JP2010061004A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学部品をより効果的に冷却することができる投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】液晶プロジェクタは、映像を表示するための光を透過させる光学部品と、光学部品を冷却するための冷却風を送風する冷却ファンと、冷却風を流通させるダクト60とを備えている。ダクト60は、冷却風を光学部品に向けて送り出すための対向する壁面を有する流出部63を備え、流出部63は、冷却ファンからの冷却風が流入する流出部入口と、流入した冷却風が光学部品に向けて流出する流出部出口とを備えている。そして流出部63は、光が光学部品を透過する方向である光軸方向X1及び光軸方向X1に直交する幅方向Y1において、対向する壁面の間隔が流出部入口から流出部出口に向かうにつれて狭くなるように形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、映像を表示するための光を透過させる光学部品と、光学部品を冷却するための冷却風を送風する冷却ファンと、冷却風を流通させるダクトとを備え、映像を投写して表示する投写型映像表示装置に関する。
一般に、液晶プロジェクタ等の投写型映像表示装置は、映像を表示するための光を透過させる光学部品と、光学部品の寿命低下を抑制することを目的として、光学部品を冷却するための冷却風を送風する冷却ファンと、冷却風を流通させるダクトとを備えている。このダクトは、冷却風を光学部品に向けて送り出すための対向する壁面を有する流出部を備えている。
また、光学部品を透過する光の高輝度化に伴い、光学部品の発熱量が増える傾向にあり、光学部品を効果的に冷却するための手段が講じられている。光学部品を効果的に冷却するためには、例えば静圧及び風量の高い冷却ファンを使用することが考えられるが、騒音が増大するという問題がある。
そこで、ダクトが備える流出部の形状を所定の形状とすることにより、光学部品を効果的に冷却するようにしたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−298890号公報
しかし、光学部品を透過する光の更なる高輝度化や光学部品数の増加による発熱量の増大に伴い、ダクトが備える流出部の形状を上記特許文献1に記載される形状としても、光学部品を十分に冷却することができない場合があるという問題があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学部品をより効果的に冷却することができる投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、映像を表示するための光を透過させる光学部品と、この光学部品を冷却するための冷却風を送風する冷却ファンと、前記冷却風を流通させるダクトとを備え、このダクトは、前記冷却風を前記光学部品に向けて送り出すための対向する壁面を有する流出部を備え、この流出部は、前記冷却ファンからの前記冷却風が流入する流出部入口と、流入した前記冷却風が前記光学部品に向けて流出する流出部出口とを備える投写型映像表示装置において、前記流出部は、前記光が前記光学部品を透過する方向である光軸方向及び前記光軸方向に直交する幅方向において、対向する前記壁面の間隔が前記流出部入口から前記流出部出口に向かうにつれて狭くなるように形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、流出部は、光軸方向及び幅方向において、対向する壁面の間隔が流出部入口から流出部出口に向かうにつれて狭くなるように形成されているため、流出部の流出部出口から光学部品に向けて流出する冷却風の風速を向上させることができ、光学部品をより効果的に冷却することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の投写型映像表示装置において、前記流出部は、空間を介して互いに対向する一対の壁部A1及び壁部A2と、壁部A1と壁部A2とをそれぞれ接続して互いに対向する一対の壁部B1及び壁部B2とからなり、前記流出部は、前記壁部A1の壁面と前記壁部A2の壁面との間隔、及び前記壁部B1の壁面と前記壁部B2の壁面との間隔が、前記流出部入口から前記流出部出口に向かうにつれて狭くなるように形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、流出部は、一対の壁部A1,A2の壁面の間隔、及び他の一対の壁部B1,B2の壁面との間隔が、流出部入口から流出部出口に向かうにつれて狭くなるように形成されている。このため、例えば断面矩形状の流出部を絞ることにより、流出部の流出部出口から光学部品に向けて流出する冷却風の風速を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の投写型映像表示装置において、前記光学部品として、ライトバルブを構成する液晶パネルと、この液晶パネルの光の入射側に設けられた入射側光学素子と、前記液晶パネルの光の出射側に設けられた出射側光学素子とを備え、前記流出部として、前記冷却風を前記入射側光学素子に向けて送り出すための第1の流出部と、前記冷却風を前記出射側光学素子に向けて送り出すための第2の流出部とを備え、前記第1の流出部と前記第2の流出部とが隣接して設けられていることを要旨とする。
この発明によれば、流出部として、冷却風を入射側光学素子に向けて送り出すための第1の流出部と、冷却風を前記出射側光学素子に向けて送り出すための第2の流出部とを備え、第1の流出部と第2の流出部とが隣接して設けられている。このため、液晶パネルを介して設けられた入射側光学素子及び出射側光学素子をより効果的に冷却することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の投写型映像表示装置において、前記入射側光学素子として、電圧が印加されるとともに前記電圧に応じて前記光の偏光状態を調整する調整素子と、この調整素子を透過した前記光が入射する偏光板とを備え、前記光軸方向において、前記第1の流出部が備える前記流出部出口は、前記調整素子と前記偏光板との間隔よりも大きいことを要旨とする。
この発明によれば、光軸方向において、第1の流出部が備える流出部出口は、調整素子と偏光板との間隔よりも大きいため、第1の流出部により調整素子及び偏光板に向けて送り出す冷却風の風量を増大させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の投写型映像表示装置において、前記入射側光学素子として、前記偏光板を透過した前記光が入射する光学補償板をさらに備え、前記光軸方向において、前記第1の流出部が備える前記流出部出口は、前記調整素子と前記光学補償板との間隔よりも大きいことを要旨とする。
この発明によれば、光軸方向において、第1の流出部が備える流出部出口は、調整素子と光学補償板との間隔よりも大きいため、第1の流出部により調整素子、偏光板、及び光学補償板に向けて送り出す冷却風の風量を増大させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれか一項に記載の投写型映像表示装置において、前記ダクト内を流通する前記冷却風の流れ方向において、複数の前記流出部が隣接して設けられ、複数の前記流出部の各々が備える前記流出部入口の間には、前記ダクト内に突出する突出部が設けられていることを要旨とする。
この発明によれば、複数の前記流出部の各々が備える前記流出部入口の間には、前記ダクト内に突出する突出部が設けられている。このため、ダクト内を流通する冷却風が突出部に衝突することにより、ダクト内を流通する冷却風の流れ方向において上流側に設けられた流出部の流出部入口に冷却風が流入し易くなる。従って、入射側光学素子に向けて送り出す冷却風の風量を増大させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の投写型映像表示装置において、複数の前記流出部の各々が備える前記流出部入口の間における前記ダクトに前記突出部が形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、突出部は、複数の前記流出部の各々が備える前記流出部入口の間におけるダクトに形成されているため、ダクト以外の部材を必要とせずにダクト内に突出する上記の突出部を設けることができる。
本発明によれば、流出部の流出部出口から光学部品に向けて流出する冷却風の風速を向上させることができ、光学部品をより効果的に冷却することができる。
図面を参照して、本発明の投写型映像表示装置を液晶プロジェクタとして具体化した実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置は、同表示装置の前方に設けられるスクリーンへ光を投射することにより映像を投写して表示し、ライトバルブとして液晶を用いる液晶プロジェクタ1である。
液晶プロジェクタ1は、図1に示すように、ランプ11、インテグレータレンズ12、偏光変換素子13、複数枚のコンデンサレンズ14、複数枚のミラー15、ダイクロイックミラー16,17、液晶ライトバルブ20,30,40、ダイクロイックプリズム18、及び投写レンズ19を備えている。以下、これらの光学部品を具体的に説明する。
光を出射するランプ11は、石英ガラスにより形成された発光管11a内に、水銀とハロゲンガスの混合物または水銀とハロゲン化物の混合物が封入された超高圧水銀ランプである。ランプ11から所定方向のみに光が出射されるように、発光管11aはリフレクタ11bにより覆われている。
インテグレータレンズ12は、耐熱性ガラスにより形成された2枚のフライアイレンズ12a,12bにより構成された光学部品である。ランプ11から出射された光がインテグレータレンズ12を透過することにより、その光の照度分布が均一化される。
偏光変換素子13は、偏光分離膜と位相差板とを有し、ランプ11から出射された光を直線偏光に変換するための光学部品である。具体的には、偏光変換素子13は、偏光分離膜によりP偏光とS偏光を分離するとともに、位相差板によりP偏光及びS偏光のいずれかの位相をずらすことにより、液晶ライトバルブ20,30,40に入射する光を直線偏光とする。
コンデンサレンズ14は、光が透過する光学部品の大きさに応じて、ランプ11から出射された光を集光させるレンズである。また、ミラー15は、ランプ11から出射された光を反射することにより光を液晶ライトバルブ20,30,40、ダイクロイックプリズム18、及び投写レンズ19へ導くための鏡である。
ダイクロイックミラー16は、赤色及び緑色に対応する波長の光を反射する鏡であって、ダイクロイックミラー17は、緑色に対応する波長の光を反射する鏡である。従って、ランプ11から出射された白色光から、ダイクロイックミラー16により青色に対応する波長の光(以下、「青色光」)が分離されるとともに、ダイクロイックミラー17により赤色に対応する波長の光(以下、「赤色光」)と緑色に対応する波長の光(以下、「緑色光」)が分離される。
液晶ライトバルブ20は、無機偏光板21、入射側偏光板22、光学補償板23、液晶パネル24、プリ偏光板25、及び出射側偏光板26により構成されており、液晶ライトバルブ20を青色光が透過することにより、青色の映像が生成される。液晶ライトバルブ20に光が入射する方向から、無機偏光板21、入射側偏光板22、光学補償板23、液晶パネル24、プリ偏光板25、出射側偏光板26の順に設けられている。従って、無機偏光板21、入射側偏光板22、及び光学補償板23は、液晶パネル24の光の入射側に設けられた入射側光学素子20aであって、プリ偏光板25及び出射側偏光板26は、液晶パネル24の光の出射側に設けられた出射側光学素子20bである。
また、液晶ライトバルブ30は、無機偏光板31、入射側偏光板32、光学補償板33、液晶パネル34、プリ偏光板35、出射側偏光板36、及びYe変調素子37により構成されており、液晶ライトバルブ30を緑色光が透過することにより、緑色の映像が生成される。液晶ライトバルブ30に光が入射する方向から、Ye変調素子37、無機偏光板31、入射側偏光板32、光学補償板33、液晶パネル34、プリ偏光板35、出射側偏光板36の順に設けられている。従って、無機偏光板31、入射側偏光板32、光学補償板33、及びYe変調素子37は、液晶パネル34の光の入射側に設けられた入射側光学素子30aであって、プリ偏光板35及び出射側偏光板36は、液晶パネル34の光の出射側に設けられた出射側光学素子30bである。
また、液晶ライトバルブ40は、入射側偏光板42、光学補償板43、液晶パネル44、プリ偏光板45、及び出射側偏光板46により構成されており、液晶ライトバルブ40を赤色光が透過することにより、赤色の映像が生成される。液晶ライトバルブ40に光が入射する方向から、入射側偏光板42、光学補償板43、液晶パネル44、プリ偏光板45、出射側偏光板46の順に設けられている。従って、入射側偏光板42及び光学補償板43は、液晶パネル44の光の入射側に設けられた入射側光学素子40aであって、プリ偏光板45及び出射側偏光板46は、液晶パネル44の光の出射側に設けられた出射側光学素子40bである。
無機偏光板21,31は、反射型の偏光板であって、入射する偏光を直線偏光として出射させる光学素子である。また、入射側偏光板22,32,42は、吸収型の偏光板であって、映像のコントラストを向上させるために、光学補償板23,33,43や液晶パネル24,34,44を透過せずに反射した不要な反射光を吸収する光学素子である。また、光学補償板23,33,43は、液晶パネル24,34,44を透過する光の複屈折を補償する光学素子である。
液晶パネル24,34,44は、液晶と、液晶に電圧を印加するための透明電極と、液晶を挟むガラスとにより形成された光学部品である。また、プリ偏光板25,35,45は、光量を減少させることにより出射側偏光板26,36,46の負担を軽減するための光学素子である。また、出射側偏光板26,36,46は、映像のコントラストを向上させるために、液晶パネル24,34,44と出射側偏光板26,36,46の間において乱反射した光や、ダイクロイックプリズム18を透過せずに反射した不要な反射光を吸収する光学素子である。
Ye変調素子37は、緑色光に含まれる黄色に対応する波長の光(以下、「黄色光」)をYe変調素子37に印加された電圧に応じて変調する光学素子であって、Ye変調素子37に入射する黄色光の偏光状態を調整する調整素子である。即ち、Ye変調素子37は、液晶ライトバルブ30を透過する所定の波長領域を有する緑色光について、緑色光の波長領域に含まれるとともに、緑色光の波長領域よりも狭い波長領域を有する黄色光の偏光状態を、印加される電圧に応じて変調する光学素子である。具体的には、Ye変調素子は、入射する黄色光の直線偏光を、光軸を中心として0〜90度の範囲内で回転させて出射する光学素子や、入射する黄色光の直線偏光を、楕円偏光または円偏光に変換する光学素子である。液晶プロジェクタ1はこのようなYe変調素子を備えることにより、光学部品の部品点数増加によるコストアップを抑制しながらも色再現性の高い映像を表示することができる。
ダイクロイックプリズム18は、各液晶ライトバルブ20,30,40を透過することによって生成された各色の映像を合成することにより、フルカラーの映像を生成するものである。具体的には、ダイクロイックプリズム18は、三方から入射する各色の光のうち、青色光と赤色光を反射して液晶プロジェクタ1の前方へ出射するとともに、緑色光を透過させて液晶プロジェクタ1の前方へ出射する。
投写レンズ19は、複数枚のレンズにより構成され、ダイクロイックプリズム18から出射された光が投写レンズ19に入射することにより、液晶プロジェクタ1の前方に光を出射して、フルカラーの映像を投写して表示するものである。
以上のように構成された光学部品は、液晶プロジェクタ1内に設けられた支持部材に取り付けられて支持されている。具体的には、図2及び図3に示すように、インテグレータレンズ12、偏光変換素子13、コンデンサレンズ14、ミラー15、ダイクロイックミラー16,17は、樹脂製のベース部材51に取り付けられている。また、入射側偏光板22,32,42及び光学補償板23,33,43は、保持部材52を用いてベース部材51に取り付けられている。
また、液晶パネル24,34,44と、プリ偏光板25,35,45及び出射側偏光板26,36,46と、ダイクロイックプリズム18とは、ねじ等を用いて互いに固定されている。このようにして、ダイクロイックプリズム18とともに固定されている光学部品は、図2及び図4に示すように、プリズムユニット53として一体的に構成されている。
また、図2及び図5に示すように、ベース部材51及びプリズムユニット53の近傍には樹脂製のダクト60が設けられており、上記の光学部品に冷却風を案内するダクト60には、光学部品を冷却するための冷却風を送風する冷却ファン71,72が接続されている。なお図面において、冷却ファン71,72を構成する羽根は省略されている。以下に、冷却ファン71,72が接続されるダクト60の具体的な構成について説明する。
図6はダクト60の外観を示す斜視図であって、図7はダクト60の分解斜視図であって、図8はダクト60の平面図である。また、図9は図8のA−A部分を断面としたダクト60の断面斜視図であって、図10は図8のB−B部分を断面としたダクト60の断面斜視図である。
図6に示すように、ダクト60は、冷却ファン71,72によって送風された冷却風がダクト60内に流入するための流入部61,62と、冷却風を光学部品に向けて送り出すための対向する壁面W1,W2(図8参照)を有する流出部63〜68とを備えている。また、図7に示すように、ダクト60は二つのダクト部材60a,60bからなり、ダクト60には、ダクト60内の冷却風の経路を構成するために板金製の仕切り板81が設けられている。
ダクト60の流入部61,62は、冷却ファン71,72を接続するための壁部からなり、図2及び図5に示すように、流入部61には、冷却ファン71が接続され、流入部62には、冷却ファン72が接続される構成となっている。
ダクト60の流出部63は、図6に示すように、光軸方向X1において空間を介して互いに対向する一対の壁部A1,A2と、壁部A1と壁部A2とをそれぞれ接続して幅方向Y1において互いに対向する一対の壁部B1,B2とからなっている。ここでいう光軸方向X1とは、流出部63,64が冷却風を送り出す対象とする光学部品である液晶ライトバルブ30において、光が透過する方向である。また、幅方向Y1は、光軸方向X1に直交する方向と流出部63,64において冷却風が流通する方向Z(図9〜図12参照)とに直交する方向である。
また、流出部63は、図9に示すように、冷却ファン72からの冷却風が流出部63に流入する流出部入口63aと、流入した冷却風が流出部63から光学部品に向けて流出する流出部出口63bとを備えている。流出部入口63aは、流出部63を構成する壁面W1,W2により形成されたダクト本体側の空間であって、流出部出口63bは、流出部63を構成する壁面W1,W2により形成された光学部品側の空間である。
また流出部63と同様に、流出部64は、壁部A1,A2,B1,B2とからなり、冷却ファン72からの冷却風が流出部64に流入する流出部入口64aと、流入した冷却風が流出部63から光学部品に向けて流出する流出部出口64bとを備えている。
以上のように構成された流出部63,64は、図11に示すように、液晶ライトバルブ30に向けて冷却風を送り出すように設けられている。具体的には、流出部63は、流出部出口63bが液晶ライトバルブ30を構成する入射側光学素子30aに向けて開口するように設けられており、流出部64は、流出部出口64bが液晶ライトバルブ30を構成する出射側光学素子30bに向けて開口するように設けられている。
ダクト60の流出部65,66は、図6に示すように、光軸方向X2において空間を介して互いに対向する一対の壁部A1,A2と、壁部A1と壁部A2とをそれぞれ接続して幅方向Y2において互いに対向する一対の壁部B1,B2とからなっている。ここでいう光軸方向X2とは、流出部65,66が冷却風を送り出す対象とする光学部品である液晶ライトバルブ40において、光が透過する方向である。また、幅方向Y2は、光軸方向X2に直交する方向と流出部65,66において冷却風が流通する方向Zとに直交する方向である。
流出部65,66は流出部63,64と同様に構成されている。即ち、図10に示すように、流出部65は、冷却ファン71からの冷却風が流出部65に流入する流出部入口65aと、流入した冷却風が流出部65から光学部品に向けて流出する流出部出口65bとを備えている。また、流出部66も、冷却ファン71からの冷却風が流出部66に流入する流出部入口66aと、流入した冷却風が流出部66から光学部品に向けて流出する流出部出口66bとを備えている。
以上のように構成された流出部65,66は、図12に示すように、液晶ライトバルブ40に向けて冷却風を送り出すように設けられている。具体的には、流出部65は、流出部出口65bが液晶ライトバルブ40を構成する入射側光学素子40aに向けて開口するように設けられており、流出部66は、流出部出口66bが液晶ライトバルブ40を構成する出射側光学素子40bに向けて開口するように設けられている。
ダクト60の流出部67,68は、図6に示すように、光軸方向X3において空間を介して互いに対向する一対の壁部A1,A2と、壁部A1と壁部A2とをそれぞれ接続して幅方向Y2において互いに対向する一対の壁部B1,B2とからなっている。ここでいう光軸方向X3とは、流出部67,68が冷却風を送り出す対象とする光学部品である液晶ライトバルブ20において、光が透過する方向である。また、幅方向Y3は、光軸方向X3に直交する方向と流出部67,68において冷却風が流通する方向Zとに直交する方向である。
流出部67,68はその他の流出部63〜66と同様に構成されている。即ち、図10に示すように、流出部67は、冷却ファン71からの冷却風が流出部67に流入する流出部入口67aと、流入した冷却風が流出部67から光学部品に向けて流出する流出部出口67bとを備えている。また、流出部68も、冷却ファン71からの冷却風が流出部68に流入する流出部入口68aと、流入した冷却風が流出部68から光学部品に向けて流出する流出部出口68bとを備えている。
以上のように構成された流出部67,68は、図12に示すように、液晶ライトバルブ20に向けて冷却風を送り出すように設けられている。具体的には、流出部67は、流出部出口67bが液晶ライトバルブ20を構成する入射側光学素子20aに向けて開口するように設けられており、流出部68は、流出部出口68bが液晶ライトバルブ20を構成する出射側光学素子20bに向けて開口するように設けられている。
また、図9に示すように、流出部64には、流出部出口64b側(即ち、光学部品側)において切り欠き64cが設けられている。具体的には、流出部64を構成する壁部A2,B1,B2が他の壁部A1よりも光学部品側に突出している。このように構成することにより、ダクト60における流出部64の位置を変更せずに、流出部出口64bから流出する冷却風の風向を調整することができる。なお、流出部出口66b〜68bから流出する冷却風の風向を調整するために、流出部66〜68にも同様の切り欠きが設けられている。
以上のように液晶プロジェクタ1は、映像を表示するための光を透過させる光学部品(即ち、液晶ライトバルブ20,30,40)と、光学部品を冷却するための冷却風を送風する冷却ファン71,72と、冷却風を流通させるダクト60とを備えている。そして、ダクト60は、冷却風を光学部品に向けて送り出すための対向する壁面W1,W2を有する流出部63〜68を備え、流出部63〜68は、冷却ファン71,72からの冷却風が流入する流出部入口63a〜68aと、流入した冷却風が光学部品に向けて流出する流出部出口63b〜68bとを備えている。
ここで、本実施形態においては、流出部63が、光軸方向X1において対向する壁面W1が流出部入口63aから流出部出口63bに向かうにつれて狭くなるとともに、光軸方向X1に直交する幅方向Y1において対向する壁面W2の間隔が流出部入口63aから流出部出口63bに向かうにつれて狭くなるように形成されていることに特徴がある。
具体的には、流出部63は、光が液晶ライトバルブ30を透過する方向である光軸方向X1において、壁部A1の壁面W1と壁部A2の壁面W1との間隔が、流出部入口63aから流出部出口63bに向かうにつれて狭くなるように形成されている。さらに流出部63は、光軸方向X1に直交する幅方向Y1において、壁部B1の壁面W2と壁部B2の壁面W2との間隔が、流出部入口63aから流出部出口63bに向かうにつれて狭くなるように形成されている。
なお、各流出部64〜68は流出部63と同様に構成されている。具体的には、流出部64は、光軸方向X1において対向する壁面W1が流出部入口64aから流出部出口64bに向かうにつれて狭くなるとともに、幅方向Y1において対向する壁面W2の間隔が流出部入口64aから流出部出口64bに向かうにつれて狭くなるように形成されている。また、流出部65,66は、光軸方向X2において対向する壁面W1が流出部入口65a,66aから流出部出口65b,66bに向かうにつれて狭くなるとともに、幅方向Y2において対向する壁面W2の間隔が流出部入口65a,66aから流出部出口65b,66bに向かうにつれて狭くなるように形成されている。また、流出部67,68は、光軸方向X3において対向する壁面W1が流出部入口67a,68aから流出部出口67b,68bに向かうにつれて狭くなるとともに、幅方向Y3において対向する壁面W2の間隔が流出部入口67a,68aから流出部出口67b,68bに向かうにつれて狭くなるように形成されている。
即ち、各流出部63〜68は、図13の模式図に示すように、光軸方向及び幅方向において、対向する壁面の間隔が流出部入口から流出部出口に向かうにつれて狭くなるように形成されている。このような構成によれば、各流出部63〜68における冷却風の風速を向上させることができ、流出部63においては流出部出口63bから光学部品である入射側光学素子30aに向けて流出する冷却風の風速を向上させることができる。
また、本実施形態において、ダクト60は、冷却風を入射側光学素子30aに向けて送り出すための流出部63と、冷却風を出射側光学素子30bに向けて送り出すための流出部64とを備え、流出部63と流出部64とが隣接して設けられている。同様に、ダクト60は、冷却風を入射側光学素子40aに向けて送り出すための流出部65と、冷却風を出射側光学素子40bに向けて送り出すための流出部66とを備え、流出部65と流出部66とが隣接して設けられている。また、ダクト60は、冷却風を入射側光学素子20aに向けて送り出すための流出部67と、冷却風を出射側光学素子20bに向けて送り出すための流出部68とを備え、流出部67と流出部68とが隣接して設けられている。
また、本実施形態においては、液晶プロジェクタ1は、入射側光学素子30aとして、印加された電圧に応じて黄色光の偏光状態を調整するYe変調素子37と、Ye変調素子37を透過した光が入射する偏光板(即ち、無機偏光板31及び入射側偏光板32)と、無機偏光板31及び入射側偏光板32を透過した光が入射する光学補償板33を備えている。そして、図11に示すように、光軸方向X1において、流出部63が備える流出部出口63bは、Ye変調素子37と入射側偏光板32との間隔D1、また、Ye変調素子37と光学補償板33との間隔D2よりも大きくなるように構成されている。このような構成によれば、流出部63によりYe変調素子37、無機偏光板31、入射側偏光板32、及び光学補償板33に向けて送り出す冷却風の風量を増大させることができる。
なお、流出部63の対向する壁面W1は、流出部入口63aから流出部出口63bに向かうにつれて狭くなるため、光軸方向X1において、流出部63が備える流出部入口63aは、入射側光学素子30aの幅(即ち、Ye変調素子37の入射面37aから光学補償板33の出射面33bまでの距離)よりも大きい。同様に、流出部64が備える流出部入口64aは、出射側光学素子30bの幅(即ち、プリ偏光板35の入射面35aから出射側偏光板36の出射面36bまでの距離)よりも大きい。
また、本実施形態においては、図9に示すように、ダクト60内を流通する冷却風の流れ方向において、複数の流出部63,64が隣接して設けられ、複数の流出部63,64の各々が備える流出部入口63a,64aの間におけるダクト60には、ダクト60内に突出する突出部60cが設けられている。このような構成によれば、ダクト60内を流通する冷却風が突出部60cに衝突することにより、ダクト60内を流通する冷却風の流れ方向において上流側に設けられた流出部63の流出部入口63aに冷却風が流入し易くなる。
なお、図10に示すように、流出部65,66の各々が備える流出部入口65a,66aの間、及び流出部67,68の各々が備える流出部入口67a,68aの間においても突出部60cが設けられている。従って、流出部入口63aに流入する冷却風と同様に、ダクト60内を流通する冷却風が突出部60cに衝突することにより、ダクト60内を流通する冷却風の流れ方向において上流側に設けられた流出部65,67の流出部入口65a,67aに冷却風が流入し易くなる。
本実施形態の液晶プロジェクタ1によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)流出部63は、光が液晶ライトバルブ30を透過する方向である光軸方向X1及び光軸方向X1に直交する幅方向Y1において、壁面W1の間隔及び壁面W2が流出部入口63aから流出部出口63bに向かうにつれて狭くなるように形成されている。このため、流出部63の流出部出口63bから入射側光学素子30aに向けて流出する冷却風の風速を向上させることができ、入射側光学素子30aをより効果的に冷却することができる。具体的には、光学補償板33と、入射側偏光板32と、無機偏光板31と、さらには無機偏光板31と1mmの間隔を空けて設けられたYe変調素子37を効果的に冷却することができる。また、流出部64〜68も同様に構成されているため、各流出部出口64b〜68bから光学部品に向けて流出する冷却風の風速を向上させることができ、同様の効果を得ることができる。
(2)流出部63は、壁部A1の壁面W1と壁部A2の壁面W1との間隔、及び壁部B1の壁面W2と壁部B2の壁面W2との間隔が、流出部入口63aから流出部出口63bに向かうにつれて狭くなるように形成されている。このため、断面矩形状の流出部63を絞ることにより、流出部63の流出部出口63bから入射側光学素子30aに向けて流出する冷却風の風速を向上させることができる。また、流出部64〜68も同様に構成されているため、同様の効果を得ることができる。
(3)冷却風を入射側光学素子30aに向けて送り出すための流出部63と、冷却風を出射側光学素子30bに向けて送り出すための流出部64とを備え、流出部63と流出部64とが隣接して設けられている。このため、隣接して設けられた流出部63と流出部64により、液晶パネル34を介して設けられた入射側光学素子30a及び出射側光学素子30bを冷却することができる。また同様に、流出部65と流出部66により、液晶パネル44を介して設けられた入射側光学素子40a及び出射側光学素子40bを冷却することができ、流出部67と流出部68により、液晶パネル24を介して設けられた入射側光学素子20a及び出射側光学素子20bを冷却することができる。
(4)光軸方向X1において、流出部63が備える流出部出口63bは、Ye変調素子37と光学補償板33との間隔D2よりも大きい。このため、流出部63によりYe変調素子37、無機偏光板31、入射側偏光板32、及び光学補償板33に向けて送り出す冷却風の風量を増大させることができ、入射側光学素子30aをより一層効果的に冷却することができる。
(5)流出部63,64の各々が備える流出部入口63a,64aの間には、ダクト60内に突出する突出部60cが設けられている。このため、流出部63の流出部入口63aに冷却風が流入し易くなり、入射側光学素子30aに向けて送り出す冷却風の風量を増大させることができ、入射側光学素子30aをさらにより一層効果的に冷却することができる。また、流出部入口65a,66aの間、及び流出部入口67a,68aの間にも突出部60cが設けられているため、同様の効果を得ることができる。
(6)流出部入口63a,64aの間におけるダクト60に突出部60cが形成されているため、ダクト60以外の部材を必要とせずにダクト60内に突出する突出部60cを設けることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の設計変更をすることが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。例えば、以下に示すように変更して実施することもできる。
・上記実施形態においては、突出部60cはダクト60に形成されていたが、ダクト60以外の部材を用いて、流出部入口63a,64aの間に、ダクト60内に突出する着脱自在な突出部を設けるように構成してもよい。
・上記各実施形態においては、光軸方向X1において、流出部63が備える流出部出口63bは、Ye変調素子37と光学補償33板との間隔D2よりも大きい構成であったが、流出部出口63bの大きさを適宜変更してもよい。
例えば、光軸方向X1において、流出部63が備える流出部出口63bが、Ye変調素子37と光学補償33板との間隔D2よりも小さく、Ye変調素子37と入射側偏光板32との間隔D1よりも大きくなるように構成してもよい。このように構成しても、流出部63によりYe変調素子37、無機偏光板31、及び入射側偏光板32に向けて送り出す冷却風の風量を増大させることができる。
・上記各実施形態においては、流出部63は、冷却風を入射側光学素子30aに向けて送り出すものであって、流出部64は、冷却風を出射側光学素子30bに向けて送り出すものであったが、その他の光学部品に冷却風を送り出すものであってもよい。即ち、ダクト60が備える流出部の個数や、ダクト60における流出部の位置は適宜変更してもよく、例えばダクト60が冷却風を入射側光学素子30a及び出射側光学素子30bに向けて送り出すための対向する壁面を有する1つの流出部を備えていてもよい。
・上記各実施形態においては、互いに対向する一対の壁部A1及びA2と、一対の壁部B1及びB2とから構成された突出部は断面矩形状であったが、突出部が断面矩形状でなくてもよい。
・上記各実施形態では、本発明を液晶プロジェクタ1に適用した場合について説明したが、その他の投写型映像表示装置についても上記各実施形態に準じた態様をもって本発明を適用することはできる。その場合にも上記実施形態に準じた作用効果を奏することができる。
本発明の投写型映像表示装置を具体化した一実施形態について、同実施形態に係る液晶プロジェクタが備える光学部品の構成を示す模式図。 同実施形態に係る光学部品と、光学部品を支持する支持部材と、光学部品を冷却するための冷却風を流通させるダクトと、ダクトに接続された冷却ファンを示す斜視図。 同実施形態に係る光学部品と、それらを支持するベース部材を示す斜視図。 同実施形態に係る光学部品が一体となったプリズムユニットを示す斜視図。 同実施形態に係る光学部品と、それらに隣接して設けられたダクトと、冷却ファンとを示す斜視図。 同実施形態に係るダクトの外観を示す斜視図。 同実施形態に係るダクトの分解斜視図。 同実施形態に係るダクトの平面図。 図8のA−A部分の断面を示す斜視図。 図8のB−B部分の断面を示す斜視図。 図8のA−A部分のダクトの断面と光学部品を示す側面図と、その一部拡大図。 図8のB−B部分のダクトの断面と光学部品を示す側面図と、その一部拡大図。 同実施形態に係るダクトが備える流出部の形状を示す模式図。
符号の説明
A1,A2,B1,B2…壁部、D1,D2…間隔、W1,W2…壁面、X1,X2,X3…光軸方向、Y1,Y2,Y3…幅方向、Z…流出部において冷却風が流通する方向、1…液晶プロジェクタ、11…ランプ、11a…発光管、11b…リフレクタ、12…インテグレータレンズ、12a,12b…フライアイレンズ、13…偏光変換素子、14…コンデンサレンズ、15…ミラー、16,17…ダイクロイックミラー、18…ダイクロイックプリズム、19…投写レンズ、20,30,40…液晶ライトバルブ、20a,30a,40a…入射側光学素子、20b,30b,40b…出射側光学素子、21,31…無機偏光板、22,32,42…入射側偏光板、23,33,43…光学補償板、24,34,44…液晶パネル、25,35,45…プリ偏光板、26,36,46…出射側偏光板、37…Ye変調素子、51…ベース部材、52…保持部材、53…プリズムユニット、60…ダクト、60a,60b…ダクト部材、60c…突出部、61,62…流入部、63,64,65,66,67,68…流出部、63a,64a,65a,66a,67a,68a…流出部入口、63b,64b,65b,66b,67b,68b…流出部出口、64c…切り欠き、71,72…冷却ファン、81…仕切り板。

Claims (7)

  1. 映像を表示するための光を透過させる光学部品と、この光学部品を冷却するための冷却風を送風する冷却ファンと、前記冷却風を流通させるダクトとを備え、このダクトは、前記冷却風を前記光学部品に向けて送り出すための対向する壁面を有する流出部を備え、この流出部は、前記冷却ファンからの前記冷却風が流入する流出部入口と、流入した前記冷却風が前記光学部品に向けて流出する流出部出口とを備える投写型映像表示装置において、
    前記流出部は、前記光が前記光学部品を透過する方向である光軸方向及び前記光軸方向に直交する幅方向において、対向する前記壁面の間隔が前記流出部入口から前記流出部出口に向かうにつれて狭くなるように形成されている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の投写型映像表示装置において、
    前記流出部は、空間を介して互いに対向する一対の壁部A1及び壁部A2と、壁部A1と壁部A2とをそれぞれ接続して互いに対向する一対の壁部B1及び壁部B2とからなり、前記流出部は、前記壁部A1の壁面と前記壁部A2の壁面との間隔、及び前記壁部B1の壁面と前記壁部B2の壁面との間隔が、前記流出部入口から前記流出部出口に向かうにつれて狭くなるように形成されている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の投写型映像表示装置において、
    前記光学部品として、ライトバルブを構成する液晶パネルと、この液晶パネルの光の入射側に設けられた入射側光学素子と、前記液晶パネルの光の出射側に設けられた出射側光学素子とを備え、
    前記流出部として、前記冷却風を前記入射側光学素子に向けて送り出すための第1の流出部と、前記冷却風を前記出射側光学素子に向けて送り出すための第2の流出部とを備え、前記第1の流出部と前記第2の流出部とが隣接して設けられている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  4. 請求項3に記載の投写型映像表示装置において、
    前記入射側光学素子として、電圧が印加されるとともに前記電圧に応じて前記光の偏光状態を調整する調整素子と、この調整素子を透過した前記光が入射する偏光板とを備え、
    前記光軸方向において、前記第1の流出部が備える前記流出部出口は、前記調整素子と前記偏光板との間隔よりも大きい
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  5. 請求項4に記載の投写型映像表示装置において、
    前記入射側光学素子として、前記偏光板を透過した前記光が入射する光学補償板をさらに備え、
    前記光軸方向において、前記第1の流出部が備える前記流出部出口は、前記調整素子と前記光学補償板との間隔よりも大きい
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の投写型映像表示装置において、
    前記ダクト内を流通する前記冷却風の流れ方向において、複数の前記流出部が隣接して設けられ、
    複数の前記流出部の各々が備える前記流出部入口の間には、前記ダクト内に突出する突出部が設けられている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  7. 請求項6に記載の投写型映像表示装置において、
    複数の前記流出部の各々が備える前記流出部入口の間における前記ダクトに前記突出部が形成されている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
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