JP2010086876A - コネクタ用接続端子およびこれを用いたコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の接触力を確保しつつ、低背化および小型化したるコネクタ用接続端子およびそれを用いたコネクタを提供することにある。
【解決手段】コネクタのベースに挿入される固定片21と、前記固定片21から延在する連結部22と、前記連結部22の自由端部から両側に前記固定片21と平行に延在し、かつ、前記ベースに回動可能に組み付けられた操作レバーによって操作される可動片23と、からなるコネクタ用接続端子20である。そして、前記連結部22の断面積のアスペクト比を1.2以上とした。
【選択図】図4

Description

本発明はコネクタ用接続端子、特に、フレキシブルプリント基板を接続するためのコネクタに組み込まれる接続端子に関する。
従来、コネクタ用接続端子としては、例えば、特許文献1に記載されているように、接続対象物の挿入方向に沿って延在する固定ビームおよび可動ビームを有するコンタクトと、そのコンタクトを内部に保持する絶縁ハウジングと、前記接続対象物を挿入する側と相対する側に位置し、前記コンタクトを前記接続対象物に接触させるように弾性変形させるアクチュエータと、を備え、前記コンタクトの可動ビームが、当該可動ビームと前記固定ビームとを接合する連結バネ部を介して揺動自在に支持された電気コネクタにおいて、前記連結バネ部を、前記固定ビームとの接合部分から前記接続対象物が挿入される方向であるコネクタ後端側に向かって湾曲状に延出した形状を有するものがある。
近年、前記電気コネクタは、携帯電話機、携帯ゲーム機などの機器に使用されているが、これらの機器の小型化に伴い、前記電気コネクタもより一層の小型化が要求されている。例えば、ある電気コネクタでは、絶縁ハウジングの高さ寸法が1mm以下であり、前記電気コネクタに組み込まれるコネクタ用接続端子には板厚0.2mm以下の導電性薄板を用いるとともに、多数の前記コネクタ用接続端子を前記ハウジング内に0.3〜0.5mmピッチで並設していた。
前述のような電気コネクタをより一層小型化するためには、例えば、並設する多数枚のコネクタ用接続端子の相互間のピッチを小さくし、並設する方向の寸法を小さくする方法が考えられる。また、例えば、コネクタ用接続端子の板厚をより一層薄くすることにより、多数枚の前記コネクタ用接続端子を並設する方向の寸法を小さくしたり、あるいは、例えば、前記コネクタ用接続端子の高さ寸法を小さくすることにより、前記電気コネクタを低背化する方法が挙げられる。
そして、前述の特許文献1で開示されたコンタクトのうち、例えば、可動ビームだけの高さ寸法を小さくすると、前記可動ビームの断面2次モーメントが減少し、接続するフレキシブルプリント基板に対して所望の接触力が得られない。このような不具合を解消するために固定ビームと可動ビームとを連結する連結部をより一層細くする必要がある。
特開2007−27066号公報
しかしながら、通常、前述のようなコネクタ用接続端子は導電性薄板をプレス加工で打ち抜いて製造しているので、前記連結部を細くすることに限界があった。このため、所望の接触力を確保しつつ、より一層低背化,小型化することは困難であるという問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑み、所望の接触力を確保しつつ、低背化,小型化したコネクタ用接続端子およびそれを用いたコネクタを提供することを課題とする。
本発明にかかるコネクタ用接続端子は、前記課題を解決すべく、コネクタのベースに挿入される固定片と、前記固定片から延在する連結部と、前記連結部の自由端部から両側に前記固定片と平行に延在し、かつ、前記ベースに回動可能に組み付けられた操作レバーによって操作される可動片と、からなるコネクタ用接続端子であって、前記連結部の断面積のアスペクト比を1.2以上とした構成としてある。
本発明によれば、連結部のアスペクト比を1.2以上としてあるので、前記連結部を介して可動片がより一層回動しやすくなり、所望の操作力および接触力を確保しつつ、低背下,小型化したコネクタ用接続端子が得られる。
本発明にかかる実施形態としては、電気鋳造で形成してもよい。
本実施形態によれば、電気鋳造を介して断面積のアスペクト比が1.2以上の連結部を有するコネクタ用接続端子が得られる。このため、所望の操作力および接触力を確保しつつ、低背で小型のコネクタ用接続端子が得られる。
本発明にかかる他の実施形態としては、連結部が湾曲していてもよい。
本実施形態によれば、固定片と可動片との間の実質的な支点間距離を大きくできるので、より大きな操作力および接触力を確保でき、相対的にコネクタ用接続端子をより一層低背化、小型化できる。
本発明に係るコネクタとしては、前述のコネクタ用接続端子をベースに組み込み、操作レバーで操作する構成としてある。
本発明によれば、低背で小型のコネクタ用接続端子を使用できるので、所望の操作力および接触力を備え、より一層低背で小型のコネクタが得られるという効果がある。
本発明にかかる実施形態を図1ないし図11の添付図面に従って説明する。
第1実施形態は、図1ないし図8に示すように、フレキシブルプリント基板50を接続するコネクタ10に適用した場合である。そして、前記コネクタ10は、大略、ベース11と、第1接続端子20と、第2接続端子30と、操作レバー40とからなるものである。
ベース11は、図1に示すように、その両側端面の片側縁部から弾性腕部12,12を背面側に平行にそれぞれ延在してある。前記弾性腕部12の内向面のうち、先端縁部にガイド用テーパ面12aを形成してあるとともに、その奧側に軸受け用スリット12bを形成してある。また、前記ベース11は、その正面側に後述するフレキシブルプリント基板50の先端部を挿入できる開口部11aを有するとともに、正面から背面を貫通する第1挿入孔13を所定のピッチで並設してある。さらに、前記ベース11は、その背面の下方縁部から前記弾性腕部12,12の間にガイド板15を延在してあるとともに、前記第1挿入孔13と隣り合う位置に第2挿入孔14を並設してある。
第1接続端子20は、図4に示すように、前記ベース11の第1挿入孔13に挿入して固定される固定片21と、前記固定片21の上辺に突設した連結部22と、前記連結部22の上端部から両側に前記固定片21と略平行に延在した可動片23とからなり、例えば、厚さ0.1mmを有しているものである。
前記固定片21は、その下辺の一端部に前記ベース11の縁部に係止して位置決めするための係止用爪部24を設けてある一方、その上辺に、前記連結部22を間にして切り欠き部25と抜け止め用突起26とを設けてある。そして、前記切り欠き部25を設けることによって尖端部27が形成されている。また、前記切り欠き部25の底部断面積のアスペクト比は、1.2〜4、好ましくは1.5〜3である。1.2未満であると、所望の尖端部27を形成することが容易でなく、4を越えると、所望の強度が得られないからである。
なお、本実施形態に係る第1接続端子20を後述する電気鋳造で形成することにより、所望の角度の尖端部27を1回の電気鋳造工程で製造でき、プレス加工のように複数回のプレス作業工程を必要としないという利点がある。
前記連結部22は、前記固定片21と前記可動片23とを連結するとともに、前記可動片23を回動可能に支持し、その断面積におけるアスペクト比は、1.2〜4、好ましくは1.5〜3である。1.2未満であると、操作力および接触力の改善に明確な変化が見受けられないからであり、4を越えると、所望の耐久性が得られないからである。
このようなアスペクト比を有する第1接続端子20の製造方法としては、例えば、図6Aに示すように、フープ材60と同時に製造する電気鋳造法が挙げられる。前記電気鋳造法は、図示しない母型と対向電極との間に電圧を印加することにより、前記母型のキャビティの底面のうち、絶縁膜で被覆されていない部分に金属を電着する。さらに、電流を流すと、底面の一部を覆う絶縁膜の上にも金属が電着する。このとき、絶縁膜を覆う金属層は、絶縁膜に覆われていない部分に電着した金属層から遅れて成長する。つまり、母型のキャビティ表面の凹凸および絶縁膜の有無によって第1接続端子20の凹凸面,テーパ面が形成される。
第1接続端子20の材質には、所望の形状,物性が得られるだけでなく、電気鋳造用溶液が変質しにくいことが必要である。このため、第1接続端子20の材料としては、例えば、銅単体、ニッケル単体の他、ニッケル・銀合金、ニッケル・タングステン合金、ニッケル・コバルト合金、ニッケル・パラジウム合金等が挙げられる。
前記可動片23は、その一端部を操作受け部28とするとともに、その他端部に下方に突出する第1可動接点29を設けてある。そして、前記第1可動接点29は、前記切り欠き部25の直上に配置されているとともに、その厚さ寸法は可動片23全体の厚さ寸法よりも一段薄くなっている。これは、第1接続端子20の第1可動接点29の厚さ寸法が小さいと、第1接続端子20の組立精度にバラツキが生じても、前記第1可動接点29が図6Bに示すフレキシブルプリント基板50の接続部51に設けた第1接続パッド部52と、隣り合う第2接続パッド部53のリード線54とに接触しにくくなり、短絡するおそれが減少するからである。このため、組立作業に高い組立精度を必要とせず、生産性が向上するという利点がある。
なお、第1可動接点部29は片面に段差を設けて薄くするだけでなく、両面に段差を設けて薄くしてもよく、また、テーパ面を設けて前記第1可動接点部29の幅寸法を漸次薄くしてもよい。
第2接続端子30は、図5に示すように、前記ベース11の第2挿入孔14に挿入して固定される固定片31と、前記固定片31の上辺部に突設した連結部32と、前記連結部32の上端部から両側に前記固定片31と略平行に延在する可動片33と、からなるものである。
なお、前記第2接続端子30の製造方法,材質,厚さは、前述の第1接続端子20と同様であるので、説明を省略する。
前記固定片31は、その下辺の一端部に前記ベース11の縁部に係止して位置決めするための係止用爪部34を設けてある一方、その上辺に、前記連結部32を間にして切り欠き部35と抜け止め用突起36とを設けてある。そして、前記切り欠き部35を設けることによって尖端部37が形成されている。また、前記抜け止め用突起36は、板厚方向に迫り出した迫り出し部36a上に形成されている。
なお、前記切り欠き部35の底部断面積のアスペクト比は、1.2〜4、好ましくは1.5〜3である。1.2未満であると、所望の尖端部が得られないからであり、4を越えると、所望の耐久性が得られないからである。そして、このようなアスペクト比を有する第2接続端子30は、前述の第1接続端子20と同様、電気鋳造法で製造される。
前記連結部32は、前記固定片31と前記可動片33とを連結するとともに、前記可動片33を回動可能に支持するものであり、その断面積におけるアスペクト比は、1.2〜4、好ましくは1.5〜3である。1.2未満であると、操作力および接触力の改善に明確な変化が見受けられないからであり、4を越えると、所望の耐久性が得られないからである。
前記可動片33は、その一端部を操作受け部38とするとともに、その他端部に下方に突出する第2可動接点部39を設けてある。そして、前記第2可動接点部39は、前記切り欠き部36の直上に位置している。
なお、前記第2接続端子30は、必ずしも一様な厚さを有している必要はなく、例えば、図11に示すように、可動片33のうち、連結部32近傍を他の部分よりも厚く形成しておいてもよい。本実施形態によれば、可動片33の断面2次モーメントが大きくなり、剛性が大きくなるので、大きな接触力が得られる。
また、図11には図示していないが、固定片31も一様な厚さである必要はなく、迫り出し部36aだけを肉厚にしておいてもよい。本実施形態によれば、第2接続端子30全体が抜けにくくなり、保持強度が向上するという利点がある。
操作レバー40は、図3に示すように、両側端面に回動軸部41,41を同一軸心上に突設してある。また、前記操作レバー40は、片側縁部に第1,第2接続端子20,30の操作受け部28,38を操作するカム部42を所定のピッチで並設してあるとともに、前記カム部42に対応する位置に前記操作受け部28,38が挿通する貫通孔43を並設してある。
なお、本実施形態にかかるコネクタ10に接続されるフレキシブルプリント基板50は、図6Bに示すように、その先端部51の上面にプリント配線した第1,第2接続パッド部52,53を千鳥状に交互に並設してある。前記第1,第2接続パッド部52,53にはリード線54,55がそれぞれ接続されている。
前述の構成部品の組立方法について説明する。
まず、前記ベース11の正面側の開口部11aから第1挿入孔13に第1接続端子20の一端部を挿入する。これにより、第1接続端子20に設けた抜け止め用突起26がベース11の抜け止め部の天井面に係止するとともに、係止用爪部24がベース11の縁部に係止し、位置決めされる(図7)。
一方、前記ベース11のガイド板15に沿って第2接続端子30の一端部を第2挿入孔14に挿入する。これにより、第2接続端子30の迫り出し部36aに設けた抜け止め用突起36が上下方向に押し広げつつ、係止する。これと同時に、係止用爪部34がベース11の縁部に係止し、位置決めされる。
ついで、前記操作レバー40の貫通孔43に第1,第2接続端子20,30の操作受け部28,38をそれぞれ挿入し、前記第2接続端子30の固定片31の上面に沿って前記操作レバー40を滑らせ、カム部42で操作受け部28,38を押し上げて弾性変形させたままの状態で押し込む。これにより、前記カム部42が第2接続端子30の軸受け部31aに嵌合するとともに、前記回動軸部41がベース11の軸受け用スリット12bに嵌合し、前記操作レバー40が回動可能に支持される。
次に、前記コネクタ10に前記フレキシブルプリント基板50を接続,固定する方法を図2および図8に基づいて説明する。
図2に示すように、前記ベース11の開口部11aにフレキシブルプリント基板50の接続部51を前記ベース11の内側面に突き当たるまで挿入する。ついで、操作レバー40を回動軸部41の軸心を中心に回動して押し倒すと、図8に示すように、カム部42が第1,第2接続端子20,30の操作受け部28,38を同時に押し上げる。このため、連結部22,32を支点として可動片23,33がそれぞれ傾き、第1,第2可動接点29,39がフレキシブルプリント基板50の接続部51に設けた第1,第2接続パッド部52,53にそれぞれ圧接して導通する。
本実施形態においては、第1,第2可動接点29,39がフレキシブルプリント基板50の接続部51を押し下げて湾曲させるだけでなく、第1,第2可動接点29,39と尖端部27,37とがそれぞれ前記フレキシブルプリント基板50の表裏面に食い込んで抜け止めするので、高い接触信頼性を確保できる。
一方、前記フレキシブルプリント基板50を前記コネクタ10から取り外す場合には、前記操作レバー40を逆方向に回動させることにより、カム部42を反転させ、第1,第2接続端子20,30の操作受け部28,38への曲げモーメントを解除する。ついで、第1,第2接続パッド部52,53に対する第1,第2可動接点29,39の接続状態を解除した後、前記フレキシブルプリント基板50を引き出す。
本実施形態によれば、図6Bに示すように、前記フレキシブルプリント基板50の第1,第2接続パッド部52,53を千鳥状に配置してあるので、実装密度がより一層高くなり、小型化しやすくなるとともに、接触信頼性が向上する。
また、前記第1,第2接続端子20,30の第1,第2可動接点部29,39が幅狭となっている。このため、組立精度にバラツキがあっても、第2接続端子30の第2可動接点部39がフレキシブルプリント基板50の第1接続部52と第2接続部53のリード線54とに接触しにくく、短絡しにくいという利点がある。
第2実施形態は、図9に示すように、第1,第2接続端子20,30の固定片21,31の上辺に一対の切り欠き部25a,25bおよび35a,35bを設けて尖端部27,37をそれぞれ形成した場合である。他は前述の第1実施形態同様であるので、説明を省略する。
本実施形態によれば、鋭角な尖端部27,37が得られ、脱落しにくくなるので、より一層接続信頼性が向上するという利点がある。
第3実施形態は、図10に示すように、第1,第2接続端子20,30の固定片21,31の上辺にのこぎり歯状の尖端部27,37を形成した場合である。他は前述の第1実施形態同様であるので、説明を省略する。
本実施形態によれば、のこぎり歯状の尖端部27,37を形成することにより、第1,第2可動接点部29,39とのそれぞれの位置合わせが容易となり、高い寸法精度を必要としない。このため、第1,第2接続端子20,30の製造が容易となり、生産性が向上するという利点がある。
第1接続端子20について、その連結部22の断面積をアスペクト比2(実施例1),アスペクト比1(比較例1)とし、操作受け部28を操作レバー40で操作した場合の操作性についてシミュレーションした。計算結果を図12に図示する。
図12Aに示すように、操作受け部における押し上げ量が同一であれば、実施例1の方が比較例1よりも大きい接触力が得られることが判った。
逆に、図12Bに示すように、操作受け部における押し上げ量が同一であれば、実施例1の方が比較例1よりも小さい操作力で操作できることが判明した。
すなわち、軽く操作でき、強い力で接続状態を維持できることが判った。
第2接続端子30について、その連結部32の断面積をアスペクト比2(実施例2),アスペクト比1(比較例2)とし、操作受け部38を操作レバー40で操作した場合の操作性についてシミュレーションした。計算結果を図13に図示する。
図13に示すように、操作受け部38における押し上げ量が同一であれば、実施例2の方が比較例2よりも大きい変位量が得られることが判った。
前記第1,第2接続端子20,30の連結部22,32は、必ずしも真直である必要はなく、湾曲していてもよい。
本発明に係るコネクタ用接続端子は、前述の実施形態に限らず、他のコネクタに組み込める形状であってもよい。
また、本発明に係るコネクタ用接続端子の連結部は、一様な巾寸法を有するものに限らず、その基部が太く、上方に向かって細くなる形状であってもよいことは勿論である。
図1A,1B,1Cは本発明に係るコネクタ用接続端子の第1実施形態を組み込んだコネクタを異なる角度から視た斜視図である。 図2A,2Bは図1で示したコネクタ用接続端子を組み込んだコネクタの接続前後を示す斜視図である。 図1で示したコネクタの分解斜視図である。 図4A,4B,4C,4D,4Eは図3で示した第1接続端子の斜視図、異なる角度から視た斜視図、平面図、正面図、底面図である。 図5A,5B,5C,5D,5Eは図3で示した第2接続端子の斜視図、異なる角度から視た斜視図、平面図、正面図、底面図である。 図6Aは第1接続端子の製造方法を説明するための斜視図、図6Bは接続されるプリント基板の部分平面図である。 図7Aは第1実施形態に係るコネクタ用接続端子を組み込んだコネクタの接続前を示す平面図、図7B,7Cは図7AのB−B線断面図、C−C線断面図である。 図8Aは第1実施形態に係るコネクタ用接続端子を組み込んだコネクタの接続後を示す平面図、図8B,8Cは図8AのB−B線断面図、C−C線断面図である。 図9Aは第2実施形態に係るコネクタ用接続端子を組み込んだコネクタを示す平面図、図9B,9Cは図9AのB−B線断面図、C−C線断面図である。 図10Aは第3実施形態に係るコネクタ用接続端子を組み込んだコネクタを示す平面図、図10B,10Cは図10AのB−B線断面図、C−C線断面図である。 第2接続端子の変形例を示す斜視図である。 本発明に係るコネクタ用接続端子の操作性を示すためのグラフ図である。 本発明に係るコネクタ用接続端子の操作性を示すためのグラフ図である。
符号の説明
10:コネクタ
11:ベース
12:弾性腕部
13:第1挿入孔
14:第2挿入孔
20:第1接続端子
21:固定片
22:連結部
23:可動片
24:係止用爪部
25:切り欠き部
26:抜け止め用突起
27:尖端部
28:操作受け部
29:第1可動接点
30:第2接続端子
31:固定片
32:連結部
33:可動片
34:係止用爪部
35:切り欠き部
36:抜け止め用突起
36a:迫り出し部
37:尖端部
38:操作受け部
39:第2可動接点
40:操作レバー
41:回動軸部
42:カム部
43:貫通孔
50:フレキシブルプリント基板
51:接続部
52,53:第1,第2接続パッド部
54,55:リード線

Claims (4)

  1. コネクタのベースに挿入される固定片と、前記固定片から延在する連結部と、前記連結部の自由端部から両側に前記固定片と平行に延在し、かつ、前記ベースに回動可能に組み付けられた操作レバーによって操作される可動片と、からなるコネクタ用接続端子であって、
    前記連結部の断面積のアスペクト比を1.2以上としたことを特徴とするコネクタ用接続端子。
  2. 電気鋳造で形成したことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用接続端子。
  3. 連結部が湾曲していることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ用接続端子。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコネクタ用接続端子をベースに組み込み、操作レバーで操作することを特徴とするコネクタ。
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