JPH1156091A - ロールベールのラッピング運搬装置およびラッピング方法 - Google Patents

ロールベールのラッピング運搬装置およびラッピング方法

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JPH1156091A
JPH1156091A JP23656097A JP23656097A JPH1156091A JP H1156091 A JPH1156091 A JP H1156091A JP 23656097 A JP23656097 A JP 23656097A JP 23656097 A JP23656097 A JP 23656097A JP H1156091 A JPH1156091 A JP H1156091A
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roll
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Hiroshi Okajima
弘 岡嶋
Takeshi Yoshimura
雄志 吉村
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Takakita Co Ltd
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Takakita Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F15/00Baling presses for straw, hay or the like
    • A01F15/07Rotobalers, i.e. machines for forming cylindrical bales by winding and pressing
    • A01F15/071Wrapping devices
    • A01F2015/0735Combined machines that include a press bale and a wrapping device in a further step, e.g. turning table, not in the same closed pressing chamber

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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロールベーラーにより成形したロールベール
の積込みおよび運搬ならびに荷降しが、グリッパを装備
せるフロントローダーを用いないで、ラップしたフィル
ムに生ずる破れを少なくして効率よく行なえるようにす
る。 【解決手段】 牽引車の車体の後面側に、前端側にロー
ルベールを掬い上げて積み込むベール積み込み装置を設
け、後端側にラッピングマシンを設けその前方にベール
移動装置を設けたベール運搬車を、左右方向にオフセッ
ト可能に連結牽引せしめて、牽引車の運転走行により圃
場に散在して放置してあるロールべーラーで成形したロ
ールベールをベール運搬車で集荷して貯蔵場所に運搬
し、その貯蔵場所においてベール運搬車上のラッピング
マシンによりラッピングして貯蔵場所に荷降しする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牧草をロールベー
ラーにより、ロール状に巻込み成形してロールベールに
形成していく作業において、成形したロールベールを、
それの周面にフィルムを巻付けラップしてサイレージ化
する作業、および、ラップし終えたロールベール(ラッ
プサイレージ)を貯蔵場所まで運搬する作業等の、ロー
ルベールを形成したのちのあと作業を合理化するための
ロールベールのラッピング運搬装置およびラッピング方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロールベーラーにより牧草をロールベー
ルに成形した後に行なう、ラッピング作業および運搬作
業等の、あと作業を合理化するための手段としては、図
1に示しているように、牽引車Tの車体の後面に連結牽
引したロールベーラー1の機体の後方に、ラッピングマ
シン2とそれに対してロールベールaを積み込む積み込
みアーム3とを、積み込みアーム3が前方でラッピング
マシン2がその後方に位置するように前後に並列させて
連結装着した形態のラッピング装置がある。
【0003】この形態のラッピング装置は、ロールベー
ラー1によるロールベールaの成形が終了したとき、ロ
ールベーラー1の後部機枠10を図1において鎖線に示
す如く開放回動させて、ロールベーラー1の機内のベー
ルチャンバーを開放し、ロール状に成形されてトワイン
により梱包されているロールベールaを後方に放出し、
積み込みアーム3のフレームの前端側のガイド枠30上
を転動させて、図1において実線に示している如く積み
込みアーム3の上に載せる。
【0004】この状態となったところで、積み込みアー
ム3を、ラッピングマシン2のフレームとの連結軸31
中心に図1にて鎖線に示しているように上方に屈曲回動
させて、ロールベールaをラッピングマシン2のターン
テーブル2a上に移し、そのテーブル2aを旋回させ
て、ラッピングアーム20に支持してあるストレッチ装
置21から引出されるフィルム22をロールベールaの
周面に巻付け、ラッピングを行ない、それの終了したと
ころで、ターンテーブル2aを傾斜させてラップし終え
たロールベールaを放出させるように使用する。
【0005】従って、この形態のラッピング装置は、ロ
ールべーラー1によるロールベールaの成形から、それ
のラッピングおよびラップ後の荷降しまでの一連の後作
業が、一工程で行なえるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従前手段は、一
工程でロールベールaの成形からそれのラッピングおよ
びラップ後のロールベールaの荷降しまでの一連の作業
が行なえる機能を具備するものとなるが、牽引車Tに連
結牽引させるロールべーラー1の機体の後方に、さらに
ラッピングマシン2を連結牽引させ、かつ、そのラッピ
ングマシン2とロールべーラー1との間に、ロールベー
ルaをラッピングマシン2のターンテーブル2a上に移
し換えるための積み込みアーム3を装備せしめることか
ら、牽引車Tからラッピングマシン2までの全体の長さ
が長くなって、小まわりが効かない構造のものとなるの
で、狭い圃場においては使用できない問題がある。
【0007】また、ラッピングを終えてラッピングマシ
ン2から荷降し、放出されるラップ後のロールベールで
あるラップサイレージa’が、圃場に次々と放出されて
いくことから、これを効率よく貯蔵場所まで運搬するた
めの手段および作業が必要であり、これには、通常、グ
リッパを具備するフロントローダーと、トラックまたは
トレーラーを用い、2〜3人の作業員によりラップサイ
レージa’をフロントローダーによりトラックまたはト
レーラーの荷台に積み込んで運搬し、貯蔵場所において
フロントローダーにより荷降し、所定位置に積み上げ配
置する作業を行なっているが、この作業の際、フロント
ローダーに設けたグリッパによるラップサイレージa’
の積み込み、荷降し、積み上げ配置の各工程において、
ラップしたフィルムに破れが生じ易く、それによる醗酵
不良を避けるためフィルムの補修作業が不可欠で、その
ため、作業能率が低下するとともに、数人の作業員を要
することでコストアップの要因となっている問題があ
る。
【0008】本発明は、従来手段に生じている上述の問
題を解決するためになされたものであって、ロールベー
ラーにより成形したロールベールの積込みおよび運搬な
らびに荷降しが、グリッパを装備せるフロントローダー
を用いないで、ラップしたフィルムに生ずる破れを少な
くして効率よく行なえるようにする新たな手段を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、牽引車の
車体の後面側に、前端側にロールベールを掬い上げて積
み込むベール積み込み装置を設け、後端側にラッピング
マシンを設けその前方にベール移動装置を設けたベール
運搬車を、左右方向にオフセット可能に連結牽引せしめ
て、牽引車の運転走行により圃場に散在して放置してあ
るロールべーラーで成形したロールベールをベール運搬
車で集荷して貯蔵場所に運搬し、その貯蔵場所において
ベール運搬車上のラッピングマシンによりラッピングし
て貯蔵場所に荷降しすることを特徴とするロールベール
のラッピング方法を提起し、また、前端側にロールベー
ルを掬い上げて荷台上に積み込むベール積み込み装置を
設け、後端側にラッピングマシンを設けその前方にベー
ル移動装置を設けたベール運搬車を、牽引車の車体の後
面側に左右方向にオフセット可能に連結牽引せしめてな
るロールベールのラッピング運搬装置を提起するもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明手段は、刈取機で圃場に刈
倒されている牧草または刈取機で刈取る牧草を、自走型
のロールベーラーまたはトラクタ等の牽引車に連結牽引
させて走行する被牽引型のロールベーラーにより、ロー
ル状に成形するロールベールは、成形し終えた場所にお
いて、ロールベーラーの機体から放出し、圃場面に散在
状態に放置していく。
【0011】この圃場に散在して放置しておくロールベ
ールを、牽引車に連結牽引させる被牽引型のベール運搬
車により集荷・積載して運搬する。
【0012】このベール運搬車は、トラクタ等の牽引車
の後方に、左右方向のオフセットが可能に牽引連結する
よう構成して、それの前端側に、ベール積み込み装置を
設けておき、これにより、牽引車の牽引走行で圃場に散
在しているロールベールを順次荷台上に積み込んでいけ
るようにする。
【0013】また、このベール運搬車は、複数個のロー
ルベールが、前後に並列して載架し得るように形成して
おき、それの後端側には、そこに位置するロールベール
の周面にフィルムを巻付けてラップするラッピングマシ
ンを装設し、それの前方部位には、そこに位置するロー
ルベールを、前記後端側のラッピングマシンの上面に移
し換えるよう昇降回動するベール移動装置を装設してお
く。
【0014】そして、圃場面に散在して放置してあるロ
ールベールのラッピングは、このベール運搬車を牽引車
により牽引走行させて、それの荷台上に順次拾い上げて
載架し、荷台上にロールベールが満杯になったところ
で、貯蔵場所に向け運搬していき、貯蔵場所において、
後端側のラッピングマシンの作動によりフィルムを巻付
けていくことで行ない、それによりロールベールのラッ
ピングが終えたところで、ラッピングマシンを傾斜回動
させて、ラップし終えたロールベールを貯蔵場所に荷降
しし、荷台上の次位のロールベールをターンテーブル上
に移し換えて順次ラッピングしていき、これにより荷台
上が空になったところで、再び圃場からロールベールを
集荷して運搬しラッピングするようにする。
【0015】この作業において、ラッピングマシンの傾
斜回動によるラップし終えたロールベールの荷降しは、
荷台の後端部の、ラッピングマシンの傾斜回動方向の前
方部位に、転動して放出されてくるラップし終えたロー
ルベールの軸方向における中心部に対して、前記軸方向
の一側に偏位する転動ローラーを、荷台に対し位置を固
定して設けておき、これの上にロールベールが一たん転
がり落ち、そこで、この転動ローラーを支点としてロー
ルベールが軸方向を上下方向とする姿勢に向けて回動
し、平面になっている軸方向の端面を接地させた状態と
なって、荷降しした場所に置かれていくようにすること
が有効である。
【0016】これは、この姿勢となって接地するラップ
サイレージ(ラップし終えたロールベール)が、転がり
出すことがなく、置いた場所に安定して位置するように
なり、また、巻き付けたフィルムの重なりが多い軸方向
の端面が接地することで、ラップしたフィルムに生ずる
破損がなくなるようになるからである。
【0017】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0018】図2は、本発明を実施せるラッピング運搬
装置Wの全体の斜視図で、図3は牽引車Tに連結牽引さ
せた状態の平面図で、同図において、Wはラッピング運
搬装置、4はそれを牽引車Tの車体の後面に装設せる連
結ヒッチに対し連結牽引させる牽引杆、5はこの牽引杆
4の後端部が、連結軸40により左右に回動するよう連
結するベール運搬車、6はそのベール運搬車5の前端側
に装設したベール積み込み装置、7はベール運搬車5の
後端側に装設したラッピングマシン、7aはそのラッピ
ングマシン7上に載架したロールベールaに対しラップ
用のフィルムを供給するようベール運搬車5の左右の一
側で後端側に寄る部位に装設したストレッチ装置、8は
ラッピングマシン7の前方位置に配位してベール運搬車
5に装設せるベール移動装置、9はラッピングマシン7
の後方に配位してベール運搬車5に装設せる転動ローラ
ーを示す。
【0019】牽引杆4は、前端に左右に自在に回動する
連結器41を、牽引車Tの車体の後面に設けられる左右
のロワリンクt・tの後端部に連結することで牽引車T
に対し連結牽引される通常の形態のものであるが、それ
の長手方向の中間部位には、図3に示している如く、該
牽引杆4とベール運搬車5のフレーム50とを連結する
連結軸40の側方において基端部を連結軸42を介しフ
レーム50に連繋した油圧シリンダ43の先端部が連結
軸44を介し連結してあって、この油圧シリンダ43
を、牽引車Tの車体に装備してある油圧装置(図示省
略)により伸縮作動させることで、図4において実線お
よび鎖線に示している如く、ベール運搬車5を牽引車T
の車体の後方において右方または左方にオフセットさせ
得るようにしてある。
【0020】ベール運搬車5は、台車状に形成したフレ
ーム50に走行輪51・51を軸支し、前記牽引杆4に
より牽引車Tに連結牽引させる通常の形態のものであ
り、ロールべーラー1によりロール状に成形されてトワ
インやネット等により梱包された状態として圃場面に放
置されているロールベールa…を、それの軸線方向が左
右方向に沿う姿勢として前後に多連に並列させて載架し
得るように、ロールベールaの軸方向の長さに対応する
巾で、前後に長く形成するが、この例においては、図5
にあるように、ラッピングマシン7上とベール移動装置
8上とそれの前方の前端部とに、三個のベールa…が位
置して載架されるようにしてある。
【0021】ベール運搬車5の前端側に装設せるベール
積み込み装置6は、図4に示しているように、牽引車T
の車体の後面に牽引杆4を介し連結牽引させたベール運
搬車5を、油圧シリンダ43によりオフセットした状態
において、圃場面に放置してあるロールベールaに向け
て進行させ、そのベールaの後面に臨む位置において、
図6・図7・図8にあるような工程順により、ベール運
搬車5の荷台となるフレーム50上に掬い上げていくよ
う作用する。
【0022】該ベール積み込み装置6は、ロールベール
aを支承する枠状に形成して、ベール運搬車5のメイン
フレーム50の前端に、連結軸60により上下に回動自
在に連結し、油圧シリンダ61の作動により所望の回動
姿勢に保持される固定側フレーム6aと、平面視におい
てロールベールaを囲い込むゲート状に形成して、前述
連結軸60に上下に回動自在に連結し、押しバネ62を
介し前記固定側フレーム6aと連繋する可動側フレーム
6bと、この可動側フレーム6bと側面視においてV字
状をなすよう一体的に連結して可動側フレーム6bの下
面側において前記連結軸60から短く前方に突出する第
二可動フレーム6cとからなる。そして、それの固定側
フレーム6aの前端部63には、それが油圧シリンダ6
1の伸長作動で接地したときに、その前端部63から地
表面GLに沿い前方に突出する姿勢となる掬い上げ部材
64が設けてあり、また、第二可動フレーム6cの前端
には、圃場面に置かれたロールベールaの胴周面に対し
て当接するローラー状の衝合部65が装備されている。
【0023】このベール積み込み装置6によるロールベ
ールのベール運搬車5の荷台上への積み込みは、油圧シ
リンダ61の作動により、固定側フレーム6aの前端部
63を地表面GLに当接した状態として、牽引車Tの前
進により地表面GLに放置してあるロールベールaに近
づけていくと、第二可動フレーム6cの前端のローラー
状の衝合部65がロールベールaの胴周面に突き当り、
その胴周面にガイドされてバネ62に抗しながら下降し
て胴周面の下面側に進み、これにより平面視でゲート状
の可動側フレーム6bが図7の如くロールベールaを囲
い込んだ状態とし、同時に固定側フレーム6aの前端部
63の掬い上げ部材64がロールベールaの下面側に差
し込まれた状態となる。
【0024】この状態となったところで、油圧シリンダ
61を収縮させて固定側フレーム6aを連結軸60中心
に上方に回動させる。
【0025】これにより、ロールベールaは可動側フレ
ーム6bにより、固定側フレーム6aからの脱出が阻止
された状態で図8の如く抱え上げられて、ベール運搬車
5の前端側の上面に放出され、そのベール運搬車5のフ
レーム50の上面の後方への傾斜に従い転動して、後端
側のベール移動装置8の上に載り、その装置8の後半側
の後方に向け上向きに傾斜する傾斜部80に堰き止めら
れてこのベール移動装置8上に載架される状態となる。
【0026】同様の操作で次に掬い上げられてくるロー
ルベールaは、ベール運搬車5上に抱え上げられたとき
に、ベール移動装置8の上に載架されているロールベー
ルaに堰き止められて、それより前方のベール運搬車5
の前端部に載架される状態となる(図9)。
【0027】ベール移動装置8は、後半側の後方に向け
て上向きの傾斜部80とこれと反対に前方に向けて上向
きの傾斜部81が一体に連結して、側面視で浅いV字形
をなす形状に形成してあり、それの後半側の傾斜部80
の後端部が、ベール運搬車5のフレーム50の後端側の
上面に左右に横架した支軸Aに軸支されて、その支軸A
中心に上下に自在に回動するようにしてある。
【0028】そして、それの前半側の傾斜部81の前端
側の下面が、ベール運搬車5のフレーム50に設けるス
トッパーS1に衝合することで、それ以上の下降側の回
動が阻止されて、ベール運搬車5の荷台上を転動してく
るロールベールaを支承する所定の姿勢に保持される。
【0029】また、この前半側の傾斜部81は、それの
後端側が、該傾斜部81の傾斜角度に沿い後方に延出す
るように延長させてあって、その延長部82の端部83
と、ベール運搬車5の後端側に装設するラッピングマシ
ン7のフレーム70との間には、油圧シリンダ71が渡
架装設してあり、この油圧シリンダ71を伸長させるこ
とで、ベール移動装置8が支軸A中心に図9において反
時計回わりに回動して、図10の如くロールベールaを
ラッピングマシン7の上面に移動させる。また、この状
態から油圧シリンダ71を収縮させることで、図11の
如く、ロールベールaを支承する状態に復元するように
なる。
【0030】このベール移動装置8の前半側の傾斜部8
1の前端側には、ローラー84が、それの軸芯線を左右
方向に沿わせた姿勢として装設してあって、ベール運搬
車5の前端側にロールベールaが載架してある状態にお
いて、ベール移動装置8の上に載架してあるロールベー
ルaをラッピングマシン7の上面に移し換えるようベー
ル移動装置8を支軸A中心に上向きに回動させたとき
に、前半側の傾斜部81の前端部が上昇することで、こ
の傾斜部81の前端部に設けたローラー84がベール運
搬車5の前端側に載架してあるロールベールaの胴周面
に図10に示しているように接触して、そのロールベー
ルaが、ベール運搬車5の後方への傾斜に従い転動しよ
うとするのを堰き止めて、そのベール移動装置8の手前
の位置に保持させる。
【0031】そして、このベール移動装置8の支軸A中
心とする図10における反時計回わりの上昇回動で、支
承していたロールベールaをラッピングマシン7の上に
送り出す作動が終えて、油圧シリンダ71を収縮するこ
とでベール移動装置8を所定の姿勢に復元させると、ロ
ーラー84による次位のロールベールaの堰き止めが解
除されて、その次位のロールベールaが後方に転動し始
めて図11に示している如く、ベール移動装置8の上に
載架される状態となる。
【0032】ラッピングマシン7は、ベール運搬車5の
後端側に装架したフレーム70の上面に、竪軸とした回
転軸で回転するテーブル72を軸支し、それの上面側の
左右の両端部位に、ローラー73・73を一対に対向さ
せて横架軸支し、それらにベルト74…を多条に並列さ
せてエンドレスに巻き掛け、前記テーブル72の回転軸
を、牽引車T側の動力により駆動される油圧モーター等
により回転させてテーブル72を旋回させ、同時に一対
のローラー73・73の一方を油圧モーター等により駆
動して、ベルト74…上に支承するロールベールaを転
動させストレッチ装置7aから引出すフィルムを巻付け
てラップする通常の形態のものであり、旋回するテーブ
ル72の周辺部位には、支承するロールベールaが脱出
するのを阻止する補助ロール75・75と、ラップし終
えたロールベールaを放出する際のガイドロール76が
軸支してある。
【0033】7aは、このラッピングマシン7上に支承
するロールベールaを、ラッピングする際のフィルムを
引出すストレッチ装置で、ベール運搬車5のフレーム5
0の後端側の左右の一側に装架してあり、フィルムは、
これに軸支する巻束から所定の緊張度に引き伸ばされ
て、旋回するテーブル72上に支承されているロールベ
ールaの周面に繰り出される。
【0034】ラッピングマシン7は、支承するロールベ
ールaのラッピング作業が終えたときに、そのロールベ
ールaを放出するよう、後方に傾斜回動させるが、その
作動は、前述のベール移動装置8を作動させる油圧シリ
ンダ71を利用して行なわれるようになっている。
【0035】即ち、ラッピングマシン7のテーブル72
を旋回自在に軸支するそれのフレーム70は、ベール運
搬車5のフレーム50の後端側に、左右方向の支軸B中
心に自在に回動するように支架し、かつ、その支軸Bか
ら前方に向けて平板状に延出する台部70aと、その支
軸Bから下方に向けて短く垂下する脚部70bとを具備
せしめ、その台部70aを、テーブル72を水平な姿勢
に支承する状態において、前端側の下面が、ベール運搬
車5の後端側に固定装設せるストッパーS2に衝合し
て、その姿勢からの図12における支軸B中心の時計回
わりの回動が阻止されるようにする。
【0036】そして、それの脚部70bの下端に、前述
のベール移動装置8を作動させる油圧シリンダ71の基
端側を連結して、この油圧シリンダ71が図13にある
ように、ラッピングマシン7のフレーム70とベール移
動装置8の前半側の傾斜部81の後方への延長部82の
端部83との間に渡架するようにしてある。
【0037】そして、これにより、前記図13の状態か
ら油圧シリンダ71を収縮させると、ベール移動装置8
の前半側の傾斜部81が、ストッパーS1により支軸A
中心とする時計回わりの回動が阻止されることで、ラッ
ピングマシン7のフレーム70だけが図12において支
軸B中心に反時計回わりに回動して、テーブル72を後
方にダンプ回動させるようになり、また、図13の状態
から油圧シリンダ71を伸長させると、それによるラッ
ピングマシン7のフレーム70の支軸B中心とする時計
回わりの回動がストッパーS2により阻止されること
で、ベール移動装置8だけが図14に示す如く、支軸A
中心に反時計回わりに回動して、ロールベールaをラッ
ピングマシン7の上面に移動させる作動を行なわすよう
にしてある。
【0038】転動ローラー9は、前述のラッピングマシ
ン7の後方において、ベール運搬車5の後端側に固定装
設してある。
【0039】そして、この転動ローラー9は、ラッピン
グマシン7を後方に傾斜回動させて、ラッピングが終了
したロールベールaを放出したときに、そのロールベー
ルaがこの転動ローラー9の上に転がり落ちていくよう
に配位してベール運搬車5のフレーム50の後端側に装
設するが、転がり落ちてくるロールベールaの胴周面の
軸芯線方向の中心部位に対し一側に偏位する位置に装設
してあって、これにより、放出するラッピングを終えた
ロールベールaが、この転動ローラー9に支承された状
態でこの転動ローラー9を支点として、軸芯線方向が上
下方向となる姿勢に向けて90度回動し、軸方向の端壁
面を接地させる状態となって、地表面におかれるように
してある。
【0040】なお、ラッピングマシン7の作動は、作業
能率を上げるために、圃場で掬い上げて運搬する最初の
ロールベールを最後部のラッピング装置で2番目に掬い
上げる前からラッピング装置を作動させ、ラッピングと
掬い上げの作業を同時に行うこともできる。
【0041】次に図15は別の実施例を示している。こ
の実施例は、ラッピングマシン7を傾斜回動させて、ラ
ッピングし終えたロールベールaを荷降しする作動が、
ロールベールaをベール運搬車5の進行方向に対し側方
に放出していくようにした例であり、そのため、ベール
運搬車5のフレーム50の後端側に装設する転動ローラ
ー9は、ラッピングマシン7の下方において、側方に突
出するように装設してある。
【0042】この例においては、ラップし終えたロール
ベールaは、ラッピングマシン7を側方に傾斜回動させ
たときに、転動ローラー9の上に一旦支承され、そこで
90度回動しながら地表に向けて落下し、図9にあるよ
うベール運搬車5の進行方向の一側に、軸線方向が上下
方向となる姿勢となって放置されていくようになる。
【0043】この実施例は、ラップし終えたロールベー
ルaを放出する方向が左右の一側方向となる点を除いた
その余の構成については、前述の実施例と変わりがない
ので、同効の構成部材について同じ符号を付して詳しい
説明は省略する。
【0044】なお、この実施例におけるラッピングマシ
ン7を傾斜回動させるための油圧シリンダは、ベール移
動装置8の油圧シリンダ71を共用させずに、各別のも
のを用いるようにする。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるロー
ルベールのラッピング手段は、ロールべーラーによりロ
ール状に成形してトワインやネット等により梱包したロ
ールベールは、成形した場所において圃場面に放出して
散在する状態に放置しておき、これを、ベール運搬車に
より集荷して、貯蔵場所に運搬するようにするが、その
ベール運搬車は、牽引車に左右方向にオフセット可能に
連結牽引させる形態として、それの前端側に、ロールベ
ールを掬い上げてベール運搬車の荷台上に積み込むベー
ル積み込み装置を設け、後端側にターンテーブルを設
け、それの前方にベールをターンテーブルに移し換える
ベール移動装置を設けておいて、集荷して貯蔵場所に運
搬したロールベールを、その貯蔵場所においてラッピン
グしてベール運搬車から荷降しするようにするのだか
ら、ロールべーラーで成形したロールベールのラッピン
グが、貯蔵場所にベール運搬車で運搬したロールベール
を荷降しする直前において行なわれることで、ラップし
たフィルムの破損の頻度が著しく減少するようになり、
また、ラッピングを終えたロールベールを荷降しする作
業が、そのまま貯蔵場所へ集積していく貯蔵作業となる
ので、ロールべーラーによりロールベールを成形した以
後の運搬・ラッピング・貯蔵の各作業を、一人のオペー
レーターが牽引車を運転して牽引走行させるベール運搬
車の操作により、一連の作業として行なえるようにな
る。
【0046】また、ロールベールの運搬が、ベール運搬
車の荷台の後端側に装架したターンテーブルを利用して
行なえることで、運搬の効率が良くなる。
【0047】さらに、ラップし終えたロールベールをタ
ーンテーブルから放出するときに、転動ローラーを用い
ることで、軸芯線が上下方向となる姿勢に回動させて、
フィルムの重なりの多いロールベールの端面が接地する
状態とするときは、ラップしたフィルムの破損をなくし
てロールベールを安定した状態に置いていけるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前のラッピング装置の作業状態時の全体の側
面図である。
【図2】本発明によるラッピング運搬装置の、牽引車か
ら外した状態の斜視図である。
【図3】同上ラッピング運搬装置の牽引車に連結牽引さ
せた状態の平面図である。
【図4】同上ラッピング運搬装置の牽引車に対しオフセ
ットした状態の平面図である。
【図5】同上ラッピング運搬装置のロールベールを載架
した状態の概要側面図である。
【図6】同上ラッピング運搬装置のベール積み込み装置
の固定側のフレームを下降させた状態の説明図である。
【図7】同上ラッピング運搬装置のベール積み込み装置
の可動側のフレームがロールベールを囲い込んだ状態の
説明図である。
【図8】同上ラッピング運搬装置のベール積み込み装置
がロールベールを掬い上げた状態の説明図である。
【図9】同上ラッピング運搬装置のベール移動装置がロ
ールベールを支承した状態の説明図である。
【図10】同上ラッピング運搬装置のベール移動装置が
ロールベールをターンテーブル上に移動させる状態の説
明図である。
【図11】同上ラッピング運搬装置のベール移動装置が
復元して次位のロールベールが位置してきた状態の説明
図である。
【図12】同上ラッピング運搬装置のターンテーブルが
ラップし終えたロールベールを放出回動を行なった状態
の説明図である。
【図13】同上ラッピング運搬装置のターンテーブルが
復元回動した状態の説明図である。
【図14】同上ラッピング運搬装置のベール移動装置が
ターンテーブル上にロールベールを移動させた状態の説
明図である。
【図15】同上ラッピング運搬装置の別の実施例の斜視
図である。
【符号の説明】
A・B…支軸、GL…地表面、T…牽引車、W…ラッピ
ング運搬装置、S1・S2…ストッパー、a…ロールベ
ール、a’…ラップサイレージ、t…ロワリンク、1…
ロールべーラー、10…後部機枠、2…ラッピングマシ
ン、2a…ターンテーブル、20…ラッピングアーム、
21…ストレッチ装置、22…フィルム、3…積み込み
アーム、30…ガイド枠、31…連結軸、4…牽引杆、
40…連結軸、41…連結器、42…連結軸、43…油
圧シリンダ、44…連結軸、5…ベール運搬車、50…
フレーム、51…走行輪、6…ベール積み込み装置、6
a…固定側フレーム、6b…可動側フレーム、6c…第
二可動フレーム、60…連結軸、61…油圧シリンダ、
62…押しバネ、63…前端部、64…掬い上げ部材、
65…衝合部、7…ラッピングマシン、7a…ストレッ
チ装置、70…フレーム、70a…台部、70b…脚
部、71…油圧シリンダ、72…テーブル、73…ロー
ラー、74…ベルト、75…補助ロール、76…ガイド
ロール、8…ベール移動装置、80・81…傾斜部、8
2…延長部、83…端部、9…転動ローラー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引車の車体の後面側に、前端側にロー
    ルベールを掬い上げて積み込むベール積み込み装置を設
    け、後端側にラッピングマシンを設けその前方にベール
    移動装置を設けたベール運搬車を、左右方向にオフセッ
    ト可能に連結牽引せしめて、牽引車の運転走行により圃
    場に散在して放置してあるロールべーラーで成形したロ
    ールベールをベール運搬車で集荷して貯蔵場所に運搬
    し、その貯蔵場所においてベール運搬車上のラッピング
    マシンによりラッピングして貯蔵場所に荷降しすること
    を特徴とするロールベールのラッピング方法。
  2. 【請求項2】 前端側にロールベールを掬い上げて荷台
    上に積み込むベール積み込み装置を設け、後端側にラッ
    ピングマシンを設けその前方にベール移動装置を設けた
    ベール運搬車を、牽引車の車体の後面側に左右方向にオ
    フセット可能に連結牽引せしめてなるロールベールのラ
    ッピング運搬装置。
  3. 【請求項3】 ベール運搬車の後端側に設けたラッピン
    グマシンの放出回動方向における前方に、そのラッピン
    グマシンから放出されるラップし終えたロールベール
    を、一たん受け止めて軸方向が上下方向となるよう回動
    させて落下させる転動ローラーを配位して、ベール運搬
    車のフレームの後端側に固定装架せしめることを特徴と
    する請求項2記載のロールベールのラッピング運搬装
    置。
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