JP2010083520A - 切刃付収容ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】切刃の刃先を覆う隠蔽構造を備えた切刃付収容ケースを安価に、そして、ラップフィルムなどのシート状物を、速やかに切断することができるように改良された切刃付収容ケースを提供する。
【解決手段】ラップフィルムBのロール体bが収容されるケース本体1と、このケース本体の開口部に、ヒンジ4にて開閉可能に取り付けられる蓋体2と、この蓋体2の開放縁に沿って、該開放縁より刃先を突出させて取り付けられる切刃3とを備えている。そして、蓋体2の開放縁に、切刃3の突出する刃先部分を覆うように刃先ガード部8を備え、刃先ガード部8は、同刃先ガード部8のガード縁から刃先がわずかにはみ出すように蓋体2に備えられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、食品包装用のラップフィルム、アルミホイル、クッキングペーパなどのシート状物のロール体を収容するとともに、外部に引き出されたシート状物を切断する切刃を備えている収容ケースに係り、特に、合成樹脂材から形成されている切刃付収容ケースに関する。
例えば、ロール状に巻かれたラップフィルムのロール体を収納する切刃付収容ケースとしては種々の構造形態のものが提案されている。
収容ケースは、ロール状に巻かれているラップフィルムのロール体が収容される側面視で略正四角形状で横長の略角型柱状(略角型筒状)に、厚紙などを用いて形成されている紙製のもの、そして、射出成形などによって形成されている合成樹脂製のものなどが一般的に知られている。
そして、紙製、合成樹脂製問わず、ケース本体の開口部から、必要な長さだけ引き出されたラップフィルムが、開口部を開閉する蓋体の開放縁に沿って備えられている金属製の切刃(切断刃、カッター)によって切断されることにより、必要とする長さのラップフィルムが繰り返し供給されるようになっている。
ところで、収容ケースに備えられている切刃の刃先は、通常、むき出し状態で存在しているために、使用するときに、誤って指先などを負傷するおそれが残されている。
つまり、ラップフィルムを引き出して切断するとき、使用者は、一方の手で収容ケースを握るように掴み、他方の手でラップフィルムの端部分を摘んでラップフィルムを引き出し、必要な長さだけ引き出した状態で、ラップフィルムにテンションを掛けつつ切刃の刃先に押し当てて切断するものであるが、このとき、うっかり切刃が存在(露出)している収容ケースの部分を掴んでしまったときなどに、負傷するおそれがあった。
そこで、特許文献1および特許文献2などにおいて開示されているように、収容ケースが販売されるときは勿論、使用者が使用するときにおいて誤って負傷することがないように、切刃の刃先を覆うようにカバーなどを備えている収容ケースが提案されている。
特開平10−258834号公報(段落番号0009、0010、および図2、図3参照) 特開2004−123196号公報(段落番号0030〜0032、0040、および図1、図9参照)
ところで、特許文献1の紙製の収容ケース(カートン)は、購入して間もない新しいときには、切刃の刃先を覆う掩蓋片の先端部分である折曲げ用罫線により曲げ自在とする帯状領域によって刃先が覆われていることで、うっかり切刃が存在している収容ケースの外側部分を掴んでしまった場合でも、刃先に指先などを引っ掛けて負傷するなどを確実に防ぐことができる。
しかしながら、日常的に繰り返し使用される過程で、刃先を覆う帯状領域の刃先を覆う形に戻る復元力が衰えてしまい、刃先を覆うことができない状態になるおそれが残されていた。
つまり、特許文献1の図3に示されているように、引き出されたラップフィルムを切断するときに、刃先を覆う帯状領域が、ラップフィルムの切断引っ張り方向(角度)に応じて折曲げ用罫線から捲れ上がり、これによって、帯状領域によって覆われていた刃先が露出してラップフィルムが切断されるようになっている。
そのために、ラップフィルムの切断が繰り返されるたびに捲れ上げられる帯状領域の刃先を覆う形に戻るための復元力が徐々に衰え、最終的には刃先を覆う形に戻らなくなるおそれが残されていた。
他方、特許文献2の合成樹脂製の収容ケースの場合では、切刃の刃先を覆うカバーは、使用者による回動操作によって、切刃を覆う、切刃を露出させるように、ケース本体の開口部を開閉する蓋体(フタ)に備えられていることで、使用後において使用者が戻すことを忘れない限り、切刃の刃先を確実に覆うことができるために、指先などの負傷を確実に防ぐことができる。
しかしながら、この合成樹脂製の収容ケースでは、カバーを蓋体とは別成形により形成した後に、蓋体に対しヒンジ支持構造により取り付けるなどの複雑な構造を有しているために、材料費などを含めてコスト高となり、安価に提供することができない構造上の問題が残されていた。
つまり、ラップフィルムなどのシート状物は、業務用は勿論、一般家庭においても日常的な食生活の中で、毎日使用されるものであり、その消費量はかなりのものとなる。このような事情で、コストが高い商品では、使用者(消費者)のニーズに対応しきれない問題が残されていた。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、切刃の刃先を覆う隠蔽構造を備えた切刃付収容ケースを安価に、そして、ラップフィルムなどのシート状物を、速やかに切断することができるように改良された切刃付収容ケースを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、シート状物のロール体を収容するとともに、外に引き出された前記シート状物を切断する切刃を備えている収容ケースであって、
前記ロール体が収容されるケース本体と、このケース本体の開口部に、ヒンジにて開閉可能に取り付けられる蓋体と、この蓋体の開放縁に沿って、該開放縁より刃先を突出させて取り付けられる切刃と、を備え、前記蓋体の開放縁に、前記切刃の突出する刃先部分を覆うように刃先ガード部を備えてなり、前記刃先ガード部は、同刃先ガード部のガード縁から前記切刃の刃先がわずかにはみ出すように前記蓋体に備えられていることを特徴とする。
このような構成によれば、切刃が備えられている蓋体の開放縁に、切刃の刃先をわずかにはみ出させた状態で、該刃先を覆うように備えた刃先ガード部によって、指先などが刃先に触れることを防ぐことができる。
本発明の切刃付収容ケースは、以上のように構成されていることで、ガード縁から切刃の刃先をわずかはみ出させた状態で蓋体に備えられている刃先ガード部によって、指先などの負傷することが防ぐことができる。
これにより、従来技術のように、復元力の低下などによって刃先が露出状態となって、負傷するおそれが残されていたり、使用者のニーズに合わないコスト高になるなどこともなく、刃先の隠蔽構造を備えている切刃付収容ケースを安価で提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る切刃付収容ケースを示す斜視図であり、図2は、同縦断側面図であり、図3は、蓋体を閉じた状態の同銃弾側面図であり、図4は、要部の拡大断面図である。
なお、食品包装用のシート状物としては、ラップフィルム、アルミホイル、クッキングペーパなどを挙げることができるが、本実施形態については、ラップフィルムのロール体を収容する収容ケースを一例に挙げて説明する。
≪切刃付収容ケースの構成≫
切刃付収容ケースA(以後、単に「収容ケース」称する)は、ラップフィルムBのロール体bの詰め替え用として繰り返し使用されるものであり、図1および図2に示すように、ロール体bを収容し得る大きさを有する側面視で略正四角形状で横長の略角型筒状に形成されている。
この収容ケースAは、ロール体bが回転可能に支持されて収容されるケース本体1と、このケース本体1にヒンジ4にて連結されて、ケース本体1の開口部1aを開閉自在に覆う蓋体2とを備えて構成されている。
そして、収容ケースAは、図1および図2に示すように、蓋体2の長辺開放縁に沿って金属製の切刃3を備えており、ケース本体2から引き出されたラップフィルムBが押し当てられて切断されるようになっている。
≪ケース本体および蓋体の構成≫
ケース本体1および蓋体2は、合成樹脂材を用いた射出成形などによって形成されている。
ケース本体1は、短辺両側壁にロール体bを回転可能に支持するための軸支孔5を備えており、図1および図2に示すように、回転中心部材6を介して芯巻きのロール体bを回転可能で、かつ、詰め替え可能に支持するように形成されている。
回転中心部材6は、合成樹脂材などの所望な材料によって、ケース本体1の短辺両側壁1−2の間にわたる長さで、ロース体bの芯部材b1に抜き差し自在に挿入し得る太さ(外径)を有する中実または中空棒状に形成されている。そして、回転中心部材6は、両側端に軸支孔5に係脱自在に支持させるためのボス7を備えている。
また、ケース本体1は、図1および図2に示すように、前方に突出させたラップ押え部1−3を長辺前面壁1−1に備えている。これにより、ケース本体1から外に引き出されたラップフィルムBを切刃3の刃先3aに押し当てて切断するときに、ケース本体1と蓋体2とを掴む一方の手によって、図3および図4に示すように、ラップフィルムBを刃先3aとラップ押え部1−3との間で押さえ込むことができるようにしている。
蓋体2は、ケース本体1の開口部を、ヒンジ4を支点に開閉可能に閉蓋し得る大きさで、開口部を閉じたときに、切刃3を備える長辺開放縁側が、ケース本体1の長辺前面壁1−1の上半部に覆い被さるように形成されている。
つまり、後記の図4に示すように、ケース本体1から外に引き出されたラップフィルムBを切刃3の刃先3aに押し当てて切断するときに、ケース本体1の長辺前面壁1−1との間でラップフィルムBを挟み込むように押さえるラップ押え壁部2−1を備え、このラップ押え壁部2−1の長辺開放縁の内側にそって切刃3を着脱または固定的に装着し得るように形成されている。
そして、このように形成されている蓋体2のラップ押え壁部2−1には、このラップ押え壁部2−1の長辺開放縁から突出している切刃3の刃先3a部分を覆うように刃先ガード部8を備えている。
≪刃先ガード部の構成≫
刃先ガード部8は、蓋体2が射出成形されるときに、蓋体2と一体に形成されるものである。この刃先ガード部8は、ケースとしての剛性を図るために、肉厚に形成される蓋体2のラップ押え壁部2−1の開放端縁に、図3に示すように、切刃3の刃先3aをガード縁8aからわずかにはみ出させた状態で形成される。これにより、ケース本体1から引き出されたラップフィルムBを切刃3の刃先3aに押し当てて切断するときに、刃先ガード部8が阻害しないようにしている。
また、刃先ガード部8には、図1から図3に示すように、切刃3側に位置する一側縁から上向きの傾斜状に形成されている誘導傾斜面9を備えている。
[作用説明]
つぎに、以上のように構成されている本実施形態に係る収容ケースAの使用法を簡単に説明する。ここでは、図2から図4を適宜参照しながら説明する。
ケース本体1を一方の手で掴み、図2に示すように、蓋体2を開けて、ラップフィルムBを必要とする長さだけ外に引き出す。ラップフィルムBを引き出した後に、図3に示すように、蓋体2を閉じ、引き出したラップフィルムBの幅方向を切刃3の刃先3aとラップ押え部1−3との間で押え込む(図4の拡大図参照)。
そして、もう一方の手で引き出されたラップフィルムBの端部分を摘み、ラップフィルムBにテンションを掛けつつ、ラップフィルムBを切刃3の刃先3aに押し当てる。
これにより、ラップフィルムBの幅方向に、切れ味が悪くなる弛みなどを生じさせない状態で、切刃3に押し当てて速やかに切断することができる。
本実施形態に係る切刃付収容ケースを示す斜視図である。 同収容ケースの縦断側面図である。 蓋体を閉じた状態を示す同収容ケースの縦断側面図である。 同収容ケースの要部を示す拡大断面図である。
符号の説明
A 収容ケース
1 ケース本体
1−3 ラップ押え部
2 蓋体
3 切刃
3a 刃先
4 ヒンジ
8 刃先ガード部
8a ガード縁
B ラップフィルム(シート状物)

Claims (1)

  1. シート状物のロール体を収容するとともに、外に引き出された前記シート状物を切断する切刃を備えている収容ケースであって、
    前記ロール体が収容されるケース本体と、
    このケース本体の開口部に、ヒンジにて開閉可能に取り付けられる蓋体と、
    この蓋体の開放縁に沿って、該開放縁より刃先を突出させて取り付けられる切刃と、を備え、
    前記蓋体の開放縁に、前記切刃の突出する刃先部分を覆うように刃先ガード部を備えてなり、
    前記刃先ガード部は、同刃先ガード部のガード縁から前記切刃の刃先がわずかにはみ出すように前記蓋体に備えられていることを特徴とする切刃付収容ケース。
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