JP2003042681A - 熱交換器の搭載構造 - Google Patents

熱交換器の搭載構造

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JP2003042681A
JP2003042681A JP2001232712A JP2001232712A JP2003042681A JP 2003042681 A JP2003042681 A JP 2003042681A JP 2001232712 A JP2001232712 A JP 2001232712A JP 2001232712 A JP2001232712 A JP 2001232712A JP 2003042681 A JP2003042681 A JP 2003042681A
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JP
Japan
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heat exchanger
tank
receiving member
fitting
mounting structure
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JP2001232712A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Yanagisawa
満 柳澤
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T Rad Co Ltd
Original Assignee
Toyo Radiator Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器を取付ける際の部品点数が少なく且
つ、取付け易いと共に、信頼性の高い搭載構造を得るこ
と。 【解決手段】 タンク1の下端面に金属板よりなる浅い
箱状の嵌着部2を形成し、その嵌着部2にマウントゴム
6の上端部を整合させて抜け止め手段9により両者間を
抜け止め係止させる。そして、マウントゴム6の第2受
け部材5を熱交換器支持材10の取付部11に嵌着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてパラレル
フロー型熱交換器の下端面を自動車のエンジンルーム内
の支持材に取付ける搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はパラレルフロー型熱交換器の搭載
構造の要部分解説明図である。この熱交換器は左右に離
間して一対のタンク1(左側省略)が配置され、水平方
向に並列した多数のチューブ14の両端部がタンク1に連
通される。各チューブ14間には、フィン12が接触固定さ
れている。タンク1の下端面には取付ピン16が固定され
ている。そして、この取付ピン16がマウントゴム6を介
して熱交換器支持材10の取付部11に着座することによ
り、熱交換器の下端部が熱交換器支持材10に搭載される
ものである。この熱交換器支持材10は、自動車のエンジ
ンルーム内に設けられたフレール等からなる。
【0003】マウントゴム6は、その上端に設けられた
フランジ状の第1受け部材3aと下端に設けられた同様
の第2受け部材5aとの間が、吸振ゴム材4を介して一
体に接続されている。そして第2受け部材5aの下端外
周が熱交換器支持材10の孔よりなる取付部11に整合し、
第1受け部材3aの内周がタンク1の取付ピン16に整合
する。この取付ピン16は金属材の削り出しや金属板の絞
り加工等により形成され、それがタンク1に溶接または
ろう付け等の手段により接続されている。また熱交換器
の上部も、取付ピンを介して適宜なフレームに固定され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱交換器の搭載
構造は、自動車のエンジンルーム内において、先ずマウ
ントゴム6を熱交換器支持材10の取付部11に嵌着し、そ
の中心にタンク1の下端の取付ピン16を挿入したもので
あった。そのため搭載現場における部品点数が多くなる
と共に、作業工数が多くなる欠点があった。さらには、
取付ピン16の制作に多くの工数を要する欠点があった。
そこで本発明は、係る問題点を解決することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、熱交換器のタンク(1) の下端面に設けられ、金属板
よりなり下方に周縁部が開口して向けられた浅い箱状の
嵌着部(2) と、その嵌着部(2) の内周に整合する外周を
有する第1受け部材(3) および、その第1受け部材(3)
に吸振ゴム材(4) を介して一体に設けられた第2受け部
材(5)を有するマウントゴム(6) と、前記第1受け部材
(3) が前記嵌着部(2) に嵌着されて、その一方側に設け
た係合部(7) と他方側に設けた係止部(8) とにより両者
が上下方向に抜け止めされた抜け止め手段(9) と、を具
備し、前記マウントゴム(6) の前記第2受け部材(5)
が、熱交換器支持材(10)の取付部(11)に嵌着される熱交
換器の搭載構造である。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1にお
いて、熱交換器のタンク(1) が重力方向に平行に配置さ
れ、その横断面に等しい前記嵌着部(2) がタンク(1) の
下端に形成され、その嵌着部(2) の内周面に複数のスリ
ットが形成されて前記係合部(7) を形成し、そのスリッ
トに整合する爪部が合成樹脂材よりなる前記第1受け部
材(3) の外周に一体に突設されて前記係止部(8) を形成
した熱交換器の搭載構造である。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1にお
いて、熱交換器のタンク(1) が重力方向に平行に配置さ
れ、その横断面に等しい前記嵌着部(2) がタンク(1) の
下端に形成され、その嵌着部(2) の下端縁に複数のカシ
メ用の爪部が形成されて前記係合部(7) を形成し、その
嵌着部(2) に整合するフランジ部が前記第1受け部材
(3) に設けられて前記係止部(8) を形成し、そのフラン
ジ部の下面に前記爪部がカシメられた熱交換器の搭載構
造である。
【0008】請求項4に記載の本発明は、請求項1にお
いて、熱交換器のタンク(1) が重力方向に平行に配置さ
れ、その下面に金属製のキャップ部材(13)が接合されて
前記嵌着部(2) を構成し、その嵌着部(2) の下端縁に複
数のカシメ用の爪部が形成されて前記係合部(7)を形成
し、その嵌着部(2) に整合するフランジ部が前記第1受
け部材(3) に設けられて前記係止部(8) を形成し、その
フランジ部の下面に前記爪部がカシメられた熱交換器の
搭載構造である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図1は本発明の熱交換器の搭
載構造の要部を示す一部破断分解斜視図であり、図2は
その取付け状態を示す縦断面図である。なお、図7にお
ける従来構造と同一部品には同一番号が付されている。
このタンク1は、金属板を溝形に形成したタンク本体
と、その側部を閉塞するチューブプレートと、それらの
組合せの上下両端を閉塞する蓋材15とを有する。チュー
ブプレートには多数のチューブ14の端部が液密に貫通固
定され、各チューブ14間にフィン12が配置されている。
そして蓋材15は浅い箱状に形成され、その側壁部が下方
に向けられて嵌着部2を形成し、その嵌着部2の各壁面
に矩形孔からなる係合部7が形成されている。
【0010】次に、マウントゴム6はプラスチックの成
形体からなる第1受け部材3と金属板またはプラスチッ
クの成形体からなる第2受け部材5とが、吸振ゴム材4
を介して接着、圧入あるいはインサート成形により一体
に接続されている。第1受け部材3の外周は、嵌着部2
に整合する矩形に形成され、係合部7に整合する位置に
係止部8が設けられている。係止部8の縦断面は楔状に
形成されている。第1受け部材3の下部は、その外周が
円形に形成されている。第2受け部材5はフランジ状に
形成され、その下面側外周が熱交換器支持材10のバーリ
ング孔である取付部11に整合する。
【0011】このようなマウントゴム6は予めタンク1
の嵌着部2に嵌着され、抜け止め手段9により係合部7
に係止部8が係止されて上下方向に抜け止めされる。こ
のような状態で熱交換器全体が自動車のエンジンルーム
等に設けられたフレームからなる熱交換器支持材10の取
付部11に、マウントゴム6の第2受け部材5を介して着
座される。なお、タンク1の図示しない上部または、上
部サポート材はエンジンルーム内の適宜なフレームに固
定される。
【0012】次に、図3及び図4は本発明の第2の実施
の形態を示し、この例が前記第1の実施の形態と異なる
点は、嵌着部2の縁部に複数の爪部からなる係合部7が
突設形成されていることである。また、マウントゴム6
はその第1受け部材3がフランジ部を構成し、そのフラ
ンジ部の下面に係止部8が設けられる。そして第1受け
部材3の外周がタンク1の嵌着部2に整合し、第1受け
部材3を嵌着部2に嵌着してその爪部からなる係合部7
をカシメることにより、マウントゴム6をタンク1に抜
け止め係止させる。そして図4の如く、マウントゴム6
の第2受け部材5を熱交換器支持材10の取付部11に着座
させるものである。
【0013】次に、図5及び図6は本発明の第3の実施
の形態を示し、この例はタンク1の蓋材15の下面側が平
坦に形成され、そこに王冠状の嵌着部2がろう付け等の
手段により接合される。そしてその嵌着部2の縁部に爪
部からなる係合部7が突設形成されている。また、マウ
ントゴム6はその第1受け部材3がフランジ状に形成さ
れ、その外周が嵌着部2に整合する。そしてマウントゴ
ム6の第1受け部材3を、タンク1の嵌着部2に嵌着
し、爪部からなる係合部7をカシメることにより、マウ
ントゴム6をタンク1に抜け止め係止させる。そして図
6の如く、熱交換器支持材10の取付部11に第2受け部材
5を着座させたものである。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明の熱交換器の搭載構造は、
マウントゴム6が予め抜け止め手段9を介してタンク1
の浅い箱状の嵌着部2に抜け止め係止される。その状態
で、マウントゴム6の第2受け部材5が熱交換器支持材
10の取付部11に嵌着されるものであるから、熱交換器の
取付けが容易となる。また、タンク1の下端の浅い箱状
の嵌着部2は金属板よりなるため成形が容易で且つ、マ
ウントゴム6との抜け止め手段9も容易に一体形成でき
る。そしてマウントゴム6の第1受け部材3を、タンク
1の浅い箱状の嵌着部2の全体で支持できるため、安定
性がよく信頼性の高い熱交換器の搭載構造を提供でき
る。
【0015】請求項2に記載の本発明によれば、嵌着部
2がタンク1の下端の横断面をそのまま利用して形成さ
れているため、構造が単純で強度の強い搭載構造となり
得る。請求項3に記載の本発明は、嵌着部2の下端縁に
複数のカシメ用爪部を形成し、それをマウントゴム6の
第1受け部材3に設けたフランジ部にカシメ固定するも
のであるから、マウントゴム6とタンク1との抜け止め
手段9を容易に形成でき、取扱い易い熱交換器の搭載構
造となり得る。請求項4に記載の本発明には、タンク1
の下面に金属製のキャップ部材13を接合して嵌着部2を
構成し、その縁部に爪部が形成されて、その爪部がマウ
ントゴム6のフランジ部にカシメられるものであるか
ら、タンクの断面形状を問わず使用できる汎用性の高い
熱交換器の搭載構造となり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す熱交換器の搭
載構造の一部破断分解斜視図。
【図2】同搭載構造の取付け状態を示す縦断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す熱交換器の搭
載構造の分解説明図。
【図4】同搭載構造の取付け状態を示す要部縦断面図。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す熱交換器の搭
載構造の一部破断分解説明図。
【図6】同搭載構造の取付け状態を示す縦断面図。
【図7】従来型熱交換器の搭載構造の分解説明図。
【符号の説明】
1 タンク 2 嵌着部 3,3a 第1受け部材 4 吸振ゴム材 5,5a 第2受け部材 6 マウントゴム 7 係合部 8 係止部 9 抜け止め手段 10 熱交換器支持材 11 取付部 12 フィン 13 キャップ部材 14 チューブ 15 蓋材 16 取付ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器のタンク(1) の下端面に設けら
    れ、金属板よりなり下方に周縁部が開口して向けられた
    浅い箱状の嵌着部(2) と、 その嵌着部(2) の内周に整合する外周を有する第1受け
    部材(3) および、その第1受け部材(3) に吸振ゴム材
    (4) を介して一体に設けられた第2受け部材(5)を有す
    るマウントゴム(6) と、 前記第1受け部材(3) が前記嵌着部(2) に嵌着されて、
    その一方側に設けた係合部(7) と他方側に設けた係止部
    (8) とにより両者が上下方向に抜け止めされた抜け止め
    手段(9) と、を具備し、 前記マウントゴム(6) の前記第2受け部材(5) が、熱交
    換器支持材(10)の取付部(11)に嵌着される熱交換器の搭
    載構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 熱交換器のタンク(1) が重力方向に平行に配置され、そ
    の横断面に等しい前記嵌着部(2) がタンク(1) の下端に
    形成され、その嵌着部(2) の内周面に複数のスリットが
    形成されて前記係合部(7) を形成し、そのスリットに整
    合する爪部が合成樹脂材よりなる前記第1受け部材(3)
    の外周に一体に突設されて前記係止部(8) を形成した熱
    交換器の搭載構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 熱交換器のタンク(1) が重力方向に平行に配置され、そ
    の横断面に等しい前記嵌着部(2) がタンク(1) の下端に
    形成され、その嵌着部(2) の下端縁に複数のカシメ用の
    爪部が形成されて前記係合部(7) を形成し、その嵌着部
    (2) に整合するフランジ部が前記第1受け部材(3) に設
    けられて前記係止部(8) を形成し、そのフランジ部の下
    面に前記爪部がカシメられた熱交換器の搭載構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 熱交換器のタンク(1) が重力方向に平行に配置され、そ
    の下面に金属製のキャップ部材(13)が接合されて前記嵌
    着部(2) を構成し、 その嵌着部(2) の下端縁に複数のカシメ用の爪部が形成
    されて前記係合部(7)を形成し、その嵌着部(2) に整合
    するフランジ部が前記第1受け部材(3) に設けられて前
    記係止部(8) を形成し、そのフランジ部の下面に前記爪
    部がカシメられた熱交換器の搭載構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000622A1 (ja) * 2003-06-26 2005-01-06 Toyo Radiator Co., Ltd. ラジエータの取付構造
KR100760686B1 (ko) * 2006-06-27 2007-09-20 쌍용자동차 주식회사 자동차용 라디에이터의 결합장치
JP2010085025A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Calsonic Kansei Corp 熱交換器

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