JP2010082090A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザー自身で省エネルギーコースと通常コース選択を容易にすることができ、ユーザーの「ご飯のおいしさ」、「省エネルギー」に対する所望に応じることのできると共にエコロジーの観点をユーザーに啓蒙することを目的とする。
【解決手段】選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行うコース選択手段を備え、調理コース選択前に、選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行い、省エネルギーコース選択時には、省エネルギーコースに適合する複数の調理コースを操作表示部に表示する。
【選択図】図3
【解決手段】選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行うコース選択手段を備え、調理コース選択前に、選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行い、省エネルギーコース選択時には、省エネルギーコースに適合する複数の調理コースを操作表示部に表示する。
【選択図】図3
Description
本発明は、一般家庭、あるいは業務用に使用する炊飯器に関するものである。
近年、エコロジーの観点により、炊飯器の消費電力量削減(省エネルギー化)が強く求められている。省エネルギー化の手段として、省エネルギー専用のコースを有する炊飯器も開発されている(特許文献3)。
また、近年の炊飯器には、ユーザーの所望に応えるために、多種多様の炊飯コースやご飯のおいしさを引き出すためのハードウェアが搭載されている。例えば、炊飯コースでは、お米の銘柄別の炊飯コースやユーザーの好みの炊き上がり状態を選択できるコース等が挙げられ、ハードウェアでは、炊飯過程における高圧力の付加装置、高温蒸気の付加装置等が挙げられる。特許文献2に、従来例の炊飯器が開示されている。従来例の炊飯器には、炊き上がり状態を選択できるコースと高温蒸気付加装置を搭載している。前述の炊飯コースに高温蒸気を付加する工程を入れ込むことで、ご飯のおいしさを引き出している。
特開2003−339525号公報
特開2006−230433号公報
特開2006−271667号公報
しかしながら、ユーザーの要望には「省エネルギー化よりも究極においしいご飯を食べたい」、「ご飯のおいしさよりも究極の省エネルギー化」、「時々究極な省エネ、時々究極においしいご飯」「究極でなくていいので、省エネもご飯のおいしさもどちらも少しずつ」等様々存在する。
ユーザーの「究極においしいご飯を食べたい」という要望に応えるためには、特許文献2に記述されているような高温蒸気付加装置等のハードウェアの駆動が非常に効果的である。また、一般的にご飯のおいしさを引き出すためには炊飯過程で高火力で炊き上げるの良いことは周知の事実である。即ち、おいしいご飯を炊き上げるためには、炊飯器の消費電力は必然的に増加してしまうという問題があった。
また、特許文献3のように、炊飯コースを創意工夫して省エネルギー化を実現する炊飯器は多く開発されているが、「究極のご飯のおいしさ」、「究極の省エネルギー化」という観点では、いずれの炊飯器も中途半端であった。前述のように「究極のご飯のおいしさ」と「究極の炊飯器の省エネルギー化」は一般的に相反するものであり、従来例の炊飯器では、ご飯の「究極のご飯のおいしさ」、「究極の省エネルギー化」を同時に実現し得るものではなかった。
本発明の炊飯器は、前記従来の課題を解決するもので、省エネルギーコースと通常コースと、その選択を行うコース選択手段とを備え、調理コース選択前に、選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行い、省エネルギーコース選択時には、省エネルギーコースに適合するコースを操作表示部に表示することで、ユーザー自身で省エネルギーコースと通常コース選択を容易にすることができ、ユーザーの「ご飯のおいしさ」、「省エネルギー」に対する要望に応じることのできる炊飯器の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、本願発明は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体内に配設した蓋温度検知装置と、前記炊飯器本体に着脱自在に収納される内鍋と、前記内鍋に当接する内鍋温度検知装置と、前記内鍋内の調理物を加熱するための加熱装置と、前記内鍋温度検知装置と前記蓋温度検知装置の情報を基に前記加熱装置を制御し、前記内鍋内の調理物を調理する複数の調理コースを有する制御装置と、前記調理コースを選択し、前記制御装置に選択した調理コースの情報を伝達するの入力装置とを有し、前記入力装置は、選択した調理コースを明示する操作表示部と、選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行うコース選択手段とを備え、前記調理コース選択前に、選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行い、前記省エネルギーコース選択時には、前記省エネルギーコースに適合する複数の調理コースを前記操作表示部に表示することを特徴とする炊飯器である。
本発明によれば、省エネルギーコース選択時には、ユーザーに省エネルギーコースに適合する複数の調理コースを同時に提示することができると共に、ユーザー自身も所望する省エネルギーコースにその複数の適合する調理コースの中から、所望する調理コースの選択を容易に行うことができる。
また、エコロジーの観点では、省エネルギーコースの選択過程を通して、省エネルギー化に対してユーザーを啓蒙することができる。
請求項2記載の発明は、省エネルギーコースと通常コースのコース選択手段は、操作表示部近傍もしくは、操作表示部内に設け、省エネルギーコースと通常コースの選択結果をコース選択手段の表示色で明示することを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の炊飯器である。
本発明によれば、ユーザーがコース選択手段を容易に発見することができ、また、コース選択過程においてユーザーが自身の選択したコースを常時視覚で容易に認識でき、コース選択の複雑化を緩和することができる。更に、エコロジーの観点では、省エネルギーコースの選択時には、省エネルギーコースの選択をコース選択手段の表示色で継続的に認識することで省エネルギー化に対してユーザーを啓蒙することができる。
請求項3記載の発明は、省エネルギーコースと通常コースのコース選択手段の選択結果表示部を蓋体に設け、省エネルギーコースと通常コースの選択結果をコース選択手段の選択結果表示部の表示色で明示することを特徴とする請求項1に記載のである。
本発明によれば、コース選択手段の選択結果表示部を蓋体に設けることで、ユーザーが自身の選択したコースを炊飯器本体上方から常に視覚で容易に認識でき、コース選択の複雑化を緩和することができる。更に、エコロジーの観点では、省エネルギーコースの選択時には、省エネルギーコースの選択をコース選択手段の表示色で継続的に認識することで省エネルギー化に対してユーザーを啓蒙することができる。
請求項4記載の発明は、制御装置もしくは入力装置と接続する音声報知装置を備え、入力装置からの情報を基に、コースの選択方法及び選択状態を、音声にてユーザーに伝達することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器である。
本発明によれば、コース選択過程を緩和することができると共に、コース選択時に音声で「省エネルギーコース」というキーワードを報知することで省エネルギー化に対してユーザーを啓蒙することができる。
本発明は、ユーザー自身で省エネルギーコースと通常コース選択を容易にすることができ、ユーザーの「ご飯のおいしさ」、「省エネルギー」に対する要望に応じることのできるという有利な効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、図面と共に記載する。
(実施の形態1)
図1〜図5を用いて、本発明の実施の形態1の炊飯器を説明する。
図1〜図5を用いて、本発明の実施の形態1の炊飯器を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の炊飯器の一部切欠した側面図である。破断部分に断面図を示す。図面を簡潔にするために、電気的接続のためのリード線等は省略してある。
図1において、炊飯器本体1は、ボディ2及び上枠3から構成しており、その内部に内鍋4を収納する保護枠5を設け、保護枠5の下方には加熱装置6である誘導加熱コイルが配置している。7は炊飯器上部を形成する開閉自在の蓋体で、蓋体7が閉じている状態では、フックレバー8により炊飯器本体1に支持されている。蓋体7の内部には、蓋温度検知装置9である蓋センサーを配設している。炊飯器本体1の前面部には、炊飯器を操作するための入力装置を備えた操作基板10が傾斜した状態で操作基板用基板ベース11の開口面に設置している。加熱装置6を制御する制御装置を備えた制御基板12は、操作基板10の下方に略垂直に制御基板用基板ベース13の開口面に設置している。
操作基板10と制御基板12は、リード線14を介して接続され、操作基板10の入力装置からの信号を制御基板12に伝達し、制御基板12の制御装置により、内鍋4を誘導加熱し、内鍋4内部の調理物15を加熱調理する。また、調理中の内鍋温度検知は、内鍋4の略中央部と当接する内鍋温度検知装置16である底センサーにより行い、その温度情報を制御装置に伝達し、加熱装置6である誘導加熱コイルへの通電を行い、内鍋4内部の調理物15の温度調整を行っている。
以上のように構成された炊飯器について、以下その動作、作用を図2を基に説明する。図2(a)は一般的な炊飯工程を示す図で、図2(b)は一般的な炊飯工程における米の温度を示す図である。はじめに、一般的な炊飯工程は、図2(a)に示すように、主として、浸水工程A、炊き上げ工程B、沸騰維持工程C、むらし工程Dから成る。
浸水工程Aでは、計時装置(図示せず)の計時時間が第一の所定時間t1(通常20分前後)になるまで、内鍋温度検知装置16の検知温度Taが第一の所定温度T1(通常55℃前後)になるように制御装置が加熱装置6を制御し、加熱装置6で内鍋4を加熱するものである。浸水工程は、糊化温度よりも低温の水に米を浸し、予め米に吸水させておくことで、以降の工程において、米の中心部まで十分に糊化させるための工程である。また、本工程は、米に含まれるアミラーゼにより澱粉を分解しグルコースを生成させる工程でもあり、ここで、飯の甘味を生み出すのである。
次に、浸水工程A終了後、炊き上げ工程Bに移行する。炊き上げ工程Bでは、図2(a)に示すように、内鍋温度検知装置16の検知温度Taが第二の所定温度T2(水の沸点(通常100℃近傍))になるまで、加熱装置6が内鍋4を加熱するものである。
なお、本工程では、内鍋温度検知装置16の検知温度により加熱装置6を制御したが、別途、内鍋4の開口部を覆う蓋体7の温度を検知する蓋温度検知装置9を設け、蓋温度検知装置9の検知温度が所定温度に達するまで、加熱装置6が内鍋4を加熱することもでき
る。
る。
引き続き、炊き上げ工程B終了後、沸騰維持工程Cに移行する。沸騰維持工程Cでは、内鍋4に水が有る間は、内鍋温度検知装置16の検知温度Taが、図2(a)に示すように、第二の所定温度T2(水の沸点(通常100℃近傍))で沸騰状態を維持するように制御装置が加熱装置6を制御し、加熱装置6が内鍋4を加熱する。そして、沸騰維持工程Cが経過していくと、内鍋4内部の水が蒸発して、内鍋4内部に水がなくなると、内鍋4の温度が上昇する。内鍋温度検知装置16の検知温度Taが、第三の所定温度T3(水の沸点以上)に到達すると、内鍋4内に水がなくなったと判断し工程の終了とする。この工程は、米澱粉を糊化させる工程であり、炊飯後の飯の糊化度は100%近くに達するが、この工程終了時には糊化度は50〜60%程度となる。
次に、むらし工程Dに進む。むらし工程Dでは、図2(a)に示すように、計時装置の計時時間が第二の所定時間t2(通常15分前後)になるまで、内鍋温度検知装置16の検知温度Taが第二の所定温度T2(通常100℃近傍)で維持するように制御装置が加熱装置6を制御し、加熱装置6が内鍋4を加熱する。むらし工程Dは沸騰維持工程Cに引き続き、米澱粉の糊化させる工程であり、むらし工程Dの開始時には糊化度は50〜60%程度であったものが、むらし工程D終了時、すなわち、炊飯終了時には、糊化度は100%近くに達するのである。
このような炊飯工程を実行すると、内鍋温度検知装置16の検知温度Taが図2(a)に示すこととなり、内鍋4内部の温度Tb、すなわち、米の温度は図2(b)に示すように温度推移する。
本発明の炊飯器の制御装置には、炊飯器の調理物15、もしくは調理内容に対応し、複数個の調理コースを有している。調理物15の種類としては、例えば、白米、玄米、発芽玄米、ケーキ等が挙げられ、調理内容としては、白米を調理物15とした、ふつう(かため、柔らかめ等)、早炊き、すし、お粥等が挙げられる。調理物15、もしくは調理内容により、前述の浸水工程A、炊き上げ工程B、沸騰維持工程Cの検知温度Ta、むらし工程Dの計時装置の計時時間、また、加熱装置13の出力等をそれぞれの調理物15、調理内容に即した設定をすることで炊き上がったご飯19等の食味を引き出している。
また、本発明の炊飯器は、前述の調理コースに毎にさらに複数個の調理コースを有している。例えば、白米コースでは、白米の本来のおいしさを最大限に引き出すために構築された通常コース、前述の通常コースよりおいしさの観点では劣るが、省エネルギーの観点では優れている省エネルギーコースを有している。この省エネルギーコースは、通常コース内の前述の浸水工程A、炊き上げ工程B、沸騰維持工程Cの検知温度Ta、むらし工程Dの計時装置の計時時間、また、加熱装置13の出力等の少なくとも1つ以上の設定を変更し、通常コースより積算消費電力量を少なくすること実現したコースである。また、多様化するご飯の炊き上がりに対するユーザーの要望に対応するため、前述の各工程の設定を一部変更することで通常コースと省エネルギーコースとの間、即ち「究極のおいしさ」と「究極の省エネルギー化」との間のコースを複数個有することも可能である。また、前述の記載は白米コースに限定されるものではなく、本発明の炊飯器のすべてのコースに有することが可能である。
以下に、本発明の実施の形態1の炊飯器の省エネルギーコースと通常コースと選択の動作を図3、図4を用いて、省エネルギーコースを選択した場合を例として説明する。
炊飯器本体1のコンセントを差し込み電源オン50したら、炊飯器本体1の前方部もしくは蓋体7の天面に設けられた操作表示部19に時間表示、コース等のデフォルトの表示
をする。この表示は前述記載の表示に限定されることなく、多種多様であり、操作表示部19は一般的に操作パネルとその下方に設置される操作基板10に付属するLCD20等で構成されている。
をする。この表示は前述記載の表示に限定されることなく、多種多様であり、操作表示部19は一般的に操作パネルとその下方に設置される操作基板10に付属するLCD20等で構成されている。
操作表示部19が表示されるとユーザーはまず始めに省エネルギーコースと通常コースの選択をコース選択手段(ステップ51)によりで実施する。この選択方法は、操作表示部19内、もしくは操作表示部19近傍に設けたコース選択手段である省エネルギーコース選択専用ボタン21を押すか、もしくは操作表示部19内に省エネルギーコースと通常コースの表示をLCD20上に表示し、操作表示部19内、もしくは操作表示部19近傍に設けたコース選択専用ボタン22でLCD20表示内の選択、もしくは操作表示部19にタッチセンサーを備えていれば直接操作表示部19内に表示されるコースを触る等で行うことができる。
ユーザーが省エネルギーコース選択(ステップ52)を行った際は、操作表示部19内に省エネルギーコースに適合する調理コースを制御装置から抽出し、操作表示部19に表示する。ユーザーは、操作表示部19に表示された省エネルギーコースに適合するコースから所望のコースをコース選択専用ボタン22、もしくは操作表示部19にタッチセンサーを備えていれば直接操作表示部19内に表示されるコースを触ることで調理コース選択(ステップ53)を行うことができる。その後、炊飯スタートボタン23を押し、炊飯スタート(ステップ56)し、選択した調理コースに要する所定の時間が経過すると炊飯終了(ステップ57)となる。
本発明の実施の形態1の炊飯器によれば、調理コースを選択する前に省エネルギーコースと通常コースの選択を行うことで、省エネルギーコースを行いたいと要望するユーザーに省エネルギーコースに適合する複数の調理コースを一斉に提示することができ、コース選択による操作の複雑さを緩和することができる。また、エコロジーの観点では、省エネルギーコースの選択過程を通して、省エネルギー化に対してユーザーを啓蒙することができる。
また、本発明の実施の形態1の炊飯器は、上述の動作の過程において、省エネルギーコースを選択した事実をユーザーに認識できるように、コース選択手段である省エネルギー選択専用ボタン21を操作基板10に設置したLED等で点灯もしくは点滅させるか、もしくは操作表示部19内の省エネルギーコースの表示を点灯もしくは点滅させると、ユーザーが省エネルギーコースの選択した事実を常時視覚で容易に認識することができ、コース選択による操作の複雑さを更に緩和することができる。
同時に、省エネルギーコースの表示色をエコロジーを連想させるグリーン系統の色にすると、省エネルギーコースを選択することが、エコロジーに貢献しているとユーザーを啓蒙することも可能である。また、前述の省エネルギーコースの選択の表示を、例えば、省エネルギーコース選択(ステップ52)から炊飯スタート(ステップ56)から5分間までの間行い、炊飯終了(ステップ57)の5分前から再び省エネルギーコースの選択の表示を行い、炊飯終了から5分間まで行うと前述の省エネルギーコースの選択の表示により得られる効果をさらに高めることができる。なお、前述の省エネルギーコースの選択の表示時間は、前述の時間に限定されるものでなく求める効果により任意に設定することができる。任意に設定することで、省エネルギーコースの選択の表示により消費する消費電力量を必要最小限にすることも可能である。
また、本発明の実施の形態1の炊飯器は、図5に示すように省エネルギーコースと通常コースの選択結果を表示する選択結果表示部24を蓋体7に配設する。選択結果表示部24は蓋体7の裏側にLEDもしくはLCD20等で構成された表示部であり、操作基板1
0とリード線14を介して接続され、省エネルギーコースと通常コースの選択結果を操作基板10の入力装置からの信号として受け取り、選択結果を表示している。選択結果の表示は、文字もしくは表示色等で表している。この選択結果表示手段24の表示のタイミング、表示時間、表示色は上述のコース選択手段と同様である。
0とリード線14を介して接続され、省エネルギーコースと通常コースの選択結果を操作基板10の入力装置からの信号として受け取り、選択結果を表示している。選択結果の表示は、文字もしくは表示色等で表している。この選択結果表示手段24の表示のタイミング、表示時間、表示色は上述のコース選択手段と同様である。
上記構成、動作を有する選択結果表示手段24を有することで、ユーザーが自身の選択したコースを炊飯器本体1上方から常に視覚で容易に認識でき、コース選択の複雑化を緩和することができる。また、エコロジーの観点では、省エネルギーコースの選択時には、省エネエネルギーコースの選択をコース選択手段の表示色で継続的に認識することで省エネルギー化に対してユーザーを啓蒙することができる。
また、本発明の実施の形態1の炊飯器は、制御装置もしくは入力装置と接続する音声報知装置25を備えている。スピーカー等で構成される音声報知装置25は、制御装置もしくは入力装置とリード線14を介して接続され、コース選択の情報を操作基板10の入力装置からの信号として受け取り、その信号を基に音声を報知する。例えば、図3の省エネルギーコース選択(ステップ52)で「省エネルギーコースを選択しました」と報知し、調理コース選択(ステップ53)で「白米コースを選択しました」と報知し、炊飯スタート(ステップ56)時に「省エネルギーコースの白米コースをスタートします」と報知すると、ユーザーが選択したコースを音声で聞くことができ、ユーザー自身の選択したコースを容易に認識することが可能である。また、コース選択時に音声で「省エネルギーコース」というキーワードを報知することで省エネルギー化に対してユーザーを啓蒙することができる。
本発明に係わる炊飯器は、家庭用又は業務用の炊飯器として有用である。
1 炊飯器本体
4 内鍋
6 加熱装置(誘導加熱コイル)
7 蓋体
9 蓋温度検知装置(蓋センサー)
10 操作基板(入力装置)
12 制御基板(制御装置)
15 調理物
16 内鍋温度検知装置(底センサー)
19 操作表示部
21 省エネルギーコース専用ボタン(コース選択手段)
22 コース選択専用ボタン(コース選択手段)
24 選択結果表示部
25 音声報知装置
4 内鍋
6 加熱装置(誘導加熱コイル)
7 蓋体
9 蓋温度検知装置(蓋センサー)
10 操作基板(入力装置)
12 制御基板(制御装置)
15 調理物
16 内鍋温度検知装置(底センサー)
19 操作表示部
21 省エネルギーコース専用ボタン(コース選択手段)
22 コース選択専用ボタン(コース選択手段)
24 選択結果表示部
25 音声報知装置
Claims (4)
- 炊飯器本体と、前記炊飯器本体の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体内に配設した蓋温度検知装置と、前記炊飯器本体に着脱自在に収納される内鍋と、前記内鍋に当接する内鍋温度検知装置と、前記内鍋内の調理物を加熱するための加熱装置と、前記内鍋温度検知装置と前記蓋温度検知装置の情報を基に前記加熱装置を制御し、前記内鍋内の調理物を調理する複数の調理コースを有する制御装置と、前記調理コースを選択し、前記制御装置に選択した調理コースの情報を伝達するの入力装置とを有し、前記入力装置は、選択した調理コースを明示する操作表示部と、選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行うコース選択手段とを備え、前記調理コース選択前に、選択した調理コースの省エネルギーコースと通常コースの選択を行い、前記省エネルギーコース選択時には、前記省エネルギーコースに適合する複数の調理コースを前記操作表示部に表示することを特徴とする炊飯器。
- 省エネルギーコースと通常コースのコース選択手段は、操作表示部近傍もしくは、操作表示部内に設け、省エネルギーコースと通常コースの選択結果を前記コース選択手段の表示色で明示することを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
- 省エネルギーコースと通常コースのコース選択手段の選択結果表示部を蓋体に設け、省エネルギーコースと通常コースの選択結果を前記コース選択手段の選択結果表示部の表示色で明示することを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
- 制御装置および入力装置と接続する音声報知装置を備え、入力装置からの情報を基に、コースの選択方法及び選択状態を、音声にてユーザーに伝達することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008253135A JP2010082090A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 炊飯器 |
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JP2010082090A true JP2010082090A (ja) | 2010-04-15 |
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JP (1) | JP2010082090A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017012271A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 象印マホービン株式会社 | 炊飯器 |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008253135A patent/JP2010082090A/ja active Pending
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