JP2010069993A - 車両パネル部品の組付方法及び組付治具 - Google Patents

車両パネル部品の組付方法及び組付治具 Download PDF

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Abstract

【課題】投資コストを抑制しつつ、作業者への負担を軽減することのできる車両パネル部品の組付方法を提供する。
【解決手段】搬送ライン7を搬送される車体6に、各車両ドア3、4を組付治具12a、12bを介して接触させて、各車両ドア3、4を車体6の搬送速度に同期させながら搬送して組み付けるので、投資コストを抑制しつつ、作業者への負担を軽減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両パネル部品、例えば車両ドアを車体に組み付ける際の車両パネル部品の組付方法及び車両パネル部品を車体に組み付ける際に使用される組付治具に関するものである。
一般に、車両パネル部品、例えば車両ドアを車体に組み付ける際には、(1)専用設備またはロボットにより、車体を位置決めして車両ドアを定位置に組み付けるステーショナリー方式や、(2)コンベア上を搬送される車体に、車両ドアを、専用設備を用いながら作業者が組み付けるコンベア同期方式が採用されている。
しかしながら、上記(1)ステーショナリー方式では、車体搬送ラインと切り離して車両ドア専用の組付工程を構築する必要があり、投資コストが高騰すると共に、作業者が移動する経路が制限されたり、専用スペースも確保する必要があり問題であった。
また、上記(2)コンベア同期方式は、具体的には、コンベア上を搬送される車体の側方に多種の車両ドアがパレット上に起立して配置されており、作業者が自らコンベア上を搬送される車種に対応した車両ドアを選択して、専用設備(例えば、車両ドアの持ち上げを補助する補助装置等)を使用して車体に組み付けている。これでは、作業者にとって多くの負担が強いられ、その結果、組付作業において、車両ドアの選択ミスするなどして、不具合を引き起こす虞があり、改善する必要があった。
なお、車両ドアを車体に組み付ける従来技術として特許文献1には、車体を搬送するワーク搬送ラインの上方に、車体に取り付けるサイドドアあるいはバックドア、トランクリッドなどのパネル部品を搬送するパネル部品搬送ラインが備えられ、まず、ドア移動ロボットによりパネル部品をパネル部品搬送ラインからドア載置台に移動し、その後、ドア組み付けロボットによりドア載置台上のパネル部品を車体に取り付ける車両ドアの取り付け方法が開示されている。
特開平8−188186号公報
上述したように、従来の車両パネル部品の組付方法では、投資コストが高騰したり、作業者への負担が大きいなど多くの問題が生じており、改善する必要があった。
また、特許文献1の車両ドアの取り付け方法は、投資コストが高騰し、レイアウト上の制約もあり上述した問題を解決することはできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、投資コストを抑制しつつ、作業者への負担を軽減することのできる車両パネル部品の組付方法及び組付治具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両パネル部品の組付方法は、搬送ラインを搬送される車体に車両パネル部品を組付治具を介して接触させて、該車両パネル部品を車体の搬送速度に同期させながら搬送して組み付けることを特徴としている。
また、本発明の組付治具は、合成樹脂材からなり、ブロック状で、前記車両パネル部品との接触部と、車体に嵌め込まれる凹部とが形成されることを特徴としている。
これにより、投資コストを抑制し、作業者への負担を軽減でき、しかも、車両パネル部品の取り付けの際、車体及び車両パネル部品が損傷することはない。
なお、本発明の車両パネル部品の組付方法及び組付治具の各種態様およびそれらの作用については、以下の発明の態様の項において詳しく説明する。
(発明の態様)
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。なお、各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付して、必要に応じて他の項を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載、実施の形態等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要件を付加した態様も、また、各項の態様から構成要件を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。なお、以下の各項において、(1)項〜(4)項の各々が請求項1〜4の各々に相当し、(8)項が請求項5に相当し、さらに、(10)項〜(14)項の各々が請求項6〜10の各々に相当する。
(1)車両パネル部品を車体に組み付ける車両パネル部品の組付方法であって、搬送ラインを搬送される車体に車両パネル部品を組付治具を介して接触させて、該車両パネル部品を車体の搬送速度に同期させながら搬送して組み付けることを特徴とする車両パネル部品の組付方法。
(1)項の車両パネル部品の組付方法では、搬送装置により、車両パネル部品を、無人搬送車から搬送ラインを搬送される車体の側方に移送すると、車両パネル部品が組付治具を介して車体と接触しつつ該車体の搬送速度と同期して搬送されて、その際に作業者により車両パネル部品が車体に組み付けられる。
(2)前記組付治具は、合成樹脂材からなり、予め車体の被組付部位に装着されることを特徴とする(1)項に記載の車両パネル部品の組付方法。
(2)項の車両パネル部品の組付方法では、組付治具が合成樹脂材で構成され、緩衝材として機能するので、車両パネル部品を車体に組み付ける際、車両パネル部品及び車体が損傷することはない。
(3)前記車両パネル部品は、無人搬送車により、前記搬送ラインの側方を該搬送ラインに沿うように延設された滑動面付近まで搬送され、その後、前記車両パネル部品は、前記無人搬送車上から前記滑動面上に載せ換えられて、該滑動面上を車体の搬送速度と同期して搬送されることを特徴とする(1)項または(2)に記載の車両パネル部品の組付方法。
(3)項の車両パネル部品の組付方法では、車両パネル部品は、滑動面上を車体に追従するように滑動面上を搬送される。
(4)前記車両パネル部品は、車体に装着された前記組付治具に係合することで、前記滑動面上を車体の搬送速度と同期して搬送されることを特徴とする(3)項に記載の車両パネル部品の組付方法。
(4)項の車両パネル部品の組付方法では、車両パネル部品を車体の搬送速度と同期させて搬送させるべく駆動源を必要としないので、効率的である。
(5)前記無人搬送車には、同一車種に対応した車両パネル部品が複数収容されることを特徴とする(3)項または(4)項に記載の車両パネル部品の組付方法。
(5)項の車両パネル部品の組付方法では、各車両パネル部品を略同時に車体に組み付けることが可能になる。
(6)前記車両パネル部品は、前記無人搬送車上に、起立状態で、且つ該無人搬送車の進行方向に対して略直交する方向に指向して収容されることを特徴とする(3)項〜(5)項のいずれかに記載の車両パネル部品の組付方法。
(6)項の車両パネル部品の組付方法では、搬送装置を使用して、車両パネル部品を、容易に無人搬送車上から滑動面上に載せ換えることができる。
(7)前記無人搬送車上に前記車両パネル部品が収容される際、該車両パネル部品は、略垂直面に対する傾斜が矯正されると共に、無人搬送車の進行方向と略直交する方向に対する傾斜が矯正されることを特徴とする(6)項に記載の車両パネル部品の組付方法。
(7)項の車両パネル部品の組付方法では、搬送装置の吸着パッドを、車両パネル部品の外面に正常に吸着させることができる。
(8)前記車両パネル部品は、車両ドアであることを特徴とする(1)項〜(7)項のずれかに記載の車両パネル部品の組付方法。
(8)項の車両パネル部品の組付方法では、車両ドアを車体に組み付ける際に、特に、有効である。
(9)前記無人搬送車に収容された複数の車両ドアは、略同時に車体に組み付けられることを特徴とする(8)項に記載の車両パネル部品の組付方法。
(9)項の車両パネル部品の組付方法では、生産性が向上する。
(10)車両パネル部品を、搬送ラインを搬送される車体に組み付ける際に使用される組付治具であって、該組付治具は、合成樹脂材からなり、ブロック状で、前記車両パネル部品との接触部と、車体に嵌め込まれる凹部とが形成されることを特徴とする組付治具。
(10)項の組付治具は、車両パネル部品を、搬送ラインを搬送される車体に組み付ける際の緩衝材として機能するので、車体及び車両パネル部品が損傷することはない。また、組付治具は、車体の例えばピラーへの嵌め込み式で脱着可能であるので、取り扱いが容易であり、何度も再利用することができる。
(11)前記組付治具には、車両パネル部品に係合して該車両パネル部品を車体の搬送速度と同期させて搬送させる係合部が備えられていることを特徴とする(10)項に記載の組付治具。
(11)項の組付治具では、車体に装着された組付治具の係合部に滑動面上の車両パネル部品を係合させることで、車両パネル部品が車体の搬送速度に同期して搬送される。
(12)前記組付治具は、複数の分割部材を接合して構成されることを特徴とする(10)項または(11)項に記載の組付治具。
(12)項の組付治具では、損傷の大きい部位を容易に交換することができる。
(13)前記組付治具は、発砲ウレタンまたはポリ塩化ビニル樹脂で形成されることを特徴とする(10)項〜(12)項のいずれかに記載の組付治具。
(13)項の組付治具では、緩衝材として最適であり、車体に嵌め込み易く、損壊し難くく、しかも軽量であり非常に有効である。
(14)前記車両パネル部品は、車両ドアであることを特徴とする(10)項〜(13)項のいずれかに記載の組付治具。
(14)項の組付治具では、車両ドアを車体に組み付ける際に、特に、有効である。
以上が本発明の基本的な態様であるが、以下に説明する、車両パネル部品の組付装置も提供することができる。
具体的には、車体の搬送ラインの側方を該搬送ラインに沿って延設され、車両パネル部品を滑動させる滑動面と、同一車種に対応した車両パネル部品を複数収容して前記滑動面付近に搬送する無人搬送車と、車両パネル部品を前記無人搬送車上から前記滑動面上に載せ換える搬送装置と、予め車体に嵌め込まれ、前記滑動面上の車両パネル部品を車体の搬送速度に同期させて搬送させると共に、車両パネル部品を車体に組み付ける際の緩衝材として機能する組付治具とを備えている車両パネル部品の組付装置を提供することができる。
これにより、上述したように、車両パネル部品の組付装置への投資コストを抑制でき、大きな専有スペースも必要とせず、しかも、車両パネル部品を車体に組み付ける際の作業者への負担を大幅に軽減でき、車体及び車両パネル部品が損傷することもない。
本発明によれば、投資コストを抑制しつつ、作業者への負担を軽減することのできる車両パネル部品の組付方法及び組付治具を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1〜図5に基いて詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係る車両パネル部品2〜5、例えば、車両ドア(フロントサイドドア3及びリヤサイドドア4)の組付方法を具現化する組付装置1は、図1及び図2に示すように、車体6の搬送ライン7の側方を該搬送ライン7に沿って延設され、各車両ドア3、4を滑動させる滑動面9と、同一車種に対応した車両ドア3、4を複数収容して滑動面9付近に搬送する無人搬送車10と、各車両ドア3、4を無人搬送車10上から滑動面9上に載せ換える搬送装置11と、各車両ドア3、4を組み付ける前に予め車体6に嵌め込まれ、各車両ドア3、4を車体6に組み付ける際の緩衝材として機能する組付治具12a、12bとから概略構成される。
該組付装置1を、さらに図1〜図5に基いて詳しく説明する。
図1に示すように、車体6の搬送ライン7は、床面に敷設されたコンベア8により形成される。そして、車体6は、コンベア8上に車体6の前後方向がコンベア8の進行方向に一致するように載せられ、コンベア8上を搬送される。
滑動面9は、図1及び図5に示すように、コンベア8の側方に該コンベア8に沿って所定幅で延設されており、本実施の形態では、滑動面9は、所定長さを有する複数の自由回転ローラ15が互いの外周面が対向するように、コンベア8の延設方向に沿ってそれぞれ配列されて構成される。これにより、各車両ドア3、4は、滑動面9(各自由回転ローラ15上)を容易に滑動するようになる。
また、滑動面9上には、幅方向略中間地点からコンベア8から最も離れた一端までの範囲(各自由回転ローラ15の長さ方向略中間部位からその一端までの範囲)に、短軸自由回転ローラ16が滑動面9の延設方向に複数備えられている。各短軸自由回転ローラ16は、その軸線が略垂直方向に一致する向きで配置されている。そして、滑動面9は、その幅方向でコンベア8に近接する他端側が外部に露出するようになる。
無人搬送車10は、図2に示すように、搬送自走車18と、搬送自走車18上に一体的に連結される搬送台車19とから構成される、所謂、積載型無人搬送車が採用されている。
搬送自走車18は、床面の所定経路に敷設された走行磁気テープ(図示略)及び該走行磁気テープに沿って間隔をおいて複数配置された走行指示マーカ(図示略)に沿って自走するものであり、互いに独立回転する駆動輪ユニット18aと、走行磁気テープを検知する磁気検知センサー(図示略)と、走行指示マーカを検知するマーカ検知センサー(図示略)と、所定距離離れた障害物を検知する障害物検知センサー(図示略)と、前端に突出し、障害物に衝突したことを検知する安全バンパー18bとを少なくとも備えている。
搬送台車19は、図2に示すように、本実施の形態では、同一車種に対応した複数の車両パネル部品2〜5を起立させ、しかも、車両パネル部品2〜5が、無人搬送車10の進行方向に対して略直交する方向に指向して収容されるように構成される。
具体的に、搬送台車19上には、図2に示すように、図示右側から順に、フェンダー(RまたはL)2、フロントサイドドア(RまたはL)3、リヤサイドドア(RまたはL)4及びバックドア5が収容されている。その他、バックドア5に代わってフードが収容されることもある。これら車両パネル部品2〜5は、同一車種に対応したパネル部品である。
また、搬送台車19には、上記車両パネル部品2〜5のうち、特に、各車両ドア2、3の、略垂直面に対する傾斜を矯正すると共に、各車両ドア2、3の、無人搬送車10の進行方向と略直交する方向に対する傾斜を矯正する傾斜矯正手段20が備えられている。
該傾斜矯正手段20は、各車両ドア2、3の内面で、その高さ方向上中下(または上下)に車両ドア2、3の長さ方向全域に亘って当接されるガイド部材21と、車両ドア2、3の外面の下側に当接され、各車両ドア2、3の長さ方向に沿って間隔を置いて複数配置されるローラ部材22と、各車両ドア2、3の外面の高さ方向中間部位でその長さ方向端部に当接され、各車両ドア2、3の外面を内側に向って付勢する複数のスプリング付きローラ部材23とから構成される。
ガイド部材21は、複数のローラ部材が一体的に車両ドア2、3の長さ方向全長相当並べられて構成されている。
これにより、各車両ドア2、3は、搬送台車19上において、略垂直面に対する傾斜が矯正され、且つ無人搬送車10の進行方向と略直交する方向に対する傾斜が矯正されて、その起立状態を維持することが可能になる。
また、搬送台車19上に収容された各車両パネル部品2〜5の間隔は、後述する搬送装置11の作動アーム25及び吸着ユニット26が挿入できる程度に設定されている。
なお、無人搬送車10は、図1に示すように、各車両パネル部品2〜5を収容した状態で、車体6の搬送ライン7の側方に備えた滑動面9から、その幅方向において若干離れた位置に停車される。また、無人搬送車10は、その前後方向が車体6の搬送方向と一致するように停車される。この状態では、無人搬送車10上の各車両パネル部品2〜5は車体6側を指向した状態で待機することになる。
搬送装置11は、図1に示すように、無人搬送車10上の車両パネル部品2〜5のうち、特に各車両ドア2、3を、滑動面9上に載せ換える際に作動するもので、コンベア8と無人搬送車10の停車位置との間を往復するように作動する。
搬送装置11は、複数の作動アーム25と、各作動アーム25の先端に備えられた吸着ユニット26とを備えている。
各作動アーム25は、少なくとも、コンベア8と無人搬送車10の停車位置との間を往復すると共に、垂直軸を中心に回転するように作動する。
吸着ユニット26は、基体26aと、該基体26aの外枠に連結され、該基体26aの表面に対して略垂直方向に延びる複数のロッド26bと、各ロッド26b先端に備えられた吸着パッド26cとを備えている。
そして、車両ドア2、3の外面に各吸着パッド26cが接触すると、シリンダ駆動により、各吸着パッド26c内が真空化されて車両ドア2、3を確実に保持することができる。一方、車両ドア2、3の外面から各吸着パッド26cを離すときには、シリンダ駆動により各吸着パッド26c内の真空化が解除されて各吸着パッド26cが車両ドア2、3の外面から離れるようになる。
なお、搬送装置11の吸着ユニット26は、図1から解るように、作動前においては、各吸着パッド26cが、停車している無人搬送車10上の各車両ドア3、4の外面と対向する向き(車体6の搬送方向に対向する向き)で待機している。
各組付治具12a、12bは、図1、図3及び図4に示すように、車両ドア3、4を車体6に組み付ける前に、予め車体6の対応するセンターピラー28またはリヤピラー29に嵌め込まれるもので、合成樹脂製、本実施の形態では、発砲ウレタン材が採用されている。この組付治具12a、12bは、ブロック状で各車両ドア2、3を車体6に組み付ける際の緩衝材として機能している。
なお、図3には、車体6のセンターピラー28の上部に前方から嵌め込まれたフロントサイドドア3用の組付治具12aが示され、図4には、車体6のリヤピラー29の上部に前方から嵌め込まれたリヤサイドドア4用の組付治具12bが示されている。
なお、本実施の形態では、組付治具12a、12bには、発砲ウレタンが採用されているが、ポリ塩化ビニル(PVC)を採用してもよい。
これらフロントサイドドア3用及びリヤサイドドア4用の組付治具12a、12bはいずれも、車両ドア(フロントサイドドア3またはリヤサイドドア4)との接触部30、30と、車体6の対応するセンターピラー28またはリヤピラー29にその前方から嵌め込まれる凹部31、31と、各組付治具12a、12bの凹部31、31を、対応するセンターピラー28またはリヤピラー29に嵌め込んだ状態で、車体6から外方に突出して各車両ドア2、3に係合する係合部32、32とが形成される。
詳しくは、フロントサイドドア3用の組付治具12aは、図3に示すように、センターピラー28の厚みに対応する溝幅を有する凹部31が形成される。また、該組付治具12aは、車体6の外方に面する外面に、直方体状の係合突部35が形成されると共に、該係合突部35の前側及び後側に階段状に凹んだ部分36、37が形成され、さらに、前端には、断面略矩形状で突設された突設部33が形成されている。
そして、該組付治具12aに設けた係合突部35がフロントサイドドア3との係合部32として機能し、前側の階段状に凹んだ部分36がフロントサイドドア3との接触部30として機能する。なお、該組付治具12aの係合突部35から後側の階段状に凹んだ部分37は、リヤサイドドア4がセンターピラー28に直接接触しないように、且つリヤサイドドア4が車体6側にできるだけ近接できるように形成されたものである。また、該組付治具12aの突設部33は、作業者が該組付治具12aをセンターピラー28に脱着する際の把持部分に相当する。
一方、リヤサイドドア4用の組付治具12bは、図4に示すように、リヤピラー29の厚みに対応する溝幅を有する凹部31が形成される。また、該組付治具12bは、車体6の外方に面する外面に、その前側に階段状に凹んだ部分36が形成され、該凹んだ部分36の後側に係合突部35が形成される。
そして、該組付治具12bに設けた前側の階段状に凹んだ部分36がリヤサイドドア4との接触部30として機能し、係合突部35がリヤサイドドア4との係合部32として機能する。
また、各組付治具12a、12bは、複数の分割部材を接着剤で接合して形成されている。これにより、損傷が激しい部位は容易に取り替えることが可能になる。
なお、各組付治具12a、12bは、前記接触部30、凹部31及び係合部32以外の形状は、各組付治具12a、12bの判別や作業効率を向上させるための適宜形状が採用される。
次に、上述した組付装置1において、各車両パネル部品2〜5のうち、特に、各車両ドア2、3を車体6に組み付ける方法を詳細に説明する。
まず、図2に示すように、無人搬送車10の搬送台車19上には、同一車種に対応した車両パネル部品2〜5、本実施の形態では、図2の図示右側から順に、フェンダー2、フロントサイドドア3(車両ドア)、リヤサイドドア4(車両ドア)及びバックドア5が収容されている。これら各車両パネル部品2〜5は、搬送台車19上に起立され、無人搬送車10の進行方向に対して略直交する方向に指向される。
各車両パネル部品2〜5のうち、各車両ドア3、4は、その内面に当接する各ガイド部材21と、外面に当接する各ローラ部材22及び各スプリング付きローラ部材23とに挟まれるように起立状態で搬送台車19上に収容される。これにより、各車両ドア3、4は、略垂直面に対する傾斜が矯正されると共に、無人搬送車10の進行方向と略直交する方向に対する傾斜が矯正されて、その起立状態が維持される。
次に、搬送自走車18が走行磁気テープ及び走行指示マーカに沿って自走し、コンベア8(搬送ライン7)の側方に備えた滑動面9から、その幅方向において若干離れた所定位置に停車され、しかも、無人搬送車10は、その前後方向がコンベア8上の車体6の搬送方向と一致するように停車される。この状態では、無人搬送車10上の各車両パネル部品2〜5が車体6を指向した状態で待機することになる(図1の状態)。
次に、車体6がコンベア8上を無人搬送車10の手前まで搬送されてくると、搬送装置11が作動する。なお、図1に示すように、コンベア8上の車体6には、予めセンターピラー28の上部にフロントサイドドア3用の組付治具12aが凹部31を介して前方から嵌め込まれている。また、リヤピラー29の上部にもリヤサイドドア4用の組付治具12bが凹部31を介して前方から嵌め込まれている。さらに、搬送装置11の吸着ユニット26は、各吸着パッド26cが、停車している無人搬送車10上の各車両ドア3、4の外面と対向する向き(車体6の搬送方向に対向する向き)で待機している。
そして、2枚の車両ドア3、4専用の2本の作動アーム25、25が同時に作動し始め、各作動アーム25、25先端の吸着ユニット26、26が各車両ドア3、4の外面と対向する位置に移動する。続いて、各吸着ユニット26、26の各吸着パッド26c、26cが各車両ドア3、4の外面に接触すると共に吸着して、2本の作動アーム25、25により2枚の車両ドア3、4が同時に持ち上げられる。
次に、各作動アーム25、25が各車両ドア3、4を把持した状態で、滑動面9付近に移動した後、各作動アーム25、25がその垂直軸を中心に略90度回転することで、各車両ドア3、4が車体6の側面で各ドア組付部位に対向するように配される。
次に、図5に示すように、各作動アーム25、25により、各車両ドア3、4が、滑動面9上で外部に露出した部位に載せられると共に、車体6に、そのセンターピラー28及びリヤピラー29に嵌め込まれた各組付治具12a、12bの接触部30、30を介して立て掛けられた後、各作動アーム25、25先端の吸着ユニット26、26の各吸着パッド26c、26cが各車両ドア3、4の外面から離れる。
この時、図5に示すように、滑動面9の幅方向一端側には短軸自由回転ローラ16が滑動面9の延設方向に沿って複数備えられており、滑動面9に載せられた各車両ドア3、4は、その下端が各短軸自由回転ローラ16に接触してその移動が押さえられるので、各車両ドア3、4の転倒を防ぐ。
その後は、図5からよく解るように、滑動面9上に載せられた各車両ドア3、4でフロントサイドドア3の上部の後端面が、センターピラー28の上部に嵌め込まれたフロントサイドドア3用の組付治具12aの係合突部35に係合(当接)すると共に、リヤサイドドア4の上部の後端面が、リヤピラー29の上部に嵌め込まれたリヤサイドドア4用の組付治具12bの係合突部35に係合(当接)して、各車両ドア3、4は、各組付治具12a、12bの係合突部35、35に押されるように滑動面9上を車体6の搬送速度と同期して搬送される。
そして、最終的に、作業者が各車両ドア3、4を上下のヒンジ部をボルト固定することで車体6に組み付ける。組付後は、作業者により各組付治具12a、12bが車体6のセンターピラー28及びリヤピラー29から取り除かれる。
以上説明したように、本発明の実施の形態では、コンベア8上(搬送ライン7)を搬送される車体6に、各車両ドア3、4を組付治具12a、12bを介して接触させて、各車両ドア3、4を車体6の搬送速度と同期させて搬送しながら組み付けるので、作業者は、各車両ドア3、4を上下のヒンジ部をボルト固定するだけの作業で車体6に組み付けることができ、従来と比較して、作業者への負担が大幅に軽減される。
また、本発明の実施の形態では、無人搬送車10は、同一車種に対応した車両ドア3、4が複数収容されて、滑動面9付近に停車されるので、従来のように、作業者が自身でコンベア8上の車体6の車種に対応した車両ドア3、4を選択する必要も無く、さらに作業者の負担が軽減される。さらに、無人搬送車10に収容された複数の車両ドア3、4は、略同時に車体6に組み付けられるので生産性が向上する。
さらにまた、本発明の実施の形態では、コンベア8の側方に滑動面9を備えるだけであるので、投資コストを抑制でき、大きな専有スペースも必要としない。
一方、本発明の実施の形態に係る車両パネル部品の組付方法に採用された組付治具12a、12bは、発砲ウレタンで形成されているので、緩衝材として好ましく、車体6のピラー28、29に嵌め込み易く、損壊し難くく、しかも軽量であり、大変有効である。また、本組付治具12a、12bは、車体6のピラー28、29への嵌め込み式が採用されているので、取り扱いが容易である。さらに、本組付治具12a、12bは、各車両ドア3、4に係合して、該車両ドア3、4を車体6の搬送速度と同期させて搬送させる係合突部35(係合部32)が形成されているので、各車両ドア3、4を車体6の搬送速度と同期させて搬送するための駆動源を必要とせず効果的である。
なお、以上の説明では、車体6の一側方だけに各車両ドア(フロントサイドドア3及びリヤサイドドア4)が略同時に組み付けられているが、車体6の他側方の各車両ドアも、一側方の各車両ドア3、4と略同時に車体6に組み付けられるようになっている。
本実施の形態では、無人搬送車10には積載型無人搬送車が採用されているが、搬送自走車に搬送台車が牽引される、所謂、牽引型無人搬送車でも適用することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両パネル部品の組付方法を具現化する組付装置の模式図である。 図2は、各車両パネル部品が無人搬送車に収容された状態の斜視図である。 図3は、組付治具がセンターピラーに嵌め込まれた図である。 図4は、組付治具がリヤピラーに嵌め込まれた図である。 図5は、各車両ドアが滑動面上を車体の搬送速度と同期して搬送される様子を示した図である。
符号の説明
1 組付装置,3 フロントサイドドア(車両ドア),4 リヤサイドドア(車両ドア),6 車体,7 搬送ライン,8 コンベア,9 滑動面,10 無人搬送車,11 搬送装置,12a、12b 組付治具,20 傾斜矯正手段,25 作動アーム,26 吸着ユニット,28 センターピラー,29 リヤピラー,30 接触部,31 凹部,32 係合部,35 係合突部,36 凹んだ部分

Claims (10)

  1. 車両パネル部品を車体に組み付ける車両パネル部品の組付方法であって、
    搬送ラインを搬送される車体に車両パネル部品を組付治具を介して接触させて、該車両パネル部品を車体の搬送速度に同期させながら搬送して組み付けることを特徴とする車両パネル部品の組付方法。
  2. 前記組付治具は、合成樹脂材からなり、予め車体の被組付部位に装着されることを特徴とする請求項1に記載の車両パネル部品の組付方法。
  3. 前記車両パネル部品は、無人搬送車により、前記搬送ラインの側方を該搬送ラインに沿うように延設された滑動面付近まで搬送され、
    その後、前記車両パネル部品は、前記無人搬送車上から前記滑動面上に載せ換えられて、該滑動面上を車体の搬送速度と同期して搬送されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両パネル部品の組付方法。
  4. 前記車両パネル部品は、車体に装着された前記組付治具に係合することで、前記滑動面上を車体の搬送速度と同期して搬送されることを特徴とする請求項3に記載の車両パネル部品の組付方法。
  5. 前記車両パネル部品は、車両ドアであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両パネル部品の組付方法。
  6. 車両パネル部品を、搬送ラインを搬送される車体に組み付ける際に使用される組付治具であって、
    該組付治具は、合成樹脂材からなり、ブロック状で、前記車両パネル部品との接触部と、車体に嵌め込まれる凹部とが形成されることを特徴とする組付治具。
  7. 前記組付治具には、車両パネル部品に係合して該車両パネル部品を車体の搬送速度と同期させて搬送させる係合部が備えられていることを特徴とする請求項6に記載の組付治具。
  8. 前記組付治具は、複数の分割部材を接合して構成されることを特徴とする請求項6または7に記載の組付治具。
  9. 前記組付治具は、発砲ウレタンまたはポリ塩化ビニルで形成されることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の組付治具。
  10. 前記車両パネル部品は、車両ドアであることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の組付治具。
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