JP2010070018A - エアバッグ袋体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2枚の基布31,41を接合することにより形成されるエアバッグ袋体の製造方法であって、2枚の基布31,41の一方にべントホール34を形成する工程と、ベントホール34を形成した基布31にベントホール34を覆うベントホールカバー60を接合する工程と、ベントホール34を形成した基布31にベントホールカバー60の移動を規制するカバーガイド部材(ガイド部材)70を接合する工程と、2枚の基布31,41の周囲を接合する工程とを含む。
【選択図】図9
Description
図2及び図3に示すように、エアバッグ装置13は、想像線によって示すインフレータ20(図3、図4参照)と、ステアリングホイール12と一体に配置されるリテーナ22(図3、図4参照)と、固定リンク23と、エアバッグ袋体30とから成る。インフレータ20は、車両10に衝突エネルギーが作用したことによって点火信号を受けたときに、図示せぬガス発生剤に点火することにより、バッグ膨張用の高圧ガス(以下、単に「ガス」と言う)を発生させて、エアバッグ袋体30に供給するものである。このインフレータ20は取付フランジ21を有する。リテーナ22は、エアバッグ袋体30を折り畳み状態で保持するとともにインフレータ20を支持する部材であり、ステアリングホイール12上(図1参照)に設けられている。取付フランジ21に形成した貫通孔に、エアバッグ袋体30内に配置される固定リング23と一体形成されるボルト24を挿通して固定リング23とフランジ21とでリテーナ22を挟持した状態でナットで締結することにより、インフレータ20はステアリングホイール12に固定される。
インフレータ挿入孔32は、第1の基布31の中心CPに配置されており、挿入されたインフレータ20を取り囲む、円形状の貫通孔である。インフレータ20が発生したガスは、エアバッグ袋体30の内部へ供給される。以下、第1の基布31の中心CPのことを、適宜「インフレータ挿入孔32の中心CP」と言い換える。
第1の基布31の表面(取付フランジ21と対向する面)に第1補強シート81が重ね合わされ、さらに、第1の基布31の裏面に、第2補強シート82、ベントホールカバー60、カバーガイド部材70及び第3補強シート83がこの順に重ね合わされ、これら全ての部材がインフレータ挿入孔32の周囲において一体に縫合されている。
車両10(図1参照)に所定以上の衝突エネルギーが作用したしたときに、図3に示すインフレータ20は点火信号を受けてガス発生剤に点火することにより、ガスを発生させて、エアバッグ袋体30に供給する。ステアリングホイール12(図1参照)上に折り畳み状態で収納されているエアバッグ袋体30は、ガスによって膨張を開始する。エアバッグ袋体30が膨張する過程において、ステアリングホイール12に取付けられたカバー(図示せず)がティアラインから破断してエアバッグ袋体30が膨出展開するための開口を形成する。この結果、エアバッグ袋体30は車室内に展開し始める。
図8は本発明に係るエアバッグ袋体の製造方法の手順の一例を示す前半の説明図である。
(a)において、2枚の基布31,41を接合することにより形成されるエアバッグ袋体の製造方法であり、所定の外径を有する加工前の第1の基布31A及び第2の基布41を用意する。
従って、(b)において、第1の基布31は紙面表側がコーティング面31a、第2の基布41の紙面表側が非コーティング面41bにセットされる。
(a)において、第1の基布31のコーティング面31aに、且つベントホールカバー60を覆うようにカバーガイド部材70を配置し、このカバーガイド部材70の上に第3の補強シート83を配置する。なお、紙面表面側にカバーガイド部材70のコーティング面70a及び第3補強シート83のコーティング面83aが向けられる。
(a)において、ベントホールカバー60及びカバーガイド部材70を縫合した第1の基布31の非コーティング面31b(図3参照)を、第2の基布41の非コーティング面41bの上に重ねた第1・第2の基布31,41の周囲を矢印a2の如く縫合する。
インフレータ挿入孔32から第2の基布41を紙面表側に引き出す。
また、縫合部51,52,53で、ベントホールカバー60の両端部が第1・第2の基布31,41に共縫いされる。
Claims (3)
- 2枚の基布を接合することにより形成されるエアバッグ袋体の製造方法であって、
前記2枚の基布の一方にべントホールを形成する工程と、
前記ベントホールを形成した基布に前記ベントホールを覆うベントホールカバーを接合する工程と、
前記ベントホールを形成した基布に前記ベントホールカバーの移動を規制するガイド部材を接合する工程と、
前記2枚の基布の周囲を接合する工程とを含むことを特徴とするエアバッグ袋体の製造方法。 - 前記2枚の基布の周囲を接合した後、前記2枚の基布を破断可能な縫合糸で縫合することにより、前記ベントホールカバーの端部を2枚の基布に固定する工程を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ袋体の製造方法。
る。 - 前記ベントホールを形成した基布、ベントホールカバー及びガイド部材のそれぞれを表裏異なる摩擦特性を有する同材料のシートにより形成するとともに、
前記各部材間で前記シートの表面と裏面とが対向するように配置することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエアバッグ袋体の製造方法。
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