JP2711194B2 - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JP2711194B2
JP2711194B2 JP3282145A JP28214591A JP2711194B2 JP 2711194 B2 JP2711194 B2 JP 2711194B2 JP 3282145 A JP3282145 A JP 3282145A JP 28214591 A JP28214591 A JP 28214591A JP 2711194 B2 JP2711194 B2 JP 2711194B2
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茂伸 前田
正 西村
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70408Interferometric lithography; Holographic lithography; Self-imaging lithography, e.g. utilizing the Talbot effect

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は露光装置に関し、特に
凹凸のある対象物に写真製版の技術を用いてパターンを
作るための露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、半導体の製造時における従来の
写真製版における露光装置の構成図を示す。図におい
て、1は図示しない光源から発せられたレーザ光、4は
レーザ光1を発散させるためのレンズ、5は所定のパタ
ーンが形成されたマスク、2はマスク5を通過した光を
ウェハ7上のチップ8に投影するためのプロジェクショ
ンレンズである。
【0003】次に動作について説明する。レーザ光1が
レンズ4を通してマスク5に当たり、マスク5に形成さ
れたパターンがプロジェクションレンズ2を通してウェ
ハ7のチップ8に投影され、マスク5のパターンにてチ
ップ8が露光される。
【0004】図7(a) 〜(d)は図6の露光装置を用いて
どのように半導体ウェハ7が加工されていくかを詳細に
示すプロセスフローの一例であり、図において、1はレ
ーザ光であり、5aはマスク5上の光を透過する部分
を、また5bは光を透過しない部分を示す。11はこれ
から加工しようとするウェハ7表面に形成されたレジス
ト、12は現像されてレジストが取り除かれた部分、1
3はウェハ上でエッチングされた部分、14は最後にレ
ジストが除去された部分である。なお図7(a) ではレン
ズ2,4は省略されている。また図7(a) 〜(d) の工程
をそれぞれ露光,現像,エッチング,レジスト除去工程
と呼ぶ。
【0005】以下プロセスフローについて説明する。図
7(a) の露光工程において、マスク5の部分5aを通っ
た光1がレジスト11を感光する。次いで図7(b) の現
像工程において、感光されたレジストが部分12のよう
に取り除かれる。次いで図7(c) のエッチング工程にお
いて、レジストが取り除かれてウェハ面がむき出しにな
った部分13だけがエッチングされる。そして図7(d)
において、レジスト14が除去されて加工が完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の露光装置は以上
のように構成されていたが、近年、半導体の集積度が高
まり、それにともなって平面上に回路を作るというイメ
ージから、空間的に回路を配置するというイメージに変
わってきた。すなわち1つのチップを作るのに必要な写
真製版工程の回数も増えてきて、後の工程にいくほど下
地のウェハに凹凸が増えてくることとなる。このため、
従来の技術では、プロジェクションレンズの焦点深度よ
り大きい凹凸のあるウェハの全面に焦点を合わせて露光
することができなかった。
【0007】図3を用いて詳述すると、13a,13b
は基板7のこれからエッチングしたい部分、12a,1
2bはレジスト11の感光させて取り除く部分、15は
基板1の段差、16はプロジェクションレンズ(図示せ
ず)の焦点深度である。このように基板7表面にできた
段差15がプロジェクションレンズの焦点深度16より
大きい場合、除去したいレジスト12a,12b同時に
焦点を合わせて露光することができなかった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、凹凸のある対象物の全面に焦点
をあわせて露光することができる露光装置を得ることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る露光装置
は、露光対象物表面の凹凸形状のパターンの情報と、露
光対象物表面に投影すべき2次元パターンの情報とに基
づいて作製されたマスクを備え、露光対象物表面に、上
記マスクを通して光を照射するとともに、該照射光と同
一位相の参照光を照射して該露光対象物表面に3次元的
な投影パターンを形成するようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、マスクに予め露光対象物
表面の凹凸形状のパターンが見込まれているので、露光
対象物表面にはその凹凸形状を加味した3次元的な投影
パターンが得られる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例による露光装置を
図について説明する。図1は本発明の露光装置の原理を
説明するための図であり、図において、図6と同一符号
は同一または相当部分を示し、17aはハーフミラー、
17bはミラーであり、4a,4bはこれらミラーで反
射されたレーザ光を発散させるレンズ、18はホログラ
ムのマスク、19は所定の大きさの窓を有する遮光膜で
あり、例えば1つのチップ8の大きさに窓が開かれてい
る。
【0012】次に動作について説明する。図示しない光
源から発せられたレーザ光1はハーフミラー17aによ
って2分され、1つはレンズ4aでホログラムのマスク
18を通ってウェハ7上に達する。もう1つはミラー1
7bで反射されて、レンズ4bを通ってウェハ7上に達
する。そしてこれら2つの光はウェハ7上で干渉しあっ
て、予め計算されたウェハ7の凹凸の全面に焦点のあっ
た像を露光する。
【0013】以下、露光光について詳述すると、図2は
ホログラムのマスク18とウェハ7の位置関係を示し、
ホログラムのマスク面はz=0上にある。またウェハ面
の凹凸の情報はz軸の値として表されている。いま、ホ
ログラムのマスク18上の1点20を座標A(x0 ,y
0 ,0)と表す。また座標A点でのホログラムのマスク
18の情報をg(x0 ,y0)と表す。さらに21は凹
凸のあるウェハ7面上の1点で座標B(xi ,yi ,z
i )と表す。また座標B点で実現したい光の分布をu
(xi ,yi ,zi )と表す。19は2つの座標AB間
の距離である。
【0014】いま、座標AB間の距離19をrとし、レ
ーザ光の波長をλ、波数をk(=2π/λ)とすると、
ホログラムのマスク18の情報g(x0 ,y0 )とウェ
ハ7面での光の分布u(xi ,yi,zi )との間の関
係は次のようになる。
【0015】
【数1】
【0016】この式を満たすような情報g(x0
0 )を、例えばコンピュータ等を用いて数値計算で求
めることで、フーリエ変換して得られたホログラムのマ
スクとなる。
【0017】そして図1に示すように、このホログラム
のマスク18を用い、ミラー17aで反射された光と、
ミラー17bで反射された参照光とをウエハ上で干渉さ
せることにより、図3のような段差があっても、該各部
分において段差の大小に応じた焦点深度を用いて露光が
行われることとなり、従ってウェハ全面に焦点を合わせ
て露光することができる。
【0018】このように本実施例によれば、ウェハ7の
凹凸形状の情報と、ウェハ7に投影すべき2次元パター
ンの情報とをフーリエ変換して得られたマスク18を用
いて露光を行うようにしたので、ウエハ7での投影パタ
ーンは、その表面の凹凸に応じて各所で最適な焦点深度
を有する形状となり、大きな段差部を有するウェハでも
全面に焦点を合わせて露光することができる。
【0019】なお、光学系の構成は図1に示すものに限
られるものではなく、ホログラムマスクを用いて凹凸の
あるウェハの全面に焦点が合わせられるような構成であ
ればよく、例えばレーザ光1をハーフミラー17aを用
いて2分せずに、他の光源から同一位相を有するレーザ
光を参照光として照射するようにしてもよい。
【0020】次に本発明の応用例について説明する。上
記実施例では凹凸のある対象物として半導体ウェハを用
いて説明したが、図4または図5に示すように半導体ウ
ェハ以外のものに用いることもできる。すなわち、図4
において、23は円柱形の棒である。このようにするこ
とで、円柱形の対象物23の全面に焦点を合わせて露光
することができる。円柱の側を回転させることによっ
て、円柱の全周にわたって露光することができる。これ
によって円柱23を例えばビスの形に加工することがで
きる。
【0021】また、図5において、24は予めおおざっ
ぱな形に加工してたプラスチック等の露光対象物を示
し、凹凸のある表面を正確に加工することで、例えば、
プラスチックの表面に木の手ざわりを与えたりすること
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る露光装置
によれば、露光対象物表面の凹凸形状のパターンの情報
と、露光対象物表面に投影すべき2次元パターンの情報
とに基づいてマスクを作製したから、マスク自体に予め
対象物の凹凸を見込んで作られるので、このマスクを用
いて露光すれば凹凸のある露光対象物の全面に焦点を合
わせて露光することができ、高集積化に適した露光を行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による露光装置の原理的な
構成を示す図である。
【図2】この発明の一実施例による露光装置の露光原理
を示す図である。
【図3】従来の問題点を説明するための図である。
【図4】この発明の一実施例による露光装置の応用例を
示す図である。
【図5】この発明の一実施例による露光装置のさらなる
応用例を示す図である。
【図6】従来の露光装置の構成を示す図である。
【図7】従来の露光装置による写真製版工程を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 レーザ光 4 レンズ 7 ウェハ(対象物) 8 チップ 11 レジスト 15 段差 17a ハーフミラー 17b ミラー 18 ホログラムのマスク 19 所定の窓を開いた遮光板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光対象物を選択的に露光して所定の露
    光パターンを形成する露光装置において、 上記露光対象物表面の凹凸形状のパターンの情報と、前
    記露光対象物表面に投影すべき2次元パターンの情報と
    に基づいて作製されたマスクを備え、 上記露光対象物表面に、上記マスクを通して光を照射す
    るとともに、該照射光と同一位相の参照光を照射して該
    露光対象物表面に3次元的な投影パターンを形成するよ
    うにしたことを特徴とする露光装置。
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