JP2007285538A - レシーバタンク付き熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 レシーバタンクの脱着を実現しつつ、レシーバタンクと熱交換器本体を結合する結合部材の製造コスト及び重量の低減の実現並びに少ないろう材でもって第1分割部材、第2分割部材、アダプタ部材の三者を確実に接合できるレシーバタンク付き熱交換器の提供。
【解決手段】 アダプタ部材12の固定部12dの全周に溝12eを形成し、継手部材11の接合部11aにおける第2分割部材14にろう材を設け、第1分割部材13と第2分割部材14をろう付け固定する際に、溝12eにろう溜まりX1を形成してアダプタ部材12の固定部12dと継手部材11の接合部11aを接合した。
【選択図】 図8
【解決手段】 アダプタ部材12の固定部12dの全周に溝12eを形成し、継手部材11の接合部11aにおける第2分割部材14にろう材を設け、第1分割部材13と第2分割部材14をろう付け固定する際に、溝12eにろう溜まりX1を形成してアダプタ部材12の固定部12dと継手部材11の接合部11aを接合した。
【選択図】 図8
Description
本発明は、レシーバタンク付き熱交換器に関する。
従来、一対のヘッダ間に、両端を両ヘッダに連通接続されるチューブが複数配置され、両ヘッダの内部が仕切り板で仕切られて凝縮部と過冷却部に区分される熱交換器本体と、前記熱交換器本体の一方のヘッダの凝縮部と過冷却部に結合部材を介して連通接続されるレシーバタンクを備えるレシーバタンク付き熱交換器の技術が公知になっている(特許文献1、2参照)。
特開2003−240386号公報
特開平11−2475号公報
しかしながら、従来のレシーバタンク付き熱交換器では、結合部材が金属製でブロック状に一体的に形成されているため、その製造には押し出し加工や切削加工が必須となり、製造コストが高くなる上、機能に必要のない部位に材料が残ることで重量が増加してしまうという問題点があった。
また、通常、結合部材とヘッダは、ろう付け固定されるため、結合部材の重量が増加して熱マスが増加すると、ヘッダの加熱炉内での温度上昇及び温度下降が遅くなってしまい、ろう付け不良が発生してしまう。
また、通常、結合部材とヘッダは、ろう付け固定されるため、結合部材の重量が増加して熱マスが増加すると、ヘッダの加熱炉内での温度上昇及び温度下降が遅くなってしまい、ろう付け不良が発生してしまう。
そこで、結合部材を、一方のヘッダの凝縮部と過冷却部に連通接続されるヘッダ用接続部を有する継手部材と、この継手部材とレシーバタンクに連通接続され、且つ、該レシーバタンクが脱着可能に固定される略円筒状のアダプタ部材で構成し、継手部材を、前記両ヘッダ用接続部が形成された第1分割部材と、この第1分割部材に接合される第2分割部材で構成すると共に、これら両者を接合した状態でアダプタ部材の固定部に嵌合して接合される略環状の接合部を形成することが考えられる。
ここで、出来るだけ少ないろう材でもって両分割部材を接合するために、これら両者の一方にろう材を設けた場合、継手部材の接合部には一方にのみろう材が設けらることとなり、アダプタ部の固定部を全周に亘ってろう付け固定することができないという問題点があった。
なお、両分割部材の両方にろう材を設けると、ろう付けの最中に溶け出した大量のろう材がヘッダ内へ流入してチューブ等のエロージョンを招く虞がある。
また、前述した部材の接合部位にのみろう材を設けた場合には、その製造に時間と手間が大変掛かり、効率的な大量生産を要求される車両用部品に対して適用することは実際上困難となる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、レシーバタンクの脱着を実現しつつ、レシーバタンクと熱交換器本体を結合する結合部材の製造コスト及び重量の低減を実現できるレシーバタンク付き熱交換器を提供することである。
また、少ないろう材でもって第1分割部材、第2分割部材、アダプタ部材の三者を確実に接合できるレシーバタンク付き熱交換器を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の発明では、一対のヘッダ間に、両端を両ヘッダに連通接続されるチューブが複数配置され、両ヘッダの内部が仕切り板で仕切られて凝縮部と過冷却部に区分される熱交換器本体と、前記熱交換器本体の一方のヘッダの凝縮部と過冷却部に結合部材を介して連通接続されるレシーバタンクを備えるレシーバタンク付き熱交換器において、前記結合部材を、一方のヘッダの凝縮部と過冷却部に連通接続されるヘッダ用接続部を有する継手部材と、この継手部材とレシーバタンクに連通接続され、且つ、該レシーバタンクが脱着可能に固定される略円筒状のアダプタ部材で構成し、前記継手部材を、前記両ヘッダ用接続部が形成された第1分割部材と、この第1分割部材に接合される第2分割部材で構成すると共に、これら両者を接合した状態でアダプタ部材の固定部に嵌合して接合される略環状の接合部を形成し、前記アダプタ部材の固定部または継手部材の接合部の少なくともいずれか一方の全周に溝を形成し、前記継手部材の接合部における第1分割部材または第2分割部材のいずれか一方にろう材を設け、前記第1分割部材と第2分割部材をろう付け固定する際に、前記溝にろう溜まりを形成してアダプタ部材の固定部と継手部材の接合部を接合したことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、一対のヘッダ間に、両端を両ヘッダに連通接続されるチューブが複数配置され、両ヘッダの内部が仕切り板で仕切られて凝縮部と過冷却部に区分される熱交換器本体と、前記熱交換器本体の一方のヘッダの凝縮部と過冷却部に結合部材を介して連通接続されるレシーバタンクを備えるレシーバタンク付き熱交換器において、前記結合部材を、一方のヘッダの凝縮部と過冷却部に連通接続されるヘッダ用接続部を有する継手部材と、この継手部材とレシーバタンクに連通接続され、且つ、該レシーバタンクが脱着可能に固定される略円筒状のアダプタ部材で構成し、前記継手部材を、前記両ヘッダ用接続部が形成された第1分割部材と、この第1分割部材に接合される第2分割部材で構成すると共に、これら両者を接合した状態でアダプタ部材の固定部に嵌合して接合される略環状の接合部を形成し、前記アダプタ部材の固定部または継手部材の接合部の少なくともいずれか一方の全周に溝を形成し、前記継手部材の接合部における第1分割部材または第2分割部材のいずれか一方にろう材を設け、前記第1分割部材と第2分割部材をろう付け固定する際に、前記溝にろう溜まりを形成してアダプタ部材の固定部と継手部材の接合部を接合したため、レシーバタンクの脱着を実現しつつ、レシーバタンクと熱交換器本体を結合する結合部材の製造コスト及び重量の低減を実現できる。
また、第1分割部材または第2分割部材の一方に設けられた少ないろう材でもって第1分割部材、第2分割部材、アダプタ部材の三者を確実に接合できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1のレシーバタンク付き熱交換器を示す正面図、図2はヘッダ4の上部分解斜視図、図3はヘッダ4の下部分解斜視図、図4はヘッダ4の上部斜視図、図5はヘッダ4の下部斜視図、図6は結合部材の分解斜視図、図7は同斜視図、図8は継手部材の分解斜視図、図9は同斜視図である。
図1は本発明の実施例1のレシーバタンク付き熱交換器を示す正面図、図2はヘッダ4の上部分解斜視図、図3はヘッダ4の下部分解斜視図、図4はヘッダ4の上部斜視図、図5はヘッダ4の下部斜視図、図6は結合部材の分解斜視図、図7は同斜視図、図8は継手部材の分解斜視図、図9は同斜視図である。
図10はレシーバタンクの側断面図(一部のみ)、図11は本実施例1の要部拡大断面図、図12は本実施例1の溝によるろう溜まりを説明する図、図13及び図14はタンクプレート8と第1分割部材の固定を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1のレシーバタンク付き熱交換器Aは、熱交換器本体1と、レシーバタンク2と、結合部材3が備えられている。
図1に示すように、本実施例1のレシーバタンク付き熱交換器Aは、熱交換器本体1と、レシーバタンク2と、結合部材3が備えられている。
熱交換器本体1は、左右に離間して配置される一対のヘッダ4,5と、これら両ヘッダ4,5の間に配置されるコア部6が備えられている。
図2、3に示すように、ヘッダ4は、断面が略コ字状のチューブプレート7と、断面が略椀状のタンクプレート8と、両プレート7,8の間に介在される板状の仕切り板D1,D2,D3,D4(仕切り板D2は図1参照)で構成されている。
図2、3に示すように、ヘッダ4は、断面が略コ字状のチューブプレート7と、断面が略椀状のタンクプレート8と、両プレート7,8の間に介在される板状の仕切り板D1,D2,D3,D4(仕切り板D2は図1参照)で構成されている。
チューブプレート7は、タンクプレート8よりも長手方向に長く形成される他、その長手方向両端部には、それぞれ切欠部7aを有して形成された一対の突出部7b,7bが形成されている。
また、チューブプレート7には、後述するコア部6の各チューブ6aの端部を挿通し固定するためのチューブ孔7cと、レインフォース10a,10bの端部を挿通し固定するためのレインフォース孔7dが形成されている。
また、チューブプレート7には、後述するコア部6の各チューブ6aの端部を挿通し固定するためのチューブ孔7cと、レインフォース10a,10bの端部を挿通し固定するためのレインフォース孔7dが形成されている。
また、ヘッダ4のディバイドD1〜D4が配置される部位において、チューブプレート7の内側にはそれぞれ対応する仕切り板D1〜D4の上面一部と下面一部を挟むように係止可能な半円柱状の係止段部7e,7eが対を成して突出した状態で設けられ、一方、該係止段部7e,7eと対向するタンクプレート8の位置には、それぞれ対応する仕切り板D1〜D4の凸部9を挿入可能な大きさの開口部8aが形成されている。
また、チューブプレート7には、それぞれ一対の切欠部7f,7fを有してタンクプレート8側に突出した一対の爪部7g,7gがチューブプレート8の長手方向に所定間隔で複数形成されている。
さらに、タンクプレート8の下部には、後述する継手部材11を介してレシーバタンク2が連通接続される僅かに縦長で楕円形状の連通孔8b,8cが形成されている。
また、チューブプレート7には、それぞれ一対の切欠部7f,7fを有してタンクプレート8側に突出した一対の爪部7g,7gがチューブプレート8の長手方向に所定間隔で複数形成されている。
さらに、タンクプレート8の下部には、後述する継手部材11を介してレシーバタンク2が連通接続される僅かに縦長で楕円形状の連通孔8b,8cが形成されている。
そして、図4、5に示すように、両プレート7,8の間に各仕切り板D1〜D4が介在された状態で、チューブプレート7の内側にタンクプレート8が最中状に重ねられて接合される他、チューブプレート8の長手方向両端部において、突出部7b,7bが内側に折り曲げられてタンクプレート8の長手方向端部に近接または当接された状態で固定されると共に、爪部7g,7gがタンクプレート8の外側に加締められて固定されることにより、図1に示すように、ヘッダ4の内部に仕切り板D1,D2,D3,D4で仕切られた3つの室R2,R4,R5が形成されている。
ヘッダ5は、前述したヘッダ4と略左右対称形状に構成され、ヘッダ4と同様にその内部に仕切り板D5〜D8で仕切られた3つの室R1,R3,R6が形成される他、室R1に連通した状態でコネクタP1が設けられ、室R6に連通した状態でコネクタP2が設けられている。
コア部6は、両端がそれぞれ対応するヘッダ4,5のチューブプレート孔7cに挿通し固定される複数のチューブ6aと、各チューブ6aと交互に配置される複数のフィン6bで構成され、その上下端部は、両端がそれぞれ対応するヘッダ4,5のレインフォース孔7dに挿通し固定された一対のレインフォース10a,10bで連結補強されている。
図6、7に示すように、結合部材3は、レシーバタンク2を固定支持する機能と、ヘッダ4の室R4及び室R5をレシーバタンク2の内部に連通接続する機能を兼ねるものであって、継手部材11と、アダプタ部材12で構成されている。
図8、9に示すように、継手部材11は、第1分割部材13と第2分割部材14が互いに接合されることにより、全体が有底の略円筒形状に形成されている。
また、継手部材11の開口端部には、後述するアダプタ部材12の固定部12dを挿入可能な接合部11a(請求項の接合部に相当)が形成される他、底部11bは緩やかなR形状に形成されている。
両分割部材13,14は、それぞれ有底の略半円筒形状に形成される他、第1分割部材13の側部13aには、タンクプレート8のそれぞれ対応する連通孔8b,8cに挿入可能な楕円形断面のヘッダ用接続部13b,13cが側方へ突出した状態で上下に離間して形成されている。
また、ヘッダ用接続部13b,13cはそれぞれ対応する連通孔8b,8cに合致する楕円形断面に形成され、それぞれの基端側には垂直な面で形成された段部13dがそれぞれ形成されている。
また、本実施例1では、第1分割部材13の内側に第2分割部材14が重ねられた状態で、該第1分割部材13の両縁部13e,13e及び底部13fの一部下面と、第2分割部材14の両縁部14a,14a及び底面14bの一部下面をそれぞれ両分割部材13,14の固定部として接合されるようになっている。
なお、本実施例では第2分割部材14の両縁部14a,14aの一部が両縁部13e,13eに当接しない部位があるが、この限りではない。
また、継手部材11の開口端部には、後述するアダプタ部材12の固定部12dを挿入可能な接合部11a(請求項の接合部に相当)が形成される他、底部11bは緩やかなR形状に形成されている。
両分割部材13,14は、それぞれ有底の略半円筒形状に形成される他、第1分割部材13の側部13aには、タンクプレート8のそれぞれ対応する連通孔8b,8cに挿入可能な楕円形断面のヘッダ用接続部13b,13cが側方へ突出した状態で上下に離間して形成されている。
また、ヘッダ用接続部13b,13cはそれぞれ対応する連通孔8b,8cに合致する楕円形断面に形成され、それぞれの基端側には垂直な面で形成された段部13dがそれぞれ形成されている。
また、本実施例1では、第1分割部材13の内側に第2分割部材14が重ねられた状態で、該第1分割部材13の両縁部13e,13e及び底部13fの一部下面と、第2分割部材14の両縁部14a,14a及び底面14bの一部下面をそれぞれ両分割部材13,14の固定部として接合されるようになっている。
なお、本実施例では第2分割部材14の両縁部14a,14aの一部が両縁部13e,13eに当接しない部位があるが、この限りではない。
また、両分割部材13,14は、それぞれ厚み1〜2mm前後のアルミ製板材を図外の金型でプレス成形加工して形成されたプレス成形加工品となっている。
なお、ヘッダ用接続部13b,13cの先端は上記プレス成形加工時に打ち抜かれて開口されるため、正確には打ち抜きプレス成形加工して形成されている。
また、両分割部材13,14の材料や厚み等は適宜設定でき、例えば、第1分割部13を第2分割部材14よりも肉厚に設定する場合もある。
従って、第1分割部材13は両接続部13b,13cを有して複雑な形状をしているものの、短時間で容易且つ安価に製造できるため、製造コストを低く抑えることができる。
また、押し出し加工や切削加工を用いないため、余分な部位に材料が残らずコンパクト化及び軽量化を実現できる。
なお、ヘッダ用接続部13b,13cの先端は上記プレス成形加工時に打ち抜かれて開口されるため、正確には打ち抜きプレス成形加工して形成されている。
また、両分割部材13,14の材料や厚み等は適宜設定でき、例えば、第1分割部13を第2分割部材14よりも肉厚に設定する場合もある。
従って、第1分割部材13は両接続部13b,13cを有して複雑な形状をしているものの、短時間で容易且つ安価に製造できるため、製造コストを低く抑えることができる。
また、押し出し加工や切削加工を用いないため、余分な部位に材料が残らずコンパクト化及び軽量化を実現できる。
なお、第1分割部材13及び第2分割部材14を鋳造又は鍛造で製造することも可能である。
アダプタ部材12は、略円筒形状に一体的に形成される他、その内周にはシール部材S1が装着された環状のシール溝12aが形成されると共に、このシール溝12aに近接して下方には雌螺子状の溝12bが所定の長さで形成されている。
また、アダプタ部材12の下部には、段部12cを有して縮径した固定部12dが形成されると共に、この固定部12dの外周に雄螺子状の溝12eが形成されている。
なお、本実施例1の溝12eは2mm程度の深さで形成されているが、この限りではない。
また、アダプタ部材12の材料や厚み、溝12a,12b,12eの形成位置、長さ等は適宜設定できる。
また、アダプタ部材12の下部には、段部12cを有して縮径した固定部12dが形成されると共に、この固定部12dの外周に雄螺子状の溝12eが形成されている。
なお、本実施例1の溝12eは2mm程度の深さで形成されているが、この限りではない。
また、アダプタ部材12の材料や厚み、溝12a,12b,12eの形成位置、長さ等は適宜設定できる。
また、アダプタ部材12は、アルミ製の円柱状ブロック材を旋盤等により加工して厚み1〜2mm前後の円筒形状に形成した後、溝12a,12b,12eを切削加工して形成される。
従って、アダプタ部材12は、比較的単純な作業でもって容易に製造することができる。
従って、アダプタ部材12は、比較的単純な作業でもって容易に製造することができる。
図1に示すように、レシーバタンク2は、円筒形状の本体2aと、この本体2aの上端を塞ぐ略円盤状の蓋部材2bと、その下端に装着された略円筒状の接続管15で構成され、該本体2aの内部には図外の乾燥剤やフィルタ等の内部構造物が収容されている。
また、図10に示すように、本体2aの下端に装着された接続管15の外周には、径方向外側に拡径してレシーバタンク2の下端に当接するフランジ部15aが形成されると共に、このフランジ部15aの下方には雄螺子状の溝15bが所定の長さで形成されている。
また、図10に示すように、本体2aの下端に装着された接続管15の外周には、径方向外側に拡径してレシーバタンク2の下端に当接するフランジ部15aが形成されると共に、このフランジ部15aの下方には雄螺子状の溝15bが所定の長さで形成されている。
また、フランジ部15と本体2aに近接した位置に、これら両者のシールを行う環状のシール部材S2が装着されたシール溝15cが形成される他、溝15bの下方の上下に離間した位置は、シール部材S3,S4が装着されたシール溝15d,15eが形成されている。
そして、図11に示すように、ヘッダ4のタンクプレート8の連通孔8b,8cには、継手部材11のそれぞれ対応するヘッダ用接続部13b,13cが挿入された状態で固定され、さらに、継手部材11の接合部11aにはアダプタ部材12の固定部12dが挿入された状態で接合されている。
具体的には、図12に示すように、アダプタ部材12の段部12cが接合部11aの上端部に当接する他、該アダプタ部12の溝12eの山部12fと、谷部12gに形成されたろう溜まりX1がそれぞれ接合部11aの内周の全周に亘って接合され、これによって、アダプタ部材12と継手部材11が固定されている。
具体的には、図12に示すように、アダプタ部材12の段部12cが接合部11aの上端部に当接する他、該アダプタ部12の溝12eの山部12fと、谷部12gに形成されたろう溜まりX1がそれぞれ接合部11aの内周の全周に亘って接合され、これによって、アダプタ部材12と継手部材11が固定されている。
また、アダプタ部材12の溝12bには、レシーバタンク2の接続管15の溝15bが螺合された状態で該レシーバタンク2が固定されている。
また、シール部材S1,S3,S4によって接続管15とアダプタ部材12とのシール性が確保されている。
また、シール部材S1,S3,S4によって接続管15とアダプタ部材12とのシール性が確保されている。
従って、レシーバタンク2は、アダプタ部材12に対して着脱可能に固定される他、アダプタ部材12、継手部材11の接続部13b,13cを介してヘッダ4の室R4,R5に連通した状態となっている。
次に、作用を説明する。
このように構成されたレシーバタンク付き熱交換器Aを製造する際には、先ず、前述した各構成部材をアルミニウムを素材として個々に製造する。
この際、各構成部材の接触部のうちの少なくとも一方にはろう材からなるクラッド層(ブレージングシート)が設けられているが、レシーバ2の周辺部材において、タンク4の外側と、第2分割部材14の内側及び外側にろう材が設定され、第1分割部材13と、アダプタ部材12にはろう材が設定されない。
このように構成されたレシーバタンク付き熱交換器Aを製造する際には、先ず、前述した各構成部材をアルミニウムを素材として個々に製造する。
この際、各構成部材の接触部のうちの少なくとも一方にはろう材からなるクラッド層(ブレージングシート)が設けられているが、レシーバ2の周辺部材において、タンク4の外側と、第2分割部材14の内側及び外側にろう材が設定され、第1分割部材13と、アダプタ部材12にはろう材が設定されない。
次に、熱交換器本体1を仮組みした後、図13に示すように、第1分割部材13のヘッダ用接続部13b,13cをヘッダ4のタンクプレート8のそれぞれ対応する連通孔8b,8cに挿入して、該ヘッダ用接続部13b,13cの各段部13dをタンクプレート8の外周面に当接させた状態とする。
次に、図13、14に示すように、径方向外側に拡径した段部20aを有する略楕円柱状の治具20,20をそれぞれ第1分割部材13の開口側からヘッダ用接続部13b,13cに挿入して該ヘッダ用接続部13b,13cを内側から外側へ拡径させることにより連通孔8b,8cに加締めて固定する。
この際、治具20,20の各段部20aがヘッダ用接続部13b,13cの各段部13dの内側に当接してタンクプレート8側へ押圧することにより、該ヘッダ用接続部13b,13cの各段部13dをタンクプレート8の外周面に密着させた状態で、ヘッダ用接続部13b,13cを連通孔8b,8cに加締めて固定できる。
なお、ヘッダ用接続部13b,13cは先端側に行くに従って大きく拡径するように塑性変形させて加締めても良い。
この際、治具20,20の各段部20aがヘッダ用接続部13b,13cの各段部13dの内側に当接してタンクプレート8側へ押圧することにより、該ヘッダ用接続部13b,13cの各段部13dをタンクプレート8の外周面に密着させた状態で、ヘッダ用接続部13b,13cを連通孔8b,8cに加締めて固定できる。
なお、ヘッダ用接続部13b,13cは先端側に行くに従って大きく拡径するように塑性変形させて加締めても良い。
従って、タンクプレート8を固定するための治具も必要なく、治具20を第1分割部材13の開口側から容易に挿入してヘッダ用接続部13b,13cを拡径させることができ、作業性が良い。
また、ヘッダ用接続部13b,13cの各段部13dがタンクプレート8の外周面に当接することによって、ヘッダ用接続部13b,13cの連通孔8a,8bへの挿入代を容易に位置決めできる。
なお、タンクプレート8を熱交換器本体1に仮組みする前に上記要領で予め第1分割部材13を固定しておくこともできる。この場合、治具20をタンクプレート8の内側から挿入してヘッダ用接続部13b,13cを連通孔8b,8cに加締めて固定することもできる。
また、ヘッダ用接続部13b,13cの各段部13dがタンクプレート8の外周面に当接することによって、ヘッダ用接続部13b,13cの連通孔8a,8bへの挿入代を容易に位置決めできる。
なお、タンクプレート8を熱交換器本体1に仮組みする前に上記要領で予め第1分割部材13を固定しておくこともできる。この場合、治具20をタンクプレート8の内側から挿入してヘッダ用接続部13b,13cを連通孔8b,8cに加締めて固定することもできる。
次に、第1分割部材13の内側に第2分割部材14を最中状に重ね合わせて継手部材11を仮固定した後、接合部11aにアダプタ部材12の固定部12dを若干圧入した状態で挿入する。
この際、第1分割部材13の両縁部13e,13eと第2分割部材14の両縁部14a,14aが嵌合し、これによって両者を適正に位置決めした状態で固定できる。
この際、第1分割部材13の両縁部13e,13eと第2分割部材14の両縁部14a,14aが嵌合し、これによって両者を適正に位置決めした状態で固定できる。
次に、上記両分割部材13,14、アダプタ部材12が仮固定された熱交換器本体1を図外の加熱炉に搬送して熱処理することにより、各構成部材の固定部をろう付け固定する。
この際、本実施例1では、第2分割部材14の外側と内側にろう材を設けているため、該外側のろう材により両分割部材13,14との各接合部位を良好にろう付けできる。
また、図12に示すように、第2分割部材14の内側のろう材が、毛細管現象により雄螺子状の溝12eに沿ってろう溜まりX1として形成され、これによって、アダプタ部材12の固定部12dと接合部11aの内周との間にろう材を行き渡すことができ、固定部12dと接合部11aをその全周に亘って良好にろう付け固定できる。
また、フラックスを塗布する場合には、該フラックスが毛細管現象により溝12eに沿って流れ、これによって、フラックスを固定部12dの全周に塗布することができ、良好なろう付け固定を実現できる。
また、両分割部材13,14、特に、タンクプレート8と直接接触する第1分割部材13がプレス成形加工品で重量が軽く熱マスが低いため、ろう付け固定の際におけるタンクプレート8が受ける熱影響を少なくして安定したろう付け固定を実現できる。
また、継手部材11の両ヘッダ用接続部13b,13cがヘッダ4側に筒状に突出することによって、ヘッダ4の外周面と両ヘッダ用接続部13b,13cの間に空間O(図11参照)が形成されるため、これら両者の接触部を出来るだけ減らして、ろう付け固定の際におけるヘッダ4のスムーズな温度上昇及と温度下降を実現できる。
また、ヘッダ用接続部13b,13cの各段部13dがタンクプレート8の外周面に当接することに加え、継手部材11のヘッダ用接続部13b,13cを楕円形断面としたため、円形断面とした場合に比べて、ろう付け固定の際及びその後においても継手部材11及びアダプタ部材12を安定して固定できる。
次に、レシーバタンク2の接続管15の溝15bをアダプタ部材12の溝12bに螺合してフランジ部15の下端をアダプタ部材12の上端部に当接させることにより、レシーバタンク2を固定してレシーバタンク付き熱交換器Aの製造を終了する。
この際、レシーバタンク2の接続管15のフランジ部15aに締め付け工具を掛けて回転させることにより、上記螺合の作業を行うことができ、周辺部材のろう材が亀裂・破損する虞がない。
また、フランジ部15の下端がアダプタ部材12の上端部に当接するため、接続管15のアダプタ部12への過大な締め込みを防止できる。
従って、レシーバタンク2をアダプタ部材12に対して容易に着脱でき、熱交換器本体1の種類やコアサイズに応じてレシーバタンク2の種類やサイズを容易に設計・変更できる。
さらに、レシーバタンク2が損傷した場合には、アダプタ部材12から外して交換・修理でき、メンテナンス性に優れる。
この際、レシーバタンク2の接続管15のフランジ部15aに締め付け工具を掛けて回転させることにより、上記螺合の作業を行うことができ、周辺部材のろう材が亀裂・破損する虞がない。
また、フランジ部15の下端がアダプタ部材12の上端部に当接するため、接続管15のアダプタ部12への過大な締め込みを防止できる。
従って、レシーバタンク2をアダプタ部材12に対して容易に着脱でき、熱交換器本体1の種類やコアサイズに応じてレシーバタンク2の種類やサイズを容易に設計・変更できる。
さらに、レシーバタンク2が損傷した場合には、アダプタ部材12から外して交換・修理でき、メンテナンス性に優れる。
このように構成されたレシーバタンク付き熱交換器Aは、車両に搭載された後、図外のコンプレッサ側からコネクタP1の接続孔16a(図1参照)を介してヘッダ5の室R1に流入した約70℃前後の流通媒体は、コア部6の室R1,R2に対応する各チューブ6aを流通する間にコア部6を通過する車両走行風またはファンによる強制風とフィン6bを介して熱交換された後、ヘッダ4の室R2に流入する。
また、室R2内の流通媒体は、コア部6の室R2,R3に対応する各チューブ6a5を流通してヘッダ5の室R3に流入し、次に、室R3内の流通媒体は、コア部6の室R3,R4に対応する各チューブ6aを流通する間にコア部6aを通過する車両走行風またはファンによる強制風と熱交換された後、ヘッダ4の室R4に流入する。
次に、室R4内の流通媒体は、継手部材11の接続部13bからレシーバタンク2の本体内に流入して図外の内部構造物により気液分離された後、接続部13dから室R5に流入する。
次に、室R5の液体の流通媒体は、コア部6の室R5,R6に対応する各チューブ6aを流通する間にコア部6を通過する車両走行風またはファンによる強制風と熱交換されることにより、約45℃前後まで過冷却されてヘッダ5の室R6に流入する。
最後に、室R6内の流通媒体は、コネクタP2の接続孔16bから図外のエバポレータ側へ排出され、これによって、図1に示すように、熱交換器本体1は、室R1〜R4に対応する上側の凝縮部E1と室R5,R6に対応する下側の過冷却部E2に部分けされたコンデンサとして機能する。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1のレシーバタンク付き熱交換器にあっては、一対のヘッダ4,5間に、両端を両ヘッダ4,5に連通接続されるチューブ6aが複数配置され、両ヘッダ4,5の内部が仕切り板D1〜D8で仕切られて凝縮部E1と過冷却部E2に区分される熱交換器本体1と、熱交換器本体1の一方のヘッダ4の凝縮部E1と過冷却部E2に結合部材3を介して連通接続されるレシーバタンク2を備えるレシーバタンク付き熱交換器Aにおいて、結合部材3を、一方のヘッダ4の凝縮部E1と過冷却部E2に連通接続されるヘッダ用接続部13b,13cを有する継手部材11と、この継手部材11とレシーバタンク2に連通接続され、且つ、該レシーバタンク2が脱着可能に固定される略円筒状アダプタ部材12で構成し、継手部材11を、両ヘッダ用接続部13b,13cが形成された第1分割部材13と、この第1分割部材13に接合される第2分割部材14で構成すると共に、これら両者を接合した状態でアダプタ部材12の固定部12dに嵌合して接合される略環状の接合部11aを形成し、アダプタ部材12の固定部12dの全周に溝12eを形成し、継手部材11の接合部11aにおける第2分割部材14にろう材を設け、第1分割部材13と第2分割部材14をろう付け固定する際に、溝12eにろう溜まりX1を形成してアダプタ部材12の固定部12dと継手部材11の接合部11aを接合したため、レシーバタンクの脱着を実現しつつ、レシーバタンクと熱交換器本体を結合する結合部材の製造コスト及び重量の低減を実現できる。
以上、説明したように、本実施例1のレシーバタンク付き熱交換器にあっては、一対のヘッダ4,5間に、両端を両ヘッダ4,5に連通接続されるチューブ6aが複数配置され、両ヘッダ4,5の内部が仕切り板D1〜D8で仕切られて凝縮部E1と過冷却部E2に区分される熱交換器本体1と、熱交換器本体1の一方のヘッダ4の凝縮部E1と過冷却部E2に結合部材3を介して連通接続されるレシーバタンク2を備えるレシーバタンク付き熱交換器Aにおいて、結合部材3を、一方のヘッダ4の凝縮部E1と過冷却部E2に連通接続されるヘッダ用接続部13b,13cを有する継手部材11と、この継手部材11とレシーバタンク2に連通接続され、且つ、該レシーバタンク2が脱着可能に固定される略円筒状アダプタ部材12で構成し、継手部材11を、両ヘッダ用接続部13b,13cが形成された第1分割部材13と、この第1分割部材13に接合される第2分割部材14で構成すると共に、これら両者を接合した状態でアダプタ部材12の固定部12dに嵌合して接合される略環状の接合部11aを形成し、アダプタ部材12の固定部12dの全周に溝12eを形成し、継手部材11の接合部11aにおける第2分割部材14にろう材を設け、第1分割部材13と第2分割部材14をろう付け固定する際に、溝12eにろう溜まりX1を形成してアダプタ部材12の固定部12dと継手部材11の接合部11aを接合したため、レシーバタンクの脱着を実現しつつ、レシーバタンクと熱交換器本体を結合する結合部材の製造コスト及び重量の低減を実現できる。
また、第2分割部材14に設けられた少ないろう材でもって第1分割部材13、第2分割部材14、アダプタ部材12の三者を確実に接合できる。
また、溝12eを雄螺子状に形成したため、簡便な溝形状によって固定部12dと接合部11aをその全周に複数周回に亘ってろう溜まりX1を形成できる。
以下、実施例2を説明する。
なお、本実施例2では実施例1と同様の構成部材について同一の符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図15は本実施例2の要部拡大斜視図である。
なお、本実施例2では実施例1と同様の構成部材について同一の符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図15は本実施例2の要部拡大斜視図である。
図15に示すように、本実施例2ではアダプタ部材12の固定部12dの外周にろう溜まりを形成するための環状の溝12hが形成されている点が実施例1と異なる。なお、溝12hの形成数、形成位置等については適宜設定できる。
従って、本実施例2では、溝12hに沿って形成されるろう溜まりがあまり流動せず、一定量確保できるという効果を得られる。
以下、実施例3を説明する。
なお、本実施例3では実施例1と同様の構成部材について同一の符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図16は本実施例3の要部拡大斜視図である。
なお、本実施例3では実施例1と同様の構成部材について同一の符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図16は本実施例3の要部拡大斜視図である。
図16に示すように、本実施例3ではアダプタ部材12の固定部12dの外周に、ローレット状の溝12iが形成されている点が実施例1と異なる。
従って、本実施例3では、実施例1の効果に加え、接合部11aにアダプタ部材12の固定部12dを挿入して仮組みした際に、溝12iが接合部11aの内周に食い込み、加熱炉への搬送中等にアダプタ部材12が脱落するのを防止できるという効果を得られる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例1では両分割部材13,14をプレス成形加工品としたが、第1分割部材13のみプレス成形加工品としても良い。
例えば、本実施例1では両分割部材13,14をプレス成形加工品としたが、第1分割部材13のみプレス成形加工品としても良い。
また、本実施例1ではアダプタ部材12側に溝12eを形成したが、継手部材11側に設けても良いし、一方側を雄螺子状、他方側を雌螺子状にして螺合しても良い。同様に、固定部12dの内側に接合部11aを嵌合させるようにしても良い。
さらに、溝12eの具体的な形状は適宜設定でき、例えば、ディンプル形状を連続的に繋げたような形状にしても良く、要は固定部12dまたは接合部11aとの間にその全周にろう溜まりを形成するための溝を設けたものについては全て本発明の範疇となる。
D1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D8 仕切り板
E1 凝縮部
E2 過冷却部
O 空間
P1、P2 コネクタ
R1、R2、R3、R4、R5、R6 室
X1 ろう溜まり
1 熱交換器本体
2 レシーバタンク
2a 本体
2b 蓋部材
3 結合部材
4、5 ヘッダ
6 コア部
7 チューブプレート
7a 切欠部
7b 突出部
7c チューブ孔
7d レインフォース孔
7e 係止段部
7f 切欠部
7g 爪部
8 タンクプレート
8a 開口部
8b、8c 連通孔
9 凸部
10a、10b レインフォース
11 継手部材
11a 接合部
11b (継手部材の)底部
12 アダプタ部材
12a シール溝
12b 溝
12c 段部
12d 固定部
12e 溝
12f 山部
12g 谷部
13 第1分割部材
13a 側部
13b、13c ヘッダ用接続部
13d 段部
13e 両縁部
13f (第1分割部材の)底部
14 第2分割部材
14a 両縁部
14b (第2分割部材の)底部
15 接続管
15a フランジ部
15b 溝
15c、15d、15e シール溝
16a、16b 接続孔
20 治具
20a 段部
E1 凝縮部
E2 過冷却部
O 空間
P1、P2 コネクタ
R1、R2、R3、R4、R5、R6 室
X1 ろう溜まり
1 熱交換器本体
2 レシーバタンク
2a 本体
2b 蓋部材
3 結合部材
4、5 ヘッダ
6 コア部
7 チューブプレート
7a 切欠部
7b 突出部
7c チューブ孔
7d レインフォース孔
7e 係止段部
7f 切欠部
7g 爪部
8 タンクプレート
8a 開口部
8b、8c 連通孔
9 凸部
10a、10b レインフォース
11 継手部材
11a 接合部
11b (継手部材の)底部
12 アダプタ部材
12a シール溝
12b 溝
12c 段部
12d 固定部
12e 溝
12f 山部
12g 谷部
13 第1分割部材
13a 側部
13b、13c ヘッダ用接続部
13d 段部
13e 両縁部
13f (第1分割部材の)底部
14 第2分割部材
14a 両縁部
14b (第2分割部材の)底部
15 接続管
15a フランジ部
15b 溝
15c、15d、15e シール溝
16a、16b 接続孔
20 治具
20a 段部
Claims (4)
- 一対のヘッダ間に、両端を両ヘッダに連通接続されるチューブが複数配置され、両ヘッダの内部が仕切り板で仕切られて凝縮部と過冷却部に区分される熱交換器本体と、
前記熱交換器本体の一方のヘッダの凝縮部と過冷却部に結合部材を介して連通接続されるレシーバタンクを備えるレシーバタンク付き熱交換器において、
前記結合部材を、一方のヘッダの凝縮部と過冷却部に連通接続されるヘッダ用接続部を有する継手部材と、この継手部材とレシーバタンクに連通接続され、且つ、該レシーバタンクが脱着可能に固定される略円筒状のアダプタ部材で構成し、
前記継手部材を、前記両ヘッダ用接続部が形成された第1分割部材と、この第1分割部材に接合される第2分割部材で構成すると共に、これら両者を接合した状態でアダプタ部材の固定部に嵌合して接合される略環状の接合部を形成し、
前記アダプタ部材の固定部または継手部材の接合部の少なくともいずれか一方の全周に溝を形成し、
前記継手部材の接合部における第1分割部材または第2分割部材のいずれか一方にろう材を設け、
前記第1分割部材と第2分割部材をろう付け固定する際に、前記溝にろう溜まりを形成してアダプタ部材の固定部と継手部材の接合部を接合したことを特徴とするレシーバタンク付き熱交換器。 - 請求項1記載のレシーバタンク付き熱交換器において、
前記溝を螺子状に形成したことを特徴とするレシーバタンク付き熱交換器。 - 請求項1記載のレシーバタンク付き熱交換器において、
前記溝を環状に形成したことを特徴とするレシーバタンク付き熱交換器。 - 請求項1記載のレシーバタンク付き熱交換器において、
前記溝をローレット状に形成したことを特徴とするレシーバタンク付き熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006110362A JP2007285538A (ja) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | レシーバタンク付き熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006110362A JP2007285538A (ja) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | レシーバタンク付き熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007285538A true JP2007285538A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38757492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006110362A Withdrawn JP2007285538A (ja) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | レシーバタンク付き熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007285538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011062182A1 (ja) | 2009-11-17 | 2011-05-26 | 株式会社Adeka | 芳香族スルホニウム塩化合物 |
WO2019155752A1 (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-15 | 株式会社デンソー | 凝縮器 |
-
2006
- 2006-04-13 JP JP2006110362A patent/JP2007285538A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011062182A1 (ja) | 2009-11-17 | 2011-05-26 | 株式会社Adeka | 芳香族スルホニウム塩化合物 |
WO2019155752A1 (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-15 | 株式会社デンソー | 凝縮器 |
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Legal Events
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Effective date: 20090223 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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