JP2009055562A - 復号方法ならびにそれを利用した復号装置および受信装置 - Google Patents

復号方法ならびにそれを利用した復号装置および受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回路規模の増加を抑制しながら、受信特性を向上したい。
【解決手段】位相差導出部64は、シンボルの位相成分をもとに、ふたつのシンボル間の位相差をサブキャリア単位に導出する。重み係数導出部68は、シンボルの振幅成分をもとに、重み係数をサブキャリア単位に導出する。乗算部70は、重み係数にて位相差をサブキャリア単位に重みづける。尤度積算部52は、重みづけた位相差を複数のサブキャリアにわたって積算する。判定部54は、積算した結果を判定する。置換部84は、判定したデータフレームのうち、既知データが配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータを既知データに置換する。シンドローム演算部86は、データフレームに対して、シンドローム演算を実行する。エラー検出部88は、シンドローム演算の結果をもとに、データフレームにおける誤りを検出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、復号技術に関し、特にOFDM信号を受信する復号方法ならびにそれを利用した復号装置および受信装置に関する。
ディジタル信号伝送方式のひとつが、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式である。OFDM変調方式では、複数のサブキャリアが使用されており、複数のサブキャリアにそれぞれ配置された周波数軸上のデータが、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)によって時間軸上のデータに変換されてから送信される。このようなOFDM変調方式は、地上波ディジタルテレビジョン放送に適用されており、例えば、DVB−T(Digital Video Broadcasting Terrestrial)、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial)に採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−39524号公報
地上波ディジタルテレビジョン放送において、複数のサブキャリアのうちの一部に、制御信号が配置されている。このような制御信号は、データ信号を受信するために必要な情報を含んでおり、データ信号よりも重要である。そのため、制御信号は、誤りが低減されるように設計されている。制御信号として、DVB−TにはTPS(Transmission parameter signaling)が含まれ、ISDB−TにはTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)が含まれている。TPSとTMCCとは、フォーマットが異なるものの、誤りを低減するための設計として、以下の点が共通している。ひとつは、変調方式としてDBPSK(Differential Binary Phase Shift Keying)を採用していることであり、もうひとつは、誤り検出/訂正方式としてBCH符号(Bose−Chaudhuri−Hocquenghem code)を採用していることである。このような状況下において、受信装置の回路規模の増加を抑制しながらも、受信特性の向上が望まれている。
本発明者はこうした状況を認識して本発明をなしたものであり、その目的は、回路規模の増加を抑制しながら、受信特性を向上させる通信技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の復号装置は、ブロック符号化がなされたデータフレームを入力する入力部と、入力部において入力したデータフレームのうち、既知データが配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータを既知データに置換する置換部と、置換部において置換したデータフレームに対して、シンドローム演算を実行する演算部と、演算部におけるシンドローム演算の結果をもとに、データフレームにおける誤りを検出する検出部と、を備える。
本発明の別の態様は、受信装置である。この装置は、少なくともふたつのサブキャリアに制御信号が配置され、残りのサブキャリアにデータ信号が配置されたマルチキャリア信号を受信する受信部と、受信部において受信したマルチキャリア信号を制御信号とデータ信号とに分離する分離部と、分離部において分離した制御信号を復調する第1復調部と、分離部において分離したデータ信号を復調する第2復調部とを備える。第1復調部は、分離部において分離した制御信号のデータフレームであって、ブロック符号化がなされたデータフレームのうち、既知データが配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータを既知データに置換する置換部と、置換部において置換したデータフレームに対して、シンドローム演算を実行する演算部と、演算部におけるシンドローム演算の結果をもとに、データフレームにおける誤りを検出する検出部とを備える。
本発明のさらに別の態様は、復号方法である。この方法は、ブロック符号化がなされたデータフレームを入力するステップと、入力したデータフレームのうち、既知データが配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータを既知データに置換するステップと、置換したデータフレームに対して、シンドローム演算を実行するステップと、シンドローム演算の結果をもとに、データフレームにおける誤りを検出するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、回路規模の増加を抑制しながら、受信特性を向上できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、地上波ディジタルテレビジョン放送、例えばDVB−Tの無線信号を受信する受信装置に関する。無線信号は、OFDMシンボルの連続によって構成されている。DVB−Tでは、複数のサブキャリアのうちの一部にTPSが配置されている。前述のごとく、TPSにおける誤り発生確率を低減するために、DBPSKおよびBCHが採用されている。DBPSKの信号を復調するために、受信装置では、一般的に遅延検波が実行される。遅延検波として、位相成分のみが使用されると、フェージング環境下において特性が著しく悪化する。一方、遅延検波として、ベクトル演算がなされると、複素乗算が必要となり、回路規模が増大する。そのため、遅延検波における回路規模の増加と特性悪化の抑制とが要求される。また、BCHの検出能力をこえる誤りが発生すると、誤りが検出されなくなり、訂正されなくなってしまう。そのため、検出前に誤りを低減するような処理が望まれる。
まず、遅延検波における回路規模の増加と特性悪化の抑制を実現するために、以下の処理がなされる。受信装置は、複数のサブキャリアのうち、TPSが配置されたサブキャリア(以下、「TPSサブキャリア」という)を抽出してから、TPSサブキャリアのシンボルを位相成分と振幅成分に変換する。また、受信装置は、各TPSサブキャリアにおいて、連続したシンボル間の位相差を計算することによって、DBPSK変調信号の位相差尤度を導出する。これととともに、受信装置は、連続したシンボルの振幅成分から、位相差尤度の重み係数を導出する。さらに、受信装置は、位相差尤度と重み係数を乗算した結果をDBPSK変調信号の尤度とし、ひとつのシンボルに含まれる複数のTPSサブキャリアにわたって、尤度を積算する。積算値が判定されることによって、DBPSK変調信号の復調結果が生成される。
次に、検出前に誤りを低減するために、以下の処理がなされる。前提として、TPSは、フレームにて構成されており、フレーム中にフレーム同期符号が配置されている。ここで、フレーム同期符号とは、フレーム同期に使用される信号であり、既知の信号である。受信装置は、復調結果のフレームにおいて、フレーム同期符号が配置されるべき部分を特定する。また、受信装置は、フレーム同期符号のパターンを予め記憶しており、特定した部分をフレーム同期符号に置換する。その後、受信装置は、誤り検出、誤り訂正を実行する。
図1は、本発明の実施例に係る受信装置100の構成を示す。受信装置100は、アンテナ10、RF部12、AD部14、ベースバンド処理部16、制御部18を含む。また、ベースバンド処理部16は、サンプリング補正部20、FFT部22、オフセット検出部24、シンボル同期部26、分離部28、等化部30、デマッピング部32、デコード部34、制御信号処理部36を含む。信号として、TPS250、エラーフラグ252が含まれる。
アンテナ10は、図示しない送信装置からの無線信号を受信する。ここで、無線信号は、無線周波数帯に属し、前述のOFDMシンボルの繰り返しによって構成されている。図2は、受信装置100にて処理されるOFDMシンボルの構成を示す。図の横軸方向が周波数に相当し、図の上段にサブキャリア番号を示す。また、図の縦軸方向が時間に相当し、図の左側にシンボル番号を示す。図中の「D」がデータに相当し、「T」がTPSに相当する。つまり、OFDMシンボルのうち、一部のサブキャリアにTPSが配置され、残りのサブキャリアにデータが配置されている。ここで、DVB−Tでは、2kモードと8kモードとが規定されている。2kモードとは、IFFTのポイント数が2048サンプルである場合に相当し、8kモードとは、IFFTのポイント数が8192サンプルである場合に相当する。2kモードでは、TPSサブキャリアが17個存在し、8kモードでは、TPSサブキャリアが68個存在する。
ひとつのOFDMシンボルで1ビットのTPS情報を送信するので、各TPSサブキャリアには同一のTPS情報が配置される。したがって、2kモードでは同一のTPSデータが17サブキャリアに配置され、8kモードでは同一のTPSデータが68サブキャリアに配置され、送信される。ここで、各TPSサブキャリアに配置される同一のTPS情報は、ひとつ前のOFDMシンボルの各TPSサブキャリアのデータにより差動符号化されている。
図3(a)−(b)は、受信装置100にて処理されるTPSのフレームフォーマットを示す。前述のごとく、TPSはフレーム形式にて規定されており、図3(a)では、「evenフレーム」と「oddフレーム」(以下、evenフレームとoddフレームとを総称して「TPSフレーム」という)とが交互に配置されている。図3(b)は、ひとつのTPSフレームの構成を示している。図示のごとく、TPSフレームは、68ビットにて構成されている。図2に示したひとつのOFDMシンボルで1ビットのTPS情報を送信するので、68ビットから構成されるひとつのTPSフレームの送信が68シンボルで完了する。
「初期符号」は、TPSフレームに対して差動符号化を実行する際のスタートシンボルに相当する。初期符号の値は、TPSサブキャリアのサブキャリア番号に依存するように規定される。「フレーム同期符号」は、TPSフレームの同期を確立するために使用される既知信号の系列である。なお、フレーム同期符号として、“0011010111101110”となる「even符号」と、“1100101000010001”となる「odd符号」とが規定されている。また、evenフレームにはeven符号が配置され、oddフレームにはodd符号が配置される。
「伝送パラメータ」には、変調方式、符号化率、ガードインターバル長などの情報がマッピングされている。また、伝送パラメータの中に、フレーム番号が含まれる。フレーム番号は、0から3の値を繰り返すように規定される。「予約ビット」は、予め予約されたビットである。「パリティビット」は、0から53シンボルをBCHデコードで誤り検出、訂正するための符号である。パリティビットは、公知の技術によって生成されればよいので、ここでは、説明を省略する。
図4は、受信装置100にて処理されるTPSの値を示す。ここでは、図3(b)に示したTPSフレームの値に対して、差動符号化がなされることによって、どのような値になるかを具体的に説明する。シンボル欄200には、シンボルの番号が示されており、図2の左側に示された番号、図3(b)の下段に示された番号に相当する。TPS欄202には、図3(b)に示したTPSフレームの具体的な値が示されている。なお、初期値の値は、前述のごとく、サブキャリア番号に依存したランダムデータがマッピングされる。サブキャリア番号欄204は、差動符号化されたTPSフレームの値を各TPSサブキャリアに対応づけながら示す。図示のごとく、サブキャリア番号「34」、「50」、「209」に対して、初期値「0」、「1」、「1」が配置されている。また、この初期値をもとに、以降のTPSフレームに対して、DBPSK変調がなされている。具体的に説明すると、TPSフレームの値が「1」の場合には、前段の値が反転され、「0」の場合には、前段の値が反転されない。図1に戻る。
RF部12は、アンテナ10において順次受信したOFDMシンボルに対して、無線周波数帯からベースバンドへの周波数変換を実行する。また、RF部12は、ベースバンドに周波数変換したOFDMシンボルを出力する。なお、ベースバンドの信号は、一般的に同相成分と直交成分にて形成される。そのため、2本の信号線が示されるべきであるが、ここでは、図面を明瞭にするために1本の信号線を示す。また、RF部12は、チューナ機能、増幅機能等も有するが、ここでは、それらの説明を省略する。AD部14は、ベースバンドのOFDMシンボルに対して、アナログ−デジタル変換を実行する。その結果、AD部14は、デジタル信号に変換されたOFDMシンボルを出力するが、以下、デジタル信号に変換されたOFDMシンボルも単にOFDMシンボルと呼ぶ。
サンプリング補正部20は、AD部14からOFDMシンボルを受けつけ、AD部14でのサンプリングタイミングを補正する。なお、サンプリングタイミングの補正量は、オフセット検出部24から指示される。FFT部22は、OFDMシンボルからガードインターバルを除去する。また、FFT部22は、ガードインターバルが除去されたOFDMシンボルに対してフーリエ変換を実行し、周波数領域に変換された信号を出力する。その結果、図2のようにサブキャリア単位に分離された信号が出力される。
オフセット検出部24は、周波数領域に変換された信号をもとに、タイミングのオフセット量を検出する。また、オフセット検出部24は、検出したオフセット量をシンボル同期部26に通知する。さらに、オフセット検出部24は、オフセット量をもとに、サンプリングタイミングの補正量を導出し、サンプリング補正部20に通知する。シンボル同期部26は、サンプリング補正部20からのOFDMシンボルと、オフセット検出部24からのオフセット量をもとに、FFTウインドウを生成し、FFT部22に出力する。なお、サンプリング補正部20、FFT部22、オフセット検出部24、シンボル同期部26には、公知の技術が使用されればよいので、ここでは、詳細な説明を省略する。
分離部28は、FFT部22から、周波数領域に変換された信号を入力し、TPSサブキャリアと、それ以外のサブキャリアとを分離する。また、分離部28は、TPSサブキャリアを制御信号処理部36に出力し、それ以外のサブキャリアを等化部30に出力する。等化部30は、分離部28からの周波数領域の信号をもとに、伝送路特性を推定する。ここで、伝送路特性は、サブキャリア単位に導出される。なお、伝送路特性の推定には、公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略するが、所定のサブキャリアに配置されたパイロット信号が伝送路特性の推定に使用される。等化部30は、推定した伝送路特性をもとに、周波数領域の信号を復調する。復調もサブキャリア単位になされる。
デマッピング部32は、等化部30において復調された信号に対して、デマッピングを実行する。デコード部34は、デマッピング部32でのデマッピングの結果を復号する。制御信号処理部36は、分離部28からTPSサブキャリアを受けつけ、TPSフレームに対して、復調処理および復号処理を実行する。ここで、復調処理および復号処理については、後述する。制御信号処理部36は、TPS250、エラーフラグ252を出力する。制御部18は、受信装置100のタイミングを制御する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた受信機能を有したプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図5は、制御信号処理部36の構成を示す図である。制御信号処理部36は、尤度導出部50、尤度積算部52、判定部54、フレーム同期部56、BCHデコーダ部58を含む。また、尤度導出部50は、変換部60、第1遅延部62、位相差導出部64、第2遅延部66、重み係数導出部68、乗算部70を含む。また、尤度積算部52は、加算部72、調節部74を含む。また、フレーム同期部56は、第1照合部76、第2照合部78、同期判定部80を含む。また、BCHデコーダ部58は、記憶部82、置換部84、シンドローム演算部86、エラー検出部88、エラー訂正部90を含む。
変換部60には、TPSサブキャリアに配置されたシンボルを入力する。TPSサブキャリアには、サブキャリア間において互いに同一内容のデータが差動符号化されたTPSフレームが配置される。ここで、変換部60に入力されたシンボルは、同相成分と直交成分を有しているが、変換部60は、同相成分と直交成分を振幅成分と位相成分に変換する。ここで、変換部60には、図示しないアークタンジェントROMが備えられており、アークタンジェントROMを使用しながら変換を実行する。なお、変換は、サブキャリア単位になされる。変換部60は、シンボルの位相成分を第1遅延部62、位相差導出部64に出力し、シンボルの振幅成分を第2遅延部66、重み係数導出部68に出力する。
第1遅延部62は、シンボルの位相成分を1シンボル分だけ遅延する。位相差導出部64は、変換部60からシンボルの位相成分を受けつけるとともに、第1遅延部62からもシンボルの位相成分を受けつける。位相差導出部64は、入力したシンボルの位相成分をもとに、ふたつのシンボル間の位相差をサブキャリア単位に導出する。また、位相差導出部64は、位相差を位相差尤度として出力する。図6は、位相差導出部64において導出される位相差尤度を示す。位相差欄210には、ふたつのシンボル間の位相差が示され、位相差尤度欄212には、各位相差に対応した位相差尤度が示されている。
例えば、位相差が「0°」であれば、位相差尤度は「+90」になり、位相差が「+180°」あるいは「−180°」であれば、位相差尤度は「−90」になる。ここで、TPSに対する変調方式はDBPSKであるので、理想的には、位相差が「0°」あるいは「±180°」になるべきである。また、位相差がこれらの値に近づくほど、信頼性が高いといえる。そのため、位相差が「0°」あるいは「±180°」に近づくほど、位相差尤度の絶対値が大きくなるような規定がなされている。図5に戻る。位相差導出部64は、位相差尤度を乗算部70に出力する。
第2遅延部66は、シンボルの振幅成分を1シンボル分だけ遅延する。重み係数導出部68は、変換部60からシンボルの振幅成分を受けつけるとともに、第1遅延部62からもシンボルの振幅成分を受けつける。重み係数導出部68は、入力したシンボルの振幅成分をもとに、重み係数をサブキャリア単位に導出する。つまり、重み係数導出部68は、位相差導出部64において位相差の導出に使用したふたつのシンボルのそれぞれに対して、振幅成分を特定する。重み係数導出部68は、ふたつの振幅成分のうち、小さい方を選択する。重み係数導出部68は、選択した振幅成分をもとに、位相差に対する重み係数を生成する。例えば、重み係数導出部68は、振幅成分が大きくなると、値が大きくなるような重み係数を生成する。なお、ここでは、説明を明瞭にするために、重み係数導出部68は、振幅成分の値をそのまま重み係数とする。
乗算部70は、サブキャリアを対応づけながら、位相差導出部64からの位相差尤度と重み係数導出部68からの重み係数とを乗算する。つまり、乗算部70は、重み係数にて、位相差尤度をサブキャリア単位に重みづける。加算部72、調節部74は、重みづけた位相差尤度を複数のTPSサブキャリアにわたって積算する。判定部54は、積算した結果を判定する。判定結果に誤りがなければ、判定結果は、TPSフレームから初期符号を除外した状態になる。このような状態もTPSフレームと呼ぶものとする。
第1照合部76は、判定部54から判定結果を入力する。また、第1照合部76は、even符号のパターンを予め記憶する。ここで、even符号は16ビットにて形成される。第1照合部76は、マッチドフィルタの構成を有しており、判定結果の16ビットとeven符号の16ビットとの相関値を計算する。例えば、第1照合部76は、ビット毎に排他的論理和を実行し、各桁の“0”の出現数を合計する。第1照合部76は、合計した結果を同期判定部80に出力する。第2照合部78は、第1照合部76と同様の動作をodd符号に対して実行する。
同期判定部80は、第1照合部76および第2照合部78から、照合結果を受けつける。図3(a)のごとく、evenフレームとoddフレームが交互に送信されるので、同期判定部80は、ふたつの照合結果のいずれかが“16”を示すまで照合を繰り返すことにより、同期タイミングを決定する。その結果、フレーム同期が確立される。同期判定部80は、決定した同期タイミングと、その同期タイミングがeven符号、odd符号のどちらにより決定されたかの情報をBCHデコーダ部58および図示しない制御部18に出力する。
記憶部82は、even符号とodd符号とを記憶する。記憶部82は、evenフレームの場合、even符号を出力し、oddフレームの場合、odd符号を出力する。つまり、記憶部82は、“0011010111101110”を1シンボルにつき1ビットずつ順次出力するか、“1100101000010001”を1シンボルにつき1ビットずつ順次出力する。なお、evenフレームであるかoddフレームであるか、およびフレーム同期符号を出力すべきタイミングは、図示しない制御部18によって指示される。図7は、記憶部82の構成を示す。記憶部82は、第1フレーム同期符号保持部110、第2フレーム同期符号保持部112、切替部114を含む。第1フレーム同期符号保持部110は、even符号を記憶する。第2フレーム同期符号保持部112は、odd符号を記憶する。切替部114は、図示しない制御部18から指示をもとに、even符号あるいはodd符号を選択して、出力する。図5に戻る。
置換部84は、判定部54から判定結果を入力する。判定結果は、図3(b)の形式を有しており、BCH符号化がなされたTPSフレームに相当する。なお、判定結果には、誤りが含まれている可能性があるので、図3(b)とは完全に一致しない場合もあるが、ここでは、説明を簡潔にするために、判定結果をTPSフレームと呼ぶことにする。前述のごとく、TPSフレームには、フレーム同期を確立するために使用されるべきフレーム同期符号が含まれている。置換部84は、入力したTPSフレームのうち、フレーム同期符号が配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータをeven符号あるいはodd符号に置換する。ここで、置換部84は、記憶部82からeven符号あるいはodd符号を取得しており、evenフレームのときにeven符号を置換に使用し、oddフレームのときにodd符号を置換に使用する。なお、置換部84は、フレーム同期符号が配置される部分以外において、判定部54から入力した判定結果をそのまま出力する。また、フレーム同期符号による置換を行ったTPSフレームもTPSフレームと呼ぶ。
シンドローム演算部86は、置換部84からTPSフレームを入力し、TPSフレームに対して、シンドローム演算を実行する。エラー検出部88は、シンドローム演算部86におけるシンドローム演算の結果をもとに、TPSフレームにおける誤りを検出する。つまり、エラー位置が特定される。また、エラー検出部88は、エラーフラグ252を出力する。エラー訂正部90は、判定部54から判定結果を入力するとともに、エラー検出部88からエラー位置に関する情報を入力し、エラー訂正処理を実行する。エラー訂正部90は、エラー訂正処理がなされた結果をTPS250として出力する。なお、シンドローム演算、エラー検出、エラー訂正処理として公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。
次に、本発明の変形例を説明する。変形例は、実施例と比較して、尤度導出部50における重み係数の導出方法が異なる。また、変形例に係る受信装置100は、図1と同様のタイプである。図8は、本発明の変形例に係る尤度導出部50の構成を示す。尤度導出部50は、図5の尤度導出部50に対して、設定部120をさらに含む。設定部120は、設定部120において使用すべきしきい値を設定する。設定部120は、固定のしきい値を予め記憶しておいてもよいし、伝送路の状態に応じて適応的にしきい値を設定してもよい。
例えば、設定部120は、TPSサブキャリア単位に、前シンボルの振幅成分と現シンボルの振幅成分のうちの大きい方を選択し、複数のTPSサブキャリアにわたって、選択した値を積算する。一方、設定部120は、TPSサブキャリア単位に、前シンボルの振幅成分と現シンボルの振幅成分との差分の絶対値を求め、複数のTPSサブキャリアにわたって、絶対値を積算する。また、設定部120は、選択値の積算結果と差分の積算結果をもとに、差分の積算結果を正規化する。さらに、設定部120は、正規化した結果からしきい値を決定する。
重み係数導出部68は、実施例と同様に、ふたつの振幅成分のうち、小さい方を選択するが、選択した振幅成分がしきい値よりも小さい場合、位相差を無効にするような重み係数を生成する。例えば、重み係数導出部68は、重み係数の値を「0」にする。尤度導出部50における他の処理は、実施例と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図9は、設定部120の構成を示す。設定部120は、選択部130、加算部132、調節部134、加算部136、絶対値演算部138、加算部140、調節部142、正規化部144、決定部146を含む。
選択部130は、サブキャリア単位に、シンボルの振幅成分と、ひとつ前のシンボルの振幅成分とを入力し、大きい方を選択する。加算部132、調節部134は、選択部130において選択した振幅成分を1シンボル内の複数のサブキャリアにわたって積算する。加算部136は、サブキャリア単位に、シンボルの振幅成分から、ひとつ前のシンボルの振幅成分を減算することによって、振幅成分間の差を導出する。絶対値演算部138は、加算部136において導出した差の絶対値を計算する。加算部140、調節部142は、絶対値演算部138において計算した差の絶対値を1シンボル内の複数のサブキャリアにわたって積算する。
正規化部144は、調節部134から選択値の積算値を入力し、調節部142から差の絶対値の積算値を入力する。また、正規化部144は、差の絶対値の積算値を選択値の積算値にて除算することによって、差の絶対値の積算値を正規化する。決定部146は、正規化部144において正規化した値をもとに、しきい値を決定する。例えば、決定部146は、正規化した値としきい値とが対応づけられたテーブルを予め記憶しており、当該テーブルを参照しながら、正規化した値からしきい値を決定する。なお、テーブルは、正規化した値が大きくなれば、しきい値も大きくなるような関係にて規定されている。決定部146は、決定したしきい値を出力する。
次に、本発明の別の変形例を説明する。実施例において、TPSフレームのフレーム同期符号の部分は、予め記憶されたフレーム同期符号に置換される。別の変形例では、TPSフレーム中のフレーム番号の部分も、予め記憶されたフレーム番号に置換される。別の変形例に係る受信装置100は、図1と同様のタイプである。また、図3(b)に示されているように、TPSフレームには、フレームを識別するために使用されるべきフレーム番号が既知データとして含まれている。ここで、DVB−Tの場合、4フレームにてスーパーフレームを構成しており、フレーム番号「0」から「3」が繰り返されている。
図5の置換部84は、図1の制御部18からの指示にしたがって、TPSフレームのうち、フレーム番号が配置されるべき部分を特定する。また、制御部18は、記憶部82からフレーム番号を受けつけ、特定した部分のデータをフレーム番号に置換する。つまり、制御部18にてフレーム番号が特定されると、それ以降はフレーム同期符号に加えてフレーム番号についても、置換部84は、判定部54での判定結果を予め記憶した値に置換する。シンドローム演算部86、エラー検出部88、エラー訂正部90は、実施例と同様に処理する。
図10は、本発明の別の変形例に係る記憶部82の構成を示す。記憶部82は、第1フレーム同期符号保持部110、第2フレーム同期符号保持部112、第1フレーム番号保持部160、第2フレーム番号保持部162、第3フレーム番号保持部164、第4フレーム番号保持部166、切替部114を含む。
第1フレーム同期符号保持部110、第2フレーム同期符号保持部112は、図7と同一であるので、ここでは説明を省略する。第1フレーム番号保持部160から第4フレーム番号保持部166は、フレーム番号「0」から「3」をそれぞれ記憶する。切替部114は、TPSフレーム中のフレーム同期符号の部分において、第1フレーム同期符号保持部110からのeven符号あるいは第2フレーム同期符号保持部112からodd符号を選択して出力する。また、切替部114は、TPSフレーム中のフレーム番号の部分において、第1フレーム番号保持部160からのフレーム番号「0」、第2フレーム番号保持部162からのフレーム番号「1」、第3フレーム番号保持部164からのフレーム番号「2」、第4フレーム番号保持部166からのフレーム番号「3」のいずれかを選択して出力する。
次に、本発明のさらに別の変形例を説明する。実施例では、DVB−Tを対象として、TPSに対する処理を説明した。さらに別の変形例では、ISDB−Tを対象としてTMCCに対する処理を説明する。TMCCは、TPSと同様に、複数のサブキャリアのうちの一部に配置される。図11は、本発明のさらに別の変形例に係るTMCCのフレームフォーマットを示す。TMCC符号は「0」から「203」の204シンボルにて形成される。「初期符号」および「フレーム同期符号」は、TPSと同様に規定される。「セグメント形式識別符号」は、セグメントが差動変調であるか、同期変調であるかを識別するための符号である。「伝送パラメータ」には、変調方式、符号化率などの情報がマッピングされている。「パリティビット」は、0から121シンボルをBCHデコードにて誤り検出、訂正するための符号である。
さらに別の変形例に係る受信装置100、制御信号処理部36、記憶部82は、図1、図5、図7と同様のタイプである。そのため、ここでは、これらについての説明を省略する。
本発明の実施例によれば、遅延検波を実行する際に、位相成分から位相差を導出するとともに、振幅成分にて重みづけを実行するので、受信特性を向上させながらも、回路規模の増加を抑制できる。また、位相成分から位相差を導出するので、複素乗算を回避でき、回路規模の増加を抑制できる。また、振幅成分にて重みづけを行うので、受信したシンボルの信頼性を判定に反映できるので、受信特性を向上できる。また、ふたつのシンボルの振幅成分のうち、小さい方をもとに重み係数を生成するので、シンボルに対する受信電力を重み係数に反映できる。
また、ふたつのシンボルの振幅成分のうち、小さい方がしきい値よりも小さければ、重み係数の値を「0」にするので、雑音の影響を低減できる。また、しきい値を可変に設定するので、伝送路の変動にしきい値を追従させることができる。また、比較的簡単な回路によって、伝送パラメータを高精度に復号できる。また、シンボル間、あるいは1シンボル内のサブキャリアの受信電力が動的に変化するフェージング環境でも高精度に復号できる。
また、データフレームのうち、既知のデータが配置される部分を既知データに置換した後に、シンドローム演算を実行するので、受信特性を向上させながらも、回路規模の増加を抑制できる。また、既知のデータが配置される部分を既知データに置換するだけでよいので、比較的簡単な回路によって、伝送パラメータを高精度に復号できる。また、既知のデータに置換するので、誤り検出数や誤り訂正数に限界がある場合でも、受信特性を向上できる。また、既知のデータで発生したエラーは無視できるので、確率的な観点で、BCHデコーダにおける誤りを低減できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、重み係数導出部68は、ふたつのシンボルの振幅成分のうち、小さい方を選択し、選択した振幅成分をもとに重み係数を生成している。しかしながらこれに限らず例えば、ふたつのシンボルの振幅成分の平均値をもとに重み係数が生成されてもよい。重み係数導出部68は、サブキャリア単位に、振幅成分に対する平均値を計算する。また、重み係数導出部68は、計算した平均値をもとに、位相差に対する重み係数を生成する。なお、重み係数導出部68は、計算した平均値をそのまま重み係数としてもよい。さらに、重み係数導出部68は、計算した平均値がしきい値よりも小さい場合、位相差を無効にするような重み係数、「0」の値を有する重み係数を生成してもよい。本変形例によれば、平均値をもとに重み係数が生成されるので、雑音の影響を低減できる。また、平均値がしきい値よりも小さければ、「0」の値を有する重み係数が生成されるので、雑音の影響を低減できる。
本発明の実施例に係る受信装置の構成を示す図である。 図1の受信装置にて処理されるOFDMシンボルの構成を示す図である。 図3(a)−(b)は、図1の受信装置にて処理されるTPSのフレームフォーマットを示す図である。 図1の受信装置にて処理されるTPSの値を示す図である。 図1の制御信号処理部の構成を示す図である。 図5の位相差導出部において導出される位相差尤度を示す図である。 図5の記憶部の構成を示す図である。 本発明の変形例に係る尤度導出部の構成を示す図である。 図8の設定部の構成を示す図である。 本発明の別の変形例に係る記憶部の構成を示す図である。 本発明のさらに別の変形例に係るTMCCのフレームフォーマットを示す図である。
符号の説明
10 アンテナ、 12 RF部、 14 AD部、 16 ベースバンド処理部、 18 制御部、 20 サンプリング補正部、 22 FFT部、 24 オフセット検出部、 26 シンボル同期部、 28 分離部、 30 等化部、 32 デマッピング部、 34 デコード部、 36 制御信号処理部、 100 受信装置。

Claims (6)

  1. ブロック符号化がなされたデータフレームを入力する入力部と、
    前記入力部において入力したデータフレームのうち、既知データが配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータを既知データに置換する置換部と、
    前記置換部において置換したデータフレームに対して、シンドローム演算を実行する演算部と、
    前記演算部におけるシンドローム演算の結果をもとに、データフレームにおける誤りを検出する検出部と、
    を備えることを特徴とする復号装置。
  2. 前記入力部において入力したデータフレームには、フレーム同期符号列が既知データとして含まれており、
    前記置換部は、フレーム同期符号列を予め取得しており、前記入力部において入力したデータフレームのうち、フレーム同期符号列が配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータをフレーム同期符号列に置換することを特徴とする請求項1に記載の復号装置。
  3. 前記入力部において入力したデータフレームには、フレーム番号が既知データとして含まれており、
    前記置換部は、フレーム番号を予め取得しており、前記入力部において入力したデータフレームのうち、フレーム番号が配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータをフレーム番号に置換することを特徴とする請求項1に記載の復号装置。
  4. 少なくともふたつのサブキャリアに制御信号が配置され、残りのサブキャリアにデータ信号が配置されたマルチキャリア信号を受信する受信部と、
    前記受信部において受信したマルチキャリア信号を制御信号とデータ信号とに分離する分離部と、
    前記分離部において分離した制御信号を復調する第1復調部と、
    前記分離部において分離したデータ信号を復調する第2復調部とを備え、
    前記第1復調部は、
    前記分離部において分離した制御信号のデータフレームであって、ブロック符号化がなされたデータフレームのうち、既知データが配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータを既知データに置換する置換部と、
    前記置換部において置換したデータフレームに対して、シンドローム演算を実行する演算部と、
    前記演算部におけるシンドローム演算の結果をもとに、データフレームにおける誤りを検出する検出部とを備えることを特徴とする受信装置。
  5. ブロック符号化がなされたデータフレームを入力するステップと、
    入力したデータフレームのうち、既知データが配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータを既知データに置換するステップと、
    置換したデータフレームに対して、シンドローム演算を実行するステップと、
    シンドローム演算の結果をもとに、データフレームにおける誤りを検出するステップと、
    を備えることを特徴とする復号方法。
  6. ブロック符号化がなされたデータフレームを入力するステップと、
    入力したデータフレームのうち、既知データが配置されるべき部分を特定し、特定した部分のデータを既知データに置換するステップと、
    置換したデータフレームに対して、シンドローム演算を実行するステップと、
    シンドローム演算の結果をもとに、データフレームにおける誤りを検出するステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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