JP2021009804A - 回路遮断器 - Google Patents

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加藤 裕明
Hiroaki Kato
裕明 加藤
佑太 山中
Yuta Yamanaka
佑太 山中
勇樹 古川
Yuki Furukawa
勇樹 古川
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【課題】基台へのカバー部材の組み付け時にリード線を挟んでしまうような事態が起こりにくい回路遮断器を提供する。【解決手段】電磁引き外し装置10を構成する継鉄21が、上下方向に延びる板状の本体25を有しているとともに、前後方向が本体25の厚み方向となるように基台2に固定可能となっており、該継鉄21における左右両側縁で、且つ、基台2への固定時に基台2の上面よりも上方へ突出する位置に、左右夫々外方へ突出する突起29、29が設けられている。そして、継鉄21の基台2への固定に伴い、基台2の外寄り側にある突起29と基台2の上面との間に、テスト回路のスイッチ部12と電子回路基板とを繋ぐリード線13、13を配線するための空間が形成されるようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、たとえば分電盤内等に設置される回路遮断器に関するものである。
従来一般的な回路遮断器には、基台に対してその上方を覆うようにカバー部材を組み付けてなる本体ケース内に、電路を開閉するための可動接点部材や、電路に異常が発生した際等に可動接点部材を作動させるための遮断機構部等が設けられている(特許文献1)。また、そのような回路遮断器には、遮断機構部が正常に動作するか否かをテストするためのテスト回路が設けられてなるものもある。そして、そのテスト回路をオン/オフするスイッチ部の設置位置と、スイッチ部の操作に応じてテスト電流を流すための電子回路基板の設置位置とは、設置スペースやスイッチ部の操作性等の点から本体ケース内で離れていることが多い。したがって、そのようなテスト回路を有する回路遮断器においては、スイッチ部と電子回路基板とをリード線によって電気的に接続している。
特開2015−170383号公報
しかしながら、本体ケース内のスペース上、上記リード線は本体ケース外縁寄りを引き回して配線されることが多く、基台へのカバー部材の組み付け時に、基台とカバー部材とでリード線を挟んでしまいやすいという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、基台へのカバー部材の組み付け時にリード線を挟んでしまうような事態が起こりにくい回路遮断器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、基台と、前記基台の上方を覆うように組み付けられるカバー部材とを有する本体ケースの前部に負荷側端子が、後部に電源側端子が夫々設けられているとともに、前記負荷側端子と前記電源側端子とにわたって配設された電路上に、前記電路を遮断させるために動作する遮断機構部と、前記電路に異常電流が流れると動作する電磁引き外し装置と、漏電を検出する電子回路基板とが設置された回路遮断器であって、前記遮断機構部が正常に動作するか否かをテストするためのテスト回路が設けられているとともに、前記テスト回路をオン/オフするスイッチ部と、前記スイッチ部の操作をうけて前記テスト回路にテスト電流を流す前記電子回路基板とがリード線を介して接続されている一方、前記電磁引き外し装置を構成する継鉄が、上下方向に延びる板状の本体を有しているとともに、前後方向が前記本体の厚み方向となるように前記基台に固定可能となっており、前記継鉄における左右の側縁のうち、前記基台への固定時に前記基台の左右方向で外寄りとなる側の側縁で、且つ、前記基台への固定時に前記基台の上面よりも上方へ突出する位置に、左右方向へ突出する突起が設けられており、前記継鉄の前記基台への固定に伴い、前記突起と前記基台の上面との間に前記リード線を配線するための空間が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、電磁引き外し装置を構成する継鉄が、上下方向に延びる板状の本体を有しているとともに、前後方向が本体の厚み方向となるように基台に固定可能となっており、該継鉄における左右の側縁のうち、基台への固定時に基台の左右方向で外寄りとなる側の側縁で、且つ、基台への固定時に基台の上面よりも上方へ突出する位置に、左右方向へ突出する突起が設けられている。そして、継鉄の基台への固定に伴い、突起と基台の上面との間に、テスト回路のスイッチ部と電子回路基板とを繋ぐリード線を配線するための空間が形成されるようにした。したがって、当該空間を利用してリード線を配線することにより、リード線の撓みを効果的に抑制することができ、たとえリード線が本体ケースの外寄りを引き回されていたとしても、基台へのカバー部材の組み付け時に基台とカバー部材とでリード線を挟んでしまうような事態を防止することができる。
カバー部材が取り外された回路遮断器を示した斜視説明図である。 回路遮断器の前後方向での断面を示した説明図である。 リード線が配線されている箇所を示した斜視説明図である。 継鉄を示した斜視説明図である。 基台を示した斜視説明図である。
以下、本発明の一実施形態となる回路遮断器について図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、カバー部材が取り外された回路遮断器1を示した斜視説明図である。図2は、回路遮断器1の前後方向での断面を示した説明図である。図3は、回路遮断器1において、リード線13、13が配線されている箇所を示した斜視説明図である。図4は、継鉄21を示した斜視説明図である。図5は、基台2を示した斜視説明図である。
回路遮断器1は、基台2に対して、その上方を覆うようにカバー部材(図示せず)を組み付けてなる合成樹脂製の本体ケースを有するものであって、本体ケースの後部には電源側端子4が、前部には負荷側端子3が夫々備えられている。また、基台2上には、負荷側端子3と電源側端子4とを電気的に接続すべく、前後方向へ延びる3つの電路が左右に並べて配設されている。各電路は、負荷側端子3から後方へ延びて前側電路の一構成要素となる第1固定金具5、前端に固定接点7が設けられ、電源側端子4から前方へ延びて後側電路を構成する第2固定金具6、及び後端に可動接点8が設けられ、後端側を上下動させて可動接点8を固定接点7に対して接触/離隔させることにより、前側電路と後側電路とを電気的に接続/遮断させる可動接点部材11等を備えてなる。また、各電路毎に、可動接点部材11を作動させるための遮断機構部9と、遮断機構部9を動作させるための共通機構部24とが設けられている。さらに、前側電路には、電路に短絡電流等の過大な異常電流が流れると動作する電磁引き外し装置10が設けられている。そして、回路遮断器1では、漏電や異常電流等、電路に異常が発生すると共通機構部24が作動するとともに、当該共通機構部24の作動をうけて遮断機構部9が動作し、結果として可動接点8が固定接点7から離隔する方向へ可動接点部材11が作動して電路が遮断されるようになっている。なお、31は、遮断機構部9を介して可動接点部材11を作動させることで、電路をオン/オフ操作するためのハンドルである。
加えて、本体ケースの右部に設けられている電路には、遮断機構部9が正常に動作するか否かをテストするためのテスト回路が設けられている。本体ケースの上部には、テスト回路をオン/オフするためのスイッチ部12が、下方へ押し込み操作可能に設けられている。また、基台2の底部には、漏電を検出可能であるとともに、スイッチ部12の操作をうけてテスト回路にテスト電流を流すための電子回路基板(図示せず)が設置されており、スイッチ部12と電子回路基板とは、リード線13、13を介して電気的に接続されている。そして、スイッチ部12を操作してテスト回路をオンとすることで、テスト回路にテスト電流が流れてマグネットユニット32が作動し、該マグネットユニット32の作動をうけて共通機構部24が作動することにより、遮断機構部9が正常に動作するか否かをテスト可能となっている。
ここで、本発明の要部であるリード線13の配線構造について詳細に説明する。
電磁引き外し装置10は、固定電磁片として機能する継鉄21、継鉄21に取り付けられる可動電磁片22、及び異常電流が流れた際に可動電磁片22を動作させるための電磁力を発生させるコイル部23等を備えてなる。継鉄21は、上下方向へ延びる板状の本体25と、本体25の下端から前側へ折り曲げられた連結部26とを有する。また、本体25の左右両側縁における下端部には夫々固定片28、28が設けられている。そして、継鉄21は、前後方向が本体25の厚み方向となるような状態で、固定片28、28を基台2に設けられた固定凹部27、27へ嵌合させることにより、基台2に固定可能となっている。
さらに、本体25の左右両側縁における固定片28、28の上側で、継鉄21の基台2への固定時に基台2の上面よりも上方へ突出する箇所には、突起29、29が左右夫々外方へ突設されている。そして、継鉄21の基台2への固定に伴い、本体ケース外寄り側の突起29と基台2の上面との間に空間が形成され、当該空間がリード線13、13を配線するためのスペースとなる、すなわち突起29がリード線13、13の撓み防止(配線押さえ)として機能するようになっている。なお、30は、連結部26に設けられ、コイル部23の鉄心23aの下端側が差し込まれる差込孔である。
以上のように構成される回路遮断器1によれば、電磁引き外し装置10を構成する継鉄21が、上下方向に延びる板状の本体25を有しているとともに、前後方向が本体25の厚み方向となるように基台2に固定可能となっており、該継鉄21における左右両側縁で、且つ、基台2への固定時に基台2の上面よりも上方へ突出する位置に、左右夫々外方へ突出する突起29、29が設けられている。そして、継鉄21の基台2への固定に伴い、基台2の外寄り側にある突起29と基台2の上面との間に、テスト回路のスイッチ部12と電子回路基板とを繋ぐリード線13、13を配線するための空間が形成されるようにした。そのため、当該空間を利用してリード線13、13を配線することにより、リード線13、13の撓みを効果的に抑制することができる。したがって、リード線13、13が本体ケースの外寄りを引き回されているにも拘わらず、基台2へのカバー部材の組み付け時に、基台2とカバー部材とでリード線13、13を挟んでしまうような事態を防止することができる。
なお、本発明の回路遮断器に係る構成は、上記実施形態のものに何ら限定されることはなく、回路遮断器の全体的な構造は勿論、継鉄やリード線の配線等に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、継鉄の左右両側縁に突起を設けているが、当該突起は基台への固定時に基台の外寄りとなる側にさえ設けられていればよく、必ずしも左右両側に設けられていなくともよい。ただ、左右両側に突起を設けることで、本体ケースの右寄りに配設された電路と左寄りに配設された電路との何れの電路に対しても使用することができるため、スイッチ部や電子回路基板の位置、リード線の配線に係る設計自由度が向上する上、部品点数の削減、低コスト化、組み立て作業の簡素化等も図ることができるというメリットがある。
また、上記実施形態では、継鉄に固定片を、基台に固定凹部を夫々設け、固定片の固定凹部への嵌合により継鉄を基台に固定可能としているが、継鉄には固定片等を設けず、基台に溝を設けて、継鉄の下端部を溝内に嵌め込むことにより継鉄を基台に固定する等してもよく、継鉄の基台への固定に係る構造については適宜設計変更可能である。
1・・回路遮断器、2・・基台(本体ケース)、3・・負荷側端子、4・・電源側端子、9・・遮断機構部、10・・電磁引き外し装置、12・・スイッチ部、13・・リード線、21・・継鉄、24・・共通機構部、25・・本体、29・・突起。

Claims (1)

  1. 基台と、前記基台の上方を覆うように組み付けられるカバー部材とを有する本体ケースの前部に負荷側端子が、後部に電源側端子が夫々設けられているとともに、
    前記負荷側端子と前記電源側端子とにわたって配設された電路上に、前記電路を遮断させるために動作する遮断機構部と、前記電路に異常電流が流れると動作する電磁引き外し装置と、漏電を検出する電子回路基板とが設置された回路遮断器であって、
    前記遮断機構部が正常に動作するか否かをテストするためのテスト回路が設けられているとともに、前記テスト回路をオン/オフするスイッチ部と、前記スイッチ部の操作をうけて前記テスト回路にテスト電流を流す前記電子回路基板とがリード線を介して接続されている一方、
    前記電磁引き外し装置を構成する継鉄が、上下方向に延びる板状の本体を有しているとともに、前後方向が前記本体の厚み方向となるように前記基台に固定可能となっており、
    前記継鉄における左右の側縁のうち、前記基台への固定時に前記基台の左右方向で外寄りとなる側の側縁で、且つ、前記基台への固定時に前記基台の上面よりも上方へ突出する位置に、左右方向へ突出する突起が設けられており、
    前記継鉄の前記基台への固定に伴い、前記突起と前記基台の上面との間に前記リード線を配線するための空間が形成されることを特徴とする回路遮断器。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03129630A (ja) * 1989-07-10 1991-06-03 Fuji Electric Co Ltd 漏電遮断器
JPH05128961A (ja) * 1991-11-06 1993-05-25 Fuji Electric Co Ltd 漏電遮断器内のリード電線支持構造

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