JP2010058010A - 純水製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水温や背圧の変動にかかわらず常に一定の通水量に自動調整することができる純水製造装置を提供する。
【解決手段】一対の電極間に形成された脱塩室2aに被処理水を流入させる脱塩室流入ライン3と、濃縮室2bに被処理水を流入させる濃縮室流入ライン5と、脱塩室流入ライン3および濃縮室流入ライン5に被処理水を供給する給水ポンプ14と、脱塩室2aにおいてイオンが除去された処理水が流出する処理水流出ライン4と、濃縮室2bにおいてイオンが濃縮された濃縮水を排水する濃縮水排水ライン6と、処理水流出ライン4に設けられ、処理水流出ライン4に流れる処理水の流量を検出する流量センサ11と、流量センサ11の流量検知信号に基づいて給水ポンプ14の速度を制御する制御部12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気脱イオン装置を用いて原水を処理するようにした純水製造装置に関する。
工水、市水、井水或いは半導体製造工程等からの回収水を処理して純水を製造するシステムとして、原水を逆浸透膜装置で処理した後、電気脱イオン装置を用いて処理する純水製造装置が知られている(例えば特許文献1、2)。
特開2003−1259号公報 特開2001−29752号公報
電気脱イオン装置によって原水を処理して純水を製造する純水製造装置においては、水温が低下すると、水の粘性が増大し、その結果電気脱イオン装置の脱塩室を通過するときの圧力損失が上昇するという現象が発生し、その結果、純水製造装置で製造される純水の流量が減少する。さらには、水温が変化すると、純水を供給する配管の圧力損失も変化するので、装置の背圧が変動し、その結果、純水の流量が変動する。
従来は、水温が変動しても流量が一定になるように、季節ごとに運転条件を手動で調整し、あるいは電気脱イオン装置の脱塩室が詰り傾向となった場合も運転条件を手動で調整する方法が採用されている。しかしながら、運転条件を手動で調整する方法は、操作に人手を要するとともに、季節ごとに運転条件を手動で調整する方法は、冬季の水温を想定して装置の容量選定を行うことが多く、装置が大型化することが避けられないという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、水温や背圧の変動にかかわらず、常に一定の処理水の流量に自動調整することができる純水製造装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、電気脱イオンモジュールからの処理水の流量を検知し、その検知に基づいて電気脱イオンモジュールへ給水する給水ポンプの速度を制御することにより、常に一定の処理水の流量が得られることを見出し、これに基づいて、以下のような新たな純水製造装置を発明するに至った。
(1) 一対の電極間に陽イオン交換膜および陰イオン交換膜を交互に配列することにより脱塩室および濃縮室が区画形成され、前記脱塩室にはイオン交換体が充填された電気脱イオンモジュールと、前記脱塩室に被処理水を流入させる脱塩室流入ラインと、前記濃縮室に被処理水を流入させる濃縮室流入ラインと、前記脱塩室流入ラインおよび前記濃縮室流入ラインに被処理水を供給する給水ポンプと、前記脱塩室においてイオンが除去された処理水が流出する処理水流出ラインと、前記濃縮室においてイオンが濃縮された濃縮水を排水する濃縮水排水ラインと、前記処理水流出ラインまたは脱塩室流入ラインに設けられ、該処理水流出ラインに流れる処理水または脱塩室流入ラインに流れる被処理水の流量を検出する流量センサと、前記流量センサの流量検知信号に基づいて前記給水ポンプの速度を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする純水製造装置。
(2) 前記濃縮室流入ラインに設けられた濃縮室流量センサおよび濃縮室流量調整手段を備え、前記制御部は、前記濃縮室流量センサの流量検知信号に基づいて前記濃縮室流量調整手段を制御することを特徴とする請求項1記載の純水製造装置。
(3) 前記制御部は、装置の運転条件に基づいて前記濃縮室流量調整手段を制御することを特徴とする(2)記載の純水製造装置。
(4) 前記濃縮室流量調整手段は、前記濃縮室流入ラインに直列に接続された開閉切換弁および第1定流量弁と、開閉切換弁および第1定流量弁と並列に接続された第2定流量弁とを備え、前記制御部は、前記流量センサの流量検知信号に基づいて前記開閉切換弁を制御することを特徴とする(1)乃至(3)記載の純水製造装置。
(5) 前記給水ポンプの上流に設けられ、前記被処理水を貯水する被処理水タンクと、
前記流量センサの下流に設けられ、前記処理水流出ラインに流れる処理水の圧力を検出する圧力センサと、前記流量センサと前記圧力センサの間から分岐して、前記被処理水タンクに処理水をリターンさせる処理水リターンラインと、前記処理水リターンラインに設けられたリターン流量調整弁と、を備え、前記制御部は、前記流量センサの流量検知信号および前記圧力センサの圧力検知信号に基づいて前記リターン流量調整弁を制御することを特徴とする(1)乃至(4)記載の純水製造装置。
(6) 前記給水ポンプの上流に設けられ、前記被処理水を貯水する被処理水タンクと、
前記流量センサの下流から分岐して、前記被処理水タンクに処理水をリターンさせる処理水リターンラインと、前記処理水リターンラインに設けられた圧力逃がし弁と、を備えたことを特徴とする(1)記載の純水製造装置。
本発明の純水製造装置によれば、水温や背圧の変動にかかわらず、常に一定の処理水の流量に自動調整することができる。
図1は、本発明の実施形態による純水製造装置のシステム構成図である。
図1において、符号10は本実施形態の純水製造装置に適用される電気脱イオン装置を示している。
原水は、図示しない逆浸透膜装置により一次脱イオン処理された後、被処理水ライン1から電気脱イオン装置10の電気脱イオンモジュール2へ送られ、二次脱イオン処理されるようになっている。
電気脱イオンモジュール2は、一対の電極間に、陽イオン交換膜および陰イオン交換膜を交互に配列することにより、脱塩室2a、濃縮室2bおよび電極室2cが区画形成され、脱塩室2aにはイオン交換体が充填された周知構成のものである。脱塩室2aには、被処理水を流入させる脱塩室流入ライン3、および脱塩室2aにおいてイオンが除去された処理水が流出する処理水流出ライン4が接続されている。濃縮室2bには、被処理水を流入させる濃縮室流入ライン5、および濃縮室2bにおいてイオンが濃縮された濃縮水を排水する濃縮水排水ライン6が接続されている。また、電極室2cには、被処理水を流入させる電極室流入ライン7、および電極水排水ライン8が接続されている。脱塩室流入ライン3、処理水流出ライン4、濃縮室流入ライン5、濃縮水排水ライン6、電極室流入ライン7および電極水排水ライン8のそれぞれには、流量調整弁9が設けられている。
処理水流出ライン4には、処理水流出ライン4に流れる処理水の流量を検出する流量センサ11が設けられている。この流量センサ11の流量検知信号は制御部12に送られ、制御部12は、被処理水ライン1に設けられた給水ポンプ14に接続されているインバータ13の周波数制御を行うことにより、給水ポンプ14の回転数、すなわち回転速度を制御するようになっている。なお、処理水流出ライン4に流れる処理水の流量と脱塩室流入ライン5を流れる被処理水の流量とは等しいので、流量センサ11は、脱塩室流入ライン5に設けることもできる。
工水、市水、井水等の原水は逆浸透膜装置(図示せず)により処理され、その処理水が被処理水ライン1から給水ポンプ14を介して電気脱イオンモジュール2に給水される。脱塩室流入ライン3から流入した被処理水は脱塩室2aにおいてイオンが除去された後、処理水流出ライン4から処理水が流出される。濃縮室流入ライン5から流入した被処理水は濃縮室2bにおいてイオンが濃縮された後、濃縮水が濃縮水排水ライン6より排出される。また、電極室流入ライン7より流入した被処理水は電極水排水ライン8より電極水として排出される。
処理水流出ライン4から流出する処理水の流量は流量センサ11により検知され、その流量検知信号は制御部12に送られる。制御部12では、検知された処理水の流量が予め設定された目標値となるように、インバータ13の周波数制御により被処理水ライン1に設けられた給水ポンプ14の回転数、すなわち回転速度をフィードバック制御する。具体的には、水温の低下や背圧の上昇等により処理水の流量が目標値よりも減少した場合は、給水ポンプ14の回転数を上げて電気脱イオンモジュール2への給水流量を増やす。一方、水温の上昇や背圧の低下等により処理水の流量が目標値よりも増加した場合は、給水ポンプ14の回転数を下げて電気脱イオンモジュール2への給水流量を減らす。これにより、水温の変化や背圧の変動にかかわらず、電気脱イオンモジュール2からの処理水の流量を常に一定に保つことができる。
図2は、本発明の純水製造装置の第2実施形態を示す。第2実施形態においては、濃縮室流入ライン5に、濃縮室へ流入する水の流量を検知する濃縮水流量センサ25、およびその流量を調整する濃縮水流量調整手段15が設けられている。濃縮水流量調整手段15は、濃縮室流入ライン5に直列に接続された開閉切換弁16および第1定流量弁17と、開閉切換弁16および第1定流量弁17からなる弁列と並列に接続された第2定流量弁18とを備えたものである。なお、第1実施形態と同様、処理水流出ライン4には、処理水流出ライン4に流れる処理水の流量を検出する流量センサ11が設けられ、流量センサ11の流量検知信号は制御部12に送られ、制御部12により給水ポンプ14の回転数、すなわち回転速度を制御するようになっている。
流量センサ11により検知された処理水の流量が予め設定された目標値となるように、給水ポンプ14の回転数を変化させると、被処理水ライン4に流れる被処理水の流量が変化する。このため、濃縮室流入ライン5に流れる被処理水の流量も変化し、その結果、濃縮水排水ライン6からの排水流量も変化する。例えば、水温の低下時には、処理水の流量が一定に維持される一方で、給水ポンプ4の回転数の増加により濃縮水の排水量が増えるので、水回収率(=処理水流量/[処理水流量+排水流量])を所定値に維持することができない。そこで、本実施形態では、制御部12は、濃縮水流量センサ25の検知信号をフィードバックし、濃縮室2bに流入する被処理水の流量を予め設定された目標値に自動調整することにより、水回収率を所定値に維持するようにしている。制御部12は、濃縮室2bに流入する被処理水の流量を増加させる場合は、開閉切換弁16を開とする。開閉切換弁16が開となると、第1定流量弁17および第2定流量弁18に被処理水が流れるので濃縮室2bに流れる水量は相対的に増加する。一方、濃縮室2bに流入する被処理水の流量を減少させる場合は、開閉切換弁16を閉とする。開閉切換弁16を閉とする場合は、第2定流量弁18のみに被処理水が流れるので濃縮室2bに流れる流量は相対的に減少する。すなわち、この例では、2段階に濃縮室2bに流入する被処理水の流量を調整することができる。
さらにまた、電気脱イオン装置の運転条件によっては、濃縮室2bの流量を増減させることがある。例えば、脱塩室2a内に充填されたイオン交換体に蓄積したイオンを離脱させる際には、電気脱イオンモジュール2に印加する直流電圧を上げて再生運転を行うが、この際は濃縮水でのスケール生成を回避するため、濃縮室2bの流量を増加させる必要がある。従来はこのように濃縮水の流量を変える場合は手動で行っている。本実施形態においては、制御部12が電気脱イオン装置10の運転状態を判定し、運転状態に対応して開閉切換弁16を開閉制御することにより、濃縮室2bに流入する被処理水の流量を自動調整することができる。例えば、制御部12が再生運転状態であると判定した場合は、開閉切換弁16を開とし、濃縮室2bに流入する被処理水を増加させる。
濃縮室流量調整手段15は、図示の構成に限定されず、例えば、開閉切換弁と定流量弁の弁列を多数並列に設け、多段階に流量を調整するように構成することができる。あるいは、1個の流量調整弁を用いて無段階に流量を調整するように構成することもできる。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様、水温の変化や背圧の変動にかかわらず電気脱イオンモジュール2からの処理水の流量を常に一定に保つことができるとともに、水回収率を所定値に維持したり、運転状態に応じて濃縮水を所望の流量に調整したりすることができる。
図3は、本発明の純水製造装置の第3実施形態を示す。第3実施形態においては、給水ポンプ14の上流に被処理水を貯水する被処理水タンク20が設けられている。処理水流出ライン4に設けられた流量センサ11の下流には処理水流出ライン4に流れる処理水の圧力を検出する圧力センサ21が設けられている。流量センサ11と圧力センサ21の間から分岐して、被処理水タンク20に処理水をリターンさせる処理水リターンライン22が設けられ、この処理水リターンライン22にリターン流量調整弁23が設けられている。そして、流量センサ11の流量検知信号および圧力センサ21の圧力検知信号は制御部12に送られ、これらの検知信号に基づいて、それぞれ給水ポンプ4の回転数およびリターン流量調整弁23の開度を制御する。
まず、第1実施形態と同様に、処理水の流量が目標値よりも減少した場合は、給水ポンプ14の回転数を上げて電気脱イオンモジュール2への給水量を増やす一方で、処理水の流量が目標値よりも増加した場合は、給水ポンプ14の回転数を下げて電気脱イオンモジュール2への給水量を減らす制御を行う。さらに、この制御と平行して、処理水流出ライン4の圧力が上昇した場合は、リターン流量調整弁23により処理水リターンライン22のリターン流量を増加させ、ユースポイントへ送水される処理水の流量を減少させる制御を行う。すなわち、電気脱イオンモジュール2からの処理水の流量を一定に保ちつつ、ユースポイントへ送水される処理水の流量を調節する制御を行う。これにより、第3実施形態では、ユースポイントでの水の使用量が減少して流量が絞られた場合(圧力センサ21の検知圧力が上昇)でも余剰の処理水を被処理水タンク20へリターンするので、装置が締切運転となったり、装置に過大な背圧が加わったりすることが回避される。この結果、例えばイオン交換膜の破損等、装置のトラブルを未然に防止することができる。また、ユースポイントでの水の使用量が減少しても装置を停止させないので、処理水の純度が安定する効果もある。
図4は、本発明の純水製造装置の第4実施形態を示す。第4実施形態においては、流量センサ11の下流から分岐して、被処理水タンク20に処理水をリターンさせる処理水リターンライン22が設けられ、この処理水リターンライン22に圧力逃がし弁24が設けられている。第4実施形態では、圧力逃がし弁24により処理水流出ライン4に流れる処理水の圧力が常に一定になるように調整される。したがって、第4実施形態では第3実施形態(図3)における圧力センサ21は不要である。
第4実施形態においては、電気脱イオンモジュール2からの処理水の流量を一定に保ちつつ、圧力逃がし弁24によりユースポイントへ送水される処理水の流量が調節される。具体的には、ユースポイントでの水の使用量が減少して流量が絞られると、処理水流出ライン4に流れる処理水の圧力が上昇する。そして、処理水の圧力が圧力逃がし弁24の設定圧力を超えると余剰の処理水が被処理水タンク20へリターンされるので、装置が締切運転となったり、装置に過大な背圧が加わったりすることが回避される。この結果、例えばイオン交換膜の破損等、装置のトラブルを未然に防止することができる。また、ユースポイントでの水の使用量が減少しても装置を停止させないので、処理水の純度が安定する効果もある。
以上、説明したように、本発明の実施形態によれば、処理水流出ライン4に処理水の流量を検出する流量センサ11を設け、流量センサ11の流量検知信号に基づいて給水ポンプ14の速度を制御することにより、水温の変化や背圧の変動にかかわらず、電気脱イオンモジュール2からの処理水の流量を常に一定に保つことができる。
また、本実施形態によれば、濃縮室流入ライン7に濃縮水流量センサ25および濃縮水流量調整手段15を設け、濃縮水流量センサ25の流量検知信号に基づいて濃縮室流量調整手段15を制御することにより、水回収率を所定値に維持したり、再生運転等の運転状態に応じて濃縮水を所望の流量に調整したりすることができる。
また、本実施形態によれば、濃縮室流入ライン5に直列に接続された開閉切換弁16および第1定流量弁17と、これらと並列に接続された第2定流量弁18とにより構成した簡単な弁機構により段階的に濃縮室への水流入量を調整することができる。
また、本実施形態によれば、処理水流出ライン4に流れる処理水の圧力を検出する圧力センサ21を設け、処理水流出ライン4から分岐して被処理水タンク20に処理水をリターンさせる処理水リターンライン22にリターン流量調整弁23を設け、制御部12が圧力センサ21の圧力検知信号に基づいてリターン流量調整弁23を制御することにより、電気脱イオンモジュール2からの処理水の流量を一定に保ちつつ、ユースポイントへ送水される処理水の流量を調節することができる。
また、本実施形態によれば、処理水リターンライン22に圧力逃がし弁24を設けたことにより、電気脱イオンモジュール2からの処理水の流量を一定に保ちつつ、ユースポイントへ送水される処理水の流量を調節することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、電気脱イオンモジュール2、脱塩室流入ライン3、処理水流出ライン4、濃縮室流入ライン5、濃縮水排水ライン6、電極室流入ライン7、電極水排水ライン8、制御部12、インバータ13、濃縮水流量調整手段15等の具体的構成および配置は適宜設計変更可能である。また、上記の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の第1実施形態の純水製造装置のシステム構成図である。 本発明の第2実施形態の純水製造装置のシステム構成図である。 本発明の第3実施形態の純水製造装置のシステム構成図である。 本発明の第4実施形態の純水製造装置のシステム構成図である。
符号の説明
1 被処理水ライン
2 電気脱イオンモジュール
2a 脱塩室
2b 濃縮室
2c 電極室
3 脱塩室流入ライン
4 処理水流出ライン
5 濃縮室流入ライン
6 濃縮水排水ライン
11 流量センサ
12 制御部
14 給水ポンプ
15 濃縮水流量調整手段
16 開閉切換弁
17 第1定流量弁
18 第2定流量弁
20 被処理水タンク
21 圧力センサ
22 処理水リターンライン
23 流量調整弁
24 圧力逃がし弁
25 濃縮水流量センサ

Claims (5)

  1. 一対の電極間に陽イオン交換膜および陰イオン交換膜を交互に配列することにより脱塩室および濃縮室が区画形成され、前記脱塩室にはイオン交換体が充填された電気脱イオンモジュールと、
    前記脱塩室に被処理水を流入させる脱塩室流入ラインと、
    前記濃縮室に被処理水を流入させる濃縮室流入ラインと、
    前記脱塩室流入ラインおよび前記濃縮室流入ラインに被処理水を供給する給水ポンプと、
    前記脱塩室においてイオンが除去された処理水が流出する処理水流出ラインと、
    前記濃縮室においてイオンが濃縮された濃縮水を排水する濃縮水排水ラインと、
    前記処理水流出ラインまたは脱塩室流入ラインに設けられ、該処理水流出ラインに流れる処理水または脱塩室流入ラインに流れる被処理水の流量を検出する流量センサと、
    前記流量センサの流量検知信号に基づいて前記給水ポンプの速度を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする純水製造装置。
  2. 前記濃縮室流入ラインに設けられた濃縮水流量調整手段を備え、
    前記制御部は、前記流量センサの流量検知信号に基づいて前記濃縮水流量調整手段を制御することを特徴とする請求項1記載の純水製造装置。
  3. 前記濃縮水流量調整手段は、
    前記濃縮室流入ラインに直列に接続された開閉切換弁および第1定流量弁と、
    開閉切換弁および第1定流量弁と並列に接続された第2定流量弁とを備え、
    前記制御部は、前記流量センサの流量検知信号に基づいて前記開閉切換弁を制御することを特徴とする請求項1記載の純水製造装置。
  4. 前記給水ポンプの上流に設けられ、前記被処理水を貯水する被処理水タンクと、
    前記流量センサの下流に設けられ、前記処理水流出ラインに流れる処理水の圧力を検出する圧力センサと、
    前記流量センサと前記圧力センサの間から分岐して、前記被処理水タンクに処理水をリターンさせる処理水リターンラインと、
    前記処理水リターンラインに設けられたリターン流量調整弁と、を備え、
    前記制御部は、前記流量センサの流量検知信号および前記圧力センサの圧力検知信号に基づいて前記リターン流量調整弁を制御することを特徴とする請求項1、2又は3記載の純水製造装置。
  5. 前記給水ポンプの上流に設けられ、前記被処理水を貯水する被処理水タンクと、
    前記流量センサの下流から分岐して、前記被処理水タンクに処理水をリターンさせる処理水リターンラインと、前記処理水リターンラインに設けられた圧力逃がし弁と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の純水製造装置。
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