JP2005243502A - 遮断器のインターロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】3台の遮断器の機械的インターロックを可能にする。
【解決手段】3台並設した遮断器11,16,14を隔壁20により覆うとともに、それぞれの操作部11a,16a,14aを隔壁20に設けた開口部20a〜20cから露出させる。隔壁20に遮断器11,16,14の並設方向に設けた長孔20dに取手部21をスライド自在に設け、この取手部21に取り付けたシャッタ22によりオフ位置にある操作部の1つに対応した開口部を覆い、またシャッタ22のスライド時にシャッタ22に取り付けたストッパ23がオン位置にある操作部と当接してシャッタ22のスライドを阻止する。従って、すべての操作部をオンとすることができない。
【選択図】図1
【解決手段】3台並設した遮断器11,16,14を隔壁20により覆うとともに、それぞれの操作部11a,16a,14aを隔壁20に設けた開口部20a〜20cから露出させる。隔壁20に遮断器11,16,14の並設方向に設けた長孔20dに取手部21をスライド自在に設け、この取手部21に取り付けたシャッタ22によりオフ位置にある操作部の1つに対応した開口部を覆い、またシャッタ22のスライド時にシャッタ22に取り付けたストッパ23がオン位置にある操作部と当接してシャッタ22のスライドを阻止する。従って、すべての操作部をオンとすることができない。
【選択図】図1
Description
この発明は、分電盤等に用いられる遮断器のインターロック装置に関するものである。
図2(a),(b)は特許文献1に記載された従来の遮断器のインターロック装置の平面図及び正面図を示し、パネル1の開口部1a,1bに操作部2a,3aを突出させて遮断器2,3が固設されている。又、遮断器2,3間においてパネル1上にはベース4が配置され、その基部4aがねじ5によりパネル1に取り付けられる。ベース4には遮断器2,3の並設方向に長い長孔6が設けられ、長孔6には長さ方向に3つの凹部6a〜6cが設けられている。又、ベース4にはその長孔6の長さ方向にレバー7が移動自在に挿通され、レバー7には雌ねじ部7aが設けられ、雌ねじ部7aには固定ボルト8が螺合される。
上記構成において、図2(a)に示すようにベース4の長孔6の凹部6aで固定ボルト8をレバー7の雌ねじ部7aに螺合すると、レバー7の位置は固定され、遮断器2の操作部2aはレバー7に邪魔されて操作不能となり、遮断器3の操作部3aの操作は可能となる。又、凹部6cにおいて固定ボルト8を雌ねじ部7aに螺合すると、操作部3aの操作は不可能となり、操作部2aの操作は可能となる。さらに、遮断器2,3を共に操作不能としたい場合には、凹部6bにおいて固定ボルト8を雌ねじ部7aに螺合する。
上記のようなインターロック装置により、2台の遮断器2,3が同時に投入できないように、機械的インターロックをとっている。
特開平10−106406号公報
図3は電力系統図の一部を示し、線路9には変圧器10及び遮断器11が設けられ、線路12には変圧器13及び遮断器14が設けられている。又、線路9,12間には母線15が接続され、母線15にも遮断器16が設けられており、これらにより低圧回路17が構成されている。また、母線15には複数の分岐母線18が接続され、各分岐母線18にも遮断器19が設けられている。
上記のような回路構成において、変圧器10,13の並列運転が許容されない場合、即ち3台の遮断器11,14,16を同時にオンできない場合には、図2に示したようなインターロック装置では機械的なインターロックをとることができず、各遮断器11,14,16を電動操作化して、電気的インターロックをとらざるを得なかった。しかしながら、このように、遮断器11,14,16を電動操作化すると高価になり、また電動操作化に伴い、操作スイッチや補助リレーも必要となり、より高価になった。
この発明は上記のような課題を解決するために成されたものであり、3台の遮断器の機械的インターロックをとることができる、即ち3台の遮断器のうち2台しかオンできないようにすることができ、安価な遮断器のインターロック装置を得ることを目的とする。
この発明の請求項1に係る遮断器のインターロック装置は、3台並べた遮断器を覆うとともに、それぞれの操作部を露出させるための3つの開口部を有する隔壁と、隔壁に遮断器の並設方向に設けられた長孔にスライド自在に設けられた取手部と、取手部に取り付けられ、オフ位置にある操作部の1つに対応した開口部を覆うシャッタと、シャッタに取り付けられ、スライド時にオン位置にある操作部と当接してシャッタのスライドを阻止するストッパとを備えたものである。
以上のようにこの発明によれば、遮断器を3台並設した場合に、2台しかオンすることができないようにすることができ、各遮断器の機械的インターロックをとることができ、各遮断器の電動操作化が不要となり、また電動操作化に伴う操作スイッチや補助リレーも不要とすることができ、安価にすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面とともに説明する。図1(a),(b)はこの発明の最良実施形態による遮断器のインターロック装置の斜視図及び要部斜視図を示し、3台の遮断器11,16,14はこの順序で横一列に並設され、各遮断器11,16,14の前面は隔壁20により覆われ、各遮断器11,16,14の操作部11a,16a,14aは隔壁20に設けられた開口部20a〜20cに露出させる。操作部11a,14aはオン位置にあり、操作部16aはオフ位置にある。
又、隔壁20には各遮断器11,16,14の並設方向に長孔20dが設けられ、長孔20dには取手部21がスライド自在に設けられている。取手部21にはシャッタ22が取り付けられ、シャッタ22はオフ位置にある操作部16aに対応した開口部20bを覆っている。操作部11a,16a,14aはすべてオフ位置の場合もあり、このうちの2つがオフ位置の場合もある。何れの場合も、シャッタ22はオフ位置にある操作部のうちの1つに対応した開口部を覆う。23はシャッタ22に取り付けられたストッパであり、取手部21を持ってシャッタ22をスライドさせようとした場合、シャッタ22はオン位置にある操作部と当接してシャッタ22のスライドを阻止する。
上記構成において、図示のように、操作部11a,14aがオン位置にあり、操作部16aがオフ位置にあると、シャッタ22は操作部16aに対応した開口部20bを覆っており、操作部16aをオン操作即ち投入操作することはできないので、すべての操作部11a,16a,14aをオン状態とすることはできず、変圧器10,13の並列運転は阻止される。このような動作はシャッタ22が開口部20aまたは20cを覆っているときも同様であり、何れの場合もすべての操作部をオン状態とすることはできない。
上記最良実施形態においては、3台の遮断器11,14,16の機械的インターロックをすることができ、電気的インターロックをする必要がない。このため、各遮断器11,14,16を電動動作化する必要がなく、従って操作スイッチや補助リレーも不要となり、安価にすることができる。
10,13…変圧器
11,14,16…遮断器
11a,14a,16a…操作部
20…隔壁
20a〜20c…開口部
20d…長孔
21…取手部
22…シャッタ
23…ストッパ
11,14,16…遮断器
11a,14a,16a…操作部
20…隔壁
20a〜20c…開口部
20d…長孔
21…取手部
22…シャッタ
23…ストッパ
Claims (1)
- 3台並べた遮断器を覆うとともに、それぞれの操作部を露出させるための3つの開口部を有する隔壁と、隔壁に遮断器の並設方向に設けられた長孔にスライド自在に設けられた取手部と、取手部に取り付けられ、オフ位置にある操作部の1つに対応した開口部を覆うシャッタと、シャッタに取り付けられ、スライド時にオン位置にある操作部と当接してシャッタのスライドを阻止するストッパとを備えたことを特徴とする遮断器のインターロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004053618A JP2005243502A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 遮断器のインターロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004053618A JP2005243502A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 遮断器のインターロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005243502A true JP2005243502A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35024999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004053618A Pending JP2005243502A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 遮断器のインターロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005243502A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010180530A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Pan Pacific Copper Co Ltd | ブレーカ用後付け錠 |
CN102486980A (zh) * | 2010-12-06 | 2012-06-06 | 三菱电机株式会社 | 多极电路断路器 |
CN106099655A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 河南平高通用电气有限公司 | 一种开关柜及其操作孔防护装置 |
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2004
- 2004-02-27 JP JP2004053618A patent/JP2005243502A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010180530A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Pan Pacific Copper Co Ltd | ブレーカ用後付け錠 |
CN102486980A (zh) * | 2010-12-06 | 2012-06-06 | 三菱电机株式会社 | 多极电路断路器 |
CN102486980B (zh) * | 2010-12-06 | 2014-10-08 | 三菱电机株式会社 | 多极电路断路器 |
CN106099655A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 河南平高通用电气有限公司 | 一种开关柜及其操作孔防护装置 |
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