JP2010087188A - 転写原版の製造方法、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

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俊二 荒木
Ikuo Yoneda
郁男 米田
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Abstract

【課題】被転写体上に微細なパターンを高精度に転写することが可能な転写原版の製造方法、及び半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】この半導体装置の製造方法は、被転写材料に接触させてパターンを前記被転写材料に転写する転写原版用の基板材料の表面の高さ分布情報に基づいて、前記基板材料の前記表面の平坦度が所定の値以下の基板領域を求める工程と、前記平坦度が所定の値以下の基板領域に凹部パターンを形成する工程とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、微細なパターンを半導体装置のウェハやマスク等の基板に転写するための転写原版の製造方法、及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の製造工程において、100nm以下の微細パターンの形成と、量産性とを両立させる技術として、被転写体上に転写原版(テンプレート)の型(凹凸パターン)を転写する光ナノインプリント法が注目されている。
この光ナノインプリント法は、転写すべき凹凸パターンを形成したテンプレートを、基板上に塗布されている光硬化性物質に押し付け、これに光照射を行って光硬化性物質を硬化させることにより、光硬化性物質にパターンを転写する方法である(例えば、特許文献1、2参照。)
特開2000−194142号公報 特開2001−68411号公報
本発明の目的は、被転写体上に微細なパターンを高精度に転写することが可能な転写原版の製造方法、及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、被転写材料に接触させてパターンを前記被転写材料に転写する転写原版用の基板材料の表面の高さ分布情報に基づいて、前記基板材料の前記表面の平坦度が所定の値以下の基板領域を求める工程と、前記平坦度が所定の値以下の基板領域に凹部パターンを形成する工程と、を含む転写原版の製造方法を提供する。
また、本発明の一態様は、上記目的を達成するため、上記の製造方法によって製造された転写原版を被加工膜上に形成された被転写材料に接触させて前記被転写材料にパターンを転写する工程と、前記被転写材料を加工して前記被加工膜の一部を露出させる工程と、前記被転写材料をマスクとして用いて、露出した前記被加工膜を加工する工程とを含む半導体装置の製造方法を提供する。
本発明によれば、被転写体上に微細なパターンを高精度に転写することが可能になる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る測定装置の概略の構成を示す図である。図2は、計算機が処理する情報を示す図である。
この測定装置1は、テンプレート用基板材料(転写原版用の基板材料)2の高さ分布情報を測定する測定部3と、測定部3によって測定された高さ分布情報からテンプレート用基板材料2の平坦度が良好な部分を決定する計算機4とを備える。
テンプレート用基板材料2は、紫外線に対して光透過性を有する材料、例えば石英基板等から形成され、テンプレート(転写原版)よりも大きいサイズ、例えば25×25cm、厚さ約6mmを有する。また、テンプレート用基板材料2は、平坦度が測定される表面2aと、後述するステージ35上に静置される裏面2bとを有する。テンプレートの裏面の平坦度がパターンの転写に影響を及ぼさないようにするため、裏面2bは、平坦度が高精度に仕上げられていることが好ましい。
ここで、「高さ分布情報」とは、吸着固定しない状態で静置されたテンプレート用基板材料2の上面(表面2a又は裏面2b)の任意の点の座標を(x,y)とし、基準平面からテンプレート用基板材料2の上面の任意の点までの高さをhとするとき、h(x,y)で表されるものをいう。「平坦度」とは、テンプレート用基板材料2の上面全体について測定された高さ分布情報のうち所定の領域での高さの最大値と最小値の差をいう。
(測定部の構成)
測定部3は、レーザ光30aを出射する光源30と、レーザ光30aの光軸上に配置された、レンズ31、ハーフミラー32、コリメータレンズ33及び基準板34と、テンプレート用基板材料2が静置されるステージ35と、ハーフミラー32及び結像レンズ36を介してテンプレート用基板材料2側を撮像するカメラ37とを備える。
基準板34は、例えば、ガラスプレートからなり、平坦度が高精度(例えば1nm以下)に仕上げられた基準面34aを有する。
カメラ37には、光源30から出射されたレーザ光30aが、レンズ31、ハーフミラー32、コリメータレンズ33及び基準板34を介してテンプレート用基板材料2に入射し、テンプレート用基板材料2の表面2aで反射した光が物体光30bとしてハーフミラー32及び結像レンズ36を介してカメラ37に入射する。
また、カメラ37には、レーザ光30aが基準板34を透過する際、一部が基準面34aで反射した、その光が参照光30cとしてハーフミラー32及び結像レンズ36を介して入射する。
そして、物体光30bと参照光30cは、カメラ37の撮像面で重なり、互いに干渉を起こして干渉縞画像が形成される。基準面34aが十分に精度の良い平面である場合には、干渉縞画像は、テンプレート用基板材料2の表面2aの高さ分布情報を表す。カメラ37は、高さ分布情報を計算機4に出力する。
なお、測定部3は、上記の方法に限定されない。例えば、光又は超音波等を出射するとともにそれを受信する測距センサをテンプレート用基板材料2の表面2aに平行に相対的に移動させて、測距センサとテンプレート用基板材料2の表面2aとの距離を測定してもよい。
(計算機の構成)
計算機4は、高さ分布情報受付部40、平坦領域抽出部41及び切り出し領域決定部42Aを備える。計算機4は、測定装置1全体を制御するCPUと、データやCPUのプログラムを記憶するメモリとを有するコンピュータによって構成することができる。CPUは、プログラムに従って動作することにより、高さ分布情報受付部40、平坦領域抽出部41及び切り出し領域決定部42Aとして機能する。なお、高さ分布情報受付部40、平坦領域抽出部41及び切り出し領域決定部42Aは、それらの全て又は一部がASIC(Application Specific IC)等のハードウェアによって構成されていてもよい。
高さ分布情報受付部40は、カメラ37から図2(a)に示す高さ分布情報40aを受け付ける。高さ分布情報40aは、例えば左上の角を原点P(0,0)とする関数h(x,y)で表すことができる。
平坦領域抽出部41は、高さ分布情報40aから、図2(b)に示すように、平坦度が所定の値以下の平坦領域41aを抽出する。平坦度の所定の値は、例えば、1〜5nm又は1〜10nmの範囲で、テンプレートに形成される凹部パターンの凹部の幅、深さ、配列等に応じて定めることができる。
切り出し領域決定部42Aは、平坦領域抽出部41によって抽出された平坦領域41a内にテンプレート用基板のサイズ(例えば10cm×10cm)に対応した領域を配置できるか否かを判定し、平坦領域41a内に配置できる場合には、図2(c)に示すように、その領域を切り出し領域42aとして決定する。切り出し領域42aの左上の角の座標をPa(xa,ya)、切り出し領域42aのx方向のサイズをLxa(例えば10cm)、y方向のサイズをLya(例えば10cm)とすると、図2(c)に示すように、10cm×10cmの切り出し領域42aを決定することができる。
(製造方法)
次に、テンプレートの製造方法の一例と、そのテンプレートを用いた半導体装置の製造方法の一例について説明する。
(1)高さ分布情報の測定
図1に示す測定装置1を用いてテンプレート用基板材料2の表面2aの高さ分布情報を測定する。すなわち、光源30からレーザ光30aを出射すると、レーザ光30aは、レンズ31、ハーフミラー32、コリメータレンズ33及び基準板34を介してテンプレート用基板材料2に入射し、テンプレート用基板材料2の表面2aで反射した光が物体光30bとしてハーフミラー32及び結像レンズ36を介してカメラ37に入射する。
一方、レーザ光30aが基準板34を透過する際、一部が基準面34aで反射し、その光が参照光30cとしてハーフミラー32及び結像レンズ36を介してカメラ37に入射する。
物体光30bと参照光30cは、カメラ37の撮像面で重なり、互いに干渉を起こして干渉縞画像(高さ分布情報)が形成される。カメラ37は、高さ分布情報を計算機4に出力する。
(2)切り出し領域の決定
計算機4の高さ分布情報受付部40がカメラ37から高さ分布情報40aを受け付けると、平坦領域抽出部41は、高さ分布情報40aから平坦度が所定の値以下の平坦領域41aを抽出する。平坦領域41aを抽出できない場合は、別のテンプレート用基板材料2について、前述したのと同様に高さ分布情報の測定、及び平坦領域の抽出を行う。
切り出し領域決定部42Aは、平坦領域抽出部41によって抽出された平坦領域41a内にテンプレート用基板12のサイズに対応した領域を配置できるか否かを判定し、平坦領域41a内に配置できる場合には、その領域を切り出し領域42aとして決定する。平坦領域41a内にテンプレート用基板12のサイズに対応した領域を配置できない場合は、別のテンプレート用基板材料2について、前述したのと同様に高さ分布情報の測定、平坦領域の抽出、及び切り出し領域の決定を行う。
(3)切り出し工程
図3(a)〜(d)は、テンプレート用基板の切り出し工程を説明するための図である。テンプレート用基板材料2は、例えば、25×25cmのサイズを有し、図3(a)に示すように、表面2aに平坦度が所定の値以下の平坦領域2cが存在しているとする。
図3(b)に示すように、計算機4の切り出し領域決定部42Aによって決定された切り出し領域42aに対応する切り出し領域(基板領域)2dをテンプレート用基板材料2の表面2aに設定する。
次に、図3(c)に示すように、切り出し領域2dの四辺に接する4本のダイシングライン2eに沿ってテンプレート用基板材料2をダイシングして、図3(d)に示すように、表面12aが平坦なテンプレート用基板12を切り出す。
(4)パターンの形成
図4は、テンプート用基板からテンプートを作製する工程を示し、(a)は断面図、(b)は平面図、(c)は(b)のA−A断面図である。
図4(a)に示すように、切り出されたテンプレート用基板12の表面12aを電子ビームリソグラフィ、フォトリソグラフィ、エッチング処理等により加工することにより、図4(b),(c)に示すように、パターン形成領域22bに凹部22cからなる凹部パターン220が形成されたテンプレート22が得られる。テンプレート22に形成する凹部パターン220は、転写すべきパターンに対して相補関係にあるパターンである。
(5)テンプレートを用いた加工
図5は、加工装置の概略の構成を示し、(a)は加工前の状態を示す全体図、(b)は加工中の状態を示す要部断面図である。なお、図5(a)において、X,Y,Zは、互いに直交する方向を示す。
この加工装置100は、図5(a)に示すように、ベース定盤101と天板103とを支柱102によって連結した構造を有する。ベース定盤101上には、XYステージ104が配置され、XYステージ104上には、ウェハ(被加工膜)10を静電吸着、真空吸着等によって固定するウェハチャック105が配置されている。天板103には、上部ステージ106を複数のガイドバー107によってZ方向に昇降させる複数のアクチュエータ108が取り付けられている。ガイドバー107の上端部は、ガイドプレート109によって連結されている。XYステージ104は、ウェハチャック105をX方向及びY方向に移動させる。
上部ステージ106には、テンプレート22を静電吸着、真空吸着等によって固定するテンプレートチャック110が取り付けられている。また、天板103の下面には、ウェハ10上に塗布された紫外線硬化型レジスト(被転写材料)11に上部ステージ106、テンプレートチャック110及びテンプレート22を介して紫外線111aを照射する照射部111が配置されている。上部ステージ106及びテンプレートチャック110には、図5(b)に示すように、照射部111から照射された紫外線111aを透過させるための開口106a,110aが形成されている。
なお、テンプレートの裏面を流体(液体又は気体)を介してウェハ側に押し付けてもよい。これにより、テンプレートの裏面の平坦度の影響を少なくすることができる。
以上のように構成された加工装置100のテンプレートチャック110に、テンプレート22の凹部22cが形成された表面22aがXYステージ104側となるように固定し、紫外線硬化型レジスト11が塗布されたウェハ10をウェハチャック105に固定する。紫外線硬化型レジスト11は、紫外線111aの照射によって硬化する紫外線硬化樹脂からなる。
次に、アクチュエータ108によって上部ステージ106を下降させ、図5(b)に示すように、テンプレート22をウェハ10上の紫外線硬化型レジスト11に押し付ける。なお、紫外線硬化型レジスト11の硬化前の状態によっては、テンプレート22を紫外線硬化型レジスト11に接触させる程度でもよい。
次に、照射部111からウェハ10上に塗布された紫外線硬化型レジスト11に、上部ステージ106、テンプレートチャック110及びテンプレート22を介して紫外線111aを照射する。
紫外線111aの照射によって紫外線硬化型レジスト11が硬化した後、アクチュエータ108によって上部ステージ106を上昇させる。紫外線硬化型レジスト11の表面11aには、テンプレート22の表面22aの凹凸形状に対して相補関係を有する凹凸形状が形成される。
その後、紫外線硬化型レジスト11をエッチング加工してウェハ10の一部を露出させ、残存する紫外線硬化型レジスト11をマスクとして用いてマスクから露出したウェハ10をエッチング加工する工程を経て半導体装置が製造される。
なお、マスク等の基板上に紫外線硬化型レジストを塗布し、その紫外線硬化型レジストにテンプレート22を押し付けてテンプレート22の凹部パターン220を転写する工程を経てマスク等を製造してもよい。
(第1の実施の形態の効果)
第1の実施の形態によれば、平坦度が良好なテンプレートを用いてパターンを転写しているので、ウェハや基板に形成される溝の深さや幅のばらつきを抑えることができる。本実施の形態を配線パターンに適用した場合には、配線抵抗のばらつきを抑えることができる。特に、幅が50nm以下、あるいは20nm以下のパターンに顕著な効果を奏する。また、切り出し領域全体の平坦度が良好であるので、パターンの周辺も含めて微細なパターンを高精度に転写することができる。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る測定装置の構成を示すブロック図である。図7は、計算機が処理する情報を示す図である。
本実施の形態の計算機4は、第1の実施の形態とは、計算機4の切り出し領域決定部42Bが異なり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
計算機4は、測定装置1全体を制御するCPUと、データやCPUのプログラムを記憶するメモリとを有するコンピュータによって構成することができる。CPUは、プログラムに従って動作することにより、高さ分布情報受付部40、平坦領域抽出部41及び切り出し領域決定部42Bとして機能する。なお、高さ分布情報受付部40、平坦領域抽出部41及び切り出し領域決定部42Bは、それらの全て又は一部がハードウェアによって構成されていてもよい。
本実施の形態の切り出し領域決定部42Bは、図7(a)に示すように、平坦領域抽出部41が高さ分布情報40aから平坦領域41aを抽出した後、図7(b)に示すように、平坦領域41a内にパターン形成領域(例えば25mm×35mm)42bを配置できるか否かを判定する。平坦領域41a内にパターン形成領域42bを配置できる場合には、その領域をパターン形成領域42bとして決定する。パターン形成領域42bの左上の角の座標をPb(xb,yb)、パターン形成領域42bのx方向のサイズをLxb(例えば25mm)、y方向のサイズをLyb(例えば35mm)とすると、図7(b)に示すように、25mm×35mmのパターン形成領域42bを決定することができる。
また、切り出し領域決定部42Bは、パターン形成領域42bを決定した後、パターン形成領域42bを含むように切り出し領域42aを決定する。
その後は、第1の実施の形態と同様に、テンプレート用基板材料2から平坦度が良好な部分のテンプレート用基板12が切り出され、テンプレート用基板12に凹部パターン220が形成されてテンプレート22が作製される。
(第2の実施の形態の効果)
この第2の実施の形態によれば、図7(b)に示すように、平坦領域41a内にテンプレート22のサイズに対応する領域を配置できないが、パターン形成領域42bを配置できる場合には、テンプレート用基板材料2から平坦度の良好なテンプレート用基板12を切り出すことができ、テンプレート用基板材料2の有効利用を図ることができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態に係る測定装置は、第2の実施の形態と同様であるので、測定装置の図示を省略する。本実施の形態は、第2の実施の形態とは、テンプレート用基板の切り出し工程とパターン形成工程のタイミングが異なる。
図8(a)〜(d)は、第3の実施の形態に係るテンプレートの作製工程を説明するための図である。
テンプレート用基板材料2は、例えば、25×25cmのサイズを有し、図8(a)に示すように、表面2aに平坦度が所定の値以下の平坦領域2cが存在しているとする。
第2の実施の形態と同様に、平坦領域抽出部41が高さ分布情報40aから平坦領域41aを抽出し、切り出し領域決定分42Bが平坦領域41a内にパターン形成領域(例えば25mm×35mm)42bを決定し、切り出し領域42aを決定する。
次に、図8(b)に示すように、切り出し領域決定部42Bが決定したパターン形成領域42bに対応するパターン形成領域22bをテンプレート用基板材料2の表面2aに設定する。次に、パターン形成領域(基板領域)22bの表面2aに電子ビームリソグラフィ,フォトリソグラフィ、エッチング処理等により加工することにより凹部パターン220を形成する。
次に、図8(c)に示すように、切り出し領域決定部42Bが決定した切り出し領域42aに対応する切り出し領域(基板領域)2dをテンプレート用基板材料2の表面2aに設定する。
次に、図8(c)に示すように、切り出し領域2dの四辺に接する4本のダインシングライン2eに沿ってテンプレート用基板材料2をダイシングして、図8(d)に示すように、テンプレート22を切り出す。
(第3の実施の形態の効果)
第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様に、テンプレート用基板材料2の有効利用を図ることができる。なお、平坦領域内に切り出し領域を配置できるようにパターン形成領域を決定してもよい。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施が可能である。
例えば、上記各実施の形態では、紫外線硬化による光インプリント法について説明したが、本発明は、熱硬化による熱インプリント法にも適用することができる。
また、プログラムは、CD−ROM等の記録媒体から計算機4内の記憶部に取り込んでもよく、インターネット等のネットワークを介して計算機4内の記憶部に取り込んでもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係る測定装置の概略の構成を示す図である。 図2(a)〜(c)は、計算機が処理する情報を示す図である。 図3(a)〜(d)は、テンプレート用基板の切り出し工程を説明するための図である。 図4は、テンプート用基板からテンプートを作製する工程を示し、(a)は断面図、(b)は平面図、(c)は(b)のA−A断面図である。 図5は、加工装置の概略の構成を示し、(a)は加工前の状態を示す全体図、(b)は加工中の状態を示す要部断面図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る測定装置の構成を示すブロック図である。 図7は、計算機が処理する情報を示す図である。 図8(a)〜(d)は、テンプレートの作製工程を説明するための図である。
符号の説明
1…測定装置、2…テンプレート用基板材料、2a…表面、2b…裏面、2c…平坦領域、2d…切り出し領域、2e…ダイシングライン、3…測定部、4…計算機、10…ウェハ、11…紫外線硬化型レジスト、12…テンプレート用基板、12a…表面、22…テンプレート、22a…表面、22b…パターン形成領域、22c…凹部、30…光源、30a…レーザ光、30b…物体光、30c…参照光、31…レンズ、32…ハーフミラー、33…コリメータレンズ、34…基準板、34a…基準面、35…ステージ、36…結像レンズ、37…カメラ、40…高さ分布情報受付部、40a…高さ分布情報、41…平坦領域抽出部、41a…平坦領域、42A,42B…切り出し領域決定部、42a…切り出し領域、42b…パターン形成領域、100…加工装置、101…ベース定盤、102…支柱、103…天板、104…XYステージ、105…ウェハチャック、106…上部ステージ、106a…開口、107…ガイドバー、108…アクチュエータ、109…ガイドプレート、110…テンプレートチャック、110a…開口、111…照射部、111a…紫外線、220…凹部パターン

Claims (5)

  1. 被転写材料に接触させてパターンを前記被転写材料に転写する転写原版用の基板材料の表面の高さ分布情報に基づいて、前記基板材料の前記表面の平坦度が所定の値以下の基板領域を求める工程と、
    前記平坦度が所定の値以下の基板領域に凹部パターンを形成する工程と、
    を含む転写原版の製造方法。
  2. 前記平坦度が所定の値以下の基板領域を求めた後、前記平坦度が所定の値以下の基板領域に前記凹部パターンを形成する前に、前記凹部パターンが形成される基板領域を含む基板領域を切り出す工程を含む請求項1に記載の転写原版の製造方法。
  3. 前記平坦度が所定の値以下の基板領域に前記凹部パターンを形成した後、前記凹部パターンが形成された前記基板領域を含む基板領域を切り出す工程を含む請求項1に記載の転写原版の製造方法。
  4. 前記平坦度の所定の値は、1〜10nmの範囲で設定された請求項1に記載の転写原版の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法によって製造された転写原版を、被加工膜上に形成された被転写材料に接触させて前記被転写材料にパターンを転写する工程と、
    前記被転写材料を加工して前記被加工膜の一部を露出させる工程と、
    前記被転写材料をマスクとして用いて、露出した前記被加工膜を加工する工程とを含む半導体装置の製造方法。
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