JP2010083283A - 低床式鞍乗り型車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】運転者が着座するメインシート41と、後部同乗者が着座するパッセンジャーシートと、前記運転者の足を載せるステップフロア45aと、前記後部同乗者の足を載せるピリオンステップ46とを備えた低床式鞍乗り型車両であって、当該低床式鞍乗り型車両の車体フレーム5は、前輪懸架系を操向可能に支持するヘッドパイプから後方に延びて後輪懸架系を間接的に上下揺動可能に支持するメインフレーム部10を有し、前記ピリオンステップ46の下端46bは、前記後輪懸架系を上下揺動可能に支持するピボット軸38の軸中心C2よりも前方かつ下方に配置される
【選択図】図3
Description
そこでこの発明は、運転者の足を載せるステップフロアを有する低床式鞍乗り型車両において、シート高を下げた場合にもパッセンジャーが比較的楽な姿勢で乗車可能とすることを目的とする。
なお、前記低床式鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車するものであってステップフロアを有する車両の全般を含む概念であり、スクータ型の自動二輪車(原動機付自転車含む)はもちろん、例えば前輪を二つ(又は一つ)、後輪を一つ(又は二つ)備えた三輪車や、前後輪を二つずつ備えた四輪車をも含む概念である。
請求項2に記載した発明によれば、ピリオンステップの下端を最終出力軸の軸中心よりも前方かつ下方に配置することで、当該車両の低重心化を図るべくシート高を下げた場合にも、パッセンジャーシートの着座面からピリオンステップまでの距離を確保し易くし、パッセンジャーの足の曲がりを抑えて比較的楽な姿勢で乗車させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、ピボット軸と最終出力軸とが互いに別軸である場合と比べて、後輪懸架系の揺動半径を確保した上で車両全長を短くすることができる。
請求項4に記載した発明によれば、車体バンク時における路面からピリオンステップまでの距離を十分に確保することができる。
請求項5に記載した発明によれば、各シートが物品収納ボックスや車体カバー等を介して車体フレームに間接的に支持される場合と比べて、シート高をより下げることができる。
また、左右センターパイプ9aの前部におけるアッパダウンパイプ8aとの結合部には、該結合部から下方に突出する前上エンジンハンガ32がボルト締結等により結合され、該前上エンジンハンガ32にはエンジン15のクランクケース16の上部前側(前後シリンダ17,18間)が左右方向に沿うマウントボルトにより締結支持される。
さらに、左右センターパイプ9aの後部には、該後部から下方に突出する後エンジンハンガ33がボルト締結等により結合され、該後エンジンハンガ33にはエンジン15のファイナルギヤケース23の上部が左右方向に沿うマウントボルトにより締結支持される。
左右ステップボード45は、上面視で車体フレーム5の左右全幅よりも左右外側に張り出して設けられる。また、左右ステップボード45のフットレスト45bは、それぞれステップフロア45aよりもさらに左右外側に張り出して設けられる。なお、車体の周囲は合成樹脂製の車体カバー44により適宜覆われている。
また、メインシート41の後部の下方には、前記スイングアーム35のピボット軸38が位置しており、該ピボット軸38に対して、ピリオンステップ46の基端部46aが側面視で前方かつ下方に離間して配置される。詳細には、ピリオンステップ46の基端部46aの下端位置(図では支持軸48bの貫通孔中心の下端位置に相当)が、側面視でピボット軸線C2よりも前方かつ下方に離間して配置される。なお、ピリオンステップ46の前記下端を図中符号46bで示す。
さらに、ピリオンステップ46の前記下端46bは、エンジン15のクランク軸線C1よりも上方かつステップフロア45aの上面よりも上方に位置しており、該左右ピリオンステップ46を車体下部に配置しながらも車体バンク時の路面クリアランスを十分に確保することが可能である。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
5 車体フレーム
6 ヘッドパイプ
10 メインフレーム部
15 エンジン
16a クランクシャフト
C1 回転中心(クランク軸線)
24 最終出力軸
38 ピボット軸
C2 軸中心(ピボット軸線)
41 メインシート
42 パッセンジャーシート
45a ステップフロア
46 ピリオンステップ
46b 下端
Claims (5)
- 運転者が着座するメインシートと、後部同乗者が着座するパッセンジャーシートと、前記運転者の足を載せるステップフロアと、前記後部同乗者の足を載せるピリオンステップとを備えた低床式鞍乗り型車両において、
当該車両の車体フレームは、前輪懸架系を操向可能に支持するヘッドパイプから後方に延びて後輪懸架系を直接又は間接的に上下揺動可能に支持するメインフレーム部を有し、前記ピリオンステップの下端は、前記後輪懸架系を上下揺動可能に支持するピボット軸の軸中心よりも前方かつ下方に配置されることを特徴とする低床式鞍乗り型車両。 - 前記メインフレーム部に固定的に支持されるエンジンと、該エンジンの出力を後輪側に伝達可能とする左右方向に沿う最終出力軸とを備え、前記ピリオンステップの下端は、前記最終出力軸の軸中心よりも前方かつ下方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の低床式鞍乗り型車両。
- 前記ピボット軸と最終出力軸とが互いに同軸とされることを特徴とする請求項2に記載の低床式鞍乗り型車両。
- 前記ピリオンステップの下端は、前記エンジンのクランクシャフトの回転中心よりも上方に配置されることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の低床式鞍乗り型車両。
- 前記メインシート及びパッセンジャーシートは、それぞれ前記メインフレーム部を含む車体フレームに直接的に支持されることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の低床式鞍乗り型車両。
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