JP2010089326A - 自動清掃機構とこれを備えた光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

自動清掃機構とこれを備えた光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】清掃部材の交換に際して駆動ギヤを取り外す必要がなく、駆動ギヤの位置ずれを防いで該駆動ギヤの安定した噛合を確保することができる自動清掃機構を提供すること。
【解決手段】走査光学系から出射される光の出射口を防塵ガラス4で覆って成るラーザースキャナユニット(走査光学装置)に設けられる機構であって、軸方向一端に駆動ギヤ15が取り付けられたスクリュー軸7に清掃部材(保持部材8及び清掃パッド9)を螺合せしめ、スクリュー軸7を回転させて清掃パッド9を防塵ガラス4に沿って移動させることによって該防塵ガラス4を自動的に清掃する自動清掃機構5において、スクリュー軸7を駆動ギヤ15に対して抜き差し可能とし、駆動ギヤ15を第1の軸受11とプレート14に形成された第2の軸受12との間に配置するとともに、該駆動ギヤ15を軸受11,12の少なくとも一方によって回転可能に嵌合保持するよう構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、走査光学系から出射される光の出射口を覆う防塵ガラスを自動的に清掃するための自動清掃機構とこれを備えた光走査装置及び画像形成装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、帯電手段によって表面が一様に帯電された感光ドラム等の像担持体に光走査装置から潜像書き込み用の光を照射して該像担持体上に潜像を形成し、この潜像を現像装置によって現像剤であるトナーを用いて現像してトナー像として顕像化することが行われている。
ここで、上記光走査装置は、像担持体に対して潜像書き込み用の光を出射する走査光学系をフレーム内に収容して構成され、フレームには走査光学系から出射される光の出射口が形成され、この出射口は透明な防塵ガラスで覆われている。
斯かる光走査装置においては、防塵ガラスの表面に汚れや埃が付着すると光学特性が悪化するため、防塵ガラスの表面を定期的に清掃する必要があり、そのための自動清掃機構が提案されている。
例えば、特許文献1には、清掃機構の清掃部材を設けた側に凹形状を形成することによって、汚れが清掃部材に付着する前に清掃機構自体に付着することを防止する構成が提案されている。
又、特許文献2には、先端部にシールガラス(防塵ガラス)の表面を清掃可能なパッド(清掃部材)を備えるクリーニング棒をシールガラスの長手方向に沿ってスライド可能に保持し、該クリーニング棒の挿入完了位置においてパッドを光走査装置上で且つ光走査装置の表面から離間した位置に保持することによって、清掃機構が光走査装置の交換作業に影響を与えることがないようにした構成が提案されている。
特開2007−030399号公報 特開2007−206579号公報
ところで、光走査装置に備えられた自動清掃機構は、軸方向一端に駆動ギヤが取り付けられたスクリュー軸に清掃部材を螺合せしめ、前記駆動ギヤに入力される駆動力によって前記スクリュー軸を回転させて前記清掃部材をカバーガラスに沿って移動させることによって該カバーガラスを自動的に清掃するものであるが、清掃パッド等の清掃部材はカバーガラス上を摺擦するために摩耗し、その清掃能力が次第に低下するために定期的に新しいものと交換される。
従来、清掃部材の交換は、これが螺合するスクリュー軸を駆動ギヤと共に光走査装置のフレームから取り外して行われていたため、清掃部材を新しいものに交換した後にスクリュー軸と駆動ギヤをフレームに取り付けると駆動ギヤの位置がずれてしまい、該駆動ギヤの安定した噛み合いが不可能になる可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、清掃部材の交換に際して駆動ギヤを取り外す必要がなく、駆動ギヤの位置ずれを防いで該駆動ギヤの安定した噛合を確保することができる自動清掃機構とこれを備えた光走査装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、像担持体に対して潜像書き込み用の光を出射する走査光学系をフレーム内に収容し、該走査光学系から出射される光の出射口を防塵ガラスで覆って成る走査光学装置に設けられる機構であって、軸方向一端に駆動ギヤが取り付けられたスクリュー軸に清掃部材を螺合せしめ、前記駆動ギヤに入力される駆動力によって前記スクリュー軸を回転させて前記清掃部材を前記防塵ガラスに沿って移動させることによって該防塵ガラスを自動的に清掃する自動清掃機構において、前記スクリュー軸を前記駆動ギヤに対して抜き差し可能とし、前記駆動ギヤを前記フレームに立設された第1の軸受と前記フレームに着脱可能に取り付けられたプレートに形成された第2の軸受との間に配置するとともに、該駆動ギヤを前記第1及び第2の軸受の少なくとも一方によって回転可能に嵌合保持するよう構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記駆動ギヤの軸部を前記第1及び第2の軸受の少なくとも一方の円孔に回転可能に挿入嵌合させるとともに、該駆動ギヤの中心に形成された係合孔に前記スクリュー軸の一端に形成された係合部を抜き差し可能に挿入嵌合させたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、像担持体に対して潜像書き込み用の光を出射する走査光学系をフレーム内に収容し、該走査光学系から出射される光の出射口を防塵ガラスで覆って成る光走査装置が請求項1又は2記載の自動清掃機構を備えることを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、請求項3記載の光走査装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、スクリュー軸を駆動ギヤに対して抜き差し可能とし、駆動ギヤをフレームに立設された第1の軸受とフレームに着脱可能に取り付けられたプレートに形成された第2の軸受との間に配置するとともに、該駆動ギヤを前記第1及び第2の軸受の少なくとも一方によって回転可能に嵌合保持するよう構成したため、清掃部材の交換に際しては駆動ギヤをフレーム側に残してスクリュー軸のみをフレームから取り外すことができる。従って、清掃部材の交換に際して駆動ギヤを取り外す必要がなく、駆動ギヤの位置ずれを防いで該駆動ギヤの他のギヤとの安定した噛合を確保することができ、この結果、スクリュー軸を正確に回転させて防塵ガラスの自動清掃を常に正常且つ安定的に行うことができる。尚、駆動ギヤの取り外しは、第2の軸受が形成されたプレートをフレームから取り外すことによって行われる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に係る画像形成装置を図1に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのカラーレーザープリンタの断面図であり、図示のカラーレーザープリンタはタンデム型であって、その本体100内の中央部には、マゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1Kが一定の間隔でタンデムに配置されている。
上記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kには、像担持体である感光ドラム2a,2b,2c,2dがそれぞれ配置されており、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写ローラ5a,5b,5c,5d及びドラムクリーニング装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
ここで、前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状の感光体であって、不図示の駆動モータによって図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。又、前記帯電器3a〜3dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
更に、前記現像装置4a〜4dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(K)トナーをそれぞれ収容しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成された各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として可視像化するものである。
又、前記転写ローラ5a〜5dは、各一次転写部にて中間転写ベルト7’を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト7’は、二次転写対向ローラ8’とテンションローラ9’との間に張設されて各感光ドラム2a〜2dの上面側に走行可能に配置されており、前記二次転写対向ローラ8’は、二次転写部において中間転写ベルト7’を介して二次転写ローラ10’に当接可能に配置されている。又、テンションローラ9’の近傍にはベルトクリーニング装置11’が設けられている。
ところで、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの上方には、前記各現像装置4a〜4dにトナーを補給するためのトナーコンテナ12a,12b,12c,12dが一列に並設されている。
又、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの下方には本発明に係る光走査装置(レーザースキャナユニット)1’が配置され、その下方の本体100の底部には給紙カセット14’が着脱可能に設置されている。そして、給紙カセット14’には複数枚の不図示の用紙が積層収容されており、この給紙カセット14’の近傍には、給紙カセット14’から用紙を取り出すピックアップローラ15’と、取り出された用紙を分離して搬送パスLへと1枚ずつ送り出すフィードローラ16’とリタードローラ17’が設けられている。
又、装置本体100の側部を上下方向に延びる前記搬送パスLには、用紙を搬送する搬送ローラ対18’と、用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで前記二次転写対向ローラ8’と二次転写ローラ10’との当接部である二次転写部へと供給するレジストローラ対19’が設けられている。尚、搬送パスLの横には、用紙の両面に画像を形成する場合に使用される別の搬送パスL’が形成されており、この搬送パスL’には複数の反転ローラ対20’が適当な間隔で設けられている。
ところで、装置本体100内の一側部に縦方向に配置された前記搬送パスLは、装置本体100の上面に設けられた排紙トレイ21’まで延びており、その途中には定着装置22’と排紙ローラ対23’,24’が設けられている。
次に、以上の構成を有するカラーレーザープリンタによる画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dが図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、帯電器3a〜3dによって一様に帯電される。又、光走査装置1は、各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー光を出射し、そのレーザー光を各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
そして、先ず、マゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによってマゼンタトナーを付着させ、該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部(転写ニップ部)において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された転写ローラ5aの作用によって、図示矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト7’上に一次転写される。
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト7’は、次のシアン画像形成ユニット1Cへと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト7’上のマゼンタトナー像に重ねて転写される。
以下同様にして、中間転写ベルト7’上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像の上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1Kの各感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト7’上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト7’上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各ドラムクリーニング装置6a〜6dによって除去され、各感光ドラム2a〜2dは次の画像形成に備えられる。
そして、中間転写ベルト7’上のフルカラートナー像の先端が二次転写対向ローラ8’と二次転写ローラ10’間の二次転写部(転写ニップ部)に達するタイミングに合わせて、給紙カセット14’からピックアップローラ15’とフィードローラ16’及びリタードローラ17’によって搬送パスLへと送り出された用紙がレジストローラ対19’によって二次転写部へと搬送される。そして、二次転写部に搬送された用紙に、トナーと逆極性の二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ10’によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7’から一括して二次転写される。
而して、フルカラーのトナー像が転写された用紙は、定着装置22’へと搬送され、フルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて用紙の表面に熱定着され、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ対23’,24’によって排紙トレイ21’上に排出されて一連の画像形成動作が完了する。尚、用紙上に転写されないで中間転写ベルト7’上に残留する転写残トナーは、前記ベルトクリーニング装置11’によって除去され、中間転写ベルト7’は次の画像形成に備えられる。
次に、本発明に係る前記光走査装置1について説明する。
図2は本発明に係る光走査装置の平面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB部拡大斜視図、図5は図4の要部を拡大して示す斜視図、図6は図5に示す状態からスクリュー軸を取り外した状態を示す部分斜視図、図7及び図8は図6に示す状態から清掃パッドとこれを保持する保持部材を取り外した状態を示す部分斜視図、図9は本発明に係る自動清掃機構の分解斜視図である。
図2に示す光走査装置1は、電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成装置、特に像担持体である複数の感光ドラムを並設して成るカラー画像形成装置に備えられるレーザースキャナユニット(LSU)であって、図示しないが、その矩形ボックス状のフレーム2内には、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各カラーに対応する4つの感光ドラムに対して潜像書き込み用のレーザー光を出射する4つの走査光学系が長手方向(図2の左右方向)にタンデムに並設されて収容されている。
又、フレーム2の上面を覆うカバー3には、4つの走査光学系からそれぞれ出射されるレーザー光が通過するための矩形の細長い4つの出射口(不図示)が形成されており、これらの出射口は、光を透過する透明な細長い防塵ガラス4によって覆われている。ここで、各出射口とこれを覆う防塵ガラス4は、レーザー光の各感光ドラムに対する主走査方向(図2の上下方向)に長い矩形を成しており、各防塵ガラスの4表面は本発明に係る自動清掃機構5によって清掃される。
次に、本発明に係る自動清掃機構5の構成について説明する。
図2に示すように、本実施の形態に係るレーザースキャナユニット1には、各防塵ガラス4に対して1組の自動清掃機構5が計4組設けられており、4つの防塵ガラス4の各々は各自動清掃機構5によってそれぞれ自動的に清掃される。
各自動清掃機構5は、フレーム2の一側部(図2の下側の面)に設けられた図4に示す駆動モータ6からギヤトレインGを経て伝達される駆動力によって回転駆動されるスクリュー軸7と、該スクリュー軸7に螺合挿通する保持部材8と、該保持部材8に取り付けられた清掃部材である清掃パッド9(図4参照)を含んで構成されている。そして、図4〜図6に示すように、保持部材8には動作復帰用バネ10が該保持部材8の移動方向(レーザー光の主走査方向)に貫通保持されている。尚、各清掃パッド9は、弾性を有するブレード部材で構成されており、平面視で各防塵ガラス4にオーバーラップする位置(即ち、各防塵ガラス4の表面を摺擦して清掃することができる位置)に配置されており、保持部材8によって防塵ガラス4の上面に対して略垂直に保持されている。又、前記駆動モータ6には正逆転可能なものが使用されている。
上記スクリュー軸7は樹脂にて成形された撓曲可能なものであって、フレーム2の上面に被着されたカバー3上にレーザー光の主走査方向(図2の上下方向)に長く配されており、図4に示すように、該スクリュー軸7の駆動側の一端(図3の左端)は2つの軸受11,12によって回転可能に支持され、反駆動側の他端は1つの軸受13によって回転可能に支持されている。
ここで、スクリュー軸7の駆動側の支持構造について説明する。
スクリュー軸7の駆動側の一端を支持する前記2つの軸受11,12のうちの一方の軸受11は、図3〜図9に示すように樹脂製の前記カバー3に一体に立設されており、この軸受11の中心部には円孔11aが貫設されている。又、他方の軸受12は、フレーム2の側部(前記駆動モータ6やギヤトレインG(図3参照)が配置される側の面)に着脱可能に取り付けられたプレート14に一体に形成されており、この軸受12の中心部にも軸受11に形成された前記円孔11aと同径の円孔12aが貫設されている。
而して、上記2つの軸受11,12は、両者の間に所定の隙間をあけて対向配置されており、これらに各々形成された円孔11a,12aは同心上に配置されている。そして、両軸受11,12の間には、スクリュー軸7の駆動側の一端に取り付けられる駆動ギヤ15が配置されている。
上記駆動ギヤ15の一端面からは図8に示すように軸部15Aが一体に突設されており、該駆動ギヤ15の中心部には図5〜図7に示すようにDカット孔15aが貫設されている。そして、図9に示すように、スクリュー軸7の駆動側の端部にはDカット部7aが形成されている。
而して、駆動ギヤ15は、フレーム2から取り外されたプレート14の軸受12の円孔12aにその軸部15Aが嵌め込まれることによって軸受12に回転可能に支持され、このように駆動ギヤ15が支持されたプレート14をフレーム2の側部に取り付けることによって図7及び図8に示すように両軸受11,12の間に回転可能に配置される。このとき、両軸受11,12にそれぞれ形成された円孔11a,12aと駆動ギヤ15に形成されたDカット孔15aは同心上に位置して互いに連通している。
上記状態からスクリュー軸7の駆動側端部を軸受11の内側から該軸受11の円孔11aに差し込んで嵌め込み、スクリュー軸7全体を押し込めば、該スクリュー軸7の端部に形成されたDカット部7aが駆動ギヤ15のDカット孔15aに嵌合して駆動ギヤ15がスクリュー軸7に結着され、両者は一体に回転可能となる。そして、スクリュー軸7を更に押し込むと、その端部が軸受12の円孔12aに嵌合し、該スクリュー軸7の駆動側の端部が2つの軸受11,12によって回転可能に支持されるとともに、前述のように駆動ギヤ15がスクリュー軸7の駆動側端部に結着され、該駆動ギヤ15は図3に示すギヤトレインGを構成する1つのギヤG1に噛合する。その後、スクリュー軸7を撓ませてその反駆動側端部を図3に示す軸受13に差し込めば、スクリュー軸7の組み付けが完了し、該スクリュー軸7が回転可能に支持される。
而して、図2に示すレーザースキャナユニット1を備えたカラー画像形成装置による画像形成動作中においては、レーザースキャナユニット1の走査光学系から出射される潜像書き込み用のレーザー光が各感光ドラムを走査することによって各感光ドラムには静電潜像がそれぞれ形成される。そして、各感光ドラムにそれぞれ形成された静電潜像は、不図示の現像装置によって各色のトナーを用いて現像されてカラートナー像として顕像化され、以後、転写、定着等の所定のプロセスを経て用紙上にフルカラー画像が形成される。
ところで、上記画像形成動作が繰り返されると、レーザースキャナユニット1の防塵ガラス4の表面に汚れや埃が付着するために光学特性が悪化するという問題が発生する。このため、本実施の形態に係るレーザースキャナユニット1においては、各防塵ガラス4の表面が自動清掃機構5によってそれぞれ自動的に清掃される。
即ち、図3に示す駆動モータ6が駆動されてその駆動力がギヤトレインGを経て各スクリュー軸7の駆動ギヤ15に入力されると、4本スクリュー軸7が同時に回転駆動される。
上述のように4本のスクリュー軸7が回転駆動されると、各スクリュー軸7に螺合挿通する保持部材8がレーザー光の主走査方向(図2の上下方向)に沿って移動する。このように各保持部材8が移動すると、該保持部材8に保持された清掃パッド9も各防塵ガラス4の表面を摺擦しながら同方向に移動し、各防塵ガラス4の表面に付着した汚れや埃が清掃パッド9によって除去され、各防塵ガラス4の表面が清掃される。
そして、駆動モータ6を正逆転させれば、各スクリュー軸7も正逆転するために各保持部材8とこれに保持された清掃パッド9が各防塵ガラス4上を往復動し、このように往復動する清掃パッド9によって各防塵ガラス4が清掃されるが、清掃パッド9は防塵ガラス4上を摺擦するために摩耗し、その清掃能力が次第に低下するために定期的に新しいものと交換される。
而して、清掃パッド9の交換はスクリュー軸7を取り外すことによってなされるが、本実施の形態に係る自動清掃機構5においては、スクリュー軸7を駆動ギヤ15に対して抜き差し可能とし、駆動ギヤ15を2つの軸受11,12の間に配置するとともに、該駆動ギヤ15を一方の軸受12によって回転可能に嵌合保持するよう構成したため、清掃パッド9の交換に際しては駆動ギヤ15をフレーム2側に残してスクリュー軸7を撓ませることによって該スクリュー軸7のみをフレーム2から取り外すことができる。
従って、清掃パッド9の交換に際して駆動ギヤ15を取り外す必要がなく、駆動ギヤ15の位置ずれを防いで該駆動ギヤ15の他のギヤG1との安定した噛合を確保することができ、この結果、スクリュー軸7を正確に回転させて防塵ガラス4の自動清掃を常に正常且つ安定的に行うことができる。尚、駆動ギヤ15の取り外しは、軸受12が形成されたプレート14をフレーム2から取り外すことによって行われる。
ところで、本実施の形態では、駆動ギヤ15の一端面のみに軸部15Aを設け、この軸部15Aを一方の軸受12の円孔12aに嵌合させて駆動ギヤ15を該軸受12に回転可能に支持する構成を採用したが、駆動ギヤ15の他端面に軸部を設け、該軸部を他方の軸受11の円孔11aに嵌合させて駆動ギヤ15を該軸受11に回転可能に支持するようにしても良い。或いは、駆動ギヤ15の両面に軸部を設け、各軸部を軸受11,12の各円孔11a,12aにそれぞれ嵌合させて駆動ギヤ15を両軸受11,12に回転可能に支持するよう構成しても良い。
尚、以上は本発明をカラー画像形成装置に備えられる光走査装置とこれに設けられた自動清掃機構に対して適用した形態について説明したが、本発明は、モノクロ画像形成装置に備えられる光走査装置とこれに設けられた自動清掃機構に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係るカラーレーザープリンタの断面図である。 本発明に係る光走査装置の平面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のC部拡大斜視図である。 図4の要部を拡大して示す斜視図である。 図5に示す状態からスクリュー軸を取り外した状態を示す部分斜視図である。 図6に示す状態から清掃パッドとこれを保持する保持部材を取り外した状態を示す部分斜視図である。 図6に示す状態から清掃パッドとこれを保持する保持部材を取り外した状態を示す部分斜視図である。 本発明に係る自動清掃機構の分解斜視図である。
符号の説明
1 レーザースキャナユニット(光走査装置)
2 フレーム
3 カバー
4 防塵ガラス
5 自動清掃機構
6 駆動モータ
7 スクリュー軸
7a スクリュー軸のDカット部
8 保持部材
9 清掃パッド(清掃部材)
10 動作復帰用バネ
11 第1の軸受
11a 第1の軸受の円孔
12 第2の軸受
12a 第2の軸受の円孔
13 反駆動側の軸受
14 プレート
15 駆動ギヤ
15A 駆動ギヤの軸部
15a 駆動ギヤのDカット孔
G ギヤトレイン
G1 ギヤ

Claims (4)

  1. 像担持体に対して潜像書き込み用の光を出射する走査光学系をフレーム内に収容し、該走査光学系から出射される光の出射口を防塵ガラスで覆って成る光走査装置に設けられる機構であって、軸方向一端に駆動ギヤが取り付けられたスクリュー軸に清掃部材を螺合せしめ、前記駆動ギヤに入力される駆動力によって前記スクリュー軸を回転させて前記清掃部材を前記防塵ガラスに沿って移動させることによって該防塵ガラスを自動的に清掃する自動清掃機構において、
    前記スクリュー軸を前記駆動ギヤに対して抜き差し可能とし、前記駆動ギヤを前記フレームに立設された第1の軸受と前記フレームに着脱可能に取り付けられたプレートに形成された第2の軸受との間に配置するとともに、該駆動ギヤを前記第1及び第2の軸受の少なくとも一方によって回転可能に嵌合保持するよう構成したことを特徴とする自動清掃機構。
  2. 前記駆動ギヤの軸部を前記第1及び第2の軸受の少なくとも一方の円孔に回転可能に挿入嵌合させるとともに、該駆動ギヤの中心に形成された係合孔に前記スクリュー軸の一端に形成された係合部を抜き差し可能に挿入嵌合させたことを特徴とする請求項1記載の自動清掃機構。
  3. 像担持体に対して潜像書き込み用の光を出射する走査光学系をフレーム内に収容し、該走査光学系から出射される光の出射口を防塵ガラスで覆って成る装置であって、請求項1又は2記載の自動清掃機構を備えたことを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項3記載の光走査装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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