JP2010073527A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル Download PDF

Info

Publication number
JP2010073527A
JP2010073527A JP2008240479A JP2008240479A JP2010073527A JP 2010073527 A JP2010073527 A JP 2010073527A JP 2008240479 A JP2008240479 A JP 2008240479A JP 2008240479 A JP2008240479 A JP 2008240479A JP 2010073527 A JP2010073527 A JP 2010073527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
electrode
discharge
sustain
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008240479A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kiriyama
兼治 桐山
Shigeyuki Okumura
茂行 奥村
Katsutoshi Shindo
勝利 真銅
Hiroshi Setoguchi
広志 瀬戸口
Satoshi Tanahashi
智 棚橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008240479A priority Critical patent/JP2010073527A/ja
Publication of JP2010073527A publication Critical patent/JP2010073527A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

【課題】セルが微細化した構成においても誤放電の生じない高輝度パネルを提供することを目的とする。
【解決手段】一対の走査電極32および維持電極42とにより構成される表示電極対を互いに平行に複数形成した前面基板2と、データ電極11を前記表示電極対と交差する方向に複数形成した背面基板3とを対向配置し、前記表示電極対を構成する走査電極32および維持電極42は、走査電極32どうし、維持電極42どうしが隣り合うように配列され、表示電極対とデータ電極11とが交差する部分には放電セルが形成され、上下方向に隣接する放電セル54の、隣り合う維持電極42どうしの間には、維持電極42と同電位となる放電拡張部53を備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
【選択図】図4

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、「パネル」と略記する)として代表的な交流面放電型パネルは、対向配置された前面基板と背面基板との間に多数の放電セルが形成されている。前面基板上には、誘電体層および保護層で覆われた走査電極と維持電極とからなる表示電極が平行して複数対配列されている。背面基板上には、表示電極に直交する方向に、誘電体層に覆われたデータ電極が複数互いに平行して配列されている。この誘電体層上の、データ電極の間の箇所には、放電空間を形成するための隔壁が設けられている。また誘電体層上から隔壁の側面にわたって蛍光体層が形成されている。放電セルには、放電によって紫外線を放射するガスとして、例えばキセノンなどが封入されている。そして放電セル内での放電により発生する紫外線によって蛍光体層が励起され、可視光を発生し映像を表示する。
パネルを駆動するには、1フィールド期間を複数のサブフィールドに分割する方法を用いる。各サブフィールドは、それぞれ初期化期間と書き込み期間と維持期間とから構成されている。初期化期間では、放電セルの初期化放電を行い、引き続いて行われる書き込み期間に必要な壁電荷を形成する。書き込み期間では、走査電極とデータ電極に書き込みパルスを印加して、放電させるべき放電セルに選択的に壁電荷を形成する。続いて維持期間では、走査電極と維持電極との間に維持パルスを印加して、放電セルを放電させ発光させる(特許文献1参照)。
特開2003−131580号公報
ところで、放電させるべきセルが確実に選択できるようにするためには、前面基板の上下表示セル間で無電極部を形成する必要がある。この領域を過度に小さく(狭く)してしまうと、放電させるべきセル以外が発光(この現象を以下「誤放電」と称する)するという不具合が生じてしまう。
しかしながら、上記従来構成のパネルでは、セルが微細化していくとセル面積あたりの、無電極部の占める割合が大きくなり放電面積の占める割合が減少するため発光輝度の低下が大きくなってしまうという課題を有していた。
本発明はこのような現状に鑑みなされたものであり、セルが微細化した構成においても誤放電の生じない高輝度パネルを提供することを目的とする。
上記目的を実現するために本発明のパネルは、一対の走査電極および維持電極とにより構成される表示電極対を互いに平行に複数形成した前面基板と、データ電極を前記表示電極対と交差する方向に複数形成した背面基板とを対向配置し、前記表示電極対を構成する走査電極および維持電極は、走査電極どうし、維持電極どうしが隣り合うように配列され、表示電極対とデータ電極とが交差する部分には放電セルが形成され、上下方向に隣接する放電セルの、隣り合う維持電極どうしの間には、維持電極と同電位となる放電拡張部を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、セルが微細化した構成においても誤放電の生じない高輝度パネルを提供することができる。
以下、図面を用いて本発明の一実施の形態のパネルについて詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態によるパネルの概略構成を示す断面斜視図である。パネル1は、ガラス製の前面基板2とガラス製の背面基板3とが対向して構成されている。
前面基板2上には、1対の走査電極32と維持電極42とからなる表示電極対が互いに平行して複数対配列されている。走査電極32は、可視光を透過するITO(Indium Tin Oxide)などによる透明電極30と、電極の抵抗値を下げるためにAgなどを含む導電性の良いバスライン31とから構成されている。同様に維持電極42は、透明電極40とバスライン41とから構成されている。これら対の走査電極32と維持電極42を区分けされるように遮光層としてのブラックストライプ51、52が配列されている。また表示電極、ブラックストライプは誘電体層6で覆われている。さらに誘電体層6を覆うように保護層7が形成されている。
背面基板3上には、表示電極に直交する方向に、第2の誘電体層10に覆われたデータ電極11が複数互いに平行して配列されている。隔壁8は、放電空間を区画し放電セルを形成するために、データ電極11の間に設けられている。また、第2の誘電体層10上から隔壁8の側面にわたって蛍光体層9が形成されている。
図2は、本発明の一実施の形態によるパネルにおける電極の概略構成を模式的に示す平面図である。映像などが表示されるパネル1の画面に向かって見た平面図であり、行方向にn本の走査電極32およびn本の維持電極42が配列され、列方向にm本のデータ電極11が配列されている。ここで、走査電極および維持電極はそれぞれ一本づつで一対をなし、また、走査電極、維持電極、維持電極、走査電極、走査電極、・・・と配列されており、一対の走査電極および維持電極は、走査電極どうし、維持電極どうしが隣り合うように構成されている。
そして、1対の走査電極SCiおよび維持電極SUiと1つのデータ電極Djとが交差した部分に放電セル54が形成され、放電セル54は放電空間内にm×n個形成されている。パネル1の右側には、n本の走査電極SC1〜SCnから走査電極端子部16が引き出されている。この走査電極端子部16を介して、走査電極32に駆動電圧が印加される。また走査電極SC1〜SCnはパネル1の左端において終端されている。パネル1の左側には、n本の維持電極SU1〜SUnは維持電極共通化部13に接続され維持電極端子部14が引き出されている。この維持電極端子部14を介して、維持電極42に駆動電圧が印加される。この維持電極端子部14以外に維持電極端子部14よりも接続を容易にしたエージング専用端子15を形成している。維持電極SU1〜SUnはパネル1の右端において終端されている。パネル1の下部には、m本のデータ電極D1〜Dmからデータ電極端子部12が引き出されている。
図3は、本発明の一実施の形態によるパネルにおける放電セルでの電極構成を概略的に示す平面図、図4は放電拡張部近傍の概略構成を示す断面図(誘電体層、保護層は省略)である。放電セルより発光される光に対し上下方向に隣接する放電セルを明確に区分するための遮光層としてのブラックストライプ51、52が、上下方向に隣接する放電セルの間の無電極部に設けられている。
そしてこのうち、上下方向に隣接する放電セルの、隣り合う維持電極42どうしの間の無電極に設けられたブラックストライプ52上には、ブラックストライプと同等、もしくは細い幅で積層形成することでパネル表示面からは見えないようにした、維持電極と同電位になる放電拡張部53が形成されている。
この放電拡張部53を形成することによって、従来の構成から遮光部を増加させることなく、維持電極電位を維持電極42外に与えることができ、放電が維持電極42の面積以上に広げることが可能となり、微細セルにおける高輝度化が実現できる。
また、無電極部に形成した放電拡張部53を挟み維持電圧で放電を拡張させる構成であることから、単純に維持電極42を広げ無電極部を縮める(狭める)場合に比べ、放電自身を弱いままその面積(放電領域)を拡げることが可能であり、誤放電が生じることもない。
もって、放電セルが微細化しても誤放電の生じない高輝度パネルを提供することが可能となる。
以上のように本発明は、大画面、高精細のプラズマディスプレイ装置を提供する上で有用な発明である。
本発明の一実施の形態によるパネルの概略構成を示す断面斜視図 本発明の一実施の形態によるパネルにおける電極の概略構成を模式的に示す平面図 本発明の一実施の形態によるパネルにおける放電セルでの電極構成を概略的に示す平面図 本発明の一実施の形態によるパネルにおける放電セルでの放電拡張部近傍の概略構成を示す断面図
符号の説明
1 パネル
2 前面基板
3 背面基板
6 誘電体層
7 保護層
8 隔壁
9 蛍光体層
10 第2の誘電体層
11 データ電極
12 データ電極端子部
13 維持電極共通化部
14 維持電極端子部
16 走査電極端子部
30、40 透明電極
31、41 バスライン
32 走査電極
42 維持電極
51、52 ブラックストライプ
53 放電拡張部
54 放電セル

Claims (1)

  1. 一対の走査電極および維持電極とにより構成される表示電極対を互いに平行に複数形成した前面基板と、データ電極を前記表示電極対と交差する方向に複数形成した背面基板とを対向配置し、前記表示電極対を構成する走査電極および維持電極は、走査電極どうし、維持電極どうしが隣り合うように配列され、表示電極対とデータ電極とが交差する部分には放電セルが形成され、上下方向に隣接する放電セルの、隣り合う維持電極どうしの間には、維持電極と同電位となる放電拡張部を備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
JP2008240479A 2008-09-19 2008-09-19 プラズマディスプレイパネル Pending JP2010073527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008240479A JP2010073527A (ja) 2008-09-19 2008-09-19 プラズマディスプレイパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008240479A JP2010073527A (ja) 2008-09-19 2008-09-19 プラズマディスプレイパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010073527A true JP2010073527A (ja) 2010-04-02

Family

ID=42205116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008240479A Pending JP2010073527A (ja) 2008-09-19 2008-09-19 プラズマディスプレイパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010073527A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0896714A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Nec Corp プラズマディスプレイパネルとその駆動方法
JP2001076627A (ja) * 1999-09-03 2001-03-23 Hitachi Ltd プラズマディスプレイパネル
JP2001195037A (ja) * 1999-10-27 2001-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ac型プラズマディスプレイ装置
JP2002042661A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Nec Corp プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP2006004939A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Samsung Sdi Co Ltd プラズマ表示パネル及びプラズマ表示装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0896714A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Nec Corp プラズマディスプレイパネルとその駆動方法
JP2001076627A (ja) * 1999-09-03 2001-03-23 Hitachi Ltd プラズマディスプレイパネル
JP2001195037A (ja) * 1999-10-27 2001-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ac型プラズマディスプレイ装置
JP2002042661A (ja) * 2000-07-24 2002-02-08 Nec Corp プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP2006004939A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Samsung Sdi Co Ltd プラズマ表示パネル及びプラズマ表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002270102A (ja) プラズマディスプレーパネル
JP2006156384A (ja) プラズマディスプレイパネル及びこれを含むプラズマディスプレイ装置
JP2006114496A (ja) プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイ装置
JP2010073527A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100962810B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
US7692385B2 (en) Plasma display panel with enhanced discharge efficiency and luminance
JP4359997B2 (ja) Ac型プラズマディスプレイパネル
KR100820656B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100962809B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100353953B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100684833B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 이의 구동방법
JP3764897B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2005091555A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100580682B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100719545B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20100018190A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2009283432A (ja) プラズマディスプレイパネル
JPWO2007105480A1 (ja) プラズマディスプレイ装置
KR20100019756A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2010170758A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR20040104014A (ko) 격벽내장형 전극을 갖는 플라즈마 디스플레이 패널
JP2006216526A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2004311432A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2003068208A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその駆動方法
JP2006114497A (ja) プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110920

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20111013

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130205