JP2010071719A - 温度センサの取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度センサをしっかりと保持することができ、かつ、その取付け作業性を向上することができる、温度センサの取付装置を提供する。
【解決手段】この温度センサの取付装置1は、温度センサ7を保持する基板10を有しており、該基板10は、その裏面側から撓み可能に延出され、温度センサ7を挟み込んで保持する複数の弾性挟持片15と、取付孔5の裏側周縁に係合する複数の弾性係止片20と、温度センサ7のリード線7aを挿通させる挿通孔25とを有し、複数の弾性挟持片15は、複数の弾性係止片20が取付孔5の裏側周縁に係合したときに、取付孔5内に挿入されて、その撓み方向の外側面が取付孔5の内周に当接するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、電気自動車のバッテリー等の内部温度や、内燃機関の冷却水の温度などを測定するための温度センサの取付装置に関する。
近年、環境問題等によって、電動機を動力源とする電気自動車や、内燃機関及び電動機を動力源とするハイブリッド自動車が注目されている。この種の自動車においては、電動機に電力を供給するためのバッテリーが必要とされている。
ところで、バッテリーの内部温度が上昇すると、電動機の出力等に影響を及ぼすことがある。そのため、バッテリーの内部温度を測定するための温度センサが、バッテリーの外部ケース等に取付けられることがあった。また、温度センサは、内燃機関の冷却水温度の測定や、外気温の測定等に用いられることもある。
下記特許文献1には、ワイヤーハーネスの被覆を破断して内部導体に接続される圧接部及びこれに一体形成された接続部を有する圧接端子と、この圧接端子の接続部にリードが接続された温度検出素子と、この温度検出素子が収容される素子収容部、及び、前記圧接端子を保持する端子保持部が形成されたハウジングと、このハウジングの素子収容部に前記温度検出素子が収容され、端子保持部に前記圧接端子が保持され、ワイヤーハーネスが前記圧接端子の圧接部に圧接装着された状態で、前記素子収容部及び前記周壁内側に充填されたホットメルト樹脂とを備えた温度センサが開示されている。
また、ハウジングの外側には、アンカー型のクリップが形成されており、該クリップを被取付部材に設けた取付孔に挿入することにより、クリップが取付孔に係合して、温度センサが取付けられるようになっている。
特開2005−250763号公報
上記特許文献1においては、温度検出素子をハウジングの素子収容部に収容した後、素子収容部にホットメルト樹脂を充填することにより、温度検出素子を固定するように構成されている。ホットメルト樹脂を用いたことにより、温度検出素子がハウジング内で比較的しっかりと固定されるが、ホットメルト樹脂を充填する作業が必要であるため、作業が煩雑で時間がかかり、温度センサの取付け作業性が良いとは言えなかった。
したがって、本発明の目的は、温度センサをしっかりと保持することができ、かつ、その取付け作業性を向上することができる、温度センサの取付装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、被取付部材の取付壁に設けた取付孔を通して、該取付壁の内側に温度センサを取付けるための、温度センサの取付装置であって、前記温度センサを保持する基板を有しており、該基板は、その裏面側から撓み可能に延出され、前記温度センサを挟み込んで保持する複数の弾性挟持片と、前記取付孔の裏側周縁に係合する複数の弾性係止片と、前記温度センサのリード線を挿通させる挿通孔とを有し、前記複数の弾性挟持片は、前記複数の弾性係止片が前記取付孔の裏側周縁に係合したときに、前記取付孔内に挿入されて、該弾性挟持片を拡開させる外力が作用したとき、該弾性挟持片の撓み方向の外側面が前記取付孔内周に当接して、拡開を規制されるように構成されていることを特徴とする温度センサの取付装置を提供するものである。
上記発明によれば、基板の挿通孔から温度センサのリード線を引き出して、複数の弾性挟持片の間に温度センサを挿入することにより、温度センサが複数の弾性挟持片で挟み込まれて、基板の裏面側に温度センサを保持することができる。そして、温度センサを保持した基板を、取付孔に押し込むことにより、複数の弾性係止片が取付孔の裏側周縁に係合して、取付孔に温度センサを取付けることができる。
このとき、前記複数の弾性挟持片は、前記取付孔内に挿入されて、該弾性挟持片を拡開させる外力が作用したとき、該弾性挟持片の撓み方向の外側面が前記取付孔内周に当接して、拡開を規制されるように構成されているので、例えば、リード線が引っ張られる等して、温度センサに外力が付与されても、撓み規制された複数の弾性挟持片により、温度センサを確実に挟み込んでしっかりと保持することができる。
また、基板に対して樹脂等で温度センサを固着する必要がなく、複数の弾性挟持片で温度センサを挟み込んだ後、取付孔に押し込むだけの簡単な作業で、温度センサを取付孔に取付けることができ、その作業性を向上させる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記基板に保持される前記温度センサは棒状をなし、前記複数の弾性挟持片は、棒状の温度センサの長さ方向両側に2列に配置されている温度センサの取付装置を提供するものである。
上記発明によれば、棒状の温度センサが、その長さ方向両側に2列に配置された弾性挟持片により挟み込まれるので、温度センサをよりしっかりと保持することができる。
本発明の第3は、前記第2の発明において、前記複数の弾性挟持片は、前記温度センサの長さ方向に沿った両側の列で、重ならないように互い違いに配置されている温度センサの取付装置を提供するものである。
上記発明によれば、前記複数の弾性挟持片は、前記温度センサの長さ方向に沿った両側の列で、重ならないように互い違いに配置されているため、複数の弾性挟持片の挟持力が、温度センサの所定箇所に集中せずに分散した状態で、温度センサが挟み込まれるので、温度センサの破損等を抑制することができる。
本発明の第4は、前記第2又は第3の発明において、前記基板は、棒状の温度センサに沿って伸びる板状をなし、その長さ方向両端からは、前記取付孔の幅方向に適合する幅で、一対の支持壁がそれぞれ立設しており、各支持壁に前記弾性係止片が設けられている温度センサの取付装置を提供するものである。
上記発明によれば、基板の長さ方向両端に立設した一対の支持壁が、取付孔の長さ方向両端部に挿入された状態で、弾性係止片が取付孔の裏側周縁に係合するので、取付孔に対するガタ付きを防止した状態で、取付孔に温度センサを取付けることができる。
本発明の第5は、前記第1〜4のいずれか1つの発明において、前記基板の表面側には、前記挿通孔から挿出した前記温度センサのリード線を、所定向きにガイドする複数のガイド片が設けられている温度センサの取付装置を提供するものである。
上記発明によれば、基板の裏面側に温度センサを保持させる際に、複数のガイド片によって温度センサのリード線を所定向きにガイドしておくことができるので、取付孔に基板を押し込んで、温度センサを取付ける際に、取付孔周辺の他の部材等に干渉することを防止でき、取付け作業性を高めることができる。
本発明の第6は、前記第5の発明において、前記複数のガイド片は、前記複数の弾性挟持片が配置された方向に沿って、配置されている温度センサの取付装置を提供するものである。
上記発明によれば、複数のガイド片は、複数の弾性挟持片が配置された方向に沿って、配置されているので、複数の弾性挟持片の撓み方向に直交する向きで、リード線が配置される。その結果、取付孔への取付前にリード線を介して温度センサが引っ張られても、弾性挟持片の撓み方向と直交する方向に温度センサが移動するだけなので、温度センサを常に安定した姿勢で仮保持することができる。
本発明の温度センサの取付装置によれば、複数の弾性挟持片の間に温度センサを挿入して温度センサを挟み込んだ後、取付孔に押し込むだけの簡単な作業で、温度センサを取付孔に取付けることができ、その作業性を向上させることができる。
そして、温度センサが取付孔に取付けられた状態では、弾性挟持片を拡開させる外力が作用したとき、弾性挟持片の撓み方向の外側面が取付孔内周に当接して、拡開を規制されるように構成されているので、リード線が引っ張られても、温度センサを確実に挟み込んでしっかりと保持することができる。
以下、図1〜3を参照して、本発明の温度センサの取付装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、この温度センサの取付装置1(以下、「取付装置1」という)は、図示しない被取付部材の取付壁3に設けた取付孔5を通して、該取付壁3の内側にサーミスタや熱電対等で構成される温度センサ7を取付けるものである。この実施形態では、電気自動車のバッテリー(被取付部材)の外部ケースである取付壁3に、棒状の温度センサ7を取付けて、バッテリーの内部雰囲気を測定するようになっている。この実施形態での取付孔5は、一方向に長く伸びる長孔状をなしている。この取付孔は、丸孔や角形孔等であってもよく、後述する基板10の形状に対応して適宜選択される。
図2及び図3を併せて参照すると、この取付装置1は、温度センサ7を保持する基板10を有している。そして、この基板10は、温度センサ7を挟み込んで保持する複数の弾性挟持片15と、取付孔5の裏側周縁に係合する複数の弾性係止片20と、温度センサ7のリード線7aを挿通させる挿通孔25とを有している。
詳述すると、基板10は、棒状の温度センサ7に沿って長く伸びる長板状をなしており、その裏面側の両側辺のやや内側からは、所定高さで隆起した隆起部12が設けられている(図2(b),(c)参照)。この隆起部12の裏面側から、棒状の温度センサ7を挟み込んで保持可能なように、複数の弾性挟持片15が撓み可能に延出されている。
この実施形態では、棒状の温度センサ7の長さ方向両側に、2列で複数の弾性挟持片15が配置され、更に各列の弾性挟持片15は、基板10の幅方向に重ならないように、長さ方向に沿って互い違いに配置されている。ここでは、温度センサ7の長さ方向一側に、3つの弾性挟持片15が配列され、温度センサ7の長さ方向他側に、前記3つの弾性挟持片15の間に位置するように、2つの弾性挟持片15,15が配列されている。なお、弾性挟持片15は、温度センサ7を挟持可能なように少なくとも2つ以上あればよく、その配置も特に限定されるものではない。
各弾性挟持片15の先端部は、取付孔5に挿入しやすくするために、内側にやや湾曲した形状をなしており、この先端部の内側からは、押え爪16が内方に向けて突設されている。各押え爪16の先端面16aは、先端側に向かって次第に高さが低くなるテーパ状をなし、温度センサ挿入時のガイド性が高められている。また、図3(b)に示すように、温度センサ7を軸方向に見たときに、隣り合う押え爪16,16の最小幅W(各押え爪16の頂部どうしの間隔)は、保持すべき温度センサ7の外径Dよりも小さく設定されている。
したがって、棒状の温度センサ7を、複数の弾性挟持片15の間に押し込むと、前記押え爪16が押圧されて弾性挟持片15を外方に撓ませつつ挿入され、複数の弾性挟持片15により温度センサ7が挟み込まれて保持されるようになっている。また、この実施形態での各弾性挟持片15は、棒状の温度センサ7の軸方向に直交する方向に撓むようになっている。
そして、この実施形態の取付装置1では、複数の弾性挟持片15は、複数の弾性係止片20が取付孔5の裏側周縁に係合したときに、取付孔5内に挿入されると共に、その撓み方向の外側面が取付孔5の内周に当接するように構成されている(図3(b)参照)。
図2(b),(c)に示すように、長板状の基板10の長さ方向両端(短辺側)であって、その裏面側からは、長孔状の取付孔5の幅方向(長さ方向に直交する方向)に適合する幅で、一対の支持壁18,18がそれぞれ立設されている。更に同図に示すように、各支持壁18の幅方向の一端には、基板10の裏面側から立設されたリブ19,19が連結されており、これらのリブ19,19は、2つの弾性挟持片15,15の外側にそれぞれ配置されている。そして、各支持壁18は取付孔5内に入り込んで、取付孔5の長さ方向両端の内周に当接し、それと一緒にリブ19も取付孔5内に入り込んで、取付孔5の長さ方向に沿った一側辺内周に当接するようになっている。
各支持壁18の先端部からは、基板10に向かって斜め外方に、撓み可能な弾性係止片20,20がそれぞれ延出している。各弾性係止片20の先端外側には、取付孔5の長さ方向両端の裏側周縁に係合する係止段部20aがそれぞれ形成されている。
更に、基板10の長さ方向の両端縁からは、弾性係止片20の基端側に向かって斜め外方に、押え片22,22がそれぞれ延設されている。各押え片22は、前記弾性係止片20が取付孔5の裏側周縁に係合したときに、取付孔5の表側周縁に弾性的に当接して、取付装置1のガタ付きを防止するものである。
また、前記基板10の長さ方向両端部であって、前記一対の支持壁18,18の内側に隣接した位置には、四角形状の挿通孔25,25が形成されており、複数の弾性挟持片15により挟持された温度センサ7のリード線7aを、外部に挿出可能となっている。なお、挿通孔25は、丸孔や長孔、角形孔等であってもよい。
次に、上記構成からなる本発明の取付装置1の使用方法について説明する。
まず、温度センサ7のリード線7aを、基板10に設けた一方の挿通孔25から、基板10の表側に引き出しておき、その後、図1に示すように、棒状の温度センサ7を横向きにして、複数の弾性挟持片15の間に押し込んでいく。
すると、押え爪16の先端面16aにより温度センサ7がガイドされて、弾性挟持片15の間に導入されると共に、押え爪16が内方から押圧されて、弾性挟持片15を外方に撓ませつつ、温度センサ7が押し込まれていく。そして、温度センサ7が、押え爪16の頂部を乗り越えて、複数の弾性挟持片15の内側に入り込むと、各弾性挟持片15が弾性復帰して温度センサ7を挟み込み、基板10の裏面側に温度センサ7を仮保持させることができる。
この状態で、図示しない被取付部材の取付壁3に形成された取付孔5に、基板10の向きを整合させて、複数の弾性挟持片15及び一対の弾性係止片20を押し込んでいく。すると、取付孔内周に各弾性係止片20が押圧されて、内側に撓みつつ押し込まれていくと共に、複数の弾性挟持片15、支持壁18及びリブ19も取付孔内に挿入されていく。そして、各弾性係止片20の係止段部20aが取付孔5の裏側に抜け出ると、各弾性係止片20が弾性復帰して、取付孔5の裏側周縁に係止段部20aが係合すると共に、取付孔5の表側周縁に一対の押え片22,22が弾性的に当接し、図3(a)に示すように、取付孔5に基板10がガタ付きなく装着され、取付壁3の内側に温度センサ7を取付けることができる。
このとき、この実施形態では、一対の支持壁18,18が、取付孔5の長さ方向両端に当接するので、基板10を取付孔5に対して、よりガタ付きなくしっかりと装着させることができる。更に、支持壁18から延設され、弾性挟持片15の外側に配置されたリブ19によって、温度センサ7の軸方向一端部が支持されて(図2(c)参照)、このリブ19が取付孔5の長さ方向に沿った長辺内周に当接するので、温度センサ7がしっかりと支持されて、その傾き等を効果的に防止することができる。
そして、この実施形態の取付装置1においては、図3(b)に示すように、複数の弾性係止片20が取付孔5の裏側周縁に係合したとき、複数の弾性挟持片15は取付孔5内に挿入され、その撓み方向の外側面が取付孔5の内周に当接するようになっている。そのため、複数の弾性挟持片15の外側への撓みが規制されることとなる。
したがって、温度センサ7のリード線7aが引っ張られる等して、温度センサ7が位置ずれして、弾性挟持片15が内方から押されても、その外方への撓みが規制されているので、温度センサ7が複数の弾性挟持片15により挟み込まれた状態に維持されて、基板10の裏面から外れることを確実に防止して、基板10の裏側に温度センサ7をしっかりと保持させることができる。その結果、図示しない被取付部材の取付壁3の内側に、温度センサ7をしっかりと取付けることができ、温度センサ7の測定精度の低下を防止できる。
また、この取付装置1においては、例えば、基板10に対して樹脂等で温度センサ7を固着する必要がなく、前述したように、複数の弾性挟持片15で温度センサ7を挟み込んだ後、取付孔5に押し込むだけの簡単な作業で、温度センサ7を取付孔5に取付けることができるので、取付け作業性を向上させることができる。
なお、複数の弾性挟持片15を取付孔5内に挿入したとき、その撓み方向の外側面が取付孔5の内周に最初から当接している必要はなく、弾性挟持片15を拡開させる外力が作用したとき、該弾性挟持片15の撓み方向の外側面が取付孔5の内周に当接して、温度センサ7を軸方向に見たときに、隣り合う押え爪16の最小幅Wが、保持すべきセンサの外径Dよりも小さい状態で、拡開を規制されるように構成されていればよい。
更に、この実施形態においては、複数の弾性挟持片15は、棒状の温度センサ7の長さ方向両側に2列に配置されている。そのため、棒状の温度センサ7は、その長さ方向両側に2列で配置された弾性挟持片15により挟み込まれるので、温度センサ7をよりしっかりと保持することができる。
また、この実施形態においては、複数の弾性挟持片15は、温度センサ7の長さ方向に沿った両側の列で、幅方向に重ならないように、長さ方向に沿って互い違いに配置されている。そのため、複数の弾性挟持片15の挟持力が、温度センサ7の所定箇所に集中せずに分散した状態で、温度センサ7が挟み込まれるので、温度センサ7の破損等を抑制することができる。
図4には、本発明による温度センサの取付装置の他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略することにする。
同図に示すように、この実施形態の温度センサの取付装置1a(以下、「取付装置1a」)は、基板10の表面側に、挿通孔25から挿出した温度センサ7のリード線7aを、所定向きにガイドする複数のガイド片27が設けられている。
この実施形態では、基板10の裏側に、2列で配置された複数の弾性挟持片15に対応して、それらの配置方向に沿って、基板10の表側に複数のガイド片27が2列で配置されている。すなわち、各弾性挟持片15及び各ガイド片27の撓み方向は、同一方向となっている。また、各ガイド片27の先端内側からは、内方に向かって引き掛け爪27aが突設されており、各ガイド片27の内側に配置された、温度センサ7のリード線7aを外側に飛び出さないように引き掛け可能となっている。
そして、この実施形態の取付装置1aにおいても、前記実施形態の取付装置1と使用方法は同様である。すなわち、温度センサ7のリード線7aを、挿通孔25から基板10の表側に引き出しておく。このとき、この実施形態では、基板10の表側に複数のガイド片27が配置されているので、これらのガイド片27の内側にリード線7aを挿入することにより、リード線7aを所定向きにガイドしておくことができる。その結果、取付孔5に基板10を押し込んで、温度センサ7を取付ける際に、取付孔周辺の他の部材等に、温度センサ7のリード線7aが干渉するのを防止することができ、温度センサ7の取付け作業性を高めることができる。
また、複数のガイド片27は、複数の弾性挟持片15が配置された方向に沿って、配置されているので、複数の弾性挟持片15の撓み方向に直交する向きで、リード線7aが配置される。その結果、取付孔5への取付前にリード線7aを介して温度センサ7が引っ張られても、弾性挟持片15の撓み方向と直交する方向に温度センサ7が移動するだけなので、温度センサ7を常に安定した姿勢で仮保持することができる。
なお、以上説明した実施形態では、バッテリーの外部ケースである取付壁3に温度センサ7を取付けるものであるが、例えば、内燃機関から排出される排気ガスの温度を測定するために、排気管(被取付部材)の周壁(取付壁)に温度センサを取付けたり、内燃機関に供給される冷却水の温度を測定するために、冷却水供給管(被取付部材)の周壁(取付壁)に温度センサを取付けたりしてもよく、特に限定されるものではない。
本発明の温度センサの取付装置の一実施形態を示す斜視図である。 同取付装置を示し、(a)その拡大斜視図、(b)は(a)の反対側から見た拡大斜視図、(c)は(b)の温度センサを保持した状態での拡大斜視図である。 同取付装置により温度センサを、被取付部材の取付壁に取付けた状態を示し、(a)はその断面図、(b)は(a)に直交した切断面での断面図である。 本発明の温度センサの取付装置の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1,1a 温度センサの取付装置(取付装置)
3 取付壁
5 取付孔
7 温度センサ
7a リード線
10 基板
15 弾性挟持片
18 支持壁
20 弾性係止片
25 挿通孔
27 ガイド片

Claims (6)

  1. 被取付部材の取付壁に設けた取付孔を通して、該取付壁の内側に温度センサを取付けるための、温度センサの取付装置であって、
    前記温度センサを保持する基板を有しており、
    該基板は、その裏面側から撓み可能に延出され、前記温度センサを挟み込んで保持する複数の弾性挟持片と、前記取付孔の裏側周縁に係合する複数の弾性係止片と、前記温度センサのリード線を挿通させる挿通孔とを有し、
    前記複数の弾性挟持片は、前記複数の弾性係止片が前記取付孔の裏側周縁に係合したときに、前記取付孔内に挿入されて、該弾性挟持片を拡開させる外力が作用したとき、該弾性挟持片の撓み方向の外側面が前記取付孔内周に当接して、拡開を規制されるように構成されていることを特徴とする温度センサの取付装置。
  2. 前記基板に保持される前記温度センサは棒状をなし、
    前記複数の弾性挟持片は、棒状の温度センサの長さ方向両側に2列に配置されている請求項1記載の温度センサの取付装置。
  3. 前記複数の弾性挟持片は、前記温度センサの長さ方向に沿った両側の列で、重ならないように互い違いに配置されている請求項2記載の温度センサの取付装置。
  4. 前記基板は、棒状の温度センサに沿って伸びる板状をなし、その長さ方向両端からは、前記取付孔の幅方向に適合する幅で、一対の支持壁がそれぞれ立設しており、各支持壁に前記弾性係止片が設けられている請求項2又は3記載の温度センサの取付装置。
  5. 前記基板の表面側には、前記挿通孔から挿出した前記温度センサのリード線を、所定向きにガイドする複数のガイド片が設けられている請求項1〜4のいずれか1つに記載の温度センサの取付装置。
  6. 前記複数のガイド片は、前記複数の弾性挟持片が配置された方向に沿って、配置されている請求項5記載の温度センサの取付装置。
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