌合側に延びて前記第2嵌合部の上下外側及び左右外側に位置し、前記第1コネクタのラッチ部と弾性的にラッチ係合する少なくとも2対の弾性ラッチ部を備え、前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの嵌合状態で、前記第1コネクタに上下方向あるいは左右方向の回転モーメントが作用すると、前記第2コネクタの1個の前記弾性ラッチ部及び前記第1コネクタの1個の前記ラッチ部を支点として前記第1コネクタが上下方向あるいは左右方向に回転し、当該支点以外のラッチ係合が外れるよう構成されていることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項2に係る電気コネクタ組立体は、請求項1記載の電気コネクタ組立体において、前記第2コネクタの前記第2嵌合部は、前記第1コネクタの上下方向あるいは左右方向の回転運動を可能にするように上下面及び左右側面が先細りとなるように傾斜していることを特徴としている。
更に、本発明のうち請求項3に係る電気コネクタ組立体は、請求項1又は2記載の電気コネクタ組立体において、前記弾性ラッチ部を有するシェル及び前記ラッチ部が、金属製で構成されていることを特徴としている。
加えて、本発明のうち請求項4に係る電気コネクタ組立体は、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の電気コネクタ組立体において、前記第1コネクタの第1コンタクトが、前記第1ハウジングに取り付けられた基部と、該基部から嵌合側かつ前記第2嵌合部の上方側に延びる上弾性接触片と、前記基部から嵌合側かつ前記第2嵌合部の下方側に延びる下弾性接触片と、前記基部から嵌合側かつ前記第2嵌合部の側方に延びる側弾性接触片とを備え、前記第2コネクタの第2コンタクトが、前記第2嵌合部の上面に沿って嵌合側に延びて前記第1コンタクトの前記上弾性接触片に接触する上接触部と、前記第2嵌合部の下面に沿って嵌合側に延びて前記第1コンタクトの前記下弾性接触片に接触する下接触部と、前記第2嵌合部の側面に沿って嵌合側に延びて前記第1コンタクトの前記側弾性接触片に接触する側接触部とを具備することを特徴としている。
本発明のうち請求項1に係る電気コネクタ組立体によれば、第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合状態で、第1コネクタに上下方向あるいは左右方向の回転モーメントが作用すると、第2コネクタの1個の弾性ラッチ部及び第1コネクタの1個のラッチ部を支点として第1コネクタが上下方向あるいは左右方向に回転し、当該支点以外のラッチ係合が外れるよう構成されている。このため、嵌合状態において第1コネクタに過度の回転モーメントが作用したときに、第1コネクタ及び第2コネクタのラッチ係合が容易に外れる。従って、構成部材が損傷することなく、第1コネクタを嵌合相手の第2コネクタから簡単に外すことができる、小型で低コストの電気コネクタ組立体を提供できる。
また、本発明のうち請求項2に係る電気コネクタ組立体によれば、請求項1記載の電気コネクタ組立体において、第2コネクタの第2嵌合部は、第1コネクタの上下方向あるいは左右方向の回転運動を可能にするように上下面及び左右側面が先細りとなるように傾斜している。このため、第2コネクタの第2嵌合部が第1コネクタの上下方向あるいは左右方向の回転運動を妨げることのない、電気コネクタ組立体を提供できる。
更に、本発明のうち請求項3に係る電気コネクタ組立体によれば、請求項1又は2記載の電気コネクタ組立体において、弾性ラッチ部を有するシェル及びラッチ部が、金属製で構成されている。このため、第1コネクタのラッチ部及び第2コネクタの弾性ラッチ部の耐摩耗性を金属以外の部材、例えば樹脂の場合と比較して向上させることができる。また、シェルを接地することにより、ラッチ部及び弾性ラッチ部を介して第2コネクタと第1コネクタを接地することができる。
加えて、本発明のうち請求項4に係る電気コネクタ組立体によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の電気コネクタ組立体において、第1コネクタの第1コンタクトが、第1嵌合部に取り付けられた基部と、基部から嵌合側かつ第2嵌合部の上方側に延びる上弾性接触片と、基部から嵌合側かつ第2嵌合部の下方側に延びる下弾性接触片と、基部から嵌合側かつ第2嵌合部の側方に延びる側弾性接触片とを備え、第2コネクタの第2コンタクトが、第2嵌合部の上面に沿って嵌合側に延びて第1コンタクトの上弾性接触片に接触する上接触部と、第2嵌合部の下面に沿って嵌合側に延びて第1コンタクトの前記下弾性接触片に接触する下接触部と、第2嵌合部の側面に沿って嵌合側に延びて前記第1コンタクトの前記側弾性接触片に接触する側接触部とを具備する。このため、第1コンタクトと第2コンタクトが3点で接触することになり、接触確実性を向上させることができる。例えば、第1コンタクトが電源ケーブルに接続されて比較的大電流が第1コンタクトと第2コンタクトに流れる場合には、接点数が3点と多く、大電流を確実に流すことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る電気コネクタ組立体の実施形態の平面図である。但し、図1においては、第1コネクタが背面側から見て左向き(矢印C向き)に回転した状態を示し、その際の第1コネクタと第2コネクタの嵌合部分を切断した部分断面を示している。図2は、図1の矢印2で示す部分の拡大図である。図3は、図2に示す状態から第1コネクタが更に回転した状態を示す図1の矢印2で示す部分の拡大図である。図4は、図1の電気コネクタ組立体の嵌合部分を切断した部分断面を示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。図5は、図1に示す電気コネクタ組立体を構成する第1コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。図6は、図1に示す電気コネクタ組立体を構成する第2コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。
図1に示す電気コネクタ組立体1は、互いに嵌合する第1コネクタ10及び第2コネクタ20からなる。第1コネクタ10には、電源ケーブル30、例えばノートブックパソコンの直流電源用ケーブルが接続される。その一方、第2コネクタ20は、図示しない回路基板、例えばノートブックパソコン内の回路基板上に実装される。
第1コネクタ10は、図1および図5に示すように、第1ハウジング11と、2個の第1コンタクト16と、ラッチ部材14とを具備している。
第1ハウジング11は、図1、図4及び図5に示すように、ほぼ直方体形状に形成されたハウジング本体11aと、ハウジング本体11aの前端面(図1における上端面、図5(A)において下端面)から前方に突出する第1嵌合部12とを備えている。第1ハウジング11は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって形成される。第1嵌合部12は、ハウジング本体11aよりも外形が小さな寸法でほぼ直方体形状に形成されている。第1嵌合部12には、前面に開放する間口を有するほぼ矩形状の嵌合凹部13が形成されている。第1嵌合部12の前端側が第2コネクタ20との嵌合側となる。
2個の第1コンタクト16は、図5(B)に示すように、嵌合凹部13の左右両端内(図5(B)において左端を「左端」、右端を「右端」とする。)に収容されている。左右両側の第1コンタクト16は、鏡面対称の形状に形成されている。各第1コンタクト16は、図1乃至図4及び図5(B)に示すように、基部16aと、上弾性接触片16bと、下弾性接触片16cと、側弾性接触片16dとを具備している。各第1コンタクト16は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。基部16aは、第1ハウジング11のハウジング本体11aに取り付けられ、後端側(嵌合側と反対側)が電源ケーブル30の芯線(図示せず)に接続されている。上弾性接触片16bは、図4(B)に示すように、基部16aから嵌合側かつ第2嵌合部22の上方側に片持ち梁状に延びる。この上弾性接触片16bは、第2コネクタ20に設けられた後述する第2コンタクト26の上接触部26aに対して上方から弾性的に接触する。また、下弾性接触片16cは、基部16aから嵌合側かつ第2嵌合部22の下方側に片持ち梁状に延びる。この下弾性接触片16cは、第2コネクタ20の第2コンタクト26の下接触部26bに対して下方から弾性的に接触する。更に、側弾性接触片16dは、基部16aから嵌合側かつ第2嵌合部22の側方に片持ち梁に延びる。左側の第1コンタクト16の側弾性接触片16dは、第2嵌合部22の右側方(図6(B)において左側方を「左側方」、右側方を「右側方」とする。)を延びる。また、右側の第1コンタクト16の側弾性接触片16dは、第2嵌合部22の左側方を延びる。この側弾性接触片16dは、第2コンタクト26の側接触部26cに対して側方から弾性的に接触する。
ラッチ部材14は、図1、図4及び図5に示すように、第1嵌合部12を覆うように第1ハウジング11に取り付けられている。ラッチ部材14は、金属製の部材を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。ラッチ部材14は、第1嵌合部12の上面に沿って嵌合側に延びる上ラッチ部14aと、第1嵌合部12の下面に沿って嵌合側に延びる、上ラッチ部14aと対をなす下ラッチ部14bとを備えている。また、ラッチ部材14は、第1嵌合部12の左側面に沿って嵌合側に延びる左ラッチ部14cと、第1嵌合部12の右側面に沿って嵌合側に延びる、左ラッチ部14cと対をなす右ラッチ部14dとを備えている。結果的に、ラッチ部材14は、対をなす上ラッチ部14a及び下ラッチ部14bと、対をなす左ラッチ部14c及び右ラッチ部14dの2対のラッチ部を備えている。各ラッチ部14a,14b,14c,14dには、外側に凸状に湾曲した凸部が形成され、この凸部が後述する各弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dの内側に凹状に湾曲した凹部にラッチ係合する。
また、第2コネクタ20は、図1及び図6に示すように、第2ハウジング21と、2個の第2コンタクト26と、シェル23とを備えている。
第2ハウジング21は、ほぼ直方体形状に形成され、その前端面(図1における下端面、図6(A)における下端面)から前方に突出する第2嵌合部22を備えている。第2ハウジング21及び第2嵌合部22は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって一体的に形成される。第2嵌合部22は、第2ハウジング21よりも外形が小さく、かつ、第1ハウジング11の嵌合凹部13内に受容可能な寸法でほぼ直方体形状に形成されている。第2嵌合部22の前端側が第1コネクタ10との嵌合側となる。
2個の第2コンタクト26は、図6(B)に示すように、第2嵌合部22の左右両端(図6(B)において左端を「左端」、右端を「右端」とする。)に設置される。左右両側の第2コンタクト26は、鏡面対称の形状に形成されている。各第2コンタクト26は、図1乃至図4及び図6(B)に示すように、上接触部26aと、下接触部26bと、側接触部26cと、脚部26dとを具備している。各第2コンタクト16は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。脚部26dは、一端が第2ハウジング21に取り付けられ、他端が略直角に曲げられ、第2コネクタ20が載置される回路基板(図示せず)に接続される。上接触部26aは、脚部26dの一端側から第2嵌合部22の上面22aに沿って嵌合側に延びる。この上接触部26aは、第1コンタクト16の上弾性接触片16bの下面に接触する。また、下接触部26bは、脚部26dの一端側から第2嵌合部22の下面22bに沿って嵌合側に延びる。この下接触部26bは、第1コンタクト16の下弾性接触片16cの上面に接触する。更に、側接触部26cは、脚部26dの一端側から第2嵌合部22の側面22cに沿って嵌合側に延びる。左側の第2コンタクト26の側接触部26cは、第2嵌合部22の左側面に沿って延び、右側の第2コンタクト26の側接触部26cは、第2嵌合部22の右側面に沿って延びる。そして、この側接触部26cは、第1コンタクト16の側弾性接触片16dの側面に接触する。
また、シェル23は、図1乃至図4及び図6に示すように、第2ハウジング21を覆うように第2ハウジング21に取り付けられている。シェル23は、金属製の部材を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。シェル23は、シェル23の上壁面部23aから嵌合側に片持ち梁状に延びて第2嵌合部22の上外側に位置する2つの上弾性ラッチ部24aを備えている。また、シェル23は、シェル23の下壁面部23bから嵌合側に片持ち梁状に延びて第2嵌合部22の下外側に位置するとともに、2つの上弾性ラッチ部24aと対をなす2つの下弾性ラッチ部24bを備えている。更に、シェル23は、シェル23の左壁面部23cから嵌合側に片持ち梁状に延びて第2嵌合部22の左外側に位置する左弾性ラッチ部24cを備えている。また、シェル23は、シェル23の右壁面部23dから嵌合側に延びて第2嵌合部22の右外側に位置するとともに、左弾性ラッチ部24cと対をなす右弾性ラッチ部24dを備えている。結果的に、シェル23は、対をなす2つの上弾性ラッチ部24a及び下弾性ラッチ部24bと、対をなす左弾性ラッチ部24c及び右弾性ラッチ部24dの3対の弾性ラッチ部を備えている。各弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dには、内側に湾曲した凹部が形成され、この凹部に各ラッチ部14a,14b,14c,14dの凸部が弾性的にラッチ係合する。また、シェル23の左右両壁面部23c、23dには、シェル23を回路基板に固定する固定部23eが設けられている。
なお、図6(B)において符号27は、第2嵌合部22の左右方向中央部に設けられた嵌合検知用コンタクトである。この嵌合検知用コンタクト27は、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合時に、第1コネクタ10に設けられた嵌合検知用端子17(図5(B)参照)に接触する。嵌合検知用コンタクト27は、図6(C)に示すように、第2コネクタ20から外部に延びてからほぼ直角に曲げられ、回路基板に接続される。
次に、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合方法について説明する。
第1コネクタ10の第1嵌合部12の嵌合凹部13内に、第2コネクタ20の第2嵌合部22を嵌合する。すると、第1コネクタ10の上ラッチ部14aが第2コネクタ20の上弾性ラッチ部24aに、下ラッチ部14bが下弾性ラッチ部24bに、左ラッチ部14cが右弾性ラッチ部24dに、右ラッチ部14dが左弾性ラッチ部24cにそれぞれラッチ係合する。これにより、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合が完了する。
そして、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合時には、第1コネクタ10の第1コンタクト16が第2コネクタ20の第2コンタクト26に弾性接触する。このとき、第1コンタクト16の上弾性接触片16bが第2コンタクト26の上接触部26aに対して上方から弾性的に接触する。また、下弾性接触片16cが、第2コンタクト26の下接触部26bに対して下方から弾性的に接触する。更に、側弾性接触片16dが、第2コンタクト26の側接触部26cに対して側方から弾性的に接触する。このように、第1コンタクト26と第2コンタクト26とが3点で接触することになり、接触確実性を向上させることができる。第1コンタクト16が電源ケーブル30に接続されて比較的大電流が第1コンタクト16と第2コンタクト26に流れるので、接点数が3点と多く、大電流を確実に流すことができる。
また、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合を解除するには、電源ケーブル30に接続された第1コネクタ10を第2コネクタ20から引き抜けばよい。これにより、各弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dと各ラッチ部14a,14b,14c,14dとのラッチ係合が解除され、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合が解除される。
ここで、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合状態において、第1コネクタ10に第1コネクタ10の背面側から見て左右方向(図1における左右方向)や上下方向(図1における紙面に対して直交する方向)に過度の回転モーメントが作用することがある。例えば、第1コネクタ10に接続された電源ケーブル30に足などを引っ掛けた場合である。
図1乃至図3には、両コネクタ10,20の嵌合状態において、第1コネクタ10に背面側から見て左向き(矢印C向き)に過度の回転モーメントが作用した場合の、左ラッチ部14cと右弾性ラッチ部24d、右ラッチ部14dと左弾性ラッチ部24cの動作を示してある。
図1に示すように、第1コネクタ10に背面側から見て左向きに過度の回転モーメントが作用すると、第2コネクタ20の左弾性ラッチ部24c及び第1コネクタ10の右ラッチ部14dを支点として第1コネクタ10が左向きに回転する。そして、図1乃至図3に示すように、当該支点以外のラッチ係合、即ち、右弾性ラッチ部24d及び左ラッチ部14cのラッチ係合、図示はしないが上弾性ラッチ部24a及び上ラッチ部14aのラッチ係合、下弾性ラッチ部24b及び下ラッチ部14bのラッチ係合が外れることになる。
また、図示はしないが第1コネクタ10に背面側から見て右向きに過度の回転モーメントが作用すると、第2コネクタ20の右弾性ラッチ部24d及び第1コネクタ10の左ラッチ部14cを支点として第1コネクタ10が右向きに回転する。そして、当該支点以外のラッチ係合、即ち、左弾性ラッチ部24c及び右ラッチ部14dのラッチ係合、上弾性ラッチ部24a及び上ラッチ部14aのラッチ係合、下弾性ラッチ部24b及び下ラッチ部14bのラッチ係合が外れることになる。
同様に、第1コネクタ10に背面側から見て上向きに過度の回転モーメントが作用すると、第2コネクタ20の上弾性ラッチ部24a及び第1コネクタ10の上ラッチ部14aを支点として第1コネクタ10が上向きに回転する。そして、当該支点以外のラッチ係合、即ち、下弾性ラッチ部24b及び下ラッチ部14bのラッチ係合、左弾性ラッチ部24c及び右ラッチ部14dのラッチ係合、右弾性ラッチ部24d及び左ラッチ部14cのラッチ係合が外れることになる。
同様に、第1コネクタ10に背面側から見て下向きに過度の回転モーメントが作用すると、第2コネクタ20の下弾性ラッチ部24b及び第1コネクタ10の下ラッチ部14bを支点として第1コネクタ10が下向きに回転する。そして、当該支点以外のラッチ係合、すなわち上弾性ラッチ部24a及び上ラッチ部14aのラッチ係合、左弾性ラッチ部24c及び右ラッチ部14dのラッチ係合、右弾性ラッチ部24d及び左ラッチ部14cのラッチ係合が外れることになる。
このように、本実施形態にあっては、第1コネクタ10に上下方向あるいは左右方向の過度の回転モーメントが作用すると、第2コネクタ20の1個の弾性ラッチ部及び第1コネクタ10の1個のラッチ部を支点として第1コネクタ10が上下方向あるいは左右方向に回転し、当該支点以外のラッチ係合が外れるよう構成されている。このため、嵌合状態において第1コネクタ10に過度の回転モーメントが作用したときに第1コネクタ10及び第2コネクタ20のラッチ係合が容易に外れる。従って、構成部材が損傷することなく、第1コネクタ10を嵌合相手の第2コネクタ20から簡単に外すことができる。
そして、本実施形態の電気コネクタ組立体1にあっては、従来の図7に示す電気コネクタ組立体100のように、接点115を付勢するために前後方向に変形可能な板ばね片114を設ける必要がない。このため、板ばね片114を収容する、前後方向に大きなスペースが必要となることなく、小型の電気コネクタ組立体を提供できる。
また、本実施形態の電気コネクタ組立体1にあっては、第1コネクタ10と第2コネクタ20との機械的な接続を各弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dと各ラッチ部14a,14b,14c,14dとのラッチ係合により行う。このため、図7に示す電気コネクタ組立体100とは異なり、プラグ110とプラグ受け130との機械的な接続を磁石及び磁性体を使用して行う必要がない。従って、外部の磁性金属が磁石に付着したり、コスト高となってしまう問題もない。
そして、第2コネクタ20の第2嵌合部22は、図4に示すように、第1コネクタ10の上下方向あるいは左右方向の回転運動を可能にするように上面22a、下面22b、左側面22c及び右側面22d(図4(A)には左側面22cのみ図示)が先細りとなるように傾斜している。このため、第2コネクタ20の第2嵌合部22は、第1コネクタ10が上下方向あるいは左右方向に回転するときに、嵌合凹部13との間に隙間を確実に確保できる。これにより、第2コネクタ20の第2嵌合部22が第1コネクタ10の回転運動を妨げることのない、電気コネクタ組立体1を提供できる。
更に、本実施形態の電気コネクタ組立体1にあっては、弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dを有するシェル23及びラッチ部14a,14b,14c,14dが、金属製で構成されている。このため、第1コネクタ10のラッチ部14a,14b,14c,14d及び第2コネクタ20の弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dの耐摩耗性を金属以外の部材、例えば樹脂の場合と比較して向上させることができる。また、シェル23を接地することにより、ラッチ部14a,14b,14c,14d及び弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dを介して第2コネクタ20と第1コネクタ10を接地することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、第1コネクタ10のラッチ部14a,14b,14c,14dは2対設けられているが、2対に限られず、第1嵌合部12の上下面及び左右側面のそれぞれに沿って嵌合側に延びる少なくとも2対のラッチ部があればよい。
また、第2コネクタ20の弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dは3対設けられているが、3対に限られず、シェル23の上下壁面部及び左右壁面部から嵌合側に延びて第2嵌合部22の上下外側及び左右外側に位置するも少なくとも2対の弾性ラッチ部があればよい。
また、各弾性ラッチ部24a,24b,24c,24dには、内側に湾曲した凹部が形成され、この凹部に各ラッチ部14a,14b,14c,14dの凸部が弾性的にラッチ係合するようになっている。しかし、各弾性ラッチ部24a,24b,24c,24d及び各ラッチ部14a,14b,14c,14dの形状は、これに限られない。第1コネクタ10に上下方向あるいは左右方向の回転モーメントが作用したときに、第2コネクタ20の1個の弾性ラッチ部及び第1コネクタの1個のラッチ部を支点として第1コネクタ10が上下方向あるいは左右方向に回転し、当該支点以外のラッチ係合が外れるよう構成されていればよい。
本発明に係る電気コネクタ組立体の実施形態の平面図である。但し、図1においては、第1コネクタが背面側から見て左向き(矢印C向き)に回転した状態を示し、その際の第1コネクタと第2コネクタの嵌合部分を切断した部分断面を示している。 図1の矢印2で示す部分の拡大図である。 図2に示す状態から第1コネクタが更に回転した状態を示す図1の矢印2で示す部分の拡大図である。 図1の電気コネクタ組立体の嵌合部分を切断した部分断面を示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。 図1に示す電気コネクタ組立体を構成する第1コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 図1に示す電気コネクタ組立体を構成する第2コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 従来の電気コネクタ組立体の断面図である。 電気コネクタ組立体を構成する直角型同軸電気コネクタの断面図である。 図8の直角型同軸電気コネクタに用いられる外部導体の断面図である。
符号の説明
1 電気コネクタ組立体
10 第1コネクタ
11 第1ハウジング
12 第1嵌合部
13 嵌合凹部
14a 上ラッチ部
14b 下ラッチ部
14c 左ラッチ部
14d 右ラッチ部
16 第1コンタクト
16a 基部
16b 上弾性接触片
16c 下弾性接触片
16d 側弾性接触片
20 第2コネクタ
21 第2ハウジング
22 第2嵌合部
23 シェル
23a 上壁面部
23b 下壁面部
23c 左壁面部
23d 右壁面部
24a 上弾性ラッチ部
24b 下弾性ラッチ部
24c 左弾性ラッチ部
24d 右弾性ラッチ部
26 第2コンタクト
26a 上接触部
26b 下接触部
26c 側接触部

Claims (4)

  1. 互いに嵌合する第1コネクタ及び第2コネクタからなり、
    前記第1コネクタは、第1コンタクトを収容した嵌合凹部を有する第1嵌合部を備えた第1ハウジングと、該第1ハウジングに取り付けられ、前記第1嵌合部の上下面及び左右側面のそれぞれに沿って嵌合側に延びる少なくとも2対のラッチ部とを備え、
    前記第2コネクタは、前記第1コンタクトに接触する第2コンタクトを収容するとともに前記嵌合凹部内に入り込む第2嵌合部を備えた第2ハウジングと、該第2ハウジングを覆うように前記第2ハウジングに取り付けられたシェルとを備え、
    前記シェルは、該シェルの上下壁面部及び左右壁面部から嵌合側に延びて前記第2嵌合部の上下外側及び左右外側に位置し、前記第1コネクタのラッチ部と弾性的にラッチ係合する少なくとも2対の弾性ラッチ部を備え、
    前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの嵌合状態で、前記第1コネクタに上下方向あるいは左右方向の回転モーメントが作用すると、前記第2コネクタの1個の前記弾性ラッチ部及び前記第1コネクタの1個の前記ラッチ部を支点として前記第1コネクタが上下方向あるいは左右方向に回転し、当該支点以外のラッチ係合が外れるよう構成されていることを特徴とする電気コネクタ組立体。
  2. 前記第2コネクタの前記第2嵌合部は、前記第1コネクタの上下方向あるいは左右方向の回転運動を可能にするように上下面及び左右側面が先細りとなるように傾斜していることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ組立体。
  3. 前記弾性ラッチ部を有する前記シェル及び前記ラッチ部が、金属製で構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気コネクタ組立体。
  4. 前記第1コネクタの第1コンタクトが、前記第1ハウジングに取り付けられた基部と、該基部から嵌合側かつ前記第2嵌合部の上方側に延びる上弾性接触片と、前記基部から嵌合側かつ前記第2嵌合部の下方側に延びる下弾性接触片と、前記基部から嵌合側かつ前記第2嵌合部の側方に延びる側弾性接触片とを備え、前記第2コネクタの第2コンタクトが、前記第2嵌合部の上面に沿って嵌合側に延びて前記第1コンタクトの前記上弾性接触片に接触する上接触部と、前記第2嵌合部の下面に沿って嵌合側に延びて前記第1コンタクトの前記下弾性接触片に接触する下接触部と、前記第2嵌合部の側面に沿って嵌合側に延びて前記第1コンタクトの前記側弾性接触片に接触する側接触部とを具備することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の電気コネクタ組立体。
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