JP5216496B2 - エアバッグ袋体 - Google Patents

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Description

本発明は、インフレータにより発生したガスを導入することにより着座した乗員と車室との間に膨張展開可能なエアバッグ袋体に関する。
エアバッグ袋体のなかには、インフレータから導入されたガスでエアバッグ袋体を展開する場合に、エアバッグ袋体に設けたベントホールをベントホールカバーで覆うことでベントホールからのガス放出を規制するものがある。
ここで、ベントホールカバーは、ベントホールに対して位置ずれしないように、ベントホールの近傍がカバーガイド部材で支えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−199987号公報
このエアバッグ袋体によれば、エアバッグ袋体が乗員を拘束可能な形状に展開するまでベントホールカバーでガスの放出を規制することが可能である。
そして、エアバッグ袋体が乗員を拘束可能な形状まで展開したとき、ベントホールカバーを止めていた縫糸が破断する。
縫糸が破断することで、縫糸によるベントホールカバーの保持が解放され、ベントホールカバーがベントホールからエアバッグ袋体の外側に押し出される。
よって、ベントホールカバーとベントホールとの間に隙間が形成され、形成された隙間からガスを外部に放出する。
形成された隙間からガスを外部に放出することで、エアバッグ袋体の内圧を調整することができる。
ここで、特許文献1のエアバッグ袋体のなかには、直線状に形成されたベントホールカバーの帯状部でベントホールを覆い、帯状部の一端部側がインフレータで支持されているものがある。
このようなベントホールカバーにおいては、カバーの一部がベントホールから引き出された状態でベントホールとベントホールカバーとの間の隙間が大きくなり、帯状部がベントホールから円滑に引き込まれなくなることがある。
すなわち、ベントホールカバーを円滑に引き込むことができない場合や、ベントホールカバーの変形が不安定となる場合には、ベントホールカバーとベントホールとの間に隙間を良好に形成することができなくなり、ベントホールカバーとベントホールとの間に形成した隙間からガスを外部に良好に放出することが難しかった。
本発明は、ベントホールカバーをベントホールに引き込む際に、ベントホールカバーの変形を抑制してベントホールとの間に隙間を良好に形成し、形成した隙間からガスを外部に良好に放出することができるエアバッグ袋体を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、インフレータから導入されたガスにより展開可能で、前記ガスを外部に放出可能なベントホールが設けられたエアバッグ袋体であって、前記ベントホールを覆うベントホールカバーを備え、前記ベントホールカバーは、前記インフレータ側から延出された延出部と、前記延出部の先端から前記延出部に対して略直交する方向に延出された直交部と、を備え、前記延出部および前記直交部で略T字状に形成されるとともに、前記延出部および前記直交部が交差する交差部を前記ベントホールに対応するように形成し、前記延出部の側縁および前記直交部の側縁が交差する凹状のコーナ縁から前記ベントホールの周縁までの距離が、前記ベントホールカバーの他の部位から前記ベントホールの周縁までの距離より小さく設定されたことを特徴とする。
請求項2は、前記交差部が前記ベントホールに対して位置ずれすることを規制するために、前記交差部を覆うカバーガイド部材を備え、前記カバーガイド部材のうち前記ベントホールに対応する部位に開口部が形成され、前記開口部の周縁を凹状のコーナ縁に略一致させたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ベントホールカバーを延出部および直交部で略T字状に形成し、延出部および直交部の交差部をベントホールに対応させた。
そして、延出部の側縁および直交部の側縁が交差する凹状のコーナ縁からベントホールの周縁までの距離を、ベントホールカバーの他の部位からベントホールの周縁までの距離より小さく設定した。
よって、ベントホールカバーの他の部位とベントホールとの間に隙間を形成する際に、凹状のコーナ縁とベントホールとの間に隙間を良好に形成することができる。
これにより、形成した隙間からガスを外部に良好に放出して、ベントホールカバーの変形を抑制するとともに、エアバッグ袋体の内圧を好適に調整することができる。
請求項2に係る発明では、カバーガイド部材のうちベントホールに対応する部位に開口部を形成し、開口部の周縁を凹状のコーナ縁に略一致させた。
よって、凹状のコーナ縁をカバーガイド部材で覆わないようにすることができる。
これにより、凹状のコーナ縁とベントホールとの間に形成した隙間からガスを外部に良好に放出することができ、エアバッグ袋体の内圧を一層好適に調整することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Leは左側、Riは右側を示す。
図1は本発明に係るエアバッグ袋体を備えた車両を示す斜視図である。
車両10は、運転席11の前方に配置されたステアリングホイール12上に車両用エアバッグ装置13が収納されている。
エアバッグ装置13は、車両10に衝突エネルギーが作用した場合に、運転者の前側に展開して運転者(乗員)を拘束して保護するものである。
図2は本発明に係るエアバッグ袋体を車両前方から見た状態を示す背面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2のエアバッグ袋体を分解した状態で示す分解斜視図である。
エアバッグ装置13は、高圧ガスを発生するインフレータ20と、インフレータ20で発生したガスが導入されるエアバッグ袋体30と、エアバッグ袋体30をステアリングホイール12(図1参照)上に取り付けるリテーナ22および固定リング23とを備えている。
インフレータ20は、ステアリングホイール12上にリテーナ22および固定リング23で取り付けられ、車両10(図1参照)に衝突エネルギーが作用した場合に、高圧ガス(以下、「ガス」という)を発生させ、発生したガスをエアバッグ袋体30内に導入(供給)するものである。
インフレータ20の取付フランジ21に形成された取付孔に、エアバッグ袋体30内に配置される固定リング23と一体形成されるボルト24を挿入して固定リング23とフランジ21とでリテーナ22を挟持した状態でナットで締結することにより、インフレータ20はステアリングホイール12に固定される。リテーナ22はステアリングホイール12上に設けられた部材である。
エアバッグ袋体30は、外形が円形状に形成された第1基布31と、外形が円形状に形成された第2基布41と、第1基布31のベントホール34(後述する)を覆うベントホールカバー60と、ベントホールカバー60の位置ずれを抑えるカバーガイド部材70と、第1・第2・第3の補強シート81,82,83とを備えている。
エアバッグ袋体30は、第1基布31および第2基布41が重ね合わせられ、それぞれの外周部42が接合される(外周の縫合部43で一体に縫製される)ことにより円形状の袋本体部が形成され、インフレータ20からガスが導入されることで展開可能に構成されている。
第1基布31は、エアバッグ袋体30が展開されたとき、ステアリングホイール12(図1参照)に対向するように車体前方側に位置するシートである。
この第1基布31は、インフレータ20を挿入するインフレータ挿入孔32と、インフレータ20を取り付ける複数のボルト孔33と、ガスを放出する(逃がす)ベントホール34とが形成されている。
インフレータ挿入孔32は、第1基布31の中心CPに同軸上に形成されている。インフレータ挿入孔32は、インフレータ20の先端部をエアバッグ袋体30内に案内可能な円形状の貫通孔である。
インフレータ20の先端部をエアバッグ袋体30内に案内することで、インフレータ20で発生したガスがエアバッグ袋体30の内部へ導入される。
複数のボルト孔33は、インフレータ挿入孔32の周囲に設けられ、ボルト24が挿通可能な貫通孔である。
ベントホール34は、例えば、膨張(展開)したエアバッグ袋体30のバッグ内圧(ガスによる内圧)を調整するために、エアバッグ袋体30内に導入されたガスの一部を外部へ放出する円形状の貫通孔である。
このベントホール34は、インフレータ挿入孔32の中心CPから所定距離だけオフセットした位置HP(ホール中心HP)に、配置されている。
第2基布41は、第1基布31と略同じ円形状に形成され、エアバッグ袋体30が展開されたとき、乗員に対向するように車体後方側に位置するシートである。
エアバッグ袋体30は、図3、図4に示すように、第1基布31の表面に第1補強シート81が重ね合わされ、第1基布31の裏面に第2補強シート82、ベントホールカバー60、カバーガイド部材70および第3補強シート83がこの順に重ね合わされ、それぞれの部材がインフレータ挿入孔32の周囲において一体に縫合されている。
ここで、第1・第2の基布31,41、ベントホールカバー60、カバーガイド部材70、および第1・第2・第3補強シート81,82,83は、全て同じ材質で、かつ同じ厚みの布(柔軟性を有したパネル)で形成されている。
この布は、表面(一方の面)と裏面(他方の面)とで、互いに異なる摩擦特性(摩擦抵抗)を有している。例えば、布の片面だけにシリコンコーティングが施されることによって、表裏で摩擦特性が異なる。
第1の基布31とベントホールカバー60、およびベントホールカバー60とカバーガイド部材70は、各々の表面と裏面とが互い違いに対面するように配置されている。
例えば、第1の基布31の摩擦抵抗は、裏面(第2の基布41と対向する面)の方が表面よりも大きい。第1の基布31の裏面(摩擦抵抗の小さい面)に、ベントホールカバー60の摩擦抵抗の小さい面が対向されている。
さらに、ベントホールカバー60の摩擦抵抗の大きい面に、カバーガイド部材70の摩擦抵抗の小さい面が対向されている。
第1補強シート81、第2補強シート82、ベントホールカバー60、カバーガイド部材70および第3補強シート83は、第1基布31のボルト孔33…に対して同軸上にボルト孔がそれぞれ形成されている。
そして、一体に縫合された第1補強シート81、第1基布31、第2補強シート82、ベントホールカバー60、カバーガイド部材70および第3補強シート83は、インフレータ20(具体的には、取付フランジ21)と固定リング23との間に挟み込まれている。
この状態において、取付フランジ21のボルト孔および固定リング23のボルト孔が、第1基布31のボルト孔33…に対して同軸上に配置されている。
ボルト孔33…や他のボルト孔にボルト24…を挿入してねじ結合することで、インフレータ20の取付フランジ21にエアバッグ袋体30が取り付けられている。
取付フランジ21がステアリングホイール12内のリテーナ22に取り付けられることで、エアバッグ袋体30が取付フランジ21を介してリテーナ22に支持されている。
このエアバッグ袋体30は、図2に示すように、第1基布31および第2基布41(図4参照)が重ね合わされた状態で、複数条、例えば3条の縫合部51,52,53で縫合されている。
縫合部51,52,53は、インフレータ挿入孔32の中心CP寄りの縫合始点54…から外周部42の縫合終点55…まで渦巻き状に縫合されている。
径方向内端に位置する縫合始点54は、エアバッグ袋体30の中心CPに向いて延びている。
よって、エアバッグ袋体30のバッグ内圧によって、縫合始点54に応力を集中させることができる。
破断用縫合部51〜53は、全て同じ構成であり、縫合始点54から縫合終点55までの長さが同一であって、互いに位相を120°ずらして配置されている。
すなわち、破断用縫合部51〜53は、インフレータ挿入孔32の中心CPから縫合始点54までの距離が全て同一であり、中心CPから縫合終点55までの距離も全て同一である。
ここで、図2において、インフレータ挿入孔32の中心CPを基準にして、ホール中心HPが位置する方位を0°とし、図時計回りに角度が大きくなるものとする。
また、インフレータ挿入孔32の中心CPからホール中心HPの中心を通って方位0°に向けて延びる直線を基準線SL1とする。
さらに、第1の基布31の面上において、基準線SL1に対し直交する直線を直交基準線SL2とする。
第1の破断用縫合部51は、方位0°を縫合始点54とし、この縫合始点54から径外方へ若干延びつつ周方向へ小さく円弧状に縫合され、その後に、図反時計回りに240°だけ渦巻き状に縫合されて、方位120°を縫合終点55とする。
縫合始点54は、ベントホール34よりも径外方に位置する。縫合終点55は、基布31,41の外周縁に達する手前に形成され、これにより終点と、外周縁との間にガスが流入することが許容される。
同様に、第2の破断用縫合部52は、方位120°を縫合始点54とし、第1の破断用縫合部51の外周に沿いながら、図反時計回りに240°だけ渦巻き状に縫合され、方位240°を縫合終点55とする。
同様に、第3の破断用縫合部53は、方位240°を縫合始点54とし、第2の破断用縫合部52の外周に沿いながら、図反時計回りに240°だけ渦巻き状に縫合されて、方位0°を縫合終点55とする。
各破断用縫合部51,52,53は、径方向に所定の間隔を有して離間している。この間隔は、縫合始点54から縫合終点55へ進むにつれて徐々に狭くなる。
縫合部51,52,53は、エアバッグ袋体30が膨張(展開)する際に発生するバッグ内圧で縫合始点54…から外周側の縫合終点55…に向けて順次破断される。
縫合部51,52,53が破断されることで、エアバッグ袋体30の体積を大きくしてエアバッグ袋体30の内圧を調整することが可能である。
図5は本発明に係るベントホールカバーおよびカバーガイド部材を示す正面図、図6は図5のベントホールカバーおよびカバーガイド部材を分解した状態を示す正面図である。
ベントホールカバー60は、ベントホール34を覆うことで、エアバッグ袋体30のバッグ内圧が所定値に到達するまでベントホール34を塞ぐことが可能で、エアバッグ袋体30のバッグ内圧が所定値に到達したとき、バッグ内圧でベントホール34を開放するように移動可能なシート状のフラップである。
このベントホールカバー60は、第1基布31にボルト24…で取り付けられた環状のカバー基部61と、カバー基部61からベントホール34に向けて径方向に延出された縦帯状の延出部62と、延出部62の先端に設けられた横帯状の直交部63とからなる。
ベントホールカバー60は、延出部62および直交部63で略T字状に形成され、延出部62および直交部63の交差部66がベントホール34に対応するように形成されている。
なお、ベントホールカバー60は、図2に示す基準線SL1に対して左右対称に形成されている。
カバー基部61は、インフレータ挿入孔32(図4も参照)の中心CPに同軸上に設けられた環状の部位であり、インフレータ挿入孔32に対して同軸上で、かつ、略同径の貫通孔67を備えている。
このカバー基部61は、インフレータ挿入孔32の周囲において、第1基布31に一体に縫合されている。
延出部62は、第1基布31の裏面に沿わせて、カバー基部61(すなわち、図4に示すインフレータ20側)からベントホール34に向けて所定幅で延出された縦帯状の部位である。
直交部63は、第1基布31の裏面に沿わせて、延出部62の先端62aから延出部62に対して略直交する方向(すなわち、左右両方)に延出された横帯状の部位である。
この直交部63は、延出部62の上方に設けられた交差部66と、交差部66から左方向に略水平に延出された左帯状部64と、交差部66から右方向に略水平に延出された右帯状部64とを備えている。
交差部66および左右の帯状部64の各上縁66a,64b,64bは、同一水平線上に連続的に延出されている。
すなわち、直交部63の上縁は、図2に示す直交基準線SL2に対して略平行に形成されている。
左帯状部64の下縁(側縁)64cは、交差部66から左先端に向けて上り勾配でテーパ状に延出されている。
右帯状部64の下縁(側縁)64cは、交差部66から右先端に向けて上り勾配でテーパ状に延出されている。
左帯状部64の先端64dは、エアバッグ袋体30の縫合部43に沿って傾斜状に形成されている。
また、右帯状部64の先端64dは、エアバッグ袋体30の縫合部43に沿って傾斜状に形成されている。
左右の帯状部64,64の先端部(すなわち、直交部63の両端部)64a,64aは、カバーガイド部材70から露出され、破断可能な縫合部51〜53で第1・第2の基布31,41に縫合されている。
すなわち、左右の帯状部64,64の先端部64a,64aは、「露出された部位」である。
図7は図6のベントホールカバーの要部を示す拡大図である。
延出部62の左側縁(側縁)62bおよび左帯状部64の下縁64cが交差する部位に凹状の左コーナ縁(コーナ縁)68が形成されている。
左コーナ縁68からベントホール34の周縁34aまでの左コーナ距離(距離)がL1に設定されている。
また、延出部62の右側縁(側縁)62bおよび右帯状部64の下縁64cが交差する部位に凹状の右コーナ縁(コーナ縁)69が形成されている。
右コーナ縁69からベントホール34の周縁34aまでの右コーナ距離(距離)が、左コーナ距離と同様に、L1に設定されている。
さらに、交差部66の上縁(ベントホールカバー60の他の部位)66aからベントホール34の周縁34aまでの上縁距離(距離)がL2に設定されている。
左コーナ距離L1および右コーナ距離L1は、上縁距離L2より小さく設定されている。
ここで、左コーナ縁68および右コーナ縁69は延出部62で支えられている。
よって、エアバッグ袋体30のバッグ内圧で左コーナ縁68および右コーナ縁69をベントホール34に引き込む際に、左コーナ縁68や右コーナ縁69の引込みが延出部62で妨げられることが考えられる。
左コーナ縁68や右コーナ縁69の引込みが妨げられると、交差部66の全域をベントホール34に均等に引き込むことが難しい。
このため、ベントホールカバー60の形状が不安定となり、ベントホールカバー60とベントホール34との間の隙間からのガスの流出量を安定化することができない虞がある。
そこで、左コーナ距離L1および右コーナ距離L1を上縁距離L2より小さく設定した。
よって、交差部66の上縁66aとベントホール34との間に隙間を形成する際に、左コーナ縁68とベントホール34との間に隙間を良好に形成するとともに、右コーナ縁69とベントホール34との間に隙間を良好に形成することができる。
これにより、交差部60の変形を抑制して形成した隙間からガスを外部に良好に放出して、エアバッグ袋体30の内バッグ圧を好適に調整することができる。
図5、図6に戻って、カバーガイド部材70は、ベントホールカバー60の交差部66がベントホール34に対して位置ずれすることを規制するために被カバー部位85を覆い、ベントホールカバー60がベントホール34を開放するように移動することを許容するシート状の部材である。
ベントホールカバー60の被カバー部位85は、ベントホールカバー60から左帯状部64の先端部(露出された部位)64aおよび右帯状部64の先端部(露出された部位)64aを除いた部位であり、略中央にベントホール34に対応する部位(以下、「ホール閉部位」という)86が含まれている。
ホール閉部位86は、交差部66に形成されている。
被カバー部位85を覆うカバーガイド部材70は、第1基布31にボルト孔33…で取り付けられた環状のガイド基部71と、ガイド基部71の上端に設けられた横帯状のガイド部72とからなる。
なお、カバーガイド部材70は、図2に示す基準線SL1に対して左右対称に形成されている。
ガイド基部71は、ベントホールカバー60のカバー基部61と同様に、インフレータ挿入孔32(図4も参照)の中心CPに同軸上に設けられた環状の部位であり、インフレータ挿入孔32に対して同軸上で、かつ、略同径の貫通孔87を備えている。
このガイド基部71は、インフレータ挿入孔32の周囲において、第1基布31に一体に縫合されている。
ガイド基部71をインフレータ挿入孔32の周囲を縫合することで、インフレータ20の近傍までガイド基部71を延長できる。
これにより、インフレータ20とカバーガイド部材70との相対位置の調整が容易となり製造精度が向上する。
ガイド部72は、ガイド基部71における上端71aから、第1基布31の裏面に沿わせて、左右方向に延出された横帯状の部位である。
このガイド部72は、ベントホールカバー60の直交部63に重ね合わされ、上辺部72bが第1縫合部73で第1基布31に縫合され、左下辺部72cが第2縫合部74で第1基布31に縫合され、右下辺部72dが第3縫合部75で第1基布31に縫合されている。
また、ガイド部72は、破断用縫合部51〜53近傍まで延出配置され、左右の先端(先端)72a,72aが第1基布31に縫合されることなく開放されている。
第1縫合部73の左側部位と第2縫合部74との間に左帯状部64が配置され、左帯状部64の先端部(露出された部位)64aが左先端72aからガイド部72の外部に突出されている。
第1縫合部73の右側部位73aと第3縫合部74との間に右帯状部64が配置され、右帯状部64の先端部(露出された部位)64aが右先端72aからガイド部72の外部に突出されている。
すなわち、ガイド部72は、交差部66の左右側(両側)に向けて直交部63(左右の帯状部64)に対向するように延出されている。
さらに、ガイド部72は、ホール閉部位86に対応する部位88に開口部77が円形状に形成されている。
開口部77の周縁77aは、凹状の左コーナ縁68および凹状の右コーナ縁69に略一致されている(図5参照)。
よって、凹状の左コーナ縁68および凹状の右コーナ縁69をカバーガイド部材70で覆わないようにすることができる。
開口部77は、ベントホール34と同軸上に形成されている。
ここで、第1・第2・第3の縫合部73〜75は、ベントホールカバー60の直交部63が移動(摺動)する方向を規制するガイド部である。
よって、ベントホールカバー60の直交部63が移動(摺動)するとき、ガイド用の3つの縫合部73〜75で直交部63が案内されるとともに、直交部63の移動方向が規制される。
第1縫合部73は、ガイド部72の上辺部72bに沿って左先端72a近傍から右先端72a近傍まで縫合されている。
換言すれば、第1縫合部73は、ガイド部72の上縁に略平行に縫合されている。
第2縫合部74は、ガイド部72の左下辺部72cに沿って左先端72a近傍から延出部62の左側縁62b近傍まで縫合されている。
換言すれば、第2縫合部74は、左先端72a近傍から左側縁62b近傍までインフレータ挿入孔32に近づくよう下り勾配に傾斜するように縫合されている。
第3縫合部75は、ガイド部72の右下辺部72dに沿って右先端72a近傍から延出部62の右側縁62b近傍まで縫合されている。
換言すれば、第3縫合部75は、右先端72a近傍から右側縁62b近傍までインフレータ挿入孔32に近づくよう下り勾配に傾斜するように縫合されている。
第1〜第3の縫合部73〜75は、両側の縫合端に応力集中抑制部76,76をそれぞれ有している。
第1縫合部73の応力集中抑制部76,76は、第1縫合部73の上側に形成されている。
第2・第3縫合部74,75の各応力集中抑制部76,76は、第2・第3ガイド用縫合部74,75の下側にそれぞれ形成されている。
第1〜第3の縫合部73〜75の応力集中抑制部76,76は、ベントホールカバー60から遠ざかる方向にループ状に縫合されている。
本実施例においては、応力集中抑制部76,76は、第1〜第3の縫合部73〜75に沿うように略長円形即ち、湾曲状に形成されている。
これにより、第1〜第3の縫合部73〜75が各応力集中抑制部76,76から破断することを防止でき、ベントホールカバー60を円滑に移動(摺動)させることができる。
このように、カバーガイド部材70のガイド部72を直交部63(左右の帯状部64)に対向するように延出し、上辺部72bが第1縫合部73で第1基布31に縫合され、左右の下辺部72c,72dが第2、第3の縫合部74,75で第1基布31に縫合されている。
よって、ベントホールカバー60の被カバー部位85がベントホール34に対して位置ずれすることをカバーガイド部材70で規制することができる。
特に、ベントホール34に対応する交差部66(詳しくは、交差部66のうち、開口部77に相当する箇所を除いた部位)をカバーガイド部材70で覆うことができる。
よって、ベントホール34に対するベントホールカバー60の位置ずれを、カバーガイド部材で確実に規制することができる。
さらに、カバーガイド部材70のうちホール閉部位86に対応する部位に開口部77を形成した。
よって、ホール閉部位86に開口部77を経てエアバッグ袋体30のバッグ内圧を作用させることができる。
これにより、バッグ内圧が所定の内圧まで上昇した際に、ベントホール34を開放するようにベントホールカバー60の直交部63をバッグ内圧で移動させることができる。
したがって、ベントホールカバー60とベントホール34との間に隙間が形成され、形成された隙間からガスを外部に放出することでエアバッグ袋体30の内圧を適正に調整することができる。
ここで、ガイド部72は、ガイド部72の左先端72aからベントホール34までの左距離寸法(距離寸法)がL3に設定され、ガイド部72の右先端72aからベントホール34までの距離寸法(距離寸法)がL3に設定されている。
一方、ベントホールカバー60は、ガイド部72の左先端72aから左帯状部64の先端64dまでの露出された部位(すなわち、先端部)64aの左長さ寸法(長さ寸法)がL4に設定され、ガイド部72の右先端72aから右帯状部64の先端64dまでの露出された部位(すなわち、先端部)64aの右長さ寸法(長さ寸法)がL4に設定されている。
そして、左距離寸法L3が左長さ寸法L4より大きく設定され、右距離寸法L3が右長さ寸法L4より大きく設定されている。
左帯状部64の露出された部位(すなわち、先端部)64aが開口部77側に折り返された場合に、折り返された先端部64aが開口部77まで到達して開口部77に引き込まれることを防止できる。なお、右側についても同様である。
これにより、ベントホールカバー60を確実に移動させて、ベントホール34を開放することができる。
さらに、ガイド部72は、ガイド部72の左右の先端72aがベントホールカバー60の直交部63に対してそれぞれ傾斜するように形成されている。
左帯状部64の露出された部位(すなわち、先端部)64aは、左先端72aで移動方向に対して傾斜した状態に折り返される。なお、右側についても同様である。
これにより、左側の折り返された部位が左先端72aに当たった場合に、左側の折り返された部位に発生する摩擦力を小さく抑えることができる。なお、右側についても同様である。
したがって、ベントホール34を開放するようにベントホールカバー60を円滑に移動させることができる。
次に、車両用エアバッグ装置13のエアバッグ袋体30を展開する例を図8〜図10に基づいて説明する。
図8(a),(b)は本発明に係るエアバッグ袋体を途中まで展開した状態を説明する図であり、図8(b)は図8(a)の8b−8b線断面図を示す。
(a)において、車両10(図1参照)に所定値を超えた衝突エネルギーが作用した場合、インフレータ20からエアバッグ袋体30内にガスが矢印Aの如く導入される。
エアバッグ袋体30内にガスが導入されることでエアバッグ袋体30が展開を開始する。
(b)において、エアバッグ袋体30は第1・第2の基布31,41同士が破断可能な縫合部51〜53(縫合部52は図8(a)参照)で一体に縫合されている。
よって、ベントホールカバー60の左右側の先端部64a,64a(右側の先端部64aは図8(a)参照)が縫合部51〜53で第1・第2の基布31,41に拘束されている。
さらに、ベントホールカバー60の被カバー部位85がベントホール34に対して位置ずれすることをカバーガイド部材70で規制している。
特に、ベントホール34に対応する交差部66(詳しくは、交差部66のうち、開口部77に相当する箇所を除いた部位)がカバーガイド部材70で覆われている。
このように、第1基布31および第2基布41が縫合部51〜53で縫合され、かつ、ベントホール34からガスが外部に放出することを防ぐことで、エアバッグ袋体30は展開初期にその膨張容積を規制される。
よって、エアバッグ袋体30は、中央部や縫合部51〜53間の規制された容積内で速やかに一様な膜圧分布に達する。
この時点で、乗員がステアリングホイール12(図1参照)に近接した位置に存在し、エアバッグ袋体30に接触開始する場合には、バッグ内圧の上昇とともに縫合部51〜53の破断が進行することにより、バッグ内圧上昇量が抑制されて柔らかく乗員を拘束することができる。
一方、エアバッグ袋体30に乗員が接触しない場合にも、インフレータ20からのガス導入によるバッグ内圧の増加に応じて、縫合部51〜53が縫合始点54から縫合終点55へ向かって順次破断される。
このため、エアバッグ袋体30は、適切なバッグ内圧を維持しながら、次第に容積を増加し、所定の形状となるように展開する。
図9(a),(b)は本発明に係るエアバッグ袋体を展開した状態を説明する図である。
(a)において、縫合部51〜53(図8(a)参照)が破断されることで、エアバッグ袋体30のバッグ内圧を好適に保ちながらエアバッグ袋体30を所定の形状に展開することができる。
ところで、縫合部51〜53が破断することで、ベントホールカバー60の左右側の先端部64a,64aの拘束が解除される。
一方、エアバッグ袋体30のバッグ内圧が、カバーガイド部材70の開口77を経てベントホールカバー60のホール閉部位86に矢印Bの如く作用している。
よって、縫合部51〜53が破断して左右側の先端部64a,64aの拘束が解除されることで、ベントホールカバー60の左右の帯状部64,64が矢印Cの如く移動する(引き込まれる)。
(b)において、左右の帯状部64,64が矢印Cの如く移動する(引き込まれる)ことで、ホール閉部位86がベントホール34からエアバッグ袋体30の外部へ押し出される。
ここで、図7に示すように、左コーナ距離L1および右コーナ距離L1が上縁距離L2より小さく設定されている。
よって、交差部66の上縁66aとベントホール34との間に隙間を形成する際に、交差部66の変形を抑制して左コーナ縁68とベントホール34との間に隙間を良好に形成するとともに、右コーナ縁69とベントホール34との間に隙間を良好に形成することができる。
さらに、図5に示すように、開口部77の周縁77aが凹状の左コーナ縁68や凹状の右コーナ縁69に略一致されている。
よって、凹状の左コーナ縁68および凹状の右コーナ縁69をカバーガイド部材70で覆わないようにすることができる。
図10は本発明に係るエアバッグ袋体のベントホールからガスを外部に放出する例を説明する図である。
図9(b)で説明したように、左右のコーナ縁68,69とベントホール34との間に隙間を良好に形成し、かつ、左右のコーナ縁68,69をカバーガイド部材70で覆わないようにした。
これにより、左右のコーナ縁68,69とベントホール34との間の隙間から、エアバッグ袋体30内の余剰ガスを外部に矢印Dの如く良好に放出することができる。
余剰ガスを外部に良好に放出することで、エアバッグ袋体30が最大形状となった後でもエアバッグ袋体30のバッグ内圧の過剰な上昇を防止して、バッグ内圧を好適に調整することができる。
ここで、図9(a)で説明したように、左右の帯状部64,64が矢印Cの如く移動する(引き込まれる)際に、左右の帯状部64,64の先端部(露出された部位)64a,64aが折り返されることが考えられるが、前述の通り先端部64aが開口部77側に折り返された場合に、折り返された先端部64aが開口部77まで到達して開口部77に引き込まれることを防止でき、かつ先端部64aがカバーガイド部材70の先端72aに当たった場合に発生する摩擦力を小さく抑えることができるので、ベントホール34を開放するようにベントホールカバー60を円滑に移動させることができる。
なお、前記実施の形態で示したベントホール34、ベントホールカバー60、延出部62、直交部63、左右の帯状部64、交差部66、交差部の上縁66a、左コーナ縁68、右コーナ縁69、カバーガイド部材70、ガイド部72、開口部77などは、例示した形状に限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、インフレータにより発生したガスを導入することにより着座した乗員と車室との間に膨張展開可能なエアバッグ袋体を備えた自動車への適用に好適である。
本発明に係るエアバッグ袋体を採用した車両を示す斜視図である。 本発明に係るエアバッグ袋体を車両前方から見た状態を示す背面図である。 図2の3−3線断面図である。 図2のエアバッグ袋体を分解した状態で示す分解斜視図である。 本発明に係るベントホールカバーおよびカバーガイド部材を示す正面図である。 図5のベントホールカバーおよびカバーガイド部材を分解した状態を示す正面図である。 図6のベントホールカバーの要部を示す拡大図である。 本発明に係るエアバッグ袋体を途中まで展開した状態を説明する図である。 本発明に係るエアバッグ袋体を展開した状態を説明する図である。 本発明に係るエアバッグ袋体のベントホールからガスを外部に放出する例を説明する図である。
符号の説明
10…車両、13…車両用エアバッグ装置、20…インフレータ、30…エアバッグ袋体、34…ベントホール、34a…ベントホールの周縁、60…ベントホールカバー、62…延出部、62a…延出部の先端、62b…延出部の左右の側縁(延出部の側縁)、63…直交部、64c…左右の帯状部の下縁(直交部の側縁)、66…交差部、66a…交差部の上縁(ベントホールカバーの他の部位)、68…左コーナ縁(コーナ縁)、69…右コーナ縁(コーナ縁)、70…カバーガイド部材、72…ガイド部、77…開口部、77a…開口部の周縁、86…ホール閉部位(ベントホールに対応する部位)、L1…左右のコーナ距離(コーナ縁から前記ベントホールの周縁までの距離)、L2…上縁距離(ベントホールカバーの他の部位からベントホールの周縁までの距離)。

Claims (2)

  1. インフレータから導入されたガスにより展開可能で、前記ガスを外部に放出可能なベントホールが設けられたエアバッグ袋体であって、
    前記ベントホールを覆うベントホールカバーを備え、
    前記ベントホールカバーは、
    前記インフレータ側から延出された延出部と、
    前記延出部の先端から前記延出部に対して略直交する方向に延出された直交部と、を備え、
    前記延出部および前記直交部で略T字状に形成されるとともに、前記延出部および前記直交部が交差する交差部を前記ベントホールに対応するように形成し、
    前記延出部の側縁および前記直交部の側縁が交差する凹状のコーナ縁から前記ベントホールの周縁までの距離が、前記ベントホールカバーの他の部位から前記ベントホールの周縁までの距離より小さく設定されたことを特徴とするエアバッグ袋体。
  2. 前記交差部が前記ベントホールに対して位置ずれすることを規制するために、前記交差部を覆うカバーガイド部材を備え、
    前記カバーガイド部材のうち前記ベントホールに対応する部位に開口部が形成され、
    前記開口部の周縁を凹状のコーナ縁に略一致させたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ袋体。
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