JP2010061830A - 回路遮断器の電動操作装置 - Google Patents

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憲知 佐藤
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Abstract

【課題】電動操作装置を回路遮断器のケース前面に組み付けて盤内に設置した使用状態のままで、回路遮断器のケース前面に配した銘板,設定操作部の視認および操作が支障なく行えるように電動操作装置のケース構造を改良する。
【解決手段】回路遮断器のケース前面に搭載してそのトップカバーの中央から突出したハンドルを開閉位置に駆動する電動操作装置であり、電動操作装置8のユニットケース9の底部に配したベース10の両端部にネジ座10b付きの取付脚10aを設け、この取付脚を回路遮断器のモールドケース1に重ね合わせてネジ締結したものにおいて、取付ベース10の底面側には、ハンドル4と対向する中央の面域を除く左右両サイドの領域に段差状の間隙部10cを形成し、該間隙部を通して前記ハンドル4の側方に配した銘板5,設定操作部6の視認、および各種操作ボタン,スイッチにアクセスできるようにする。また、前記間隙部10cの高さHは、該間隙部の奥行き幅Wの1/2以上となるよう設定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、汎用の配線用遮断器,漏電遮断器などに適用する回路遮断器の電動操作装置に関する。
頭記回路遮断器の外部附属装置(オプション)として、外部からの指令(電気信号)により回路遮断器の開閉操作用ハンドル(ロッカー式ハンドル)をオン,オフ,リセット位置に駆動する電動操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、漏電遮断器を例に、その構成を図3,図4に示す。各図において、1は下部ケース1a,中間カバー1b,トップカバー1cからなる回路遮断器のモールドケース、2,3は電源側,負荷側の主回路端子、4はトップカバー1cの中央部位に開口した角穴を通して摘み部が外方に突き出たロッカー式の開閉操作用ハンドルであり、該ハンドル4の左右側方に並べてトップカバー1cには回路遮断器の形式,定格などを表示した銘板5,および設定操作部6を備えており、該設定操作部6には漏電表示ボタン6a、感度電流,動作時間の切換スイッチ6b、漏電テストスイッチ6c、トリップスイッチ6dが設置されている。
この回路遮断器を配電盤,制御盤などに設置するには、図4(a),(b)で表すようにトップカバー1cを正面に向けて盤内に敷設した取付板7に装着し、その取付けには下部ケース1a,中間カバー1bを貫通してモールドケース1の電源側,負荷側部位に穿孔した取付穴1dに取付ネジ(不図示)を通して締結するようにしている。
次に、上記の回路遮断器に搭載してハンドル4を開閉位置に駆動する電動操作装置(オプション)の従来製品を図5,図6に示す。
図5,図6において、電動操作装置8は箱型のユニットケース9に駆動モータ,リニアモータなどのアクチュエータを含むハンドル操作機構,およびその制御回路のプリント板が組み込まれており、かつユニットケース9の底部側には取付ベース10を備えている。ここで、取付ベース10はその両端の取付脚部にネジ座10aを有し、当該電動操作装置8を回路遮断器のモールドケース1の前面に重ね合わせ、そのハンドル操作機構を回路遮断器のトップカバー1cから突き出たハンドル4に連結した上で、前記ネジ座10aに嵌挿した取付ネジ11を回路遮断器のモールドケース1の取付穴に通して共締めするようにしている。
特開2002−190245号公報(図6)
ところで、図5,図6に示した従来構成の電動操作装置は、回路遮断器に組み付けた実使用状態ではユーザーの使い勝手性に次記のような問題点がある。
すなわち、図5で示すように従来の電動操作装置8は、回路遮断器のモールドケース1に対して前記取付ベース10がトップカバー1cとの間に僅か5ミリ程度の隙間を残して重なり合うような状態で取付けられている。
しかも、この電動操作装置8は、例えば100〜250アンペア・フレームの回路遮断器に対して共通部品として使用できるように設計されており、実際の製品では、ユニットケース9の外形サイズが回路遮断器のモールドケース1の幅(アンペア・フレームによって異なる)と殆ど同じか一回り小さい。
このために、回路遮断器に電動操作装置を搭載した使用状態で前方から見ると、図6(a)から判るように回路遮断器のハンドル4の側方に並べてトップカバー1cに配した銘板5,設定操作部6の大半面域が電動操作装置8のユニットケース9の陰になり、は前方からでは図6(b)の図中に斜線を付して表した範囲が視認できない。しかも、回路遮断器と電動操作装置8の取付ベース10との間の残余隙間は僅か5ミリ程度であるために、回路遮断器の側方から目視しても銘板の表示内容が充分に視認できない。さらに、電動操作装置を装着したままでは、図4(a)に示した漏電遮断器の漏電表示ボタン6a,感度,動作時間の切換スイッチ6b,漏電テストスイッチ6c,トリップスイッチ6dへのアクセス,操作が行えない。
そのために、従来では適用する回路遮断器と同じ内容の銘板を電動操作装置8のユニットケース9の外面に貼り付けて視認できるような措置を施している。また、ユーザーが漏電遮断器の感度,動作時間などの設定を使用状態の途中で変更する場合には、電動操作装置8を回路遮断器から一旦取り外して必要な設定の切換操作を行ったのち、改めて電動操作装置8を組み付けるなどして対処しているが、その作業には手間と時間が掛かることからその改善策が強く望まれている。
この発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は電動操作装置を回路遮断器のケース前面に組み付けて盤内に設置した使用状態のままでも、回路遮断器のケース前面に配した銘板,設定操作部の視認および操作が支障なく行えるように改良した回路遮断器の電動操作装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明によれば、回路遮断器のケース前面に搭載してそのトップカバーの中央から突き出したハンドルを開閉位置に駆動する電動操作装置であり、当該電動操作装置のユニットケースの底部に配した取付ベースにネジ座付きの取付脚を設け、該取付脚を回路遮断器のケースに重ね合わせてネジ締結したものにおいて、
前記取付ベースの底面側には、前記ハンドルと対向する中央の面域を除く左右両サイドの領域に段差状の間隙部を形成し、該間隙部を通して前記ハンドルの側方に配した銘板,設定操作部の視認、および各種操作ボタン,スイッチへのアクセスができるように構成する(請求項1)。
また、前記構成において、取付ベースの左右領域に形成した段差状間隙部の高さHは、該間隙部の奥行き幅Wの1/2以上となるよう設定する(請求項2)。
上記構成によれば、電動操作装置を回路遮断器のケース前面に組み付けた状態でも、回路遮断器の前方斜め方向から目視することで前記間隙部を通して銘板,設定操作部の視認,設定操作することができる。
また、電動操作装置の取付ベースの左右領域に形成した段差状間隙部の高さHを、該間隙部の奥行き幅Wの1/2以上となるように設定することにより、例えば100〜250アンペアフレームの回路遮断器に適用する電動操作装置では、実寸法で前記間隙部の高さHが15〜20mm程度となる。これにより回路遮断器に電動操作装置を組み付けて盤内に装着した使用状態でも、前方斜め45度程度の方向から目視することで、回路遮断器のトップカバーに配した銘板,設定操作部を視認できる。また、各種設定,操作スイッチに対しても、前記間隙部にドライバー等の工具を差し入れることで支障なく切換操作が行え、従来品の電動操作装置と比べてユーザーの使い勝手性が格段に向上する。
以下、この発明の実施の形態を図1,図2に示す実施例に基づいて説明する。なお、図1は電動操作装置を回路遮断器に組み付けた組立状態の外観斜視図、図2(a),(b)はそれぞれ図1の組立体を盤内に装着した使用状態の正面図,および底面図であり、図3〜図6に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
図示実施例の電動操作装置8はその内部に組み込んだアクチュエータを含むハンドル操作機構は図5に示した従来構造と同じであるが、そのユニットケースのベース構造が次記のように改良されている。
すなわち、箱型ユニットケース9の底部側に組み合わせた取付ベース10(モールド樹脂製)はその両端部(図2では上下端部)から回路遮断器に向けて取付脚10aが突き出し、この取付脚10aの側面には左右に並んで一対のネジ座10bが突き出すように形成されている。さらに、前記取付脚10aの間のベース底面側において、回路遮断器のハンドル4と対向する中央面域を除く左右両サイドの領域には段差状に切欠いた間隙部10cが形成されている。ここで、前記間隙部10cについては、間隙部10cの高さHが、少なくとも前記間隙部10cの奥行き幅W(図6(b)に表した斜線部分の横幅Wに相応する)の半分以上(H≧1/2W)となるように設定されている。なお、100〜250アンペア・フレームの回路遮断器に適用する電動操作装置8では、前記の高さHは実寸法で約10〜20mmに相当する。
また、図1,図2において、9aはユニットケース9に備えた制御端子、9bはユニットケース9に取付ベース10を結合する締結ネジであり、電動操作装置8は図5,図6の従来構造と同様に、前記した取付ベース10のネジ座10bに嵌挿した取付ネジ11を回路遮断器のモールドケース1に穿孔した取付穴1dに通して共締め締結する。
上記構成により、回路遮断器のケース前面に電動操作装置8を組み付けて盤内に設置した使用状態では、回路遮断器を真正面から見る限りにおいては、ハンドル4の左右側方に配した銘板5,設定操作部6の一部が電動操作装置8のユニットケース9の背後に隠れて見えないが、正面から左右に斜め45度程度ずらした方向から目視することにより、前記間隙部10cを通して銘板5,設定操作部6の全域を視認することができる。また,設定操作部6に配置した各種の設定切換スイッチ,操作スイッチなどに対しても、前方斜め方向から前記間隙部10cにドライバーなどの工具を差し入れることで操作できる。
これにより、図5,図6の従来構造で述べたように、回路遮断器と同じ内容の銘板を電動操作装置8のユニットケース9の外面に貼り付けたりする必要がなく、また使用状態の途中でユーザーが漏電遮断器の設定を変更する場合でも、その度に電動操作装置8を回路遮断器から取り外すなどの面倒な手間が不要となって使い勝手性が向上する。
この発明の実施例による電動操作装置を回路遮断器に搭載した組立状態の外観斜視図 図1の組立体を盤内に装着した使用状態を表す図で(a),(b)はそれぞれ正面図,および底面図 この発明の電動操作装置を適用する漏電遮断器の外観斜視図 図3の回路遮断器を盤内に装着した使用状態を表す図で(a),(b)はそれぞれ正面図,および側面図 従来構造の電動操作装置を回路遮断器に搭載した組立状態を表す外観斜視図 図5の組立体を盤内に装着した実使用の状態を表す図で(a)は正面図、(b)は(a)の使用状態で電動操作装置の陰になって前方から視認できない銘板,設定操作部の範囲を表した説明図
符号の説明
1 回路遮断器のモールドケース
1d 取付穴
4 ハンドル
5 銘板
6 設定操作部
8 電動操作装置
9 ユニットケース
10 取付ベース
10a ネジ座
10b 取付脚
10c 段差状間隙部
11 取付ネジ
H 間隙部の高さ
W 間隙部の奥行き幅

Claims (2)

  1. 回路遮断器のケース前面に搭載してそのトップカバーの中央から突き出したハンドルを開閉位置に駆動する電動操作装置であり、当該電動操作1装置のユニットケースの底部に配した取付ベースにネジ座付きの取付脚を設け、該取付脚を回路遮断器のケースに重ね合わせてネジ締結したものにおいて、
    前記取付ベースの底面側には、前記ハンドルと対向する中央の面域を除く左右両サイドの領域に段差状の間隙部を形成し、該間隙部を通して前記ハンドルの側方に配した銘板,設定操作部の視認、および各種操作ボタン,スイッチにアクセスするようにしたことを特徴とする回路遮断器の電動操作装置。
  2. 請求項1に記載の電動操作装置において、取付ベースの左右領域に形成した段差状間隙部の高さHを、該間隙部の奥行き幅Wの1/2以上となるように設定したことを特徴とする回路遮断器の電動操作装置。
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