JP2010071162A - 燃料噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インジェクタ背圧部の圧力を速やかに上昇させる燃料噴射装置を提供する。
【解決手段】燃料供給手段20は、貯留槽10から供給された燃料を加圧して蓄圧手段30に圧送する。インジェクタ40は、蓄圧手段30から供給された高圧燃料を内燃機関に噴射する。リーク燃料通路70は、インジェクタ40の駆動弁60が開弁したときに圧力制御室62と連通する低圧室63から排出されるリーク燃料を排出する。圧力保持タンク80は、インジェクタ40からリーク燃料通路70を経由して排出されるリーク燃料を貯留するとともに、内部の燃料圧力を所定値以上に保持する。加圧燃料供給通路85は、圧力保持タンク80に所定値以上に加圧された燃料を供給する。これにより、インジェクタ背圧部の圧力を速やかに昇圧することができ、インジェクタ40からの燃料噴射を安定させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】燃料供給手段20は、貯留槽10から供給された燃料を加圧して蓄圧手段30に圧送する。インジェクタ40は、蓄圧手段30から供給された高圧燃料を内燃機関に噴射する。リーク燃料通路70は、インジェクタ40の駆動弁60が開弁したときに圧力制御室62と連通する低圧室63から排出されるリーク燃料を排出する。圧力保持タンク80は、インジェクタ40からリーク燃料通路70を経由して排出されるリーク燃料を貯留するとともに、内部の燃料圧力を所定値以上に保持する。加圧燃料供給通路85は、圧力保持タンク80に所定値以上に加圧された燃料を供給する。これにより、インジェクタ背圧部の圧力を速やかに昇圧することができ、インジェクタ40からの燃料噴射を安定させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、高圧燃料を噴射する燃料噴射装置に関する。
従来、ニードル弁等で構成される弁部材を燃料圧力によって駆動する油圧駆動式のインジェクタを用い、加圧された燃料を内燃機関に噴射する燃料噴射装置が知られている。
近年では、噴射する燃料に、ジメチルエーテル(以下、DMEという。)のような気化しやすい燃料が用いられつつある。例えば、特許文献1には、DMEに適した燃料噴射装置が開示されている。この燃料噴射装置では、装置内に残留したDMEが気化することによるエンジン始動時の異常燃焼を抑制するために、エンジン停止後に装置内の燃料を貯留槽に回収する。
国際公開2004−059158号パンフレット
近年では、噴射する燃料に、ジメチルエーテル(以下、DMEという。)のような気化しやすい燃料が用いられつつある。例えば、特許文献1には、DMEに適した燃料噴射装置が開示されている。この燃料噴射装置では、装置内に残留したDMEが気化することによるエンジン始動時の異常燃焼を抑制するために、エンジン停止後に装置内の燃料を貯留槽に回収する。
ところで、DMEのような気化しやすい燃料を用いる場合、駆動弁を介して油圧制御系統と連通するインジェクタ内の低圧部、およびインジェクタからのリーク燃料を排出するリーク燃料通路であるインジェクタ背圧部の圧力を、燃料が気化しない程度の圧力、例えば3MPa程度に維持する必要がある。インジェクタ背圧部の燃料圧力が低い場合、インジェクタ背圧部の燃料が気化して気泡が発生する。インジェクタ背圧部、特にインジェクタ内の低圧部で気泡が発生すると、駆動弁が開弁したときに油圧制御系統に気泡が混入し、圧力制御室の圧力が不安定になるため、インジェクタからの燃料噴射が安定しない。特に、大気圧近傍では無噴射になる。しかも、特許文献1のようにエンジン停止後に燃料噴射装置内の燃料を貯留槽に回収する構成では、エンジン再始動時に、インジェクタ背圧部を燃料で満たして所定の圧力まで昇圧する必要があるが、インジェクタ背圧部に供給される燃料はインジェクタからのリーク燃料のみであるため、昇圧に時間がかかり、長時間に渡り噴射が安定しないという問題点があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、インジェクタ背圧部の圧力を速やかに上昇させる燃料噴射装置を提供することにある。
請求項1に記載の燃料噴射装置は、貯留槽と、燃料供給手段と、蓄圧手段と、インジェクタと、リーク燃料通路と、圧力保持タンクと、加圧燃料供給通路と、を備えている。燃料供給手段は、貯留槽から供給された燃料を加圧して蓄圧手段に圧送する。インジェクタは、軸方向へ移動することにより燃料の噴射を許容または遮断する弁部材、弁部材を支持するとともに、内部の燃料圧力により弁部材を軸方向へ移動させる圧力制御室を形成する外郭構成部、および、開弁することで圧力制御室と低圧室とを連通し、圧力制御室の圧力を低下させる駆動弁を有する。インジェクタは、蓄圧手段からインレット通路を経由して供給された高圧燃料を内燃機関に噴射する。リーク燃料通路は、インジェクタの低圧室からリーク燃料を排出する。
本発明の圧力保持タンクは、インジェクタからリーク燃料通路を経由して排出されるリーク燃料を貯留するとともに、内部の燃料圧力を所定値以上に保持する点に特徴を有している。そして、加圧燃料供給通路は、圧力保持タンクに所定値以上に加圧された燃料を供給する。このような構成を採用した技術思想は、「インジェクタ背圧部に加圧された燃料を供給する」ことにあるといえる。なお、インジェクタ背圧部には、互いに連通する低圧室、リーク燃料通路、および圧力保持タンクが含まれるものとする。
リーク燃料通路から排出されたリーク燃料を貯留する圧力保持タンクに加圧された燃料が供給されるので、インジェクタからのリーク燃料のみによってインジェクタ背圧部を昇圧させる場合と比較して、速やかに昇圧させることができる。インジェクタ背圧部の圧力を速やかに上昇させることができれば、低圧室の燃料が気化することによって発生する気泡が圧力制御室に混入することを防止でき、素早く噴射を安定させることができる。また、圧力保持タンクは、一定以上の容積を有しているので、バッファ機能を果たす。すなわち、加圧された燃料が供給されることによるインジェクタ背圧部の急激な圧力変化を抑制することができる。
請求項2に記載の燃料噴射装置は、蓄圧手段は減圧弁を有している。加圧燃料供給通路は、減圧弁から排出される燃料を圧力保持タンクに供給する連絡通路である。蓄圧手段に設けられた減圧弁から排出される高圧の燃料を圧力保持タンクに供給するので、インジェクタ背圧部の圧力を速やかに上昇させることができる。
請求項3に記載の燃料噴射装置では、加圧燃料供給通路は、蓄圧手段に蓄えられた高圧燃料の一部を圧力保持タンクに供給する連絡通路である。蓄圧手段から圧力保持タンクへ直接高圧燃料を供給するので、より速やかにインジェクタ背圧部の燃料圧力を上昇させることができる。
請求項4に記載の燃料噴射装置では、加圧燃料供給通路は、インレット通路に供給された高圧燃料の一部を圧力保持タンクに供給する連絡通路である。インレット通路から圧力保持タンクへ高圧燃料を供給するので、蓄圧手段から供給する場合と同様、より速やかにインジェクタ背圧部の燃料圧力を上昇させることができる。
請求項4に記載の燃料噴射装置では、加圧燃料供給通路は、インレット通路に供給された高圧燃料の一部を圧力保持タンクに供給する連絡通路である。インレット通路から圧力保持タンクへ高圧燃料を供給するので、蓄圧手段から供給する場合と同様、より速やかにインジェクタ背圧部の燃料圧力を上昇させることができる。
インジェクタ背圧部の圧力を、低圧ポンプにより圧送される燃料圧力程度まで上昇させればよい場合、以下の構成とすることができる。
請求項5に記載の燃料噴射装置では、燃料供給手段は、低圧ポンプおよび高圧ポンプを有しており、加圧燃料供給通路は、低圧ポンプにより圧送された燃料の一部を圧力保持タンクに供給する連絡通路である。このような構成にすれば、圧力保持タンク内により早く燃料を供給することが可能になる。さらに、このような構成にすれば、低圧ポンプを逆回転させることにより圧力保持タンク内の燃料を貯留槽に回収することができる。
請求項5に記載の燃料噴射装置では、燃料供給手段は、低圧ポンプおよび高圧ポンプを有しており、加圧燃料供給通路は、低圧ポンプにより圧送された燃料の一部を圧力保持タンクに供給する連絡通路である。このような構成にすれば、圧力保持タンク内により早く燃料を供給することが可能になる。さらに、このような構成にすれば、低圧ポンプを逆回転させることにより圧力保持タンク内の燃料を貯留槽に回収することができる。
例えば、蓄圧手段から圧力保持タンクに直接加圧された燃料が供給される場合、圧力保持タンクの圧力が急激に上昇することが懸念される。そのため、以下の構成を採用することが好ましい。
請求項6に記載の燃料噴射装置では、加圧燃料供給通路は、オリフィス部を有している。加圧燃料供給通路にオリフィス部を設けることにより、圧力損失が生じるので、リターン通路の急激な圧力上昇を抑制することができる。
請求項6に記載の燃料噴射装置では、加圧燃料供給通路は、オリフィス部を有している。加圧燃料供給通路にオリフィス部を設けることにより、圧力損失が生じるので、リターン通路の急激な圧力上昇を抑制することができる。
請求項7に記載の燃料噴射装置では、加圧燃料供給通路は、圧力保持タンクの圧力が所定値以上になった場合、加圧された燃料の供給を停止する供給制御弁を有している。圧力保持タンクの圧力が所定値に達した場合、加圧された燃料の供給が停止されるので、常時リークを低減させ、ポンプ負荷を抑制することができる。
請求項8に記載の燃料噴射装置では、圧力保持タンクの圧力を所定値に維持する背圧制御弁を有している。これにより、タンク内の圧力を一定に保つことができる。
以下、本発明による燃料噴射装置を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射装置を図1に示す。燃料噴射装置1は、図示しない内燃機関としてのエンジンの各気筒へ燃料を噴射するための装置であり、貯留槽としての燃料タンク10、燃料供給手段としての燃料供給部20、蓄圧手段としてのコモンレール30、インジェクタ40、リーク燃料通路70、圧力保持タンク80、電子制御装置(以下、「ECU」という)90等を具備している。なお、本実施形態では、燃料としてDMEを使用するものとする。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射装置を図1に示す。燃料噴射装置1は、図示しない内燃機関としてのエンジンの各気筒へ燃料を噴射するための装置であり、貯留槽としての燃料タンク10、燃料供給手段としての燃料供給部20、蓄圧手段としてのコモンレール30、インジェクタ40、リーク燃料通路70、圧力保持タンク80、電子制御装置(以下、「ECU」という)90等を具備している。なお、本実施形態では、燃料としてDMEを使用するものとする。
燃料タンク10には、燃料としてのDMEが貯留されている。燃料タンク10内部の圧力は、DMEの飽和蒸気圧となっている。燃料タンク10内には、低圧ポンプ21が配設されている。低圧ポンプ21により所定のフィード圧に加圧されたDMEは、燃料通路22を経由して高圧ポンプ25に供給される。高圧ポンプ25は、燃料通路26を経由してコモンレール30と接続し、高圧ポンプ25に供給されたDMEは、噴射圧相当の高圧状態まで加圧される。加圧された燃料は、コモンレール30に圧送されて蓄えられる。なお、低圧ポンプ21、燃料通路22、高圧ポンプ25、および燃料通路26が燃料供給部20を構成している。
コモンレール30は、その長手方向に並んだ供給口31、および複数(本実施形態では6つ)の吐出口32を有している。供給口31には、高圧ポンプ25が接続されており、高圧ポンプ25により圧送された高圧燃料が供給口31からコモンレール30内に供給される。一方、複数の吐出口32には、それぞれ、インレット通路35を経由してインジェクタ40が接続されている。各インジェクタ40は、エンジンの各気筒に配置される。したがって、吐出口32は、エンジンの気筒数分設けられている。なお、図1では、1つのインジェクタ40のみを示し、他のインジェクタは省略した。
また、コモンレール30に備えられるコモンレールセンサ33は、コモンレール30に関する情報をECU90へ入力する。また、コモンレール30には、減圧弁34が設けられている。減圧弁34は、コモンレールセンサ33からの情報に基づいて、ECU90にて制御される。なお、図1では、煩雑になることを避けるため、ECU90から減圧弁34への制御線は図示していない。減圧弁34が開放されると燃料が排出され、コモンレール30内部の燃料圧力が減少する。
ECU90は、周知のマイクロコンピュータを主体に構成され、図示しない各種センサよりアクセル開度、エンジン回転数等の検出信号を入力する他、コモンレールセンサ33よりコモンレール内部の燃料圧力に関する情報が入力される。ECU90は、各種入力情報に基づいて燃料噴射量および燃料噴射時期を算出し、インジェクタ40による燃料噴射を制御する。
インジェクタ40は、上述したようにエンジンの各気筒に搭載され、各気筒内に燃料を直接噴射するように構成されている。インジェクタ40は、流入口41および排出口42を有している。流入口41はインレット通路35と接続され、排出口42はリーク燃料通路70と接続されている。
ここで、インジェクタ40の構造を図2に基づいて説明する。インジェクタ40は、その外郭を形成する部材として、ハウジング43と、弁ボディ44と、ハウジング43と弁ボディ44との間に介在するチップパッキン45と、これら部材を外側から締結するリテーニングナット46と、を備えている。なお、ハウジング43、弁ボディ44、チップパッキン45、リテーニングナット46が「外郭構成部」を構成している。
上述したところの流入口41および排出口42は、ハウジング43に形成されている。流入口41から供給される燃料は、通路47を経由し、その後、分岐する。一方は、通路48を経由して弁ボディ44側へ導かれ、主として噴射に利用される。他方は、通路49を経由して、圧力制御室62に流入し、油圧制御に利用される。
上述したところの流入口41および排出口42は、ハウジング43に形成されている。流入口41から供給される燃料は、通路47を経由し、その後、分岐する。一方は、通路48を経由して弁ボディ44側へ導かれ、主として噴射に利用される。他方は、通路49を経由して、圧力制御室62に流入し、油圧制御に利用される。
弁ボディ44の先端には、通路48を経由して供給された燃料を噴射する図示しない噴孔が設けられている。以下、弁ボディ44の側をインジェクタ40の「先端側」と適宜記述する。
また、インジェクタ40は、その長手方向に亘り内部に収容される弁部材50を備えている。この弁部材50は、先端側からニードル51、カップリング部52、コマンドピストン53によって構成されている。ニードル51とコマンドピストン53とは、カップリング部52によって一体に保持されている。
また、インジェクタ40は、その長手方向に亘り内部に収容される弁部材50を備えている。この弁部材50は、先端側からニードル51、カップリング部52、コマンドピストン53によって構成されている。ニードル51とコマンドピストン53とは、カップリング部52によって一体に保持されている。
さらにまた、インジェクタ40は、先端部とは反対側(以下、「基端部」と適宜記述する。)に、電磁弁部54を具備している。電磁弁部54は、端子55、アーマチャ56、ボディ57、コップ型ストッパ58、コイル59、断面視T字状の駆動弁60等で構成されている。
端子55は、コイル59へ通電するための端子である。したがって、この端子55を介して、ECU90により、エンジンの運転条件に応じた駆動電流が、コイル59へ供給される。そして、この駆動電流の供給により、コイル59に励起吸引力が発生することになる。
端子55は、コイル59へ通電するための端子である。したがって、この端子55を介して、ECU90により、エンジンの運転条件に応じた駆動電流が、コイル59へ供給される。そして、この駆動電流の供給により、コイル59に励起吸引力が発生することになる。
アーマチャ56は、その中心部に、円筒状のコップ型ストッパ58を有している。コップ型ストッパ58は、先端側へ開口する形状であり、その内部には、スプリング61が配置されている。
駆動弁60は、ボディ57に支持され、スプリング61により先端側へ付勢されている。コイル59に励起吸引力が発生すると、駆動弁60は、スプリング61の付勢力に抗して基端側へ移動する。駆動弁60が基端側へ移動すると、駆動弁60の先端側に形成される圧力制御室62と低圧室63とは連通する。圧力制御室62と低圧室63とが連通すると、圧力制御室62から低圧室63へ燃料が流出し、排出口42を経由してリーク燃料がインジェクタ40の外部へ排出される。
駆動弁60は、ボディ57に支持され、スプリング61により先端側へ付勢されている。コイル59に励起吸引力が発生すると、駆動弁60は、スプリング61の付勢力に抗して基端側へ移動する。駆動弁60が基端側へ移動すると、駆動弁60の先端側に形成される圧力制御室62と低圧室63とは連通する。圧力制御室62と低圧室63とが連通すると、圧力制御室62から低圧室63へ燃料が流出し、排出口42を経由してリーク燃料がインジェクタ40の外部へ排出される。
弁部材50は、圧力制御室62と、噴孔近傍に形成される図示しない燃料溜まり室と、の圧力バランスにより、その駆動が制御される。コイル59が通電されて励起吸引力を発生し、駆動弁60が基端側へ移動すると、圧力制御室62は低圧室63と連通し、圧力制御室62の燃料が低圧室63へ流出するので、圧力制御室62の燃料圧力が低下する。すると弁部材50は基端側へ移動し、噴孔からエンジンへ燃料が噴射される。
再び図1を参照すると、インジェクタ40の排出口42は、リーク燃料通路70と連通している。リーク燃料通路70は、圧力保持タンク80と接続されている。なお、図示はしていないが、圧力保持タンク80には、全てのインジェクタ(本実施形態では6つ)から排出されるリーク燃料がリーク燃料通路70を経由して流入するものとする。また、圧力保持タンク80には加圧燃料供給通路としての連絡通路85が接続され、この連絡通路85を経由して、コモンレール30の減圧弁34から排出された燃料が圧力保持タンク80に供給される。すなわち、圧力保持タンク80には、インジェクタ40からのリーク燃料と、コモンレール30の減圧弁34から排出された燃料と、が供給される。
また、圧力保持タンク80には、所定の圧力を超えると開弁する背圧制御弁81が設けられている。所定の圧力とは、燃料が気化しない圧力であり、本実施形態においては、所定の圧力は3MPaであるものとする。圧力保持タンク80の圧力が3MPaを超え、背圧制御弁81が開弁すると、圧力保持タンク80の燃料がリターン通路71を経由して燃料タンク10へ回収される。また、エンジン停止時に背圧制御弁81を開弁すれば、残圧によりインジェクタ背圧部の燃料を燃料タンク10に回収することができる。なお、エンジン停止時には、コモンレール30の燃料は残圧により、燃料供給部20側から燃料タンク10へ回収されるものとする。
本実施形態では、コモンレール30の減圧弁34から排出される燃料を圧力保持タンク80に供給する連絡通路85を有する点が特徴である。減圧弁34から排出された高圧の燃料が圧力保持タンク80に供給されると、圧力保持タンク80の圧力は上昇する。そして、圧力保持タンク80の圧力が3MPa以上になると、背圧制御弁81が開弁することにより3MPaを維持する。圧力保持タンク80の圧力が3MPaで維持されるので、圧力保持タンク80と連通しているリーク燃料通路70、インジェクタ40の排出口42、および低圧室63(以下、圧力保持タンク80、リーク燃料通路70、インジェクタ40の排出口42、および低圧室63を、「インジェクタ背圧部」という。)の圧力も3MPaを維持することができる。
このような構成は、特にエンジンの再始動時に顕著な効果を奏する。図3は、エンジン再始動時におけるインジェクタ背圧部の圧力の変化を示したグラフである。(a)では、縦軸をインジェクタ40への噴射駆動指令パルスとし、(b)では、縦軸をインジェクタ背圧部の圧力とし、横軸は(a)、(b)のいずれも時間とした。
(a)に示すように、エンジンが始動されると、その運転状態に応じてインジェクタ40を駆動する駆動パルスが立ち上がり、インジェクタ40から燃料が噴射される。従来は、インジェクタ背圧部の圧力はインジェクタ40からのリーク燃料のみによって上昇させているので、(b)に二点鎖線で示すように、インジェクタ背圧部の圧力が3MPaに達するのに長時間を要した。
一方、本実施形態では、インジェクタ背圧部を構成する圧力保持タンク80に、コモンレール30の減圧弁34から高圧燃料が供給されるので、(b)に実線で示すように、インジェクタ背圧部の圧力は速やかに3MPaに達する。インジェクタ背圧部の圧力が3MPaに達すれば、DMEが気化しないため、圧力制御室に気泡が混入せず、圧力制御室の圧力が安定し、インジェクタ40からの燃料噴射が安定する。
以上詳述したように、本実施形態では、インジェクタ40からリーク燃料通路70を経由して排出されるリーク燃料を貯留するとともに、内部の燃料圧力を所定値以上に保持する圧力保持タンク80を有している。圧力保持タンク80には、コモンレール30の減圧弁34から排出された高圧の燃料が連絡通路85を経由して流入するように構成されている。これにより、インジェクタ背圧部の圧力は速やかに上昇する。インジェクタ背圧部の圧力が速やかに上昇すれば、DMEが気化し気泡が発生することを抑制することができる。インジェクタ背圧部を構成するインジェクタ40の低圧室63での気泡の発生が抑制されるので、駆動弁60が開弁したときに連通する圧力制御室62へ気泡が混入することを防止できる。弁部材50の駆動に係る圧力制御室62への気泡の混入が防止されると、圧力制御室62の圧力が安定するため、弁部材50の駆動が安定し、インジェクタ40からの燃料噴射が安定する。
また、加圧された燃料は、一定以上の容積を有する圧力保持タンクに供給されるので、加圧された燃料が供給されることによるインジェクタ背圧部の急激な圧力変化を抑制することができる。さらに、圧力保持タンク80は、背圧制御弁81を有しているので、圧力保持タンク80の圧力を一定に保つことができる。
以下、本発明の第2実施形態〜第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による燃料噴射装置を図4に示す。第1実施形態では、コモンレール30の減圧弁34から圧力保持タンク80に高圧燃料が供給されるように構成されていた。第2実施形態による燃料噴射装置2のコモンレール230は、高圧ポンプ25から燃料が供給される供給口31、インジェクタ40へ燃料を供給する吐出口32と並んで、背圧吐出口236を有している。背圧吐出口236は、連絡通路285を経由して圧力保持タンク280と連通している。連絡通路285は、オリフィス部286を有している。減圧弁34から排出された燃料は、圧力保持タンク280から燃料タンク10へ燃料を回収するリターン通路71と合流する通路を経由して、燃料タンク10へ回収される。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による燃料噴射装置を図4に示す。第1実施形態では、コモンレール30の減圧弁34から圧力保持タンク80に高圧燃料が供給されるように構成されていた。第2実施形態による燃料噴射装置2のコモンレール230は、高圧ポンプ25から燃料が供給される供給口31、インジェクタ40へ燃料を供給する吐出口32と並んで、背圧吐出口236を有している。背圧吐出口236は、連絡通路285を経由して圧力保持タンク280と連通している。連絡通路285は、オリフィス部286を有している。減圧弁34から排出された燃料は、圧力保持タンク280から燃料タンク10へ燃料を回収するリターン通路71と合流する通路を経由して、燃料タンク10へ回収される。
本実施形態では、コモンレール230に蓄えられた高圧燃料の一部が圧力保持タンク280に供給されるので、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、減圧弁34から排出される燃料を供給する第1実施形態よりも、より早く圧力保持タンク280の圧力を上昇させることができる。さらに、連絡通路285は、オリフィス部286を有しているので、圧力保持タンク280の急激な圧力上昇を抑制することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による燃料噴射装置を図5に示す。第3実施形態による燃料噴射装置3は、コモンレール30の吐出口32とインジェクタ40とを連通するインレット通路335が分岐し、連絡通路385と接続している。連絡通路385は圧力保持タンク380と接続され、インレット通路335に供給された高圧の燃料の一部が圧力保持タンク380に供給される。
本発明の第3実施形態による燃料噴射装置を図5に示す。第3実施形態による燃料噴射装置3は、コモンレール30の吐出口32とインジェクタ40とを連通するインレット通路335が分岐し、連絡通路385と接続している。連絡通路385は圧力保持タンク380と接続され、インレット通路335に供給された高圧の燃料の一部が圧力保持タンク380に供給される。
連絡通路385は、所定の圧力以上になったときに閉弁して加圧された燃料の供給を停止する供給制御弁387を有している。本実施形態においては、圧力保持タンク380に設けられた図示しない圧力センサの圧力値がECU90に入力され、ECU90は、圧力保持タンク380の圧力が所定の圧力以上になった場合、供給制御弁387を閉じるように制御している。なお、図5では、煩雑になることを避けるため、ECU90から供給制御弁387への制御線は図示していない。
図6に示すフローチャートに基づいて、供給制御弁387の制御について説明する。最初のステップS10((以下、「ステップ」を省略し、単に記号「S」で示す。)では、エンジンが始動されているか否かを判断する。エンジンが始動されていない場合(S10:NO)、本処理を終了する。エンジンが始動されている場合(S10:YES)、S11へ移行し、供給制御弁387を開弁する。S12では、供給制御弁387が開弁しているので、インレット通路335から分岐する連絡通路385を経由して加圧された燃料が圧力保持タンク380に供給される。
続くS13では、圧力保持タンク380の圧力が設定圧力以上か否かを判断する。圧力保持タンク380の圧力が設定圧力以下である場合(S13:NO)、S12へ戻り、圧力保持タンク380への燃料供給を継続する。圧力保持タンク380の圧力が設定圧力より大きい場合(S13:YES)、S14へ移行する。S14では、供給制御弁387を閉じ、圧力保持タンク380への加圧された燃料の供給は停止され、本処理を終了する。
本実施形態では、インレット通路335に供給された高圧燃料の一部が圧力保持タンク380に供給されるので、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、減圧弁34から排出される燃料を供給する第1実施形態よりも、より早く圧力保持タンク380の圧力を上昇させることができる。さらに、連絡通路385は、所定の圧力に達した場合に閉弁する供給制御弁387を有し、圧力保持タンク380の圧力が所定の圧力に達した場合(S13:YES)、供給制御弁を閉じ(S14)、加圧された燃料の供給が停止されるので、常時リークを低減させ、ポンプ負荷を抑制することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による燃料噴射装置を図7に示す。第4実施形態による燃料噴射装置4は、低圧ポンプ21から高圧ポンプ25へ燃料を供給する燃料通路422が分岐し、連絡通路485と接続している。連絡通路485は、圧力保持タンク480と接続されており、低圧ポンプ21により圧送された燃料の一部が圧力保持タンク480に供給される。また、連絡通路485は、第3実施形態と同様の供給制御弁487を有している。
本発明の第4実施形態による燃料噴射装置を図7に示す。第4実施形態による燃料噴射装置4は、低圧ポンプ21から高圧ポンプ25へ燃料を供給する燃料通路422が分岐し、連絡通路485と接続している。連絡通路485は、圧力保持タンク480と接続されており、低圧ポンプ21により圧送された燃料の一部が圧力保持タンク480に供給される。また、連絡通路485は、第3実施形態と同様の供給制御弁487を有している。
インジェクタ背圧部の設定圧力が、低圧ポンプ21により圧送される燃料のフィード圧力、例えば6MPa、よりも低い場合、低圧ポンプ21により圧送される燃料の一部を圧力保持タンク480に供給することにより、より早く圧力保持タンク480に燃料を供給することができる。さらに、このような構成にすれば、低圧ポンプ21を逆回転させることにより、圧力保持タンク480内の燃料を確実に燃料タンク10に回収することができる。
(他の実施形態)
上述の複数の実施形態では、1つの圧力保持タンクに全てのインジェクタのリーク燃料が供給されるように構成されていたが、他の実施形態では、図8に示す燃料噴射装置5のごとく、インジェクタ毎に圧力保持タンク580が設けられるように構成してもよい。なお、図8においては、コモンレール30の減圧弁34から高圧燃料が圧力保持タンク580に供給されるように構成されているが、圧力保持タンク580に加圧された燃料が供給されればどのような構成であってもよい。
上述の複数の実施形態では、1つの圧力保持タンクに全てのインジェクタのリーク燃料が供給されるように構成されていたが、他の実施形態では、図8に示す燃料噴射装置5のごとく、インジェクタ毎に圧力保持タンク580が設けられるように構成してもよい。なお、図8においては、コモンレール30の減圧弁34から高圧燃料が圧力保持タンク580に供給されるように構成されているが、圧力保持タンク580に加圧された燃料が供給されればどのような構成であってもよい。
また、第2実施形態の連絡通路にオリフィス部が設けられ、第3実施形態および第4実施形態の連絡通路に供給制御弁が設けられていたが、オリフィス部および供給制御弁は、いずれの実施形態の連絡通路に設けられてもよい。また、供給制御弁は、ECUによって所定圧力になった場合に閉弁する電磁弁であったが、他の実施形態では、例えばエンジン始動から一定期間が経過した場合に閉弁するように制御してもよい。また、供給制御弁は、所定の圧力に達した場合に閉弁するようにセット荷重と弁形状が設定された自動弁であってもよい。
上記複数の実施形態において、減圧弁から圧力保持タンクへ燃料を供給しない場合、減圧弁から排出された燃料は、圧力保持タンクから燃料を排出するリターン通路と合流する通路を経由して燃料タンクへ回収されるように構成されていたが、他の実施形態では、減圧弁から燃料タンクへ直接回収されるように構成してもよい。
上述の複数の実施形態の燃料噴射装置では、燃料としてDMEを用いたが、他の燃料を用いてもよい。また、燃料には、潤滑剤等が添加されていてもよい。特に、気化しやすい液化燃料が好適に用いられる。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
上述の複数の実施形態の燃料噴射装置では、燃料としてDMEを用いたが、他の燃料を用いてもよい。また、燃料には、潤滑剤等が添加されていてもよい。特に、気化しやすい液化燃料が好適に用いられる。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1:燃料噴射装置、10:燃料タンク(貯留槽)、20:燃料供給部(燃料供給手段)、21:低圧ポンプ、25:高圧ポンプ、30:コモンレール(蓄圧手段)、34:減圧弁、35:インレット通路、40:インジェクタ、43:ハウジング(外郭構成部)、44:弁ボディ(外郭構成部)、45:チップパッキン(外郭構成部)、46:リテーニングナット(外郭構成部)、50:弁部材、60:駆動弁、62:圧力制御室、63:低圧室、70:リーク燃料通路、80:圧力保持タンク、81:背圧制御弁、85:連絡通路(加圧燃料供給通路)、90:ECU
Claims (8)
- 燃料を貯留する貯留槽と、
前記貯留槽から供給された燃料を加圧して圧送する燃料供給手段と、
前記燃料供給手段により圧送された高圧の燃料を蓄える蓄圧手段と、
軸方向へ移動することにより燃料の噴射を許容または遮断する弁部材と、前記弁部材を支持するとともに、内部の燃料圧力により前記弁部材を軸方向へ移動させる圧力制御室を形成する外郭構成部と、開弁することで前記圧力制御室と低圧室とを連通し、前記圧力制御室の圧力を低下させる駆動弁と、を有し、前記蓄圧手段からインレット通路を経由して供給される高圧燃料を内燃機関に噴射するインジェクタと、
前記インジェクタの前記低圧室からリーク燃料を排出するリーク燃料通路と、
前記インジェクタから前記リーク燃料通路を経由して排出されるリーク燃料を貯留するとともに、内部の燃料圧力を所定値以上に保持する圧力保持タンクと、
前記圧力保持タンクに前記所定値以上に加圧された燃料を供給する加圧燃料供給通路と、
を備えることを特徴とする燃料噴射装置。 - 前記蓄圧手段は、減圧弁を有し、
前記加圧燃料供給通路は、前記減圧弁から排出される燃料を前記圧力保持タンクに供給する連絡通路であることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。 - 前記加圧燃料供給通路は、前記蓄圧手段に蓄えられた高圧燃料の一部を前記圧力保持タンクに供給する連絡通路であることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
- 前記加圧燃料供給通路は、前記インレット通路に供給された高圧燃料の一部を前記圧力保持タンクに供給する連絡通路であることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
- 前記燃料供給手段は、低圧ポンプおよび高圧ポンプを有し、
前記加圧燃料供給通路は、低圧ポンプにより圧送された燃料の一部を前記圧力保持タンクに供給する連絡通路であることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。 - 前記加圧燃料供給通路は、オリフィス部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
- 前記加圧燃料供給通路は、前記圧力保持タンクの圧力が所定値以上になった場合、加圧された燃料の供給を停止する供給制御弁を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
- 前記圧力保持タンクは、当該圧力保持タンクの圧力を所定値に維持する背圧制御弁を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008238598A JP2010071162A (ja) | 2008-09-17 | 2008-09-17 | 燃料噴射装置 |
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JP2010071162A true JP2010071162A (ja) | 2010-04-02 |
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JP2008238598A Pending JP2010071162A (ja) | 2008-09-17 | 2008-09-17 | 燃料噴射装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014214778A1 (de) * | 2014-07-28 | 2016-01-28 | Robert Bosch Gmbh | Überströmventil für ein Kraftstoffeinspritzsystem |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007205330A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Denso Corp | コモンレール式燃料噴射装置 |
JP2008038682A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Toyota Motor Corp | 燃料供給システム |
JP2008045539A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-28 | Denso Corp | 燃料噴射装置 |
-
2008
- 2008-09-17 JP JP2008238598A patent/JP2010071162A/ja active Pending
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