JP2003002108A - ロールベール運搬車 - Google Patents
ロールベール運搬車Info
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- JP2003002108A JP2003002108A JP2001187623A JP2001187623A JP2003002108A JP 2003002108 A JP2003002108 A JP 2003002108A JP 2001187623 A JP2001187623 A JP 2001187623A JP 2001187623 A JP2001187623 A JP 2001187623A JP 2003002108 A JP2003002108 A JP 2003002108A
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- roll
- bale
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロールベーラから排出されるロールベールを
湿田に落とさずに受け取って積載し、圃場に排出された
ロールベールを拾い上げて積載し、トラックとの間での
ロールベールの移動を簡便に行うことができるロールベ
ール運搬車を提供すること。 【解決手段】 車台5に対して高さ調節可能に接続され
た荷台フレーム6と、ロールベール出入口側が荷台フレ
ーム6上に所望の角度で回転可能に固定された荷台部7
と、一端が前記荷台部7のロールベール出入口側に所望
の角度で回転可能に固定されたロールベール搬送部8
と、一端がロールベール搬送部8のロールベール出入口
側に所望の角度で回転可能に連結されたロールベール受
け部9と、を備えたロールベール運搬車1。
湿田に落とさずに受け取って積載し、圃場に排出された
ロールベールを拾い上げて積載し、トラックとの間での
ロールベールの移動を簡便に行うことができるロールベ
ール運搬車を提供すること。 【解決手段】 車台5に対して高さ調節可能に接続され
た荷台フレーム6と、ロールベール出入口側が荷台フレ
ーム6上に所望の角度で回転可能に固定された荷台部7
と、一端が前記荷台部7のロールベール出入口側に所望
の角度で回転可能に固定されたロールベール搬送部8
と、一端がロールベール搬送部8のロールベール出入口
側に所望の角度で回転可能に連結されたロールベール受
け部9と、を備えたロールベール運搬車1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイレージ作りの
一環として飼料用稲や牧草をロール状に形成したロール
ベール、若しくは該ロールベールをラッピングしたもの
を運搬するために使用するロールベール運搬車に関す
る。
一環として飼料用稲や牧草をロール状に形成したロール
ベール、若しくは該ロールベールをラッピングしたもの
を運搬するために使用するロールベール運搬車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】飼料用稲や牧草をサイロに詰めて乳酸発
酵させた牛のエサであるいわゆるサイレージは、従来サ
イロで作られていた。しかし、サイロの建設維持コスト
が高価である等の理由で、サイロを利用したサイレージ
の生成は現在あまり行われず、これに代わるサイレージ
生成方法として、前記飼料用稲等をロール状に形成した
ロールベールといわれるものを所定のフィルムでラッピ
ングして、乳酸発酵させながら貯蔵するロールベールサ
イレージが主流となっている。
酵させた牛のエサであるいわゆるサイレージは、従来サ
イロで作られていた。しかし、サイロの建設維持コスト
が高価である等の理由で、サイロを利用したサイレージ
の生成は現在あまり行われず、これに代わるサイレージ
生成方法として、前記飼料用稲等をロール状に形成した
ロールベールといわれるものを所定のフィルムでラッピ
ングして、乳酸発酵させながら貯蔵するロールベールサ
イレージが主流となっている。
【0003】一般的に、前記ロールベールは、圃場にお
いて、稲や牧草をロール状に形成する装置である自走式
ロールベーラを用いて作られる。そして、このロールベ
ーラにより生成されて圃場に排出されたロールベール
は、ロールベールを把握するベールグリッパーを装備し
たトラクタで1個づつ掴んで運搬車に積み込み、所定の
場所に搬送される。
いて、稲や牧草をロール状に形成する装置である自走式
ロールベーラを用いて作られる。そして、このロールベ
ーラにより生成されて圃場に排出されたロールベール
は、ロールベールを把握するベールグリッパーを装備し
たトラクタで1個づつ掴んで運搬車に積み込み、所定の
場所に搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、軟弱地盤等
においては、トラクターのタイヤが埋没して走行不能に
陥る場合があるため、ロールベーラの積み込み作業には
クローラ式の走行体を装備したものが望まれていた。
においては、トラクターのタイヤが埋没して走行不能に
陥る場合があるため、ロールベーラの積み込み作業には
クローラ式の走行体を装備したものが望まれていた。
【0005】また、湿田においては、ロールベーラから
排出されたロールベールに湿田の泥が付着し、サイレー
ジの品質低下の原因となっていた。
排出されたロールベールに湿田の泥が付着し、サイレー
ジの品質低下の原因となっていた。
【0006】さらに、圃場に排出されたロールベールの
運搬車への積載や、運搬車とトラックの間でのロールベ
ールの移動を、トラクタを使用せずに、運搬車の付設装
置等により簡便に行うことことが望まれていた。
運搬車への積載や、運搬車とトラックの間でのロールベ
ールの移動を、トラクタを使用せずに、運搬車の付設装
置等により簡便に行うことことが望まれていた。
【0007】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであり、ロールベーラから排出されるロールベールを
湿田に落とさずに受け取って積載し、圃場に排出された
ロールベールを拾い上げて積載し、かつ、トラックとの
間でのロールベールの移動を簡便に行うことができるロ
ールベール運搬車を提供することを目的とする。
のであり、ロールベーラから排出されるロールベールを
湿田に落とさずに受け取って積載し、圃場に排出された
ロールベールを拾い上げて積載し、かつ、トラックとの
間でのロールベールの移動を簡便に行うことができるロ
ールベール運搬車を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のロールベール運搬車は、車台に対し
て高さ調節可能に接続された荷台フレームと、前記荷台
フレーム上に設けられた荷台部と、一端が前記荷台部の
ロールベール出入口側に所望の角度で回転可能に連結さ
れたロールベール搬送部と、一端が前記ロールベール搬
送部のロールベール出入口側に所望の角度で回転可能に
連結されたロールベール受け部と、を備えたことを特徴
としている。
に、請求項1記載のロールベール運搬車は、車台に対し
て高さ調節可能に接続された荷台フレームと、前記荷台
フレーム上に設けられた荷台部と、一端が前記荷台部の
ロールベール出入口側に所望の角度で回転可能に連結さ
れたロールベール搬送部と、一端が前記ロールベール搬
送部のロールベール出入口側に所望の角度で回転可能に
連結されたロールベール受け部と、を備えたことを特徴
としている。
【0009】請求項2記載のロールベール運搬車は、請
求項1記載のロールベール運搬車において、前記荷台部
は、そのロールベール出入口側が前記荷台フレーム上に
所望の角度で回転可能に固定されたものであることを特
徴としている。
求項1記載のロールベール運搬車において、前記荷台部
は、そのロールベール出入口側が前記荷台フレーム上に
所望の角度で回転可能に固定されたものであることを特
徴としている。
【0010】請求項3記載のロールベール運搬車は、請
求項2記載のロールベール運搬車において、前記荷台フ
レームの前記車台に対する高さ、前記荷台部の前記荷台
フレームに対する角度、前記ロールベール搬送部の前記
荷台フレームに対する角度、及び前記ロールベール受け
部の前記ロールベール搬送部に対する角度の調節を行う
操作部が運転席に配置されたことを特徴としている。
求項2記載のロールベール運搬車において、前記荷台フ
レームの前記車台に対する高さ、前記荷台部の前記荷台
フレームに対する角度、前記ロールベール搬送部の前記
荷台フレームに対する角度、及び前記ロールベール受け
部の前記ロールベール搬送部に対する角度の調節を行う
操作部が運転席に配置されたことを特徴としている。
【0011】請求項4記載のロールベール運搬車は、請
求項1乃至3のいずれか1に記載のロールベール運搬車
において、前記荷台フレームが、前記車台の後端部を支
点として回転可能に設けられたことを特徴としている。
求項1乃至3のいずれか1に記載のロールベール運搬車
において、前記荷台フレームが、前記車台の後端部を支
点として回転可能に設けられたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ロールベール運搬車について、図面に基づき説明する。
図1に示すように、ロールベール運搬車1は、クローラ
式の運搬車であり、前部にロールベールの積載部2が、
後部に各種操作を行う運転席3が配置されている。
ロールベール運搬車について、図面に基づき説明する。
図1に示すように、ロールベール運搬車1は、クローラ
式の運搬車であり、前部にロールベールの積載部2が、
後部に各種操作を行う運転席3が配置されている。
【0013】前記ロールベール運搬車1の積載部2は、
両側部にクローラ4が取付られた車台5に対して高さ調
節可能に接続された荷台フレーム6と、ロールベール出
入口側となる前端部が前記荷台フレーム6上に所望の角
度で回転可能に固定された荷台部7と、一端が前記荷台
部7のロールベール出入口側に所望の角度で回転可能に
連結されたロールベール搬送部8と、一端が前記ロール
ベール搬送部8のロールベール出入口側に所望の角度で
回転可能に連結されたロールベール受け部9と、を備え
る。
両側部にクローラ4が取付られた車台5に対して高さ調
節可能に接続された荷台フレーム6と、ロールベール出
入口側となる前端部が前記荷台フレーム6上に所望の角
度で回転可能に固定された荷台部7と、一端が前記荷台
部7のロールベール出入口側に所望の角度で回転可能に
連結されたロールベール搬送部8と、一端が前記ロール
ベール搬送部8のロールベール出入口側に所望の角度で
回転可能に連結されたロールベール受け部9と、を備え
る。
【0014】前記荷台フレーム6は、車台5との間の両
側にリフトアーム10、11を相互に回転自在に交叉さ
せ、前記交叉点と車台に回転自在に油圧シリンダが接続
された構成を備える。前記リフトアーム10は、その下
端が車台5の両側に回転自在に固定される一方、上端に
配したローラ10aが荷台フレーム6の底部前後方向両
側に並行して伸長して設けられた荷台フレーム側レール
6aの内部に走行自在に配置されている。また、リフト
アーム11はその上端が夫々荷台フレーム6の底部両側
に回転自在に固定される一方、下端に配したローラ11
aが車台5の上部両側に設けられた車台5の前後方向に
並行して伸長する横断面がコの字型の車台側レール5a
の内部に走行自在に配置されている。該リフトアーム1
0及び11は、交叉場所において相互に軸着されてお
り、さらに該交叉場所には、車台5に一端を固定した油
圧シリンダ12(以下「昇降用シリンダ12」とい
う。)のロッドの先端が回転自在に固定されている。従
って、該昇降用シリンダ12のロッドの長さを調節する
ことにより荷台フレーム6の車台に対する高さを調節す
ることができる。
側にリフトアーム10、11を相互に回転自在に交叉さ
せ、前記交叉点と車台に回転自在に油圧シリンダが接続
された構成を備える。前記リフトアーム10は、その下
端が車台5の両側に回転自在に固定される一方、上端に
配したローラ10aが荷台フレーム6の底部前後方向両
側に並行して伸長して設けられた荷台フレーム側レール
6aの内部に走行自在に配置されている。また、リフト
アーム11はその上端が夫々荷台フレーム6の底部両側
に回転自在に固定される一方、下端に配したローラ11
aが車台5の上部両側に設けられた車台5の前後方向に
並行して伸長する横断面がコの字型の車台側レール5a
の内部に走行自在に配置されている。該リフトアーム1
0及び11は、交叉場所において相互に軸着されてお
り、さらに該交叉場所には、車台5に一端を固定した油
圧シリンダ12(以下「昇降用シリンダ12」とい
う。)のロッドの先端が回転自在に固定されている。従
って、該昇降用シリンダ12のロッドの長さを調節する
ことにより荷台フレーム6の車台に対する高さを調節す
ることができる。
【0015】前記荷台部7は、ロールベール出入口側の
端部両側部が前記荷台フレーム6のロールベール出入口
側寄り両側部に固設された軸受け部13に回転自在に固
定されており、該荷台部7は、荷台フレーム6の上部に
一端を固定した油圧シリンダ14(以下「荷台部用シリ
ンダ14」という。)のロッドの先端が回転自在に固定
されている。従って、該荷台部用シリンダ14のロッド
を伸縮させることにより、荷台部7を荷台フレーム6に
対して回転させることができ、また、該荷台部用シリン
ダ14のロッドの長さを調節することにより荷台部7の
荷台フレーム6に対する角度θ1を所望の角度に調節す
ることができ、その回転角度の範囲は、該荷台部7にロ
ールベールを載せたときに該ロールベールが自重により
運転席3側へ転がる程度の角度(例えばθ1=−5°)
からロールベール出入口側へ勢いよく転がり出る程度の
角度(例えばθ2=20°)まで傾斜させることができ
ればよい。なお、該荷台部7の両側部には、積載したロ
ールベールが両側部から落下しないように、荷積載面に
対して直角に案内板7aが設けられている。また、該荷
台部7の前後方向長さは、所定直径(例えば900m
m)のロールベールを1つだけ載せることができる長さ
とされている。
端部両側部が前記荷台フレーム6のロールベール出入口
側寄り両側部に固設された軸受け部13に回転自在に固
定されており、該荷台部7は、荷台フレーム6の上部に
一端を固定した油圧シリンダ14(以下「荷台部用シリ
ンダ14」という。)のロッドの先端が回転自在に固定
されている。従って、該荷台部用シリンダ14のロッド
を伸縮させることにより、荷台部7を荷台フレーム6に
対して回転させることができ、また、該荷台部用シリン
ダ14のロッドの長さを調節することにより荷台部7の
荷台フレーム6に対する角度θ1を所望の角度に調節す
ることができ、その回転角度の範囲は、該荷台部7にロ
ールベールを載せたときに該ロールベールが自重により
運転席3側へ転がる程度の角度(例えばθ1=−5°)
からロールベール出入口側へ勢いよく転がり出る程度の
角度(例えばθ2=20°)まで傾斜させることができ
ればよい。なお、該荷台部7の両側部には、積載したロ
ールベールが両側部から落下しないように、荷積載面に
対して直角に案内板7aが設けられている。また、該荷
台部7の前後方向長さは、所定直径(例えば900m
m)のロールベールを1つだけ載せることができる長さ
とされている。
【0016】前記ロールベール搬送部8は、反ロールベ
ール出入口側の両側部が前記軸受け部13に回転自在に
固定されることで前記荷台部7に連結されており、該ロ
ールベール搬送部8の端部両側部から突設されたレバー
に、荷台フレーム6の両側部に夫々一端が固定された油
圧シリンダ15(以下「ロールベール搬送部用シリンダ
15」という。)のロッドの先端が回転自在に固定され
ている。従って、ロールベール搬送部用シリンダ15の
ロッドを伸縮させることにより、ロールベール搬送部8
を荷台フレーム6に対して回転させることができ、ま
た、該ロールベール搬送部用シリンダ15のロッドの長
さを調節することによりロールベール搬送部8の荷台フ
レーム6に対する角度θ2を所望の角度に調節すること
ができる。また、該ロールベール搬送部8の両側部に
は、積載又は通過するロールベールが両側部から落下し
ないように、荷積載面に対して直角に案内板8aが設け
られている。さらに、該ロールベール搬送部8は、車台
5との干渉を回避しつつロールベール受け部9をできる
だけ近くに着地できるように中間部において屈曲されて
いる。
ール出入口側の両側部が前記軸受け部13に回転自在に
固定されることで前記荷台部7に連結されており、該ロ
ールベール搬送部8の端部両側部から突設されたレバー
に、荷台フレーム6の両側部に夫々一端が固定された油
圧シリンダ15(以下「ロールベール搬送部用シリンダ
15」という。)のロッドの先端が回転自在に固定され
ている。従って、ロールベール搬送部用シリンダ15の
ロッドを伸縮させることにより、ロールベール搬送部8
を荷台フレーム6に対して回転させることができ、ま
た、該ロールベール搬送部用シリンダ15のロッドの長
さを調節することによりロールベール搬送部8の荷台フ
レーム6に対する角度θ2を所望の角度に調節すること
ができる。また、該ロールベール搬送部8の両側部に
は、積載又は通過するロールベールが両側部から落下し
ないように、荷積載面に対して直角に案内板8aが設け
られている。さらに、該ロールベール搬送部8は、車台
5との干渉を回避しつつロールベール受け部9をできる
だけ近くに着地できるように中間部において屈曲されて
いる。
【0017】前記ロールベール受け部9は、前記ロール
ベール搬送部8のロールベール出入口側端部に回転自在
に連結されており、該ロールベール受け部9の両側部に
は、前記ロールベール搬送部8の両側部に夫々一端を回
転自在に固定した油圧シリンダ16(以下「ロールベー
ル受け部用シリンダ16」という。)のロッドの先端が
回転自在に固定されている。従って、該ロールベール受
け部用シリンダ16のロッドを伸縮させることによりロ
ールベール荷受け部9をロールベール搬送部8に対して
回転させることができ、該ロールベール受け部用シリン
ダ16のロッドの長さを調節することによりロールベー
ル荷受け部9のロールベール搬送部8に対する角度θ3
を所望の角度に調節することができる。
ベール搬送部8のロールベール出入口側端部に回転自在
に連結されており、該ロールベール受け部9の両側部に
は、前記ロールベール搬送部8の両側部に夫々一端を回
転自在に固定した油圧シリンダ16(以下「ロールベー
ル受け部用シリンダ16」という。)のロッドの先端が
回転自在に固定されている。従って、該ロールベール受
け部用シリンダ16のロッドを伸縮させることによりロ
ールベール荷受け部9をロールベール搬送部8に対して
回転させることができ、該ロールベール受け部用シリン
ダ16のロッドの長さを調節することによりロールベー
ル荷受け部9のロールベール搬送部8に対する角度θ3
を所望の角度に調節することができる。
【0018】前記昇降用シリンダ12、荷台部用シリン
ダ14、ロールベール搬送部用シリンダ15及びロール
ベール受け部用シリンダ16を制御する図外の制御バル
ブは、運転席3に配置された操作部の操作レバー17、
18と連動しており、運転席3に座ったまま該操作レバ
ー17、18を操作して荷台部7、ロールベール搬送部
8、ロールベール受け部9の傾き及び荷台フレーム6の
高さを調節することができるようになっている。前記昇
降用シリンダ12の制御バルブ、前記荷台部用シリンダ
14の制御バルブは操作レバー17と連動しており、該
レバー17を前後動させることにより前記昇降用シリン
ダ12のロッドが伸縮し、該操作レバー17を左右動さ
せることにより前記荷台部用シリンダ14のロッドが伸
縮するようになっている。また、前記ロールベール搬送
用シリンダ15の制御バルブ、前記ロールベール受け部
用シリンダ16の制御バルブは他の操作レバー18と連
動しており、該操作レバー18を前後動させることによ
り前記ロールベール搬送用シリンダ15のロッドが伸縮
し、該操作レバー18を左右動させると前記ロールベー
ル受け部用シリンダ16のロッドが伸縮するようになっ
ている。
ダ14、ロールベール搬送部用シリンダ15及びロール
ベール受け部用シリンダ16を制御する図外の制御バル
ブは、運転席3に配置された操作部の操作レバー17、
18と連動しており、運転席3に座ったまま該操作レバ
ー17、18を操作して荷台部7、ロールベール搬送部
8、ロールベール受け部9の傾き及び荷台フレーム6の
高さを調節することができるようになっている。前記昇
降用シリンダ12の制御バルブ、前記荷台部用シリンダ
14の制御バルブは操作レバー17と連動しており、該
レバー17を前後動させることにより前記昇降用シリン
ダ12のロッドが伸縮し、該操作レバー17を左右動さ
せることにより前記荷台部用シリンダ14のロッドが伸
縮するようになっている。また、前記ロールベール搬送
用シリンダ15の制御バルブ、前記ロールベール受け部
用シリンダ16の制御バルブは他の操作レバー18と連
動しており、該操作レバー18を前後動させることによ
り前記ロールベール搬送用シリンダ15のロッドが伸縮
し、該操作レバー18を左右動させると前記ロールベー
ル受け部用シリンダ16のロッドが伸縮するようになっ
ている。
【0019】また、ロールベール運搬車1は、その車台
5に実用新案出願公告昭63−13956号公報に記載
されたダンプ・リフト切り替え機構19を装備してい
る。すなわち、図2に示すように、前記車台側レール5
aの上面には、荷台フレーム6が最下位置にあるとき
に、前記ローラ11aが位置する付近に一対の切欠部を
形成すると共に、該切欠部の範囲内を車台側レール5a
に沿って自在に移動する一対のローラ押さえ蓋5bが設
置されており、該ローラ押さえ蓋5bと連結されたダン
プ・リフトレバー5cを回転させることによりローラ押
さえ蓋5bが開閉される。従って、荷台フレーム6が最
下位置にあるとき、前記ローラ押さえ蓋5bを開き、昇
降用シリンダ12のロッドを伸ばすことにより、前記ロ
ーラ11aが車台側レール5aから離脱し、図示したよ
うに、荷台フレーム6が車台5の後端部5bを支点とし
て回転してダンプ状態となる。
5に実用新案出願公告昭63−13956号公報に記載
されたダンプ・リフト切り替え機構19を装備してい
る。すなわち、図2に示すように、前記車台側レール5
aの上面には、荷台フレーム6が最下位置にあるとき
に、前記ローラ11aが位置する付近に一対の切欠部を
形成すると共に、該切欠部の範囲内を車台側レール5a
に沿って自在に移動する一対のローラ押さえ蓋5bが設
置されており、該ローラ押さえ蓋5bと連結されたダン
プ・リフトレバー5cを回転させることによりローラ押
さえ蓋5bが開閉される。従って、荷台フレーム6が最
下位置にあるとき、前記ローラ押さえ蓋5bを開き、昇
降用シリンダ12のロッドを伸ばすことにより、前記ロ
ーラ11aが車台側レール5aから離脱し、図示したよ
うに、荷台フレーム6が車台5の後端部5bを支点とし
て回転してダンプ状態となる。
【0020】つぎに、上記した構成を有するロールベー
ル運搬車1を使用して、ロールベーラによって作られ、
圃場に排出されたロールベールを積載する場合について
説明する。図3(a)に示すように、昇降用シリンダ1
2のロッドを縮めて荷台フレーム6を最下位置にし、ロ
ールベール搬送部用シリンダ15及びロールベール受け
部用シリンダ16のロッドの長さを調節して、前記ロー
ルベール受け部9を地面に水平に着地させ、ロールベー
ル20を作業者等により転がして該ロールベール受け部
9に載せる。
ル運搬車1を使用して、ロールベーラによって作られ、
圃場に排出されたロールベールを積載する場合について
説明する。図3(a)に示すように、昇降用シリンダ1
2のロッドを縮めて荷台フレーム6を最下位置にし、ロ
ールベール搬送部用シリンダ15及びロールベール受け
部用シリンダ16のロッドの長さを調節して、前記ロー
ルベール受け部9を地面に水平に着地させ、ロールベー
ル20を作業者等により転がして該ロールベール受け部
9に載せる。
【0021】つぎに、図3(b)に示すように、ロール
ベール搬送部用シリンダ15のロッドを伸ばしてロール
ベール搬送部8を回転させながらロールベール20を持
ち上げると、図3(c)に示すように、ロールベール2
0がロールベール搬送部8の傾斜に沿って転がり落ち、
荷台部7の上に移動する。このとき、荷台部用シリンダ
14を最短にして、該荷台部7を図示するように反ロー
ルベール出入口側下向きに傾斜させておくことによっ
て、荷台部7に積載されたロールベール20は、傾斜し
た荷台部7と該荷台部7の運転席3側端部に直角に設け
られた後面ガイド板21の間に安定的に保持される。
ベール搬送部用シリンダ15のロッドを伸ばしてロール
ベール搬送部8を回転させながらロールベール20を持
ち上げると、図3(c)に示すように、ロールベール2
0がロールベール搬送部8の傾斜に沿って転がり落ち、
荷台部7の上に移動する。このとき、荷台部用シリンダ
14を最短にして、該荷台部7を図示するように反ロー
ルベール出入口側下向きに傾斜させておくことによっ
て、荷台部7に積載されたロールベール20は、傾斜し
た荷台部7と該荷台部7の運転席3側端部に直角に設け
られた後面ガイド板21の間に安定的に保持される。
【0022】積載したロールベール20を搬送するとき
は、ロールベール搬送部8及びロールベール受け部9を
さらに回転させて、図3(d)に示すように、前記後面
ガイド板21、ロールベール搬送部8及びロールベール
受け部9の先端によって、前後方向にしっかりと保持す
る。この結果、ロールベール20は、前後方向に保持さ
れると共に、案内板7a、8aにより左右方向へも保持
されるので、運搬車1が走行中に路面の起伏等によって
大きく揺れてもロールベール20を落下させることなく
運搬することができる。
は、ロールベール搬送部8及びロールベール受け部9を
さらに回転させて、図3(d)に示すように、前記後面
ガイド板21、ロールベール搬送部8及びロールベール
受け部9の先端によって、前後方向にしっかりと保持す
る。この結果、ロールベール20は、前後方向に保持さ
れると共に、案内板7a、8aにより左右方向へも保持
されるので、運搬車1が走行中に路面の起伏等によって
大きく揺れてもロールベール20を落下させることなく
運搬することができる。
【0023】なお、圃場に排出されたロールベール20
を拾い上げて積載する場合、図2に示したように、荷台
フレーム6をダンプ状態にしながらロールベール受け部
9を水平に地面に着地させて、該ロールベール受け部9
にロールベール20を載せ、荷台フレーム6を元の水平
な状態に戻すとともにロールベール搬送部8を回転させ
ることにより、ロールベール20を運転席3側へ移動さ
せて荷台部7上に積載することもできる。この積載方法
によれば、車台5の後端部5bを支点として荷台フレー
ム6が回転するので、例えば圃場の起伏により、ロール
ベール運搬車1自体が前方に傾斜してロールベール搬送
部8の先端が地面に届かず、ロールベール受けを水平に
着地できない場合等において利点がある。また、圃場に
置かれたロールベールを拾い上げて積載する作業を常に
ダンプ状態にして行うこととすれば、前記荷台搬送部8
の中間部における屈曲角度を小さくしたり、荷台搬送部
8自体の長さをより短く設けることも可能となる。
を拾い上げて積載する場合、図2に示したように、荷台
フレーム6をダンプ状態にしながらロールベール受け部
9を水平に地面に着地させて、該ロールベール受け部9
にロールベール20を載せ、荷台フレーム6を元の水平
な状態に戻すとともにロールベール搬送部8を回転させ
ることにより、ロールベール20を運転席3側へ移動さ
せて荷台部7上に積載することもできる。この積載方法
によれば、車台5の後端部5bを支点として荷台フレー
ム6が回転するので、例えば圃場の起伏により、ロール
ベール運搬車1自体が前方に傾斜してロールベール搬送
部8の先端が地面に届かず、ロールベール受けを水平に
着地できない場合等において利点がある。また、圃場に
置かれたロールベールを拾い上げて積載する作業を常に
ダンプ状態にして行うこととすれば、前記荷台搬送部8
の中間部における屈曲角度を小さくしたり、荷台搬送部
8自体の長さをより短く設けることも可能となる。
【0024】つぎに、圃場に排出されたロールベールを
更に1つ積載する場合について説明する。図4(a)に
示すように、まず、前述した1つのロールベールを積載
する場合と同様に、ロールベール受け部9を地面に水平
に着地させ、ロールベール20を作業者等により転がし
て該ロールベール受け部9に載せる。
更に1つ積載する場合について説明する。図4(a)に
示すように、まず、前述した1つのロールベールを積載
する場合と同様に、ロールベール受け部9を地面に水平
に着地させ、ロールベール20を作業者等により転がし
て該ロールベール受け部9に載せる。
【0025】つぎに、図4(b)及び(c)に順次示す
ように、ロールベール搬送部用シリンダ15のロッドを
伸ばしてロールベール搬送部8を回転させながらロール
ベール20を持ち上げると、図4(d)に示すように、
ロールベール20がロールベール搬送部8の傾斜に沿っ
て転がり、先に積載したロールベール20に当たって止
まる。そして、ロールベール受け部9をさらに回転させ
て、図4(e)に示すように、後に積載したロールベー
ル20を押さつけて保持する。この結果、2つのロール
ベール20は前後方向に保持されるとともに案内板7
a、8aにより左右方向へも保持されるので、前述した
1つのロールベール20を積載した場合と同様に、運搬
車1が走行中に大きく揺れても2つのロールベール20
を落下させることなく運搬することができる。
ように、ロールベール搬送部用シリンダ15のロッドを
伸ばしてロールベール搬送部8を回転させながらロール
ベール20を持ち上げると、図4(d)に示すように、
ロールベール20がロールベール搬送部8の傾斜に沿っ
て転がり、先に積載したロールベール20に当たって止
まる。そして、ロールベール受け部9をさらに回転させ
て、図4(e)に示すように、後に積載したロールベー
ル20を押さつけて保持する。この結果、2つのロール
ベール20は前後方向に保持されるとともに案内板7
a、8aにより左右方向へも保持されるので、前述した
1つのロールベール20を積載した場合と同様に、運搬
車1が走行中に大きく揺れても2つのロールベール20
を落下させることなく運搬することができる。
【0026】つぎに、ロールベーラから排出されるロー
ルベールを受け取って積載する場合について説明する。
図5に示すように、まず、ロールベーラ22の排出口2
2aにロールベール運搬車1の前部を接近させて、ロー
ルベール搬送部8及びロールベール受け部9をロールベ
ール20の排出スペースを確保すべく十分に低い位置に
配置する。次に、ロールベール受け部用シリンダ16の
ロッドの長さを調節してロールベール受け部9とロール
ベール搬送部8でVの字を形成して、ロールベーラ22
から排出されるロールベール20を受け取る。そして、
前述した圃場に排出されたロールベールを積載する場合
と同様に、ロールベール搬送部8を回転させて荷台部7
に該ロールベール20を積載する。また、さらに1つの
ロールベールを積載する場合も、同様にVの字を形成し
て排出されるロールベール20を受け取り、前述した2
つ目のロールベールを積載する場合と同様に、ロールベ
ール搬送部8及びロールベール受け部9を回転させて、
図4(e)に示したように、2つ目のロールベール20
を積載する。
ルベールを受け取って積載する場合について説明する。
図5に示すように、まず、ロールベーラ22の排出口2
2aにロールベール運搬車1の前部を接近させて、ロー
ルベール搬送部8及びロールベール受け部9をロールベ
ール20の排出スペースを確保すべく十分に低い位置に
配置する。次に、ロールベール受け部用シリンダ16の
ロッドの長さを調節してロールベール受け部9とロール
ベール搬送部8でVの字を形成して、ロールベーラ22
から排出されるロールベール20を受け取る。そして、
前述した圃場に排出されたロールベールを積載する場合
と同様に、ロールベール搬送部8を回転させて荷台部7
に該ロールベール20を積載する。また、さらに1つの
ロールベールを積載する場合も、同様にVの字を形成し
て排出されるロールベール20を受け取り、前述した2
つ目のロールベールを積載する場合と同様に、ロールベ
ール搬送部8及びロールベール受け部9を回転させて、
図4(e)に示したように、2つ目のロールベール20
を積載する。
【0027】つぎに、積載したロールベール20を、ト
ラックに積載する場合について説明する。まず、搬送時
の状態(図4(e))から昇降用シリンダ12のロッド
の長さを調節して荷台フレーム6の高さをトラック23
の荷台高さより適度に高い位置に配置し、トラック23
の荷台にロールベール運搬車1の前部を接近させる。次
に、図6(a)に示すように、ロールベール搬送部8と
ロールベール受け部9をトラック23側へ傾斜させ、後
から積載したロールベール20をトラック23側へ転が
して移動させる。このとき荷台部7は先に積載したロー
ルベール20が同時に移動しないように、運転席3側下
方へ傾斜させたままにしておく。そして1つ目のロール
ベールの移動が完了した後、図6(b)に示すように、
荷台部用シリンダ14のロッドを伸ばして荷台部7を傾
斜させ、先に積載したロールベール20をトラック23
側へ転がして移動させる。
ラックに積載する場合について説明する。まず、搬送時
の状態(図4(e))から昇降用シリンダ12のロッド
の長さを調節して荷台フレーム6の高さをトラック23
の荷台高さより適度に高い位置に配置し、トラック23
の荷台にロールベール運搬車1の前部を接近させる。次
に、図6(a)に示すように、ロールベール搬送部8と
ロールベール受け部9をトラック23側へ傾斜させ、後
から積載したロールベール20をトラック23側へ転が
して移動させる。このとき荷台部7は先に積載したロー
ルベール20が同時に移動しないように、運転席3側下
方へ傾斜させたままにしておく。そして1つ目のロール
ベールの移動が完了した後、図6(b)に示すように、
荷台部用シリンダ14のロッドを伸ばして荷台部7を傾
斜させ、先に積載したロールベール20をトラック23
側へ転がして移動させる。
【0028】反対に、トラック23に積載されたロール
ベール20をロールベール運搬車1に積載する場合は、
図示しないが、荷台フレーム6をトラックの荷台高さよ
り適度に高い位置に配置し、前記ロールベール受け部9
を荷台上に水平に降ろし、作業者等によりトラックの荷
台上にあるロールベールを転がして前記ロールベール受
け部9に載せ、ロールベール搬送部8、ロールベール受
け部9を荷台部7側へ回転させることにより、該ロール
ベール20を積載することができる。
ベール20をロールベール運搬車1に積載する場合は、
図示しないが、荷台フレーム6をトラックの荷台高さよ
り適度に高い位置に配置し、前記ロールベール受け部9
を荷台上に水平に降ろし、作業者等によりトラックの荷
台上にあるロールベールを転がして前記ロールベール受
け部9に載せ、ロールベール搬送部8、ロールベール受
け部9を荷台部7側へ回転させることにより、該ロール
ベール20を積載することができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載のロールベール運搬車は、
車台に対して高さ調節可能に接続された荷台フレーム
と、前記荷台フレーム上に設けられた荷台部と、一端が
前記荷台部のロールベール出入口側に所望の角度で回転
可能に連結されたロールベール搬送部と、一端が前記ロ
ールベール搬送部のロールベール出入口側に所望の角度
で回転可能に連結されたロールベール受け部と、を備え
たものであるので、該ロールベール運搬車によれば、ロ
ールベール搬送部とロールベール受け部でVの字を形成
することにより、ロールベーラから排出されるロールベ
ールを直接受けとって積載することができるので、ロー
ルベールを湿田の泥などで汚さずに回収することができ
る。また、圃場に排出されたロールベールをベールグリ
ッパー等を装備したトラクターを介さずに直接荷台部に
積載して運搬することができるので作業能率が向上す
る。さらに、トラックの荷台高さに合わせて荷台フレー
ムの高さを調節すると共に、荷台搬送部及び荷台受け部
を夫々適宜動作させることで、トラックとの間でロール
ベールの移動を簡便に行うことができる。
車台に対して高さ調節可能に接続された荷台フレーム
と、前記荷台フレーム上に設けられた荷台部と、一端が
前記荷台部のロールベール出入口側に所望の角度で回転
可能に連結されたロールベール搬送部と、一端が前記ロ
ールベール搬送部のロールベール出入口側に所望の角度
で回転可能に連結されたロールベール受け部と、を備え
たものであるので、該ロールベール運搬車によれば、ロ
ールベール搬送部とロールベール受け部でVの字を形成
することにより、ロールベーラから排出されるロールベ
ールを直接受けとって積載することができるので、ロー
ルベールを湿田の泥などで汚さずに回収することができ
る。また、圃場に排出されたロールベールをベールグリ
ッパー等を装備したトラクターを介さずに直接荷台部に
積載して運搬することができるので作業能率が向上す
る。さらに、トラックの荷台高さに合わせて荷台フレー
ムの高さを調節すると共に、荷台搬送部及び荷台受け部
を夫々適宜動作させることで、トラックとの間でロール
ベールの移動を簡便に行うことができる。
【0030】請求項2記載のロールベール運搬車は、請
求項1記載のロールベール運搬車において、前記荷台部
は、そのロールベール出入口側が前記荷台フレーム上に
所望の角度で回転可能に固定されたものであるので、荷
台部を反ロールベール出入口側下方に傾斜させること
で、先に積載したロールベールを荷台部に保持したま
ま、他のロールベールの積載若しくは後に積載したロー
ルベールの荷降ろしをすることができる。
求項1記載のロールベール運搬車において、前記荷台部
は、そのロールベール出入口側が前記荷台フレーム上に
所望の角度で回転可能に固定されたものであるので、荷
台部を反ロールベール出入口側下方に傾斜させること
で、先に積載したロールベールを荷台部に保持したま
ま、他のロールベールの積載若しくは後に積載したロー
ルベールの荷降ろしをすることができる。
【0031】請求項3記載のロールベール運搬車は、請
求項2記載のロールベール運搬車において、前記荷台フ
レームの前記車台に対する高さ、前記荷台部の前記荷台
フレームに対する角度、前記ロールベール搬送部の前記
荷台フレームに対する角度、及び前記ロールベール受け
部の前記ロールベール搬送部に対する角度の調節を行う
操作部が運転席に配置されたものであるので、該ロール
ベール運搬車の走行操作と共に、ロールベールの積載、
荷下ろし操作を運転席に座りながら一人で行うことがで
きる。
求項2記載のロールベール運搬車において、前記荷台フ
レームの前記車台に対する高さ、前記荷台部の前記荷台
フレームに対する角度、前記ロールベール搬送部の前記
荷台フレームに対する角度、及び前記ロールベール受け
部の前記ロールベール搬送部に対する角度の調節を行う
操作部が運転席に配置されたものであるので、該ロール
ベール運搬車の走行操作と共に、ロールベールの積載、
荷下ろし操作を運転席に座りながら一人で行うことがで
きる。
【0032】請求項4記載のロールベール運搬車は、請
求項1乃至3のいずれか1に記載のロールベール運搬車
において、前記荷台フレームが、前記車台の後端部を支
点として回転可能に設けられたものであるので、例えば
圃場の起伏により、荷台フレームと車台が平行状態のま
までは、ロールベール運搬車自体が前方に傾斜してロー
ルベール搬送部の先端が地面に届かず、ロールベール受
けを水平に着地できない場合等にあって、荷台フレーム
をダンプ状態にすることによりロールベール受け部を水
平に着地できる場合がある。また、圃場に置かれたロー
ルベールを拾い上げて積載する作業を常にダンプ状態に
して行うこととすれば、荷台搬送部の中間部における屈
曲角度を小さくしたり、荷台搬送部自体の長さをより短
く設けることも可能となる。
求項1乃至3のいずれか1に記載のロールベール運搬車
において、前記荷台フレームが、前記車台の後端部を支
点として回転可能に設けられたものであるので、例えば
圃場の起伏により、荷台フレームと車台が平行状態のま
までは、ロールベール運搬車自体が前方に傾斜してロー
ルベール搬送部の先端が地面に届かず、ロールベール受
けを水平に着地できない場合等にあって、荷台フレーム
をダンプ状態にすることによりロールベール受け部を水
平に着地できる場合がある。また、圃場に置かれたロー
ルベールを拾い上げて積載する作業を常にダンプ状態に
して行うこととすれば、荷台搬送部の中間部における屈
曲角度を小さくしたり、荷台搬送部自体の長さをより短
く設けることも可能となる。
【図1】本発明の実施の形態に係るロールベール運搬車
の左側面図である。
の左側面図である。
【図2】ダンプ・リフト切り替え機構を利用して荷台フ
レームをダンプ状態にしてロールベールをロールベール
受け部に載せた状態を示した図である。
レームをダンプ状態にしてロールベールをロールベール
受け部に載せた状態を示した図である。
【図3】圃場に放置されたロールベールを積載する場合
の説明図である。
の説明図である。
【図4】圃場に放置された2つ目のロールベールを積載
する場合の説明図である。
する場合の説明図である。
【図5】ロールベーラから直接ロールベールを受け取る
場合の説明図である。
場合の説明図である。
【図6】運搬したロールベールをトラックの荷台に積み
替える場合の説明図である。
替える場合の説明図である。
1 ロールベール運搬車
3 運転席
5 車台
5b 後端部
6 荷台フレーム
7 荷台部
8 ロールベール搬送部
9 ロールベール受け部
12 昇降用シリンダ
14 荷台部用シリンダ
15 ロールベール搬送部用シリンダ
16 ロールベール受け部用シリンダ
17、18 操作レバー(操作部)
Claims (4)
- 【請求項1】 車台に対して高さ調節可能に接続された
荷台フレームと、前記荷台フレーム上に設けられた荷台
部と、一端が前記荷台部のロールベール出入口側に所望
の角度で回転可能に連結されたロールベール搬送部と、
一端が前記ロールベール搬送部のロールベール出入口側
に所望の角度で回転可能に連結されたロールベール受け
部と、を備えたことを特徴とするロールベール運搬車。 - 【請求項2】 前記荷台部は、そのロールベール出入口
側が前記荷台フレーム上に所望の角度で回転可能に固定
されたものであることを特徴とする請求項1記載のロー
ルベール運搬車。 - 【請求項3】 前記荷台フレームの前記車台に対する高
さ、前記荷台部の前記荷台フレームに対する角度、前記
ロールベール搬送部の前記荷台フレームに対する角度、
及び前記ロールベール受け部の前記ロールベール搬送部
に対する角度の調節を行う操作部が運転席に配置された
ことを特徴とする請求項2記載のロールベール運搬車。 - 【請求項4】 前記荷台フレームが、前記車台の後端部
を支点として回転可能に設けられたことを特徴とする請
求項1乃至3のいずれか1に記載のロールベール運搬
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001187623A JP2003002108A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | ロールベール運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001187623A JP2003002108A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | ロールベール運搬車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002108A true JP2003002108A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19026889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001187623A Pending JP2003002108A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | ロールベール運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003002108A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005058090A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Takakita Co Ltd | 自走式のロールベール運搬機 |
JP2009214687A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Jfe Engineering Corp | 管運搬車両 |
JP2015039364A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 株式会社Ihiスター | ロールベーラ |
KR20190135075A (ko) * | 2018-05-28 | 2019-12-06 | 한화디펜스 주식회사 | 주행로봇에 장착된 무선통신중계기의 전개 장치 |
-
2001
- 2001-06-21 JP JP2001187623A patent/JP2003002108A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005058090A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Takakita Co Ltd | 自走式のロールベール運搬機 |
JP4510411B2 (ja) * | 2003-08-12 | 2010-07-21 | 株式会社タカキタ | 自走式のロールベール運搬機 |
JP2009214687A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Jfe Engineering Corp | 管運搬車両 |
JP2015039364A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 株式会社Ihiスター | ロールベーラ |
KR20150022635A (ko) * | 2013-08-23 | 2015-03-04 | 가부시키가이샤 아이에이치아이 스타 | 롤베일러 |
KR102162807B1 (ko) | 2013-08-23 | 2020-10-07 | 가부시키가이샤 아이에이치아이 아그리테크 | 롤베일러 |
KR20190135075A (ko) * | 2018-05-28 | 2019-12-06 | 한화디펜스 주식회사 | 주행로봇에 장착된 무선통신중계기의 전개 장치 |
KR102495496B1 (ko) * | 2018-05-28 | 2023-02-09 | 한화에어로스페이스 주식회사 | 주행로봇에 장착된 무선통신중계기의 전개 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040226 |