JP4934486B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は電気掃除機に関するものである。
集塵袋とこの集塵袋内に集塵された塵埃の排出を衛生的にするための電気掃除機は、例えば、特許文献1(特開平9−313412号公報)に記載されている。
特許文献1に示される電気掃除機は、吸塵口を閉じることができるように吸塵口の横に蓋となる粘着シールまたは粘着テープを配備したり、吸塵口の板(口板)そのものを粘着面としてこれを覆うよう蓋を配置しているものである。そして、電気掃除機から集塵袋を取り出した後に、吸塵口である開口部を塞ぐ構成である。
特許文献2(特開平7−10086号公報)に示される電気掃除機は、集塵袋の支持板前面に遮へい板を摺動自在に配置することにより、ごみ捨て時に支持板の塵埃吸い込み口より袋状体側で、吸い込み口を閉じることが可能な構成である。
特開平9−313412号公報 特開平7−100086号公報
集塵袋内に溜められた塵埃は、電動送風機に所定の吸引力を発揮させ続けるために定期的に、また、吸引力が低下した場合に捨てる必要があり、このときには塵埃に触れることなく簡単に集塵袋を取り出せるとともに、集塵袋から塵埃がこぼれずに捨てることが衛生上、望ましい。
特許文献1に記載の発明では、吸塵口の横に蓋となる粘着シールを設けることが提案されているが、掃除機本体から集塵袋を取り出した後、初めて、吸塵口である開口部を塞ぐことが可能となる。また、集塵袋を掃除機本体から取り出して、シールを剥離紙から剥がして、さらにシールを口板に貼るといった一連の動作を使用者が行う必要があり、手間がかかった。
また、電気掃除機を運転している間は集塵袋を通過する空気流により、綿ゴミなどの軽くてフワフワした繊維塵は圧縮された固まりとなり易い。しかしながら、電気掃除機の運転を停止すると空気流による圧縮力が無くなり、圧縮された塵埃の固まりが広がり、塵埃の固まりの体積が大きくなる。このため、集塵袋内に大量の塵埃を吸い込んだ場合には、口板に設けた開口部付近まで塵埃が溜まる場合もある。
特許文献2に示される発明では、集塵袋の支持板前面に遮へい板を摺動自在に配置するように設けることが提案されているが、この場合、この遮へい板が支持板に設けた開口面に対して略平行に移動するので、開口部付近に溜まった塵埃が邪魔をして、遮へい板が移動できずに、蓋をすることができないといった問題があった。
加えて、この状態で無理に力を入れて遮へい板を閉じようとすると、開口部付近に溜まった塵埃がこぼれるといった問題があり、衛生的な作業はとは言えず好ましいことではない。
本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、集塵した塵埃を容易にかつ衛生的に廃棄できる電気掃除機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、集塵部及び電動送風機を有する掃除機本体と、前記集塵部に装着される集塵袋とを備え、該集塵袋は開口部を有する口板と、該口板に取り付けられた袋部材とを備え、前記集塵袋には前記開口部を塞ぐシール部材を設け、前記掃除機本体に前記シール部材の一部と係合する係合部を設け、前記シール部材は、シール部と剥離紙とを有しており、前記係合部はシール部材の少なくとも剥離紙と係合することにある。
本発明によれば、集塵袋と集塵袋内の塵埃を容易にかつ衛生的に排出できる電気掃除機を提供することができる。
本発明の実施例について、図面を引用して説明する。まず、図1から図3に沿って電気掃除機1の概要から説明する。図1は、本発明の一実施例を示す電気掃除機の上本体ケースと、蓋を取り外した状態の斜視図である。図2は、本発明の一実施例を示す電気掃除機を示す外観斜視図である。図3は、本発明の一実施例を示す掃除機本体の中央縦断面図である。
図1及び図2において、2は電動送風機9,集塵部5,電源コード19等を収容する掃除機本体である。12は一端が接続部12aを介して掃除機本体2に接続され、掃除機本体2の集塵部5と連通するホースである。ホース12は接続部12aを掃除機本体2のホース接続口部10に接続している。13は一端がホース12の他端と接続されると共に、電動送風機9の運転を制御するスイッチ16を備えた手元操作管である。14は一端が手元操作管13の他端と接続された伸縮継手管であり、15は伸縮継手管14の他端に接続された吸口である。
電気掃除機1は電動送風機9を駆動した際の吸気力により、吸口15から含塵空気を吸い込み、吸い込んだ含塵空気を伸縮継手管14と手元操作管13とホース12を介して掃除機本体2に吸い込ませ、掃除機本体2の集塵部5内に設置した集塵袋20で塵埃を捕集(集塵)する。集塵袋20を通過した空気流は、電動送風機9に吸引されて昇圧される。集塵袋20で捕集されなかった微細な塵は、排気フィルター32で濾過捕集され、空気を機外に排気される。電気掃除機1の運転モードの切り替えは手元操作管13に設けたスイッチ16により行う。
掃除機本体2は、図1と図3に示すように、上本体ケース4と下本体ケース3とにより外郭を構成している。下本体ケース3の前方には上方が開口した集塵部5が形成されており、この集塵部5内に集塵袋20が着脱自在に装着されている。上本体ケース4には、蓋8が転回可能に取り付けられており、この蓋8は集塵部5の開口部を覆うようにしている。集塵袋20の出し入れは蓋8を開いて行い、上蓋8を閉じて電気掃除機1の運転を行う。
また、集塵部5内には集塵袋20と電動送風機9の間に保護フィルター18を設けるとともに、除塵ユニット7を配置している。この除塵ユニット7が動いて袋部材21を振動させることで、集塵袋20内に捕集されて堆積した塵埃は袋部材21から除塵される。
また、下本体ケース3は、この掃除機本体2を床面に走行させるための走行車輪11と案内車輪40を備えている。さらに、上本体ケース4の上部にはハンドル6が出没自在に取り付けられており、掃除機本体2を持ち運ぶ事ができる。
ホース接続口部10に差し込んだホース12の接続部12aと、逆止弁31と一体になった弾性体シール部材が気密状態に当接しており、この逆止弁31が開くと流入口30から集塵袋20に設けた開口部26を通じて、含塵空気流が集塵袋20内に流入する。ここで、逆止弁31と一体になった弾性体シール部材は、集塵袋20に設けた口板22に気密状態に当接して、塵埃がこぼれない作用も有している。
次に、掃除機本体2内部の配置について説明する。ホース接続口部10は上方から見て掃除機本体2の幅方向の中央にあり、かつ、前記掃除機本体2の前面に配置している。集塵袋20の流入部である開口部26も同様に集塵部5の幅方向の中央にあり、かつ、前記集塵部5の前面に配置している。このように配置したことで、集塵部5の入口部分に曲りなどを設ける必要が無いため、通気損失を小さくできる効果が得られる。
次に図1、および、図3から図9を参照して集塵部5について説明する。図4は、図3のA部拡大図である。図5は、本発明の一実施例を示す集塵袋の斜視図である。図6は、本発明の一実施例を示す蓋を開いて集塵袋をホルダーに装着した際の、掃除機本体の部分中央縦断面図である。図7は、本発明の一実施例を示す蓋を開いて集塵袋を廃棄する際の、掃除機本体の部分中央縦断面図である。図8は、本発明の一実施例を示す集塵袋を廃棄する際の斜視図である。図9は、本発明の一実施例を示す掃除機本体の中央縦断面図である。
集塵部5は図1と図3と図4に示すように、下本体ケース3と上本体ケース4と蓋8で囲まれた空間で構成される。集塵袋20は図5に示すように、紙,布,獣毛やプラスチック材等の不織布等で構成された袋部材21と、開口部26を有した厚紙やプラスチック等で構成された口板22を備える。この集塵袋20は、集塵部5内に設けたホルダー36に着脱可能に装着される。
口板22がクランプ28に設けた係止部38により保持され、蓋8を閉じた状態では、クランプ28に設けた補強部33が蓋8に設けたリブ34により係止されている。このため、集塵袋20に塵埃が溜まった状態で電動送風機9を駆動した際でも、集塵袋20が電動送風機9側へ引っ張られて、口板22が逆止弁31と一体になった弾性体シール部材から離れることを防ぐことができ、塵埃がこぼれるのを防いでいる。なお、逆止弁31は、集塵袋20に設けた開口部26から集塵袋20に溜った塵埃がホース12に設けた接続部12a側への逆流を防ぐように機能する。
また、集塵袋20は、集塵袋20内に塵埃を溜めた後に、この集塵袋20を廃棄する際に口板22に設けた開口部26を塞ぐシール部材23を備えている。このシール部材23は、シール部24と、このシール部の接着面を被う剥離紙25を備えている。なお、この剥離紙25の先端には係合部17に引っ掛けて係止させるための係止穴27を開けている。
この集塵袋20を掃除機本体2内の集塵部5に装着するには、図6に示すように、回動軸37を回転軸として電動送風機9側に傾斜したホルダー36に集塵袋20の口板22を取り付け、この口板22とホルダー36起こしてクランプ28に設けた係止部38を口板22に引っ掛けて取り付ければよい。なお、クランプ28は回動軸35を回転軸に回動可能にしておくと、集塵袋20の装着を容易にすることができる。
次に、剥離紙25に設けた係止穴27を係合部17に引っ掛けておく。ここで、集塵袋20を集塵部5に装着した際に、集塵部5を蓋8と集塵袋20の袋部材21との間に、シール部材23を配置している。このため、剥離紙25に設けた係止穴27と係合部17を目視でき、係止穴27の取り付けを容易に行うことができる。なお、この係合部17は図に示すようにクランプ28の上部や、集塵部5内のうち、口板22よりも上側に配置しておくと、係止穴27を係合部17に取り付けやすいのでより好ましい。
また、係合部17と係止穴27は口板22の幅方向に広くあるのではなく、ここでは、口板22の幅方向の中央付近に設けている。これらに対し、クランプ28に設けたフック29や、補強部33,蓋8に設けたリブ39は、口板22の幅方向の中央付近には設けずに、口板22の幅方向の両端付近に設けている。このため、係止穴27を係合部17に取り付けて、蓋8を閉じる時に、剥離紙25をリブ39とクランプ28で挟み込んだりして、剥離紙25が切れたりすることを防げる。
集塵袋20は開口部26を有する口板22の一方の面(背面)に、袋部材21を接合することにより構成されている。口板22に接合された袋部材21は、図5に示すように、折り目21a,21bで折られ、口板22の背面側で折り畳まれている。口板22には、袋部材21との接合部分(折り目21a)から突出した突出部22aが形成されている。シール部材23はこの突出部22aの背面側に取り付けられている。このため、集塵袋20を装着した際に、ホルダー36と口板22に挟まれて、シール部材23が切れたりすることも防げる。
次に、塵埃を吸引して集塵袋20を廃棄する際について説明する。蓋8を開け、補強部33、またはフック29、または係合部17の前側(図7の左側)へ倒すと係止部38が口板22から外れて、回動軸37を回転軸としてホルダー36と口板22が電動送風機9側へ倒れる。口板22が、係合部17から遠ざかるので、剥離紙25がシール部24から剥がれ始める。そして、口板22をホルダー36から引き抜くに従い、剥離紙25がシール部24から剥がれていく。このとき、シール部材23の一端である剥離紙25の係止穴27が係合部17で引っ張られているので、口板22を引き抜いていくとシール部24の接着面が口板22の開口部26を塞ぐように集塵袋20を取り出すことができる。なお、係合部17は前側(図4の左側)へ凸状の鉤型としておけば、集塵袋20を取り出す際には、係止穴27が係合部17から外れにくくなるのでより好ましい。
ここで、集塵袋20を集塵部5から取り出すと、図8に示すように、シール部24が開口部26を塞いで取り出すことが可能となる。つまり、集塵袋20を集塵部5から取り出す動作を行えば、口板22の開口部26を塞ぐことができるので、塵埃に触れることなく簡単に集塵袋20を取り出せるとともに、集塵袋20から塵埃がこぼれずに捨てることができるので、衛生的である。なお、集塵袋20を集塵部5から取り出した後に、シール部24を口板22に押さえつけると、シール部24と口板22の密着性が向上するので、開口部26からの塵埃のこぼれをより防ぐことができる。
なお、口板22の開口部26をシール部24が塞いだ後、集塵袋20を集塵部5から引っ張って取り出す際に、係止穴27が係合部17に引っ掛かって破れても集塵袋20を廃棄するのでかまわない。
集塵袋20で捕集された綿ゴミなどの軽くてフワフワした繊維塵は、集塵袋20を通過する空気流により、圧縮された固まりとなり易い。これらの圧縮された塵埃の固まりは、電気掃除機1の運転を停止すると空気流による圧縮力が無くなり、圧縮された塵埃の固まりが拡がり、塵埃の固まりの体積が大きくなり、口板22の開口部26からあふれる場合もある。ここで、本発明によるシール部24は、口板22の面に対して平行に移動するのではない。つまりシャッターのような動作でシールするのではなく、口板22の上部前方から開口部26を閉じる。このため、開口部26付近に塵埃が溜まっている状態でも、開口部26をシールすることが可能であり、衛生的に塵埃を廃棄することが可能である。
なお、以上の集塵袋20を集塵部5から取り出す動作は、前側(図7に示す左側)を上に後側(図7に示す右側)を下にした掃除機本体2を立てた状態で行うと、開口部26付近に塵埃が溜まっている状態でも塵埃がこぼれにくく、衛生上より好ましく塵埃を廃棄することが可能である。
また、図3や図4に示すように本実施例では、集塵袋20に設けたシール部材23は空気が通過する流路である袋部材21には取り付けておらず、口板22の背面側である電動送風機9側に取り付けているので、袋部材21の流路面積を減少させない。つまり、空気流による圧力損失の増加を防げ、吸込仕事率を低下させずに、集塵袋20を衛生的に廃棄することが可能である。
ここで、シール部材23はシール部24と剥離紙25から構成されており、シール部24は剥離紙25と袋部材21の間に配置されている。つまり図3から図7に示す状態では、上から剥離紙25,シール部24そして袋部材21の順に配置している。つまり、剥離紙25の先端である係止穴27側を口板22の前側(上流側、図3の左側)に配置して、口板22を引き上げる、または、剥離紙25を下側に引っ張る動作を行えば、口板22の開口部26を容易にシールすることが可能である。
なお、本実施例では、塵埃を吸引して集塵袋20の目詰まりによる吸引力の低下を抑制するために、除塵ユニット7を搭載して集塵袋20の袋部材21に付着した塵埃を剥離させて、集塵袋20の目詰まりを抑制している。この払い落とされた塵埃が集塵袋20を廃棄する際にこぼれないように、集塵袋20の開口部26を塞いで廃棄するので、衛生面でも好都合である。つまり、吸引力の持続と吸引した塵埃の衛生的な廃棄を両立して行うことができる。
ここで、間違って塵埃以外のものを吸引した際等で、集塵袋20の開口部26をシールしたくないときには、シール部材23に設けた係止穴27を係合部17から取り外してから集塵袋20を集塵部5から取り外して行えばよい。このようにして、集塵袋20内に誤って、ゴミ以外のものを吸い込んでも取り出すことも可能である。この後に、再び集塵部5に集塵袋20を取り付け、係止穴27を係合部17に係止させれば、集塵袋20を廃棄する際に開口部26のシールを行うことが可能である。
また、本実施例では集塵袋20の口板22をホルダー36に取り付け、係止部38が口板22を挟みこむことで、クランプ28が所定の位置に配置される。このため、図9に示すように、係止部38が口板22を挟んでいない状態では、クランプ28が回動軸35を回転中心として電動送風機側9側に傾いた状態となり、蓋8に設けたリブ39が補強部33に当たり、蓋8が完全に閉じない。このような構成としているので、集塵袋20を所定の位置に装着していない場合に、使用者に蓋8が閉じないことで注意を喚起する。この場合でも、蓋8に設けたリブ34やリブ39が剥離紙25を挟み込まないように配置しているので、剥離紙25が切れる不都合は生じない。
次に、図4と、図10から図13を参照して集塵袋20に設けたシール部材23について説明する。
図10は、本発明の一実施例を示すシール部材の平面図である。図11は、図10のB−B断面図である。図12は、図10のC−C断面図である。図13は、図11のD部拡大図である。図14は、図12のE部拡大図である。
シール部材23は糊41を有するシール部24と、剥離紙25から構成されている。このシール部材23を抜き型で図10に示す形に打ち抜けばよいので、簡単に作ることが可能である。そして、B−B断面(図11)に示すように、左端の取り付け部44の剥離紙25をはがした状態で、取り付け部44のシール部24の糊41を図4に示すように口板22の背面(下流側に)貼り付けるとよい。ここで、口板22の開口部26をシールする際には、シール部材23が引っ張られる方向は,図4の上方向,口板22の上部をまたいだ図4の左側方向,そして口板22の上部をまたいだ図4の下側方向である。つまり,シール部材23は取り付け部44を剥がす方向である口板22の下流側方向(図4の右側)には引っ張られないので、取り付け部44を口板22に縫い付けたりする必要がなく、コストを抑えて作成することができる。
また、図12のC−C断面に示すように、係止穴27は剥離紙25からシール部24までを貫通するように、シール部材23を抜き型で打ち抜く際に、同時に打ち抜けばよい。また、この時にB−B断面には図13に示すように、剥離紙25にのみ切れ込み42を入れておく。さらに、C−C断面には図14に示すように、シール部24と糊41に切れ込み43を入れておく。このような切れ込み42と切れ込み43があるので、係止穴27を固定して口板22を集塵部5から引き出すと、シール部24の糊41と剥離紙25が剥がれていく際に、図10に示すB−B断面とC−C断面間の凹部付近で、シール部24が破れずに剥離紙25が剥がれ、口板22の開口26をシール部24で被い易くすることが可能である。この時、図10の中央左側の凸部(C−C断面の点線より左側部分)のシール部24は、C−C断面の点線より右側から切り取られて、図8に示すように剥離紙25に残った状態となる。このようにしておくと、剥離紙25は、集塵袋20と同時に廃棄することができるので、手間が省けるのでより好ましい。なお、図11と図12の右端部の両方あるいはどちらかで、シール部24と剥離紙25が剥がれないようにしてもかまわないし、シール部材23を口板22の縦方向の長さより長くしておくと、剥離紙25がシール部材23に残りやすくできるので、好ましい。
ここで、集塵袋20の口板22にシール部材23を取り付けた状態では、切れ込み42の微小な隙間部分を除いては、シール部24の糊41は露出していないので、集塵袋20,袋部材21や集塵部5内に付着することを防げるので、取り扱い性上好ましい。
また、本実施例では係止穴27付近は、シール部24と剥離紙25の両方を残した状態で係合部17に取り付けているが、この部分のシール部24は口板22を塞ぐためには用いない。このため、図10の中央左側の凸部(C−C断面の点線より左側部分)は、剥離紙25のみとし、シール部24と糊41を取り除いて使用してもかまわない。
なお、本実施例ではシール部材23に備えた剥離紙25の端部に配置した係止穴27を、クランプ28に設けた突起状の係合部17に引っ掛けて、集塵袋20を集塵部5に取り付けているが、剥離紙25端部を集塵部5内に設けたクリップ状の係合部に挟みこんでもかまわない。この場合、集塵袋20を集塵部5から取り出した際に、クリップ状の係合部から剥離紙25が外れる程度のばね力のクリップを係合部として用いると、使用者の取り扱い性が向上する。
本発明の一実施例を示す電気掃除機の上本体ケースと、蓋を取り外した状態の斜視図である。 本発明の一実施例を示す電気掃除機を示す外観斜視図である。 本発明の一実施例を示す掃除機本体の中央縦断面図である。 図3のA部拡大図である。 本発明の一実施例を示す集塵袋の斜視図である。 本発明の一実施例を示す蓋を開いて集塵袋をホルダーに装着した際の、掃除機本体の部分中央縦断面図である。 本発明の一実施例を示す蓋を開いて集塵袋を廃棄する際の、掃除機本体の部分中央縦断面図である。 本発明の一実施例を示す集塵袋を廃棄する際の斜視図である。 本発明の一実施例を示す掃除機本体の中央縦断面図である。 本発明の一実施例を示すシール部材の平面図である。 図10のB−B断面図である。 図10のC−C断面図である。 図11のD部拡大図である。 図12のE部拡大図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 下本体ケース
4 上本体ケース
5 集塵部
6 ハンドル
7 除塵ユニット
8 蓋
9 電動送風機
10 ホース接続口部
11 走行車輪
12 ホース
12a 接続部
13 手元操作管
14 伸縮継手管
15 吸口
16 スイッチ
17 係合部
18 保護フィルター
19 電源コード
20 集塵袋
21 袋部材
22 口板
23 シール部材
24 シール部
25 剥離紙
26 開口部
27 係止穴
28 クランプ
29 フック
30 流入口
31 逆止弁
32 排気フィルター
33 補強部
34,39 リブ
35,37 回動軸
36 ホルダー
38 係止部
40 案内車輪
41 糊
42,43 切れ込み
44 取り付け部

Claims (3)

  1. 集塵部及び電動送風機を有する掃除機本体と、前記集塵部に装着される集塵袋とを備え、該集塵袋は開口部を有する口板と、該口板に取り付けられた袋部材とを備え、前記集塵袋には前記開口部を塞ぐシール部材を設け、前記掃除機本体に前記シール部材の一部と係合する係合部を設け
    前記シール部材は、シール部と剥離紙とを有しており、
    前記係合部はシール部材の少なくとも剥離紙と係合することを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記集塵部に前記口板と係合するクランプ部を設け、該クランプ部に前記係合部を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項1又は2に記載の電気掃除機において、
    前記集塵袋を前記集塵部に装着した際に、前記集塵部を被う蓋体と前記集塵袋との間に、前記シール部材を配置したことを特徴とする電気掃除機。
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