JP2010068194A - 搬送波周波数誤差検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】伝送路歪みに周波数選択性や時間変動性があっても、精度良く搬送波周波数誤差を検出することが可能な周波数誤差検出装置を提供する。
【解決手段】周波数誤差がない状況でフーリエ変換した場合のサブキャリア位置を基準位置とし、基準位置に対して±1キャリアずつずらしたk種類の配置情報を準備し、それぞれの配置情報に則って抽出される該当キャリアの差動演算結果を利用して、実際に受信したOFDM信号のサブキャリア位置が、第1〜第kの配置情報のどれに該当するかを検出することで、その検出結果と基準位置とのずれ量からキャリア周波数単位の周波数誤差を得る。
【選択図】図1
【解決手段】周波数誤差がない状況でフーリエ変換した場合のサブキャリア位置を基準位置とし、基準位置に対して±1キャリアずつずらしたk種類の配置情報を準備し、それぞれの配置情報に則って抽出される該当キャリアの差動演算結果を利用して、実際に受信したOFDM信号のサブキャリア位置が、第1〜第kの配置情報のどれに該当するかを検出することで、その検出結果と基準位置とのずれ量からキャリア周波数単位の周波数誤差を得る。
【選択図】図1
Description
本発明は搬送波周波数誤差検出装置に関し、特に、直交周波数分割多重信号の受信装置における搬送波周波数誤差検出装置に関する。
放送や通信方式において、互いの周波数が直交する複数の搬送波によって情報を変調および多重する直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下「OFDM」と略記)方式が注目を浴びており、実用化が進んでいる。
OFDMでは、まず送信データを複数の搬送波に割り振り、各搬送波でQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulation)またはDQPSK(Differential Encoded Quadrature Phase Shift Keying)等のディジタル変調を行い、これらを多重する。
具体的には、各搬送波の変調方式に応じて伝送データをマッピングし、これらを逆離散フーリエ変換する。次に、逆離散フーリエ変換後の信号の最後部を信号の先頭にコピーする。この部分はガードインターバルと呼ばれ、こうすることによって、ガードインターバル長以下の遅延時間を有する遅延波があっても、受信側でシンボル間干渉することなく信号を再生できるようになる。その後、OFDM信号は所望の送信周波数に周波数変換されて伝送される。
OFDMにおける全ての搬送波は互いに直交性を有するため、受信側で搬送波周波数が正しく再生された場合、送信データを正しく再生することができる。しかし、受信側の搬送波周波数が実際の周波数に対して誤差を含んでいる場合、搬送波間で干渉が起こり、送信データを誤って再生する確率が増大して伝送特性が劣化する。従って、OFDMにおいて、受信側でいかに正しく搬送波周波数を再生するかは非常に重要な課題である。
一般に、OFDMにおける搬送波周波数の再生は、周波数誤差を搬送波間隔の整数倍の成分とそれ以外の成分に分離し、各々に対して周波数誤差を検出してから補正する。このうち、搬送波間隔の整数倍の周波数誤差を検出する従来のOFDM受信装置は、例えば非特許文献1の図3に記載されている。
林他, "OFDM受信要素技術の開発 ―地上ディジタルTV放送への適用―", 映像情報メディア学会技術報告, Vol.23, No.28, pp.25-30, BCS’99-15, Mar., 1999
従来のOFDM受信装置では、搬送波周波数同期装置において特定の搬送波を用いて伝送パラメータや伝送制御に関する付加情報、および既知データを変調した連続パイロット搬送波成分をDBPSK(Differential Encoded Binary Phase Shift Keying)やBPSK(Binary Phase Shift Keying)を用いて伝送している。これらの搬送波成分は、送信データを伝送する搬送波成分よりも大きな送信電力で伝送されており、周波数誤差を検出するための信号(以下、「パイロット搬送波成分」と呼称)としての役割も果たしている。
従って、周波数誤差の検出結果は各搬送波の信号電力の大きさに左右され、各搬送波に伝送路の歪みに起因する電力差が生じた場合に、周波数誤差の検出精度が劣化するという問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、伝送路歪みに周波数選択性や時間変動性があっても、精度良く搬送波周波数誤差を検出することが可能な搬送波周波数誤差検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る請求項1記載の搬送波周波数誤差検出装置は、直交周波数分割多重信号を復調する復調装置に含まれ、搬送波周波数誤差を検出する搬送波周波数誤差検出装置であって、前記直交周波数分割多重信号をフーリエ変換して周波数ドメインの信号を生成するフーリエ変換部と、前記フーリエ変換部の出力を受け、現シンボルおよび前シンボルにおける互いに対応する搬送波成分での差動復調を行う差動復調部と、前記差動復調部の出力を受け、予め決められたサブキャリアの位置を示す複数の配置情報に該当する位置の信号をそれぞれ抽出して差動復調結果のデータ列として出力する複数の差動結果抽出部と、前記複数の差動結果抽出部からの出力がそれぞれ入力され、前記差動復調結果のデータ列について、隣接するデータどうしで一方を複素共役にして他方と複素乗算を行って差動演算結果として出力する複数の隣接キャリア差動演算部と、前記複数の隣接キャリア差動演算部からの出力がそれぞれ入力され、前記差動演算結果からその位相成分を検出する複数の位相検出部と、前記複数の位相検出部からの出力がそれぞれ入力され、検出した前記位相成分を絶対値化して位相絶対値として出力する複数の絶対値検出部と、前記複数の絶対値検出部からの出力がそれぞれ入力され、前記位相絶対値を1シンボル分について加算して位相絶対値加算値として出力する複数のシンボル内加算部と、前記複数のシンボル内加算部からそれぞれ出力される前記位相絶対値加算値を少なくとも1シンボル分受け、それらの中から最小値を検出し、前記複数の配置情報のうち、前記最小値を与えるものより、前記周波数ドメイン信号に残留している前記搬送波周波数誤差を特定する最小値検出部とを備えている。
本発明に係る請求項2記載の搬送波周波数誤差検出装置は、直交周波数分割多重信号を復調する復調装置に含まれ、搬送波周波数誤差を検出する搬送波周波数誤差検出装置であって、前記直交周波数分割多重信号をフーリエ変換して周波数ドメインの信号を生成するフーリエ変換部と、前記フーリエ変換部の出力を受け、各キャリアの位相成分を検出するキャリア位相検出部と、前記キャリア位相検出部から出力される、前シンボルおよび現シンボルにおける同じキャリア番号のキャリアについての位相成分の差分を取って差分算出結果として出力する差分算出部と、前記差分算出部の出力を受け、予め決められたサブキャリアの位置を示す複数の配置情報に該当する位置の信号をそれぞれ抽出して前記差分算出結果のデータ列として出力する複数の差分結果抽出部と、前記複数の差分結果抽出部のそれぞれで抽出された前記差分算出結果のデータ列において、隣接するデータどうしで位相差を検出する複数の隣接キャリア位相差検出部と、前記複数の隣接キャリア位相差検出部からの出力がそれぞれ入力され、検出した前記位相成分を絶対値化して位相絶対値として出力する複数の絶対値検出部と、前記複数の絶対値検出部からの出力がそれぞれ入力され、前記位相絶対値を1シンボル分について加算して位相絶対値加算値として出力する複数のシンボル内加算部と、前記複数のシンボル内加算部からそれぞれ出力される前記位相絶対値加算値を少なくとも1シンボル分受け、それらの中から最小値を検出し、前記複数の配置情報のうち、前記最小値を与えるものより、前記周波数ドメイン信号に残留している前記搬送波周波数誤差を特定する最小値検出部とを備えている。
本発明に係る請求項1記載の搬送波周波数誤差検出装置によれば、伝送路歪みに周波数選択性や時間変動性があっても精度が大きく損なわれない位相成分を利用して周波数誤差の検出を行うので、不安定な伝送路においても安定した受信が期待できる。
本発明に係る請求項2記載の搬送波周波数誤差検出装置によれば、差動復調の代わりに、フーリエ変換部の出力を、最初に位相成分に置き換えて演算を行うことで、差動演算に必要な複素乗算回路などの規模の大きな演算回路の削減が可能となる。
<序論>
発明の実施の形態の説明に先だって、一般的な周波数誤差検出装置について説明する。
図6は、周波数誤差検出装置90の構成を示すブロック図である。図6に示すように、周波数誤差検出装置90は、受信したOFDM信号をベースバンド帯域にまで周波数変換した複素ディジタル信号からガードインターバルを除去した信号(以下、「時間ドメイン信号」と呼称)を入力とするフーリエ変換部1と、該フーリエ変換部1からの出力を入力とする差動復調部2と、該差動復調部2からの出力を入力とする2乗演算部3と、該2乗演算部3からの出力を入力とするシンボル間フィルタ部4と、該シンボル間フィルタ部4からの出力を入力とする相関算出部5と、該相関算出部5の出力を入力とする最大位置検出部6とを備えている。
発明の実施の形態の説明に先だって、一般的な周波数誤差検出装置について説明する。
図6は、周波数誤差検出装置90の構成を示すブロック図である。図6に示すように、周波数誤差検出装置90は、受信したOFDM信号をベースバンド帯域にまで周波数変換した複素ディジタル信号からガードインターバルを除去した信号(以下、「時間ドメイン信号」と呼称)を入力とするフーリエ変換部1と、該フーリエ変換部1からの出力を入力とする差動復調部2と、該差動復調部2からの出力を入力とする2乗演算部3と、該2乗演算部3からの出力を入力とするシンボル間フィルタ部4と、該シンボル間フィルタ部4からの出力を入力とする相関算出部5と、該相関算出部5の出力を入力とする最大位置検出部6とを備えている。
次に、動作について説明する。例えば、日本の地上ディジタルTV放送方式では、図6に示すように、特定の搬送波を用いて伝送パラメータや伝送制御に関する付加情報、および既知データを変調した連続パイロット搬送波成分をDBPSK(Differential Encoded Binary Phase Shift Keying)やBPSK(Binary Phase Shift Keying)を用いて伝送している。これらの搬送波成分は、送信データを伝送する搬送波成分よりも大きな送信電力で伝送されており、周波数誤差を検出するための信号(パイロット搬送波成分)としての役割も果たしている。
図6において、フーリエ変換部1は、時間ドメイン信号をフーリエ変換し、各搬送波成分を周波数ドメインの信号(以下、「周波数ドメイン信号」と呼称)として出力する。差動復調部2は、該フーリエ変換部1の出力を入力とし、周波数ドメイン信号の各搬送波成分に対して1シンボル前の搬送波成分との差動復調を行う。このとき、上記パイロット搬送波成分は常にDBPSKやBPSKで送信され、その他の搬送波成分は主としてQPSKやQAMまたはDQPSKで送信されているため、該差動復調部2の出力信号の振幅や位相はパイロット搬送波成分とそれ以外の搬送波成分とで異なる。
すなわち、パイロット搬送波成分の方が振幅が大きくなると同時に、連続するOFDMシンボル間での位相変化が、パイロット搬送波成分では0またはπとなるのに対して、それ以外の搬送波成分の場合は変調信号の信号点配置に応じたランダムな位相となる。そこで、2乗演算部3では、差動復調部2から出力される各搬送波成分の差動復調結果を2乗し、パイロット搬送波成分における位相不確定性を除去する。次に、2乗演算部3の出力はシンボル間フィルタ部4に入力され、各搬送波ごとに信号の高域成分が抑圧される。このとき、パイロット搬送波成分は一定の位相を有するためシンボル間フィルタ部4を通過するのに対し、それ以外の搬送波成分は抑圧される。従って、該シンボル間フィルタ部4の出力は、主としてパイロット搬送波成分が強調される。
次に、相関算出部5は該シンボル間フィルタ部4の出力を入力とし、周波数ドメイン信号におけるパイロット搬送波成分の配置情報を2値化した信号との相関を演算して出力する。相関算出部5の出力は最大位置検出部6に入力され、相関値が最大となる位置情報を検出する。最大位置検出部6の出力は搬送波間隔の整数倍の周波数誤差情報(以下、「整数倍周波数誤差信号」と呼称)となり、OFDM受信装置では、これに基づいて時間ドメイン信号に残留している周波数誤差を補正する。
このような構成を採る場合、送信データを伝送する搬送波成分よりも大きな送信電力で伝送される搬送波成分をパイロット搬送波成分として用いるが、周波数誤差の検出結果は各搬送波の信号電力の大きさに左右され、各搬送波に伝送路の歪みに起因する電力差が生じた場合に、周波数誤差の検出精度が劣化してしまう。
<実施の形態1>
<装置構成>
図1は、本発明に係る実施の形態1の周波数誤差検出装置100の構成を示すブロック図である。なお、図6に示した周波数誤差検出装置90と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<装置構成>
図1は、本発明に係る実施の形態1の周波数誤差検出装置100の構成を示すブロック図である。なお、図6に示した周波数誤差検出装置90と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示すように周波数誤差検出装置100は、時間ドメイン信号を入力とするフーリエ変換部1と、該フーリエ変換部1からの出力を入力とする差動復調部2と、該差動復調部2の出力を受け、予め決められたサブキャリアの位置を示す第1〜第k(kは1以上の整数)の配置情報(詳細は後述)に該当する位置の信号をそれぞれ抽出する差動結果抽出部71〜7kと、差動結果抽出部71〜7kからの出力がそれぞれ入力される隣接キャリア差動演算部81〜8kと、隣接キャリア差動演算部81〜8kからの出力がそれぞれ入力される位相検出部91〜9kと、位相検出部91〜9kからの出力がそれぞれ入力される絶対値検出部101〜10kと、絶対値検出部101〜10kからの出力がそれぞれ入力されるシンボル内加算部111〜11kと、シンボル内加算部111〜11kの出力を受け、それらの中から加算値の一番小さいものを検出する最小値インデックス検出部12とを備えている。
なお、位相検出部91〜9kにおいては、アークタンジェント(arctan)を用いて近似的に位相値を導出すれば良い。
また、周波数誤差検出装置100を構成する各ブロックは、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置における演算処理として実現することができる。
<動作>
次に、図1を参照しつつ、図2を用いて周波数誤差検出装置100の動作について説明する。
次に、図1を参照しつつ、図2を用いて周波数誤差検出装置100の動作について説明する。
差動復調部2では、フーリエ変換部1からの出力に対して、前シンボルと現シンボルの同一周波数のサブキャリアを差動復調することで、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号を復調する。
差動結果抽出部71〜7kは、それぞれが差動復調部2の出力信号に対して、第1〜第kの配置情報に基づいて該当する配置の信号を抽出する。
図2はOFDM信号と配置情報との関係を模式的に示す図である。図2の(a)部には横軸をキャリア周波数(f)とし、縦軸を各キャリア周波数でのキャリア電力としてOFDM信号を示しており、TMCCと付されたパイロットキャリアと、AC(Auxiliary Channel)およびデータキャリアが示されている。なお、パイロットキャリアとデータキャリアとでレベルに差があるのは、データキャリアを1として正規化したのに対して、パイロットキャリアは4/3倍のレベルであることを示している。ただし本発明では上記レベル差があることは重要ではなく、両キャリアを区別するための便宜上のものである。
図2の(b)部には、(a)部に示したOFDM信号について、整数倍周波数誤差がない状態でフーリエ変換された場合にTMCCキャリア位置となる配置情報に対して、前後に1キャリアずつずらして得られるk種類の配置情報を第1〜第kの配置情報として示している。なお、図2の例では、整数倍周波数誤差のない場合は第4の配置情報がTMCCキャリアの位置を示すことになる。
隣接キャリア差動演算部81〜8kは、差動結果抽出部71〜7kにて抽出された差動復調結果のデータ列のそれぞれについて、隣接するデータどうしでさらに差動演算を行う。ここでの差動演算とは、一方を複素共役にして他方と複素乗算を行うことである。
位相検出部91〜9kは、それぞれ隣接キャリア差動演算部81〜8kでの差動演算結果から位相成分を検出して出力する。そして、絶対値検出部101〜10kは、それぞれ位相検出部91〜9kの出力する検出結果を絶対値化して位相絶対値として出力し、シンボル内加算部111〜11kは、それぞれ絶対値検出部101〜10kの出力を1シンボル分について加算し位相絶対値加算値として出力する。最小値インデックス検出部12では、シンボル内加算部111〜11kの出力する位相絶対値加算値の中から、値の一番小さいもの、すなわち実際に受信したOFDM信号からのずれが一番小さいものを検出し、そのインデックスに該当する整数倍周波数誤差信号を出力する。OFDM受信装置では、これに基づいて、時間ドメイン信号に残留している周波数誤差を補正する。
上記動作を総括すれば、周波数誤差がない状況でフーリエ変換した場合のサブキャリア位置は既知であり、そのサブキャリア位置の配置情報を基準位置とし、基準位置に対して±1キャリアずつずらしたk種類の配置情報を準備し、それぞれの配置情報に則って抽出される該当キャリアの差動演算結果を利用して、実際に受信したOFDM信号のサブキャリア位置が、第1〜第kの配置情報のどれに該当するかを検出することで、その検出結果と基準位置とのずれ量からキャリア周波数単位の周波数誤差を得るというものである。
なお、インデックスとはk種類の配置情報のそれぞれに対応して付される指標であり、任意の数値や記号で構成すれば良い。例えばm番目の配置情報が基準位置である場合、m+2番目の配置情報に付されたインデックスが、実際に受信したOFDM信号のサブキャリア位置を示すものとして検出された場合は、2キャリア分の周波数誤差があるということが判る。
ここで本発明では、キャリア番号が既知であり1シンボル内で複数あるTMCCキャリアが1シンボル内では差動復調結果が全て同じであることに着眼している。従ってホワイトノイズなどがない理想伝送路であれば、差動結果抽出部で全てTMCCキャリアを抽出したインデックスの位相情報は必ず0またはπであり、隣接キャリア差動演算部で同一シンボル内の差動結果抽出部の出力について隣接するデータで差動演算すれば必ず0になる。
一方、差動結果抽出部でTMCCキャリア位置でないものを抽出した場合は、隣接キャリア差動演算部での演算結果は値を持つこととなり、絶対値検出部101〜10kの出力である絶対値化された位相成分を1シンボル分について加算すれば、必然的に最小値0から遠ざかることとなる。
従って、雑音のある伝送路においても1シンボル内での絶対値化された位相成分の加算結果が一番小さいインデックスを検出すれば、そのインデックスが現状の受信でTMCCの位置となっていることが判り、搬送波周波数からのキャリア周波数単位でのずれ量、すなわち周波数誤差は、そのインデックスより換算して取得することが可能となる。
<効果>
以上説明したように、周波数誤差検出装置100においては、伝送路歪みに周波数選択性や時間変動性があっても精度が大きく損なわれない位相成分を利用して周波数誤差の検出を行うので、不安定な伝送路においても安定した受信が期待できる。
以上説明したように、周波数誤差検出装置100においては、伝送路歪みに周波数選択性や時間変動性があっても精度が大きく損なわれない位相成分を利用して周波数誤差の検出を行うので、不安定な伝送路においても安定した受信が期待できる。
<実施の形態2>
<構成および動作>
図3は、本発明に係る実施の形態2の周波数誤差検出装置200の構成を示すブロック図である。なお、図1に示した周波数誤差検出装置100と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<構成および動作>
図3は、本発明に係る実施の形態2の周波数誤差検出装置200の構成を示すブロック図である。なお、図1に示した周波数誤差検出装置100と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1を用いて説明した周波数誤差検出装置100では、差動復調部2での差動復調結果を差動結果抽出部71〜7kで抽出し、隣接キャリア差動演算部81〜8kにおいて隣接キャリア間で差動演算を行う構成を採っていたが、周波数誤差検出装置200では、キャリアの位相情報のみを利用して整数倍周波数誤差信号を検出する構成を採っている。
図3に示すように周波数誤差検出装置200は、フーリエ変換部1からの出力を受け、各キャリアの位相成分を検出するキャリア位相検出部13と、キャリア位相検出部13から出力される、前シンボルおよび現シンボルにおける同じキャリア番号のキャリアについて位相成分の差分を取って差分算出結果として出力する差分算出部14と、差分算出部14の出力に対して、第1〜第kの配置情報に基づいて該当する位置の信号をそれぞれ抽出して差分算出結果のデータ列として出力する差分結果抽出部151〜15kと、該差分結果抽出部151〜15kのそれぞれで抽出された差分算出結果のデータ列において、隣接するデータどうしで位相差を検出する隣接キャリア位相差検出部161〜16kとを新たに備え、隣接キャリア位相差検出部161〜16kの出力は、それぞれ絶対値検出部101〜10kに与えられる構成となっている。
なお、キャリア位相検出部13においては、アークタンジェント(arctan)を用いて近似的に位相値を導出すれば良い。
また、周波数誤差検出装置200を構成する各ブロックは、CPUなどの演算処理装置における演算処理として実現することができる。
周波数誤差検出装置200においては、差動復調部2での差動復調の代わりに、キャリア位相検出部13でフーリエ変換部1の出力から前シンボルおよび現シンボルの各キャリアの位相情報を検出し、差分算出部14において、前シンボルおよび現シンボルにおける同じキャリア番号のキャリア間で位相情報の差分を取ることで差動復調と同等の処理を行うものである。
<効果>
このように、周波数誤差検出装置200においては、フーリエ変換部1の出力を、最初に位相成分に置き換えて演算を行うことで、差動演算に必要な複素乗算回路などの規模の大きな演算回路の削減が可能となる。
このように、周波数誤差検出装置200においては、フーリエ変換部1の出力を、最初に位相成分に置き換えて演算を行うことで、差動演算に必要な複素乗算回路などの規模の大きな演算回路の削減が可能となる。
また、隣接キャリア位相差検出部161〜16kにおける処理は、隣接するキャリア間での位相差分のそれぞれの差を取る処理であり、複素乗算が不要であるので、規模の大きな演算回路の削減が可能となる。
<実施の形態3>
<構成および動作>
図4は、本発明に係る実施の形態3の周波数誤差検出装置300の構成を示すブロック図である。なお、図1に示した周波数誤差検出装置100と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<構成および動作>
図4は、本発明に係る実施の形態3の周波数誤差検出装置300の構成を示すブロック図である。なお、図1に示した周波数誤差検出装置100と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1を用いて説明した周波数誤差検出装置100では、シンボル内加算部111〜11kで得られたシンボル内加算結果から最小値インデックスを検出していたが、周波数誤差検出装置300では、1シンボル分の信号でインデックスを検出するのではなく、次のシンボルでのシンボル内加算結果と足し合わせ(累積加算)した結果に基づいてインデックスを検出する構成を採っている。
図4に示すように周波数誤差検出装置300は、シンボル内加算部111〜11kのそれぞれで得られたシンボル内加算結果を、シンボル加算部171〜17kに与える構成を採っている。シンボル加算部171〜17kでは、複数のシンボル(少なくとも2シンボル分)についてシンボル内加算結果を累積加算して累積加算結果として出力する。
シンボル加算部171〜17kで累積加算されたシンボル内加算結果(累積加算結果)は、最小値インデックス検出部12に与えられ、シンボル加算部171〜17kの出力の中から、加算値の一番小さいものを検出し、そのインデックスに該当する整数倍周波数誤差信号を出力する。
<効果>
このように、周波数誤差検出装置300においては、シンボル単位でのシンボル内加算結果を累積加算した結果に基づいて最小値インデックスを検出するので、最小値インデックスの検出におけるサンプル数が増え、検出精度を向上させることが期待できる。
このように、周波数誤差検出装置300においては、シンボル単位でのシンボル内加算結果を累積加算した結果に基づいて最小値インデックスを検出するので、最小値インデックスの検出におけるサンプル数が増え、検出精度を向上させることが期待できる。
なお、シンボル加算部171〜17kでのシンボル加算は、任意の上限値を決めることでビット拡張を抑える構成としても良い。
<実施の形態4>
<構成および動作>
図5は、本発明に係る実施の形態4の周波数誤差検出装置400の構成を示すブロック図である。なお、図3に示した周波数誤差検出装置200と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<構成および動作>
図5は、本発明に係る実施の形態4の周波数誤差検出装置400の構成を示すブロック図である。なお、図3に示した周波数誤差検出装置200と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図3を用いて説明した周波数誤差検出装置200では、シンボル内加算部111〜11kで得られたシンボル内加算結果から最小値インデックスを検出していたが、周波数誤差検出装置400では、1シンボル分の信号でインデックスを検出するのではなく、次のシンボルでのシンボル内加算結果と足し合わせ(累積加算)した結果に基づいてインデックスを検出する構成を採っている。
図5に示すように周波数誤差検出装置400は、シンボル内加算部111〜11kのそれぞれで得られたシンボル内加算結果を、シンボル加算部171〜17kに与える構成を採っている。シンボル加算部171〜17kでは、複数のシンボル(少なくとも2シンボル分)についてシンボル内加算結果を累積加算する。
シンボル加算部171〜17kで累積加算されたシンボル内加算結果は、最小値インデックス検出部12に与えられ、シンボル加算部171〜17kの出力の中から、加算値の一番小さいものを検出し、そのインデックスに該当する整数倍周波数誤差信号を出力する。
<効果>
このように、周波数誤差検出装置400においては、シンボル単位でのシンボル内加算結果を累積加算した結果に基づいて最小値インデックスを検出するので、最小値インデックスの検出におけるサンプル数が増え、検出精度を向上させることが期待できる。
このように、周波数誤差検出装置400においては、シンボル単位でのシンボル内加算結果を累積加算した結果に基づいて最小値インデックスを検出するので、最小値インデックスの検出におけるサンプル数が増え、検出精度を向上させることが期待できる。
Claims (4)
- 直交周波数分割多重信号を復調する復調装置に含まれ、搬送波周波数誤差を検出する搬送波周波数誤差検出装置であって、
前記直交周波数分割多重信号をフーリエ変換して周波数ドメインの信号を生成するフーリエ変換部と、
前記フーリエ変換部の出力を受け、現シンボルおよび前シンボルにおける互いに対応する搬送波成分での差動復調を行う差動復調部と、
前記差動復調部の出力を受け、予め決められたサブキャリアの位置を示す複数の配置情報に該当する位置の信号をそれぞれ抽出して差動復調結果のデータ列として出力する複数の差動結果抽出部と、
前記複数の差動結果抽出部からの出力がそれぞれ入力され、前記差動復調結果のデータ列について、隣接するデータどうしで一方を複素共役にして他方と複素乗算を行って差動演算結果として出力する複数の隣接キャリア差動演算部と、
前記複数の隣接キャリア差動演算部からの出力がそれぞれ入力され、前記差動演算結果からその位相成分を検出する複数の位相検出部と、
前記複数の位相検出部からの出力がそれぞれ入力され、検出した前記位相成分を絶対値化して位相絶対値として出力する複数の絶対値検出部と、
前記複数の絶対値検出部からの出力がそれぞれ入力され、前記位相絶対値を1シンボル分について加算して位相絶対値加算値として出力する複数のシンボル内加算部と、
前記複数のシンボル内加算部からそれぞれ出力される前記位相絶対値加算値を少なくとも1シンボル分受け、それらの中から最小値を検出し、前記複数の配置情報のうち、前記最小値を与えるものより、前記周波数ドメイン信号に残留している前記搬送波周波数誤差を特定する最小値検出部と、を備える、搬送波周波数誤差検出装置。 - 直交周波数分割多重信号を復調する復調装置に含まれ、搬送波周波数誤差を検出する搬送波周波数誤差検出装置であって、
前記直交周波数分割多重信号をフーリエ変換して周波数ドメインの信号を生成するフーリエ変換部と、
前記フーリエ変換部の出力を受け、各キャリアの位相成分を検出するキャリア位相検出部と、
前記キャリア位相検出部から出力される、前シンボルおよび現シンボルにおける同じキャリア番号のキャリアについての位相成分の差分を取って差分算出結果として出力する差分算出部と、
前記差分算出部の出力を受け、予め決められたサブキャリアの位置を示す複数の配置情報に該当する位置の信号をそれぞれ抽出して前記差分算出結果のデータ列として出力する複数の差分結果抽出部と、
前記複数の差分結果抽出部のそれぞれで抽出された前記差分算出結果のデータ列において、隣接するデータどうしで位相差を検出する複数の隣接キャリア位相差検出部と、
前記複数の隣接キャリア位相差検出部からの出力がそれぞれ入力され、検出した前記位相成分を絶対値化して位相絶対値として出力する複数の絶対値検出部と、
前記複数の絶対値検出部からの出力がそれぞれ入力され、前記位相絶対値を1シンボル分について加算して位相絶対値加算値として出力する複数のシンボル内加算部と、
前記複数のシンボル内加算部からそれぞれ出力される前記位相絶対値加算値を少なくとも1シンボル分受け、それらの中から最小値を検出し、前記複数の配置情報のうち、前記最小値を与えるものより、前記周波数ドメイン信号に残留している前記搬送波周波数誤差を特定する最小値検出部と、を備える、搬送波周波数誤差検出装置。 - 前記複数のシンボル内加算部からの出力がそれぞれ入力され、複数のシンボル分について、前記位相絶対値加算値を加算して累積加算結果として出力する複数のシンボル加算部をさらに備え、
前記最小値検出部は、前記複数のシンボル加算部からそれぞれ出力される前記累積加算結果を受け、それらの中から最小値を検出する、請求項1または請求項2記載の搬送波周波数誤差検出装置。 - 前記複数の配置情報は、
周波数誤差がない状況でフーリエ変換した場合のTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)キャリアの位置を基準位置とした場合に、該基準位置に対して所定のキャリア数ずつずらした位置の情報をそれぞれ含む、請求項1または請求項2記載の搬送波周波数誤差検出装置。
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