JP2010066952A - 抵抗膜型入力装置、入力機能付き表示装置および電子機器 - Google Patents

抵抗膜型入力装置、入力機能付き表示装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】一対の基板のうちの一方側のみにおいて抵抗膜に電位勾配を発生させる構成で、同時に押圧された複数個所の位置を特定することができる抵抗膜型入力装置、入力機能付き表示装置、および電子機器を提供すること。
【解決手段】抵抗膜型入力装置1では、第1絶縁基板10に面状抵抗膜11を形成し、第1絶縁基板10に形成した第1給電電極12a、12b、および第2給電電極12c、12dを介して面状抵抗膜11の両端部に電圧を印加することにより、面状抵抗膜11に電位勾配を形成する。第2絶縁基板20には、フローティング状態の複数の検出用電極膜21a、21b・・21lが形成されており、電位検出部46は、複数の検出用電極膜21a、21b・・21lの各々の電位を監視している。
【選択図】図2

Description

本発明は、指やペンなどが接触した1乃至複数の位置を検出可能な抵抗膜型入力装置、該抵抗膜型入力装置を備えた入力機能付き表示装置、および該入力機能付き表示装置を備えた電子機器に関するものである。
携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機、銀行の端末などの電子機器では、近年、液晶装置などの表面に、タッチパネルと称せられる入力装置が配置され、液晶装置の画像表示領域に表示された画像を参照しながら、情報の入力が行えるものがある。このような入力装置のうち、抵抗膜型入力装置は、一般に、図9(a)に示すように、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20において互いに対向する基板面に第1面状抵抗膜16および第2面状抵抗膜26が形成されている。従って、第2絶縁基板20の所定個所を押圧すると、第1面状抵抗膜16と第2面状抵抗膜26とが局部的に接触する。それ故、帯状の第1給電電極17a、17bを介して第1面状抵抗膜16にY方向の電圧を印加し、第2面状抵抗膜26を介して電位Vsyを検出すれば、Y方向での接触位置を検出することができる。また、図9(b)に示すように、帯状の第2給電電極27a、27bを介して第2面状抵抗膜26にX方向の電圧を印加し、第1面状抵抗膜16を介して電位Vsxを検出すれば、X方向での接触位置を検出することができる。
このような抵抗膜型入力装置は、静電容量型入力装置と違って、ペン入力が可能であるなどの利点がある一方、2個所を同時に押圧すると、各接触位置からの抵抗が合成して検出されてしまうため、正確な検出を行なえないという欠点がある。
そこで、図10(a)、(b)に示すように、第1絶縁基板10に面状抵抗膜18およびこの面状抵抗膜18のX方向の両端部に電圧を印加する帯状の給電電極19a、19bを形成する一方、第2絶縁基板20にX方向に延在する複数の帯状抵抗膜28a、28b・・・28fをY方向に並列させたものが提案されている(特許文献1参照)。
かかる抵抗膜型入力装置では、給電電極19a、19bを介して面状抵抗膜18に電圧V1を印加するとともに、複数の帯状抵抗膜28a、28b・・・28fの一方側端部281a、281b・・・281fに定電位V2を順次印加し、複数の帯状抵抗膜28a、28b・・・28fの他方側端部282a、282b・・・282fの電位を順次検出する。このような抵抗膜型入力装置では、第1絶縁基板10または第2絶縁基板20が押圧されて面状抵抗膜18と帯状抵抗膜28a、28b・・・28fとが接触した際、接触位置によって、帯状抵抗膜28a、28b・・・28fの他方側端部282a、282b・・・282fと接触位置との間の抵抗値が変化する。従って、帯状抵抗膜28a、28b・・・28fの他方側端部282a、282b・・・282fの他方側端部から検出される電位が変化するので、接触位置のX方向の位置を検出することができる。また、複数の帯状抵抗膜28a、28b・・・28fがY方向に並列しているので、接触位置のY方向の位置を検出することができる。さらに、第1絶縁基板10または第2絶縁基板20がY方向でずれた2位置で同時に押圧された場合でも、2つの押圧位置を特定することができる。
特開2001−34419号公報
しかしながら、抵抗膜は、膜厚の薄いITO膜などで形成されることから、抵抗ばらつきが発生しやすいにもかかわらず、特許文献1に記載の構成では、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20の双方に抵抗膜を形成する必要がある。このため、抵抗膜の抵抗ばらつきに起因する検出精度の低下が発生しやすいという問題点がある。しかも、特許文献1に記載の構成では、面状抵抗膜18に比して帯状抵抗膜28a、28b・・・28fの抵抗値を1桁から2桁程度、大きくする必要があるため、帯状抵抗膜28a、28b・・・28fについては膜厚をかなり薄くする必要がある。それ故、帯状抵抗膜28a、28b・・・28fに抵抗ばらつきが発生しやすいので、検出精度の低下が発生しやすいという問題点がある。さらに、特許文献1に記載の構成では、第1絶縁基板10側の面状抵抗膜18に加えて、第2絶縁基板20側の帯状抵抗膜28a、28b・・・28fにも電圧を印加し、さらに、第2絶縁基板20側では、電位の検出も行なう。このため、構成が複雑であるという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、一対の基板のうちの一方側のみにおいて抵抗膜に電位勾配を発生させる構成で、同時に押圧された複数個所の位置を特定することができる抵抗膜型入力装置、かかる抵抗膜型入力装置を備えた入力機能付き表示装置、およびかかる入力機能付き表示装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、第1絶縁基板と、該第1絶縁基板に隙間を介して対向配置された第2絶縁基板と、前記第1絶縁基板において前記第2絶縁基板と対向する基板面に形成された抵抗膜と、前記第1絶縁基板において前記抵抗膜の両端部に電圧を印加する給電電極と、前記第2絶縁基板において前記第1絶縁基板と対向する基板面上に形成され、電気的にフローティング状態の複数の検出用電極膜と、該複数の検出用電極膜のうち、前記第1絶縁基板または前記第2絶縁基板に対する押圧により前記抵抗膜と接触した検出用電極膜を介して当該抵抗膜の接触位置における電位を検出する電位検出部と、を有していることを特徴とする。
本発明では、第1絶縁基板に抵抗膜を形成し、第1絶縁基板に形成した給電電極を介して抵抗膜の両端部に電圧を印加することにより、抵抗膜に電位勾配を形成する。一方、第2絶縁基板には、フローティング状態の複数の検出用電極膜が形成されており、電位検出部は、複数の検出用電極膜の各々の電位を監視している。このため、第1絶縁基板または第2絶縁基板に対する押圧により、複数の検出用電極膜のいずれかが抵抗膜に接触すると、電位検出部は、抵抗膜に接触した検出用電極膜を介して接触位置における抵抗膜の電位を検出することができる。従って、第1絶縁基板または第2絶縁基板に対する押圧位置を特定することができる。ここで、検出用電極膜は複数形成されているため、第1絶縁基板または第2絶縁基板に対して複数個所が押圧された場合でも、押圧された位置が異なる検出用電極膜に相当する位置であれば、電位検出部は、同時に押圧された複数個所の各々の位置を特定することができる。また、本発明では、第1絶縁基板側のみで抵抗膜に電位勾配を発生させるため、第1絶縁基板には抵抗膜を形成する必要があるが、第2絶縁基板に形成する検出用電極膜については、シート抵抗が高い必要がない。それ故、抵抗ばらつきが発生しやすい抵抗膜は、第1絶縁基板の側のみに形成すればよいことになるので、抵抗膜の抵抗ばらつきに発生する検出誤差が発生しにくい。それ故、同時に押圧された複数個所の位置を確実に特定することができる。
本発明において、前記抵抗膜は、前記第1絶縁基板の基板面上でX方向および該X方向に交差するY方向に広がる面状抵抗膜であり、前記給電電極は、前記抵抗膜の前記X方向の両端部に電圧を印加する第1給電電極と、該第1給電電極とは異なるタイミングで前記抵抗膜の前記Y方向の両端部に電圧を印加する第2給電電極と、を備えてなることが好ましい。このように構成すると、第1給電電極と第2給電電極による電圧印加のタイミングをずらすだけで、同時に押圧された複数個所の各々のX方向の位置およびY方向の位置を特定することができる。
本発明において、前記複数の検出用電極膜は、前記X方向および前記Y方向のうちの一方方向に延在する複数の帯状電極が前記他方方向に並列してなる構成を採用することがで
きる。
本発明においては、前記抵抗膜は、前記第1絶縁基板の基板面上でX方向および該X方向に交差するY方向のうちの一方方向に延在する複数の帯状抵抗膜が他方方向に並列してなる構成を採用してもよい。この場合、前記複数の検出用電極膜は各々、前記他方方向に延在する複数の帯状電極が前記一方方向に並列してなる構成を採用する。また、前記給電電極は、前記複数の帯状抵抗膜の各々の前記一方方向の両端部に接続する複数対の電極であり、前記複数の帯状抵抗膜では、前記X方向の両端部に電圧が印加される前記帯状抵抗膜が前記他方方向で時系列的に切り換えられる構成を採用する。
本発明において、前記複数の検出用電極膜が各々、帯状に延在している構成を採用した場合、前記複数の検出用電極膜は各々、当該検出用電極膜の延在方向において2分割されていることが好ましい。
この場合、前記複数の検出用電極膜は各々、前記X方向および前記Y方向の双方に交差する方向に延在するスリットにより2分割されていることが好ましい。
本発明では、前記複数の検出用電極膜において、前記電位検出部により電位が検出される検出用電極膜が時系列的に切り換えられることが好ましい。
本発明において、前記第1絶縁基板、前記第2絶縁基板、前記抵抗膜、および前記検出用電極膜はいずれも透光性を備えていることが好ましい。
この場合、本発明を適用した抵抗膜型入力装置は、入力機能付き表示装置に用いることができ、この場合、前記第1絶縁基板に対して前記第2絶縁基板側とは反対側に画像生成装置が重ねて配置される。
本発明を適用した入力機能付き表示装置は、携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、券売機、銀行の端末などの電子機器に用いられる。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺や数を異ならしめてある。また、以下の説明では、対応関係が分りやすいように、図9および図10を参照して説明した構成と共通する機能を有する部分には同一の符号を付して説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1(a)、(b)は各々、本発明を適用した入力機能付き表示装置の全体構成を模式的に示す説明図、およびその断面構成を模式的に示す説明図である。なお、図1(b)において、入力装置の各電極、および液晶装置の画素電極や対向電極などについては数などを簡略化して示してある。
図1(a)、(b)において、本形態を適用した入力機能付き表示装置100は、概ね、画像生成装置としての液晶装置5と、この液晶装置5において表示光を出射する側の面に重ねて配置された抵抗膜型入力装置1とを有している。液晶装置5は、透過型、反射型あるいは半透過反射型のアクティブマトリクス型の液晶パネル5aを備えている。本形態において、液晶パネル5aは、透過型であるため、表示光の出射側とは反対側にバックライト装置(図示せず)が配置される。液晶装置5において、液晶パネル5aに対して表示光の出射側には第1偏光板81が重ねて配置され、その反対側に第2偏光板82が重ねて配置されている。液晶パネル5aは、表示光の出射側に配置された透光性の素子基板50と、この素子基板50に対して対向配置された透光性の対向基板60とを備えている。対向基板60と素子基板50とは、枠状のシール材71により貼り合わされており、対向基板60と素子基板50との間においてシール材71で囲まれた領域内に液晶層55が保持されている。
素子基板50において、対向基板60と対向する面には複数の画素電極58が形成され、対向基板60において、素子基板50と対向する面には共通電極68が形成されている。なお、共通電極68は素子基板50の側に形成されることもある。また、対向基板60が表示光の出射側に配置されることもある。素子基板50において、対向基板60の縁から張り出した張出領域59には駆動用IC75がCOG実装されているとともに、張出領域59にはフレキシブル基板73が接続されている。なお、素子基板50には、素子基板50上のスイッチング素子と同時に駆動回路を形成することもある。
抵抗膜型入力装置1は、液晶装置5に重ねて配置された抵抗膜型入力パネル2を備えており、抵抗膜型入力パネル2の中央領域が入力領域2aとして利用される。抵抗膜型入力パネル2は、ガラス板やプラスチック板などからなる透光性の第1絶縁基板10と、ガラス板、プラスチック板、プラスチックシートなどからなる透光性の第2絶縁基板20とを備えており、本形態では、第1絶縁基板10および第2絶縁基板20のいずれにもガラス板が用いられている。第1絶縁基板10と第2絶縁基板20とは、第1面10a、20a同士が所定の隙間を介して対向するように、枠状のシール材31によって貼り合わされている。なお、第1絶縁基板10と第2絶縁基板20との間に所定の隙間を確保するにあたって、第1絶縁基板10と第2絶縁基板20との間にスペーサを介在させることもある。
本形態では、第2絶縁基板20が入力操作側に配置され、第1絶縁基板10は液晶装置5の側に配置されている。このため、第2絶縁基板20は、第2面20bを入力操作側に向けており、第1絶縁基板10は、第2面10bを液晶装置5の側に向けている。このように構成した抵抗膜型入力パネル2では、入力を行なう際、第2絶縁基板20が撓む必要があるので、第2絶縁基板20は、第1絶縁基板10より厚さが薄く、可撓性を備えている。第1絶縁基板10および第2絶縁基板20はいずれも、X方向およびY方向に基板辺が延在する矩形形状を有している。
第1絶縁基板10の第1面10aにおいて、第2絶縁基板20の縁からY方向に張り出した張出領域10sにはフレキシブル基板33が接続されている。かかるフレキシブル基板33は、抵抗膜型入力パネル2と入力位置検出部(図示せず)などとを電気的に接続するための配線部材である。なお、第2絶縁基板20にはフレキシブル基板などが接続されていないが、枠状のシール材31に導電粒子を配合しておけば、第1絶縁基板10と第2絶縁基板20との間で電気的な接続を行なうことができる。それ故、第1絶縁基板10と第2絶縁基板20との間での給電や信号の授受が可能である。
(抵抗膜型入力装置1の詳細な構成)
図2(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る入力機能付き表示装置100の抵抗膜型入力装置1において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。以下の説明では、抵抗膜型入力装置に用いた第1絶縁基板および第2絶縁基板の基板面で互いに交差する方向(本形態では、直交する方向)を各々X方向およびY方向として説明する。なお、図2(a)、(b)においては、検出用電極膜の数は減らして図示してある。
本形態の抵抗膜型入力装置1に用いた抵抗膜型入力パネル2では、図2(a)に示すように、第1絶縁基板10の第1面10aの入力領域2a全体にわたってITO膜(Indium Tin Oxide)からなる透光性の面状抵抗膜11が形成されている。また、第1絶縁基板10の第1面10aには、面状抵抗膜11においてX方向で対向する両端部の各々にY方向の略全体にわたって電気的に接続する一対の第1給電電極12a、12bが形成されているとともに、面状抵抗膜11においてY方向で対向する両端部の各々に対してX方向の略全体にわたって電気的に接続する一対の第2給電電極12c、12dが形成されている。第1給電電極12a、12bおよび第2給電電極12c、12dは、面状抵抗膜11の端部の上層に積層された金属電極であり、銀や銀合金などからなる。このため、第1給電電極12a、12bおよび第2給電電極12c、12dは、シート抵抗が例えば0.2Ω/□程度であるのに対して、面状抵抗膜11のシート抵抗は、例えば500Ω/□程度であり、第1給電電極12a、12bおよび第2給電電極12c、12dは、面状抵抗膜11に比較してシート抵抗がかなり低い。
図2(b)に示すように、第2絶縁基板20の第1面20aにおいて、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11と平面視で重なる領域には、電気的にフローティング状態の複数の検出用電極膜21a、21b・・21lが形成されている。ここで、複数の検出用電極膜21a、21b・・21lは、X方向に延在する帯状電極が複数、Y方向に等間隔で並列し、かつ、これらの帯状電極がX方向で2分割された構成になっている。このため、検出用電極膜21a、21b・・21lにおいて、検出用電極膜21a、21lは対になってX方向で並び、検出用電極膜21b、21kは対になってX方向で並び、検出用電極膜21c、21jは対になってX方向で並び、検出用電極膜21d、21iは対になってX方向に並び、検出用電極膜21e、21hは対になってX方向で並び、検出用電極膜21f、21gは対になってX方向で並んでいる。
また、X方向に延在する帯状電極をX方向に分割するにあたって、本形態では、X方向およびY方向の双方に対して交差する方向に延在するスリット21sによって分割されている。このため、複数の検出用電極膜21a、21b・・21lは、いずれも直角三角形の平面形状を備え、かつ、X方向で隣接する検出用電極膜同士は、互いに斜辺を向けて隣接している。
このように構成した検出用電極膜21a、21b・・21lは、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11と同様、ITO膜などの透光膜により形成されている。但し、検出用電極膜21a、21b・・21lは、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11ほど、大きなシート抵抗である必要がない。それ故、検出用電極膜21a、21b・・21lは、十分な膜厚を備えたITO膜からなる。
また、第2絶縁基板20の第1面20aには、検出用電極膜21a、21b・・21lの各々の端部(三角形の底辺に相当する部分)に電気的に接続する配線22a、22b・・22lと、配線22a、22b・・22lを介して検出用電極膜21a、21b・・21lの各々に電気的に接続する端子23a、23b・・23lとが形成されている。
図2(a)、(b)に示すように、抵抗膜型入力パネル2に対しては、入力位置検出装置40が構成されている。入力位置検出装置40は、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11に電圧を印加するための給電回路41と、第2絶縁基板20の側に形成した検出用電極膜21a、21b・・21lから信号検出を行なう信号検出回路45とを備えている。また、入力位置検出装置40は制御部48を備えており、制御部48は、給電回路41および信号検出回路45でのスイッチング動作を制御するとともに、信号検出回路45から出力された信号に基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置を検出するための信号処理を行なう。
かかる入力位置検出装置40において、給電回路41は、定電圧電源42とスイッチ43とを備えている。スイッチ43は、制御部48による制御の下、図2(a)に実線で示すように、定電圧電源42から第1給電電極12a、12bに対して定電圧を供給する状態と、図2(a)に点線で示すように、定電圧電源42から第2給電電極12c、12dに対して定電圧を供給する状態とに切り換える。従って、面状抵抗膜11には、X方向の電圧とY方向の電圧とが交互に印加され、X方向に向かう電位勾配とY方向に向かう電位勾配とが交互に生成される。
入力位置検出装置40において、信号検出回路45は、電位検出部46とスイッチ47とを備えている。スイッチ47は、制御部48による制御の下、電位検出部46と接続する端子23a23a、23b・・23lを順次切り換えていく。従って、電位検出部46は、検出用電極膜21a、21b・・21lの電位を順次検出することができる。
なお、図2(a)、(b)に示すスイッチ43、47としては、機械式スイッチおよび電気スイッチのいずれをも用いることができる。
(抵抗膜型入力装置1の動作)
図3は、本発明の実施の形態1に係る抵抗膜型入力装置1の動作を示すタイミングチャート図である。
本形態の抵抗膜型入力装置1において、第1絶縁基板10では、図3(a)、(b)に示すように、定電圧電源42から第1給電電極12a、12bに対して定電圧を供給する状態と、定電圧電源42から第2給電電極12c、12dに対して定電圧を供給する状態とに時系列的に切り換える。従って、面状抵抗膜11には、X方向の電圧とY方向の電圧とが交互に印加され、X方向に向かう電位勾配とY方向に向かう電位勾配とが交互に生成される。
また、図3(c)に示すように、面状抵抗膜11に対してX方向の電圧が印加されている期間中、電位検出部46と接続する端子23a、23b・・23lが時系列的に順次切り換わっていくとともに、面状抵抗膜11に対してY方向の電圧が印加されている期間中、電位検出部46と接続する端子23a、23b・・23lが順次切り換わっていく。
従って、図2(a)、(b)に示すように、第2絶縁基板20において、ペンや指によって位置PA1が押圧されて面状抵抗膜11と検出用電極膜21fとが接触した場合、図3(d)に示すように、電位検出部46は、時間TXA1において、面状抵抗膜11の位置PA1における電位VXA1を検出し、制御部48は、かかる電位VXA1のレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PA1のX方向における位置(X座標)を検出する。また、電位検出部46は、時間TYA1において、面状抵抗膜11の位置PA1における電位VYA1を検出し、制御部48は、かかる電位VYA1のレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PA1のY方向における位置(Y座標)を検出する。
ここで、第2絶縁基板20の位置PA1が押圧された際、ペンや指によって第2絶縁基板20の位置PB1も同時に押圧され、面状抵抗膜11と検出用電極膜21kとが接触したとする。このような場合、電位検出部46は、時間TXB1において、面状抵抗膜11の位置PB1における電位VXB1を検出するので、制御部48は、かかる電位VXB1のレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PB1のX方向における位置(X座標)を検出することができる。また、電位検出部46は、時間TYB1において、面状抵抗膜11の位置PB1における電位VYB1を検出し、制御部48は、かかる電位VYB1のレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PB1のY方向における位置(Y座標)を検出する。それ故、第2絶縁基板20が2個所同時に押圧された場合でも各々の押圧位置を検出することができる。
さらに、図2(a)、(b)に示すように、第2絶縁基板20において、位置PA1を押圧していたペンや指が位置PA2に移動し、面状抵抗膜11と検出用電極膜21gとが接触した状態になったとする。同時に、位置PB1を押圧していたペンや指が位置PB2に移動し、面状抵抗膜11と検出用電極膜21jとが接触した状態になったとする。このような場合には、図3(e)に示すように、電位検出部46は、時間TXA2において、面状抵抗膜11の位置PA2における電位VXA2を検出し、制御部48は、かかる電位VXA2のレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PA2のX方向における位置(X座標)を検出する。また、電位検出部46は、時間TYA2において、面状抵抗膜11の位置PA2における電位VYA2を検出し、制御部48は、かかる電位VYA2のレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PA2のY方向における位置(Y座標)を検出する。
また、電位検出部46は、時間TXB2において、面状抵抗膜11の位置PB2における電位VXB2を検出し、制御部48は、かかる電位VXB2のレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PB2のX方向における位置(X座標)を検出する。また、電位検出部46は、時間TYB2において、面状抵抗膜11の位置PB2における電位VYB2を検出し、制御部48は、かかる電位VYB2のレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PB2のY方向における位置(Y座標)を検出する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の抵抗膜型入力装置1では、第1絶縁基板10に面状抵抗膜11を形成し、第1絶縁基板10に形成した第1給電電極12a、12b、および第2給電電極12c、12dを介して面状抵抗膜11の両端部に電圧を印加することにより、面状抵抗膜11に電位勾配を形成する。一方、第2絶縁基板20には、フローティング状態の複数の検出用電極膜21a、21b・・21lが形成されており、電位検出部46は、複数の検出用電極膜21a、21b・・21lの各々の電位を監視している。このため、第2絶縁基板20に対する押圧により、複数の検出用電極膜21a、21b・・21lのいずれかが面状抵抗膜11に接触すると、電位検出部46は、検出用電極膜21a、21b・・21lのうち、面状抵抗膜11に接触した検出用電極膜を介して接触位置における面状抵抗膜11の電位を検出することができる。従って、第2絶縁基板20に対する押圧位置を特定することができる。
ここで、検出用電極膜21a、21b・・21lは、複数形成されているため、第2絶縁基板20に対して複数個所が押圧された場合でも、押圧された位置が、異なる検出用電極膜21a、21b・・21lに相当する位置であれば、電位検出部46は、同時に押圧された複数個所の各々の位置を特定することができる。それ故、本形態の抵抗膜型入力装置1は、ペンおよび指のいずれによっても入力可能なタッチパネルでありながら、同時に押圧された複数個所を検出することができる。
また、本形態では、第1絶縁基板10の側のみで抵抗膜を電位勾配を発生させるため、第1絶縁基板10には面状抵抗膜11を形成する必要があるが、第2絶縁基板20に形成する検出用電極膜21a、21b・・21lについては、シート抵抗が高い必要がない。それ故、抵抗ばらつきが発生しやすい抵抗膜は、第1絶縁基板の10側のみに形成すればよいことになるので、抵抗膜の抵抗ばらつきに発生する検出誤差が発生しにくい。それ故、同時に押圧された複数個所の位置を確実に特定することができる。
また、本形態では、第1絶縁基板10に対してX方向およびY方向に広がる面状抵抗膜11を形成したため、第1給電電極12a、12bによる電圧印加と、第2給電電極12c、12dによる電圧印加のタイミングをずらすだけで、同時に押圧された複数個所の各々のX方向の位置およびY方向の位置を特定することができる。
さらに、複数の検出用電極膜21a、21b・・21lは、X方向に延在する帯状の電極膜をX方向において2分割した構成になっているため、Y方向における位置が等しい2箇所が同時に押圧された場合でも、各押圧個所の各々のX方向の位置およびY方向の位置を特定することができる。しかも、検出用電極膜21a、21b・・21lは、X方向およびY方向の双方に交差する方向に延在するスリット21sによりX方向に2分割されているため、Y方向にわずかにずれた位置が押圧された場合でも、異なる検出用電極膜21a、21b・・21lを押圧した状態となりやすい。そえ故、Y方向にわずかにずれた2箇所が押圧された場合でも、時に押圧された複数個所の各々のX方向の位置およびY方向の位置を特定することができる。
[実施の形態2]
図4(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態2に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型入力装置において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図4(a)に示すように、本形態の入力機能付き表示装置においても、実施の形態1と同様、抵抗膜型入力パネルでは、第1絶縁基板10の第1面10aにITO膜からなる透光性の面状抵抗膜11が形成されている。また、第1絶縁基板10の第1面10aには、面状抵抗膜11においてX方向で対向する両端部の各々に対してY方向の略全体にわたって電気的に接続する一対の第1給電電極12a、12bが形成されているとともに、面状抵抗膜11においてY方向で対向する両端部の各々に対してX方向の略全体にわたって電気的に接続する一対の第2給電電極12c、12dが形成されている。
図4(b)に示すように、第2絶縁基板20の第1面20aにおいて、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11と平面視で重なる領域には、電気的にフローティング状態の複数の検出用電極膜21a、21b・・21fが形成されている。
ここで、複数の検出用電極膜21a、21b・・21fは、X方向に延在する同一サイズの帯状電極が複数、Y方向に等間隔で並列した構成になっている。かかる検出用電極膜21a、21b・・21fも、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11と同様、ITO膜などの透光膜により形成されている。但し、検出用電極膜21a、21b・・21fは、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11ほど、大きなシート抵抗である必要がない。それ故、検出用電極膜21a、21b・・21fは、十分な膜厚を備えたITO膜からなる。
図4(a)、(b)に示すように、本形態でも、実施の形態1と同様、抵抗膜型入力パネル2に対しては、入力位置検出装置40が構成されている。入力位置検出装置40は、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11に電圧を印加するための給電回路41と、第2絶縁基板20の側に形成した検出用電極膜21a、21b・・21fから信号検出を行なう信号検出回路45とを備えている。また、入力位置検出装置40は制御部48を備えており、制御部48は、給電回路41および信号検出回路45でのスイッチング動作を制御するとともに、信号検出回路45から出力された信号に基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置を検出する。その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
このように構成した抵抗膜型入力装置においても、実施の形態1と同様、面状抵抗膜11には、X方向の電圧とY方向の電圧とが交互に印加され、X方向に向かう電位勾配とY方向に向かう電位勾配とが交互に生成される。また、面状抵抗膜11に対してX方向の電圧が印加されている期間中、電位検出部46と接続する端子23a、23b・・23fが順次切り換わっていくともに、面状抵抗膜11に対してY方向の電圧が印加されている期間中、電位検出部46と接続する端子23a、23b・・23fが順次切り換わっていく。従って、図3を参照して説明したように、第2絶縁基板20が押圧されて面状抵抗膜11と検出用電極膜21a、21b・・21fのいずれかが接触すると、電位検出部46は、検出用電極膜21a、21b・・21fのうち、面状抵抗膜11に接触した検出用電極膜を介して接触位置における面状抵抗膜11の電位を検出する。従って、本形態によれば、第2絶縁基板20に対して複数個所が押圧された場合でも、押圧された位置が、異なる検出用電極膜21a、21b・・21fに相当する位置であれば、電位検出部46は、同時に押圧された複数個所の各々の位置を特定することができる。
[実施の形態3]
図5(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態3に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型入力装置において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1、2と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図5(a)に示すように、本形態の入力機能付き表示装置においても、実施の形態1、2と同様、抵抗膜型入力パネルでは、第1絶縁基板10の第1面10aにITO膜からなる透光性の面状抵抗膜11が形成されている。また、第1絶縁基板10の第1面10aには、面状抵抗膜11においてX方向で対向する両端部の各々に対してY方向の略全体にわたって電気的に接続する一対の第1給電電極12a、12b(第1給電給電電極)が形成されているとともに、面状抵抗膜11においてY方向で対向する両端部の各々に対してX方向の略全体にわたって電気的に接続する一対の第2給電電極12c、12d(第2給電給電電極)が形成されている。
図5(b)に示すように、第2絶縁基板20の第1面20aにおいて、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11と平面視で重なる領域には、電気的にフローティング状態の複数の検出用電極膜21a、21b・・21fが形成されている。
ここで、複数の検出用電極膜21a、21b・・21fは、Y方向に延在する同一サイズの帯状電極が複数、X方向に等間隔で並列した構成になっている。かかる検出用電極膜21a、21b・・21fも、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11と同様、ITO膜などの透光膜により形成されている。但し、検出用電極膜21a、21b・・21fは、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11ほど、大きなシート抵抗である必要がない。それ故、検出用電極膜21a、21b・・21fは、十分な膜厚を備えたITO膜からなる。
図5(a)、(b)に示すように、本形態でも、実施の形態1、2と同様、抵抗膜型入力パネル2に対しては、入力位置検出装置40が構成されている。入力位置検出装置40は、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11に電圧を印加するための給電回路41と、第2絶縁基板20の側に形成した検出用電極膜21a、21b・・21fから信号検出を行なう信号検出回路45とを備えている。また、入力位置検出装置40は制御部48を備えており、制御部48は、給電回路41および信号検出回路45でのスイッチング動作を制御するとともに、信号検出回路45から出力された信号に基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置を検出する。その他の構成は、実施の形態1、2と同様であるため、説明を省略する。
このように構成した抵抗膜型入力装置においても、実施の形態1、2と同様、面状抵抗膜11には、X方向の電圧とY方向の電圧とが交互に印加され、X方向に向かう電位勾配とY方向に向かう電位勾配とが交互に生成される。また、面状抵抗膜11に対してX方向の電圧が印加されている期間中、電位検出部46と接続する端子23a、23b・・23fが順次切り換わっていくともに、面状抵抗膜11に対してY方向の電圧が印加されている期間中、電位検出部46と接続する端子23a、23b・・23fが順次切り換わっていく。従って、図3を参照して説明したように、第2絶縁基板20が押圧されて面状抵抗膜11と検出用電極膜21a、21b・・21fのいずれかが接触すると、電位検出部46は、検出用電極膜21a、21b・・21fのうち、面状抵抗膜11に接触した検出用電極膜を介して接触位置における面状抵抗膜11の電位を検出する。従って、本形態によれば、第2絶縁基板20に対して複数個所が押圧された場合でも、押圧された位置が、異なる検出用電極膜21a、21b・・21fに相当する位置であれば、電位検出部46は、同時に押圧された複数個所の各々の位置を特定することができる。
[実施の形態4]
図6(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態4に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型入力装置において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1〜3と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図6(a)に示すように、本形態の入力機能付き表示装置においても、実施の形態1、2と同様、抵抗膜型入力パネルでは、第1絶縁基板10の第1面10aに抵抗膜が形成されている。但し、本形態では、面状の抵抗膜と違って、Y方向に延在する複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fが同一サイズに形成され、これらの帯状抵抗膜11a、11b・・11fは、X方向に等間隔で並列している。
また、第1絶縁基板10の第1面10aには、複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fのY方向の一方側端部に第1給電電極121a、121b・・121fが接続し、複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fのY方向の他方側端部に第2給電電極122a、122b・・122fが接続している。
さらに、第1絶縁基板10の第1面10aには、第1給電電極121a、121b・・121f、および第2給電電極122a、122b・・122fから配線131a、131b・・131f、および配線132a、132b・・132fが延在している。また、配線131a、131b・・131f、および配線132a、132b・・132fの端部には端子141a、141b・・141f、および端子142a、142b・・142fが形成されている。
本形態でも、複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fはいずれも、薄いITO膜からなり、第1給電電極121a、121b・・121fおよび第2給電電極122a、122b・・122fは銀や銀合金からなる。
図6(b)に示すように、第2絶縁基板20の第1面20aにおいて、第1絶縁基板10の側で帯状抵抗膜11a、11b・・11fが配列されている領域に平面視で重なる領域には、電気的にフローティング状態の複数の検出用電極膜21a、21b・・21fが形成されている。ここで、複数の検出用電極膜21a、21b・・21fは、X方向に延在する帯状電極が複数、Y方向に等間隔で並列した構成になっている。かかる検出用電極膜21a、21b・・21fも、第1絶縁基板10の側に形成した帯状抵抗膜11a、11b・・11fと同様、ITO膜などの透光膜により形成されている。但し、検出用電極膜21a、21b・・21fは、第1絶縁基板10の側に形成した面状抵抗膜11ほど、大きなシート抵抗である必要がない。それ故、検出用電極膜21a、21b・・21fは、十分な膜厚を備えたITO膜からなる。また、第2絶縁基板20の第1面20aには、検出用電極膜21a、21b・・21fの各々の端部に電気的に接続する配線22a、22b・・22fと、配線22a、22b・・22fを介して検出用電極膜21a、21b・・21fの各々に電気的に接続する端子23a、23b・・23fとが形成されている。
図6(a)、(b)に示すように、抵抗膜型入力パネルに対しては、入力位置検出装置40が構成されている。入力位置検出装置40は、第1絶縁基板10の側に形成した複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fに順次、電圧を印加するための給電回路41と、第2絶縁基板20の側に形成した検出用電極膜21a、21b・・21fから信号検出を行なう信号検出回路45とを備えている。また、入力位置検出装置40は制御部48を備えており、制御部48は、給電回路41および信号検出回路45でのスイッチング動作を制御するとともに、信号検出回路45から出力された信号に基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置を検出する。
(抵抗膜型入力装置1の動作)
図7は、本発明の実施の形態4に係る抵抗膜型入力装置1の動作を示すタイミングチャート図である。
図7(a)〜(f)に示すように、本形態の抵抗膜型入力装置1において、第1絶縁基板10では、複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fに順次、時系列的に電圧が印加されていく。また、図7(g)に示すように、複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fの各々に電圧が印加されている各期間において、電位検出部46と接続する端子23a、23b・・23fが順次時系列的に切り換わっていく。
従って、図6(a)、(b)に示すように、第2絶縁基板20において、位置PCが押圧されて帯状抵抗膜11bと検出用電極膜21bとが接触した場合、図7(h)に示すように、電位検出部46は、時間TCにおいて、面状抵抗膜11bの位置PCにおける電位VCを検出し、制御部48は、かかる電位VCのレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PCのY方向における位置(Y座標)を検出する。また、制御部48は、電位が検出されたタイミングが、複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fのいずれに電圧が印加されたタイミングかを判定し、かかる判定結果に基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PCのX方向における位置(X座標)を検出する。
ここで、第2絶縁基板20の位置PCが押圧された際、第2絶縁基板20の位置PDも同時に押圧され、帯状抵抗膜11cと検出用電極膜21dとが接触したとする。このような場合、電位検出部46は、時間TDにおいて、面状抵抗膜11cの位置PDにおける電位VDを検出し、制御部48は、かかる電位VDのレベルに基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PDのY方向における位置(Y座標)を検出する。また、制御部48は、電位が検出されたタイミングが、複数の帯状抵抗膜11a、11b・・11fのいずれに電圧が印加されたタイミングかを判定し、かかる判定結果に基づいて、第2絶縁基板20が押圧された位置PCのX方向における位置(X座標)を検出する。
(本形態の主な効果)
このように、本形態の抵抗膜型入力装置1では、第1絶縁基板10に帯状抵抗膜11a、11b・・11fを形成し、第1絶縁基板10に形成した第1給電電極121a、121b・・121f、および第2給電電極122a、122b・・122fを介して帯状抵抗膜11a、11b・・11fの両端部に電圧を印加することにより、帯状抵抗膜11a、11b・・11fに電位勾配を形成する。一方、第2絶縁基板20には、フローティング状態の複数の検出用電極膜21a、21b・・21fが形成されており、電位検出部46は、複数の検出用電極膜21a、21b・・21fの各々の電位を監視している。このため、第2絶縁基板20に対する押圧により、複数の検出用電極膜21a、21b・・21fのいずれかが、帯状抵抗膜11a、11b・・11fのいずれかに接触すると、電位検出部46は、帯状抵抗膜11a、11b・・11fにおける接触位置の電位を検出することができる。また、検出用電極膜21a、21b・・21fは、複数形成されているため、第2絶縁基板20に対して複数個所が押圧された場合でも、押圧された位置が、異なる検出用電極膜21a、21b・・21fに相当する位置であれば、電位検出部46は、同時に押圧された複数個所の各々の位置を特定することができる。
また、本形態では、第1絶縁基板10には帯状抵抗膜11a、11b・・11fを形成する必要がある一方、第2絶縁基板20に形成する検出用電極膜21a、21b・・21fについては、シート抵抗が高い必要がない。それ故、抵抗ばらつきが発生しやすい抵抗膜は、第1絶縁基板の10側のみに形成すればよいことになるので、抵抗膜の抵抗ばらつきに発生する検出誤差が発生しにくい。それ故、同時に押圧された複数個所の位置を確実に特定することができる。
なお、本形態でも、図2(b)を参照して説明したように、検出用電極膜21a、21b・・21fをX方向で2分割した構成を採用してもよい。
[その他の構成]
上記の実施の形態1〜4では、複数の検出用電極膜21a、21b・・21mから電位検出部46への出力をスイッチ47により時系列的に行なう構成であったが、複数の検出用電極膜21a、21b・・21mから電位検出部46への出力を並行して同時に行なってもよい。
上記の実施の形態1〜4では、画像生成装置としての液晶装置5を用いたが、有機エレクトロルミネッセンス装置やプラズマ表示装置を画像生成装置として用いてもよい。
[電子機器への搭載例]
次に、上述した実施形態に係る入力機能付き表示装置100を適用した電子機器について説明する。図8(a)に、入力機能付き表示装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。図8(b)に、入力機能付き表示装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、入力機能付き表示装置100に表示される画面がスクロールされる。図8(c)に、入力機能付き表示装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての入力機能付き表示装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が入力機能付き表示装置100に表示される。
なお、入力機能付き表示装置100が適用される電子機器としては、図8に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、銀行端末などの電子機器などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した入力機能付き表示装置100が適用可能である。
(a)、(b)は各々、本発明を適用した入力機能付き表示装置の全体構成を模式的に示す説明図、およびその断面構成を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型入力装置において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る抵抗膜型入力装置の動作を示すタイミングチャート図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態2に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型入力装置において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態3に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型入力装置において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態4に係る入力機能付き表示装置の抵抗膜型入力装置において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態4に係る抵抗膜型入力装置の動作を示すタイミングチャート図である。 本発明に係る入力機能付き表示装置を用いた電子機器の説明図である。 従来の抵抗膜型入力装置において接触位置を検出する原理を示す説明図である。 (a)、(b)は各々、別の従来の抵抗膜型入力装置において、第1絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図、および第2絶縁基板側の構成を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1・・入力装置、2・・抵抗膜型入力パネル、2a・・入力領域、5・・液晶装置(画像生成装置)、10・・第1絶縁基板、11・・面状抵抗膜、11a〜11f・・帯状抵抗膜、20・・第2絶縁基板、21a〜21l・・検出用電極膜、40・・入力位置検出装置、45・・信号検出回路、46・・電位検出部、100・・入力機能付き表示装置

Claims (10)

  1. 第1絶縁基板と、
    該第1絶縁基板に隙間を介して対向配置された第2絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板において前記第2絶縁基板と対向する基板面上に形成された抵抗膜と、
    前記第1絶縁基板において前記抵抗膜の両端部に電圧を印加する給電電極と、
    前記第2絶縁基板において前記第1絶縁基板と対向する基板面上に形成され、電気的にフローティング状態の複数の検出用電極膜と、
    該複数の検出用電極膜のうち、前記第1絶縁基板または前記第2絶縁基板に対する押圧により前記抵抗膜と接触した検出用電極膜を介して当該抵抗膜の接触位置における電位を検出する電位検出部と、
    を有していることを特徴とする抵抗膜型入力装置。
  2. 前記抵抗膜は、前記第1絶縁基板の基板面上でX方向および該X方向に交差するY方向に広がる面状抵抗膜であり、
    前記給電電極は、前記抵抗膜の前記X方向の両端部に電圧を印加する第1給電電極と、該第1給電電極とは異なるタイミングで前記抵抗膜の前記Y方向の両端部に電圧を印加する第2給電電極と、を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の抵抗膜型入力装置。
  3. 前記複数の検出用電極膜は、前記X方向および前記Y方向のうちの一方方向に延在する複数の帯状電極が他方方向に並列してなることを特徴とする請求項2に記載の抵抗膜型入力装置。
  4. 前記抵抗膜は、前記第1絶縁基板の基板面上でX方向および該X方向に交差するY方向のうちの一方方向に延在する複数の帯状抵抗膜が他方方向に並列してなり、
    前記複数の検出用電極膜は各々、前記他方方向に延在する複数の帯状電極が前記一方方向に並列してなり、
    前記給電電極は、前記複数の帯状抵抗膜の各々の前記一方方向の両端部に接続する複数対の電極であり、
    前記複数の帯状抵抗膜では、前記X方向の両端部に電圧が印加される帯状抵抗膜が前記他方方向で時系列的に切り換えられることを特徴とする請求項1に記載の抵抗膜型入力装置。
  5. 前記複数の検出用電極膜は各々、当該検出用電極膜の延在方向において2分割されていることを特徴とする請求項3または4に記載の抵抗膜型入力装置。
  6. 前記複数の検出用電極膜は各々、前記X方向および前記Y方向の双方に交差する方向に延在するスリットにより2分割されていることを特徴とする請求項5に記載の抵抗膜型入力装置。
  7. 前記複数の検出用電極膜において、前記電位検出部により電位が検出される検出用電極膜が時系列的に切り換えられることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の抵抗膜型入力装置。
  8. 前記第1絶縁基板、前記第2絶縁基板、前記抵抗膜、および前記検出用電極膜はいずれも透光性を備えていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の抵抗膜型入力装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の抵抗膜型入力装置を備えた入力機能付き表示装置であって、
    前記第1絶縁基板に対して前記第2絶縁基板が位置する側とは反対側、あるいは前記第2絶縁基板に対して前記第1絶縁基板が位置する側とは反対側に画像生成装置が重ねて配置されていることを特徴とする入力機能付き表示装置。
  10. 請求項9に記載の入力機能付き表示装置を備えていることを特徴とする電子機器。
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