JP2010057421A - 走行型茶葉摘採機 - Google Patents

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JP2010057421A JP2008226711A JP2008226711A JP2010057421A JP 2010057421 A JP2010057421 A JP 2010057421A JP 2008226711 A JP2008226711 A JP 2008226711A JP 2008226711 A JP2008226711 A JP 2008226711A JP 2010057421 A JP2010057421 A JP 2010057421A
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Junichi Terada
順一 寺田
Toshiharu Aoyama
利治 青山
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【課題】茶葉をトラックに積み替える際、重いコンテナを高く持上げても、機体が転倒することなく、安全に積み替えの出来る走行型茶葉摘採機を提供することを課題とする。
【解決手段】茶畝を跨いで走行する門型の機体に、茶畝上面に臨む摘採装置と、この摘採装置により摘採された茶葉の搬送装置と、摘採された茶葉を収容するコンテナを備えた走行型茶葉摘採機において、コンテナを持上げるとき、機体から転倒防止用の支持腕を突き出させる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、茶畝に沿って走行しながら茶葉を摘採する摘採機に関するものであって、摘採した茶葉を収容するコンテナを備えた走行型茶葉摘採機に関するものである。
コンテナを備えた走行型茶葉摘採機としては、円筒形のコンテナを備えた特開2000−60269に示すものや、方形のコンテナを備えた特開2000−125643に示すもの等がある。
特開2000−60269 特開2000−125643
走行型茶葉摘採機は、茶畝を跨いで走行する為に、無端輸送帯で出来た左右の走行装置を門型枠で繋いだ構造となっている。門型枠の巾は、茶畝の巾≒1.8mに合わせて出来ている。走行装置の長さは長い程、前後の安定性はよいが、小型機で≒1.3m、大型機で≒2.2mである。茶畝を跨ぐ門型枠は茶畝の高さ≒1mより高くする必要がある。茶葉を収容するコンテナは、この上に設けられることになる。この為、走行型茶葉摘採機は重心の高い、安定の悪い機械となる。
更に、摘採された茶葉は、製茶工場に運ぶ為に搬送用のトラックに積み替える必要がある。特開2000−125643に示すものでは、茶葉の入ったコンテナを、トラックの荷台の高さまで持ち上げ、コンテナの底板を開いて、茶葉をトラックの荷台に落下させて積み替えている。特開2001−61328に示すものでも、やはり茶葉の入ったコンテナを、トラックの荷台の高さまで持ち上げ、コンテナの周囲枠を水平に移動させて、ベルトコンベヤ状の底の上に乗っている茶葉をトラックの荷台に落下させている。
コンテナをトラックの荷台の高さまで持上げると、≒3m以上の高さとなる。更に、コンテナをトラックの荷台の上まで持って来る必要がある。この為、コンテナを機体の後方へ≒1.5m程、張出さねばならない。両者共に、茶葉の詰まった重いコンテナを高く持上げ、後方に張出させる為、重心が高くなり、機体が非常に不安定となり、転倒の危険が生ずる。
一般的に、機体の安定性を高める為、左右の走行装置に分銅を設けて、重心を下げることを行う。この場合、機体の重量が増加し、茶園の土を踏み固めてしまう為、茶樹の生育の阻害となるという問題がある。また、機体の重量の増加により操作性が悪くなる。一方、走行装置を長くすれば、前後の安定性を増すことが出来るが、あまり長いと旋回時に広い場所を必要とする。大茶園で使用する大型機では、ある程度長くてもよいが、小規模の茶園で使用する小型機は、出来るだけ短い走行装置で、小型機運搬時に大型のトラックや専用トレーラーを必要としない装置の方がよい。
この発明は、茶葉をトラックに積み替える際、重いコンテナを高く持上げても、機体が転倒することなく、安全に積み替えの出来る走行型茶葉摘採機を提供することを課題とする。
特開2000−125643 特開2001−61328
前記の課題を解決する為に、請求項1の発明では、茶畝を跨いで走行する門型の機体に、茶畝上面に臨む摘採装置と、この摘採装置により摘採された茶葉の搬送装置と、摘採された茶葉を収容するコンテナを備えた走行型茶葉摘採機において、コンテナを持上げるとき、機体から転倒防止用の支持腕を突き出させるという手段を用いる。このようにすれば、走行装置は長くすることなく、コンテナを持上げて茶葉の積み替えをするときだけ、転倒防止用の支持腕をだして機体を支え、走行時には、支持腕を引っ込めればよい。
請求項2の発明では、 請求項1記載の走行型茶葉摘採機において、機体後部に支点を設け、該支点を中心として回動自在な支持腕を設けるという手段をもちいる。支持腕を回動自在とすることにより、コンテナを持上げたときは、転倒防止用の支持腕を回し、支持腕を地面に接触させて機体を支え、走行時には支持腕を反対に回して、地面から離し、機体寸法内の位置まで戻し、走行に支障のないようにすることができる。
請求項3の発明では、請求項1記載の走行型茶葉摘採機において、 走行装置の側面に、伸縮自在な支持腕を設けるという手段を用いる。無端輸送帯で構成する左右の走行装置の側面に、地面に接近して略水平に、伸縮自在な支持腕を設ける。この支持腕を伸ばしたときは、先端が左右の走行装置より外まで伸びて、これを地面に接触させて機体を支え、走行時には、支持腕を縮めて、走行装置の長さより短くし、走行時に支障の無いようにする。
請求項4の発明では、請求項1及び2、または3記載の走行型茶葉摘採機において、転倒防止用の支持腕の駆動をアクチュエータで行うという手段を用いる。転倒防止用の支持腕を回動させる又は、伸縮させる為にアクチュエータを用いれば、容易にその操作をさせることが可能となる。また走行時には転倒防止用の支持腕を引っ込め、コンテナ持上げ時には張出して機体を支えるという動作と、連動させることも可能となる。
機体から転倒防止用の支持腕を突き出させることにより、無端輸送帯で構成する左右の走行装置の長さを伸ばさなくても、コンテナを持上げたときの安定を保つことが可能となり、走行型茶葉摘採機を小型にすることが出来る。小規模の農家では、小回りの効く小型の走行型茶葉摘採機が要望されており、機体が小型になれば、小型のトラックで機体を茶園に運ぶことが出来る。重心を下げるための分銅を付ける必要もないので、機体が軽量になり茶園の土を踏み固めてしまう心配も無い。
この発明の転倒防止用の支持腕は、機体の左右前後のどの方向にも張出させることは可能である。しかし、機体の左右巾は≒1.8有り、かなり安定していて、通常では転倒防止用の支持腕を必要としない。一般的にコンテナは機体後部に乗っており、茶葉をトラックに積み替えるときは、コンテナを持上げて後方に突き出して行う。従って後方に転倒する危険が最も大きい。そこで、転倒防止用の支持腕は、後方に張出すのが効果的である。
図面に基づいて、実施例を説明する。図1はこの発明の走行型茶葉摘採機の正面図。図2は側面図であり、茶葉搬送用のトラックに積替えるときの要領を示しており、請求項2記載の転倒防止用の支持腕を取付けた状態を示している。
図3は、この転倒防止用の支持腕の取付け状態を、平面図で示している。
1,1’は無端輸送帯で出来た走行装置、茶畝2を挟んで走行する。3は茶畝2を跨いで左右の走行装置1,1’を繋ぐ門型枠、4は摘採装置であって、茶畝の形状に合わせて湾曲した摘採刃がついている。5、5aは摘採された茶葉を収容するコンテナ、5aはトラック9に茶葉を積替えるため、持上げた状態を示している。6、6aはコンテナ5を持上げるための腕である。6aは持上げた状態を示す(腕6,6aの駆動機構は省略する)。7は摘採された茶葉の搬送装置を構成する輸送ダクトである。輸送ダクト7の内側には、圧力風が吹上げており(圧力風用ファンは省略する)、摘採装置4で摘採された茶葉を吹飛ばして、コンテナ5に搬送する。輸送ダクト7には透明窓8が設けてあり、茶葉の輸送状態を見ることができる。茶葉が輸送ダクト内に詰まったときは、透明窓8を開けて取り除く。9は茶葉搬送用のトラックである。
まず請求項2記載の実施例について説明する。10,10’は転倒防止用の支持腕であり、走行装置1、1’の後部に設けた支持点11,11’を中心として10a、10a’の位置まで回動する。支持腕10、10’はトラック9が踏んでもよいように、先端を地面に近づける為、L型に曲げてある。12、12’は支持腕10、10’を動かす為のアクチュエータの油圧シリンダーである。アクチュエータとしてこの実施例では油圧シリンダーを用いるが電動シリンダーでもよい。油圧シリンダー12、12’は支点13、13’で門型枠3にピン接合され、先端は支点14、14’で支持腕10、10’とピン接合してある。 ’を付けたものはそれぞれ走行装置1’上に設けたものを示す。14a、14a’は、それぞれ油圧シリンダーが伸びたときの状態を示す。
次にこの実施例の動作について説明する。まず、走行装置1,1’を畝間に合せて機体を茶畝2に乗り入れる。コンテナを5の位置に降ろして、輸送ダクト7に接続する。この時、転倒防止用の支持腕は10、10’のように直立させ、走行の邪魔にならないようにする。次いで摘採装置4の高さを茶畝2に合わせ、機体をゆっくりと前進させ、摘採を開始する。摘採された茶葉は輸送ダクト7内を吹上げられ、コンテナ5の上部から落下し、底部に堆積する。コンテナ5が満杯になると、摘採作業を中断して、機体を茶畝の外に移動する。まず油圧シリンダー12、12’を作動させて、転倒防止用の支持腕を10a、を10a’の位置まで回動させて機体を安定させる。次いでコンテナ昇降用の腕6を動かして、コンテナ5を5aの位置まで持上げる。トラック9をコンテナ5aの真下に移動させたら、コンテナの底板15を開いて、茶葉をトラック9内に落下させる。茶葉の積替えが済んだら、トラック9を移動させて、底板15を閉じ、コンテナ5aを5の位置まで降ろし、転倒防止用の支持腕を10,10’の位置に戻して、摘採作業を再開する。
次に、請求項3記載の実施例を説明する。走行装置1,1’の側面に油圧シリンダーで出来た伸縮自在な支持腕20、20’を装着する。21、21’は油圧シリンダーであり、先端には転倒防止具22、22’が付いている。油圧シリンダーを引っ込めた時は、先端の転倒防止具22、22’が走行装置1,1’の後部から突出ないようにし、また地面から離れるように装着し、走行の支障のないようにする。
支持腕20,20’を引っ込めた状態で摘採作業を行い、摘採が終わったら、機体を茶畝の外に移動させ、油圧シリンダー21、21’を作動させて、転倒防止用の支持腕を20a、20a’の位置まで伸ばす。このとき先端の転倒防止具22a、22a’が地面に付くようにし、機体を安定させる。前述と同様にトラック9に茶葉を積替えたたら、支持腕20,20’を引っ込め、摘採を再開する。
はこの発明の走行型茶葉摘採機の正面図 は請求項2の発明の支持腕を示す側面図 は請求項2の発明の支持腕を示す平面図 は請求項3の発明の支持腕を示す側面図 は請求項3の発明の支持腕を示す平面図
符号の説明
1,1’ 走行装置
2 茶畝
3 門型枠
4 摘採装置
5、5’ コンテナ
6 腕(コンテナ上下用)
7 輸送ダクト
8 透明窓
9 トラック
10、10a、10a’ 支持腕(回動型)
11、11’ 支持点
12、12’ 油圧シリンダー
13、13’ 支点
14、14’ 支点
15 底板
20、20’ 支持腕(伸縮型)
21、21’ 油圧シリンダー
22、22’、22a、22a’ 転倒防止具

Claims (4)

  1. 茶畝を跨いで走行する門型の機体に、茶畝上面に臨む摘採装置と、この摘採装置により摘採された茶葉の搬送装置と、摘採された茶葉を収容するコンテナを備えた走行型茶葉摘採機において、コンテナを持上げるとき、機体から転倒防止用の支持腕を突き出させることを特徴とした走行型茶葉摘採機。
  2. 機体後部に支点を設け、該支点を中心として回動自在な支持腕を設けたことを特徴とした請求項1記載の走行型茶葉摘採機。
  3. 走行装置の側面に、伸縮自在な支持腕を設けたことを特徴とした請求項1記載の走行型茶葉摘採機。
  4. 転倒防止用の支持腕の駆動をアクチュエータで行うことを特徴とした請求項1及び2、または3記載の走行型茶葉摘採機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017201908A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 カワサキ機工株式会社 状況確認を容易にした刈取枝葉の移送装置並びにこれを具えた刈取装置
CN113317038A (zh) * 2021-06-23 2021-08-31 广西师范大学 一种桑叶联合采摘机

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