JP2010067335A - 磁気記録媒体、磁気記録媒体の製造方法および磁気記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁気的に互いに分離された複数の磁気記録パターン2が備えられている磁気記録媒体1であって、各磁気記録パターン2が、低保磁力領域2aと、低保磁力領域2aよりも保磁力の高い高保磁力領域2bとを備えたものであり、平面視で低保磁力領域2aの中央部に高保磁力領域2bが配置されている磁気記録媒体1とする。
【選択図】図2
Description
さらに、ディスクリートトラック媒体のトラック部分を、さらにビット単位で分離したビットパターン媒体を製造する試みもなされている。
また、本発明は、本発明の磁気記録媒体を備え、高記録密度特性に優れた磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
(1) 磁気的に互いに分離された複数の磁気記録パターンが備えられている磁気記録媒体であって、各磁気記録パターンが、低保磁力領域と、前記低保磁力領域よりも保磁力の高い高保磁力領域とを備えたものであり、平面視で前記低保磁力領域の中央部に前記高保磁力領域が配置されていることを特徴とする磁気記録媒体。
(2) 前記高保磁力領域の保磁力が2000(Oe)〜6000(Oe)(1Oeは約79A/m)の範囲内であり、前記低保磁力領域の保磁力が100(Oe)〜1000(Oe)の範囲内であることを特徴とする(1)に記載の磁気記録媒体。
(3) 前記高保磁力領域の垂直断面の形状が、表面から深さ方向に徐々に幅が狭くなる逆台形とされていることを特徴とする(1)または(2)に記載の磁気記録媒体。
(4) 前記磁気記録パターンは、記録トラック、記録ビット、サーボ信号の少なくともいずれかであることを特徴とする(1)〜(3)の何れかに記載の磁気記録媒体。
(6) 前記保磁力低減処理が、反応性プラズマ処理であり、前記分離処理が、イオン注入処理であることを特徴とする(5)に記載の磁気記録媒体の製造方法。
「磁気記録媒体」
図1は、本発明の磁気記録媒体の一例を示した平面図であって、図1(a)は全体図であり、図1(b)は図1(a)に示す磁気記録媒体の一部を示した拡大平面図である。また、図2は、図1(a)に示す磁気記録媒体の一部を示した拡大図であって、図2(a)は磁気記録媒体の垂直断面図であり、図2(b)は磁気ヘッドとともに磁気記録媒体を示した斜視図である。なお、図2(b)において大きな矢印で示される方向は、磁気記録媒体に対する磁気ヘッドの相対的な走行方向であって、磁気記録媒体の円周方向に沿う方向である。また、図1(b)および図2(b)においては、図面を見やすくするために、保護層の記載を省略している。
本実施形態の磁気記録媒体1は、図2(b)に示すように、非磁性基板4の垂直方向に磁化が付与される磁性層6を備えたディスクリートトラック媒体であり、読み出しヘッド11と書き込みヘッド12とを備えた磁気ヘッド27によって、情報信号の書き込みおよび読み出しが行われるものである。また、本実施形態の磁気記録媒体1は、図2(a)に示すように、非磁性基板4上に、軟磁性層5と、磁性層6と、保護層7とが下から順に設けられたものである。
また、これらの非磁性基板4の平均表面粗さ(Ra)は、1nm以下であることが好ましく、0.5nm以下であることがより好ましく、0.1nm以下であることがさらに好ましい。
配向制御膜の材料としては、Pt、Pd、NiCr、NiFeCr等が挙げられる。また、中間膜の材料としては、Ru等が挙げられる。
また、磁性層6には、グラニュラ構造を形成する粒界構成物質として酸化物が添加されていてもよい。グラニュラ構造を形成する酸化物としては、Si酸化物、Ti酸化物、W酸化物、Cr酸化物、Co酸化物、Ta酸化物およびRu酸化物のいずれか1種以上を含むものであることが好ましい。
また、保護層7は、単層であってもよいし、2層以上の層から構成されていてもよい。
保護層7の膜厚は、10nm未満とすることが好ましい。保護層7の膜厚が10nmを越えると磁気ヘッド27と磁性層6との距離が大きくなり、出入力信号の強さが十分に得られなくなる恐れがある。
次に、本願発明の磁気記録媒体の製造方法として、図1および図2に示す磁気記録媒体1の製造方法を例に挙げて説明する。図3および図4は、図1および図2に示す磁気記録媒体1の製造方法を説明するための工程図である。
[1]図1および図2に示す磁気記録媒体1を製造するには、まず、図3(a)に示すように、非磁性基板4を用意する。そして、図3(b)に示すように、非磁性基板4上の全面に、例えばスパッタ法等の薄膜形成技術を用いて、軟磁性層5と、磁気記録パターン2および磁気記録パターン間領域3となる磁性層6aとを順に形成する。この際、磁性層6aの保磁力(Hc)は2000(Oe)〜6000(Oe)の範囲内とされることが好ましい。
まず、図3(c)に示すように、磁性層6aの表面全面にレジストを塗布してレジスト膜10aを形成する。その後、レジスト膜10aの表面に、磁気記録パターン2に対応するパターンの凹部を有するスタンパー20を密着させ、図3(d)に示すように、高圧Sでプレスすることによって、磁気記録パターン2に対応する形状のパターンを有するレジスト層を形成する。その後、レジスト層の材料に応じた適切な方法を用いてレジスト層を硬化させ、レジスト層の凹部の箇所をドライエッチングなどの方法を用いて除去して磁性層6aの表面を露出させることによって、磁気記録パターン2に対応する形状の図4(a)に示すレジストパターン10が形成される。
図4(a)に示すレジストパターン10の形状は、記録トラック、記録ビット、サーボ信号の全ての形成領域に対応する形状とされている。したがって、レジストパターン10に覆われていない領域が、磁気記録パターン間領域3となる領域に対応する領域とされている。
また、スタンパー20としては、例えば、金属プレートに、電子線描画などの方法を用いて磁気記録パターン2と反対パターンで凹部を刻設したものなどが使用できる。また、スタンパー20の材料としては、プロセスに耐えうる硬度、耐久性が有するものであれば特に限定されず、例えばNi合金等を使用することができる。
なお、レジストパターン10は、スタンパー20を用いて形成してもよいが、フォトリソグラフィー技術を用いて形成してもよい。
保磁力低減工程を行うことによって、低保磁力領域2aとされた磁性層6aの保磁力は、100(Oe)〜1000(Oe)の範囲内とされることが好ましい。
誘導結合プラズマは、気体に高電圧をかけることによってプラズマ化し、さらに高周波数の変動磁場によって、そのプラズマ内部に渦電流によるジュール熱を発生させることによって得られる高温のプラズマである。誘導結合プラズマは、電子密度が高いため、例えば、保磁力低減処理としてイオン注入を用いる場合に比べて、磁性層6aの面積が比較的広い場合であっても、磁性層6aの低保磁力領域2aとされる部分の磁気特性を、高い効率で、短時間に変化させることができる。
分離工程を行うことによって、磁気記録パターン間領域3とされた低保磁力領域2aの保磁力は、100(Oe)未満の範囲内とされることが好ましい。
以上は、反応性プラズマ処理とイオン注入処理とを組み合わせて高保磁力領域、低保磁力領域、磁気記録パターン間領域を形成する例であるが、これ以外の方法によってもこれらの領域を形成することができる。例えば、図4(a)においてレジストパターン10の断面形状を台形とした場合、台形の側辺に対応した側面においては注入イオンの注入量が弱められ、その下の磁性層は低保磁力領域となり、台形の上辺に対応した上面の下の磁性層は、イオンが注入されないため高保磁力領域となり、台形に覆われていない領域は磁気記録パターン間領域となる。また図4(a)において注入イオンを斜めに入射させることにより、レジストパターン10の下の部分の一部を低保磁力領域とし、その後、注入イオンを基板面に垂直として、レジストパターン10に覆われていない箇所のみを磁気記録パターン間領域とすることができる。
その後、保護層7表面に、潤滑剤を塗布することによって潤滑層(図示略)を形成する。
以上のようにして図1および図2に示す本実施形態の磁気記録媒体1が得られる。
本実施形態の磁気記録媒体1を構成する磁気記録パターン2に、磁気ヘッド27を用いて情報信号の書き込みを行う場合、図2(b)に示すように、磁気ヘッド27の書き込みヘッド12を磁気記録パターン2の近傍に近づけて磁気記録媒体1の周方向に沿って、矢印で示される走行方向に移動させ、書き込みヘッド12から書き込もうとする情報信号に応じた垂直方向の磁界9を磁気記録パターン2に付与する。
また、低保磁力領域2aの磁化反転が、高保磁力領域2bの磁化反転を促進させるので、低保磁力領域2aの磁化反転に伴って高保磁力領域2bの磁化反転が起こされる。しかも、高保磁力領域2bには、書き込みヘッド12の中心部分12bから比較的強い磁界が付与される。したがって、高保磁力領域2bは、低保磁力領域2aよりも高い保磁力を有しているが、容易に磁化反転が起こるものとされている。
書き込み時に磁気ヘッド27の書き込みヘッド12から供給された磁界9は、図2(b)に示すように、軟磁性層5によって反転されて磁気ヘッド27に戻される。このとき、磁気記録パターン2に記録された情報信号が、磁気ヘッド27に戻される磁界によって消されることのないように、磁気ヘッド27から出る磁界密度に対して磁気ヘッド27に戻る磁界密度が低くなるようにされている。したがって、図2(b)に示す書き込みヘッド12から供給される磁界密度は、磁気記録パターン2の内部においては、軟磁性層5に近い側(表面から深い側)の方が低くなる。
図5は、本発明の磁気記録媒体の他の例を示した図であって、磁気記録媒体の一部を示した拡大垂直断面図である。図5に示す磁気記録媒体1aが、図1に示す磁気記録媒体1と異なるところは、磁気記録パターン22を構成する低保磁力領域22aおよび高保磁力領域22bの垂直断面の形状のみであり、それ以外は図1に示す磁気記録媒体と同様とされている。したがって、図1に示す磁気記録媒体と同じ部材には同じ符号付し、説明を省略する。
図5に示す磁気記録媒体1aでは、低保磁力領域22aおよび高保磁力領域22bの垂直断面の形状は、表面から深さ方向に略一定の幅で形成されている。
図5に示す磁気記録媒体1aを製造するには、まず、図1に示す磁気記録媒体1と同様にして、非磁性基板4上の全面に、軟磁性層5と、磁気記録パターン22となる磁性層6aとを順に形成する。
次に、図6(b)に示すように、レジストパターン10から露出された磁性層6aを、Arを用いるドライエッチングなどにより除去する。
保磁力低減工程を行うことによって、低下された磁性層6aの保磁力は、100(Oe)〜1000(Oe)の範囲内とされることが好ましい。
なお、本処理において反応性プラズマの発生条件を変えることにより、高保磁力領域22bの断面形状を逆台形とすることも可能である。例えば、レジストパターン10の材質として反応性プラズマ中のラジカルを失活させ易い物質を選択した場合、レジストパターン10付近でのラジカル密度が低下し、これにより反応性プラズマによる磁性層の改質が抑えられ、レジストパターン10付近の高保磁力領域を広くすることができる。
その後、ドライエッチング法などを用いて磁気記録パターン22および磁気記録パターン間領域3の表面を平坦化する。
次に、図1に示す磁気記録媒体1と同様にして、保護層7と潤滑層(図示略)とを順に形成する。
以上のようにして図5に示す磁気記録媒体1aが得られる。
また、図5に示す磁気記録媒体1aも、図1に示す磁気記録媒体1と同様に、磁気記録パターンが一定の保磁力を有するものである場合と比較して、読み出し時における隣接する磁気記録パターン22からの影響が小さいものとなる。
次に、本発明の磁気記録再生装置として、図1および図2に示す磁気記録媒体1を備えた磁気記録再生装置を例に挙げて説明する。図7は、本発明の磁気記録再生装置の一例を示した概略構成図である。図7に示す磁気記録再生装置21は、図1および図2に示す磁気記録媒体1と、磁気記録媒体1を円周方向に回転(記録トラック方向に駆動)させる媒体駆動部26と、読み出しヘッドと書き込みヘッドとからなる図2(b)に示す磁気ヘッド27と、磁気ヘッド27を磁気記録媒体1に対して相対移動させるヘッド運動手段28と、磁気ヘッド27への信号入力と磁気ヘッド27からの出力信号の再生を行う記録再生信号処理手段29とを具備している。
また、磁気ヘッド27には、読み込みヘッド用の再生素子として異方性磁気抵抗効果(AMR)を利用したAMR素子の他、巨大磁気抵抗効果(GMR)を利用したGMR素子、トンネル効果を利用したTuMR素子などを有する高記録密度に適した磁気ヘッドを用いることができる。
また、図7に示す磁気記録再生装置21では、磁気記録媒体1が、読み出し時における隣接する磁気記録パターン2からの影響が小さいものであるので、書き込みヘッド12と同じ幅の読み出しヘッド11を備えた磁気ヘッド27を用いて、十分な再生出力と高いSNRを得ることができる。
(実施例)
本発明の実施例である磁気記録媒体を以下に示す製造方法により得た。
まず、非磁性基板として、Li2Si2O5、Al2O3−K2O、Al2O3−K2O、MgO−P2O5、Sb2O3−ZnOを構成成分とする結晶化ガラスよりなり、外径65mm、内径20mm、平均表面粗さ(Ra)2Å(0.2nm)のハードディスク用ガラス基板を用意した。
その結果、実施例の磁気記録媒体は、磁気記録パターンが、保磁力500(Oe)の低保磁力領域と保磁力4500(Oe)の高保磁力領域とを備え、低保磁力領域の中央部に高保磁力領域が配置されているものであることが確認できた。また、磁性層のうち、磁気記録パターンの設けられている領域以外の領域は、非磁性であることが確認できた。また、SNRが13.9dB、3T−squash(フリンジ)が97%であり、記録再生特性が優れていることがわかった。ここで、3T−squash(3トラックスカッシュ)とは、センタートラックに信号を記録した後、センターの両隣に信号を記録し、両隣に信号を記録する前と後におけるセンタートラックの信号強度の割合(%)である。
本発明の比較例である磁気記録媒体を図8に示す製造方法により得た。
実施例の磁気記録媒体と同様の非磁性基板4上に、実施例の磁気記録媒体と同様にして軟磁性層5、中間層、磁性層6aを順次成膜した。
その結果、比較例の磁気記録媒体は、磁気記録パターンが、4500(Oe)の一定の保磁力を有するものであることが確認できた。また、磁性層のうち、磁気記録パターンの設けられている領域以外の領域は、非磁性であることが確認できた。また、SNRが13.1dB、3T−squashが92%であった。このことから、実施例の磁気記録媒体は、比較例の磁気記録媒体と比較して、記録再生特性が優れていることがわかった。
Claims (7)
- 磁気的に互いに分離された複数の磁気記録パターンが備えられている磁気記録媒体であって、
各磁気記録パターンが、低保磁力領域と、前記低保磁力領域よりも保磁力の高い高保磁力領域とを備えたものであり、
平面視で前記低保磁力領域の中央部に前記高保磁力領域が配置されていることを特徴とする磁気記録媒体。 - 前記高保磁力領域の保磁力が2000(Oe)〜6000(Oe)の範囲内であり、
前記低保磁力領域の保磁力が100(Oe)〜1000(Oe)の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。 - 前記高保磁力領域の垂直断面の形状が、表面から深さ方向に徐々に幅が狭くなる逆台形とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気記録媒体。
- 前記磁気記録パターンは、記録トラック、記録ビット、サーボ信号の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の磁気記録媒体。
- 非磁性基板上に磁性層を形成する工程と、
前記磁性層上の所定の領域に対して保磁力低減処理を行うことによって、保磁力の低下された低保磁力領域と、平面視で前記低保磁力領域の中央部に配置され、前記低保磁力領域よりも保磁力の高い複数の高保磁力領域とを形成する保磁力低減工程と、
前記低保磁力領域上の所定の領域の保磁力を低下させる分離処理を行うことにより、前記低保磁力領域と前記高保磁力領域とを備え、磁気的に互いに分離された複数の磁気記録パターンを形成する分離工程とを備えることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。 - 前記保磁力低減処理が、反応性プラズマ処理であり、
前記分離処理が、イオン注入処理であることを特徴とする請求項5に記載の磁気記録媒体の製造方法。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の磁気記録媒体と、
該磁気記録媒体を記録トラック方向に駆動する媒体駆動手段と、
記録部と再生部とを備える磁気ヘッドと、
前記磁気ヘッドを磁気記録媒体に対して相対運動させるヘッド運動手段と、
前記磁気ヘッドへの信号入力と磁気ヘッドからの出力信号の再生を行う記録再生信号処理手段とを具備してなることを特徴とする磁気記録再生装置。
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