JP2010085601A - 真正性識別体 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ホログラムを用いた真正性識別体において、その真正性を高めるために、ホログラムとは異なる機能を有する、コレステリック液晶等の機能性材料を積層すると、積層工程が煩雑であって、且つ、積層によるホログラム画像のボケ・歪み等の劣化を抑制することが難しい等の問題があった。
【解決手段】
ホログラム形成層のホログラム画像と同一形状、同一位置に磁気パターン層を積層し、その磁気パターン層の位置のみ光を通過させる磁気チェッカー等を用いて、目視にて鮮明なホログラム画像を確認したり、鮮明なホログラムが浮き出でてくる判定を可能とした。。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不正な意図に基づく偽造や改ざん等により得られたものと真正なものとの区別を可能にした真正性識別体に関するものである。また、本発明は、そのような真正性識別体を物品に適用するのに適するラベルの形態や転写シートの形態に加工したものにも関するものである。
本明細書において、配合を示す「部」は質量基準である。また、「ホログラム」はホログラムと、回折格子などの光回折性機能を有するものも含む。「ホログラムレリーフ」は、凹凸形状によりその光回折性機能を発現するものである。
(主なる用途)本発明の真正性識別体の主なる用途としては、偽造防止分野に使用されるホログラムシートであって、具体的には、クレジットカード等の偽造されて使用されると、カード保持者やカード会社等に損害を与え得るもの、運転免許証、社員証、会員証等の身分証明書、入学試験用の受験票、パスポート等、紙幣、商品券、ポイントカード、株券、証券、抽選券、馬券、預金通帳、乗車券、通行券、航空券、種々の催事の入場券、遊戯券、交通機関や公衆電話用のプリペイドカード等がある。
これらはいずれも、経済的、もしくは社会的な価値を有する情報を保持した情報記録体であり、偽造による損害を防止する目的で、記録体そのものの真正性を識別できる機能を有することが望まれる。
また、これら情報記録体以外であっても、高額商品、例えば、高級腕時計、高級皮革製品、貴金属製品、もしくは宝飾品等の、しばしば、高級ブランド品と言われるもの、または、それら高額商品の収納箱やケース等も偽造され得るものである。また、量産品でも有名ブランドのもの、例えば、オーディオ製品、電化製品等、または、それらに吊り下げられるタグも、偽造の対象となりやすい。
さらに、著作物である音楽ソフト、映像ソフト、コンピュータソフト、もしくはゲームソフト等が記録された記憶体、またはそれらのケース等も、やはり偽造の対象となり得る。また、プリンター用のトナー、用紙など、交換する備品を純正材料に限定している製品などにも、偽造による損害を防止する目的で、そのものの真正性を識別できる機能を有することが望まれる。
(背景技術)
従来、情報記録体や上記した種々の物品(総称して、真正性識別対象物と言う。)の偽造を防止する目的で、その構造の精密さから、製造上の困難性を有すると言われるホログラムを真正性の識別可能なものとして適用することが多く行なわれている。しかしながら、ホログラムの製造方法自体は知られており、その方法により精密な加工を施すことができることから、ホログラムが単に目視による判定だけのものであるときは、真正なホログラムと偽造されたホログラムとの区別は困難である。
これらの真正性識別対象物、特にラベル形態や転写形態にてホログラム画像を施された物品は、ホログラム画像の目視確認という真正性識別のみでなく、新たな真正性識別方法を用いてその対象物の真正性を識別する必要が生じている。
(先行技術)
これらの要求に応えるため、ホログラムに積層して、入射した光の内、左回り偏光もしくは、右回り偏光のいずれか一方の光のみを反射する光選択反射層を有する真正性識別体が提案された。(例えば、特許文献1参照。)
この光選択反射層として、コレステリック液晶を使用し、偏光版等を用いて確認する方法で偽造防止性を高めている。
しかしながら、特許文献1の記載にあるように、ホログラム形成層上の反射性薄膜層の反射率が高いため、コレステリック液晶層で反射されず透過した光(選択的反射光の補色光)が、この反射性薄膜層で反射し、再びコレステリック液晶層へ戻る(以下戻り光とする)ことにより、この戻り光が、コレステリック液晶を観察する際のノイズ成分となって、選択的反射光に付加・混在し、液晶本来の色調とならず、視認・識別することすら難しくなっていた。
また、コレステリック液晶材料そのものが高価であり、その液晶性能を引き出すためには液晶層に接して、配向膜の形成が不可欠であって煩雑であり、さらには、コレステリック液晶の光散乱性により、ホログラム画像を再生する光がその液晶層を通過するときに画像にボケ・歪みを生じる等の問題があった。
このため、コレステリック液晶層の光散乱性を抑えたり、コレステリック液晶層そのものを薄くする等の工夫が考えられたが、コレステリック液晶層の光散乱性を抑えるために屈折率差を小さくしたり、コレステリック液晶層を薄くしたりすると、上記した光選択反射層としての機能が低下してしまい、ホログラム画像の鮮明性と偽造防止性能を確保する最適な条件を得ることが難しいという欠点を有していた。
特開2007−90538号公報
そこで、本発明はこのような問題点を解消するためになされたものである。その目的は、ホログラム形成層のホログラム画像と同一形状、同一位置に磁気パターン層を積層し、その磁気層の位置のみ光を通過させる磁気チェッカー等を用いて、目視にてホログラム画像と磁気チェッカーに現れる画像が容易に同一と判断できる、もしくはホログラム画像が浮き上がる効果を出現して、真正性の識別が容易である真正性識別体を提供することである。
上記の課題を解決するために、
本発明の真正性識別体の第1の態様は、
透明基材の一方の面に、ホログラム画像に対応した回折格子群を含むホログラムレリーフを有する透明樹脂層、及び、前記ホログラムレリーフに接するように反射性薄膜層が設けられており、その反射性薄膜層上に、前記回折格子群と同一位置に磁気パターン層が形成されていることを特徴とするものである。
上記第1の態様の真正性識別体によれば、
ホログラム画像を再生する回折格子群が、ホログラムレリーフとして、透明樹脂層面上に一平面をなすよう配置されており、反射性薄膜層を介して、この回折格子群の配置と同一の形状であって、同一の位置に磁気性能を有する磁気パターン層を設けてあることにより、その磁気パターン層のパターンに感応する「磁気チェッカー」や、「磁気マイクロカプセルシート」等により、前記回折格子群の位置に対応する部分のみを、透過光を散乱させることなく通過させることで、ホログラム画像と、磁気チェッカー等の上に現れる画像との同一性を容易に確認できる。
これにより、簡易にその真正性識別体の「真正性」を判断できる。
磁気パターン層は、前記回折格子群の位置に同調して形成されるが、これは、回折格子群の一部に位置情報を表わす小さく周期的な回折格子を設けておき、この回折格子を位置情報として、精度良く間欠送りが可能なシルクスクリーン印刷等を用いて形成することができる。
磁気パターン層には、ホログラム形成層を挟んで、その反対側にある「磁気チェッカー」等がその中に含んでいる「磁性材料」をパターン状に動かすものであるため、硬質磁性材料であって磁性強度10kA/m〜1MA/m、望ましくは、200〜500kA/m、且つ、残留磁束の大きい磁性体を用いて、磁気インキとし、パターン印刷が可能なシルクスクリーン印刷等を用いて、ホログラム画像と同一形状、同一位置に形成される。
10kA/m以下では、「磁性材用」を動かす力が不足し、1MA/m以上だと、磁気インキ化する際に磁性材料が凝集し、着磁し難くなる。200kA/m以上であれば「磁性材料」を動かす速さが好適であり、500kA/m以下であれば、磁気パターン層形成適性に優れる。
この磁性体を強く配向させることにより、透明基材及びホログラムレリーフを有する透明樹脂層を通して、その先にある磁気チェッカー等が有する磁性体(軟質磁性材料:磁性強度0.1〜10kA/mを有し、微粒子粉体として流動性を有するものや、マイクロカプセルの中に極薄い円盤状であって容易に回転する磁性体を閉じ込められていて、磁場に感応して、光の通過/遮断を制御するもの。)を動かして、磁気チェッカー等上にホログラム画像と同一の画像を浮き出させる。
もちろん、磁気パターン層が含む磁性体を交流消磁しておくと、「磁気チェッカー」等をかざしても、何もでてこず、前もって強く配向しておくことで上記の判別機能を発揮するため交流消磁を利用する偽造防止方法も可能である。
磁性材料としては、
硬質磁性材料として、フェライト系磁性材料(Coフェライト、Baフェライト等)、NdFeB系磁性材料、SmCo系磁性材料等の希土類系磁性材料、白金鉄、白金コバルト、FeCoCr合金等がある。
軟磁性材料としては、鉄系:電磁軟鉄、けい素鉄、鉄-コバルト合金(Fe 49Co-2Vのパーメンジュール等)、Fe-Si-Al合金(9.5Si-5.5Alのセンダスト等)、ニッケル−鉄系( Ni40〜50%パーマロイ、Ni70〜80%パーマロイ、PBパーマロイ、PCパーマロイ等)、NB添加ハードパーム(79Ni-9Nb-Fe)等が使用できる。
磁気インキとしては、硬質磁性材料の粉体(粒径0.1μm〜10μmの針状、円筒状、円盤状のもの)を、熱可塑性樹脂例えば、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル樹脂、セルロース樹脂、ニトロセルロース樹脂、アクリル酸エステル樹脂、アクリルアミド樹脂、もしくはポリスチレン樹脂等、又は、熱硬化性樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、エポキシ変性アクリル樹脂、エポキシ変性不飽和ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、もしくはフェノール樹脂等に均一に分散させ、パターン同調性能の高いシルクスクリーン印刷(ホログラム画像と同調させて、等間隔でホログラムレリーフ面に形成した位置検知用回折格子をLED等で照明し、受光部でその位置を高い精度で検知しながら、パターン印刷ができる。)、オフセット印刷、グラビア印刷等により、反射性薄膜層上に形成し、加熱乾燥(イソシアネート等の架橋剤を加えても良い)、超音波乾燥、UV硬化乾燥、EB硬化乾燥等により乾燥、硬化させる。
磁気パターン層を硬化させることで、強い磁場で配向させたときの磁性材料の動き(回転・ズレ)を抑えることができる。
このパターン形状を目立たなくするため、同一色調(茶系、黒色等)の着色インキ層を重ねて設けることにより、ホログラム画像を目視観察したときに、磁気パターン層を判別しにくくすることもできる。
このパターン形状と、ホログラム画像のパターンとの同調は、真正性識別機能を考慮して、平面方向のズレは、±0.5mm以内、さらには、回折格子の画素サイズより小さいことが望ましく、±0.03mm以内とするこが望ましい。このために、上記したホログラム画像パターンと磁気パターンとの同調性を高める位置検知用回折格子を小さく精度良く形成しておく必要がある。さらには、ステンレススクリーン版等の比較的大きなサイズにおいて位置精度に優れる版式を用いることも好適である。
このようにして作成したホログラム画像パターンと磁気パターンが同調した真正性識別体に対して、「磁気マイクロカプセルシート」をかざすと、強く着磁している磁気パターン部分のみ「磁気マイクロカプセルシート」が透明となり、ホログラム画像と同一のパターンが現れて、その真正性を証明することができる。
「磁気マイクロカプセルシート」内のカプセルに包まれた燐片状の軟磁性材料を水平状態(遮蔽)から垂直状態(透過)へ回転させるためには、画像パターンに対して垂直方向の磁場を発生させる必要があるため、磁気パターンを形成する磁性材料としてBaフェライトの様な円盤状磁性体を垂直方向に磁化できるように、その主軸(円盤の中心を通り円盤に垂直な軸)を垂直に向かせる配向処理を施して、磁気パターンの隅から隅まで垂直に着磁させる。
このことにより、「磁気マイクロカプセルシート」がホログラム画像に精度良く同調し、その透過部分を通して歪みの少ない鮮明なホログラム画像を観察することができる。
また、現れた画像パターンとホログラム画像が同一であることにより、その真正性を識別することができる。
また、「磁気チェッカー」のように、磁性体が粉体であって、その粉体の粗密によって画像を表わすものは、着磁パターンを目視しやすい数十μm〜数百μm程度とすると、透過部分を通してホログラム画像を最も鮮明に見ることができる。
また、本発明の真正性識別体の第2の態様は、
前記ホログラム画像が2つ以上の隣接する回折格子群からなる2つ以上のホログラム画像を含むホログラムレリーフを有する透明樹脂層、及び、前記ホログラムレリーフに接するように反射性薄膜層が設けられており、その反射性薄膜層上の前記回折格子群の少なくとも一つと同一位置に磁気パターン層が形成されていることを特徴とするものである。
すなわち、異なるホログラム画像を再生する回折格子群が2つ以上隣接して形成されていて、全体を目視で観察したときは、それらの回折格子群がお互いに干渉しあって、個別のホログラム画像を再現できず、全体が一様な回折像(個別の画像を再生せず、全体が一つの干渉縞のように見える。)としか観察されないが、その中の1つのホログラム画像に対応する部分だけを取りだすと(各々のホログラム画像が、それぞれ多数の回折格子画素で構成されているが、そのうち、1つのみのホログラム画像に対応した回折格子画素群の回折光のみを通過させ、他のホログラム画像に対応した回折格子画素群の回折光を遮蔽する。)、お互いの干渉が解かれて、その一つのホログラム画像のみが浮き上がってくる。
「隣接」とは、それぞれの回折格子画素が、あらかじめ定められた順序で「交互に」設けられていることをいう。
この浮き上がり現象が発生すること、及び、「浮き上がったホログラム画像」と「磁気パターン」とが、例えば、「くじ」と「当選マーク」のような関連するものであった場合には、そのことをもって、その媒体の真正性を識別することができる。
回折格子群における回折格子画素の大きさは、10μm〜500μm、好ましくは、30μmから100μmとして、複数のホログラム画像を再生するこれらの画素が、帯状もしくは市松模様状に隣接している。500μm以上では、画像が粗くなり、10μm以下では、画素内の格子線の数が数十本以下となり、回折効率が低下する。
隣接する回折格子の干渉と、分離時の画像再現性からは、30μmから100μmが好ましい。このため、高い磁気パターン形成精度が要求される。また、磁気パターンの着磁方式も、垂直方向の着磁が好ましい。
本発明の真正性識別体によれば、
透明基材の一方の面に、ホログラム画像に対応した回折格子群を含むホログラムレリーフを有する透明樹脂層、及び、前記ホログラムレリーフに接するように反射性薄膜層が設けられており、その反射性薄膜層上に、前記回折格子群と同一位置に磁気パターン層が形成されていることを特徴とする真正性識別体が提供される。
また、本発明の他の真正性識別体によれば、
前記ホログラム画像が2つ以上の隣接する回折格子群からなるホログラムレリーフを有する透明樹脂層、及び、前記ホログラムレリーフに接するように反射性薄膜層が設けられており、その反射性薄膜層上の前記回折格子群の少なくとも一つと同一位置に磁気パターン層が形成されていることを特徴とする真正性識別体が提供される。
すなわち、ホログラム形成層のホログラム画像と同一形状、同一位置に磁気パターン層を積層し、その磁気パターン層の位置のみ光を通過させる磁気チェッカー等を用いて、目視にて、鮮明なホログラム画像と磁気チェッカーに現れる画像が容易に同一と判断できる、もしくはホログラム画像が浮き上がる効果を出現して、真正性の識別が容易である真正性識別体が提供される。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施例を示す真正性識別体Aの断面図である。
図2は、本発明の1実施例を判定するプロセスである。
図3は、本発明の他の実施例を判定するプロセスである。
(透明基材)本発明で使用される透明基材1は、厚みを薄くすることが可能であって、機械的強度や、真正性識別体Aを製造する際の加工に耐える耐溶剤性および耐熱性を有するものが好ましい。使用目的にもよるので、限定されるものではないが、フィルム状もしくはシート状のプラスチックが好ましい。
例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアリレート、トリアセチルセルロース(TAC)、ジアセチルセルロース、ポリエチレン/ビニルアルコール等の各種のプラスチックフィルムを例示することができる。
透明基材1の厚さは、通常5〜100μmであるが、反射性薄膜層3からの回り込み光を配慮する場合には、5〜50μm、特に5〜25μmとすることが望ましい。
(ホログラムレリーフを有する透明樹脂層:ホログラム形成層ともいう。)本発明のホログラム形成層2を構成するための透明な樹脂材料としては、各種の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、もしくは電離放射線硬化性樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂としてはアクリル酸エステル樹脂、アクリルアミド樹脂、ニトロセルロース樹脂、もしくはポリスチレン樹脂等が、また、熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、エポキシ変性アクリル樹脂、エポキシ変性不飽和ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、もしくはフェノール樹脂等が挙げられる。
これらの熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂は、1種もしくは2種以上を使用することができる。これらの樹脂の1種もしくは2種以上は、各種イソシアネート樹脂を用いて架橋させてもよいし、あるいは、各種の硬化触媒、例えば、ナフテン酸コバルト、もしくはナフテン酸亜鉛等の金属石鹸を配合するか、または、熱もしくは紫外線で重合を開始させるためのベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド等の過酸化物、ベンゾフェノン、アセトフェノン、アントラキノン、ナフトキノン、アゾビスイソブチロニトリル、もしくはジフェニルスルフィド等を配合しても良い。
また、電離放射線硬化性樹脂としては、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、アクリル変性ポリエステル等を挙げることができ、このような電離放射線硬化性樹脂に架橋構造を導入するか、もしくは粘度を調整する目的で、単官能モノマーもしくは多官能モノマー、またはオリゴマー等を配合して用いてもよい。
上記の樹脂材料を用いてホログラム形成層2を形成するには、感光性樹脂材料にホログラムの干渉露光を行なって現像することによって直接的に形成することもできるが、予め作成したレリーフホログラムもしくはその複製物、またはそれらのメッキ型等を複製用型として用い、その型面を上記の樹脂材料の層に押し付けることにより、賦型を行なうのがよい。
熱硬化性樹脂や電離放射線硬化性樹脂を用いる場合には、型面に未硬化の樹脂を密着させたまま、加熱もしくは電離放射線照射により、硬化を行わせ、硬化後に剥離することによって、硬化した透明な樹脂材料からなる層の片面にレリーフホログラムの微細凹凸を形成することができる。なお、同様な方法によりパターン状に形成して模様状とした回折格子を有する回折格子形成層も光回折構造として使用できる。
ホログラムは物体光と参照光との光の干渉による干渉縞を凹凸のレリーフ形状で記録されたもので、例えば、フレネルホログラムなどのレーザ再生ホログラム、及びレインボーホログラムなどの白色光再生ホログラム、さらに、それらの原理を利用したカラーホログラム、コンピュータジェネレーティッドホログラム(CGH)、ホログラフィック回折格子などがある。また、マシンリーダブルホログラムのように、その再生光を受光部でデータに変換し所定の情報として伝達したり、真偽判定を行うものであってもよい。
微細な凹凸を精密に作成するため、光学的な方法だけでなく、電子線描画装置を用いて、精密に設計されたレリーフ構造を作り出し、より精密で複雑な再生光を作り出すものであってもよい。このレリーフ形状は、ホログラムを再現もしくは再生する光もしくは光源の波長(域)と、再現もしくは再生する方向、及び強度によってその凹凸のピッチや、深さ、もしくは特定の周期的形状が設計される。
また、カラーホログラム画像を、回折格子線からなる回折格子画素(同一の回折格子線からなる単一回折格子エリアの最小単位。これら画素から回折光としてでてくる光の集合が一つのカラーホログラム画像を形成する。)に要素分解し、所定の画素のサイズ、格子線ピッチ、格子線角度をその各要素に割り当てて再現するという画像処理方法を用いて形成することも可能である。
凹凸のピッチ(周期)は再現もしくは再生角度に依存するが、通常0.1μm〜数μmであり、凹凸の深さは、再現もしくは再生強度に大きな影響を与える要素であるが、通常0.1μm〜1μmである。
単一回折格子のように、全く同一形状の凹凸の繰り返しであるものは、隣り合う凹凸が同じ形状であればある程、反射する光の干渉度合いが増しその強度が強くなり、最大値へと収束する。回折方向のぶれも最小となる。立体像のように、画像の個々の点が焦点に収束するものは、その焦点への収束精度が向上し、再現もしくは再生画像が鮮明となる。
さらに、透明金属化合物薄膜の場合は、その薄膜の上下の面が、同一レリーフ形状であり且つ、その面と面の距離(すなわち膜厚さ)が均一であればあるほど、再現もしくは再生強度が大きくなる。
ホログラムレリーフ形状を賦形(複製ともいう)する方法は、回折格子や干渉縞が凹凸の形で記録された原版をプレス型(スタンパという)として用い、上記透明基材1及び反射性薄膜層3上に、前記原版を重ねて加熱ロールなどの適宜手段により、両者を加熱圧着することにより、原版の凹凸模様を複製することができる。形成するホログラムパターンは単独でも、複数でもよい。
複数の回折格子画素を隣接して互い違いに並べると、それぞれ別の回折光をだすため、全ての画素を照明すると具体的なホログラム画像とならず、虹色の平面回折格子のように観察されるが、一つのホログラム画像に対応する回折格子画素のみを選択的に照明するとその一つのホログラム画像が鮮明に浮き上がってくる。
この効果は、回折格子画素を30μm〜100μmの帯状もしくは、市松文様とした時に最も顕著に現れる。
上記の極微細な形状を精密に再現するため、また、複製後の熱収縮などの歪みや変形を最小とするため、原版は金属を使用し、低温・高圧下で複製を行う。
原版は、Niなどの硬度の高い金属を用いる。光学的撮影もしくは、電子線描画などにより形成したガラスマスターなどの表面にCr、Ni薄膜層を真空蒸着法、スパッタリングなどにより5〜50nm形成後、Niなどを電着法(電気めっき、無電解めっき、さらには複合めっきなど)により50〜1000μm形成した後、金属を剥離することで作ることができる。
複製方式は、平板式もしくは、回転式を用い、線圧0.1トン/m〜10トン/m、複製温度は、通常60℃〜200℃とする。
(反射性薄膜層)本発明では、ホログラム形成層2のホログラムレリーフ面に、反射性薄膜層3を形成する。この薄膜層は、入射した光を反射する必要があるため、ホログラム形成層2よりも高い屈折率を有する薄膜層であれば、特に限定されない。
反射性薄膜層3としては、真空薄膜法などにより形成される金属薄膜などの金属光沢反射層、又は透明反射層のいずれでもよいが、金属光沢反射層を部分的に設けたり、透明反射層を設けた場合は、その透明反射層を通して真正性識別対象物のデザイン等を確認できるので好ましい。但し、磁気パターンを隠すという意味では、金属光沢反射膜が望ましい。
透明反射層としては、ほぼ無色透明な色相で、その光学的な屈折率がホログラム形成層2のそれとは異なることにより、金属光沢が無いにもかかわらず、ホログラムなどの光輝性を視認できることから、透明なホログラムを作製することができる。例えば、ホログラム形成層2よりも光屈折率の高い薄膜、例として、ZnS、TiO2、Al23、Sb23、SiO、SnO2、ITOなどがある。
好ましくは、金属酸化物又は窒化物であり、具体的には、Be、Mg、Ca、Cr、Mn、Cu、Ag、Al、Sn、In、Te、Ti、Fe、Co、Zn、Ge、Pb、Cd、Bi、Se、Ga、Rb、Sb、Pb、Ni、Sr、Ba、La、Ce、Auなどの酸化物又は窒化物他はそれらを2種以上を混合したものなどが例示できる。またアルミニウムなどの一般的な光反射性の金属薄膜も、厚みが20nm以下になると、透明性が出てきて透明反射層として使用できる。
透明金属化合物の形成は、金属の薄膜と同様、ホログラム形成層2のホログラムレリーフ面に、10〜2000nm程度、好ましくは20〜1000nmの厚さになるよう、蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング、CVD(化学蒸着法)などの真空薄膜法などにより設ければよい。透明反射膜を使用する場合は、磁気パターン層を隠すために、同一の色調の印刷層を重ねて設ける必要がある。
また、本発明の真正性識別体にさらに、粘着剤を施してラベルとしたり、接着剤を施して転写シートとすることもできる。
その場合、粘着剤としては、従来公知の溶剤系及び水系のいずれの粘着剤、例えば、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル−アクリル共重合体、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン樹脂や、天然ゴム、クロロプレンゴムなどのゴム系樹脂などが挙げられる。
自然にやさしい材料構成とするために、特に、天然ゴムを主成分とするラテックス、それを変性したもの、特に天然ゴムにスチレン特にメタクリルさんメチルとをグラフト重合させて得た天然ゴムラテックス等の天然素材から作製されたものを用いても良く、形成厚さ、形成方法等は適宜選択する。
また、接着剤としては、接着剤としては、種々の物品に対する接着性を確保するためのものであるので、反射性薄膜層4との接着性がよく、被着体と強固に接着できるものが好ましい。具体的には、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ゴム変性物などが挙げられ、これらの中から適するものを適宜選択して使用でき、また、これらは単体、もしくは2種以上の混合系で、更に必要に応じてハードレジンや可塑剤、その他の添加剤を加えて使用することができ、形成厚さ、形成方法等は適宜選択する。
(実施例1)
透明基材1として、12μmのPETフィルムの表面に、メラミン樹脂組成物を塗布し、ホログラム画像位置検知パターン付きのレリーフホログラム(「当」の文字画像:図2参照)の複製用型の型面を、接触させたまま加熱硬化させることにより、レリーフホログラムの形成を行ない、厚さ3μmのホログラム形成層2を得た。
このホログラム形成層2上に、ALを真空蒸着して、厚みが100nmの反射性薄膜層3を形成し、位置検知パターンを検知しながら、シルクスクリーン印刷にて下記組成の磁気インキを用いて、ホログラム画像と同一形状(「当」の文字形状、同一位置に、磁気パターン層4を厚さ10μmにて形成した。
・<磁気インキ組成物>
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 50質量部
磁性材料(Baフェライト:100kA/m) 25質量部
体質顔料 5質量部
メチル・イソブチルケトン 20質量部
この磁気パターン層4及び反射性薄膜層3上に、次の組成物をグラビアコーターで乾燥後の塗布量が20μmになるように、塗工し70℃で乾燥させて、粘着剤層4を形成し、実施例1の真正性識別媒体Aを得た。
・<粘着剤組成物>
酢酸ビニル−アクリル共重合体 30質量部
トルエン 40質量部
酢酸ビニル 40質量部
この真正性識別媒体Aをパスポートに貼着した。
この真正性識別媒体A上に、磁気マイクロカプセルシートを含む「checker」をかざして観察側から眺めると、ホログラム再生像と同一位置、同一部分の磁気カプセル部が開放(透明)となり、その開放部を通して、ホログラム画像が鮮明に観察できた。
このことにより、このパスポートが真正であると判断できた。
(実施例2)
ホログラム画像として、「当」の文字画像と「ハズレ」の文字画像(図示せず。)を100μm×100μmの回折格子画素に要素分解し、その画素を2列×50行の「帯」を一単位として交互に配置したレリーフホログラムとし、且つ、磁気パターン層4を200μm幅の帯状(200μm幅の帯状印刷と200μm幅の隙間の繰り返し連続パターン)とし、反射性薄膜をTiO2薄膜30nmとして、磁気パターン状に磁気インキと同様色調(暗褐色)のシルクスクリーン印刷層10μmを加えた以外は、実施例1と同様として実施例2を得た。
この真正性識別媒体A´上に、磁気マイクロカプセルシートを含む「checker」をかざして観察側から眺めると、回折格子の領域内に鮮明なホログラム再生像が出現した。
このことにより、このパスポートがより確実に真正であると判断できた。
(実施例3)
ホログラム画像として、「当」の文字画像と「ハズレ」の文字画像(図示せず。)を30μm×30μmの回折格子画素に要素分解し、その画素を3列×3行の「帯」を一単位として市松模様状に交互に配置したレリーフホログラムとし、且つ、磁気パターン層4を90μm幅の帯状(90μm印刷と90μm隙間の市松模様連続パターン)、とした以外は、実施例2と同様として実施例3を得た。
この真正性識別媒体A´´上に、磁気マイクロカプセルシートを含む「checker」をかざして観察側から眺めると、回折格子の領域内に、より鮮明なホログラム再生像が出現した。このことにより、このパスポートがより確実に真正であると判断できた。
比較例
磁気パターン層4を形成せず、実施例1と同様にして判定したところ、磁気マイクロカプセル部分は遮蔽したままであり、なんらホログラム画像を観察することができなかった。このことにより、このパスポートが偽物であると判断できた。
は、本発明の1実施例を示す真正性識別体Aの断面図である。 は、本発明の1実施例を判定するプロセスである。 は、本発明の他の実施例を判定するプロセスである。
符号の説明
A、A´、A´´ 真正性識別体
1 透明基材
2 ホログラムレリーフを有する透明樹脂層(ホログラム形成層)
3 反射性薄膜層
4 磁気パターン層
5 粘着剤層

Claims (2)

  1. 透明基材の一方の面に、ホログラム画像に対応した回折格子群を含むホログラムレリーフを有する透明樹脂層、及び、前記ホログラムレリーフに接するように反射性薄膜層が設けられており、その反射性薄膜層上に、前記回折格子群と同一位置に磁気パターン層が形成されていることを特徴とする真正性識別体。
  2. 前記ホログラム画像が、2つ以上の隣接する回折格子群からなるホログラムレリーフを有する透明樹脂層、及び、前記ホログラムレリーフに接するように反射性薄膜層が設けられており、その反射性薄膜層上の前記回折格子群の少なくとも一つと同一位置に磁気パターン層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の真正性識別体。
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