JP3129148U - ロール紙収納容器 - Google Patents

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宗太郎 山田
良明 大角
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株式会社ニューステージ
良明 大角
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Abstract

【課題】内容物であるロール状に巻かれたロール紙を詰め替えて再利用することができ、ロール紙の引き出しと切断の操作が簡単な収納容器を提供する。
【解決手段】帯状の紙を巻回してあるロール紙と、ロール紙を出し入れ自在に収納する本体と、本体の側面に開閉自在に取り付けた蓋部材とを備え、本体は一側面にロール紙の一端から外側に引き出すスリットを有し、スリットは2分割した本体の一方の分割部に形成してあり、ロール紙の引き出し方向に対して所定の隙間を有し、引き出し方向とは直角方向には上下方向の重なり部を有し、蓋部材は、スリットを覆うようにして一側縁部を本体に軸止し、開閉側の側縁部にカッターを有し、カッターはスリットが所定の距離を隔てた本体側部に位置している。
【選択図】図1

Description

この考案は、帯状の紙を巻いて形成されたロール紙を引き出して使用可能な収納容器に関する。
額や鼻等に分泌された余分な皮脂を吸い取る薄い脂取り紙等は、あらかじめ適宜な大きさに切断されたものや、ロール状に巻き取られているものを端部から引き出して適当な大きさに切断しながら使用されている。
このロール状に巻き取られている脂取り紙は、円筒状や長細い矩形のケースに収容され、ケースの長手方向に対して直角方向に脂取り紙が引き出されるスリットが形成され、このスリットの側縁部には、脂取り紙を切断するカッターが設けられていた。
しかし、ロール状の脂取り紙は、中身がなくなるとケースごと破棄していたが、資源を有効に利用するため詰め替え可能なものが求められている。
また、スリットにカッターが設けられている場合には、切断された脂取り紙の端部がスリットから常に短く露出し、脂取り紙に汚れが付着しやすいものであった。
脂取り紙の端部が何かに引っかかって自然に引き出されることもあった。
また、次に脂取り紙を引き出すとき、スリット内にある脂取り紙の端部は短いため、指でつかみにくく、引き出すのが面倒であり、脂取り紙を切断するときは、ロール状に巻き取られた脂取り紙が余分に引き出されてこないように気を付けながら切断しなければならず、切断が不完全な場合は脂取り紙が不必要に長く引き出されることもあった。
本考案は、内容物であるロール状に巻かれたロール紙を詰め替えて再利用することができ、ロール紙の引き出しと切断の操作が簡単な収納容器を提供することを目的とする。
本考案は、帯状の紙を巻回してあるロール紙と、当該ロール紙を出し入れ自在に収納する本体と、本体の側面に開閉自在に取り付けた蓋部材とを備え、本体は一側面にロール紙の一端から外側に引き出すスリットを有し、スリットは2分割した本体の一方の分割部に形成してあり、蓋部材は、スリットを覆うようにして一側縁部を本体に軸止し、開閉側の側縁部にカッターを有し、カッターはスリットから所定の距離を隔てた本体側部に位置していることを特徴とする。
また、好ましいロール紙収納容器の構造としては、帯状の紙を巻回してあるロール紙と、当該ロール紙を出し入れ自在に収納する本体と、本体の側面に開閉自在に取り付けた蓋部材とを備え、本体は一側面にロール紙の一端から外側に引き出すスリットを有し、スリットは2分割した本体の一方の分割部に形成してあり、ロール紙の引き出し方向に対して所定の隙間を有し、引き出し方向とは直角方向には上下方向の重なり部を有し、蓋部材は、スリットを覆うようにして一側縁部を本体に軸止し、開閉側の側縁部にカッターを有し、カッターはスリットから所定の距離を隔てた本体側部に位置していることを特徴とする。
また、本体と2分割して形成したスリットのロール紙当接部は、スリット長手方向に対して直角方向に上下するゆるやかな曲線形状となっていることを特徴とする
この考案の収納容器は、内容物であるロール紙を新しいものに詰め替えて繰り返し使用することができ経済的であり、ロール紙の切断も容易且つ確実に行なうことができる。
また、切断後の残りのロール紙の端部は、蓋部材に覆われて保護されているため、衛生的である。
さらに、切断されたロール紙の端部は、スリットから所定長さ引き出されているため次にロール紙を引き出す操作が容易である。
特に、本考案においては、スリットを、ロール紙の引き出し方向に対して所定の隙間を有し、引き出し方向とは直角方向には上下方向の重なり部を有するように形成することにより、脂取り紙等のロール紙を使用の際に引き出し、カッターで切り取る際に、重なり部が摺動抵抗になり、不用意にロール紙が引き出されるのを防止する。
さらに、スリットがスリット長手方向に対して直角方向に上下するゆるやかな曲線形状となっていると、ロール紙は蓋部材に押されて平らな平面になろうとするが、スリットの曲線が平面に対して抵抗になり、不用意な引き出しを抑える。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。
図2にロール紙収納容器の外観図を示し、図1にロール紙収納容器の分解図を示す。
本考案に係るロール紙収納容器は、ロール紙13として脂取り紙を収容する合成樹脂製であり中空の略直方体の本体10と、本体10に開閉自在に取り付けられている合成樹脂製の蓋部材20とから成る。
そして、本体10は二分割され、蓋部材20が取り付けられている背面部材11と、背面部材11に対向して中空の本体10を形成する前面部材12から成る。
背面部材11と前面部材12とはそれぞれ長手方向両側に側壁を有する半円筒状の形状をしていて、この背面部材11と前面部材12とを嵌合して形成する内側中空部にロール紙13を収納できるようになっている。
背面部材11の長手方向両側の側壁のうち、一方の面には係合孔11eを形成してあり、他方の面には凹部11dを形成し、この凹部11dに係合突部11cを有している。
前面部材12には、背面部材11の係合孔11eに対応して一方の側壁に係合爪12eを有し、他方の側壁に弾性突片12dとこの弾性突片12dに係合孔12cを設けてある。
これにより、本体10にロール紙13を収納する場合には、背面部材11の係合孔11eに前面部材12の係合爪12eを挿入し、前面部材12の他方の長手方向側壁に形成した弾性突片12dを背面部材11の凹部11dに沿って押し込むと、弾性突片12dが背面部材11の係合突部11cを乗り越え、弾性突片12dに設けた係合孔12cが係合突部11cに係合し、前面部材12と背面部材11とを容易に合体することができる。
逆に分解したい場合には弾性突片12dを指先で引っ掛けるようにして係合突部11cから離脱するだけで簡単に前面部材12と背面部材11とを分離できる。
なお、本考案において本体10を2分割できるようにしたのは新しいロール紙(脂取り紙)を詰め替えるためである。
従って、図1に示した実施例のように前面部材12と背面部材11とを完全に二つに分離できる場合に限定するものではなく、例えば一方の側壁の係合孔11eと係合爪12eとの替わりに、可撓性のある連結部でつないで連結部を折り曲げて本体を2分割にしてもよい。
次にスリット形状について説明する。
スリットは2分割した本体の一方の分割部に形成してあり、図1及び図8に示すように、背面部材11の分割部には長手方向に沿って、内側に下がった段差部11fを形成した断面略L時型の背面スリット縁11aになっていて、前面部材12の分割部は長手方向に沿って且つ、背面部材11の段差部に突出した突片状の前面スリット縁12aになっている。
従って、図8に示すように、前面スリット縁12aと背面スリット縁11aとはロール紙の引き出し方向には所定の隙間dを有し、ロール紙の引き出し方向とは直角方向のスリット上下方向は重なり部aを有している。
また、図8(a)に示すように前面スリット縁12aと背面スリット縁11aとはスリット長手方向に相互の重なり部aを形成しながらわずかに曲線形状となっている。
なお、図8(a)においては分かりやすくするために曲線形状を極端に大きく表現してあるがロール紙を引き出す際に摺接抵抗となる程度にわずかな曲線でよい。
次に蓋部材20の構造について説明する。
図1、図3及び図4に示すように、本体10の背面部材11の長手方向両側の側壁には軸止部11bを形成してあり、蓋部材20の長手方向両側に取付部22を設けて両側の取付部22で背面部材11の両側の軸止部11bを挟み込むようにして蓋部材20の一側縁を取り付ける。
蓋部材20の他の側縁である開閉側には三角形状突起刃のカッター23を形成してある。
これにより蓋部材20が閉じた際にはスリットを覆う状態になる。
蓋部材20は本体10の上面の曲面に合致した内側形状を有し、かつ長手方向両側の側壁は本体10の長手方向側壁を外側から覆うようにして取り付けてある。
前面部材12は上面から側面にかけて、曲面12gを形成し、曲面12gの側面下端には段差部12fを有していてこの段差部12fはカッター23の刃先に対応している。
また、蓋部材20の開閉側の両側の側壁には係止孔24を有し、蓋部材20が本体側に閉じた際には係止孔24と係止突部12bとが係止し、蓋部材が不用意に開かないようになっている。
図5〜図7を用いてロール紙を引き出して切り取る手順を説明する。
図5〜図7は図2A−A線での断面端面図を示し、ロール紙13の位置を分かりやすくするために本体10の上面と蓋部材20の内側面との間の隙間を実際より大きく現し、断面を示す斜線も省略してある。
図5は脂取り紙を使用しない状態を示し、この状態ではスリット(11a、12a)と蓋部材20のカッター23との間に脂取り紙が本体10から引き出した状態になっているが蓋部材20で覆われているので衛生的によい。
脂取り紙を本体10から引き出す場合には図6に示すように蓋部材20を開いて脂取り紙の先端13aを持って必要な長さだけ引き出す。
次に図7に示したように蓋部材20を閉じ、収納容器を傾けるようにすると脂取り紙13bがカッター23により切り取られる。
この脂取り紙をカッター23で切り取る際にスリットを形成した背面スリット縁11aと前面スリット縁12aとが図8に示すように上下方向の重なり部を有し、スリット縁が緩やかなわずかではあるが曲線形状になっているのですべり抵抗となり不用意に脂取り紙が引き出されるの防止し、確実に必要な長さだけ切り取ることができる。
従来は、カッター刃が片側三角形状刃になっている場合、脂取り紙が刃に鋭角に当たるように脂取り紙を引く場合には比較的切り取りやすいがカッターへの当たり角度が弱いと刃先からすべるように脂取り紙が不用意に引き出される場合があったが本考案ではスリット部にすべり抵抗機能を付加したので脂取り紙を簡単に切り取ることができ、脂取り紙の無駄使いを防止できる。
本考案に係るロール紙収納容器の分解図を示す。 本考案に係るロール紙収納容器の外観斜視図を示す。 蓋部材を閉じた状態の側面視を示す。 蓋部材を開いた状態の側面視を示す。 蓋部材を閉じた状態のA−A線断面端面図を示す。 蓋部材を開いた状態を示す。 ロール紙(脂取り紙)を切り取る状態を示す。 スリットの拡大図を示す。(a)は正面視、(b)は断面図を示す。
符号の説明
10 本体
11 背面部材
11a 背面スリット縁
12 前面部材
12a 前面スリット縁
13 ロール紙
20 蓋部材
22 取付部
23 カッター
24 係止孔

Claims (3)

  1. 帯状の紙を巻回してあるロール紙と、当該ロール紙を出し入れ自在に収納する本体と、
    本体の側面に開閉自在に取り付けた蓋部材とを備え、
    本体は一側面にロール紙の一端から外側に引き出すスリットを有し、スリットは2分割した本体の一方の分割部に形成してあり、
    蓋部材は、スリットを覆うようにして一側縁部を本体に軸止し、開閉側の側縁部にカッターを有し、カッターはスリットから所定の距離を隔てた本体側部に位置していることを特徴とするロール紙収納容器。
  2. 帯状の紙を巻回してあるロール紙と、当該ロール紙を出し入れ自在に収納する本体と、
    本体の側面に開閉自在に取り付けた蓋部材とを備え、
    本体は一側面にロール紙の一端から外側に引き出すスリットを有し、スリットは2分割した本体の一方の分割部に形成してあり、ロール紙の引き出し方向に対して所定の隙間を有し、引き出し方向とは直角方向には上下方向の重なり部を有し、蓋部材は、スリットを覆うようにして一側縁部を本体に軸止し、開閉側の側縁部にカッターを有し、カッターはスリットから所定の距離を隔てた本体側部に位置していることを特徴とするロール紙収納容器。
  3. 本体と2分割して形成したスリットのロール紙当接部は、スリット長手方向に対して直角方向に上下するゆるやかな曲線形状となっていることを特徴とする請求項2記載のロール紙収納容器。
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