JP5837735B2 - 導電性インク組成物及び該組成物を用いて形成された太陽電池モジュール - Google Patents
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Description
本発明の第11の観点は、第10の観点に基づく発明であって、更に基板に塗布後、温度100〜220℃の範囲内で加熱硬化することを特徴とする。
<実施例1>
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製した。また有機系ビヒクルを構成する熱硬化性樹脂組成物としてエポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン社製:YX4000)を、硬化剤としてイミダゾール系硬化剤の2−エチル−4−メチルイミダゾールを、また溶剤としてブチルカルビトールアセテートを用意した。先ず、温度25℃の条件で、ブチルカルビトールアセテート100質量部に対し、エポキシ樹脂30質量部を混合し、更に上記混合物に2−エチル−4−メチルイミダゾールを適量添加して有機系ビヒクルを調製した。次に、得られた有機系ビヒクル10質量%と、上記導電性粒子90質量%とを3本ロールミルにて混練し、ペースト化することにより導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例1とした。
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例2とした。
<実施例3>
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例3とした。
<実施例4>
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例4とした。
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例5とした。
<実施例6>
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例6とした。
<実施例7>
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例7とした。
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例8とした。
<実施例9>
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例9とした。
<実施例10>
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例10とした。
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例11とした。
<実施例12>
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例12とした。
<実施例13>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例13とした。
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例14とした。
<実施例15>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例15とした。
<実施例16>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例16とした。
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例17とした。
<実施例18>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例18とした。
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例19とした。
<実施例20>
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例20とした。
<実施例21>
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例21とした。
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例22とした。
<実施例23>
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例23とした。
<実施例24>
平均フレーク径1.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例24とした。
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例25とした。
<実施例26>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例26とした。
<実施例27>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径20nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を実施例27とした。
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銀粒子95質量%と、平均粒径1000nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例1とした。
<比較例2>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銀粒子95質量%と、平均粒径1000nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例2とした。
<比較例3>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銀粒子70質量%と、平均粒径1000nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例3とした。
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径1000nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例4とした。
<比較例5>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径1000nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例5とした。
<比較例6>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径1000nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例6とした。
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径120nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例7とした。
<比較例8>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径120nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例8とした。
<比較例9>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径120nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例9とした。
平均フレーク径0.5μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径200nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例10とした。
<比較例11>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径200nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例11とした。
<比較例12>
平均フレーク径3.0μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径200nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例12とした。
平均フレーク径3.5μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例13とした。
<比較例14>
平均フレーク径3.5μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例14とした。
<比較例15>
平均フレーク径3.5μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例15とした。
平均フレーク径3.5μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例16とした。
<比較例17>
平均フレーク径3.5μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例17とした。
<比較例18>
平均フレーク径3.5μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例18とした。
平均フレーク径0.05μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例19とした。
<比較例20>
平均フレーク径0.05μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例20とした。
<比較例21>
平均フレーク径0.05μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径10nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例21とした。
平均フレーク径0.05μmのフレーク状銅粒子95質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子5質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例22とした。
<比較例23>
平均フレーク径0.05μmのフレーク状銅粒子90質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子10質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例23とした。
<比較例24>
平均フレーク径0.05μmのフレーク状銅粒子70質量%と、平均粒径50nmのナノ銀粒子30質量%とを混合した後、十分に振り混ぜて導電性粒子を調製したこと以外は、実施例1と同様にして導電性インク組成物を得た。この導電性インク組成物を比較例24とした。
実施例1〜27及び比較例1〜24の導電性インク組成物の粘度、スクリーン印刷性、スクリーン目詰まり及び最小線幅を調べた。また実施例1〜27及び比較例1〜24の導電性インク組成物を用いて形成された電極の比抵抗を測定するとともに、電極の剥離の有無を調べた。その結果を表3及び表4に示す。なお、表1及び表2には、実施例1〜27及び比較例1〜24の導電性インク組成物の各成分の混合割合を示す。
14,18 透明導電層
16,19 集電極
20 太陽電池モジュール
22 リード線
Claims (12)
- 導電性粒子と、熱硬化性樹脂組成物、硬化剤及び溶剤を含む有機系ビヒクルとを含有する導電性インク組成物において、
前記導電性粒子が、平均粒径が1nm以上100nm未満であるナノ銀粒子と、平均フレーク径が0.1μm以上3μm以下でありかつフレーク径である長径と厚さとのアスペクト比(長径/厚さ)が2〜20であるフレーク状銅粒子とからなり、
前記導電性粒子が前記フレーク状銅粒子を前記ナノ銀粒子より質量割合でより多く含有し、
前記ナノ銀粒子が、球状の粒子と、フレーク状又はロッド状の粒子とを含む
ことを特徴とする導電性インク組成物。 - ナノ銀粒子とフレーク状銅粒子との含有割合が質量比で(1:99)〜(40:60)である請求項1記載の導電性インク組成物。
- 熱硬化性樹脂組成物と導電性粒子の含有割合が質量比で(5:95)〜(25:75)である請求項1又は2記載の導電性インク組成物。
- 熱硬化性樹脂組成物がエポキシ樹脂組成物である請求項1ないし3いずれか1項に記載の導電性インク組成物。
- 硬化剤がイミダゾール類、第3級アミン類、又はフッ化ホウ素を含むルイス酸、或いはその化合物である請求項1ないし4いずれか1項に記載の導電性インク組成物。
- 請求項1ないし5いずれか1項に記載の導電性インク組成物を用いて集電極が形成された太陽電池セル。
- 集電極が透明導電層上に形成された請求項6記載の太陽電池セル。
- 請求項6又は7に記載の太陽電池セルを備えた太陽電池モジュール。
- 請求項1ないし5いずれか1項に記載の導電性インク組成物を用いてリード線が形成された太陽電池モジュール。
- 溶剤と熱硬化性樹脂組成物と硬化剤とを混合して有機系ビヒクルを調製する工程と、
平均粒径が1nm以上100nm未満でありかつ球状の粒子及びフレーク状又はロッド状の粒子を含むナノ銀粒子と平均フレーク径が0.1μm以上3μm以下でありかつフレーク径である長径と厚さとの比であるアスペクト比(長径/厚さ)が2〜20であるフレーク状銅粒子とを前記ナノ銀粒子より前記フレーク状銅粒子を質量割合でより多く含有するように混合して、前記ナノ銀粒子及び前記フレーク状銅粒子からなる導電性粒子を調製する工程と、
前記有機系ビヒクルと前記導電性粒子とを混練してペースト化することによりインク組成物を調製する工程と
を含む導電性インク組成物の製造方法。 - 基板に塗布後、温度100〜220℃の範囲内で加熱硬化する請求項10記載の導電性インク組成物の製造方法。
- 請求項10又は11に記載の方法で製造された導電性インク組成物を用いて透明導電層上に集電極を形成する太陽電池セルの製造方法。
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