JP2007113895A - 熱交換器および熱交換器の製造方法 - Google Patents

熱交換器および熱交換器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インナーフィンを接合したチューブを備えるものであっても、製造工程を簡素化することが可能な熱交換器および熱交換器の製造方法を提供すること。
【解決手段】チューブ11およびインナーフィン12は、ろう材が配置されておらず外表面に被接合材が露出したベア材により形成し、ヘッダタンク3に配置したろう材312、322により、チューブ11のかしめ部111、およびチューブ11とインナーフィン12とをろう付接合する。したがって、チューブ11やインナーフィン12の成形加工が容易であり、チューブ11やインナーフィン12にろう材を配置する必要がない。
【選択図】図5

Description

本発明は、チューブにインナーフィンをろう付接合した熱交換器および熱交換器の製造方法に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された熱交換器があり、この熱交換器のチューブには内部にインナーフィンがろう付接合されている。
チューブおよびインナーフィンは、いずれも板状部材を成形してなり、チューブとインナーフィンとは、予めインナーフィンにクラッドされたろう材によって接合されている。
チューブをなす板状部材にはろう材はクラッドされておらず、所謂ベア材が用いられている。そして、チューブ状とした板状部材の縁部同士は、チューブ端が接続するタンク部のろう材によって接合されている。
特開2005−106389号公報(第12頁)
上記従来技術の熱交換器では、チューブはベア材からなるものの、インナーフィンにはクラッド材を用いている。熱交換器のコア部(熱交換部)を構成するチューブやインナーフィンは、比較的複雑な形状をしており、加工度の高い微細な成形加工を必要とする。
ところが、ろう材層を有するクラッド材は、予めろう材層を形成する工程を必要とするとともに、ベア材に比較して成形性に劣るため成形工程が複雑となり、製造工程が複雑になるという問題がある。
これに対し、チューブおよびインナーフィンにともにベア材を用い、置きろう材によりチューブとインナーフィンとを接合する製造方法も考えられるが、チューブ内にろう材を配置する工程が必要となり、やはり製造工程が複雑になる。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、インナーフィンを接合したチューブを備えるものであっても、製造工程を簡素化することが可能な熱交換器および熱交換器の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明の熱交換器では、
外表面に被接合材が露出したベア材からなる板状部材が曲折され、板状部材の両縁部(112、113)が係合する係合部(111)が形成されたチューブ(11)と、
チューブ(11)の内側に配置されたインナーフィン(12)と、
チューブ(11)の端部がチューブ挿設口(32a)内に挿設されてろう付接合されたタンク部(3、4)とを備え、
チューブ(11)とタンク部(3)とをろう付接合するためにタンク部(3)に配置されたろう材(312、322)により、チューブ(11)の係合部(111)がろう付接合された熱交換器であって、
インナーフィン(12)は、外表面に被接合材が露出したベア材からなるとともに、チューブ(11)の係合部(111)に係合され、
タンク部(3)に配置されチューブ(11)係合部(111)を介して供給されたろう材により、チューブ(11)とインナーフィン(12)とがろう付接合されていることを特徴としている。
これによると、チューブ(11)およびインナーフィン(12)は、ろう材が配置されておらず外表面に被接合材が露出したベア材により形成できるので、成形加工が容易である。
また、タンク部(3)に配置したろう材(312、322)により、チューブ(11)の係合部(111)、およびチューブ(11)とインナーフィン(12)とをろう付接合することができる。したがって、チューブ(11)やインナーフィン(12)にろう材を配置する必要がない。
このようにして、インナーフィン(12)を接合したチューブ(11)を備える熱交換器(1)であっても、製造工程を簡素化することが可能である。
また、請求項2に記載の発明の熱交換器では、インナーフィン(12)は、チューブ(11)の係合部(111)を形成するときに、係合部(111)に係合されていることを特徴としている。
これによると、係合部(111)を形成してチューブ(11)を成形するときに、インナーフィン(12)を係合部(111)に係合することができる。したがって、製造工程を一層簡素化することができる。
また、請求項3に記載の発明の熱交換器では、チューブ(11)は、内部断面が扁平形状となるように成形されて、係合部(111)を扁平形状の長軸方向(X)の端部側とされ、インナーフィン(12)は、端部をチューブ(11)の係合部(111)に係合されていることを特徴としている。
これによると、板状部材から扁平形状のチューブ(11)を成形することが容易であるとともに、チューブ(11)を成形するときにインナーフィン(12)を係合部(111)に係合することができる。したがって、製造工程をより一層簡素化することができる。
また、請求項4に記載の発明の熱交換器では、チューブ(11)とインナーフィン(12)との接合点における被接合部材間の角度(Af)は、タンク部(3)の接合点における被接合部材間の角度(Ah)より小さいことを特徴としている。
溶融したろう材は、接合点に形成されるフィレット(92、93)の外周面の曲率半径(Rf、Rh)が大きいほうから小さいほうへ流れる。
チューブ(11)とインナーフィン(12)との接合点における被接合部材間角度(Af)を、タンク部(3)の接合点における被接合部材間角度(Ah)より小さくすれば、チューブ(11)とインナーフィン(12)との接合点に形成されるフィレット(92)の曲率半径(Rf)を、タンク部(3)の接合点に形成されるフィレット(93)の曲率半径(Rh)より小さくしやすい。
したがって、タンク部(3)で溶融したろう材を、チューブ(11)とインナーフィン(12)との接続点に供給し易い。
このようにして、タンク部(3)に配置したろう材(312、322)により、チューブ(11)とインナーフィン(12)とを確実にろう付接合することができる。
また、請求項5に記載の発明の熱交換器の製造方法では、
外表面に被接合材が露出したベア材からなる板状部材を曲折し、板状部材の両縁部(112、113)が係合する係合部(111)を形成して、チューブ(12)を成形するチューブ成形工程(210)と、
チューブ(11)の内側にインナーフィン(12)を配置するインナーフィン配置工程(210)と、
チューブ成形工程(210)およびインナーフィン配置工程(210)の後、チューブ(11)の端部をタンク部(3、4)のチューブ挿設口(32a)内に配置して、チューブ(11)とタンク部(3)とをタンク部(3)に配置したろう材(312、322)によりろう付接合しつつ、タンク部(3)からろう材を供給して係合部(111)をろう付接合する接合工程(230)とを備える熱交換器の製造方法であって、
インナーフィン配置工程(210)では、外表面に被接合材が露出したベア材からなるインナーフィン(12)を配置するとともに、インナーフィン(12)をチューブ(11)の係合部(111)に係合し、
接合工程(230)では、タンク部(3)からチューブ(11)係合部(111)を介して供給したろう材により、チューブ(11)とインナーフィン(12)とをろう付接合することを特徴としている。
これによると、請求項1に記載の熱交換器を製造することができる。したがって、インナーフィン(12)を接合したチューブ(11)を備える熱交換器(1)であっても、製造工程を簡素化することが可能である。
また、請求項6に記載の発明の製造方法では、チューブ成形工程(210)とインナーフィン配置工程(210)とを同時に行ない、チューブ(11)の係合部(111)を形成するときに、インナーフィン(12)をチューブ(11)係合部(111)に係合することを特徴としている。
これによると、請求項2に記載の熱交換器を製造することができる。
また、請求項7に記載の発明の製造方法では、チューブ成形工程(210)では、内部断面が扁平形状となるようにチューブ(11)を成形して、係合部(111)を扁平形状の長軸方向(X)の端部側に形成し、インナーフィン配置工程(210)では、インナーフィン(12)の端部をチューブ(11)係合部(111)に係合することを特徴としている。
これによると、請求項3に記載の熱交換器を製造することができる。
また、請求項8に記載の発明の製造方法では、接合工程(230)を行なうときには、チューブ(11)とインナーフィン(12)との接合点における被接合部材間の角度(Af)を、タンク部(3)の接合点における被接合部材間の角度(Ah)より小さくすることを特徴としている。
これによると、請求項4に記載の熱交換器を製造することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した一実施形態における熱交換器である蒸発器1の全体構成を示す外観斜視図であり、図2は、図1における上ヘッダタンク3近傍を示す断面図で、(a)はヘッダタンク3延設方向(チューブ10積層方向)に直交する断面を、(b)はヘッダタンク3延設方向に沿った断面を示している。また、図3は、蒸発器1のコア部2に使用されるインナーフィンチューブ10の断面図である。
まず、車両用空調装置に用いられる蒸発器1について説明する。蒸発器1は冷凍サイクル中に配設されるものであって、圧縮機で高温高圧に圧縮され、放熱器で放熱冷却され、減圧装置で低温低圧に減圧された後の冷媒を蒸発させる熱交換器である。
蒸発器1は、図1、図2に示すように、主にコア部2、上ヘッダタンク3、下ヘッダタンク4等よりなり、各構成部材間が相互にろう付接合されている。コア部2は、複数のインナーフィンチューブ10と複数のアウターフィン20とを交互に積層して、その積層方向の両最外方のアウターフィン20の更に外方にサイドプレート25を配設したものである。
図3に示すように、インナーフィンチューブ10は、チューブ11内にインナーフィン12が挿入されて形成されている。
チューブ11は、薄肉(例えば厚さ0.2mm)のアルミニウム製帯状板材(本発明の板状部材に相当)を折り曲げ加工することによって、長手方向(内部流体通路方向)に直交する横断面が扁平状に形成された管部材である。
さらに具体的には、帯状板材の幅方向の略中央部を折り曲げることで屈曲部11aを形成して、この屈曲部11aから対向し合うように延びる2つの平板部11bの反屈曲部側(図3図示下方側、断面扁平形状の長軸方向Xの一方の端部側)をかしめてかしめ部(本発明の係合部に相当)111とすることで、チューブ11は形成されている。
インナーフィン12は、チューブ11内を流通する内部流体に乱流効果を与えつつ伝熱面積を増大させるとともに、構造強度を向上するためのフィン部材である。インナーフィン12は、チューブ11と同様に薄肉(例えば厚さ0.1mm)のアルミニウム製帯状板材をローラ加工することによって、帯状板材の幅方向の中間部に波状となる波状部12aが形成されたコルゲート型のフィンである。
また、インナーフィン12の幅方向(チューブ11断面長軸方向X)の両端部側は、この幅方向に沿って平板状となる平板部12b、12cとして形成されている。そして、インナーフィン12がチューブ11内に挿入される際に、一方の平板部12bがチューブ11の屈曲部11a内壁に当接して、他方の平板部12cがチューブ11のかしめ部111にかしめられている。
チューブ11をなす板状部材およびインナーフィン12をなす板状部材には、ともに、ろう材をクラッドしておらず外表面に被接合材が露出したベア材を採用している。そして、インナーフィン12は、チューブ11内側面にろう付されインナーフィンチューブ10を構成している。
なお、このチューブ11とインナーフィン12とのろう付接合部は本発明を適用した主要部であるので、詳細は後述する。
図1に示すアウターフィン20は、両面に予めろう材がクラッドされた薄肉のアルミニウム製帯板材を波状にローラ加工したコルゲート型のフィンであり、表面に熱交換効率を高めるためのルーバ(図示せず)が形成されている。アウターフィン20は、インナーフィンチューブ10(チューブ11平板部11bの外側面120、図3参照)にろう付けされている。
サイドプレート25は、コア部2における補強部材を成すものであり、ろう材がクラッドされていないベア材からなるアルミニウム製平板材をプレス加工することにより成形されている。
サイドプレート25の長手方向端部側は、平板状に形成され、他の大半の部分はインナーフィンチューブ10、アウターフィン20の積層方向外方に開口するコの字状断面となるように形成されており、アウターフィン20にろう付けされている。
上ヘッダタンク3は、インナーフィンチューブ10の長手方向(延設方向、内部流体通路方向)に2分割された反チューブ側のタンクヘッダ31とチューブ側のプレートヘッダ32とから成り、キャップ33が設けられている。
タンクヘッダ31およびプレートヘッダ32は、図2(a)にも示すように、それぞれ2つの半円形状あるいは2つの半矩形形状が接続される断面形状を有し、アルミニウム製平板材(例えば板厚1.0mmの平板材)をプレス加工して成形されている。タンクヘッダ31には予め両面にろう材がクラッドされ、プレートヘッダ32には予め内側面にろう材がクラッドされている。
そして、両ヘッダ31、32が互いに嵌合、ろう付けされ、送風空気の流れ方向に2つの内部空間が並ぶ筒状体を形成している。
そして、図2(b)にも示すように、上ヘッダタンク3の長手方向端部の開口部には、アルミニウム製平板材をプレス加工により成形したキャップ33がろう付けされ、この開口部を閉塞するようにしている。
さらに、上ヘッダタンク3の略中央部には2つの内部空間を図1図示左右方向に分割する2つのセパレータ34がろう付けされている。また、上ヘッダタンク3の図1図示セパレータ34よりも右側の領域においては、上ヘッダタンク3の2つの内部空間同士が図示しない複数の連通路により互いに連通するようにしている。
なお、図2(b)では、フィン12、20、サイドプレート25の図示を省略している。
下ヘッダタンク4は、上記の上ヘッダタンク3に準ずるものであり、タンクヘッダ41とプレートヘッダ42とにより構成された筒状体の長手方向両端部の開口部にキャップ43が設けられている。ただし、上ヘッダタンク3の構成として説明したセパレータ34と連通路は設けられていない。
そして、上下ヘッダタンク3、4のコア部2側の壁面には、チューブ挿設口32a、図示しないサイドプレート用挿入口が長手方向に同一ピッチで設けられており、各インナーフィンチューブ10の長手方向端部側およびサイドプレート25の長手方向端部側がそれぞれ挿入され、ろう付けされている。これによってインナーフィンチューブ10は上下ヘッダタンク3、4の内部空間に連通し、また、サイドプレート25の長手方向端部側は上下ヘッダタンク3、4に支持されている。
なお、上ヘッダタンク3の図1図示左側近傍には、冷媒が流入する流入口51および冷媒が流出する流出口52が設けられたブロック状のジョイント5がろう付けされている。流入口51は上ヘッダタンク3の内部空間のうち、図1図示a部内と連通しており、流出口52は上ヘッダタンク3の内部空間のうち、図1図示b部内と連通している。
インナーフィンチューブ10は、上下ヘッダタンク3、4の2つの内部空間に対応して、外部流体である送風空気流れの上流側と下流側に2列に並ぶものとしている。
上記のように形成された蒸発器1においては、冷媒が流入口51から上ヘッダタンク3のa部内に流入した後、送風空気流れ下流側のインナーフィンチューブ10群を上下にUターンして流れ、上ヘッダタンク3の図1中、右側において送風空気流れ上流側のインナーフィンチューブ10群に移り同様に上下にUターンして、流出口52から流出する。この間に蒸発器1は、冷媒を蒸発させその蒸発潜熱によって送風空気を冷却する。
次に、本実施形態の熱交換器の製造方法について説明する。
本実施形態における熱交換器の製造装置においては、図4に概略工程順序を示すように、蒸発器1のコア部2を構成する扁平インナーフィンチューブ10の連続体を形成して所定長さに切断する工程(ステップ210チューブ体成形工程)、ステップ210で切断したインナーフィンチューブ10をフィン20やタンク部3、4を構成する部材等とともに仮組みする工程(ステップ220仮組み工程)、仮組み体(仮固定体)を加熱して構成部材の表面に適宜形成しておいたろう材層により各構成部材間を一体ろう付接合する工程(ステップ230ろう付工程)、およびろう付後の蒸発器1の漏れ検査を行なう工程(ステップ250)を順次実行することにより蒸発器1は製造される。
図5および図6は、工程別の要部断面図である。
図5は、仮組み工程230完了時の状態を示しており、図5(a)は、図2(a)におけるC部拡大図、図5(b)は、図3におけるD部拡大図である。また、図6は、ろう付工程240完了時の状態を示しており、図6(a)は、図2(a)におけるC部拡大図、図6(b)は、図3におけるD部拡大図である。
蒸発器1を構成する各部材を仮組み(仮固定)したときには、図5(a)に示すように、両面にろう材層312が形成されたタンクヘッダ31と、内側面にろう材層322が形成されたプレートヘッダ32とが、相互に当接して仮固定される。
このヘッダタンク3のろう材層312、322は、後述するチューブ11内におけるろう付接合に必要なろう材量も考慮して形成されている。
また、図5(b)に示すように、インナーフィン12平板部12cの図示下方端部がかしめ部111に共かしめされるとともに、チューブ11平板部11bの内側面11cにインナーフィン12波状部12aの頂部12dが当接して仮固定される。また、図3に示すように、インナーフィン12平板部12bの図示上方端部がチューブ11屈曲部11aの内側面に当接して仮固定される。
具体的には、図3に示すように、インナーフィンチューブ10の外皮状のチューブ11は、断面扁平形状の長軸方向Xの一端部(図示下方側端部)において、同一の板状部材の両縁部112、113(図5(b)参照)同士を、チューブ11断面扁平形状の短軸方向Yの幅(扁平チューブ11の厚さ)W1より狭い幅W2内で係合するようにかしめ、かしめ部111を形成している。
チューブ11の板材は、2つの平行な平板部11b、11bを、2つの主平面として有する。これら平板部11b、11bは、一方では、屈曲部11aによって連結されており、他方では、かしめ部111によって係合している。
屈曲部11aにおいては、平板部11b、11bに連続する板材が曲面を呈するように曲げられている。かしめ部111においては、一方の平板部11bから所定角度をなして連続する斜面部11dと、他方の平板部11bから所定角度をなして連続する斜面部11eとが形成されている。これら斜面部11d、11eは、平板部11bから互いに接近するように形成されている。
これら斜面部11d、11eの先端にかしめ部111が形成されている。図5(b)に示すように、斜面部11dの先端には、長軸方向Xに広がる板状の縁部112が形成されている。斜面部11eの先端には、縁部113が形成されている。
チューブ11を構成する板状部材は、一方の縁部112の内側面112aと他方の縁部113の内側面113aとによりインナーフィン12の平板部12cを挟持している。
他方の縁部113は、一方の縁部112の先端部(端部)114を包み込むようにU字状に曲折されている。縁部113は、縁部112の一方の側方(内側面112a側)に平行に位置する根元部11fと、先端部114を包み込んでいる曲げ部11gと、縁部112の他方の側方(外側面112b側)に平行に位置づけられた押さえ板部11hとを有する。
このようにして、チューブ11短軸方向Yの幅W1に対して狭い幅W2の係合部であるかしめ部111を構成している。
すなわち、チューブ11は、かしめ部111の幅W2をチューブ11の短軸方向Yの幅W1より小さくしているので、かしめ部(係合部)111に隣接した部位は、かしめ部111から離れるほど断面扁平形状の短軸方向Yの幅が大きくなるように傾斜した斜面部11d、11eとしている。
縁部113の先端部115には、斜面部11dに対応して面取り部116形成しており、かしめ部111では、面取り部116が斜面部11dに沿うように配置される。
かしめ部111をかしめるときには、板状部材の両縁部112、113を両側から押圧して、かしめ部111の幅W2を、構成する板材の重ね代以下となるようにしている。すなわち、かしめ部111の幅W2は、縁部112、縁部113の根元部11f、縁部113の押さえ板部11h、およびインナーフィン12の平板部12cのかしめ加工前の板厚の総和より小さくなっている。
このように、仮組み工程220までを実行して、蒸発器1を構成する各部材を仮組み(仮固定)したら、次に、ろう付工程230を実行して、仮固定体を加熱して仮固定体の各部材間をろう付接合する。
予めヘッダタンク3に配置されたろう材、すなわちヘッダタンク3を構成する各部材に予めクラッドされたろう材層312、322等のろう材は、図6(a)に示すように、フィレット93を形成してタンクヘッダ31やプレートヘッダ32等のヘッダタンク3構成部材相互をろう付接合するとともに、プレートヘッダ32とインナーフィンチューブ10(実質的にはチューブ11)とをろう付接合する。
このとき、ヘッダタンク3で溶融したろう材の一部は、プレートヘッダ32の挿設口32aからインナーフィンチューブ10のかしめ部111を介してチューブ11内に吸入される。かしめ部111は、ヘッダタンク3のろう材を吸着する入口部の役割をし、毛細管現象によりろう材を吸入して、インナーチューブ10内へ流入させる。
ろう材の流入は、縁部113の先端部115と斜面部11dとの間の僅かな空間や、縁部112の先端部114と縁部113の曲げ部11gとの間の僅かな空間にフィレットを形成しながら行なわれるとともに、かしめ部111を構成する各板材間の僅かな隙間を介して行なわれる。
前述したように、かしめ部111は、その幅W2を構成する板材の重ね代以下となるようにしている。したがって、かしめ部111を接合するために必要なろう材料を大幅に低減することができるとともに、毛細管現象の効果を大きく発揮してチューブ11内へのろう材流入を促進することができる。
かしめ部111を介してチューブ11内へ流入したろう材は、チューブ11の内面もしくはインナーフィン12の表面を進行して、チューブ11内のチューブ11とインナーフィン12との各接合点に到達し、各接合点においてフィレット92を形成する。チューブ11とインナーフィン12との接合点は、チューブ11内へのろう材流入の起点となるインナーフィン12の平板部12cを挟持したかしめ部111の他に、チューブ11平板部11b内側面11cとインナーフィン12波状部12a頂部12dとの当接点、チューブ11屈曲部11a内側面とインナーフィン12平板部12b端部との当接点である。
チューブ11内に形成されたろう材フィレット92は、形成当初は比較的小さなものであるが、ヘッダタンク3側からのろう材の流入により徐々に大きくなっていく。
ここで、図7に示すモデル図を用いて、タンク部3のろう材がインナーフィンチューブ10内へ流入する原理について説明する。
チューブ11内におけるフィレット92形成当初、フィレット92の外周面の曲率半径Rfが、タンク部3に形成するフィレット93の外周面の曲率半径Rhより小さくなるようにしている。
図5(a)、(b)にも示すように、タンク部3側の被接合部材間角度(継ぎ手角度)Ah(図示例では約90度)に対し、チューブ10側の被接合部材間角度(継ぎ手角度)Af(図示例では約40〜60度)を小さく設定している。これに伴ない、チューブ10側の被接合部材間に形成されるフィレット92曲率半径Rfをタンク部3側の被接合部材間に形成されるフィレット93曲率半径Rhに対し、安定して小さくすることができる。
チューブ10内に形成されるフィレット92曲率半径Rfがタンク部3側のフィレット93曲率半径Rhより小さければ、ラプラスの原理により、タンク部3側からインナーフィンチューブ10側にろう材が流動する。
タンク部3フィレット93とインナーフィンチューブ10フィレット92とでは、下記数式1、2に示す表面張力に関するラプラスの式が成立する。
(数1)
Ph=−γ/Rh
(数2)
Pf=−γ/Rf
ここで、Phはフィレット93の内圧、Pfはフィレット92の内圧、γは表面張力である。
したがって、上記数式1、2より下記数式3が成立する。
(数3)
Ph−Pf=−γ(1/Rh−1/Rf)
上記数式3より、フィレット93の曲率半径Rhがフィレット92の曲率半径Rfより大きいときには、Ph−Pfの値すなわちフィレット93とフィレット92との内圧差は正値となる。
これにより、内圧が高いフィレット93から内圧が低いフィレット92に向かって(大気圧に対し負圧が小さいフィレット93から負圧が大きいフィレット92に向かって)ろう材が流動する。このようにして、タンク部3のろう材はチューブ10内へ流入する。
上述のメカニズムによりインナーフィンチューブ10内に流入したろう材は、チューブ11とインナーフィン12との接合点においてフィレット92を拡大形成した後、冷却固化され、チューブ11とインナーフィン12とを接合する。
ここで、インナーフィンチューブ10を成形するチューブ体成形工程210が、本発明におけるチューブ成形工程およびインナーフィン配置工程に相当し、ろう付工程230が本発明における接合工程に相当する。
上述の構成および製造方法によれば、チューブ11およびインナーフィン12は、ろう材が配置されておらず外表面に被接合材が露出したベア材により形成しているので、成形加工が容易であり、寸法精度を向上することができる。また、加工度の高い成形を行なうことができる。さらに、ヘッダタンク3に配置したろう材312、322により、チューブ11のかしめ部111、およびチューブ11とインナーフィン12とをろう付接合することができる。
したがって、チューブ11やインナーフィン12にろう材を配置する必要がない。したがって、インナーフィン12を接合したチューブ11を備える蒸発器1の製造工程を簡素化することができる。
また、チューブ11やインナーフィン12にベア材を用い、蒸発器1におけるクラッド材比率を低下させることができる。したがって、比較的コストを抑制することが可能である。
また、ベア材を採用すると、同一厚さのクラッド材を採用した場合に対し、母材厚さを厚くできるので、構造強度を向上することができる。さらに、クラッド材のようにろう材が溶融した際に生じるクリアランスがなくなり、ろう付接合性を向上することができる。
また、チューブ11は、内部断面が扁平形状となるように成形されて、かしめ部111を扁平形状の長軸方向Xの端部側とされ、インナーフィン12は、端部をチューブ11のかしめ部111に共かしめされている。したがって、板状部材から扁平形状のチューブ11を成形することが容易であるとともに、チューブ11を成形するときにインナーフィン12をかしめ部111に係合することができる。これにより、製造工程を一層簡素化することができる。
また、チューブ11とインナーフィン12との接合点における被接合部材間の角度Afを、ヘッダタンク3の接合点における被接合部材間の角度Ahより小さくすることにより、曲率半径Rhが大きいヘッダタンク3側のフィレット93から曲率半径Rfが小さいインナーフィンチューブ10側のフィレット92へ向かってろう材を流入させている。
このように、チューブ11とインナーフィン12との接続点における角度をタンク部側より小さくなるように設定することで、ヘッダタンク3からインナーフィンチューブ10内へのろう材の流入を安定して行なうことができる。
本実施形態の要部構成および製造方法の説明では、ヘッダタンク3とインナーフィンチューブ10との関係について説明したが、ヘッダタンク4とインナーフィンチューブ10との関係においても同様に本発明を適用し、同様な効果を得ている。
(他の実施形態)
上記一実施形態では、チューブ11、インナーフィン12を構成する材料を全てベア材としたが、加工度合いの高い部分や高い寸法精度が要求される部分のみにベア材を用いるものであってもよい。
また、上記一実施形態では、タンク部の構成部材はろう材クラッド材を用いていたが、タンク部もベア材で構成し、置きろう材を配置するものであってもかまわない。
また、上記一実施形態では、チューブ11とインナーフィン12とを接合するろう材は、タンク部の接合部に配置したろう材により行なったが、タンク部の接合部に配置したろう材に加えて、タンク部の接合部位以外に配置したろう材やチューブ11のインナーフィン12接合部以外に配置したろう材により、ろう材を補うものであってもかまわない。
また、上記一実施形態では、インナーフィン12をチューブ11のかしめ部111に共かしめしていたが、別工程でかしめるものであってもよい。また、チューブ11の縁部同士はかしめ以外の手段で係合するものであってもかまわない。また、チューブ11係合部とインナーフィン12とも、かしめ以外の手段で係合するものであってもかまわない。
上記一実施形態では、チューブ11は断面扁平形状のチューブであったが、インナーフィン12を接合するものであれば、扁平チューブに限定されるものではない。
また、上記一実施形態では、ヘッダタンクはタンクヘッダとプレートヘッダ等を組み合わせて構成していたが、タンク構成はこれに限定されるものではない。例えば、一体筒状のタンク本体部にキャップ等を組み合わせるものであってもよい。また、ヘッダタンクの配置は、コア部2の上下に限定されるものではない。
また、上記一実施形態では、チューブ11は1枚の板状部材により形成されていたが、複数の部材により構成するものであってもよい。例えば、2枚の板状部材を組み合わせてチューブとし、断面長軸方向の両端部に係合部を形成したものであってもよい
また、上記一実施形態では、熱交換器は蒸発器1であったが、これに限定されるものではない。例えば、車載用の凝縮器、ヒータコア、ラジエータ等の熱交換器であってもよいし、定置式の熱交換器であっても、本発明は広く適用することが可能である。
本発明を適用した一実施形態における熱交換器である蒸発器1の全体構成を示す外観斜視図である。 図1における上ヘッダタンク3近傍を示す断面図であり、(a)はヘッダタンク3延設方向(チューブ10積層方向)に直交する断面を、(b)はヘッダタンク3延設方向に沿った断面を示している。 蒸発器1のコア部2に使用されるインナーフィンチューブ10の断面図である。 蒸発器1の概略製造工程を示す図である。 工程別要部断面図で、仮組み工程の状態を示しており、(a)は、図2(a)におけるC部拡大図、(b)は、図3におけるD部拡大図である。 工程別要部断面図で、ろう付工程の状態を示しており、(a)は、図2(a)におけるC部拡大図、(b)は、図3におけるD部拡大図である。 タンク部3のろう材がインナーフィンチューブ10内へ流入する原理を説明するモデル図である。
符号の説明
1 蒸発器(熱交換器)
2 コア部(熱交換部)
3、4 ヘッダタンク(タンク部)
10 インナーフィンチューブ
11 チューブ
12 インナーフィン
32a チューブ挿設口
111 かしめ部(係合部)
112、113 縁部
210 チューブ体成形工程(チューブ成形工程、インナーフィン配置工程)
230 ろう付工程(接合工程)
312、322 ろう材層
Af チューブとインナーフィンとの接合点における角度
Ah ヘッダタンクの接合点における被接合部材間角度

Claims (8)

  1. 外表面に被接合材が露出したベア材からなる板状部材が曲折され、前記板状部材の両縁部(112、113)が係合する係合部(111)が形成されたチューブ(11)と、
    前記チューブ(11)の内側に配置されたインナーフィン(12)と、
    前記チューブ(11)の端部がチューブ挿設口(32a)内に挿設されてろう付接合されたタンク部(3、4)とを備え、
    前記チューブ(11)と前記タンク部(3)とをろう付接合するために前記タンク部(3)に配置されたろう材(312、322)により、前記係合部(111)がろう付接合された熱交換器であって、
    前記インナーフィン(12)は、外表面に被接合材が露出したベア材からなるとともに、前記係合部(111)に係合され、
    前記タンク部(3)に配置され前記係合部(111)を介して供給されたろう材により、前記チューブ(11)と前記インナーフィン(12)とがろう付接合されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記インナーフィン(12)は、前記係合部(111)を形成するときに、前記係合部(111)に係合されていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  3. 前記チューブ(11)は、内部断面が扁平形状となるように成形されて、前記係合部(111)を前記扁平形状の長軸方向(X)の端部側とされ、
    前記インナーフィン(12)は、端部を前記係合部(111)に係合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記チューブ(11)と前記インナーフィン(12)との接合点における被接合部材間の角度(Af)は、前記タンク部(3)の接合点における被接合部材間の角度(Ah)より小さいことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の熱交換器。
  5. 外表面に被接合材が露出したベア材からなる板状部材を曲折し、前記板状部材の両縁部(112、113)が係合する係合部(111)を形成して、チューブ(12)を成形するチューブ成形工程(210)と、
    前記チューブ(11)の内側にインナーフィン(12)を配置するインナーフィン配置工程(210)と、
    前記チューブ成形工程(210)および前記インナーフィン配置工程(210)の後、前記チューブ(11)の端部をタンク部(3、4)のチューブ挿設口(32a)内に配置して、前記チューブ(11)と前記タンク部(3)とを前記タンク部(3)に配置したろう材(312、322)によりろう付接合しつつ、前記タンク部(3)からろう材を供給して前記係合部(111)をろう付接合する接合工程(230)とを備える熱交換器の製造方法であって、
    前記インナーフィン配置工程(210)では、外表面に被接合材が露出したベア材からなる前記インナーフィン(12)を配置するとともに、前記インナーフィン(12)を前記係合部(111)に係合し、
    前記接合工程(230)では、前記タンク部(3)から前記係合部(111)を介して供給したろう材により、前記チューブ(11)と前記インナーフィン(12)とをろう付接合することを特徴とする熱交換器の製造方法。
  6. 前記チューブ成形工程(210)と前記インナーフィン配置工程(210)とを同時に行ない、前記係合部(111)を形成するときに、前記インナーフィン(12)を前記係合部(111)に係合することを特徴とする請求項5に記載の熱交換器の製造方法。
  7. 前記チューブ成形工程(210)では、内部断面が扁平形状となるように前記チューブ(11)を成形して、前記係合部(111)を前記扁平形状の長軸方向(X)の端部側に形成し、
    前記インナーフィン配置工程(210)では、前記インナーフィン(12)の端部を前記係合部(111)に係合することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の熱交換器の製造方法。
  8. 前記接合工程(230)を行なうときには、前記チューブ(11)と前記インナーフィン(12)との接合点における被接合部材間の角度(Af)を、前記タンク部(3)の接合点における被接合部材間の角度(Ah)より小さくすることを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1つに記載の熱交換器の製造方法。
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