JP2010087131A - 導電性インク組成物及び該組成物を用いて形成された太陽電池モジュール - Google Patents

導電性インク組成物及び該組成物を用いて形成された太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】電極幅の更なる細線化及び低抵抗化が可能な導電性インク組成物及び該組成物を用いて電極又は電気配線が形成された太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】導電性粒子と、加熱硬化性樹脂組成物、硬化剤及び溶剤を含む有機系ビヒクルとを含有する導電性インク組成物であって、導電性粒子が平均粒径0.1〜3μmの球状導電性粒子と平均フレーク径が0.1μm以上3μm未満であるフレーク状導電性粒子とを含有し、導電性粒子が前記フレーク状導電性粒子を50質量%以上含有することを特徴とする。フレーク状導電性粒子の平均フレーク径が球状導電性粒子の平均粒径よりも大きいことが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品等の電極又は電気配線の形成に用いられる導電性インク組成物に関する。更に詳しくは、太陽電池モジュールにおける電気配線、又は太陽電池セルの電極の形成に好適に用いることができる導電性インク組成物及び該組成物を用いて形成された太陽電池モジュールに関するものである。
導電性インク組成物をフィルム、基板、又は電子部品等の基材に塗布又は印刷した後、加熱して乾燥硬化させることにより、電極又は電気配線等を形成するという方法は、従来から広く用いられている。しかし、近年の電子機器の高性能化に伴い、導電性インク組成物を用いて形成される電極や電気配線等には、より低抵抗で信頼性が高いことが要求され、その要求は年々高まりつつある。
太陽電池の分野においては、表面にテクスチャ構造が形成された結晶性の半導体基板等からなる光電変換層と、該光電変換層上に設けられる集電極とを備える光起電力素子において、集電極は、電極幅をできるだけ細線化し、抵抗を極力小さく設計することが求められている。一般に、太陽電池は使用する材料の種類によって、結晶系の単結晶型又は多結晶型や、アモルファス型、化合物型、ハイブリッド型等に分類される。
図1及び図2はハイブリッド型太陽電池における太陽電池セルの一例を示す模式図であり、図2はその受光面側からみた平面を、また図1は、図2のA−A線の断面を示す図である。ハイブリッド型太陽電池における太陽電池セルは、図1に示すように、n型単結晶シリコン基板11の受光面側に非結晶質のアモルファスシリコン層12が形成され、このアモルファスシリコン層12上にITOからなる透明電極13、更に、透明電極13上には、集電極14が形成される。一方、受光面と反対側の基板裏面には、アモルファスシリコン層16及び透明電極17が形成される。集電極14が形成される表面は、光閉じ込め効果を得るために、凹凸形状を有するテクスチャ構造になっているのが一般的である。
集電極14は、例えば図2に示すように、バスバー部14aとフィンガー部14bとから構成され、光電変換層である上記n型単結晶シリコン基板等にできるだけ多くの光を吸収させ、抵抗損失なく電力を取り出すことが要求されることから、電極幅、特にフィンガー部14bの電極幅を細線化し、受光面の面積をより広く確保すること、また抵抗をより小さくすることが要求される。
このような集電極の電極幅の細線化及び低抵抗化を実現すべく、例えば、集電極が粒状導電性フィラーとフレーク状導電性フィラーを含有し、このうち導電性フィラー全体に対する粒状導電性フィラーの含有量が40重量%以上である導電性ペーストを用いて形成された光起電力素子が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この光起電力素子を構成する集電極は、一般に、スクリーン印刷法を用いて形成されるが、導電性ペースト中にフレーク状導電性フィラーが多く含まれると、スクリーン版に目詰まりが生じ易く、印刷パターンにかすれや断線を起こし、細線化が困難であるという従来の問題点を解決することを目的とするものである。
特開2002−76398号公報(請求項1)
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明では、フレーク状導電性フィラーの含有量を少なくすることで良好な導電性が損なわれないよう、導電性ペースト中に含まれるフレーク状導電性フィラーのフレーク径(フレーク平面の最長長さ)が5μm以上、好ましくは6〜8μmとされており、比較的大きなフレーク径の導電性フィラーを使用しなければならない。そのため、導電性ペーストをスクリーン印刷法等を用いて印刷する際、微細なパターンの印刷が困難となり、形成される電極の電極幅を細線化するという効果は十分ではなかった。
本発明の目的は、電極又は電気配線、特に、太陽電池の集電極において、電極幅の更なる細線化及び低抵抗化が可能であり、また細線化された狭い密着面積においても十分な密着性を有するとともに、耐熱性に優れた信頼性の高い電極を形成し得る導電性インク組成物を提供することにある。
本発明の別の目的は、上記導電性インク組成物を用いて形成された電極を備え、光電変換効率の高い太陽電池セル及び該太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、上記導電性インク組成物を用いて形成された電気配線を備え、光電変換効率の高い太陽電池モジュールを提供することにある。
請求項1に係る発明は、導電性粒子と、加熱硬化性樹脂組成物、硬化剤及び溶剤を含む有機系ビヒクルとを含有する導電性インク組成物であって、導電性粒子が平均粒径0.1〜3μmの球状導電性粒子と平均フレーク径が0.1μm以上3μm未満であるフレーク状導電性粒子とを含有し、導電性粒子がフレーク状導電性粒子を球状導電性粒子より質量割合でより多く又は同じ質量割合で含有することを特徴とする導電性インク組成物である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、フレーク状導電性粒子の平均フレーク径が球状導電性粒子の平均粒径よりも大きい導電性インク組成物である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明であって、導電性粒子が球状導電性粒子を50〜5質量%、フレーク状導電性粒子を50〜95質量%含有する導電性インク組成物である。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3いずれか1項に係る発明であって、加熱硬化性樹脂組成物と導電性粒子の含有割合が質量比で2〜15:75〜95である導電性インク組成物である。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4いずれか1項に係る発明であって、導電性粒子がAg粒子である導電性インク組成物である。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5いずれか1項に係る発明であって、加熱硬化性樹脂組成物がエポキシ樹脂組成物である導電性インク組成物である。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし6いずれか1項に係る発明であって、硬化剤がイミダゾール類、第3級アミン類又はフッ化ホウ素を含むルイス酸、或いはその化合物である導電性インク組成物である。
請求項8に係る発明は、請求項1ないし7いずれか1項に係る発明であって、基板上に塗布後、温度100〜280℃の範囲内で加熱硬化する導電性インク組成物である。
請求項9に係る発明は、請求項1ないし8いずれか1項に記載の導電性インク組成物を用いて集電極が形成された太陽電池セルである。
請求項10に係る発明は、請求項9に係る発明であって、集電極が透明導電層上に形成された太陽電池セルである。
請求項11に係る発明は、請求項9又は10記載の太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールである。
請求項12に係る発明は、請求項1ないし8いずれか1項に記載の導電性インク組成物を用いてリード線が形成された太陽電池モジュールである。
本発明の導電性インク組成物によれば、導電性粒子と、加熱硬化性樹脂組成物、硬化剤及び溶剤を含む有機系ビヒクルとを含有する導電性インク組成物であって、導電性粒子が平均粒径0.1〜3μmの球状導電性粒子と平均フレーク径が0.1μm以上3μm未満であるフレーク状導電性粒子とを含有し、導電性粒子が前記フレーク状導電性粒子を前記球状導電性粒子より質量割合でより多く又は同じ質量割合で含有することにより、電極又は電気配線、特に、太陽電池の集電極の形成において、電極幅の更なる細線化及び低抵抗化が可能になる。また細線化された狭い密着面積においても十分な密着性を有するとともに、耐熱性に優れた高い信頼性の電極を形成することができる。
本発明の導電性インク組成物を用いて形成された集電極は、電極幅がより細線化され、低抵抗化されるため、この電極を備えた太陽電池セル及び該太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールは、光電変換効率を高めることができる。
また本発明の導電性インク組成物を用いて形成されたリード線は、従来のものよりも低抵抗であるため、このリード線を備えた太陽電池モジュールは、高い光電変換効率が得られる。
次に本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明の導電性インク組成物は、導電性粒子と、加熱硬化性樹脂組成物、硬化剤及び溶剤を含む有機系ビヒクルとを含有する。
導電性粒子は平均粒径0.1〜3μmの球状導電性粒子と平均フレーク径が0.1μm以上3μm未満であるフレーク状導電性粒子とを含有する。球状導電性粒子の平均粒径を上記範囲としたのは、0.1μm未満のものは、加工コストが非常に高価であるからである。一方、3μmを越えると、粒径の大きな粒子が多く含まれることにより組成物の粘度が低くなるため、印刷後のパターン形状が崩れ、滲みが発生する。また導電性粒子が密に集まり難く、低抵抗化が困難になる。このうち、球状導電性粒子の平均粒径は、0.1〜2.0μmであることが特に好ましい。またフレーク状導電性粒子の平均フレーク径を上記範囲としたのは、0.1μm未満であると、比表面積が大きく、組成物の粘度が高くなり過ぎたり、またフレーク状導電性粒子を入れることにより高い導電性を得るという効果が得られ難くなるからである。一方、3μm以上になると、形成される電極の低抵抗化が困難であったり、またスクリーン印刷法等を用いて印刷する際、スクリーン目詰まりを起こし、かすれなどの印刷不良を起こす。このうち、フレーク状導電性粒子のフレーク径は0.15〜2.0μmであることが好ましい。ここで、球状導電性粒子及びフレーク状導電性粒子の平均フレーク径とは、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(堀場製作所製 LA−950)にて測定し、粒子径基準を個数として演算した50%平均粒子径(D50)をいう。このレーザー回折/散乱式粒度分布測定装置による個数基準平均粒径又は平均フレーク径の値は、走査型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ製 S−4300SE及びS−900)により観察した画像において、任意の50個の粒子について粒径を実測したときのその平均粒径又は平均フレーク径とほぼ一致する。なおフレーク状であるか球状であるかは、上記走査型顕微鏡で観察した像で識別したアスペクト比(直径/厚さ)が2以上のものをフレーク状とし、2未満のものを球状と識別する。またフレーク状導電性粒子の平均フレーク径とは、フレーク状導電性微粒子の直径(長径)の平均値をいう。フレーク状導電性粒子のアスペクト比(直径/厚さ)は2〜20の範囲であることが好ましい。厚みは0.005〜1.5μmの範囲であることが好ましく、0.005〜0.5μmの範囲であることが特に好ましい。
また、フレーク状導電性粒子に比べて粒径の大きい球状導電性粒子が多く含まれると、フレーク状粒子の隙間を球状導電性粒子が埋めることにより導電性粒子同士が密に集まり、高い導電性を確保するという効果が低下するため、フレーク状導電性粒子の平均フレーク径が球状導電性粒子の平均粒径よりも大きいことが好ましい。
導電性粒子は上記フレーク状導電性粒子を上記球状導電性粒子より質量割合でより多く又は同じ質量割合で含有する。即ち導電性粒子は上記フレーク状導電性粒子を50質量%以上含有する。フレーク状導電性粒子が50質量%未満であると、導電性が低下する。このうち、導電性粒子はフレーク状導電性粒子を50〜95質量%含有するのが好ましく、65〜95質量%含有するのが更に好ましい。即ち球状導電性粒子を50〜5質量%含有するのが好ましく、35〜5質量%含有するのが更に好ましい。
導電性粒子としては、比抵抗が小さく酸化され難いという理由から、Ag粒子を使用するのが好ましいが、Ag以外には、Au、Cu、Ni又はAlを単独で使用してもよいし、或いはAgを含めたこれら2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の導電性インク組成物を構成する有機系ビヒクルは、熱硬化性樹脂組成物、硬化剤及び溶剤を含有する。
有機系ビヒクルを構成する加熱硬化性樹脂組成物には、従来よりも更に細線化され、接着面積が狭くなった集電極において高い密着性を発現させる必要があるという理由から、エポキシ樹脂組成物を使用するのが好ましい。好適なエポキシ樹脂組成物には、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ビフェニル型、ビフェニル混合型、クレゾールノボラック型、ナフタレン型、ジシクロペンタジエン型等のエポキシ樹脂組成物が挙げられる。このうち、ビフェニル型又はビフェニル混合型のエポキシ樹脂が特に好ましい。ビフェニル型エポキシ樹脂には、例えば、ビフェノールグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(日本化薬社製:NC−3000、NC−3000L、ジャパンエポキシレジン社製:YX4000、YL6640等)が挙げられる。またビフェニル混合型には、o−クレゾールノボラックのポリグリシジルエーテルとビフェノールグリシジルエーテルとを混合したエポキシ樹脂(日本化薬社製:CER−1020等)が挙げられる。また上記エポキシ樹脂組成物の中でも、特に、室温では、固体で存在し、かつ150℃における溶融粘度が0.1Pa・s以下であるという性質を有するものが特に好ましい。その理由は、硬化剤との反応を瞬時に進めることができ、また、高い密着性を発現させ、比抵抗を低下させるのに好適だからである。一方、150℃における溶融粘度が0.1Pa・sを越えると、硬化反応が瞬時に進まず、密着不良等の不具合が生じやすいため好ましくない。ここで示した溶融粘度の値は、例えば、コーン及びプレート型のICI粘度計(Research Equipment London社製)を用いて測定された値である。
硬化剤としては、一般的に用いられるイミダゾール類、第3級アミン類又はフッ化ホウ素を含むルイス酸、或いはその化合物が好適である。イミダゾール類には、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール又は2−フェニルイミダゾールイソシアヌル酸付加物等が挙げられる。第3級アミン類には、ピペリジン、ベンジルジアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、イソフォロンジアミン又はジアミノジフェニルメタン等が挙げられる。フッ化ホウ素を含むルイス酸には、フッ化ホウ素モノエチルアミン等のフッ化ホウ素のアミン錯体が挙げられる。またジシアンジアミド(DICY)のような潜在性の高い硬化剤を用い、その促進剤として上記硬化剤を組み合わせても良い。このうち、密着性向上の理由から、イミダゾール類の2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール又は2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾールが特に好ましい。
溶剤としては、ジオキサン、ヘキサン、トルエン、メチルセロソルブ、シクロヘキサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジアセトンアルコール、ジメチルアセトアミド、γ−ブチロラクトン、ブチルカルビトール、ブチルカルビトールアセテート、エチルカルビトール、エチルカルビトールアセテート、ブチルセルソルブ、ブチルセロソルブアセテート、エチルセルソルブ、α−テルピネオール等が挙げられる。このうち、エチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、α−テルピネオールが特に好ましい。
本発明の導電性インク組成物は、例えば、以下のような方法で調製される。
先ず、好ましくは温度20〜30℃、更に好ましくは25℃の条件で、上記溶剤100質量部に対し、上記熱硬化性樹脂組成物を好ましくは10〜50質量部、更に好ましくは20〜40質量部を混合し、次いで上記硬化剤を適量混合して有機系ビヒクルを調製する。このように調製された有機系ビヒクルと、上記導電性粒子とを、例えば3本ロールミル等の混練機を用いて混練し、ペースト化することにより導電性インク組成物が調製される。このとき、調製される導電性インク組成物に適性な粘度、及び必要な流動性を持たせるために、有機系ビヒクルを5〜30質量%、導電性粒子を70〜95質量%の割合で混合するのが好ましい。有機系ビヒクルが下限値の5質量%未満、即ち導電性粒子が95質量%を越えると、インク組成物としての適性な流動性が得られ難く、一方、有機系ビヒクルが上限値の30質量%を越える、即ち導電性粒子が70質量%未満になると、導電性粒子が不足し、良好な導電性が得られ難くなるからである。このうち、有機系ビヒクルを8〜20質量%、導電性粒子を80〜92質量%の割合で混合するのが特に好ましい。
また導電性インク組成物中の加熱硬化性樹脂組成物と導電性粒子の含有割合は、導電性の高い電極を形成するのに好適であるという理由から、質量比で2〜15:75〜95であることが好ましい。このうち、更に好ましくは、2〜7:83〜95である。
このように調製された本発明の導電性インク組成物は、30〜100Pa・sの適正な粘度を有する。これによりスクリーン印刷法を用いて基板等に塗布する場合、形状の乱れやかすれを生じることなく、微細なパターンの印刷ができる。また基板や太陽電池セルにおける積層体上等に塗布又は印刷した後、好ましくは100〜280℃、更に好ましくは150〜220℃の温度で硬化する性質を有する。100℃未満では、硬化が不十分となる。またハイブリッド型の太陽電池セルにおいては、280℃を超える温度で焼成した場合、太陽電池セルの性能に支障を来す。
本発明の導電性インク組成物は、電極又は電気配線、特に、太陽電池モジュールにおける太陽電池セルの集電極、又はリード線の形成に好適に用いることができる。太陽電池セルの集電極は、例えば、太陽電池セルの平面を模式的に表した図2に示すように、2本のバスバー部14aと、このバスバー部14aと直交する複数本からなるフィンガー部14bとを備える。
この集電極の電極幅、特にフィンガー部の電極幅は、より多くの光を受光面に照射させるために、できるだけ細線化することが求められているが、本発明の導電性インク組成物では、平均フレーク径が0.1μm以上3μm未満と、従来のものに比べて小さいフレーク状導電性粒子を使用しているため、微細なパターンの印刷ができ、形成される太陽電池の集電極の更なる細線化が可能となる。またフレーク径の小さいフレーク状導電性粒子を使用することにより、スクリーン印刷法を用いて印刷する際、従来技術で問題とされていたスクリーン目詰まりといった不具合も解消される。また本発明の導電性インク組成物では、従来のものに比べ、平均フレーク径の小さいフレーク状導電性粒子を使用しているが、高い導電性を維持できる。その理由は、導電性粒子同士が硬化後に密に集まり、導電経路が多く確保できるためであると推察される。更に、接着性の高いエポキシ樹脂を用いているため、より細線化され、狭められた接着面積においても、高い密着性が得られる。
本発明の導電性インク組成物を用いて形成された集電極を備えた太陽電池セル及び該太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールは、集電極の細線化により、より多くの光を受光面に照射させ、光電変換層に吸収させることができるため、高い光電変換効率が得られる。
また、図3に示すように、一般に太陽電池モジュール30は、リード線31により太陽電池セル32同士を相互に電気的に接続されることで形成される。このリード線は、太陽電池モジュールの特性を高めるために、より低抵抗のものを用いることが要求されることから、通常、銅箔が使用され、この銅箔は半田などにより被覆される。本発明の導電性インク組成物は、リード線における銅箔の代替として利用でき、印刷法による形成が可能であることから、簡便な方法で低抵抗のリード線の形成が可能になる。
本発明の導電性インク組成物を用いて集電極が形成された太陽電池セル又はこの太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールは、高い光電変換効率が得られる。
また本発明の導電性インク組成物を用いてリード線が形成された太陽電池モジュールは、従来の銅箔等により形成されたリード線よりも低抵抗であるため、高い光電変換効率が得られる。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
導電性粒子として、以下の表1に示すように、平均フレーク径0.5μmのフレーク状導電性粒子75質量%、平均粒径0.2μmの球状導電性粒子25質量%からなる銀粒子を用意した。また有機系ビヒクルを構成する加熱硬化性樹脂組成物としてエポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン社製:YX4000)を、硬化剤としてイミダゾール系硬化剤の2−エチル−4−メチルイミダゾールを、また溶剤としてブチルカルビトールアセテートを用意した。
先ず、温度25℃の条件で、ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂30質量部を混合し、更に前記混合物に2−エチル−4−メチルイミダゾールを適量添加して有機系ビヒクルを調製した。次いで、得られた有機系ビヒクル12質量%と、上記銀粒子88質量%とを3本ロールミルにて混練し、ペースト化することにより導電性インク組成物を調製した。
次いで、得られた導電性インク組成物を、スクリーン印刷法を用いて100×100mm角のガラス基板上に印刷塗布した後、このガラス基板を熱風循環炉に投入し、200℃の温度で30分間焼成して10×10mm角の電極を形成した。
<実施例2>
ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂35質量部として有機系ビヒクルを調製したこと、また以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径0.5μmのフレーク状導電性粒子90質量%、平均粒径0.1μmの球状導電性粒子10質量%からなる銀粒子を使用したこと、及び導電性粒子の含有割合を90質量%、有機系ビヒクルの含有割合を10質量%としたこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<実施例3>
ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂40質量部として有機系ビヒクルを調製したこと、また以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径0.5μmのフレーク状導電性粒子50質量%、平均粒径0.3μmの球状導電性粒子50質量%からなる銀粒子を使用したこと、及び導電性粒子の含有割合を90質量%、有機系ビヒクルの含有割合を10質量%としたこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<実施例4>
ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂20質量部として有機系ビヒクルを調製したこと、また以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径0.2μmのフレーク状導電性粒子75質量%、平均粒径0.1μmの球状導電性粒子25質量%からなる銀粒子を使用したこと、及び導電性粒子の含有割合を85質量%、有機系ビヒクルの含有割合を15質量%としたこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<実施例5>
ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂35質量部として有機系ビヒクルを調製したこと、また以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径1.0μmのフレーク状導電性粒子70質量%、平均粒径0.3μmの球状導電性粒子30質量%からなる銀粒子を使用したこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<実施例6>
以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径2.0μmのフレーク状導電性粒子65質量%、平均粒径0.3μmの球状導電性粒子35質量%からなる銀粒子を使用したこと、及び導電性粒子の含有割合を86質量%、有機系ビヒクルの含有割合を14質量%としたこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<比較例1>
以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径5.0μmのフレーク状導電性粒子75質量%、平均粒径0.2μmの球状導電性粒子25質量%からなる銀粒子を使用したこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<比較例2>
ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂35質量部として有機系ビヒクルを調製したこと、また以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径0.05μmのフレーク状導電性粒子75質量%、平均粒径0.2μmの球状導電性粒子25質量%からなる銀粒子を使用したこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<比較例3>
以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径0.5μmのフレーク状導電性粒子30質量%、平均粒径0.2μmの球状導電性粒子70質量%からなる銀粒子を使用したこと、及び導電性粒子の含有割合を89質量%、有機系ビヒクルの含有割合を11質量%としたこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<比較例4>
以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径0.5μmのフレーク状導電性粒子100質量%からなる銀粒子を使用したこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。即ち、調製された導電性インク組成物には、球状導電性粒子は含まれない。
<比較例5>
ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂35質量部として有機系ビヒクルを調製したこと、また以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径0.5μmのフレーク状導電性粒子75質量%、平均粒径5.0μmの球状導電性粒子25質量%からなる銀粒子を使用したこと、及び導電性粒子の含有割合を89質量%、有機系ビヒクルの含有割合を11質量%としたこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
<比較例6>
ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂40質量部として有機系ビヒクルを調製したこと、また以下の表1に示すように、導電性粒子として、平均フレーク径3.0μmのフレーク状導電性粒子40質量%、平均粒径3.0μmの球状導電性粒子60質量%からなる銀粒子を使用したこと、及び導電性粒子の含有割合を90質量%、有機系ビヒクルの含有割合を10質量%としたこと以外は、実施例1と同様に、導電性インク組成物を調製し、電極を形成した。
Figure 2010087131
<比較試験及び評価>
実施例1〜6及び比較例1〜6で得られた導電性インク組成物について粘度、スクリーン印刷性、スクリーン目詰まり及び最小線幅を評価した。また実施例1〜6及び比較例1〜6の導電性インク組成物を用いて形成された電極について比抵抗を評価した。その結果を以下の表2に示す。
(1)粘度:レオメータ(ティー・エー・インスツルメント社製:AR1000)を用いて、400mmコーンを使用し、ずり速度10S-1とした時の値を測定した。
(2)スクリーン印刷性:スクリーン印刷法により100×100mm角のガラス基板上に印刷されたパターンについて、パターン形状が確認できた場合を「良好」とし、印刷時のかすれ等でパターン形状が僅かに乱れた場合を「可」とし、また印刷時にレオロジー特性の関係からパターンが全く印刷できなかったり、著しいかすれによりライン欠損が全体にわたってみられた場合を「不可」とした。
(3)スクリーン目詰まり:スクリーン版が目詰まりして連続印刷が困難な場合、又はライン形状に目詰まりによる未塗布箇所がみられた場合を「有」とし、未塗布箇所がみられなかった場合を「無」とした。
(4)最小線幅:40、50、70、100、150及び200μmの線幅で開口部が設計されたスクリーン版を用いて100×100mm角のガラス基板上にパターンを印刷し、ラインが重ならずに乱れることなく印刷できた最小の線幅を最小線幅とした。
(5)比抵抗:100×100mm角のガラス基板上に形成された10×10mm角の電極について、表面固有抵抗表面抵抗計(三菱化学社製:ローレスタ)にて四端子四探針方式を用いて測定した表面抵抗値と、レーザー顕微鏡(キーエンス社製:VK−9600)を用いて測定した膜厚の値から、電極の比抵抗値(Ω・cm)を算出した。
Figure 2010087131
表2から明らかなように、実施例1〜6及び比較例1〜6を比較すると、実施例1〜6では適切な粘度が得られ、スクリーン目詰まりも無く、スクリーン印刷性においても高い評価が得られた。また最小線幅については、実施例2〜6では、比較例3よりも若干評価は下がったが、比較例1,5及び6に比べれば、高い評価が得られた。
また、実施例1〜6で形成された電極の比抵抗は、比較例1〜6で形成された電極よりもはるかに低く、高い導電性が得られることが確認された。
図2のA−A線の断面を示す図。 太陽電池セルの平面の一例を表す模式図。 太陽電池モジュールの一例の概略を示す平面図。

Claims (12)

  1. 導電性粒子と、加熱硬化性樹脂組成物、硬化剤及び溶剤を含む有機系ビヒクルとを含有する導電性インク組成物であって、
    前記導電性粒子が平均粒径0.1〜3μmの球状導電性粒子と平均フレーク径が0.1μm以上3μm未満であるフレーク状導電性粒子とを含有し、
    前記導電性粒子が前記フレーク状導電性粒子を前記球状導電性粒子より質量割合でより多く又は同じ質量割合で含有すること
    を特徴とする導電性インク組成物。
  2. フレーク状導電性粒子の平均フレーク径が球状導電性粒子の平均粒径よりも大きい請求項1記載の導電性インク組成物。
  3. 導電性粒子が球状導電性粒子を50〜5質量%、フレーク状導電性粒子を50〜95質量%含有する請求項1又は2記載の導電性インク組成物。
  4. 加熱硬化性樹脂組成物と導電性粒子の含有割合が質量比で2〜15:75〜95である請求項1ないし3いずれか1項に記載の導電性インク組成物。
  5. 導電性粒子がAg粒子である請求項1ないし4いずれか1項に記載の導電性インク組成物。
  6. 加熱硬化性樹脂組成物がエポキシ樹脂組成物である請求項1ないし5いずれか1項に記載の導電性インク組成物。
  7. 硬化剤がイミダゾール類、第3級アミン類又はフッ化ホウ素を含むルイス酸、或いはその化合物である請求項1ないし6いずれか1項に記載の導電性インク組成物。
  8. 基板上に塗布後、温度100〜280℃の範囲内で加熱硬化する請求項1ないし7いずれか1項に記載の導電性インク組成物。
  9. 請求項1ないし8いずれか1項に記載の導電性インク組成物を用いて集電極が形成された太陽電池セル。
  10. 集電極が透明導電層上に形成された請求項9記載の太陽電池セル。
  11. 請求項9又は10記載の太陽電池セルを備えた太陽電池モジュール。
  12. 請求項1ないし8いずれか1項に記載の導電性インク組成物を用いてリード線が形成された太陽電池モジュール。
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