JP2014004084A - 液体塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】高粘度の化粧料、例えば、液体チーク等を、皮膚上で叩くことによって、熟練を要しなくても薄く広く塗り広げることができる液体塗布具を提供する。
【解決手段】軸本体10に配設される収容部に、25℃において、ずり速度3.83sec−1における粘度が1Pa・sec〜100Pa・secの範囲にある塗布液を収容し、軸本体10の先端部に対象部位に接して塗布液を塗付するための塗布部20を有し、軸本体10の後端部に押し出し機構を有しており、前記塗布部20に塗布液を吐出させる吐出口23、及び該吐出口23と収容部間を繋ぐ連通路が形成され、前記押し出し機構の押し出しによって収容部内に収容した塗布液を塗布部の連通路を経由して吐出口から吐出する液体塗布具Aであって、前記塗布部20は表面粗さRaが3〜300μmであることを特徴とする液体塗布具。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリームチークなどの高粘性となる化粧料等の塗布液を塗布部に吐出させ、そのまま皮膚へ塗布、皮膚上で叩いて延ばして展開する化粧料などに好適となる液体塗布具に関する。
従来より、穂筆以外の塗布部を持つ化粧料塗布具としては、例えば、吐出口が塗布部にあり、吐出した化粧料をヘラ状となった塗布部で塗り広げる塗布具(例えば、本願出願人による特許文献1〜3参照)や、吐出口周辺の小面積の滑らかな面で塗り広げる塗布具(例えば、本願出願人による特許文献4、5参照)等が知られている。
上記特許文献1〜3に記載の各塗布具のヘラ状塗布部によって高粘度の液体を塗り広げようとする場合、口紅のように、ある程度厚みを持たせて塗布する場合には問題ないが、頬紅(チーク)のように薄く塗り広げなければならない場合には、ヘラの跡が残らないようにするには熟練が必要となるなどの課題がある。
また、上記特許文献4及び5に記載の各塗布具のような小面積の滑らかな塗布部でもって、塗り広げようとする場合では、高粘度の液体であれば皮膚から塗布部が離れる瞬間に、いわゆる糸引きが起こりやすく、厚塗りの部分が残ってしまう可能性が大きくなり、やはり薄塗りには熟練が必要となるなどの課題がある。
特に、高粘度の液体チークを薄塗りするには、叩いて塗り広げてゆく方法が有効であるが、上記特許文献1〜5に記載の各塗布具のような塗布部で叩いて広げても、スタンプの多重押しのようになってしまい、塗膜にムラが出来てしまうなどの課題があるのが現状である。
特開2007−319392号公報(特許請求の範囲、図2等) 特開2007−130157号公報(特許請求の範囲、図3等) 特開2007−236529号公報(特許請求の範囲、図8等) 特開2008−212282号公報(特許請求の範囲、図2等) 特開2010−42046号公報(特許請求の範囲、図2等)
本発明は、上記従来技術の課題及び現状等に鑑み、これを解消しようとするものであり、クリームチークなどの高粘性となる化粧料等の塗布液を塗布部に吐出させ、そのまま皮膚へ塗布、皮膚上で叩いて延ばして展開する高粘性化粧料塗布具などに好適な液体塗布具を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来の課題等に鑑み、鋭意研究を行った結果、軸本体に配設される収容部に、特定粘度範囲となる塗布液を収容し、軸本体の先端部に対象部位に接して塗布液を塗付するための塗布部を有し、軸本体の後端部に押し出し機構を有しており、前記塗布部に塗布液を吐出させる吐出口、及び該吐出口と収容部間を繋ぐ連通路が形成され、前記押し出し機構の押し出しによって収容部内に収容した塗布液を塗布部の連通路を経由して吐出口から吐出する液体塗布具であって、前記塗布部の塗布面を特定物性とすることにより、上記目的の液体塗布具が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(5)に存する。
(1) 軸本体に配設される収容部に、25℃において、ずり速度3.83sec−1における粘度が1Pa・sec〜100Pa・secの範囲にある塗布液を収容し、軸本体の先端部に対象部位に接して塗布液を塗付するための塗布部を有し、軸本体の後端部に押し出し機構を有しており、前記塗布部に塗布液を吐出させる吐出口、及び該吐出口と収容部間を繋ぐ連通路が形成され、前記押し出し機構の押し出しによって収容部内に収容した塗布液を塗布部の連通路を経由して吐出口から吐出する液体塗布具であって、前記塗布部は表面粗さRaが3〜300μmであることを特徴とする液体塗布具。
(2) 前記塗布部は吐出口を有する吐出口面と、吐出された塗布液を塗布する塗布面とを有し、該吐出口面と塗布面とは異なる角度を持つ2つの略平面となることを特徴とする上記(1)記載の液体塗布具。
(3) 前記塗布面は軸線に対して0°以上90°以下の傾きで、吐出口面は、塗布面に対して10°以上45°以下の傾きであることを特徴とする上記(2)記載の液体塗布具。
(4) 前記塗布部は、JIS K 6253−2006に規定のタイプA硬度が60以上であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の液体塗布具。
(5) 前記塗布液が高内水相油中水型乳化化粧料であることを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の液体塗布具。
本発明によれば、クリームチークなどの高粘性となる化粧料等の塗布液を塗布部に吐出させ、そのまま皮膚へ塗布、皮膚上で叩くことによって、熟練しなくても簡単に薄く塗り広げることができる高粘性化粧料塗布具などに好適な使用性、塗布性能に優れた液体塗布具が提供される。
本発明の液体塗布具の実施形態の一例を示す斜視図である。 図1の液体塗布具の縦断面図である。 図1の液体塗布具の平面図である。 (a)は図1の液体塗布具の左側面図、(b)はその正面図である。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して詳しく説明する。
図1〜図4は、本発明の液体塗布具の実施形態の一例を示すものであり、図1はその斜視図、図2はその縦断面図、図3はその平面図、図4(a)はその左側面図、(b)はその正面図である。
本実施形態に係る液体塗布具Aは、図1〜図4に示すように、軸本体10内部に配設した収容部11内に化粧料等の塗布液12を収容し、使用者の肌等の対象部位に接して塗布液12を塗布する塗布部20を軸本体10の先端部10aに固定し、軸本体10の後部に設けた押し出し機構30によって軸本体10の収容部11内に収容した化粧料等の塗布液12を塗布部20の吐出口25から吐出する形態となっている。
本実施形態の軸本体10は、概略中空筒状を呈し、その先端部10aが先細に形成され、その先端部10aの外径寸法が塗布部20の後端部21の内径寸法とほぼ同一に形成されている。その先端部10aに塗布部20の後端部21が嵌合により固着されている。この固着は先端部10a及び後端部21の互いの対向部分には、リブ状の凹凸部が形成され、それら同士によって凹凸嵌合するようにして、先端部10aに対して塗布部20の後端部21が固着される構造となっている。
本発明に用いることができる塗布液12としては、25℃で、ずり速度3.83sec−1における粘度が1Pa・sec〜100Pa・secの範囲となる高粘性の塗布液であれば、特に限定されず、高粘性の化粧料などが挙げられ、例えば、クリームチークや、ファンデーション、化粧水、スキンケアなどの化粧料等を挙げることができる。本発明では、液体塗布具の塗布部の構造特性等の関係から、好ましくは、25℃で、ずり速度3.83sec−1における粘度が10Pa・sec〜50Pa・secの範囲となる高粘性の塗布液の収容が好適なものとなる。
なお、本発明において粘度測定条件(後述する実施例等も含む)は、具体的には、収容部に収容する塗布液(化粧料等)を東機産業社製、粘度計:TVE25H、標準ローター:1rpm(ずり速度:3.83〔sec−1])、温度25℃で測定した。
本実施形態では、塗布液12として、耐水性を有し、かつ、みずみずしく軽い感触を有し、経時安定性に優れ、鮮やかに発色する水相成分の含有量が50質量%以上となる上記粘度範囲の高内水相油中水型乳化化粧料が収容されている。この「高内水相油中水型乳化化粧料」とは、水相成分の含有量が全成分中の50質量%以上、好ましくは、60質量%以上であり、その水相成分が連続相の油相成分に分散した油中水型(W/O型)の乳化化粧料をいう。
この化粧料の具体的形態(剤形)としては、例えば、乳液、スキンクリーム、ヘアクリーム、クリームチーク、リキッドファンデーション、アイライナー、マスカラ、アイシャドウ等の乳液状あるいはクリーム状のものが挙げられるが、これらの例示されたものに制限されるものではない。
具体的な高内水相油中水型乳化化粧料組成としては、シリコーンエラストマーと、メチルポリシロキサンと、ポリエーテル変性シリコーンとを含む油相及び50質量%以上、好ましくは60質量%以上の水を含有する水相の系において、HLB14以上の非イオン性界面活性剤で水相中に分散した有機顔料を配合した高内水相油中水型乳化化粧料が挙げられる。本実施形態では、クリームチークとなる高内水相油中水型乳化化粧料が収容部11に収容されている。
上記油剤の他、油相の均一性を損なわない範囲でその他の油剤を勿論配合することができ、例えば、天然動・植物油、合成油のいずれも使用可能であり、また、流動パラフィン、スクワラン等の液状、ペースト状もしくは固形状の炭化水素、ワックス、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、グリセライド等を配合することができる。
また、前記油相成分は、油中水型とし、使用感の面で水などによる潤い感を良好とするために、化粧料全量に対して10質量%〜50質量%未満の範囲で配合することが好ましい。
前記油相成分と共に配合される水等の水相成分としては、水(精製水、イオン交換水、蒸留水等)、エタノール及び増粘剤等の水溶性化合物が挙げられる。この水相成分の配合量については、油中水型とし、良好な潤い感を付与するために、化粧料全量に対して50質量%〜90質量%未満の範囲で配合することが好ましい。
更に、上記配合成分の他に、通常、乳化化粧料に配合される任意成分、例えば、保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、美容成分、香料、保香剤、増粘剤、上記有機顔料の他の着色顔料、光揮性顔料、有機粉体、疎水化処理顔料、タール色素等があり、それらを本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
この高内水相油中水型乳化化粧料は、予め油相混合物を調製した後、次に、この油相混合物を高速攪拌機を用いて攪拌しながら、混合攪拌溶解した水相混合物を室温等で徐々に添加し、上記粘度範囲の化粧料を調製することができる。なお、上記粘度範囲の調製は、各配合成分、その量などを好適に組み合わせることにより調製することができる。
前記塗布部20には、円柱体先端部を斜めに切り落とした形状(傾斜形状)となる、塗布面22と、該塗布面22の先端に吐出口23を有する吐出口面24とを有し、塗布部20内部にはその吐出口23に連通する小径の連通孔25が形成されている。本実施形態では、塗布液12が押し出し機構30によって加圧された際に、連通孔25を介して吐出口23から吐出され、吐出面24に滞留するようになっている。
前記吐出された塗布液を塗布する塗布面22と、吐出口23を有する吐出口面24とは異なる角度を持つ2つの略平面(僅かな曲面)となるものである。好ましくは、前記塗布面22は、軸線に対して0°以上90°以下の傾きであり、吐出口面24は、塗布面22に対して10°以上45°以下の傾きであることが好ましく、更に、塗布面22と吐出口面24が交差する箇所は凸部となることが望ましい。本実施形態では、塗布面22は軸線に対して25°の傾きであり、吐出口面24は、塗布面に対して25°の傾き(軸線に対して50°)の傾きを持っている。これにより塗布面22と吐出口面24が交差する箇所は凸部となり、塗布時に吐出口の液が邪魔にならない構造となっており、しかも、塗布面22は、皮膚面に塗布する際に平坦な塗布面となるものであるので対象部位への接触面積が大きくなり塗布性が向上するものとなる。
なお、吐出口23、連通孔25の大きさ、開口形状等は、上記粘度、配合成分、塗布態様を勘案して好適な大きさ等に設定することができ、吐出口23、連通孔25の開口形状、孔形状としては、円形状、楕円形状等とすることができ、吐出口23の開口面積としては、1〜6mmすることが望ましい。本実施形態では、吐出口23は楕円形状で、面積3.5mmであり、連通孔25は、φ2mm、長さ30mmである。
本実施形態において、塗布部20は、好適な塗布性能、塗布液貯留性が得られるように、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン;ナイロン等のポリアミド;ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル、シリコーン樹脂やウレタン樹脂などの樹脂材料、スチレン系エラストマー、塩化ビニル系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ウレタン系エラストマー等のエラストマー、NBR、シリコンゴム、EPDM、フロロシリコンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、天然ゴム等のゴム、またはこれらの複合物から構成される材料で一体成形されている。好ましくは、塗布部20は、塗布動作での力が均等に掛かり負荷圧力にムラが起こらずに、きれいに塗布する点から、JIS K 6253−2006に規定のタイプA硬度が60以上、更に好ましくは、70以上であることが望ましい。このタイプA硬度を60以上とすることにより、力が直接的に塗布面に伝わりうまく圧力分散するため更に均一に塗布することができるものとなる。本実施形態では、塗布部20は、タイプA硬度が90となるPP製により一体成形されている。
この塗布部20における塗布面22は、更に、高粘性の化粧料などを好適に皮膚面に良好に塗布することができるように、皮膚面の摩擦を低減し、また、塗布表面を平滑化あるいは凹凸の大きい表面状態とするために、表面粗さRaが3〜300μm、好ましくは、20〜80μmとなるように形成されている。
本実施形態では、塗布対象となる皮膚面への抵抗を緩和する点等から、塗布面22の周縁部の角を取る縁取り処理を施している。また、塗布面22の面積は、上記化粧料種、粘度、配合成分、塗布態様を勘案して好適な面積に設定することができ、好ましくは、100〜400mmとすることが望ましい。更に、吐出面24の面積は、吐出面24に塗布液が良好に滞留することができ、かつ、塗布時に吐出口の液が邪魔にならないように設定されるものであり、好ましくは、30〜90mmとすることが望ましい。本実施形態では、塗布面22の面積は210mmであり、吐出口(面積3.5mm)を含む吐出口面24の面積は60mmであった。
本発明における表面粗さは、JIS B0601:2001に従って測定された算術平均粗さRaである。本発明(後述する実施例を含む)において、表面粗さ(算術平均粗さRa)の測定は、レーザ顕微鏡(株式会社キーエンス製 VK−8500)を用いて、平滑化条件設定(フィルタサイズ3×3、フィルタタイプ単純平均、実行回数1回)、レンズ倍率10倍、カラー超深度モード、その他の設定は標準仕様に準ずるによる表面粗さ測定により行った。
このような表面粗さを塗布面22に実現する方法としては、例えば、射出成形等に使用する金型において、この塗布面22を形成する面に、算術平均粗さ(Ra)が3μm〜300μmとなるような凹凸を形成すること、また、成形品に対して2次加工(サンドブラスト#60)を施すことなどが挙げられる。このような凹凸の形成方法としては、上記金型の場合は金型面に対してエッチング加工、放電加工、又はブラスト加工等を採用することができ、また、金型の素材自体を発泡金属等により構成し表面に細かい凹凸を持つ金型とする方法を採用することができる。
ここで、上記算術平均粗さ(Ra)の数値が3μm未満となる場合には、表面粗さが足りず、塗布液がわだちを作る・塗りムラが生じることとなる。一方、上記数値が300μmを超えて上回る場合には、引っかき跡の残りが生ずることとなる。本実施形態では、塗布面22の算術平均粗さ(Ra)は30μmであった。
押し出し機構30は、回転式繰り出しタイプとなるものであり、前記軸本体10内部の収容部11に向けて前進・後退して収容空間内の容積を減少・増大させるピストン体31と、該ピストン体31の後部に螺子棒となる軸状部材32の前部32aを係合して、この軸状部材32を使用者の回転操作によって前後動させて前記ピストン体31を前進・後退動作させる駆動機構(回転操作部材33、軸状部材32、固定筒状体34、内筒材35等からなる)とを有している。
この押し出し機構30のピストン体(ガスケット)31は、軸本体10の後端開口から挿入して、本体中央部の内壁に密着して摺動可能に設けられている。これにより、軸本体10内と、塗布部20の後端部21とピストン体31とに囲まれる空間部分は、塗布液12の収容部11として形成されている。
また、押し出し機構30は、使用者の回転操作によってその構成要素のピストン体31を軸本体10中央部の内壁に密着して液密に摺動し、これによって、前記収容部11の容積を減少・増大して塗布液12を加圧・減圧する。押し出し機構30は、主要部材として回転操作部材33、軸状部材32、この軸状部材32を出没させる固定筒状体34(これらは駆動機構に相当する)、及び上述のピストン体31を有してなる。
回転操作部材33は、互いに回転不能に接合させた内筒材35と外筒キャップ36とからなり、回転操作部材33全体は軸本体10に回転可能に設けられる。この回転操作部材33に軸状部材22は軸方向摺動可能でかつ回転方向に固定されている。この回転操作部材33は、互いに通常は相対回転不能で一定以上の回転力によって相対回転するように接合させた外筒キャップ36と内筒材(「繰り出し体」とも称する)35とからなり、回転操作部材33全体は軸本体10の後部に回転可能に設けられる。
前記軸状部材32を出没させる固定筒状体34は、環状部材からなり、軸本体10に回転及び進退動不能に取り付けられている。固定筒状体34の内周部に雌ネジが形成されていて、軸状部材32の外周の雄ネジが螺合するようになっている。回転操作部33を回転させることによって、軸状部材32が回転し、固定筒状体34の雌ネジに螺合する軸状部材32の雄ネジによって軸状部材32が繰出されるのでピストン体31が前進・後退する構造となっている。
また、固定筒状体34及び回転操作部材33(内筒材35先方外周面)同士の噛み合わせ部37はラチェットが形成されている。回転操作部材33は、固定筒状体34(それの固定された軸本体10)に対して両方向に回転可能になっており、高粘性液体化粧料となる塗布液を吐出する一方向へ回転させたときには、ラチェットによる手指にクリック感を生じさせつつ吐出させ、他方向へ回転させたときには、設定された回転力以上の入力をしたときに回転するように回転規制されている。すなわち、その他方向に一定以上の回転力が加わった時に、その規制を解除して回転可能にするトルクリミッタ機能を付与できる構造となっている。
また、上記の回転操作部材33の他方向への回転等によって押し出し機構30がピストン体31を後退させて軸本体10の収容部11内部の塗布液12を減圧する機能を有しており、これによって、押し出し機構30が塗布液12に対する加圧を停止した以後に、塗布液12を前記押し出し機構30によって減圧でき、塗布部20に設けた連通孔26に液体化粧料を戻すことができる。その他、押し出し機構30において、上記回転操作部材33の噛み合わせ部37が他方向への回転規制を回転停止させるものにして、液体化粧料の戻しをしないようにすることもできる。
このように構成される本発明の液体塗布具は、軸本体10に配設される収容部11に、25℃において、ずり速度3.83−1における粘度が1Pa・sec〜100Pa・secの範囲にある塗布液12を収容し、軸本体10の先端部に対象部位に接して塗布液12を塗布するための塗布部20を有し、軸本体10の後端部に押し出し機構30を有しており、前記塗布部20には、塗布液12を吐出させる吐出口23、及び該吐出口23と収容部11間を繋ぐ連通路25が形成され、前記押し出し機構30の押し出しによって収容部11内に収容した塗布液12を塗布部20の連通路25を経由して吐出口23から吐出する構造となるものであって、前記塗布部22の表面粗さRaを3〜300μmとすることにより、高粘性の化粧料、例えば、液体チーク等の高内水相油中水型乳化化粧料を用いた場合に、吐出口23から吐出させた油中水型乳化化粧料を塗布面22により、皮膚上に広げ叩くことによって、熟練を要しなくても簡単に薄く塗り広げることができる液体塗布具が得られるものとなる。本実施形態では、更に、塗布面22は軸線に対して0°以上90°以下の傾きであり、吐出口面24は、塗布面に対して10°以上45°以下の傾きを持ち、しかも、塗布面22と吐出口面24との交差箇所は凸部となることにより、吐出面24に塗布液が良好に滞留することができ、かつ、塗布時に吐出口の液が邪魔にならように設定されており、しかも、塗布面22を含む塗布部20はJIS K 6253−2006に規定のタイプA硬度が60以上であるため、塗布面22は、皮膚面に塗布する際に平坦な適度な硬度と、表面荒さを持つ塗布面となるものであり、対象部位への接触面積が大きく良好な接触状態となっており、この特性の塗布面22により、皮膚上に広げ叩くことによって、熟練を要しなくても簡単に薄く塗り広げることができる高粘性化粧料塗布具などに好適な使用性、塗布性能に優れた液体塗布具が得られるものとなる。
以上、本発明の好ましい実施形態を詳述したが、本発明の液体塗布具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形・変更が可能なものとなる。例えば、上記実施形態において、回転繰出し容器としたが、チューブ容器、スクイズ容器、ノック式繰出容器、エアゾールなどしても良いものである。
次に、実施例により本発明を更に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1〜図4に準拠する下記構成の液体塗布具を用いて、下記表1に示される処方例1〜4の高内水相油中水型乳化化粧料(クリームチーク)を収容して、使用性、塗布性能について評価した。
(液体塗布具の主構成)
軸本体10:PP(ポリプロピレン製)、ピストン体31:HDPE(高密度ポリエチレン)
塗布部20:タイプA硬度:90、材質:PP製、吐出口23の開口形状:楕円状、開口面積:3.5mm、連通孔25:φ2mm、長さ:30mm
塗布面22の算術平均粗さ(Ra):30μm
塗布面22の面積:210mm、吐出口(面積3.5mm)を含む吐出口面24の面積:60mm
塗布面22の傾き:軸線に対して25°、吐出口面24の傾き:塗布面に対して25°(軸線に対して50°)
Figure 2014004084
上記表1中の*1〜*9は下記のとおりである。
*1:(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー/シクロペンタシロキサン、信越化学工業株式会社製。
*2:(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー/ジメチコン、信越化学工業株式会社製。
*3:PEG−10ジメチコン、信越化学工業株式会社製。
*4:ジメチコン、粘度6mm/s(25℃)、信越化学工業株式会社製。
*5:シリコーン処理パール顔料、大東化成工業社製。
*6:ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、HLB=18、日光ケミカルズ株式会社製。
*7:ポリオキシエチレンセチルエーテル、HLB=17、日光ケミカルズ株式会社製。
*8:ポリオキシエチレンセチルエーテル、HLB=15.5、日光ケミカルズ株式会社製。
*9:共通成分:フェノキシエタノール0.5%、メチルパラベン0.2%、エチルパラベン0.1%(以上、防腐剤として)、クエン酸ナトリウム(酸化防止剤)0.2%、塩化ナトリウム0.5%、エタノール5%
上記処方例1〜4の各粘度となる高内水相油中水型乳化化粧料を図1〜4に示す液体塗布具に収容して実際に、吐出させ、皮膚面に塗布したところ、吐出口から各処方例の油中水型乳化化粧料を塗布部に適量吐出貯留することができ、上記算術平均粗さ(Ra)となる塗布面により、皮膚上に広げ叩くことによって、熟練を要しなくても薄く広く塗り広げることができる使用性、塗布性能に優れる液体塗布具となることが判った。
本発明の液体塗布具によれば、高粘性の化粧料、例えば、クリームチーク等の高内水相油中水型乳化化粧料を、皮膚上で叩くことによって、熟練を要しなくても薄く広く塗り広げることができ、ファンデーション、化粧水、スキンケア等にも好適に適用することができる。
A 液体化粧料塗布具
10 軸本体
11 塗布液の収容部
12 塗布液
20 塗布部
22 塗布面
23 吐出口
24 吐出口面
25 連通路
30 押し出し機構
31 ピストン体
32 軸状部材
33 回転操作部材
34 固定筒状体
35 内筒材
36 外筒キャップ

Claims (5)

  1. 軸本体に配設される収容部に、25℃において、ずり速度3.83sec−1における粘度が1Pa・sec〜100Pa・secの範囲にある塗布液を収容し、軸本体の先端部に対象部位に接して塗布液を塗付するための塗布部20を有し、軸本体の後端部に押し出し機構を有しており、前記塗布部に塗布液を吐出させる吐出口、及び該吐出口と収容部間を繋ぐ連通路が形成され、前記押し出し機構の押し出しによって収容部内に収容した塗布液を塗布部の連通路を経由して吐出口から吐出する液体塗布具であって、前記塗布部20は表面粗さRaが3〜300μmであることを特徴とする液体塗布具。
  2. 前記塗布部は吐出口を有する吐出口面と、吐出された塗布液を塗布する塗布面とを有し、該吐出口面と塗布面とは異なる角度を持つ2つの略平面となることを特徴とする請求項1記載の液体塗布具。
  3. 前記塗布面は軸線に対して0°以上90°以下の傾きで、吐出口面は、塗布面に対して10°以上45°以下の傾きであることを特徴とする請求項2記載の液体塗布具。
  4. 前記塗布部は、JIS K 6253−2006に規定のタイプA硬度が60以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の液体塗布具。
  5. 前記塗布液が高内水相油中水型乳化化粧料であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の液体塗布具。
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