JP2010082220A - 電気掃除機 - Google Patents

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Hideya Tsuchida
英也 土田
Akihiro Morita
明宏 森田
Akihiro Fukumoto
明広 福本
Nobuaki Takahashi
伸明 高橋
Chizuyo Matsumoto
千寿代 松本
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【課題】集めた塵埃を散乱させることなく容易に且つ衛生的に廃棄することができる電気掃除機を提供する
【解決手段】空気の流れの下流側が開口された集塵カップ21と、集塵カップ21の開口を開閉できる蓋状部材22と、蓋状部材22から突出可能に支持され、使い捨てフィルター24を取り付けることができるかご状の集塵バケット23とを備え、集塵バケット23が、隣り合う枠状部材231、232が接触して蓋状部材22の内部に収納され、隣り合う枠状部材231、232で使い捨てフィルター24を挟む。
【選択図】図5

Description

本発明は集塵部にフィルターを備えた電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機には、空気を吸引するための電動送風機が内蔵されているとともに、集塵容器が着脱自在に内挿されている。前記電動送風機が駆動されることで空気が前記電気掃除機内に吸引され、吸引された空気が集塵容器を通過する。前記集塵容器には前記吸引された空気に含まれる塵埃を分離するための集塵フィルターが備えられており、前記吸引された空気は前記集塵フィルターを通過するときに塵埃が取り除かれ、塵埃は前記集塵容器に蓄積され、空気のみが電気掃除機の外部に排出される。
前記電気掃除機では、前記集塵容器に塵埃が所定量以上蓄積されたとき、或いは、定期的に、前記集塵容器に蓄積された塵埃を廃棄する。従来の電気掃除機では、前記集塵容器を開き内部に蓄積された塵埃を外部に排出することで、塵埃に触れることなく塵埃を捨てることができるようになっている。
前記集塵容器に塵埃が蓄積されると前記集塵フィルターが詰まり、前記電動送風機の吸引効率が低下し、電気掃除機の集塵能力が低下する。そこで、前記集塵フィルターの津ありを取り除くために、前記集塵フィルターをブラシでこすったり、直接水洗いしたりする方法がとられている。しかしながら、上述のような方法で前記集塵フィルターの目詰まりを取り除くのは、非常に手間がかかる。また、前記ブラシでこする場合、塵埃を飛散させてしまうことが多く、衛生上よくない。さらに、水洗いをする場合、塵埃を洗浄水とともに流してしまうので、流された塵埃が配管のつまりの原因になってしまうこともある。
そこで、特開2005−318915号公報では、前記集塵容器が、前記集塵フィルターの上流側に使い捨てのフィルターを取り付けることができる構造を有している電気掃除機が提案されている。前記集塵容器を通過する空気がまず前記使い捨てのフィルターを通過し、前記使い捨てフィルターによって空気から塵埃が取り除かれ前記使い捨てフィルターに堆積する。前記使い捨てフィルターは塵埃と一緒に廃棄するので、手間を省くことができるとともに、衛生上も都合がよい。また、前記集塵フィルターには前記使い捨てフィルターを通過した微細な塵埃のみが到達するので、前記集塵フィルターのつまりが発生しにくく、それだけ、メンテナンスの手間が省ける。
特開2005−318915号公報に示す電気掃除機では、前記使い捨てフィルターは平面状態で前記集塵容器の中に配置されている。前記集塵容器内において、塵埃は前記使い捨てフィルターに付着しており、前記集塵容器を開き、塵埃を捨てるときに、前記使い捨てフィルターに付着した塵埃が散乱してしまう場合がある。
そこで、特開2007−244538号公報に記載の電気掃除機では、塵埃を排出するときに集塵ケース内部に配置されたかご状の塵埃収容器が前記集塵ケースの開口部より突出する構造を有している。そして、この塵埃収容器の凹部に使い捨ての集塵濾紙が配置されている。前記集塵ケースに流入した塵埃は空気の流れで使い捨ての集塵濾紙が配置された塵埃収容器の奥に押し込められ、塊になって堆積されていく。
そして、前記電気掃除機には、前記集塵ケースに開閉可能な前蓋が備えられており、前記前蓋を開くことで、塵埃収容器がばね等の押し出し機構にて開口部より外部に押し出され、塵埃収容器内の塵埃が廃棄される。また、前記前蓋を閉めるときに、前記塵埃収容器は前記前蓋から押されて集塵ケースの内部に押し込む。このように、内部の塵埃収容器が集塵ケースより飛び出すことで、前記集塵ケース内部に堆積された塵埃を前記使い捨ての集塵濾紙とともに容易に廃棄することができる。
特開2005−318915号公報 特開2007−244538号公報
特開2007−244538号公報に記載の発明の場合、前記前蓋を閉じるときに、前記前蓋の内側で前記塵埃収容器を押し込むことで、前記塵埃収容器が前記集塵ケース内部に押し込まれるものである。前記使い捨ての集塵濾紙を前記集塵ケースに取り付ける場合、前記使い捨ての集塵濾紙が取り付けられた状態で前記塵埃収容器を動かさなくてはならず前記使い捨ての集塵濾紙が前記塵埃収容器からずれてしまったり、浮いてしまったりする場合がある。前記使い捨ての集塵濾紙が前記塵埃収容器からずれたり、浮いたりしていると、吸い込まれた塵埃が前記使い捨ての集塵濾紙をすり抜けて、集塵フィルターに到達してしまうので、前記集塵フィルターが詰まりやすくなる。
そこで本発明は、集めた塵埃を散乱させることなく容易に且つ衛生的に廃棄することができる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、内部に空気を吸引する電動送風機が備えられているとともに、前記電動送風機に吸引された空気に含まれる塵埃を除去、蓄積する集塵容器が着脱可能に配置されている電気掃除機であって、前記集塵容器は、空気の流れの上流側に内部に空気が流入する流入部を有し、空気の流れの下流側が開口された集塵カップと、空気が通過することができ、前記集塵カップの開口を開閉できるように前記集塵カップと回動可能に連結された蓋状部材と、前記蓋状部材に支持され、使い捨てフィルターを取り付けることができる集塵バケットとを備えており、前記集塵バケットは、ヒンジで連結された複数の枠状部材を備えており、前記集塵バケットは、前記集塵カップと前記蓋状部材とが閉じられるときに、前記枠状部材が隣り合う枠状部材に対して前記ヒンジ周りに回動し、前記隣り合う枠状部材と接触するように前記蓋状部材に支持されている。
この構成によると、前記集塵バケットは、使い捨てフィルターを捨てるときに、前記複数の枠状部材が開いた状態になるので、前記使い捨てフィルターの廃棄を簡単且つ衛生的に行うことができる。
上記構成において、前記複数の枠状部材は、隣り合う枠状部材と接触するときに、前記使い捨てフィルターを挟むように形成されていてもよい。この構成によると、前記枠状部材が接触するときに隣り合う枠状部材で前記使い捨てフィルターを挟むので、前記使い捨てフィルターが前記集塵バケットより浮き上がったりずれたりするのを抑制することができる。
これにより、集塵部に吸入されてきた空気が前記使い捨てフィルターを通過せずに流れてしまうのを抑制することができる。前記使い捨てフィルターが前記集塵バケットの形状に合わせて折り曲げられ、折り曲げられた内部に塵埃が堆積されるので、前記集塵カップと前記蓋状部材とを開いたときに、塵埃が散らばりにくい。
上記構成において、前記隣り合う枠体の互いに他の部材と接触する面の少なくとも一方の面より突出された紙留め用のボスが形成されており、前記紙留め用のボスが形成されているのと対向する面には前記紙留め用のボスが挿入されるボス穴が形成されていてもよい。
この構成によると、前記使い捨てフィルターが前記集塵バケットから取り外されても、前記使い捨てフィルターは前記集塵バケットの形状を維持するので、廃棄時に前記使い捨てフィルターに蓄積された塵埃がばらけ、飛散するのを抑制することができる。
上記構成において、前記集塵バケットは前記集塵カップと前記蓋状部材とが開かれた状態のとき前記集塵カップ側に配置され、バケットヒンジを介して前記蓋状部材に連結された第1枠状部材と、前記第1枠状部材の前記蓋状部材と連結されているのと反対側と枠体ヒンジを介して連結された第2枠状部材とを有し、前記第1枠状部材を外側に押す弾性部材が備えられており、前記紙留め用のボスが前記第1枠状部材の前記第2枠状部材と接触する面に形成されており、前記ボス穴が前記第2枠状部材の前記第1枠状部材と接触する面に形成されていてもよい。
上記構成において、前記集塵カップの内側に、前記第1枠状部材及び前記第2枠状部材の少なくとも一方を前記使い捨てフィルターとともに押し、前記集塵バケットを前記蓋状部材の内部に収納させる押込み部が備えられていてもよい。
本発明によると、集めた塵埃を散乱させることなく容易に且つ衛生的に廃棄することができる電気掃除機を提供することができる。
本発明の最良の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明にかかる電気掃除機の断面図であり、図2は図1に示す電気掃除機のカバーを開いた状態の斜視図である。電気掃除機Aは、内部に空気を吸引する電動送風機1と、電気掃除機Aの内部に着脱自在に配置され、電動送風機1の駆動により吸引された空気に含まれている塵埃を分離するとともに内部に蓄積する集塵容器2と、図示を省略したホースが着脱され、外部の空気が流入する流入部3とを備えている。
図2に示すように、電気掃除機Aの上面部には開閉可能な構造のカバーCvが形成されている。カバーCvを開いて、集塵容器2を電気掃除機Aの内部に着脱させることができる。次に、本発明にかかる電気掃除機の要部である集塵容器の詳細について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図3は本発明にかかる電気掃除機に用いられる集塵容器の斜視図であり、図4は図3に示す集塵容器の正面図であり、図5は図3に示す集塵容器を開いた状態の斜視図であり、図6は図3に示す集塵容器を開いた状態の断面図である。集塵容器2は、吸入された空気に含まれている塵埃が蓄積される集塵カップ21と、集塵カップ21とヒンジ20で連結された蓋状部材22と、蓋状部材22に支持され、使い捨てフィルター24を保持することができる集塵バケット23とを有している。
集塵カップ21は、内部に塵埃を蓄積する空間を有するカップ状の部材である。集塵カップ21は、集塵容器2が電気掃除機Aに取り付けられたときに、流入部3と連結され流入部3より流入した空気が吸入される吸入部210と、集塵容器2を電気掃除機Aに着脱するときに握られる把持部211と、蓋状部材22と対向する部分に集塵バケット23に向かって突出され、集塵バケット23を押える押え部212とを備えている。
蓋状部材22は空気が通過することができる枠状の部材であり、集塵フィルター220が保持されたフィルター保持部221と、フィルター保持部221の上流側と連結され、集塵バケット23が支持されたバケット保持部222とを備えている。吸入部210より吸入された空気は、バケット保持部222及びフィルター保持部221を通過して排出される。また、フィルター保持部221には、プリーツ状に折りたたまれた集塵フィルター220が収納されている。
集塵カップ21の把持部211には先端がかぎ状に形成されたフック部213と、フック部213を摺動させる押しボタン214とが備えられている。また、蓋状部材22は集塵カップ21を閉じたときに、フック部213が係合される係合孔を有する係合部224を備えている。集塵カップ21と蓋状部材22とをヒンジ20を中心に閉じたときに、フック部213の先端のかぎ状の部分が係合部224の係合孔に挿入され、かぎ状の部分が係合孔の辺縁部と係合されることで、集塵カップ21と蓋状部材22とが閉じられ、ロックされる。また、押しボタン214を押すことで、フック部213と係合部224とのロックがはずれ、集塵カップ21と蓋状部材22とが開かれる。
集塵バケット23は、集塵カップ21側に開口し、底面部と側壁部とを備えた凹形状の枠状部材である。集塵バケット23は第1枠状部材231と、第2枠状部材232とが連結されて形成されている。第1枠状部材231は集塵バケット23の底面部の一部を形成する矩形状の底部2311と、底部2311の対向する辺より一体的に突出され、集塵バケット23の側壁部の一部を形成する側部2312とを有している。第2枠状部材232も同様に、底部2321と側部2322とを備えている。
第1枠状部材231は底部2311の側部2312が形成されていない辺のうち一方の辺の近傍を、バケットヒンジ230を介してバケット保持部222に回動自在に支持されている。また、底部2311のバケットヒンジ230で支持されていない側の辺の近傍は、枠体ヒンジ233を介して、第2枠状部材232の底部2321と連結されている。なお、バケットヒンジ230は、バケット保持部222のヒンジ20と近接した場所に支持されている。
また、集塵バケット23は、バケットヒンジ230に取り付けられ、第1枠状部材231の底部2311をバケット保持部222から遠ざかる方向に付勢する弾性部材であるワイヤーばね234とを備えている。さらに、集塵バケット23は、バケットヒンジ230より突出した摺動ボス235を備えており、摺動ボス234はバケット保持部222の側壁部の内側に形成された湾曲した凹溝223の内部に摺動自在に配置されている。なお、凹溝223には、第1枠状部材231がワイヤーばね234にて押される方向の端部に摺動を制限するように終端部が形成されている。
図示を省略しているが第1枠状部材231及び第2枠状部材232の枠状の部分には使い捨てフィルター24を装着しない場合でも、塵埃を堆積できるように、樹脂メッシュのフィルター部材が固定されている。このフィルター部材は樹脂メッシュに限定されるものではなく、集塵バケット23が使い捨てフィルター24を保持していない場合でも、集塵バケット23を通過する空気から塵埃を分離することができるものを広く採用することができる。
集塵カップ21と蓋状部材22とが閉じられているとき集塵バケット23は、第1枠状部材231の側部2312と第2枠状部材232の側部2322とがつき合わせられてバケット保持部222の内部に収納されている。そして、側部2312の側部2322との当接面には、ボス2313が形成されており、側部2322の側部2312との当接面には、ボス2313が挿入されるボス穴2323が形成されている。
また、集塵バケット23は、集塵カップ21と蓋状部材22とが開かれているときは、ワイヤーばね234の弾性力により第1枠状部材231が押され、第1枠状部材231及び第2枠状部材232はバケット保持部222の外部に押し出されている。このとき、摺動ボス235が凹溝223の終端部と接触して、第1枠状部材231及び第2枠状部材232がバケット保持部222から過剰に押し出されるのを抑制している。なお、摺動ボス235が凹溝223の終端部と接触したときに、第1枠状部材231の底部2311と第2枠状部材232の底部2321とが同一平面をなすことが好ましい。
集塵容器2は内部に使い捨てフィルター24を配置し、多くの塵埃を使い捨てフィルター24で分離して、集塵容器2の内部に蓄積させることができる。使い捨てフィルター24は塵埃をすてるときに一緒に廃棄される。使い捨てフィルター24として、ティッシュペーパ、フローリング拭き用紙シートなど、空気が通過するときにその空気に含まれた塵埃の通過を妨げることができるシート状のものを広く採用することができる。ここでは、ティッシュペーパが用いられている。
次に集塵容器の内部に使い捨てフィルターを取り付ける手順について、図面を参照して説明する。図7は図3に示す集塵部の集塵バケットの上部に使い捨てフィルターを載せた状態の斜視図であり、図8は集塵カップを閉じかけた状態の集塵部の断面図であり、図9は集塵カップをさらに閉じた状態の集塵部の断面図であり、図10は図9に示す集塵部の斜視図である。
集塵容器2の内部に使い捨てフィルター24を取り付ける場合、集塵容器2を蓋状部材22が下になるように水平面上に配置し、集塵カップ21を開く。集塵カップ21を開くことで、集塵バケット23の第1枠状部材231がワイヤーばね234に押されてバケット保持部222の上部に押し上げられ、それに伴い、第2枠状部材232もバケット保持部222の上部に押し上げられる(図6参照)。
集塵バケット23がバケット保持部222の上部に押し上げられている状態で、第1枠状部材231及び第2枠状部材232の上部に、第1枠状部材231及び第2枠状部材232を覆うように使い捨てフィルター24を配置する(図6、図7参照)。集塵バケット23の上部に使い捨てフィルター24を配置した状態で、集塵カップ21がヒンジ20を中心に回動される。このとき、集塵カップ21の内面に形成された押え部212が使い捨てフィルター24を押し、使い捨てフィルター24が集塵バケット23の底面部及び側壁部の内側に押し込まれる(図8参照)。
集塵カップ21が閉じる方向に、さらに回動されると、押え部212が第1枠状部材231に接触し、第1枠状部材231が押され、第1枠状部材231はバケットヒンジ230を中心に回動される。このとき、摺動ボス234が凹溝223に沿って摺動されるので、第1枠状部材231はバケットヒンジ230を中心として精度良く回動される。そして、第2枠状部材232は枠体ヒンジ233に引っ張られてバケット保持部222内に引き込まれる。このとき、使い捨てフィルター24の集塵バケット23の側壁部よりはみ出した部分が二つ折り状態で第1枠状部材231の側部2312及び第2枠状部材232の側部2322に挟まれる(図9、10参照)。
また、集塵カップ21を閉じるときに、使い捨てフィルター24の集塵バケット23よりはみ出した部分は、二つ折りの状態で折り曲げられるとともに、ボス2313がボス穴2323に挿入されるときに破られる。このとき、破られた使い捨てフィルター24は完全に打ち抜かれた孔が形成されず、一部が破れるとともにボス2313の形状に沿った変形がなされる。このように、使い捨てフィルター24の折り曲げ部にボス2313を通して挟持することで、使い捨てフィルター24に力が作用しても折り曲げ部が側部2312と側部2323の突合せ部から抜けにくくなる。これにより、使い捨てフィルター24が集塵バケット23の内部から浮いたり、ずれたりすることを抑制し、空気に含まれた塵埃のほとんどすべてが使い捨てフィルター24を通過するので、集塵フィルター220に塵埃が流入しにくく、集塵フィルター220の目詰まりが発生するのを抑制することができる。
次に、集塵容器2に堆積された塵埃を廃棄する手順を図面を参照して説明する。図11は集塵容器に配置された使い捨てフィルターと塵埃を廃棄するときの斜視図である。電気掃除機Aに装着されていた集塵容器2を把持部211を持って引き出す。このとき把持部211が上部に配置され、ヒンジ20が下部に配置されている。この状態で把持部211に備えられている押しボタン214を押すと、フック部213と係合部224とのロックがはずれ、蓋状部材22がヒンジ20を中心に下方に回動される。
このとき、集塵バケット23の第1枠状部材231がワイヤーばね234に押され、第1枠状部材231の側部2312と第2枠状部材232の側部2322とが離れ、ボス2313がボス穴2323から抜ける。使い捨てフィルター24の側部は折り曲げられている部分が、ボス2313とボス穴2323とによって破られるとともに、押し出されて留められているので、使い捨てフィルター24は集塵バケット23の内面に沿った形状を維持する。
第1枠状部材231ワイヤーばね234に押されるときに、摺動ボス235が凹溝223に沿って摺動し、摺動ボス235が凹溝223の終端部と接触することで、第1枠状部材231及び第2枠状部材232は強制的に移動を停止させられる。そして、使い捨てフィルター24及び使い捨てフィルター24に堆積した塵埃に衝撃が加わり、集塵バケット23より落下する。集塵容器2が開いても使い捨てフィルター24の側部が接合された状態を維持するので、内部の塵埃が散らばりにくい。
ここで、第1枠状部材231の側部2311にボス2313が、第2枠状部材232にボス穴2323が形成されているものを例示しているがそれに限定されるものではなく、ボスとボス穴が反対の部材に形成されているものや、それぞれの枠体にボス及びボス穴が複数個ずつ形成されているものであってもよい。しかしながら、ボス2313及びボス穴2323の嵌合で孔あけされて接合された使い捨てフィルター24を、第2枠状部材232側に摺動して廃棄するので、使い捨てフィルター24の摺動の妨げとならないようにボスは使い捨てフィルター24が摺動するときの上側、すなわち第1枠状部材231側に形成されていることが好ましい。
(第2実施形態)
本発明にかかる電気掃除機に用いられる集塵容器の他の例について図面を参照して説明する。図12は本発明にかかる電気掃除機に用いられる集塵容器の他の例の開いた状態の斜視図であり、図13は図12に示す集塵容器に使い捨てフィルターを載せた状態の斜視図であり、図14は図13に示す集塵容器の使い捨てフィルターをずれないように固定した斜視図であり、図15は図14に示す集塵容器の断面図であり、図16は集塵カップを途中まで閉じたときの集塵容器の断面図であり、図17は集塵カップを完全に閉じた状態の集塵容器の断面図であり、図18は塵埃を廃棄するために開いた状態の集塵容器の断面図である。なお、集塵容器2bは集塵集塵バケット4が異なる以外は図5に示す集塵容器2と同じ構造を有するものであり、実質上同じ部分には同じ符号が付してある。
図17に示すように、集塵バケット4は両端部が閉じられた俵形状の枠体であり、集塵カップ21の吸入部210と連結された流入部40と、俵形状を1/3ずつ周方向に分割した形状である第1枠状部材41と、第2枠状部材42と、第3枠状部材43とを備えている。図12及び図15に示すように、第1枠状部材41は流入部40の半分が形成されており、バケットヒンジ411を介して集塵カップ21に回動可能に支持されている。
第2枠状部材42は流入部40の残り半分が形成されており、バケット保持部222に形成された支持部226にリンク部44を介して回動可能に支持されている。リンク部44はリンク本体440と、リンク本体440の一方の端部を貫通するともに、リンク本体440を支持部225に回動自在に連結させる第1回転軸441と、リンク本体440の他方の端部を貫通し、リンク本体440を第2枠状部材42に回動自在に連結させる第2回転軸442とを備えている。
第3枠状部材43は、第1枠状部材41と第2枠状部材42との間に配置されるものである。第1枠状部材41と第3枠状部材43は第1枠状部材ヒンジ45を介して連結されている。第1枠状部材ヒンジ45は第1枠状部材41と第3枠状部材43のそれぞれに軸支されているものである。第1枠状部材41及び第3枠状部材43とが俵形状から開く方向に回動し、第1枠状部材41と第3枠状部材43とのなす角度が所定の角度となったときに、互いに接触する部分を備えており、それ以上開かないように形成されている。
また、第3枠状部材43と第2枠状部材42とは第2枠状部材ヒンジ46を介して連結されている。第2枠状部材ヒンジ46は第3枠状部材43と第2枠状部材42のそれぞれに軸支されているものである。第3枠状部材43及び第2枠状部材42とが俵形状から開く方向に回動し、第3枠状部材43と第2枠状部材42とのなす角度が所定の角度となったときに、互いに接触する部分を備えており、それ以上開かないように形成されている。
図15に示すように、集塵カップ21が開かれているときは、第1枠状部材41と第3枠状部材43及び第3枠状部材43と第2枠状部材42とは、最大に開かれた状態となっており、第1枠状部材41、第3枠状部材43及び第2枠状部材42とは集塵カップ21に引っ張られて静止している。
図13に示すように、集塵カップ21を開いた状態で集塵バケット4を覆うように使い捨てフィルター24を配置する。図14、図15に示すように第2枠状部材42には、流入部40の近傍に回動可能に支持され、使い捨てフィルター24を固定するための固定用リング421が備えられており、固定用リング421を回転させ、使い捨てフィルター45を固定リング421と第2枠状部材42とで挟持して固定し、集塵カップ21を閉じる。
図16に示すように、集塵カップ21はヒンジ20を中心に蓋状部材22の上部に覆いかぶさるように回動する。このとき、第1枠状部材41は自重によりバケット保持部222に向かって移動する。第1枠状部材41は第3枠状部材43に対して、第1枠状部材ヒンジ45を中心に閉じる方向に回動する。これにより、第1枠状部材41が第3枠状部材43を支持できなくなり、第3枠状部材43が自重により、バケット保持部222に収納される。第3枠状部材43の自重による移動によって、第2枠状部材42が引っ張られ、第2枠状部材42は第3枠状部材43に対して閉じる方向に回動する。
このとき、第2枠状部材42が引っ張られることで、第2回転軸442を介して第2枠状部材42と連結されたリンク本体440が第2枠状部材42に引っ張られて第1回転軸441を中心に回動する。このとき、使い捨てフィルター24は、第1枠状部材41、第2枠状部材42及び第3枠状部材43の内部と当接した状態を維持している。
図17に示すように、集塵カップ21を完全に閉じることで、第1枠状部材41と第3枠状部材43との突合せ部、第3枠状部材43と第2枠状部材42との突合せ部、第2枠状部材42と第1枠状部材41との突合せ部にて使い捨てフィルター24が挟まれる。これにより、使い捨てフィルター24は流入口40を開いた状態で、俵型或いはキャンディー包み形状に形成される。
使い捨てフィルター24は第1枠状部材41、第2枠状部材42、第3枠状部材43のそれぞれ他の枠体との接合部で挟まれるので、図18に示すように、集塵カップ21を開いて使い捨てフィルター24に包まれた塵埃を排出する場合、使い捨てフィルター24は平面状に開かないので、使い捨てフィルター24で蓄積された塵埃が分散するのを抑制することができる。
なお、第1枠状部材41と第3枠状部材43との突合せ部、第3枠状部材43と第2枠状部材42との突合せ部、第2枠状部材42と第1枠状部材41との突合せ部に紙留め用のボスとボス穴を形成して使い捨てフィルターを綴じてもかまわない。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明は、塵埃を集めるための集塵容器が着脱可能に取り付けられる電気掃除機に採用することができる。
本発明にかかる電気掃除機の平面図である。 図1に示す電気掃除機から集塵部を取り出した状態の斜視図である。 本発明にかかる電気掃除機に用いられる集塵部の斜視図である。 図3に示す集塵部の正面図である。 図3に示す集塵部を開いた状態の斜視図である。 図3に示す集塵部の集塵バケットの上部に使い捨てフィルターを載せた状態の斜視図である。 図6に示す集塵部の断面図である。 カバーを閉じかけた状態の集塵部の断面図である。 カバーをさらに閉じた状態の集塵部の断面図である。 図9に示す集塵部の斜視図である。 集塵部に配置された使い捨てフィルターと塵埃を廃棄するときの斜視図である。 本発明にかかる集塵部を開いた状態の斜視図である。 図12に示す集塵部に使い捨てフィルターを載せた状態の斜視図である。 図13に示す集塵部の使い捨てフィルターをずれないように固定した斜視図である。 図14に示す集塵部の断面図である。 カバーを途中まで閉じたときの集塵部の断面図である。 カバーを完全に閉じた状態の集塵部の断面図である。 塵埃を廃棄するために開いた状態の集塵部の断面図である。
符号の説明
A 電気掃除機
1 電気送風機
2 集塵容器
21 集塵カップ
210 吸入口
211 把持部
212 押え部
22 蓋状部材
221 フィルター保持部
222 バケット保持部
223 凹溝
224 係合部
225 支持部
23 集塵バケット
230 バケットヒンジ
231 第1枠状部材
232 第2枠状部材
233 枠体ヒンジ
234 ワイヤーばね
24 使い捨てフィルター
3 流入口
4 集塵バケット
40 流入部
41 第1枠状部材
411 バケットヒンジ
42 第2枠状部材
421 固定用リング
43 第3枠状部材
44 リンク部
440 リンク本体
441 第1回転軸
442 第2回転軸
45 第1枠状部材ヒンジ
46 第2枠状部材ヒンジ

Claims (7)

  1. 内部に空気を吸引する電動送風機が備えられているとともに、前記電動送風機に吸引された空気に含まれる塵埃を除去、蓄積する集塵容器が着脱可能に配置されている電気掃除機であって、
    前記集塵容器は、空気の流れの上流側に内部に空気が流入する流入部を有し、空気の流れの下流側が開口された集塵カップと、
    空気が通過することができ、前記集塵カップの開口を開閉できるように前記集塵カップと回動可能に連結された蓋状部材と、
    前記蓋状部材に支持され、使い捨てフィルターを取り付けることができる集塵バケットとを備えており、
    前記集塵バケットは、ヒンジで連結された複数の枠状部材を備えており、
    前記集塵バケットは、前記集塵カップと前記蓋状部材とが閉じられるときに、前記枠状部材が隣り合う枠状部材に対して前記ヒンジ周りに回動し、前記隣り合う枠状部材と接触するように前記蓋状部材に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記複数の枠状部材は、隣り合う枠状部材と接触するときに、前記使い捨てフィルターを挟むように形成されている請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記隣り合う枠状部材の前記使い捨てフィルターを挟む部分には、前記使い捨てフィルターを挟むときに前記使い捨てフィルターの一部を押し出して、紙留めを行うボスと、前記ボスが係合されるボス穴が形成されている請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記集塵バケットは前記集塵カップと前記蓋状部材とが開かれた状態のとき前記集塵カップ側に配置され、バケットヒンジを介して前記蓋状部材に連結された第1枠状部材と、
    前記第1枠状部材の前記蓋状部材と連結されているのと反対側と枠体ヒンジを介して連結された第2枠状部材とを有し、
    前記第1枠状部材を外側に押す弾性部材が備えられており、
    前記紙留め用のボスが前記第1枠状部材の前記第2枠状部材と接触する面に形成されており、
    前記ボス穴が前記第2枠状部材の前記第1枠状部材と接触する面に形成されている請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記集塵カップの内側には前記第1枠状部材及び前記第2枠状部材の少なくとも一方を前記使い捨てフィルターとともに押し、前記集塵バケットを押す押込み部が備えられている請求項1から請求項4のいずれかに記載の電気掃除機。
  6. 前記集塵バケットは、前記集塵カップと前記蓋状部材とが閉じられるとき、俵形状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  7. 前記集塵バケットは、前記流入部との間で前記使い捨てフィルターを保持する固定用リングを設けたことを特徴とする請求項6に記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300955B1 (ko) * 2010-05-28 2013-08-27 가부시끼가이샤 도시바 집진 장치 및 전기 청소기

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