JP2010082155A - 粘性化粧料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリコーン樹脂製の塗布体に粘性化粧料が接触した場合であっても、上記塗布体の膨潤を少ないものとし、粘性化粧料用容器の品質を良好に保つことができるようにする。
【解決手段】粘性化粧料2を内部に収納した収納部3の一端に、この収納部3に連通可能な流通路6を内部に形成したシリコーン樹脂製の塗布体1を接続し、この塗布体1の塗布面5に、流通路6に連通した分配口9を形成し、この分配口9から収納部3内の粘性化粧料2を外方に吐出可能とした粘性化粧料用容器である。そして、粘性化粧料2の流動油分として、脱臭ポリブテン、オキシステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、マカデミアナッツ油のうちのいずれか1つ、又はその組み合わせを、全流動油分のうち、50〜100wt%含有させることにより、上記粘性化粧料2との接触によって生じる塗布体1の膨潤率を0wt%〜5.0wt%とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、粘性化粧料を収納する収納部を設けるとともに、この収納部の先端にシリコーン樹脂製の塗布体を接続した粘性化粧料用容器に関するものである。
従来より、リップグロス等の粘性を有する粘性化粧料を筒状又はチューブ状の収納部に収納するとともに、この収納部の先端に塗布体を接続した粘性化粧料用容器が存在する。そして、この塗布体には、粘性化粧料を吐出するための分配口を形成し、前記収納部内の粘性化粧料を少量ずつ分配口から外方に吐出させながら、唇などの被塗布部に塗布するものである。
そして、このような従来の粘性化粧料用容器のうち、特許文献1に示す如く、上記塗布体をシリコーン樹脂にて形成したものが知られている。
特開2007−319392号公報
このように塗布体をシリコーン樹脂にて形成することにより、シリコーン樹脂の柔らかな弾性によって唇等の被塗布部への塗布体の触感を良好なものとすることができるとともに、シリコーン樹脂は外気との接触による劣化などの変質が生じにくい性質を有するため、上記の如き柔らかな触感を損なうことなく品質を良好に保つことができる。
しかしながら、シリコーン樹脂が粘性化粧料中に含有する流動油分と接触した場合に、この流動油分がシリコーン樹脂に浸透し、シリコーン樹脂が膨潤することが既に明らかとなっている。そのため、特許文献1に記載の発明の如くシリコーン樹脂製の塗布体を使用した場合には、粘性化粧料がシリコーン樹脂製の塗布体に接触することにより、塗布体が膨潤するものとなる。
そして、この膨潤が顕著な場合には、塗布体の寸法が変化し、塗布体に形成した粘性化粧料の流通路が細くなって粘性化粧料の吐出状態が悪くなったり、蓋体が閉まらなくなる等の不都合が生じるとともに、粘性化粧料においては、流動油分のみが塗布体に浸透するため、粘性化粧料中の流動油分の含有量が変化するものとなる。従って、製品としての品質を良好に保つことが困難なものとなっていた。
そこで、本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、粘性化粧料用容器の先端に設けたシリコーン樹脂製の塗布体に粘性化粧料が接触した場合でも、上記塗布体の膨潤を抑制して粘性化粧料用容器の品質を良好に保つことができるようにしようとするものである。
本発明は上述の如き課題を解決するため、粘性化粧料を内部に収納した筒状又はチューブ状の収納部の一端に、この収納部に連通可能な流通路を内部に形成したシリコーン樹脂製の塗布体を接続し、この塗布体の先端に形成した塗布面に、上記流通路に連通した分配口を形成し、この分配口から収納部内の粘性化粧料を流通路を介して外方に吐出可能とした粘性化粧料用容器である。
このように、粘性化粧料用容器の塗布体をシリコーン樹脂により形成することにより、このシリコーン樹脂の弾性によって唇等の被塗布部への肌触りを柔らかいものとすることが出来るため、触感を良好なものとすることができるとともに、外気との接触による劣化などが生じにくいため、品質を良好に保つことが可能となる。
また、粘性化粧料の流動油分として、脱臭ポリブテン、オキシステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、マカデミアナッツ油、(水添ロジン/イソステアリン酸)グリセリル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスリチルのうちのいずれか1つ、又はその組み合わせを、粘性化粧料中の全流動油分のうち、40〜100wt%含有させたものである。
上記の如く、粘性化粧料の流動油分として、脱臭ポリブテン、オキシステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、マカデミアナッツ油、(水添ロジン/イソステアリン酸)グリセリル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスリチルのうちのいずれか1つ、又はその組み合わせを、粘性化粧料中の全流動油分のうち、40〜100wt%含有させることにより、粘性化粧料との接触によって生じる塗布体の膨潤率を0wt%〜5.0wt%とすることが可能となる。
即ち、上記粘性化粧料の含有率が全流動油分のうちの50wt%未満である場合には、塗布体の膨潤率が5.0wt%を上回るものとなる。そして、塗布体の膨潤率が5.0wt%を上回った場合には、塗布体の寸法が変化し、塗布体に形成した粘性化粧料の流通路が細くなって粘性化粧料の吐出状態が悪くなったり、蓋体が閉まらなくなったりする等の不都合が生じるとともに、粘性化粧料中の流動油分の一部が塗布体に浸透するため、流動油分の種類によっては流動油分の含有量が著しく変化するものとなり、粘性化粧料の処方が変わる場合があった。従って、製品の品質を良好に保つことが困難となっていた。
そこで、粘性化粧料に含有させる流動油分のうち、脱臭ポリブテン、オキシステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、マカデミアナッツ油、(水添ロジン/イソステアリン酸)グリセリル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスリチルの各流動油分についてシリコーン樹脂の浸漬実験を行った結果、全ての流動油分でシリコーン樹脂の膨潤率が5.0wt%未満となることを確認した。更に、上記流動油分を、粘性化粧料中の全流動油分のうち、40〜100wt%含有させることにより、粘性化粧料と接触した際の塗布体の膨潤率を0wt%〜5.0wt%とすることができることについても実験により確認した。
上記の如く、塗布体の膨潤率を0wt%〜5.0wt%とすることにより、塗布体と粘性化粧料とが接触した場合でも、塗布体の形状が変化したり、粘性化粧料中の流動油分の含有量が著しく変化するなどの不都合が生じにくいものとなり、品質を良好に保つことが可能となる。
また、粘性化粧料は、半固形油分としてワセリンを0〜20wt%含有させたものであっても良い。従来より粘性化粧料に使用する半固形油分としてワセリンが一般的に用いられているが、シリコーン樹脂は、ワセリンが接触した際にシリコーン樹脂が白化する場合がある。そして、粘性化粧料中にワセリンを20%よりも多く添加して使用した場合には、粘性化粧料と塗布体とが接触した際に塗布体が白化する事態が生じるものとなる。
従って、例えば透明度の高いシリコーン樹脂にて塗布体を形成した場合には、塗布体と粘性化粧料とが接触した際に、塗布体の白化が目視により明確に認識されるものとなる。従って、塗布体の外観が白く変化することから、製品としての品質に問題が生じるものとなる。そこで、本発明では上記の如く粘性化粧料の半固形油分としてワセリンを使用するとともに、ワセリンの含有量を0〜20wt%とすることにより、粘性化粧料との接触による塗布体の白化を防ぐことが可能となる。従って、透明度の高いシリコーン樹脂を使用するとともに、粘性化粧料中にワセリンを含有させた場合であっても、塗布体の外観に変化が生じることなく塗布体を透明に保つことが可能となる。
また、塗布面は、塗布体の軸方向に対して傾斜した楕円状に形成するとともに、弧状に膨出して形成したものであってもよい。このように塗布面を傾斜した楕円状に形成することにより、塗布面を上方に向けて粘性化粧料用容器を支持した場合に、塗布面を唇等の被塗布部に容易に対向させることが可能となる。また、塗布面を膨出形成することにより、塗布面と被塗布部との接触面積が小さいものとなるため、シリコーン樹脂製である塗布体の柔らかな弾力が被塗布部に伝わりやすいものとなり、塗布時における被塗布部の触感を良好なものとすることができる。
本発明は上述の如く構成したものであって、粘性化粧料の流動油分として、脱臭ポリブテン、オキシステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、マカデミアナッツ油、(水添ロジン/イソステアリン酸)グリセリル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスリチルのうちのいずれか1つ、又はその組み合わせを、粘性化粧料中の全流動油分のうち、40〜100wt%含有させることにより、上記粘性化粧料との接触によって生じる塗布体の膨潤率を0wt%〜5.0wt%として塗布体の膨潤を抑制することができる。このように、塗布体の膨潤率を0wt%〜5.0wt%とすることにより、塗布体の寸法が変化し、塗布体に形成した粘性化粧料の流通路が細くなって粘性化粧料の吐出状態が悪くなったり、蓋体が閉まらなくなったりする等の不都合が生じにくいものとなるとともに、粘性化粧料中の流動油分の含有量が著しく変化することなく粘性化粧料の内容処方をほぼ一定に保つことができるため、品質を良好に保つことが可能となる。
本発明の実施例について図1において説明すると、(1)はシリコーン樹脂製の塗布体であって、粘性化粧料(2)を収納した収納部(3)の上端に接続している。また、上記収納部(3)には、内部に収納した粘性化粧料(2)を塗布体(1)方向に押圧するための押出機構(4)を設けている。本実施例の粘性化粧料用容器を以下に詳細に説明すると、上記塗布体(1)の先端には、楕円状に形成するとともに塗布体(1)の軸方向に対して傾斜した塗布面(5)を設けている。このように塗布面(5)を形成することにより、塗布面(5)を上方に向けて粘性化粧料用容器を支持した場合に、塗布面(5)を唇等の被塗布部に容易に対向させることが可能となる。
また、本実施例ではこの塗布面(5)を、図1に示す如く外方に円弧状に突出させて形成している。このように塗布面(5)を膨出形成することにより、塗布面(5)と被塗布部との接触面積が小さいものとなるため、シリコーン樹脂製である塗布体(1)の柔らかな弾力が被塗布部に伝わりやすいものとなり、塗布時における被塗布部への触感を良好なものとすることができる。
また、図1に示す如く、上記塗布面(5)の中央部には粘性化粧料(2)の分配口(9)を1箇所形成している。そして、上記分配口(9)に連続して、塗布体(1)の軸方向に粘性化粧料(2)の流通路(6)を形成している。また、塗布体(1)の下端側には、上記流通路(6)に連続して下端嵌合穴(7)を凹設している。尚、本実施例では分配口(9)及び流通路(6)を塗布体(1)に1箇所のみ形成しているが、他の異なる実施例においては、分配口(9)及び流通路(6)を塗布体(1)に複数箇所形成することも可能である。
そして、上記の如く塗布体(1)に形成した下端嵌合穴(7)に、収納部(3)の上端に突設した上端嵌合部(8)を嵌合することにより、上記の如く形成した塗布体(1)を収納部(3)の上端に接続している。この収納部(3)は円筒状の筒体(10)にて形成したものであって、中央部には、内部に粘性化粧料(2)を収納した収納部本体(11)を設けている。また、収納部(3)の塗布体(1)接続側とは反対側には、収納部本体(11)内の粘性化粧料(2)を塗布体(1)側に押圧するための押出機構(4)を設けている。
そして、上記の如く形成した収納部(3)の上端嵌合部(8)を筒状に形成し、この上端嵌合部(8)を上記塗布体(1)の下端嵌合穴(7)に嵌合している。これにより、収納部本体(11)内と塗布体(1)の流通路(6)とが連通するものとなり、収納部本体(11)内の粘性化粧料(2)を流通路(6)を介して塗布面(5)上に吐出させることが可能となる。
次に、上記押出機構(4)について以下に詳細に説明すると、収納部(3)の下端側の内周に、円筒形の保持部材(13)を固定配置している。そして、この保持部材(13)の内方に筒型の保持部(14)を一体に固定配置するとともに、この保持部(14)の内周には内周螺溝(15)を形成している。そして、この保持部(14)の内周螺溝(15)に螺合可能な外周螺溝(16)を、棒状で上端に中皿(17)を接続した回動軸(12)の外周面に形成し、上記保持部(14)に回動軸(12)を螺着している。
上記の如く、筒体(10)の内周に固定配置した保持部(14)に回動軸(12)を螺着することによって、回動軸(12)が収納部(3)の下端側軸方向に位置するものとなる。そして、図1に示す如く、回動軸(12)の上端に係合突部(18)を突設するとともに、中皿(17)の底面に、上記係合突部(18)に係合可能な係合凹部(20)を形成している。そして、回動軸(12)が中皿(17)とは独立して回転可能となるよう、この回動軸(12)の係合突部(18)を中皿(17)の係合凹部(20)に係合している。尚、この回動軸(12)は断面形状を楕円形としている。
また、上記保持部材(13)の内周には、保持部(14)の下方に内筒(21)を配置している。この内筒(21)は円筒形に形成したものであって、図1に示す如く、上端に天板(22)を設けるとともに、下端側には、筒体(10)の下端よりも外方に突出配置した突出部(19)を設けている。そして、上記天板(22)の中央には上記回動軸(12)を挿通するための挿通穴(23)を設けている。
この挿通穴(23)は、形状を回動軸(12)の断面形状に対応させた楕円形とするとともに、回動軸(12)の外径よりもやや大きな形状としている。このように挿通穴(23)を形成することによって、回動軸(12)を挿通穴(23)に挿通することにより、回動軸(12)が内筒(21)と一体に回動可能、且つ、内筒(21)とは独立して上下方向に摺動可能なものとなる。
また、上記内筒(21)の外周には、環状の係合凹溝(24)を形成するとともに、この係合凹溝(24)に係合可能な環状突部(25)を、保持部材(13)の下端内周に突設している。そして、この保持部材(13)の環状突部(25)を、上記内筒(21)の係合凹溝(24)に係合させることにより、内筒(21)を保持部材(13)から離脱不能、且つ、保持部材(13)とは独立して回動可能に組み付けている。
また、上記係合凹溝(24)の下方に突当段部(26)を設け、この突当段部(26)に保持部材(13)の下端面を突き当てて配置している。また、内筒(21)の突出部(19)の外周には、断面コ字型で円筒形の回動体(27)を突出部(19)に接続固定している。そして、この回動体(27)の上端面を筒体(10)の下端面に当接させている。
また、上記筒体(10)の上端には、塗布体(1)を被覆可能とする円筒形の蓋体(28)を着脱可能に接続しており、非使用時には、この蓋体(28)を収納部(3)の上端に接続することにより、塗布体(1)を被覆して外気との接触を遮断することができる。そのため、外気との接触による粘性化粧料(2)の変質を防ぐことができるとともに、環境中のゴミや埃などが塗布体(1)に付着することによる塗布体(1)及び粘性化粧料(2)の汚染を防止することが可能となる。
上記の如く構成したものにおいて、粘性化粧料(2)の吐出機構について以下に詳細に説明する。まず、収納部本体(11)の内部に粘性化粧料(2)を充填する。尚、上記粘性化粧料(2)の処方については下記に詳細に説明する。そして、上記筒体(10)に接続した蓋体(28)を取り外し、収納部(3)を手で把持して固定した状態で、この収納部(3)の下端に設けた回動体(27)を一方向に回動させる。これにより、回動体(27)を固定した内筒(21)も回動体(27)の回動と一体に一方向に回動する。これにより、内筒(21)の挿通穴(23)に挿通した回動軸(12)が内筒(21)とともに回動し、保持部(14)の内周螺溝(15)によって、回動しながら塗布体(1)側に送り出されるものとなる。
そして、この回動軸(12)の塗布体(1)側への移動により、回動軸(12)の上端に接続した中皿(17)が塗布体(1)側に押圧されるため、この中皿(17)が収納部(3)内を塗布体(1)側に摺動するものとなる。尚、上記の如く、回動軸(12)を中皿(17)とは独立して回動可能に組み付けているため、中皿(17)は回動せずに収納部(3)内を塗布体(1)方向に摺動する。そして、この中皿(17)の塗布体(1)側への摺動によって、収納部本体(11)内の粘性化粧料(2)が塗布体(1)方向に押圧されるものとなる。これにより、収納部本体(11)内の粘性化粧料(2)は、上端嵌合部(8)を介して塗布体(1)の流通路(6)内に送り込まれる。
そして、上記の如く中皿(17)により押圧され、塗布体(1)の流通路(6)を通過した粘性化粧料(2)は、塗布面(5)の分配口(9)から外方に吐出されるものとなる。従って、回動体(27)を適宜回動させることにより、所望の量の粘性化粧料(2)を分配口(9)から吐出させて、被塗布部への粘性化粧料(2)の塗布を行うことが可能となる。
ここで、粘性化粧料(2)が塗布体(1)の流通路(6)内を通過する場合や、粘性化粧料(2)を塗布面(5)上に吐出して塗布作業を行う場合などに、粘性化粧料(2)と塗布体(1)とが接触するものとなる。そのため、粘性化粧料(2)の処方によっては、塗布体(1)との接触により塗布体(1)が膨潤するという問題が生じる場合があった。
即ち、粘性化粧料(2)との接触による塗布体(1)の膨潤率が5.0wt%を超える場合には、塗布体(1)の寸法が変化し、塗布体(1)に形成した粘性化粧料(2)の流通路が細くなって粘性化粧料(2)の吐出状態が悪くなったり、蓋体(28)が閉まらなくなったりする等の不都合が生じるものとなる。
また、粘性化粧料(2)中の流動油分の一部が塗布体(1)に浸透するため、流動油分の種類によっては流動油分の含有量が著しく変化するものとなり、粘性化粧料の処方が変わる場合があった。そのため、本願発明では塗布体(1)の膨潤率を0〜5.0wt%以下とすることにより、塗布体(1)の寸法変化や粘性化粧料(2)の吐出状態の悪化等の不都合の生じにくい粘性化粧料用容器を得ることを目的とした。
尚、この塗布体(1)の膨潤は、粘性化粧料(2)中の流動油分が塗布体(1)に浸透することにより生じるものであって、流動油分の種類によって塗布体(1)の膨潤率は異なる。そこで、粘性化粧料(2)に一般的に使用される主な流動油分を用いて、各流動油分に塗布体(1)を含浸させた場合の、塗布体(1)の膨潤率を測定した。
膨潤率の測定方法について以下に説明すると、まず、本実施例の塗布体(1)に使用するシリコーン樹脂の試料片2×2×0.5cmを用意し、この試料片の重量を測定した。そして、この試料片を各流動油分に浸漬し、50℃雰囲気下で1週間静置した。その後、試料片を取り出し、各試料片に付着した流動油分を拭き取って重量を測定した。そして、浸漬前の重量及び浸漬後の重量から、膨潤率を計算した。各流動油分における膨潤率の測定結果について、図2に示す。
そして、図2に示す如く、脱臭ポリブテン、オキシステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、マカデミアナッツ油、(水添ロジン/イソステアリン酸)グリセリル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスリチルでは、膨潤率が5.0wt%以下となった。一方、ミネラルオイル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸グリセリル、テトラヘキサン酸ペンタエリスリチルでは、いずれも膨潤率が5.0wt%を上回った。
以上の結果より、本発明の実施例では下記の表1に示す如く、流動油分として脱臭ポリブテン、トリイソステアリン酸ポリグリセル、オキシステアリン酸イソステアリル、マカデミアナッツ油、(水添ロジン/イソステアリン酸)グリセリル、及びテトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスリチルを使用することした。本発明の実施例における粘性化粧料(2)の各成分を下記の表1に示す。尚、表1中で「特定流動油分」とは、流動油分のうち、脱臭ポリブテン、オキシステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、マカデミアナッツ油、(水添ロジン/イソステアリン酸)グリセリル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスリチルのうちのいずれか1つ、又はその組み合わせを示している。
そして、粘性化粧料(2)に含有させた全流動油分中の特定流動油分を、実施例1〜4では100wt%とするとともに、実施例5では67wt%、実施例6では43wt%としている。一方、本実施例の比較例として、比較例1〜3では全流動油分中の特定流動油分をそれぞれ7.6wt%、9.8wt%、29.4wt%としている。上記の如く処方した実施例1〜5及び比較例1〜3の粘性化粧料(2)に、塗布体(1)を浸漬した際の膨潤率を、上記の如く塗布体(1)の試料片を各流動油分に浸漬した際の膨潤率の測定と同様に測定した。


















Figure 2010082155
その結果、表1に示す如く、本実施例1〜6の粘性化粧料(2)を使用した場合の塗布体(1)の膨潤率は、実施例1及び2では2.4wt%、実施例3では1.9wt%、実施例4では2.1wt%、実施例5では5.0wt%、実施例6では2.1wt%であった。一方、比較例1では6.8wt%、比較例2では6.6wt%、比較例3では7.2wt%であった。
以上の結果より、全流動油分中の特定流動油分を43wt%、67wt%、又は100wt%とした場合には、粘性化粧料(2)と塗布体(1)との接触による膨潤率を5.0wt%以下に抑えることが可能となることが確認された。よって、実施例1〜6の粘性化粧料(2)を使用することにより、塗布体(1)の膨潤による変形や流動油分の含有量の変化を防ぐことが可能となり、品質を良好に保つことができる。
一方、比較例1〜3では、塗布体(1)の膨潤率が5.0wt%よりも高くなることから、塗布体(1)の寸法が変化し、塗布体(1)に形成した粘性化粧料(2)の流通路が細くなって粘性化粧料(2)の吐出状態が悪くなったり、蓋体(28)が閉まらなくなったりする等の不都合が生じるものとなる。また、粘性化粧料(2)中の流動油分の一部が塗布体(1)に浸透するため、流動油分の種類によっては流動油分の含有量が著しく変化するものとなり、粘性化粧料の処方が変わるものとなる。
また、表1に示す如く、本発明の実施例2〜5では、従来より半固形油分として一般的に使用されているワセリンを含有させている。しかしながら、ワセリンがシリコーン樹脂に接触した場合、ワセリンがシリコーン樹脂に浸透してシリコーン樹脂が白化する場合がある。
そこで、塗布体(1)をワセリンに浸漬した際の、塗布体(1)の白化実験を行った。この白化実験について以下に説明すると、まずミネラルオイル中に14wt%、20wt%、30wt%、40wt%、50wt%、100wt%の割合でワセリンを添加した油分を用意した。そして、これら各油分中に、塗布体(1)を2×2×0.5cmに切り取った試料片を浸漬した。そして、50℃で1週間静置した後各試料片を取り出し、油分を拭き取って各試料片の色変化を目視にて確認した。この白化実験の結果について表2に示す。
Figure 2010082155
表2に示す如く、ワセリンの配合率が14wt%、20wt%の油分に試料片を浸漬させた場合には、試料片の色に変化が無く、白化が認められなかった。一方、ワセリンの配合率が30wt%、40wt%、50wt%、100wt%の油分に浸漬させた場合には、浸漬後に塗布体(1)の外観がやや白っぽく、又は白っぽく変化することが確認された。
以上の結果に基づいて、実施例2〜4では、ワセリンを粘性化粧料(2)中に20wt%以下である15wt%、実施例5では14wt%含有させるものとした。これにより、実施例2〜5の粘性化粧料(2)が塗布体(1)と接触した場合でも、粘性化粧料(2)との接触による塗布体(1)の白化を抑制することが可能となり、塗布体(1)の外観を変化させることなく品質を良好に保つことができる。
尚、本実施例では上記の如く、収納部(3)を筒状に形成し、内部に押出機構(4)を設けているが、他の異なる実施例においては、本実施例の如く押出機構(4)を配置することなく、収納部(3)をチューブ状に形成したものであっても良い。このように収納部(3)をチューブ状に形成することにより、手指による押圧によって、押出機構(4)を必要とすることなく粘性化粧料(2)を容易に吐出させることが可能となる。そのため、構成を簡易なものとすることが可能となり、製造容易且つ低コストの製品を得ることができる。
本実施例1〜6の粘性化粧料用容器の断面図。 各流動油分に浸漬した際の試料片の膨潤率を示すグラフ。
符号の説明
1 塗布体
2 粘性化粧料
3 収納部
5 塗布面
6 流通路
9 分配口

Claims (3)

  1. 粘性化粧料を内部に収納した筒状又はチューブ状の収納部の一端に、この収納部に連通可能な流通路を内部に形成したシリコーン樹脂製の塗布体を接続し、この塗布体の先端に形成した塗布面に、上記流通路に連通した分配口を形成し、この分配口から収納部内の粘性化粧料を流通路を介して外方に吐出可能とした粘性化粧料用容器において、粘性化粧料の流動油分として、脱臭ポリブテン、オキシステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、マカデミアナッツ油、(水添ロジン/イソステアリン酸)グリセリル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスリチルのうちのいずれか1つ、又はその組み合わせを、粘性化粧料中の全流動油分のうち、40〜100wt%含有させたことを特徴とする粘性化粧料用容器。
  2. 粘性化粧料は、半固形油分としてワセリンを0〜20wt%含有させたことを特徴とする請求項1の粘性化粧料用容器。
  3. 塗布面は、塗布体の軸方向に対して傾斜した楕円状に形成するとともに、弧状に膨出して形成したことを特徴とする請求項1の粘性化粧料用容器。
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