JP3133798U - ラップフィルム用収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラップフィルムの切断部を簡単に指で摘み、ラップフィルムを箱本体から容易に引き出して、切断・使用できるラップフィルム用収納箱を提供する。
【解決手段】 ロール状に巻かれたラップフィルムを収納するための箱本体と、箱本体の開口部を開閉するために箱本体と一体化して設けられた蓋体と、箱本体から引き出されたラップフィルムを切断するための鋸刃状のカッターとから構成されたラップフィルム用収納箱において、ラップフィルムと接する箱本体の前壁面に突起を設け、ラップフィルムが前壁面と密着するのを阻む。
【選択図】図1

Description

本考案は、ロール状に巻かれたラップフィルムを収納するための収納箱に関するものである。
従来、種々の型式のラップフィルムを収納するための容器が知られているが、一般的には、ロール状に巻かれたラップフィルムを収納するために、紙製の箱本体と、箱本体の開口部に一体化して設けられた蓋体とから構成され、さらに、箱本体内から引き出されたラップフィルムを切断するための鋸刃状のカッターが箱本体の底壁の前壁側に取り付けられている。
そして、収納箱からラップフィルムを切り出す時には、まず箱本体を持ち上げて蓋体を開き、ラップフィルムの切断端を指で摘んで所定の長さまで箱本体から引き出した後、蓋体を閉じて引き出したラップフィルムをカッターで切断する。
しかし、上記のような収納箱においては、ラップフィルムの引き出しの際に生じる静電気によってフィルムの切断端が箱本体の前壁に張り付いた状態になり易い。
それゆえ、再度、ラップフィルムを引き出そうとする時には、箱本体の前壁に密着したフィルムの切断端を指で摘み上げることが困難となり、特にお年寄り、子供、あるいは目の不自由な人にとってはさらに難しく、フィルムの引き出しに手間がかかり、場合によってはフィルムの引き出しが行えなくなることもある。
本考案は以上のような従来の欠点を解消すべく創出されたものであり、目的とするところは、ラップフィルムの切断端を容易に摘み取れるようにして、ラップフィルムを箱本体から簡単に引き出し使用できるラップフィルム用収納箱を提供することである。
なお、本考案の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、以下の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになる。
ただし、図面は専ら解説のためのものであって、本考案の記述範囲を限定するものではない。
以上の目的を達成するため、本考案は、ロール状に巻かれたラップフィルムを収納するための箱本体と、箱本体の開口部を開閉するために箱本体と一体化して設けられた蓋体と、箱本体から引き出されたラップフィルムを切断するための鋸刃状のカッターとから構成されたラップフィルム用収納箱にあって、ラップフィルムと接する箱本体の前壁面に突起を設けることを特徴とする。
箱本体から引き出され、切断されたラップフィルムの切断端は、箱本体の前壁の表面に点在する突起に阻まれ、前壁に密着することがなく、再度ラップフィルムを引き出そうとする際に、浮き上がった状態の切断端は、指で容易に摘むことができ、お年寄りや目の不自由な人も簡単にラップフィルムの引き出しが行うことが出来る。
この考案の一実施例を示す斜視図 この考案の一実施例を示す断面図
符号の説明
F ラップフィルム
P フィルムロール
1 蓋体折曲部
2 蓋体
3 箱本体
4 側壁
5 紙管
6 前壁
7 カッター
8 突起

Claims (1)

  1. ロール状に巻かれたラップフィルムを収納するための箱本体と、箱本体の開口部を開閉するために箱本体と一体化して設けられた蓋体と、箱本体から引き出されたラップフィルムを切断するための鋸刃状のカッターから構成されたラップフィルム用収納箱にあって、ラップフィルムと接する箱本体の前壁面に突起を設けることを特徴とするラップフィルム用収納箱。
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