JP2011016563A - ラップフィルム収容ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラップフィルムAの軸方向に沿った一面をラップフィルム出し入れ用の開口部2としたケース本体1と、開口部2を開閉する蓋3と、ラップフィルム切断用のカッター4を備え、ケース本体1或いは蓋3にカッター収納部9を形成し、カッター収納部9に長手方向に沿ってカッター出没口10を形成し、カッター収納部9にカッター4を、カッター出没口10を通して刃先が出没するよう収納し、カッター4を刃先没入方向へ付勢すると共に、カッター4を刃先が突出するよう操作する操作レバー11を設ける。
【選択図】図1
Description
また、近年、ゴミの量を削減すると共に、森林資源の消費量を減らすことができるラップフィルム収容ケースとして、切断刃と上蓋とを樹脂で一体成形した繰り返し使用できるラップ容器(特許文献1)、プラスチック等を素材とし、詰め替えが簡単にできるロール素材切断刃付き収納ケース(特許文献2)等が提案されている。
しかし、これら詰め替えタイプのケースも、一般的な使い捨ての紙箱も、蓋を開いた時にカッターが露出するので、ラップフィルムを引き出したり、ラップフィルムを詰め替える際に手を傷つける危険性があった。
この時、前記ケース本体の前記開口部と対向する面に、ラップフィルム押し出し用の透孔を穿設すると良い。
また、カッターの刃先に汚れが付着し難いので、カッターの寿命が延び、長期間使用することができる。
請求項3に係る発明によれば、透孔を通してケース本体内に指を差し込み、ラップフィルムを開口部から簡単に押し出すことができる。
本発明のラップフィルム収容ケースは、図1、図2及び図4に示すように、中空筒状に巻いたラップフィルムAを収容し、ラップフィルムAの軸方向に沿った一面をラップフィルム出し入れ用の開口部2としたケース本体1と、開口部2を開閉する蓋3と、ラップフィルムAの軸方向全長に亘って配置されたラップフィルム切断用のカッター4と、ラップフィルムAの中心に抜挿自在に挿通される芯材5とを備える。
また、図3に示すように、ケース本体1の開口部2と対向する面の長手方向両端部には、ラップフィルム押し出し用の透孔6を穿設し、図1及び図2に示すように、ケース本体1の長手方向両端面には円形の係止孔7を穿設してある。透孔6は指を差し込める大きさ(17mm〜20mm)とし、係止孔7の直径は5mm程度とする。
蓋3の他方の長辺に沿って、蓋3を閉じた時にケース本体1の外面に重合される折り曲げ部8を一体に形成し、図4に示すように、折り曲げ部8の外面にカッター収納部9を設けてある。
カッター収納部9は、折り曲げ部8の長手方向全長に亘って設けられ、その内部空間はカッター4の厚みより僅かに厚く、先端部(折り曲げ部8の先端側)にはカッター出没口10が長手方向に沿って形成されている。なお、カッター出没口10は折り曲げ部8の先端面よりも突出した位置に形成される。
また、カッター収納部9の基端中央部には、後述する操作レバー11を挿通するための挿通口12が形成されている。
また、カッター4の刃先とは逆側の端縁中央部に、断面L字状の操作レバー11が装着され、この操作レバー11が挿通口12を通してカッター収納部9の外部に露出している。さらに、カッター4の操作レバー11を挟んだ両側にはそれぞれ取付孔13が形成される。
また、操作レバー11を付勢力に抗してカッター出没口10に向かって押し下げると、カッター4の刃先がカッター出没口10から突出するようになっている。カッター4の刃先は、カッター出没口10から突出すると、蓋3の折り曲げ部8の先端よりも長く飛び出すことになる。
突部15は、芯材5の端面から出没可能とされ、突出方向へ付勢されている。
従って、芯材5をラップフィルムAの中心に通して、その両端面に設けた突部15を係止孔7に係合することにより、ラップフィルムAをケース本体1内の定位置に安定して支持することができるので、蓋3を開けたときにラップフィルムAが開口部2から飛び出すことがない。
その後、蓋3を閉じてフィルムをケース本体1の側面と折り曲げ部8とで挟み、次いで、操作レバー11を押し下げてカッター4の刃先をカッター出没口10から突出させ(図7)、引き出したフィルムを情報へ折り返してカッター4の刃先に押付けながら引っ張ると、使用分のフィルムを切り取ることができる。
ラップフルムAを詰め替えるときには、図8に示すように、蓋3を開けてから、透孔6を通してケース本体1の内部に指先を差し込み、ケース本体1内の使い終わったラップフィルムAを開口部2に向けて押す。
すると、芯材5の端面に設けた突部15は半球状なので、係止孔7の縁に押付けられると、芯材5の内部に没入して係止孔7から抜け出し、簡単にラップフィルムAを芯材5と共に取り出すことができる。
取り出した芯材5を新たなラップフィルムAの中心に挿通して、再度ケース本体1内に戻し、芯材5の突部15をケース本体1の係止孔7に係合すれば、新しいラップフィルムAをケース本体1内に装着できる。
また、操作レバー11の形状は、図に示す形状に限定されない。
1 ケース本体
2 開口部
3 蓋
4 カッター
5 芯材
6 透孔
7 係止孔
8 折り曲げ部
9 カッター収納部
10 カッター出没口
11 操作レバー
12 挿通口
13 取付孔
14 弾性体
15 突部
Claims (3)
- 中空筒状に巻いたラップフィルムを収容し、前記ラップフィルムの軸方向に沿った一面をラップフィルム出し入れ用の開口部としたケース本体と、該開口部を開閉する蓋と、前記ラップフィルムの軸方向全長に亘って配置されたラップフィルム切断用のカッターとを備え、前記ケース本体或いは蓋にカッター収納部を形成し、該カッター収納部に長手方向に沿ってカッター出没口を形成し、前記カッター収納部にカッターを、前記カッター出没口を通して刃先が出没するよう収納すると共に、前記カッターを刃先没入方向へ付勢し、前記カッターを付勢力に抗して刃先が突出するよう操作する操作レバーを設けたことを特徴とするラップフィルム収容ケース。
- 前記ケース本体の長手方向両端面に係止孔を形成し、前記ラップフィルムの中心に抜挿自在に挿通される芯材の両端面に、前記ケース本体の係止孔と着脱自在に係合する半球状の突部を設け、該突部を前記芯材の端面から出没可能とすると共に、突出方向へ付勢してある請求項1に記載のラップフィルム収容ケース。
- 前記ケース本体の前記開口部と対向する面に、ラップフィルム押し出し用の透孔を穿設してある請求項2に記載のラップフィルム収容ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009163545A JP2011016563A (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | ラップフィルム収容ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009163545A JP2011016563A (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | ラップフィルム収容ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011016563A true JP2011016563A (ja) | 2011-01-27 |
Family
ID=43594689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009163545A Pending JP2011016563A (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | ラップフィルム収容ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011016563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022044214A1 (ja) * | 2020-08-27 | 2022-03-03 | 株式会社WF Dimension | ラップフィルム携帯用ホルダー |
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-
2009
- 2009-07-10 JP JP2009163545A patent/JP2011016563A/ja active Pending
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