JP4773999B2 - シール部材、粉体収納容器及び画像形成装置 - Google Patents

シール部材、粉体収納容器及び画像形成装置 Download PDF

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本発明は、搬送される現像用の粉体をシールするシール部材と、このシール部材を設けた粉体収納容器と、この粉体収納容器を用いた画像形成装置に関する。
粉体の現像剤を用いる複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機などの画像形成装置では、現像剤である補給用のトナーを、現像剤搬送経路を介して現像装置へ、あるいは、廃棄する廃トナーを、廃トナー搬送経路を介して廃トナー収納容器へ搬送している、
このような構造において、現像装置や廃トナー収納容器には、供給口や回収口となる開口部がそれぞれ形成されており、これらの開口部には、現像剤搬送経路や廃トナー搬送経路の構成部材である管材が挿入される。又、これら開口部の周辺部には、開口部と管材との間からのトナーの飛散を防止するためのシール部材が設けられている。
シール部材として、ブラシ部材を設けることがなされている。又、特許文献1には、シール部材としては、発泡PUR等の弾性部材を設けることが記載されている。
特開2002−72650号公報
従来のブラシ部材では、毛体が垂直に植毛されている。このようなブラシ部材や特許文献1の発泡PUR等の弾性部材を設けた構造では、補給用のトナー収容器や廃トナー容器を交換する際、トナー落ち、飛散が発生する不都合がある。
画像形成装置では、パーソナル化が進み、メンテナンスフリー化やメンテナンスを容易にするために、作像系をユニット化したプロセスカートリッジを備えたものが主流となっている。このため、補給用のトナー収納容器や廃トナー収納容器等もユーザ自身が交換する形態が多く、上述のようにトナー飛散が発生することにより、ユニット交換時にユーザの手などをトナーで汚す問題がある。
又、プリンタや複写機の高画質化に伴い、小粒径トナーあるいは重合トナーが搭載されており、これらのトナーは飛散し易いため、上述のような問題が多発している。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたものであり、補給用のトナー収納容器や廃トナー収納容器等の容器や現像ユニット、感光体ユニット等の着脱交換時、トナーの落下、飛散を防止することが可能なシール部材、粉体収納容器及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明のシール部材は、現像用の粉体の搬送経路が挿入される粉体収納容器の開口部に設けられるシール部材であって、毛体を有するブラシが開口部の内部に設けられており、毛体は搬送経路の挿入方向に対して順方向に傾いていることを特徴とする。
請求項2記載の発明の粉体収納容器は、現像用の粉体の搬送経路を挿入するための開口部が形成され、内部に粉体を収納する容器であって、ブラシからなるシール部材が開口部の内部に設けられ、ブラシの毛体は搬送経路の挿入方向に対して順方向に傾いていることを特徴とする。
請求項3記載の発明の粉体収納容器は、現像用の粉体の搬送経路が挿入される開口部を有すると共に装置本体に着脱可能となっており、搬送経路から排出された粉体を内部に収納する粉体収納容器であって、搬送経路の粉体排出口付近を清掃するクリーニングローラが開口部に近接した内部に設けられており、装置本体への着脱に連動してクリーニングローラを回転させる連動手段がクリーニングローラに連結されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の粉体収納容器であって、クリーニングローラはブラシローラであることを特徴とする。
請求項5記載の発明の画像形成装置は、像担持体を備えた少なくとも1のプロセスカートリッジを備えた画像形成装置であって、画像形成後の像担持体上の残留トナーをクリーニングした後の廃トナーを収容する容器として請求項2〜4のいずれか1項に記載の粉体収納容器が用いられていることを特徴とする。
本発明のシール部材によれば、ブラシの毛体に順方向の傾きが形成されているため、ブラシに被清掃面が接触する方向によって清掃能力に差が発生する。すなわち、毛体が倒される方向への操作には、粉体が落下することがなく、逆に毛体が立ち上がる方向への操作では、粉体が落下する。これにより、シール部材は、粉体の落下、飛散を防止することができる。
本発明の粉体収納容器によれば、粉体の搬送経路の挿入、離脱の際に粉体が落下したり、飛散したりすることを防止できる。
本発明の画像形成装置によれば、粉体の落下や飛散を防止できる画像形成装置とすることができる。
本発明を、カラー画像を形成するカラープリンタに適用した実施形態により、具体的に説明する。図1〜図3は、カラープリンタの構造を示している。
図1に示すプリンタは、装置本体1の下部に記録材としての用紙29が収納される給紙部2が配設され、その上方に画像形成部3を配置している。画像形成部3には、像担持体としての感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kを備えた作像手段として4個のプロセスカートリッジ(作像ユニット)8Y,8C,8M,8Kを備えた作像部8と、複数のローラ4,5,6と、これらローラに巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトからなる中間転写体としての中間転写ベルト7aとを有する中間転写ユニット7と、各像担持体に光書込みを行う光書込み部としての光書き込みユニット15と、用紙29にトナー像を定着する定着手段22とが設けられている。
プロセスカートリッジである作像ユニット8Y,8C,8M,8Kと中間転写ユニット7は、装置本体1に対して着脱自在となっている。給紙部2から定着手段11までの間には、画像形成部3で画像を形成された用紙29を搬送する搬送経路Rが形成されている。用紙29に対する転写部(二次転写部)を構成するローラ6は搬送経路Rに臨んで配置されている。搬送経路Rの端部は、装置本体1の上部に形成された積載部としての排紙トレイ25に向かって開放されている。この端部には、搬送されてくる用紙29を排紙トレイ25に向かって排出する排出装置30が設けられている。
中間転写ベルト7aのローラ4とローラ5間は、このベルトの下部側ベルト走行辺に相当している。中間転写ベルト7aには、ローラ6と対向する部位に2次転写装置となる2次転写ローラ20が搬送経路Rに臨むように配設されている。ローラ4と対向する部位には、中間転写ベルト表面を清掃するベルトクリーニング装置21が配設されている。
ベルトクリーニング装置21は、図2に示すように、中間転写ベルト表面に接触してベルト表面の残留トナーを取り除くクリーニングローラ21Aと、クリーニングローラ21Aで取り除かれたトナーを廃トナーとして収納する文体収納容器50へと搬送する搬送経路であるトナー移送パイプ21Cと、トナー移送パイプ21C内に設けられていて、廃トナーを搬送する搬送スクリュー21Bとを備えている。
作像ユニット8Y,8C,8M,8Kは、図2に示すように、それぞれ感光体ドラム10Y,10C,10M,10K、各感光体ドラムを帯電する帯電装置11Y,11C,11M,11K、各感光体ドラム表面に残留した現像剤である未転写トナーなどの廃トナーを除去するクリーニング手段13Y,13C,13M,13K、各感光体ドラムに形成された潜像を現像する現像装置12Y,12C,12M,12Kが一体的に形成されている。図3はプロセスカートリッジである作像ユニットを示す。
中間転写ユニット7は、図2に示すように、中間転写ベルト7a、転写ベルト7aを回転可能に支持する複数のローラ4,5,6、各感光体ドラムに形成されたトナー像を中間転写ベルト7に転写する一次転写ローラ14Y,14C,14M,14Kとを備える。一次転写ローラ14Y,14C,14M,14Kは、各感光体ドラムが中間転写ベルト7aに接する位置の、中間転写ベルト7aの内側にはそれぞれ設けられている。
クリーニング手段13Y,13C,13M,13Kは、各感光体ドラムに接触してこれら感光体ドラム表面の残留トナーを取り除くクリーニング部材としてのクリーニングローラ131Y,131C,131M,131Kと、粉体収納容器50へと回収したトナーを搬送する搬送経路を構成する移送パイプ40Y,40C,40M,40Kとが設けられている。クリーニング部材としてはローラではなく、周知のブレードであっても良い。
トナー移送パイプ40Y,40C,40M,40Kの内部には、図2及び図3に示すように、廃トナーを搬送する搬送スクリュー132Y,132C,132M,132Kが設けられている。現像装置12Y,12C,12M,12Kには、トナーが減ると装置本体1の上部に配設されたトナー補給ボトルT1,T3,T3,T4から補給用のトナーがそれぞれ図示しない補給トナー搬送経路を介して供給される。
図1に示すように、光書き込みユニット15は、光変調されたレーザ光Lを各感光体ドラムの表面に照射して、感光体表面に色毎の潜像を形成するものであり、この実施形態では、作像部8の下方に配置されている。
プリンタでは、画像形成動作が開始されると、各作像ユニットの感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kが図示しない駆動装置によって時計方向に回転駆動され、各感光体ドラムの表面が帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体ドラムの表面には、光書き込みユニット15からレーザ光Lがそれぞれ照射されて、それぞれの表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラムに露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びブラック(K)の色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像は、感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kと現像装置12Y,12C,12M,12Kの間を通るとき、各現像装置から供給されるトナーによってトナー像として可視像化される。
中間転写ベルト7aが巻きかけられた複数のローラ4,5,6のうち、1つのローラが図示していない駆動装置によって反時計方向に回転駆動され、これにより中間転写ベルト7aが矢印で示す反時計周り方向に走行駆動され、他のローラが従動回転する。このように走行する中間転写ベルト7aには、イエローのトナーを有する現像装置12Yを具備する作像ユニット8Yで形成されたイエロートナー像が転写ローラ14Yによって転写される。その転写されたイエロートナー像には、作像ユニット8C,8M及び8BKで形成されたシアントナー像、さらにマゼンタトナー像及びブラックトナー像が転写ローラ14C、14M、14Kによって順次重ね転写され、かくして中問転写ベルト7aはその表面にフルカラーのトナー像を担持する。
トナー像が転写された後の各感光体ドラム表面に付着する残留トナーは、クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kによって感光体ドラム表面から除去され、次いでその表面が図示していない除電装置によって除電作用を受け、その表面電位が初期化されて次の画像形成に備えられる。
給紙部2から給紙される用紙29は、搬送経路Rに送り込まれ、図1に示す2次転写ローラ20よりも給紙側に配設されたレジストローラ対24によって給紙タイミングを計られて、ローラ6と2次転写ローラ20とが対向する2次転写部に給送される。このとき2次転写ローラ20には、中問転写ベルト表面のトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト7aの表面のトナー像が用紙29上に一括して転写される。トナー像を転写された用紙29は、定着手段22へと搬送され、定着手段22を通過する際に熱と圧が加えられてトナー像が溶融されて定着される。
トナー像が定着された用紙29は、搬送経路Rの端部に配設された排出装置30へと搬送され、排紙トレイ25へと排出される。トナー像を用紙29に転写後の中間転写ベルト7aは、このベルトに残留したトナーがベルトクリーニング装置21より除去される。
クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kの廃トナーは、搬送スクリュー132Y,132C,132M,132Kが図示しない駆動源によって回転されることで、トナー移送パイプ40Y,40C,40M,40Kの内部を通って粉体収納容器50へ搬送されて回収される。ベルトクリーニング装置21の廃トナーは、搬送スクリュー21Bが図示しない駆動源によって回転されることで、トナー移送パイプ21Cの内部を通って粉体収納容器50へ搬送されて回収される。
以上のプリンタは、4個の作像ユニット8Y,8M,8C及び8Kを中間転写ベルト7aに対向して設け、中間転写ベルト7aに順次各色のトナー像を重ね転写するため、作像手段が1つで4色の現像装置を持ち、中間転写ベルト上にトナー像を重ね転写し、その後用紙に転写する形式のものと比べて作像時間を大幅に短縮することができる。また、装置本体1の上部に排紙トレイ25が形成されているので、装置本体1から排紙トレイ25が周囲に飛び出ることがなく、設置面積や占有面積が小さくなる。
以上の説明は、用紙29上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、このプリンタは、作像部8の作像ユニットの何れか1つを使用して単色画像を形成したり、2色又は3色の画像を形成したりすることもできる。また、この実施形態のプリンタを用いてモノクロ印刷をする場合には、作像ユニット8Kの感光体ドラム10K上にのみ静電潜像を形成し、同ユニットによって現像して用紙29に転写し、定着手段22で定着すればよい。
粉体収納容器50は、その内部50aに現像剤である廃トナーを収納する容器である。図5に示すように、搬送経路を構成するトナー移送パイプ21C及びトナー移送パイプ40Y,40C,40M,40Kが挿入される円形の開口部51が、各パイプと対向する部材にそれぞれ形成されている。トナー移送パイプ21C及びトナー移送パイプ40Y,40C,40M,40Kの先端には、内部を搬送される廃トナー70の排出口71がそれぞれ形成されている。粉体収納容器50は、装置本体1に対して着脱自在であって、装置本体1への装着時に、各開口部51にトナー移送パイプ21C及びトナー移送パイプ40Y,40C,40M,40Kの先端に形成した排出口71がそれぞれ挿入されるように配置されている。
粉体収納容器50における各開口部51には、トナー移送パイプ21C及びトナー移送パイプ40Y,40C,40M,40K(すなわち、搬送経路21c、40Y〜40K)を各開口部に挿入及び離脱する際に廃トナー90が落下、飛散を防止するためのシール部材81が設けられている。
シール部材81は、図4に示すように毛体81aが植毛されたブラシから構成される。シール部材81は粉体収納容器50の各開口部51の内面全周にわたって設けられる。シール部材において、毛体81aは一方向に傾くように植毛されている。毛体81aの傾き方向は、搬送経路21c、40Y〜40Kの挿入方向(図4及び図5において、矢印I方向)対して順方向となっている。すなわち、搬送経路21c、40Y〜40Kの挿入方向Iと同じ方向に傾くように植毛されるものである。
このような実施形態では、シール部材81の毛体81aが搬送経路21c、40Y〜40Kの挿入方向Iに対して順方向に傾いているため、ブラシに被清掃面が接触する方向によって清掃能力に差が発生する。すなわち、粉体収納容器50を装置本体1にセットする際は、図5(a)のように、シール部材81の毛体81aは傾いた方向に更に倒されるため、清掃能力が小さくなる。このため、粉体収納容器50の外部すなわち装置本体1内にトナーが落下することがなくなる。
図5(b)は粉体収納容器50を装置本体1にセットした状態を示す。この状態から粉体収納容器50を取り外す際は、粉体収納容器50は搬送経路21c、40Y〜40Kの挿入方向Iと逆方向に移動することとなる。この場合には、図5(c)で示すように、毛体81aが傾いた方向と逆に力を受けるため、清掃能力が大きくなる。従って、搬送経路側21c、40Y〜40Kに付着したトナー90を掻き取って粉体収納容器50内に落下させる。このため、粉体収納容器50を取り外した際にも搬送経路21c、40Y〜40K側に残ったトナーが装置本体1内に落ちることがなくなる。
図6は、毛体80aが傾いていない従来のシール部材80を開口部51の内部に設けた場合を示す。この場合には、被清掃面が接触する方向によらず清掃能力は同等である。このため、清掃能力が高い方向に対しては、粉体収納容器50を装置本体1にセットする際にトナー90が落下し、清掃能力が低い方向に対しては、粉体収納容器50を取り外す際に搬送経路21c、40Y〜40K側に残ったトナー90が装置本体1内に落下する。従って、トナー90による汚れが発生する。
図7〜図9は、本発明の別の実施形態を示す。図7に示すように、搬送経路21c、40Y〜40Kのトナーの排出口71付近を清掃するクリーニングローラ82が粉体収納容器50における各開口部51に近接した内部に設けられている。すなわち、粉体収納容器50の内側で、搬送経路21c、40Y〜40Kが各開口部51に挿入及び離脱する際に廃トナー90を除去できる位置にクリーニングローラ82を配置している。クリーニングローラ82は毛体が外周面に植毛されたブラシローラが使用される。
クリーニングローラ82には、粉体収納容器50を装置本体1に着脱するのに連動してクリーニングローラ82を回転させる連動手段が連結されている。以下、連動手段を図8及び図9により説明する。
図8及び図9において、それぞれの搬送経路21c、40Y〜40Kと一体で設けられている駆動リブ91と、中継ギヤ84と、クリーニングローラ82の芯金に取付けた駆動ギヤ83と、引張りスプリング85と、中継ギヤ84に一体で設けられた中継リブ84aとによって連動手段が構成されている。駆動リブ91と中継リブ84aとは相互に当接する位置に配置される。また、中継ギヤ84には、直線状の中継ギヤ84bが形成されており、中継ギヤ84bに駆動ギヤ83のギヤ歯83bが噛合している。
このような構成では、粉体収納容器50を装置本体1に装着するときに、駆動リブ91が中継リブ84aと係合し中継ギヤ84を押す。これにより駆動ギヤ83を介してクリーニングローラ82が回転する。一方、粉体収納容器50を装置本体1から離脱するときは、引張りスプリング85によって中継ギヤ84が戻されて、クリーニングローラ82が回転する。これにより粉体収納容器50の装置本体1への着脱に連動してクリーニングローラ82が回転する。クリーニングローラ82が回転することにより、クリーニングローラ82が搬送経路21c、40Y〜40Kに付着したトナー90を掻き落として清掃するため清掃能力が高くなる。そして、掻き取ったトナー90が粉体収納容器50内に落下するので、装置本体1を汚す心配がなくなる。さらに、クリーニングローラ82にトナーが溜まらないので、長期にわたって清掃能力を維持できると共に、トナーの飛散を防止できる。従って、完全に清掃しきれずにトナー飛散が発生するばかりでなく、粉体収納容器を複数回着脱した場合、徐々にスポンジ又はブラシにトナーが溜まって清掃能力が低下する従来のような問題が発生することがない。
画像形成装置の内部構成を示す正面図である。 プロセスカートリッジと中間転写ユニットを示す拡大正面図である。 プロセスカートリッジを示す斜視図である。 シール部材の正面図である。 (a)〜(c)は本発明の一実施形態の作用を説明する断面図である。 従来例の作用を説明する断面図である。 本発明の別の実施形態を示す断面図である。 連動手段を示す正面図である。 連動手段を示す側面図である。
符号の説明
1 装置本体
21c、40Y〜40K 搬送経路
50 粉体収納容器
51 開口部
81 シール部材
81a 毛体
82 クリーニングローラ
90 トナー
I 搬送経路の挿入方向

Claims (5)

  1. 現像用の粉体の搬送経路が挿入される粉体収納容器の開口部に設けられるシール部材であって、
    毛体を有するブラシが前記開口部の内部に設けられており、前記毛体は前記搬送経路の挿入方向に対して順方向に傾いていることを特徴とするシール部材。
  2. 現像用の粉体の搬送経路を挿入するための開口部が形成され、内部に粉体を収納する容器であって、
    ブラシからなるシール部材が前記開口部の内部に設けられており、前記ブラシの毛体は前記搬送経路の挿入方向に対して順方向に傾いていることを特徴とする粉体収納容器。
  3. 現像用の粉体の搬送経路が挿入される開口部を有すると共に装置本体に着脱可能となっており、前記搬送経路から排出された粉体を内部に収納する粉体収納容器であって、
    前記搬送経路の粉体排出口付近を清掃するクリーニングローラが前記開口部に近接した内部に設けられており、前記装置本体への着脱に連動して前記クリーニングローラを回転させる連動手段がクリーニングローラに連結されていることを特徴とする粉体収納容器。
  4. 前記クリーニングローラはブラシローラであることを特徴とする請求項3記載の粉体収納容器。
  5. 像担持体を備えた少なくとも1のプロセスカートリッジを備えた画像形成装置であって、
    画像形成後の前記像担持体上の残留トナーをクリーニングした後の廃トナーを収容する容器として請求項2〜4のいずれか1項に記載の粉体収納容器が用いられていることを特徴とする画像形成装置。
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