JP2003331707A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2003331707A JP2002133636A JP2002133636A JP2003331707A JP 2003331707 A JP2003331707 A JP 2003331707A JP 2002133636 A JP2002133636 A JP 2002133636A JP 2002133636 A JP2002133636 A JP 2002133636A JP 2003331707 A JP2003331707 A JP 2003331707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分電盤に備える回路遮断器の100V接続と
200V接続との切り替えを容易かつ確実にする。 【解決手段】 回路遮断器11の電源接続部21に、それぞ
れ接続端子77を備えた2個の切替つまみ66を設ける。端
子ドア20を開いた状態で各切替つまみ66を回動し、適宜
の導電バーN,L1と接続することにより、100V状
態と200V状態とが切り替えられる。接続端子77が正
規の位置にない状態では、導電バーN,L1は切替つま
み66に設けた突起部75の規制部75aに当接し、接続端子7
7の変形を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、単相三線
式の分電盤に取り付けられる回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤には分岐ブレーカとして用
いられる回路遮断器が設けられている。そして、単相三
線式の分電盤に用いられる回路遮断器について、2個の
端子を備え、これら2個の端子のうちの一方の端子に導
電バーを選択的に接続することにより、100Vと20
0Vとを切り替えて使用可能な構成が知られている。そ
して、このような従来技術として、特開2000−35
341号公報に示されるように、器体の一端部に位置し
て、それぞれ導電バーを差込み可能な3段の差込部を形
成し、最下段の差込部に連通する収納部には共通端子を
配置するとともに、上側の2段の差込部に連通する内方
収納部には1個の選択端子を上下にスライド可能に収納
したスライド部材を備える構成が知られている。そし
て、このような構成では、共通端子に導電バーを接続す
るとともに、選択端子をいずれかの差込部に移動させた
状態で導電バーを接続することにより、100Vと20
0Vとを切り替えて使用することが可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、固
定された共通端子とスライドにより移動可能な選択端子
を備える構成では、例えば、上から下へのスライドで
は、上面から内方収納部に連通する通孔に工具などを押
し込み選択端子を移動させ、逆に、下から上へのスライ
ドでは、内方収納部から外側に突出した突出部を下から
上側に移動させて選択端子を移動させる作業が必要にな
り、選択端子の操作部が移動方向により異なるため、操
作が紛らわしい問題を有している。また、移動可能な選
択端子を備える構成では、選択端子を正確な位置に移動
させずに導電バーを圧入すると、選択端子の変形などを
招くため、移動端子を正確な位置に移動させて確認する
作業が必要で、操作が紛らわしい問題を有している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、電源接続部の切替動作を容易かつ確実にできる回
路遮断器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回路遮断
器は、複数の導電体接続口及びこれら導電体接続口に連
続する開口部を開閉する端子ドアを設けた筐体と;端子
ドアが開いた状態で筐体に対して回動可能に設けられい
ずれかの導電体接続口に選択的に臨みこの導電体接続口
に挿入された導電体に接続される接続端子と、接続端子
とともに移動し、接続端子がいずれかの導電体接続口に
臨む所定の位置にない状態で、端子ドアの閉じる動作を
阻止する規制部とを備えた電源接続部と;負荷に接続さ
れる負荷接続部と;電源接続部と負荷接続部との間の回
路を遮断可能に接続する回路遮断部と;を具備したもの
である。
【0006】そして、この構成では、端子ドアを開いた
状態で、接続端子を回動させることにより、接続端子の
位置が容易に切り替えられ、例えば、電圧と相とが切り
替えられる。また、接続端子が導電体接続口に臨む所定
の位置にないと、規制部により端子ドアが閉じないた
め、接続端子が所定の位置にないことが容易に確認され
る。
【0007】請求項2記載の回路遮断器は、複数の導電
体接続口及びこれら導電体接続口に連続する開口部を開
閉する端子ドアを設けた筐体と;端子ドアが開いた状態
で筐体に対して回動可能に設けられいずれかの導電体接
続口に選択的に臨みこの導電体接続口に挿入された導電
体に接続される接続端子と、接続端子とともに移動し、
接続端子がいずれかの導電体接続口に臨む所定の位置に
ない状態で、端子ドアの閉じる動作に伴い接続端子を所
定の位置に移動させる案内部とを備えた電源接続部と;
負荷に接続される負荷接続部と;電源接続部と負荷接続
部との間の回路を遮断可能に接続する回路遮断部と;を
具備したものである。
【0008】そして、この構成では、端子ドアを開いた
状態で、接続端子を回動させることにより、接続端子の
位置が容易に切り替えられ、例えば、電圧と相とが切り
替えられる。また、接続端子が導電体接続口に臨む所定
の位置にない状態で端子ドアを閉じると、案内部により
接続端子が所定の位置に移動し、接続端子と導電体とが
確実に接続される。
【0009】請求項3記載の回路遮断器は、複数の導電
体接続口を設けた筐体と;筐体に対して回動可能に設け
られいずれかの導電体接続口に選択的に臨みこの導電体
接続口に挿入された導電体に接続される接続端子と、接
続端子とともに移動し、接続端子がいずれかの導電体接
続口に臨む所定の位置にない状態で、導電体の接続端子
への接触を阻止する規制部とを備えた電源接続部と;負
荷に接続される負荷接続部と;電源接続部と負荷接続部
との間の回路を遮断可能に接続する回路遮断部と;を具
備したものである。
【0010】そして、この構成では、接続端子を回動さ
せることにより、接続端子の位置が容易に切り替えら
れ、例えば、電圧と相とが切り替えられる。また、接続
端子が導電体接続口に臨む所定の位置にないと、規制部
により導電体が接続端子に接触しないため、接続端子が
保護されるとともに接続端子が所定の位置にないことが
容易に確認される。
【0011】請求項4記載の回路遮断器は、複数の導電
体接続口を設けた筐体と;筐体に対して回動可能に設け
られいずれかの導電体接続口に選択的に臨みこの導電体
接続口に挿入された導電体に接続される接続端子と、接
続端子とともに移動し、接続端子がいずれかの導電体接
続口に臨む所定の位置にない状態で、導電体を導電体接
続口に挿入する動作に伴い接続端子を所定の位置に移動
させる案内部とを備えた電源接続部と;負荷に接続され
る負荷接続部と;電源接続部と負荷接続部との間の回路
を遮断可能に接続する回路遮断部と;を具備したもので
ある。
【0012】そして、この構成では、接続端子を回動さ
せることにより、接続端子の位置が容易に切り替えら
れ、例えば、電圧と相とが切り替えられる。また、接続
端子が導電体接続口に臨む所定の位置にない状態で導電
体を導電体接続口に挿入すると、案内部により接続端子
が所定の位置に移動し、接続端子が保護されるとともに
接続端子と導電体とが確実に接続される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回路遮断器の一実
施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の回路遮断器の一実施の形
態を示す端子ドアを開いた状態の一部を拡大した後面図
であり、図2は同上回路遮断器を取り付けた分電盤の説
明図であり、(a)は扉を取り外した状態の正面図、(b)は
扉を閉じた状態の側面図であり、図3は同上回路遮断器
を示す断面図であり、図4は同上回路遮断器の平面図で
あり、(a)はオン状態、(b)はオフ状態であり、図5は同
上回路遮断器の後面図であり、図6は同上回路遮断器の
前面図であり、図7は同上回路遮断器の一部の底面図で
あり、図8は同上回路遮断器の一部の断面図であり、図
9は同上回路遮断器の一部を拡大した断面図であり、図
10は同上回路遮断器の切替つまみの斜視図であり、図
11は同上回路遮断器の切替つまみの後面図であり、図
12は同上回路遮断器の切替つまみ及び接続端子を示す
説明図であり、図13は同上回路遮断器の一部を拡大し
た後面図であり、図14は同上回路遮断器の端子板及び
係止板を示す分解状態の断面図であり、図15は同上回
路遮断器の端子板及び係止板を示す組立状態の側面図で
あり、図16は同上回路遮断器の係止板を示す前面図で
あり、図17は同上回路遮断器の端子板及び係止板に電
線を挿入した状態を示す説明図である。
【0015】図2において、1は分電盤で、この分電盤
1は、主に家庭や店舗などに設置されるもので、垂直な
壁面などに設置されるベース2と、このベース2の正面
側に取り付けられる枠状のカバー3と、このカバー3の
正面側に開閉可能に取り付けられる扉4とを備えてい
る。そして、この分電盤1の内側には、電源線に接続さ
れる図示しないリミッタが取り付けられるリミッタ取付
部5と、このリミッタの2次側が接続される主幹漏電ブ
レーカ6と、この主幹漏電ブレーカ6の2次側が接続さ
れる複数の回路遮断器11となどが取り付けられ、収納さ
れている。
【0016】また、分電盤1は、単相三線式で、主幹漏
電ブレーカ6の2次側に接続されたブスバーとも呼ばれ
る給電体としての導電体である3本の板状の導電バー
N,L1,L2を必要に応じて備えている。そして、これ
ら導電バーN,L1,L2は、上下2列に並ぶ回路遮断器
11の間に配置され、各回路遮断器11を、中性極の導電バ
ーNと一方の電圧極の導電バーL1とに接続し、あるい
は、中性極の導電バーNと他方の電圧極の導電バーL2
とに接続することにより、100Vとして利用され、ま
た、両電圧極の導電バーL1と導電バーL2とに接続する
ことにより、200Vとして利用するようになってい
る。
【0017】そして、各回路遮断器11は、プラグインブ
レーカ、プラグイン端子ブレーカ、分岐用回路遮断器な
どとも呼ばれる開閉器で、本実施の形態では、白色の薄
形の筐体12を備えた薄形の分岐ブレーカを構成してい
る。なお、回路遮断器11については、通常垂直な壁面に
設置される分電盤に備えられるものであるが、以下の説
明においては、筐体12を水平な平面上に載置した状態で
説明し、図3における左側を前側とする。また、各図の
端子の配置は、図1に、100V時の状態を示し、図3
に、200V時の状態を示している。
【0018】そして、この筐体12は、絶縁性を有する合
成樹脂にて形成された一対のケース体13,14を組合せ、
複数の本実施の形態では4個のリベットであるピン16で
連結して薄箱状に形成されている。また、このケース体
13,14の内側は、筐体12を構成する絶縁性を有する前後
のセパレータ17,18により両側に区画されている。さら
に、この筐体12は、底部の一部が裏蓋19で覆われ、ま
た、側部の一部に開閉可能な端子ドア20が備えられてい
る。
【0019】また、この筐体12には、一端部としての後
側部に、電源接続部21が収納され、中央部に熱動式の回
路遮断部22が収納されているとともに、他端部としての
前側部に負荷接続部23が収納されている。そして、筐体
12の後端部には、電源接続部21に臨み、上下に所定間隔
で導電体接続口25,26,27が形成されている。また、筐
体12の一側部の後端部には、導電体接続口25,26,27に
連続して開口部28が形成され、この開口部28が端子ドア
20で開閉可能に覆われている。さらに、筐体12の前端部
には、円孔状の両側一対の電線挿入口29,29が形成され
ているとともに、これら電線挿入口29,29の下側に位置
して、矩形状の検電用挿入口30,30が形成されている。
【0020】また、筐体12には、下部の底面部32に、分
電盤に係合して取り付けられる前後一対の取付部32aが
形成されているとともに、前側の端部には、係合を保持
するロックレバー32bが上下動可能に取り付けられてい
る。そして、上部の天面部33には、電線接続用レバー取
付部35、ハンドル取付部36、及び表示部取付部37が形成
され、さらに、後面部には、各導電体接続口25,26,27
同士の間に位置して、操作部取付部38が形成されてい
る。また、筐体12の両側面は、略平面状に形成されてい
る。なお、筐体12の天面部33には、必要に応じて銘板33
a,33bが貼着されている。
【0021】そして、回路遮断部22は、銅より線の配線
であるジャンパ線40を介して電源接続部21に接続された
過電流引外し手段を構成する一対のバイメタル板41と、
これらバイメタル板41に対向する磁鉄片42と、これらバ
イメタル板41に銅より線の配線であるジャンパ線43を介
して接続された可動接点板である一対のコンタクトアー
ム44と、これらコンタクトアーム44の先端部に固定され
た可動接点45と、負荷接続部23に接続され可動接点45に
接離される固定接点46とを備えている。また、コンタク
トアーム44は、基端部を支点として回動可能に支持さ
れ、かつ、付勢手段であり主スプリングと呼ばれるコイ
ルスプリング48により、可動接点45が固定接点46から離
間する方向に付勢されている。なお、各磁鉄片42の部分
には、鉄枠49、磁鉄片ばね49a、支持枠49b、四角ナット
49c、この四角ナット49cに螺合する調整ねじ49dなどが
設けられている。
【0022】また、回路遮断部22には、接点開閉機構51
が設けられている。そして、この接点開閉機構51は、ハ
ンドル取付部36に回動可能に取り付けられたスナップと
も呼ばれるハンドル52、このハンドル52を回動可能に軸
支する軸52a、このハンドル52を所定方向に付勢する付
勢手段としての線ばねであるスナップスプリング53及び
復帰スプリング54、ハンドル52に連結されたリンク軸で
ある金属製の第1リンク55、この第1リンク55の移動方
向を規制する引外し板である第2リンク56、第1リンク
55に押動されてコンタクトアーム44を押動する可動枠で
ある合成樹脂製の押動体57、第2リンク56の位置を規制
する引外しレバーであるラッチ体58,59、ラッチ体58の
軸58a、及びこのラッチ体58,59を所定方向に付勢する
付勢手段としての線ばねである復帰スプリング60などを
備えている。なお、ハンドル52の一面である前面には、
オンを示す1を表示したラベル52bが貼着され、ハンド
ル52の他面である後面には、オフを示す0を表示したラ
ベル52cが貼着されている。
【0023】そこで、この回路遮断部22は、過電流が流
れていない状態では、ラッチ体58,59に位置規制された
第2リンク56により第1リンク55が押動体57を押動可能
に案内され、ハンドル52を後方(図3に示す矢印A方向)
に回動することにより、第1リンク55が押動体57を下方
に押動し、この押動体57がコンタクトアーム44を下方に
押動して、コイルスプリング48の付勢力に抗して可動接
点45を固定接点46に圧接し、回路が閉成された状態が維
持される。
【0024】一方、回路遮断部22は、過電流が流れる
と、バイメタル板41が湾曲し、ラッチ体58,59を移動さ
せ、第2リンク56の位置の規制が解除される。すると、
第1リンク55が押動体57から外れ、コイルスプリング48
の付勢力により、可動接点45を固定接点46から引き外
し、回路が遮断される。
【0025】また、電源接続部21は、ケース体13,14あ
るいはセパレータ17,18に一体などに形成された区画板
61により、他の部分から区画された電源接続部収納部64
に収納されている。また、この電源接続部収納部64の一
側部の開口部28は、端子ドア20により開閉される。この
端子ドア20は、絶縁性を有する合成樹脂にて一体に形成
され、上下の端部に軸部20a,20aを設けた基部20bと、
この基部20bから延設された上下一対の側片部20c,20c
と、これら側片部20c,20cの先端部から操作部取付部3
8,38側に連接するように突設された端片部20d,20dと
を備えている。さらに、これら端片部20d,20dの先端部
近傍からは、ほぼ基部20b側すなわち電源接続部収納部6
4の内側に向かって突設された板状の係止部20e,20eを
備えている。そして、各係止部20e,20eは、先端部に向
かって上下の寸法が小さくなり、上下の辺が、案内部を
構成するドア側傾斜辺部20fとなっている。また、この
端子ドア20の軸部20a,20aは、ケース体14に回動可能
に、かつ、前後方向に若干移動可能に軸支されている。
【0026】さらに、この電源接続部収納部64の上部に
は、表示窓65が形成されている。この表示窓65は、矩形
状の通孔と、この通孔の下方に所定の間隔を介して配置
されたケース体13と一体の底板とを備えている。そこ
で、この表示窓65は、他の部材が通孔と底板との間に位
置しない状態では、底板が目視されケース体13,14と同
色の白色となる。
【0027】そして、電源接続部収納部64には、区画板
61と操作部取付部38,38との間に位置し、約180度だ
け回動可能に軸支された上下一対の切替つまみ66,66が
配置されている。そして、各切替つまみ66は、絶縁性を
有する合成樹脂などにて形成され、絶縁部材とも呼びう
るもので、図10ないし図13などに示すように、円盤
の一部を切り欠いた形状をなす基部67と、この基部67か
ら前側に突設された前軸部68と、基部67から後側に突設
された円柱状の後軸部69とを備え、これら前軸部68及び
後軸部69が切替つまみ66の回転軸となっている。なお、
以下、この回転軸から離間する方向を外方向として説明
する。そして、前軸部68は、スペーサ71を介して区画板
61側に回動可能に軸支され、後軸部69は、操作部取付部
38に形成された円孔72に回動可能に軸支されている。ま
た、この後軸部69には、円孔72を介して外部に露出する
工具受部すなわちプラスドライバ用の溝が形成されてい
る。そして、各切替つまみ66の基部67には、円筒面状を
なす外周部すなわち基部67の長手方向の両端部から、こ
の長手方向に沿って、断面半円状をなすダボである位置
決め部73が突設されている。なお、この位置決め部73
は、基部67の長手方向の両端部、すなわち基部67の幅方
向の中央部に設ける他、回転方向に、例えば前側から見
て反時計方向に5度未満でずらすこともできる。
【0028】また、基部67の長手方向の両端部近傍から
は、後側に向かい、外周側の面を傾斜面とする断面三角
状をなす係止受部74が突設されている。さらに、基部67
の長手方向の両端部近傍からは、後側及び一側方に向か
い、略角柱状をなす突起部75が突設されている。そし
て、この突起部75には、それぞれ平面状をなす規制部75
a、案内部を構成する導電体用案内部75b、及び案内部を
構成するドア用案内部75cが設けられている。そして、
規制部75aは、基部67から後側方に突出して位置し、垂
直すなわち切替つまみ66の回転軸と直交する方向を面方
向として配置されている。また、導電体用案内部75b
は、後側部すなわち規制部75aから、前側外方に向かい
傾斜する傾斜面として形成されている。さらに、ドア用
案内部75cは、基部67の外周面から、外周側に向かう傾
斜面として形成されている。
【0029】さらに、各切替つまみ66には、それぞれ突
起部75の間に位置して、接続端子77が取り付けられてい
る。この接続端子77は、PIR端子とも呼ばれるもの
で、弾性変形可能かつ導電性を有する金属板を折曲など
して、相対向する一対の接触部78が形成され、それぞれ
ジャンパ線40を介して回路遮断部22の異なるバイメタル
板41に接続されている。また、図12に示すように、こ
の接続端子77を切替つまみ66に取り付けた状態で、切替
つまみ66の突起部75の規制部75aは、接続端子77の接触
部78の後側の先端部78aよりも後側すなわち導電バー
N,L1,L2が挿入される側に突出して位置するように
なっている。
【0030】また、電源接続部収納部64には、各切替つ
まみ66の位置決め部73に係脱可能に係合して切替つまみ
66を所定の位置に位置決めする位置決め受部80が設けら
れている。そして、各位置決め受部80は、一側のケース
体13の内面側に一体に形成され、上下一対の突部80a
と、これら突部80a同士の間に相対的に凹設された凹部8
0bとを備えている。また、各突部80aは、半円状の突部
とこの突部から凹部80b側に向かって所定の長さで延び
る突部とを備えている。すなわち、凹部80bから、各突
部80aの外側の端部までは、所定の長さを有する余裕と
して構成されている。
【0031】そして、端子ドア20を開いた状態で、プラ
スドライバなどの工具を用いて各切替つまみ66を回動す
ることにより、各接触部78がいずれかの導電体接続口2
5,26,27に対向する。すなわち、上側の切替つまみ66
の接続端子77の接触部78は、中性極の導電バーNが挿入
される導電体接続口25または一方の電圧極の導電バーL
1が挿入される導電体接続口26に配置され、下側の切替
つまみ66の接続端子77の接触部78は、一方の電圧極の導
電バーL1が挿入される導電体接続口26または他方の電
圧極の導電バーL2が導電体接続口27に配置され、それ
ぞれ切替つまみ66の位置決め部73が位置決め受部80の凹
部80bに係合して所定の位置に位置決めして保持され
る。さらに、この状態で、端子ドア20を閉じて前方に移
動させることにより、端子ドア20の係止部20eが切替つ
まみ66の係止受部74に係合して、切替つまみ66の回動が
抑止され、切替つまみ66すなわち接続端子77の位置が固
定される。
【0032】そして、この状態で、すなわち所定の位置
に接続端子77を位置させた状態で、取付部32aを係合し
回路遮断器11をスライドさせて分電盤1に取り付ける
と、導電バーN,L1,L2が導電体接続口25,26,27か
らそれぞれ相対的に挿入され、これら導電バーN,L
1,L2が接触部78で弾性的に挟持され、電気的に接続さ
れる。
【0033】また、接続端子77が所定の位置からずれた
切替の中間状態では、このずれた状態を作業者が容易に
確認でき、機械的あるいは電気的な不完全な接続を回避
し、すなわち、回路遮断器11の分電盤1への機械的な接
続あるいは導電バーN,L1,L2と接続端子77との電気
的な接続を回避し、また、自動的に接続端子77を所定の
位置に位置させる構成が備えられている。
【0034】まず、位置決め部73が位置決め受部80に正
しく係合せず、接続端子77が所定の位置から大きくずれ
た状態では、端子ドア20を閉じようとした際に、この端
子ドア20の係止部20eが切替つまみ66の規制部75aに当接
し、端子ドア20が閉まらず、少なくとも係止部20eが係
止受部74に係合する状態にはならない。そこで、接続端
子77の位置がずれた状態を作業者が容易に確認できると
ともに、分電盤1に取り付けた状態では、隣接する回路
遮断器11などに端子ドア20が当接し、回路遮断器11の取
り付けが回避される。
【0035】また、接続端子77が所定の位置から大きく
ずれた状態では、図13に示すように、導電体接続口2
5,26,27から挿入された導電バーN,L1,L2は切替
つまみ66の規制部75aに当接し、接続端子77に接触する
ことがない。そこで、接続端子77の位置がずれた状態を
作業者が容易に確認できるとともに、接続端子77の変形
や不完全な電気的接続が回避される。
【0036】一方、接続端子77が所定の位置から若干ず
れた状態では、端子ドア20を閉じようとした際に、この
端子ドア20の係止部20eが切替つまみ66のドア用案内部7
5cに摺接し、切替つまみ66を回転させ、接続端子77を所
定の位置に移動させることができる。
【0037】また、接続端子77が所定の位置から若干ず
れた状態では、導電体接続口25,26,27から挿入された
導電バーN,L1,L2は切替つまみ66の導電体用案内部
75bに摺接し、切替つまみ66を回転させ、接続端子77を
所定の位置に移動させることができる。
【0038】また、電源接続部収納部64内の上端部に
は、表示駒である表示手段81が配置されている。そし
て、この表示手段81は、例えば赤色の合成樹脂にて形成
され、前後方向を軸方向としてケース体13に回動可能に
軸支された軸部82と、この軸部82から径方向に突設され
た表示部83及び作用部84を備えている。また、この表示
手段81には、付勢手段としての線ばねである表示駒スプ
リング86が装着されている。そこで、作用部84に力が加
わっていない状態では、表示部83が表示窓65に臨み、す
なわち、表示部83が表示窓65の通孔と底板との間に入り
込み、この表示部83が外部から赤く見えるようになって
いる。そして、上側の切替つまみ66の接続端子77が上側
に回動して中性極の導電バーNが挿入される導電体接続
口25に臨む位置に存在する場合は、接続端子77が表示駒
スプリング86の付勢力に抗して作用部84を押動し、表示
部83が表示窓65から外れ、表示部83が外部から白く見え
るようになっている。
【0039】ここで、電源接続部21の100V(110
V)と200V(220V)との切り替え動作を説明す
る。
【0040】まず、100Vの接続状態は、上端の中性
極の導電バーNを必ず利用するとともに、いずれかの導
電バーL1,L2を利用して実現される。すなわち、上側
の切替つまみ66の接続端子77は上側に回動され、下側の
切替つまみ66の接続端子77は上下いずれかに回動され
る。このとき、表示部83が外部から白く見える。
【0041】一方、200Vの接続状態は、中央の導電
バーL1と下端の導電バーL2とを利用して実現される。
すなわち、図1に示すように、上下側の切替つまみ66の
接続端子77はいずれも下方に回動される。このとき、表
示部83が外部から赤く見える。
【0042】一方、負荷接続部23は、ねじなし端子を構
成し、SL端子部とも呼ばれるもので、筐体12に固定さ
れた導電性を有する固定接点板である一対の端子板101
と、弾性変形可能な金属製でありSL端子ばねとも呼ば
れる一対の係止板102と、絶縁性を有する合成樹脂製の
一対のハンドルであるレバー103となどを備えている。
なお、これらレバー103は、互いに異なる色に着色され
ている。そして、各端子板101は、各電線挿入口29の軸
方向に沿って配置された電線接続部105を備えている。
さらに、この電線接続部105には、下面側に突出し、後
側に角部を設けた鎖状接続部105aが設けられている。そ
して、この電線接続部105から延設された接点支持部106
に、固定接点46が固着されている。また、各端子板101
には、電線接続部105から屈曲して延設された検電部を
兼ねたガイド部108が設けられ、電線接続部105とガイド
部108とが筐体12に設けたリブ111,112に直接あるいは
間接に当接して、がたつくことなく保持されている。ま
た、ガイド部108は、筐体12に設けた検電用挿入口30に
対向し、この検電用挿入口30から挿入された工具が当接
して検電できるようになっている。
【0043】また、係止板102は、端子板101の電線接続
部105とリブ111との間に挟持される基部116と、この基
部116から延設され約270°弧状に屈曲された屈曲部1
17と、この屈曲部117の先端部に設けられた矩形孔状の
電線係止部118とを備えている。さらに、電線係止部118
の下端の縁部には、他の部分より厚さ寸法が小さく形成
された鎖状接続部118aが形成されている。そして、この
電線係止部118内に端子板101の電線接続部105が挿通す
るように配置され、係止板102の復帰変形する付勢力に
より、電線係止部118の縁部が電線接続部105に圧接され
ている。
【0044】さらに、レバー103は、筐体12の電線接続
用レバー取付部35に回動可能に支持される軸部121と、
この軸部121から一方に延設されたレバー操作部122と、
軸部121からレバー操作部122の略反対側に延設された作
用部123とを備えている。
【0045】そこで、この負荷接続部23は、レバー操作
部122を上方に引き上げることにより、作用部123が屈曲
部117を下方に押動し、係止板102の電線係止部118が電
線接続部105の下面に沿った電線挿入口29に対向して開
口する。そして、この状態で、負荷側の電線Wを電線挿
入口29を介して電線係止部118内に挿入する。次いで、
レバー操作部122を前側下方におろすことにより、係止
板102が復帰変形し、電線係止部118の縁部が挿入された
電線Wを端子板101の電線接続部105に圧接させ、電線W
を端子板101に電気的に接続するとともに、機械的に抜
け止めする。さらに、この状態で、端子板101の鎖状接
続部105aと係止板102の鎖状接続部118aとが電線Wに食
い込むように当接し、電線Wを強固に抜け止めする。一
方、再度レバー操作部122を引き上げることにより、容
易に電線Wを取り外せるようになっている。
【0046】このように、本実施の形態によれば、電源
接続部21に、それぞれ選択端子である接続端子77を備え
た2個の切替つまみ66を設け、いわば2軸の切替手段で
ある回転切替手段を備えたため、この回転操作により分
電盤1の導電バーN,L1,L2を適宜組み合わせて選択
接続でき、電圧切替、相切替を容易に行うことができ
る。
【0047】さらに、電源側の回転切替構造である電源
接続部21の接続端子77を支持する切替つまみ66に、規制
部75a、導電体用案内部75b、及びドア用案内部75cを備
えたため、突起部75を設けたため、接続端子77が所定の
切替完了位置(正規位置)からずれた切替の中間状態で
は、このずれた状態を作業者が容易に確認でき、機械的
あるいは電気的な不完全な接続を回避し、すなわち、回
路遮断器11の分電盤1への機械的な接続あるいは導電バ
ーN,L1,L2と接続端子77との不完全な電気的な接続
や接続端子77の変形を回避し、あるいは、自動的に接続
端子77を所定の位置に位置させることができる。
【0048】すなわち、切替つまみ66に、接続端子77の
側方に位置して、接続端子77の先端部78aより後方に突
出する突起部75を設けたため、接続端子77が正規の位置
にない場合に無理やり回路遮断器11を分電盤1に取付よ
うとしても、突起部75の規制部75aが導電バーN,L1,
L2に当接し、接続端子77の変形を防止できる。
【0049】また、切替つまみ66の突起部75には、導電
バーN,L1,L2の接続方向から離れるに従い所定の方
向に傾斜する勾配を設定した導電体用案内部75bを設け
たため、接続端子77が導電バーN,L1,L2に対して斜
めに位置していたとしても、取り付け作業を継続するこ
とで、接続端子77を正規の位置に修正できる。
【0050】さらに、切替つまみ66に突起部75を設けた
ため、接続端子77が正規の位置にない場合に端子ドア20
を閉じようとしても、この端子ドア20は突起部75に当接
し、端子ドア20が閉まらず、接続端子77の位置がずれた
状態を作業者が容易に確認できる。
【0051】また、切替つまみ66の突起部75には傾斜面
であるドア用案内部75cを設けるとともに、端子ドア20
にも傾斜面であるドア側傾斜辺部20fを設けたため、端
子ドア20を閉じることにより、接続端子77を正規の位置
に修正できる。
【0052】また、切替つまみ66の外周面に位置決め部
73を設け、筐体12のケース体13側に位置決め受部80を設
けたため、切替つまみ66すなわち接続端子77を作業性良
く正規の位置に位置決めできる。さらに、この位置決め
受部80は、切替つまみ66の位置決め部73の回転軌跡に沿
って所定の長さ寸法すなわち余裕を設定したため、位置
決め部73が位置決め受部80の突部80aの縁部に当接して
中立した中間状態では、切替つまみ66は正規位置よりあ
る程度の角度を持って傾斜した状態となり、突起部75の
規制部75aに導電バーN,L1,L2を確実に当接させ、
取り付け動作を継続不可能として、接続端子77の変形な
どを防止することができる。
【0053】なお、本実施の形態では、切替つまみ66す
なわち接続端子77の位置がずれた状態で、端子ドア20を
閉じないようにする手段、導電バーN,L1,L2を接続
端子77に接触させない手段、端子ドア20を閉じる動作に
より接続端子77の位置を直す手段、及び導電バーN,L
1,L2の挿入により接続端子77の位置を直す手段を設け
たが、これら手段のうちの少なくとも一つを設けること
により、機械的あるいは電気的な不完全な接続を回避す
ることができる。
【0054】また、筐体12の天面部33に設定すなわち選
択電圧が見える表示を設け、中性極(N極)の導電バーN
が挿入される導電体接続口25に接続端子77が存在しない
状態で、すなわち200Vが選択されている状態で、天
面部33の表示が白色から赤色になり、200V電圧表示
を行うようにしたため、選択電圧を、特に、200Vを
選択した状態を容易に確認でき、過電圧を負荷機器に印
加することを抑制できる。
【0055】また、電源接続部21は、2個の切替つまみ
66を設けて構成したため、1個の端子を上下にスライド
させる構成などに比べて、各部材も簡略な構成で部品点
数の削減も可能であり、製造コストを低減できる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の回路遮断器によれば、端
子ドアを開いた状態で、接続端子を回動させることによ
り、接続端子の位置が容易に切り替えられ、例えば、電
圧と相とを切り替えできる。また、接続端子が導電体接
続口に臨む所定の位置にないと、規制部により端子ドア
が閉じないため、接続端子が所定の位置にないことを容
易に確認できる。
【0057】請求項2記載の回路遮断器によれば、端子
ドアを開いた状態で、接続端子を回動させることによ
り、接続端子の位置が容易に切り替えられ、例えば、電
圧と相とを切り替えできる。また、接続端子が導電体接
続口に臨む所定の位置にない状態で端子ドアを閉じる
と、案内部により接続端子が所定の位置に移動し、接続
端子と導電体とを確実に接続できる。
【0058】請求項3記載の回路遮断器によれば、接続
端子を回動させることにより、接続端子の位置が容易に
切り替えられ、例えば、電圧と相とを切り替えできる。
また、接続端子が導電体接続口に臨む所定の位置にない
と、規制部により導電体が接続端子に接触しないため、
接続端子を保護できるとともに接続端子が所定の位置に
ないことを容易に確認できる。
【0059】請求項4記載の回路遮断器によれば、接続
端子を回動させることにより、接続端子の位置が容易に
切り替えられ、例えば、電圧と相とを切り替えできる。
また、接続端子が導電体接続口に臨む所定の位置にない
状態で導電体を導電体接続口に挿入すると、案内部によ
り接続端子が所定の位置に移動し、接続端子を保護でき
るとともに接続端子と導電体とを確実に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路遮断器の一実施の形態を示す端子
ドアを開いた状態の一部を拡大した後面図である。
【図2】同上回路遮断器を取り付けた分電盤の説明図で
ある。(a)は扉を取り外した状態の正面図 (b)は扉を閉じた状態の側面図
【図3】同上回路遮断器を示す断面図である。
【図4】同上回路遮断器の平面図である。(a)はオン状
態 (b)はオフ状態
【図5】同上回路遮断器の後面図である。
【図6】同上回路遮断器の前面図である。
【図7】同上回路遮断器の一部の底面図である。
【図8】同上回路遮断器の一部の断面図である。
【図9】同上回路遮断器の一部を拡大した断面図であ
る。
【図10】同上回路遮断器の切替つまみの斜視図であ
る。
【図11】同上回路遮断器の切替つまみの後面図であ
る。
【図12】同上回路遮断器の切替つまみ及び接続端子を
示す説明図である。
【図13】同上回路遮断器の一部を拡大した後面図であ
る。
【図14】同上回路遮断器の端子板及び係止板を示す分
解状態の断面図である。
【図15】同上回路遮断器の端子板及び係止板を示す組
立状態の側面図である。
【図16】同上回路遮断器の係止板を示す前面図であ
る。
【図17】同上回路遮断器の端子板及び係止板に電線を
挿入した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
11 回路遮断器 12 筐体 20 端子ドア 20f 案内部を構成するドア側傾斜辺部 21 電源接続部 22 回路遮断部 23 負荷接続部 25,26,27 導電体接続口 28 開口部 75a 規制部 75b 案内部を構成する導電体用案内部 75c 案内部を構成するドア用案内部 77 接続端子 N,L1,L2 導電体としての導電バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 可部 雅章 大阪府大阪市旭区新森六丁目2番1号 旭 東電気株式会社内 Fターム(参考) 5G030 EA05 XX20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導電体接続口及びこれら導電体接
    続口に連続する開口部を開閉する端子ドアを設けた筐体
    と;端子ドアが開いた状態で筐体に対して回動可能に設
    けられいずれかの導電体接続口に選択的に臨みこの導電
    体接続口に挿入された導電体に接続される接続端子と、
    接続端子とともに移動し、接続端子がいずれかの導電体
    接続口に臨む所定の位置にない状態で、端子ドアの閉じ
    る動作を阻止する規制部とを備えた電源接続部と;負荷
    に接続される負荷接続部と;電源接続部と負荷接続部と
    の間の回路を遮断可能に接続する回路遮断部と;を具備
    したことを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】 複数の導電体接続口及びこれら導電体接
    続口に連続する開口部を開閉する端子ドアを設けた筐体
    と;端子ドアが開いた状態で筐体に対して回動可能に設
    けられいずれかの導電体接続口に選択的に臨みこの導電
    体接続口に挿入された導電体に接続される接続端子と、
    接続端子とともに移動し、接続端子がいずれかの導電体
    接続口に臨む所定の位置にない状態で、端子ドアの閉じ
    る動作に伴い接続端子を所定の位置に移動させる案内部
    とを備えた電源接続部と;負荷に接続される負荷接続部
    と;電源接続部と負荷接続部との間の回路を遮断可能に
    接続する回路遮断部と;を具備したことを特徴とする回
    路遮断器。
  3. 【請求項3】 複数の導電体接続口を設けた筐体と;筐
    体に対して回動可能に設けられいずれかの導電体接続口
    に選択的に臨みこの導電体接続口に挿入された導電体に
    接続される接続端子と、接続端子とともに移動し、接続
    端子がいずれかの導電体接続口に臨む所定の位置にない
    状態で、導電体の接続端子への接触を阻止する規制部と
    を備えた電源接続部と;負荷に接続される負荷接続部
    と;電源接続部と負荷接続部との間の回路を遮断可能に
    接続する回路遮断部と;を具備したことを特徴とする回
    路遮断器。
  4. 【請求項4】 複数の導電体接続口を設けた筐体と;筐
    体に対して回動可能に設けられいずれかの導電体接続口
    に選択的に臨みこの導電体接続口に挿入された導電体に
    接続される接続端子と、接続端子とともに移動し、接続
    端子がいずれかの導電体接続口に臨む所定の位置にない
    状態で、導電体を導電体接続口に挿入する動作に伴い接
    続端子を所定の位置に移動させる案内部とを備えた電源
    接続部と;負荷に接続される負荷接続部と;電源接続部
    と負荷接続部との間の回路を遮断可能に接続する回路遮
    断部と;を具備したことを特徴とする回路遮断器。
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JP2006345644A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Kawamura Electric Inc 分電盤
JP2007104215A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Matsushita Electric Works Ltd 電力線通信モジュール
CN111681921A (zh) * 2020-06-30 2020-09-18 成都彩佳角商贸有限公司 一种断路器

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