JP2010070272A - 記録体搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
記録体搬送装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010070272A JP2010070272A JP2008236416A JP2008236416A JP2010070272A JP 2010070272 A JP2010070272 A JP 2010070272A JP 2008236416 A JP2008236416 A JP 2008236416A JP 2008236416 A JP2008236416 A JP 2008236416A JP 2010070272 A JP2010070272 A JP 2010070272A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- recording paper
- nip
- paper
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】送込ローラ対38から送り出した記録紙Pを、停止状態のレジストローラ対33に突き当てながら強制的に撓ませることで、記録紙Pのスキューを補正する構成において、記録紙Pの撓み箇所を受けるガイド板41を紙の撓み方向に移動可能に支持するとともに、ガイド板41を記録紙Pに向けて付勢するバネ42を設け、記録紙Pの腰の強さに応じて、記録紙Pの撓み箇所を受けているガイド板41の紙撓み方向の位置を変化させるようにした。
【選択図】図12
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の記録体搬送装置において、上記付勢手段として、非線形特性を発揮するバネを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の記録体搬送装置において、上記付勢手段として、線形特性を発揮する複数のバネを並列に配設したもの、を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の記録体搬送装置において、線形特性を発揮する複数のバネとして、互いに自由長の異なるものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1の記録体搬送装置において、上記付勢手段として、互いにバネ定数が異なり且つ線形特性を発揮する複数のバネを直列に配設したもの、を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、シート状の記録体に画像を形成する画像形成手段と、記録体収容手段内に収容されている記録体を該画像形成手段に向けて搬送する記録体搬送手段とを備える画像形成装置において、上記記録体搬送手段として、請求項1乃至5の何れかのものを用いたことを特徴とするものである。
まず、実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係る複写機を示す概略構成図である。この複写機は、プリンタ部1と、白紙供給装置200と、原稿搬送読取ユニット300とを備えている。原稿搬送読取ユニット300は、プリンタ部1の上に固定された原稿読取装置たるスキャナ310と、これに支持される原稿搬送装置たるADF360とを有している。
シート状の部材の腰の強さを示す指標として、曲げこわさが知られている。曲げこわさは、シート状の部材のヤング率Eと断面二次モーメントIとの乗算によって求められる(曲げこわさ=EI[Nm2])。また、シート状の部材の幅をbで示し、且つ厚みをtで示すと、断面二次モーメントIは「I=bt3/12」という式で求められる。即ち、曲げこわさは、「Ebt3/12」という式で求められる。この式からわかるように、曲げこわさは、シート状の部材の幅bと、厚みtの3乗との積に比例する。
[第1実施例]
図13は、第1実施例に係る複写機のバネ42をその周囲構成とともに示す拡大構成図である。同図において、上ガイド板41を付勢するように支持部材50に固定されたバネ42は、単巻きで且つ螺旋ピッチが伸縮方向の中央部と端部とで異なる単巻きコイルバネである。この単巻きコイルバネは、図14に示すように、収縮方向の加重に対して非線形のグラフに沿った収縮量変化をきたす特性を有している。このような特性のバネ42では、荷重の変化に対するバネ収縮量の変化の応答性を高くして、記録紙の腰の強さの変化に対して、上記距離hを敏感に変化させることができる。また、単巻きという簡素な構成のバネであるので、小型化に適している。
図15は、第2実施例に係る複写機のバネ42をその周囲構成とともに示す拡大構成図である。同図において、上ガイド板41を付勢するように支持部材50に固定されたバネ42は、互いに並列に並べた第1バネ42aと第2バネ42bとを具備する並列型複合バネである。第1バネ42aの自由長は、第2バネ42bの自由長よりも大きくなっている。これらバネを具備する並列型複合バネは、収縮量が比較的少ないときにはバネ定数の比較的小さい第1バネ42aだけを収縮させる一方で、収縮量が比較的大きいときには、第1バネ42aに加えて、バネ定数の比較的大きい第2バネ42bも収縮させる。これにより、図16に示すような線形のバネ特性を発揮する。記録紙の曲げこわさEIが高くなるほど、収縮量を大きくする特性である。線形の折れ線グラフ状の特性であり、非線形特性に比べて容易に設計することが可能であるため、非線形特性のバネと同等の効果を、より低コストで得ることができる。また、比較的小さなバネ変化量の範囲内で、バネ特性を大きく変化させることもできる。
図17は、第3実施例に係る複写機のバネ42をその周囲構成とともに示す拡大構成図である。同図において、バネ42は、バネ定数の比較的小さな第1バネ42cと、バネ定数の比較的大きな第2バネ42dとを、連結部材42eを介して互いに直列の位置関係で連結させた直列型複合バネである。収縮量が比較的少ないときにはバネ定数の比較的小さい第1バネ42cを主に収縮させる一方で、収縮量が比較的大きいときには、第2バネ42dも収縮させる。これにより、第2実施例と同様に、線形の折れ線グラフ状の特性を発揮する。非線形特性に比べて容易に設計することが可能であるため、非線形特性のバネと同等の効果を、より低コストで得ることが可能である。また、第1バネ42cを主に動作させることで、ばね特性のばらつきを抑えることもできる。
3Y,M,C,K:プロセスユニット(画像形成手段の一部)
24:転写ユニット(画像形成手段の一部)
33:レジストローラ対(ローラ対)
37:給紙路(記録紙搬送装置の一部)
38:送込ローラ対(送込手段)
39:厚み検知ローラ対(厚み情報取得手段の一部)
40:変位センサ(厚み情報取得手段の一部)
41:ガイド板(撓み受け手段)
42:バネ(付勢手段)
Claims (6)
- 互いに当接してニップを形成しながら回転可能な2つのローラの回転を停止させた状態で、送込手段から該ニップに向けて送り込んだシート状の記録体の先端を該ニップに突き当てながら、該記録体を該送込手段と該ニップとの間で撓ませることで、該記録体の姿勢を修正し、且つ、該送込手段と該ニップとの間における記録体の撓み箇所を撓み受け手段で受ける記録体搬送装置において、
上記撓み受け手段と、記録体撓み方向に移動可能に構成するとともに、該撓み受け手段を上記送込手段と上記ニップとの間の記録体に向けて付勢する付勢手段を設け、記録体の腰の強さに応じて、上記撓み箇所を受けている該撓み受け手段の記録体撓み方向の位置を変化させるようにしたことを特徴とする記録体搬送装置。 - 請求項1の記録体搬送装置において、
上記付勢手段として、非線形特性を発揮するバネを用いたことを特徴とする記録体搬送装置。 - 請求項1の記録体搬送装置において、
上記付勢手段として、線形特性を発揮する複数のバネを並列に配設したもの、を用いたことを特徴とする記録体搬送装置。 - 請求項3の記録体搬送装置において、
線形特性を発揮する複数のバネとして、互いに自由長の異なるものを用いたことを特徴とする記録体搬送装置。 - 請求項1の記録体搬送装置において、
上記付勢手段として、互いにバネ定数が異なり且つ線形特性を発揮する複数のバネを直列に配設したもの、を用いたことを特徴とする記録体搬送装置。 - シート状の記録体に画像を形成する画像形成手段と、記録体収容手段内に収容されている記録体を該画像形成手段に向けて搬送する記録体搬送手段とを備える画像形成装置において、
上記記録体搬送手段として、請求項1乃至5の何れかのものを用いたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008236416A JP5089542B2 (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 記録体搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008236416A JP5089542B2 (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 記録体搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010070272A true JP2010070272A (ja) | 2010-04-02 |
JP2010070272A5 JP2010070272A5 (ja) | 2011-07-14 |
JP5089542B2 JP5089542B2 (ja) | 2012-12-05 |
Family
ID=42202433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008236416A Expired - Fee Related JP5089542B2 (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 記録体搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5089542B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013014390A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Ricoh Co Ltd | スキュー補正装置、画像形成システム及びスキュー補正方法 |
US8905401B2 (en) | 2012-05-31 | 2014-12-09 | Ricoh Company, Ltd. | Printing medium conveying device and image forming apparatus |
JP2018002461A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
JP2019043701A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06191686A (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-12 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置 |
JPH08157107A (ja) * | 1994-11-30 | 1996-06-18 | Toshiba Corp | 給紙装置 |
JP2007131403A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | シート整合装置及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-09-16 JP JP2008236416A patent/JP5089542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06191686A (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-12 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置 |
JPH08157107A (ja) * | 1994-11-30 | 1996-06-18 | Toshiba Corp | 給紙装置 |
JP2007131403A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | シート整合装置及び画像形成装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013014390A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Ricoh Co Ltd | スキュー補正装置、画像形成システム及びスキュー補正方法 |
US8905401B2 (en) | 2012-05-31 | 2014-12-09 | Ricoh Company, Ltd. | Printing medium conveying device and image forming apparatus |
JP2018002461A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
JP2019043701A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5089542B2 (ja) | 2012-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5267946B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5037057B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20090060611A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP2007139882A (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
JP2009186684A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5917014B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5477684B2 (ja) | シート材厚み検出装置、シート材搬送装置、および画像形成装置 | |
JP4712598B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009198596A (ja) | 転写装置及び画像形成装置 | |
JP5089542B2 (ja) | 記録体搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2001125392A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011133524A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4072357B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009198598A (ja) | 転写装置及び画像形成装置 | |
JP4961367B2 (ja) | シート状部材厚さ検出装置、画像形成装置 | |
JP2008107449A (ja) | 画像形成装置 | |
WO2020171215A1 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012189918A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005266686A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5304118B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010070270A (ja) | 記録体搬送装置及び画像形成装置 | |
JP5049828B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008197586A (ja) | 搬送装置及び画像形成装置 | |
JP7472456B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013105125A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110530 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110530 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120817 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120911 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |