JP2017027747A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2017027747A
JP2017027747A JP2015144526A JP2015144526A JP2017027747A JP 2017027747 A JP2017027747 A JP 2017027747A JP 2015144526 A JP2015144526 A JP 2015144526A JP 2015144526 A JP2015144526 A JP 2015144526A JP 2017027747 A JP2017027747 A JP 2017027747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
cover
connector
terminal
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015144526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6599149B2 (ja
Inventor
英彦 岩澤
Hidehiko Iwasawa
英彦 岩澤
拓久 岩本
Takuhisa Iwamoto
拓久 岩本
清隆 水野
Kiyotaka Mizuno
清隆 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2015144526A priority Critical patent/JP6599149B2/ja
Publication of JP2017027747A publication Critical patent/JP2017027747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6599149B2 publication Critical patent/JP6599149B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】複数の端子を備えるコネクタにおいて、ハウジング内におけるコンタミによる不具合発生を抑制する技術を提供する。
【解決手段】コネクタ101は、ハウジング110と、2つの端子130と、カバー150とを有する。端子130は、一端側に相手側コネクタの相手端子と電気的に接触する電気接触部131を有するとともに他端側に電線の端末部が電気的に接続される電線接続部(圧着部135)を有し、ハウジング110に圧入保持される。カバー150は、ハウジング110に着脱自在に取り付けられ、電線接続部(圧着部135)を覆う。ハウジング110とカバー150とは、端子130を凹凸嵌合構造(絶縁リブ154、絶縁溝)により分離している。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関し、例えば、自動車の自動変速機に備えられる電磁ソレノイドに電力を供給する電力供給線の中継部に使用されるコネクタに関する。
コネクタは、雌雄コネクタのハウジング同士を互いに嵌合した状態において、それぞれのハウジングに保持された端子の接触部同士が接触することにより両コネクタ同士の間での信号や電力の伝送を可能にしている(例えば、特許文献1等参照)。
図14に示すこのカバー部材30の取り付けは、カバー部材30の両端部に水平方向に延びて設けられたスライド部34,34をハウジング10の両端部に水平方向に延びて設けられた溝12,12内に挿入させた状態でカバー部材30をハウジング10に向かって押し付けることにより行う。これによりカバー部材30は、中央部下面側に水平に延びて設けられた溝36内に、ハウジング10の中央から水平に突出して延びて設けられた突起部14を受容するようにしてハウジング10に結合される。
特開2004−327209号公報
ところで、特許文献1に開示の技術では、カバー部材30へ2本の電線40を通し、2本の電線40を同時に端子20に圧着後、カバー部材30を嵌め込む作業を行う。そのため、作業者には慎重な作業が求められ、作業効率の観点から別の技術が求められていた。特に、カバー部材30の電線挿入穴32へ電線40を挿入する作業があるが、皮むきした状態では芯線42のほつれが発生する可能性がある。また、中剥ぎ状態の電線絶縁体部を取るため、完成後のコネクタ1の内部に残存する可能性がある。さらに、皮むきされた電線40を端子20にセットし、2本の電線40を同時に圧着することから、圧着不良(電線ほつれ)の虞がある。そのような不具合が発生すると、コネクタ1の内部でショート等が発生したり、カバー部材30を嵌め込む状態の不良から使用する環境によっては内部にオイル等が進入しやすくなり、場合によっては一緒に導体の進入を許すことになりショート等の発生を引き起こす。ハウジング10へのカバー部材30を嵌め込み状態の確認は、目視により行われることから、十分な注意が必要となり、作業効率の向上が難しかった。
これらの観点から、別の技術が望まれていた。
本発明の目的は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決する技術を提供することにある。
本発明のコネクタは、ハウジングと、一端側に相手側コネクタの相手端子と電気的に接触する電気接触部を有するとともに他端側に電線の端末部が電気的に接続される電線接続部を有して前記ハウジングに圧入保持される複数の端子と、前記ハウジングに着脱自在に取り付けられた前記電線接続部を覆うカバーと、を備え、前記カバーと前記ハウジングとは、前記複数の端子を凹凸嵌合構造により分離している。
また、前記ハウジングの側壁に突設されたロック突起と、前記カバーに突設されて前記ロック突起に係止されるロック穴が形成されたロックアームと、を備えてもよい。
また、前記凹凸嵌合構造は、前記カバーの凸状部と前記ハウジングの凹状部とによって構成され、前記カバーの前記凸状部は、前記ロックアームが形成される側の端部において、前記ハウジングの前記電線が引き出される側の壁面内側に当接する位置決めボスを備えてもよい。
また、前記凹凸嵌合構造は、前記カバーの凸状部と前記ハウジングの凹状部とによって構成され、前記カバーの前記凸状部は、前記ロックアームが形成される側の端部近傍において、前記ハウジングと係止する補助係止部を備えてもよい。
本発明によれば、複数の端子を備えるコネクタにおいて、ハウジング内におけるコンタミによる不具合発生を抑制することができる。
第1の実施形態に係る、コネクタを示す図である。 第1の実施形態に係る、コネクタの分解斜視図である。 第1の実施形態に係る、ハウジングを示す図である。 第1の実施形態に係る、カバーを示す図である。 第1の実施形態に係る、コネクタの側面図及びその断面図である。 第1の実施形態に係る、コネクタの正面図及びその断面図である。 第1の実施形態に係る、ハウジングとカバーとの嵌合作業途中の状態のコネクタを示す図である。 第1の実施形態に係る、外力が作用した状態のホルダ部とカバーベース部との関係を示した図である。 第2の実施形態に係る、コネクタの斜視図である。 第2の実施形態に係る、ブラケットに取り付けられた状態を下から見たハウジングの斜視図である。 第2の実施形態に係る、図10の領域A1を拡大して示す図であって、第1のスナップフィット部及び第2のスナップフィット部のブラケットへの係止構造に着目し拡大して示す図である。 第2の実施形態に係る、ブラケットに取り付けられたコネクタを下側から見た図である。 第2の実施形態に係る、ブラケットに取り付けられたコネクタに傾かせる外力が作用したときの状態を示した図である。 背景技術に係る、コネクタを示す斜視図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照しつつ説明する。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態に係るコネクタ101を示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は正面図(電線140の引き出し側からみた図)、図1(c)は正面下側から見た斜視図である。また、図2はコネクタ101の分解斜視図である。
このコネクタ101は、例えば自動車の自動変速機に備えられる電磁ソレノイドに電力を供給する電力供給線の中継部に使用される。ここで示すコネクタ101は雄コネクタであって、ハウジング110と、2本の端子130と、カバー150と、を備え、配線板等であるブラケット190に固定される。ハウジング110及びカバー150はそれぞれ絶縁性の合成樹脂材料により一体成形される。
図3はハウジング110を示す図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は底面図、図3(c)は図3(a)のD−D断面図である。ハウジング110は、ハウジング本体部111とホルダ部121とを一体に備える。
ハウジング本体部111は、略直方体形状に形成され、ハウジング本体部111の長手方向両側には一対の挿入板部113が起立して設けられている。一対の挿入板部113に挟まれるハウジング本体部111の中央部には、仕切板部115が起立して設けられている。
一対の挿入板部113の間には、一対の端子挿入孔117が穿設されている。これら一対の端子装着孔117の間に、上述の仕切板部115が設けられている。
ハウジング本体部111の前方側(電線140が導出される側)には、下面が開口する箱状のホルダ部121がハウジング110の一部分として一体に連設されている。
ホルダ部121の両側のホルダ側壁121bの外面には、ビーク状(凸状)のロック突起126が設けられている。ホルダ側壁121bの電線140引き出し側は、ホルダ立壁121aによって塞がれている。
ホルダ部121は、ハウジング本体部111、一対のホルダ側壁121b及びホルダ立壁121aに包囲されて下面が開口した箱状に形成されている。
ホルダ立壁121aには、一対の電線挿入溝123が形成されている。電線挿入溝123は、ホルダ立壁121aの下端面から上方に向かってU字状に切り欠き形成となっている。電線挿入溝123の溝幅は、端子130に接続される電線140の被覆外径と同一か、それよりも若干狭く形成されている。
端子130は、ハウジング110に圧入保持されるものであり、例えば図2に示すように、一端側に相手側コネクタの相手端子(図示せず)と電気的に接触する電気接触部131を有するとともに、他端側に電線140の端末部における芯線が圧着されて電気的に接続される圧着部135を有する。
電気接触部131は、ハウジング110の端子挿入孔117に圧入される。このとき、電気接触部131は、端子挿入孔117と同一か若干大きい断面形状を有する。端子130は、電気接触部131がハウジング110の端子挿入孔117にハウジング110の図示下側から圧入されることで、ハウジング110に対して高精度に位置決めされる。
端子挿入孔117に圧入される電気接触部131から垂直に曲げられた他端側(図2では下側)に連設された圧着部135には、電線140の芯線が圧着され、また電線140の外被の外周側から加締められて固定される。なお、電線140の圧着部135への接続固定は、端子130の端子挿入孔117への挿入前になされている。
ハウジング110に電気接触部131が圧入されたL字状の端子130は、圧着部135がホルダ部121の内方に位置し、電線140がホルダ部121から外側に導出される。ここで、端子130の圧着部135等の部分を収容する領域として、ハウジング110の底面には、一対の本体側端子収容部128が凹状に形成されている。すなわち、それぞれの本体側端子収容部128が電線挿入溝123から端子挿入孔117にかけて前後方向に形成されている。
ホルダ部121から導出される電線140は、ホルダ部121のホルダ立壁121aに設けられた電線挿入溝123とカバー150とによって端末部が線径方向から挟持されて外方へ導出される。
ハウジング110の底面の左右方向中央(例えば図3(b)参照)には、前後方向(図示で上下方向)に凹状の絶縁溝118が形成されている。絶縁溝118には、後述のカバー150の凸状の絶縁リブ154が嵌め込まれる。
絶縁溝118のホルダ部121側には、上下方向に連通する係止孔124が形成されている。係止孔124には、後述のカバー150の補助係止部153が挿通される。
ハウジング本体部111の底面側の端子挿入孔117近傍には、両端の外周縁に係止爪固定部119が穿設されている。後述のカバー150の係止爪155がコネクタ固定穴65に係止固定される。
図4はカバー150を示す図であり、図4(a)は斜視図、図4(b)は正面図、図4(c)は側面図である。
カバー150は、矩形状のカバーベース部151からなる。カバーベース部151の下面には、一対のブラケット係止部(スナップフィット部161、嵌合筒162)が突設される。
スナップフィット部161は、円周方向に分断された複数の起立可撓片の一部に固定爪が外側に設けられている。このスナップフィット部161は、ブラケット190のスナップフィット係止孔191に係止固定される。嵌合筒162は、ブラケット190の嵌合筒嵌め孔192に挿入される。
カバーベース部151の上面の左右方向中央には前後方向に延びる凸状の絶縁リブ154が形成されている。絶縁リブ154は、上述のように、ハウジング110の凹状の絶縁溝118に嵌合する。
絶縁リブ154の前端近傍には、位置決めボス152と補助係止部153が立設する。位置決めボス152は、ハウジング110にカバー150が嵌め込まれたときに、ホルダ立壁121aの内側近傍に位置する。このとき、位置決めボス152は、ホルダ立壁121aに当接または当接に近い所に位置にする。また、補助係止部153は、係止部127に係止する。
カバーベース部151の両側には、枠状のロックアーム157がカバーベース部151と垂直に突設されている。ロックアーム157には、矩形状のロック穴159が形成される。
一対のロックアーム157は、カバー150がハウジング110に嵌め込まれた際に、ホルダ部121のホルダ側壁121bを両側から挟む。ホルダ側壁121bにそれぞれ重なったロックアーム157は、ホルダ側壁121bのロック突起126がロック穴159に進入して係止される。これにより、カバー150がハウジング110に固定された状態に装着される。
カバー150のカバーベース部151には、一対の係止爪155が形成されている。一方、上述のように、ハウジング110のハウジング本体部111には、係止爪155に対応して一対の係止爪固定部119が形成されている。
また、カバーベース部151の絶縁リブ154の両側に凹状のカバー側端子収容部156が形成されている。すなわち、ハウジング110の本体側端子収容部128に対応するように、前後方向に係止爪155の近傍まで凹状に形成されている。
図5及び図6は完成状態のコネクタ101を示す図である。図5(a)がコネクタ101の側面図、図5(b)が図5(a)のA−A断面図である。図6(a)がコネクタ101の正面図、図6(b)が図6(a)のB−B断面図である。
図5に示すように、コネクタ101では、カバー150がハウジング110に嵌合装着された際に、本体側端子収容部128とカバー側端子収容部156で形成される空間に端子130のL字状の下側部分(圧着部135等が形成される部分)が収納される。
また、2つの端子130の間には、それらを仕切るように絶縁溝118に絶縁リブ154が嵌め込まれている。即ち、絶縁溝118と絶縁リブ154との凹凸嵌合構造によって、2つの端子130が収容される空間間の経路が遮断されている。そして、2つの端子130の間の沿面距離が単純な空間距離よりも十分に長く設定されており、遮断状態を良好に保つことが可能となり、いわゆるコンタミによる不具合、特に導体屑残留によるショート発生を防止することができる。
また、図6(b)に示すように、絶縁リブ154のホルダ立壁121a側で補助係止部153が係止部127に係止することから、カバー150に成形時の変形があったとしても変形を矯正することができ、また、外から応力が作用した場合に変形を抑制することができる。すなわち、上述のコンタミ防止の機能を適正に維持することができる。
図7は、ハウジング110とカバー150との嵌合作業途中の状態のコネクタ101を示す図であり、図7(a)は正面図、図7(b)は図7(a)のC−C断面図である。例えば、図7(b)に示すように、カバーベース部151の係止爪155がハウジング本体部111の係止爪固定部119に引っ掛けられて回転される。即ち、係止爪155及び119は、カバー150が回転される際の支点となる。
ホルダ部121のロック突起126が設けられたそれぞれのホルダ側壁121bには、アーム保護壁125が形成されている。アーム保護壁125は、ホルダ側壁121bの上端から外側へ所定量だけ張り出して形成されている。
係止爪155及び係止爪固定部119を支点として回転されたカバー150は、ロックアーム157のロック穴159がロック突起126に係止されると、ロックアーム157の上側がアーム保護壁125に保護される。
図8は外力が作用した状態のホルダ部121とカバーベース部151との関係を示した図である。図8(a)はスライド方向(図中Z方向)に外力が作用した状態を示している。図8(b)はスナップフィット部161が離脱する方向(図中Y方向)に外力が作用した状態を示している。
図8(a)に示すように、スライド方向に外力が作用した場合、位置決めボス152の先端152aが先にホルダ部121のホルダ立壁121aに当たる。その結果、ロックアーム157とロック突起126(ロックビーク)の係止状態に対して応力が発生することを防止できる。また、図8(b)に示すように、スナップフィット部161の離脱方向へ外力が作用した場合、補助係止部153がロックアーム157と共に外力を受け止める。その結果、ロックアーム157への応力集中を抑制することができる。
<第2の実施形態>
図9は、本実施形態に係るコネクタ201を示す斜視図である。本実施形態のコネクタ201は第1の実施形態の変形例であって、コネクタ201のブラケット290への取り付け構造に特徴を有し、ここでは主にその取り付け構造に着目して説明する。
コネクタ201は、ハウジング210と、2本の端子230(オス端子)と、カバー250と、を備え、配線板等であるブラケット290に固定される。ハウジング210は、ハウジング本体部211とホルダ部221とを一体に備える。ハウジング本体部211の長手方向両側には一対の挿入板部213が起立して設けられている。一対の挿入板部213に挟まれるハウジング本体部211の中央部には、仕切板部215が起立して設けられている。
一対の挿入板部213の間には、一対の端子挿入孔217が穿設されている。これら一対の端子装着孔217の間に、上述の仕切板部215が設けられている。
ハウジング本体部211の前方側には、下面が開口する箱状のホルダ部221がハウジング210の一部分として一体に連設されている。
端子230はハウジング210に圧入保持されるものであり、その電気接触部231が、ハウジング210の端子挿入孔217に圧入される。電気接触部231がハウジング210の端子挿入孔217され、カバー250が嵌め込まれたときに、ホルダ部221から電線140が外方へ導出される。
カバー250は、矩形状のカバーベース部251からなる。カバーベース部251の下面には、一対のブラケット係止部(第1のスナップフィット部261、第2のスナップフィット部262)が突設されている。
図10はブラケット290に取り付けられた状態を下から見たハウジング210の斜視図である。また、図11は図10の領域A1を拡大して示す図であって、第1のスナップフィット部261及び第2のスナップフィット部262のブラケット290への係止構造に着目し拡大して示す図である。図12はブラケット290に取り付けられたコネクタ201を下側から見た図である。
ここで、ブラケット290に形成されている係止用の孔としては、第1のスナップフィット部261が係止する丸穴291と、第2のスナップフィット部262が係止する長穴292の2つが形成されている。丸穴291は基準機能を果たし、長穴292は調芯機能を果たす。
ハウジング210は、2つの端子230が端子挿入孔217に圧入されカバー250が装着された後に、ブラケット290に組み付けられる。すなわち、第1のスナップフィット部261が丸穴291に、第2のスナップフィット部262が長穴292に挿入される。
第1のスナップフィット部261は、筒状構造を円周方向に4つに分断して形成される複数の起立可撓片の一部(外側の2つ)に固定爪が外側に設けられている。すなわち、第1のスナップフィット部261は、傘状の固定爪が設けられた爪付き可撓片261aと、固定爪の無い爪無し可撓片261bとで構成されている。爪付き可撓片261aは、左右方向外側に二つ形成されている。爪無し可撓片261bは内側(第2のスナップフィット部262側)に2つ形成されている。
第2のスナップフィット部262は、第1のスナップフィット部261と対称に形成されている。すなわち、第2のスナップフィット部262は、外側の2つの爪付き可撓片262aと内側の2つの爪無し可撓片262bとで構成されている。
第1のスナップフィット部261が丸穴291に、第2のスナップフィット部262が長穴292に挿入されと、第1のスナップフィット部261及び第2のスナップフィット部262のそれぞれの爪付き可撓片261a、262aが、丸穴291及び長穴292の縁に係止する。
図13は、ブラケット290に取り付けられたコネクタ201に傾かせる外力が作用したときの状態を示した図である。第1のスナップフィット部261と第2のスナップフィット部262とは、左右対称になるように爪付き可撓片261a、262aが形成されているので、爪付き可撓片261a、262aは丸穴291や長穴292の縁に掛かりやすくなっている。すなわち、コネクタ201のブラケット290に対する傾き発生を抑制することができる。その結果、ブラケット290に取り付けられたコネクタ201を輸送するような場合であっても振動によってコネクタ201が外れてしまうことを防止でき、また、電線240のテンションによる捲れ上がりを防止することができる。なお、第1のスナップフィット部261、第2のスナップフィット部262の筒状の起立可撓片の外径を大きくするほど傾きの抑制効果が高まる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素及びその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、第1の実施形態では、ハウジング110とカバー150とは別体に構成されているが、ハウジング110とカバー150とが薄肉ヒンジ部を介して一体に成形されてもよい。また、端子130の数は、3以上であってもよく、その場合、端子130の数に応じて、端子挿入孔117や絶縁リブ154の数が増える。
101、201 コネクタ
110、210 ハウジング
111、211 ハウジング本体部
113、213 挿入板部
115、215 仕切板部
117、217 端子挿入孔
118 絶縁溝
119 係止爪固定部
121、221 ホルダ部
121a ホルダ立壁
121b ホルダ側壁
123 電線挿入溝
124 係止孔
125 アーム保護壁
126、226 ロック突起
128 本体側端子収容部
130、230 端子
131、231 電気接触部
135 圧着部
140、240 電線
150、250 カバー
151 カバーベース部
152 位置決めボス
153 補助係止部
154 絶縁リブ
155 係止爪
156 カバー側端子収容部
157 ロックアーム
159 ロック穴
161 スナップフィット部
162 嵌合筒
190、290 ブラケット
191 スナップフィット係止孔
192 嵌合筒嵌め孔
261 第1のスナップフィット部
261a、262a 爪付き可撓片
261b、262b 爪無し可撓片
262 第2のスナップフィット部
291 丸穴
292 長穴

Claims (4)

  1. ハウジングと、
    一端側に相手側コネクタの相手端子と電気的に接触する電気接触部を有するとともに他端側に電線の端末部が電気的に接続される電線接続部を有して前記ハウジングに圧入保持される複数の端子と、
    前記ハウジングに着脱自在に取り付けられた前記電線接続部を覆うカバーと、
    を備え、
    前記カバーと前記ハウジングとは、前記複数の端子を凹凸嵌合構造により分離していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングの側壁に突設されたロック突起と、
    前記カバーに突設されて前記ロック突起に係止されるロック穴が形成されたロックアームと、を備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記凹凸嵌合構造は、前記カバーの凸状部と前記ハウジングの凹状部とによって構成され、
    前記カバーの前記凸状部は、前記ロックアームが形成される側の端部において、前記ハウジングの前記電線が引き出される側の壁面内側に当接する位置決めボスを備えることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記凹凸嵌合構造は、前記カバーの凸状部と前記ハウジングの凹状部とによって構成され、
    前記カバーの前記凸状部は、前記ロックアームが形成される側の端部近傍において、前記ハウジングと係止する補助係止部を備えることを特徴とする請求項2または3に記載のコネクタ。
JP2015144526A 2015-07-22 2015-07-22 コネクタ Active JP6599149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015144526A JP6599149B2 (ja) 2015-07-22 2015-07-22 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015144526A JP6599149B2 (ja) 2015-07-22 2015-07-22 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017027747A true JP2017027747A (ja) 2017-02-02
JP6599149B2 JP6599149B2 (ja) 2019-10-30

Family

ID=57946143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015144526A Active JP6599149B2 (ja) 2015-07-22 2015-07-22 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6599149B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106992389A (zh) * 2017-04-21 2017-07-28 中山市古镇宏立电线电器厂有限公司 用于插头的组合式分线槽装置
CN109546395A (zh) * 2018-11-09 2019-03-29 贵州振华华联电子有限公司 一种异型结构的汽车接插件
JP7042993B1 (ja) * 2021-06-14 2022-03-28 三菱電機株式会社 端子台装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001052795A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Yazaki Corp 圧接コネクタ
JP2007537566A (ja) * 2004-05-12 2007-12-20 エフシーアイ プラグコネクタ及び該プラグコネクタのプレアセンブリ方法
JP2011060708A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001052795A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Yazaki Corp 圧接コネクタ
JP2007537566A (ja) * 2004-05-12 2007-12-20 エフシーアイ プラグコネクタ及び該プラグコネクタのプレアセンブリ方法
JP2011060708A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106992389A (zh) * 2017-04-21 2017-07-28 中山市古镇宏立电线电器厂有限公司 用于插头的组合式分线槽装置
CN109546395A (zh) * 2018-11-09 2019-03-29 贵州振华华联电子有限公司 一种异型结构的汽车接插件
JP7042993B1 (ja) * 2021-06-14 2022-03-28 三菱電機株式会社 端子台装置
WO2022264229A1 (ja) * 2021-06-14 2022-12-22 三菱電機株式会社 端子台装置
CN116325368A (zh) * 2021-06-14 2023-06-23 三菱电机株式会社 端子台装置
CN116325368B (zh) * 2021-06-14 2024-03-26 三菱电机株式会社 端子台装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6599149B2 (ja) 2019-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8858274B2 (en) Electric terminal
JP5129880B2 (ja) コネクタ端子及び該コネクタ端子を備えたコネクタ
WO2018163788A1 (ja) シールド端子及びシールドコネクタ
US9941630B2 (en) Power source connector device
JP6605333B2 (ja) コネクタ及びコネクタ組立体
JP2009170289A (ja) ワイヤハーネス及びワイヤハーネス組立方法
US9997881B2 (en) Electric connector
JPWO2014030626A1 (ja) 電子部品、電子部品と端子金具との接続構造、電子部品を有する電気接続箱
US11228145B2 (en) Communication connector
US20180131117A1 (en) Joint connector
JP2010157368A (ja) 電気コネクタ
WO2012067255A1 (en) Terminal connection structure
JP6599149B2 (ja) コネクタ
US9231338B2 (en) Variable wire strain relief connector
JP6605341B2 (ja) コネクタ
JP2010157367A (ja) 電気コネクタ
JP2015022968A (ja) コネクタ
JP7219464B2 (ja) 電気コネクタ
JP2013026127A (ja) 嵌合検知構造
JP2009199890A (ja) ケーブルコネクタ
JP6641320B2 (ja) コネクタ
JP2012238550A (ja) コネクタ
WO2015099180A1 (ja) コネクタ
JP5365093B2 (ja) 短絡回路を含むワイヤハーネス
KR102338051B1 (ko) 동축 커넥터 및 동축 케이블을 구비한 동축 커넥터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6599149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250