JP2010085025A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チューブプレートとタンクプレートを位置決めした状態で堅固に加締め固定できる熱交換器の提供。
【解決手段】 チューブプレート12の略コ字状断面の対向する両側壁12a,12aに一対の爪部12d,12dを形成し、タンクプレート13の一対の爪部12d,12dに対応する位置に係止孔(爪用係止孔13d,13d)を形成し、チューブプレート12の両側壁12a,12aの内側にタンクプレート13の両側壁13a,13aを配置した状態で該両プレート12,13を最中状に重ねた後、一対の爪部12d,12dを内側に屈折させて係止孔(爪用係止孔13d,13d)の孔周縁13iに加締め固定した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、熱交換器に関する。
従来、熱交換器として特許文献1の記載の技術が知られている。
この発明によれば、チューブプレートの両側壁に一対の爪部を形成すると共に、この一対の爪部をタンクプレートのそれぞれ対応する両肩部に加締め固定している(特許文献1参照)。
特開2007−85616号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、チューブプレートとタンクプレートの水平面内における回転方向の加締め力が弱いため、これら両者が相対回転して位置ずれする虞があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、チューブプレートとタンクプレートを堅固に加締め固定できる熱交換器を提供することである。
請求項1記載の発明では、熱交換器のタンク本体が、略コ字状断面を有して半筒状に形成され、複数のチューブが挿通し固定されるチューブプレートと、略コ字状断面を有して半筒状に形成され、上記チューブプレートと最中状に重ねられた状態で固定されるタンクプレートと、上記チューブプレートとタンクプレートの間に介装され、タンク本体の少なくとも長手方向両端部にそれぞれ配置されるディバイドプレートを備える熱交換器において、上記チューブプレートまたはタンクプレートのいずれか一方の略コ字状断面の対向する両側壁に一対の爪部を形成し、上記チューブプレートまたはタンクプレートのいずれか他方の上記一対の爪部に対応する位置に係止孔を形成し、上記一方のプレートの両側壁の内側に他方のプレートの両側壁を配置した状態で該両プレートを最中状に重ねた後、上記一対の爪部を内側に屈折させて上記係止孔の孔周縁に加締め固定したことを特徴とする。
請求項1記載の発明では、チューブプレートまたはタンクプレートのいずれか一方のプレートに形成された一対の爪部を他方のプレートに形成された係止孔の孔周縁に加締め固定している。
これにより、チューブプレートとタンクプレートを位置決めした状態で堅固に加締め固定でき、これら両者の相対回転による位置ずれを防止できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は実施例1の熱交換器を示す正面図、図2は実施例1の要部拡大断面図、図3は実施例1のタンク本体の分解斜視図、図4は同斜視図である。
図5は実施例1のチューブプレートの拡大斜視図、図6は実施例1のタンクプレートの側面図、図7は図4のS7−S7線における断面図、図8は図4のS8−S8線における断面図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、実施例1の熱交換器が採用されたコンデンサ1は、左右に所定間隔を置いて配置された一対のタンク2,3と、両タンク2,3の間に配置されたコア部4等が備えられている。
タンク2は、4枚の板状のディバイドプレートD1で3つの室R1,R3,R6に区分けされる他、室R1に連通した入力ポート5aを備える入力コネクタ5が設けられる一方、室R6に連通した出力ポート6aを備える出力コネクタ6が設けられている。
タンク3は、4枚のディバイドプレートD1で3つの室R2,R4,R5に区分けされる他、接続管7,8を介して室R4,R5に連通したレシーバタンク9が設けられている。
コア部4は、両端部がそれぞれ対応するタンク2,3に挿通し固定された複数の偏平管状のチューブ4aと、隣接するチューブ4aに波状の頂部が接合された波板状のフィン4bとから構成されている。
また、コア部4の積層方向両側は、両端部がそれぞれ対応するタンク2,3に挿通し固定された一対のレインフォース10,10で連結補強されている。
次に、タンク2,3のタンク本体11について詳述する。
なお、タンク2,3のタンク本体11の基本構造は同じであり、さらに、タンク本体11は上下対称形状であるため、以下、タンク2のタンク本体11の上端部を図示して説明する。
図2〜4に示すように、タンク2のタンク本体11は、チューブプレート12と、チューブプレート12に最中状に重ねられるタンクプレート13と、タンク本体11の端部から所定代を有した位置に配置され、これら両者の間に介装される前述のディバイドプレートD1から構成されている。
図5に示すように、チューブプレート12は、略コ字状断面を有して半筒状に形成され、該コ字状断面の対向する両側壁12a,12aと、これら両側壁12a,12a同士を結合する結合壁12bとを備えている。
チューブプレート12の両側壁12a,12aには、それぞれ側方へ突出した一対の爪部12c,12cが該チューブプレート12の長手方向に沿って等間隔で複数形成されている。
また、複数の爪部12c,12cのうちの最外側に配置された一対の爪部12d,12dは、チューブプレート12の端部から所定代だけ移動した位置に配置される最外側位置のディバイドプレートD1の外側(上方)位置に形成されている。
なお、一対の爪部12c,12c(一対の爪部12d,12d)の詳細な部位の形状、形成数、形成位置等については適宜設定できる。
結合壁12bには、レインフォース10の端部が挿通し固定されるレインフォース孔12eと、チューブ4aの端部が挿通し固定されるチューブ孔12fとが形成されている。
一方、タンクプレート13は、略コ字状断面を有して半筒状に形成され、該コ字状断面の対向する両側壁13a,13aと、これら両側壁13a,13a同士を結合する結合壁13bとを備えている。
図6に示すように、タンクプレート13における一対の爪部12dに対応する位置には、両側壁13a,13aから結合壁13bの両肩部13cに掛けて一対の爪用係止孔13d,13dがそれぞれ略四角形状に形成されている。
なお、爪用係止孔13dの高さ寸法は、爪部12dの高さ寸法と同一か、僅かに大きく設定されている。
タンクプレート13の結合壁13bにおける最外側位置のディバイドプレートD1の外側(上方)位置には、後述する車両搭載ピン14の係止部14dが係止される車両搭載ピン用係止孔13eが四角形状に形成されている。
結合壁13bにおける最外側位置のディバイドプレートD1が介装される位置には、該ディバイドプレートD1に突設された突部13fが挿入固定されるディバイドプレート用係止孔13gが四角形状に形成されている。
結合壁13bにおけるコネクタ5(コネクタ6)が固定される位置には円形状の連通孔13hが形成されている。
そして、図3、4に示すように、両プレート12,13の間に各ディバイドプレートD1を所定位置に介装し、チューブプレート12の両側壁12a,12aの内側にタンクプレート13の両側壁13a,13aを配置した状態として、これら両者を最中状に重ねた後、各爪部12c,12dをタンクプレート13に加締め固定することにより、タンク本体11を仮組みできる。
この際、図7に示すように、一対の爪部12c,12cは、内側に屈折してそれぞれ対応するタンクプレート13の両肩部13cに沿って当接した状態で加締められる。
これにより、両プレート12,13を長手方向に亘って複数箇所で固定維持できる。
一方、図8に示すように、一対の爪部12d,12dは、内側に屈折してそれぞれ対応する爪用係止孔13d,13dの孔周縁13iに当接した状態で加締められる。
具体的には、実施例1では、各爪部12dは爪用係止孔13dに当接させるのに必要最低限の角度、例えば90°以上の大きな角度で内側に屈折されており、各爪部12dの内面は爪用係止孔13dの孔周縁13iの側面部13jに当接した状態で加締められている。
これにより、両プレート12,13を加締め固定できると同時に、水平面内の相対回転方向(図8中矢印X1で図示)への傾倒を防止でき、これら両者の相対回転による位置ずれを防止できる。
さらに、各爪部12dの上下面は、爪用係止孔13dの孔周縁13iの上下面部13kに当接または近接するため、両プレート12,13の長手方向の位置ずれも防止できる。
従って、両プレート12,13を良好に位置決めした状態で堅固に加締め固定できる。
なお、コネクタ5(コネクタ6)は、両プレート12,13を重ねる前に予めタンクプレート13の対応する連通孔13hをバーリング加工して外側に向けて環状突起状に形成された環状突起部によって加締め固定されることにより、タンクプレート13に当接した状態で仮組み可能に構成されている(特許文献1参照)。
図1、2に示すように、車両搭載ピン14は、コンデンサ1の上下左右端部を車両側に固定支持させるための固定部材であり、樹脂製となっている。
車両搭載ピン14は、車両側に締結される円筒状のピン部14aと、ピン部14aの下端に連続して拡径された円盤状の鍔部14bと、鍔部14の底面に形成された環状突起状の嵌合部14cと、側方に開口された一部で構成される係止部14dを有する舌片部14e等が備えられている。
そして、車両搭載ピン14の嵌合部14cの内側にタンク本体11の端部を挿入して外嵌させると、舌片部14eが樹脂の弾性変形により側方へ変形した後、係止部14dが両搭載ピン用係止孔13eに係止することにより、車両搭載ピン14をタンク本体11に装着できる。
その他、樹脂製の車両搭載ピン14を除くコンデンサ1の各構成部材の接合部同士のうちのすくなくとも一方にはブレージングシートから構成され、又は予めフラックスを塗布や貼付したろう材が成形されている。
次に、作用を説明する。
[コンデンサの搬送性とろう付け性について]
このようなコンデンサ1を製造する際には、樹脂製の車両搭載ピン14を除く前述した全ての構成部材を予め仮組みした後、加熱炉内で熱処理することにより各構成部材の接合部同士をろう付け接合して一体的に形成する。
その後、車両搭載ピン14を各タンク2,3のタンク本体11の両端部にそれぞれ装着した後、コンデンサ1を車両搭載ピン14のピン部14aを介して車両に搭載する。
なお、レシーバタンク9は、その内部構造によって熱処理後に装着する場合もある。
ここで、従来の発明にあっては、チューブプレートとタンクプレートの水平面内における回転方向の加締め力が弱いため、加熱炉への搬送中の衝撃等によってチューブプレートとタンクプレートが相対回転して位置ずれする虞があった。
また、タンクプレートの両肩部または該両肩部に加締められる爪部の少なくとも一方には、ろう材が設定されているが、このろう材が溶融することにより、チューブプレートとタンクプレートとの加締めが緩んで同様に位置ずれする虞があった。
さらに、通常、コンデンサはコア部を水平状態にして加熱炉内で上下方向に複数個配置した状態で収容されてろう付け処理されるため、ろう付け処理中にタンク本体の自重により、チューブプレートとタンクプレートとが同様に位置ずれする虞があった。
なお、実施例1では、タンク2にはタンク2自体の自重に加えてコネクタ5,6の自重が掛かる。
また、タンク3にはタンク3自体の自重に加えてレシーバタンク9及び接続管7,8の自重が掛かる。
これらによって、タンク2,3のタンクプレート13はそれぞれ対応するチューブプレート12に対して鉛直方向に垂れ下がるように回転して位置ずれする可能性が高い。
これに対し、実施例1では、前述したように、一対の爪部12d,12dが爪用係止孔13d,13dの孔周縁13iに加締められているため、両プレート12,13の水平面内の回転方向への傾倒を防止でき、両プレート12,13の相対回転による位置ずれを防止できる。
従って、コンデンサ1の良好な搬送が可能となり、保持治具の省略を図ることができる。
また、コンデンサ1の良好なろう付けが可能となり、製品品質の向上を図ることができる。
また、爪用係止孔13d,13dの孔周縁13iは、該孔13d,13dの切欠加工時の切断面であり、ろう材がないため、ろう付け処理中に孔周縁13iの側面部13jにおける爪部12d,12dとの係止が緩むことなく、爪部12d,12dの加締めを維持でき、好適となる。
勿論、コンデンサ1のろう付け処理後においても、タンク本体11の耐久性を向上でき、ひいてはコンデンサ1の耐久性を向上できる。
[コンデンサの作動について]
このように構成されたコンデンサ1では、入力コネクタ5の入力ポート5aを介してエンジン側からタンク2の室R1に流入した60℃前後の高温な流通媒体が、先ず、コア部4のそれぞれ対応するチューブ4aを介してタンク3の室R2、タンク2の室R3、タンク3の室R4の順番にターンしながら流通する間にコア部4を通過する車両走行風または図示しないファンの強制風と熱交換されて冷却される。
次に、接続管7を介してタンク3の室R4に流入した流通媒体は、レシーバタンク9に流入して気液分離された後、接続管8を介してタンク3の室R5に流入する。
最後に、タンク3の室R5に流入した流通媒体は、コア部4の対応するチューブ4aを介してタンク2の室R6に流入する間にコア部4を通過する車両走行風または図示しないファンの強制風と熱交換されて45℃前後まで過冷却された後、出力コネクタ6の出力ポート6aを介してエバポレータ側へ送出され、熱交換器として機能する。
次に、効果を説明する。
以上説明したように、実施例1では、熱交換器のタンク本体11が、略コ字状断面を有して半筒状に形成され、複数のチューブ4aが挿通し固定されるチューブプレート12と、略コ字状断面を有して半筒状に形成され、チューブプレート12と最中状に重ねられた状態で固定されるタンクプレート13と、チューブプレート12とタンクプレート13の間に介装され、タンク本体11の少なくとも長手方向両端部にそれぞれ配置されるディバイドプレートD1を備える熱交換器(コンデンサ1)において、チューブプレート12の略コ字状断面の対向する両側壁12a,12aに一対の爪部12d,12dを形成し、タンクプレート13の一対の爪部12d,12dに対応する位置に係止孔(爪用係止孔13d,13d)を形成し、チューブプレート12の両側壁12a,12aの内側にタンクプレート13の両側壁13a,13aを配置した状態で該両プレート12,13を最中状に重ねた後、一対の爪部12d,12dを内側に屈折させて係止孔(爪用係止孔13d,13d)の孔周縁13iに加締め固定した。
これにより、両プレート12,13を位置決めした状態で堅固に加締め固定でき、これら両者の相対回転による位置ずれを防止できる。
また、ディバイドプレートD1をタンク本体11の両端部から長手方向内側に所定代だけ移動した位置にそれぞれ配置し、一対の爪部12d,12d及び係止孔(爪用係止孔13d,13d)をタンク本体11の両端部におけるディバイドプレートD1の外側位置にそれぞれ形成した。
これにより、一対の爪部12d,12d及び係止孔(爪用係止孔13d,13d)をタンク本体11の中途部に形成した場合に比べて、タンク本体11内の密封性を考慮することなく、係止孔(爪用係止孔13d,13d)を形成することができる。
加えて、両プレート12,13の部品寸法精度の誤差は、長尺になる程大きくなるため、タンク本体11の一方側端部にのみ一対の爪部12d,12d及び係止孔(爪用係止孔13d,13d)を形成した場合に比べて、安定した位置ずれ防止効果を実現できる。
また、一対の爪部12d,12dと同一形状の一対の爪部12c,12cをタンク本体11の中途部に等間隔で複数形成し、一対の爪部12c,12cをタンクプレート13の両肩部13cに加締め固定した。
これにより、一対の爪部12d,12dと一対の爪部12c,12cを別形状にした場合に比べて、チューブプレート12の成形性が良い。
加えて、タンク本体11の長さを設計変更しても同じ構造を容易に維持できる。即ち、両プレート12,13を製造する際に、それぞれ予め長尺に形成しておき、設定長さで順次切断して大量生産する製造方法を採用できる。
以下、実施例2を説明する。
実施例2において、実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図9は実施例2のタンクプレートの側面図である。
図9に示すように、実施例2では、実施例1で説明した一対の爪用係止孔13d,13dを1つの係止孔20で共用するようにしている。
さらに、係止孔20の中央部付近に車両搭載ピン14の係止部14dを係止して、係止孔20を実施例1で説明した車両搭載ピン用係止孔13eも兼ねるようにしている。
従って、実施例2では、実施例1の作用・効果に加えて、係止孔20が一対の爪部12d,12dの係止孔と車両搭載ピン用係止孔13eの係止孔を兼ねるため、タンクプレート13の加工性を向上でき、製造効率を向上できる。
以上、実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、チューブプレート側に爪部を形成したが、タンクプレート側に形成しても良い。
また、熱交換器の種類は、コンデンサに限らず、ラジエータ、インタークーラ、オイルクーラ等の熱交換器に適用できる。
さらに、爪部12c(爪部12d)は予め内側に少し屈折した状態で形成しておき、両プレート12,13を長手方向にスライド移動させて最中状に重ね合わせた後、加締め固定しても良い。
この場合、爪部12c(爪部12d)の加締め方向を両プレート12,13の重ね方向のみに限定できる上、加締めに必要な力を軽減できる。また、爪部12c(爪部12d)の加締め形状の再現性を高くでき、安定した形状を得られる等の効果を得ることができる。
実施例1の熱交換器を示す正面図である。 実施例1の要部拡大断面図である。 実施例1のタンク本体の分解斜視図である。 実施例1のタンク本体の斜視図である。 実施例1のチューブプレートの拡大斜視図である。 実施例1のタンクプレートの側面図である。 図4のS7−S7線における断面図である。 図4のS8−S8線における断面図である。 実施例2のタンクプレートの側面図である。
符号の説明
D1 ディバイドプレート
1 コンデンサ
2、3 タンク
4 コア部
4a チューブ
4b フィン
5 入力コネクタ
5a 入力ポート
6 出力コネクタ
6a 出力ポート
7、8 接続管
9 レシーバタンク
10 レインフォース
11 タンク本体
12 チューブプレート
12a (チューブプレートの)側壁
12b (チューブプレートの)結合壁
12c、12d 爪部
12e レインフォース孔
12f チューブ孔
13 タンクプレート
13a (チューブプレートの)側壁
13b (チューブプレートの)結合壁
13c 両肩部
13d 爪用係止孔
13e 車両搭載ピン用係止孔
13f 突部
13g ディバイドプレート用係止孔
13h 連通孔
13i 孔周縁
13j 側面部
13k 上下面部
14 車両搭載ピン
14a ピン部
14b 鍔部
14c 嵌合部
14d 係止部
14e 舌片部

Claims (5)

  1. 熱交換器のタンク本体が、略コ字状断面を有して半筒状に形成され、複数のチューブが挿通し固定されるチューブプレートと、
    略コ字状断面を有して半筒状に形成され、前記チューブプレートと最中状に重ねられた状態で固定されるタンクプレートと、
    前記チューブプレートとタンクプレートの間に介装され、タンク本体の少なくとも長手方向両端部にそれぞれ配置されるディバイドプレートを備える熱交換器において、
    前記チューブプレートまたはタンクプレートのいずれか一方の略コ字状断面の対向する両側壁に一対の爪部を形成し、
    前記チューブプレートまたはタンクプレートのいずれか他方の前記一対の爪部に対応する位置に係止孔を形成し、
    前記一方のプレートの両側壁の内側に他方のプレートの両側壁を配置した状態で該両プレートを最中状に重ねた後、前記一対の爪部を内側に屈折させて前記係止孔の孔周縁に加締め固定したことを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1記載の熱交換器において、
    前記ディバイドプレートをタンク本体の両端部から長手方向内側に所定代だけ移動した位置にそれぞれ配置し、
    前記一対の爪部及び係止孔をタンク本体の両端部におけるディバイドプレートの外側位置にそれぞれ形成したことを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項1または2記載の熱交換器において、
    前記一対の爪部と同一形状の一対の爪部をタンク本体の中途部に等間隔で複数形成し、
    前記中途部に形成された一対の爪部を前記他方のプレートの両肩部に加締め固定したことを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれかに記載の熱交換器において、
    前記一対の爪部に対応する係止孔を1つの係止孔で共用したことを特徴とする熱交換器。
  5. 請求項4記載の熱交換器において、
    前記係止孔にタンク本体の端部に装着される車両搭載ピンを係止させたことを特徴とする熱交換器。
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