JP2010057357A - リニアモータアクチュエータ及び多軸リニアモータアクチュエータ - Google Patents

リニアモータアクチュエータ及び多軸リニアモータアクチュエータ Download PDF

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Abstract

【課題】複数のマグネットが収容されるロッドに無関係に軸部材を選定でき、また推力を落とすことなく、全長を短くできるリニアモータアクチュエータを提供する。
【解決手段】リニアモータのロッド1に平行に第二の軸部材12を配置する。ロッド1の直線運動に連れて第二の軸部材12が直線運動するように、ロッド1の先端部と第二の軸部材12の先端部とを第一の連結部材11で連結する。第二の連結部材14は、第二の軸部材12が直線運動できるように第二の軸部材12とハウジング2とを連結し、ロッド1の軸線の回りを第二の軸部材12が旋回するのを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マグネットに発生する磁界とコイルに流す電流によって、直線運動するための推力を得るリニアモータアクチュエータに関する。
リニアモータは、回転形のモータの固定子側と回転子側を直線状に引き伸ばしたもので、電気エネルギを直線運動するための推力に変換する。直線的な推力が得られるリニアモータは、移動体を直線運動させるアクチュエータとして用いられる。リニアモータの一種として、N極及びS極が軸線方向に交互に形成されるロッドを三相コイルによって囲んだロッドタイプのリニアモータが知られている。三相コイルに120°ずつ位相が異なる三相交流電流を流すと、ロッドの軸線方向に移動する移動磁界が発生する。ロッドは移動磁界により推力を得てロッドの軸線方向に直線運動する。
ロッドタイプリニアモータにおいて、ロッドはコイル内で浮いていて、その軸線の回りを回転できる状態にある。ロッドタイプリニアモータをアクチュエータとして用いる場合、ロッドの回転を阻止する必要がある。例えば、電子部品を基板に実装するチップマウンタとしてリニアモータを使用する場合、ロッドの先端に吸着した電子部品の姿勢を一体に保つためにロッドの回転を阻止する必要がある。従来のリニアモータにおいては、ロッドにスプライン軸を直列に締結し、コイルが収容されるハウジングにスプライン軸を案内するスプラインナットを取り付け、スプラインナットによってスプライン軸がその軸線の回りを回転するのを阻止していた(例えば特許文献1参照)。
国際公開第2007/026566号パンフレット
しかし、従来のリニアモータにおいては、ロッドに締結されるスプライン軸の種類が限られてしまい、ロッドとは無関係にアクチュエータに適した軸部材を選択することができない。また、リニアモータの全長がロッドとスプライン軸とを合算した長さになるので、リニアモータの全長が長くなり易くなる。もし、スプライン軸の長さの分だけマグネットが収容されるロッドの長さを短くするならば、ロッドの磁力に作用できるコイルの数が少なくなるので、リニアモータの推力が低下してしまう。
そこで本発明は、複数のマグネットが収容されるロッドに無関係に軸部材を選定でき、また推力を落とすことなく、全長を短くできるリニアモータアクチュエータ、及びこのリニアモータアクチュエータを組み合わせた多軸リニアモータアクチュエータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のマグネットを有し、軸線方向にN極及びS極が交互に形成される第一の軸部材と、前記第一の軸部材を囲み、前記第一の軸部材の軸線方向に積層される複数のコイルと、前記複数のコイルが収容されるハウジングと、前記第一の軸部材と平行に配置される第二の軸部材と、前記ハウンジングに対して前記第一の軸部材がその軸線方向に直線運動するのに連れて、前記第二の軸部材がその軸線方向に直線運動するように、前記第一の軸部材と前記第二の軸部材を連結する第一の連結部材と、前記第二の軸部材がその軸線方向に直線運動できるように前記第二の軸部材と前記ハウジングとを連結すると共に、前記第一の軸部材の軸線の回りを前記第二の軸部材が旋回するのを防止する第二の連結部材と、を備えるリニアモータアクチュエータ。
第一の軸部材に平行に第二の軸部材が配置されるので、複数のマグネットを有する第一の軸部材に直列にスプライン軸を締結する必要がなくなり、第一の軸部材と無関係に第二の軸部材を選択することができる。また、第一の軸部材を折り返すように第二の軸部材が設けられるので、推力を落とすことなく、リニアモータアクチュエータの全長を短くすることができる。
本発明の第一の実施形態におけるリニアモータアクチュエータの斜視図(一部断面図を含む) リニアモータの斜視図(一部断面図を含む) コイルとマグネットを示す概念図 コイルホルダに保持されたコイルユニットを示す斜視図 コイルホルダに保持されたコイルユニットを示す図(図中(A)は正面図を示し、(B)は断面図を示す) ボールブッシュ型外筒の斜視図 スプライン型外筒の斜視図 リニアモータアクチュエータの全体の長さ及び推力を比較した図(図中(A)及び(B)が比較例を示し、(C)が本発明例を示す) 本発明の第二の実施形態におけるリニアモータアクチュエータの斜視図 上記第二の実施形態のリニアモータアクチュエータに組み込まれるスプライン外筒の斜視図 本発明の第三の実施形態におけるリニアモータアクチュエータの斜視図 多軸リニアモータアクチュエータの斜視図 多軸リニアモータアクチュエータの平面図
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の第一の実施形態におけるリニアモータアクチュエータの斜視図を示す。この実施形態のリニアモータアクチュエータは、例えば電子部品等の移動体を基板上にマウントするチップマウンタに組み込まれる。
第一の軸部材であるロッド1には、複数のマグネット3(図2参照)が収容され、軸線方向にN極及びS極が交互に形成される。直方体形状のハウジング2には、ロッド1を囲む複数のコイル4(図2参照)が収容される。複数のコイル4は、U相,V相及びW相からなる三相コイルである。三相コイルに三相交流電流を流すと、ハウジング2に対してロッド1がその軸線方向に直線運動する。
ロッド1の先端には、ロッド1の軸線方向と直交する方向に細長く伸びる第一の連結部材11が固定される。第一の連結部材11にはロッド1の外径に合わせた第一の貫通孔11aが開けられる。第一の連結部材11の第一の貫通孔11aに通されたロッド1は、ねじ、接着、しまり嵌め等の固定手段によって第一の連結部材11に固定される。ロッド1が第一の連結部材11に固定されているので、ロッド1は第一の連結部材11に対してその軸線方向に相対的に移動することもできないし、第一の連結部材11に対してロッド1の軸線の回りを相対的に回転することもできない。
第二の軸部材12はロッド1と平行に配置される。第二の軸部材12はロッド1を折り返すようにロッド1の先端部からハウジング2側に向かって伸びる。第二の軸部材12は中空に形成される。第二の軸部材12の先端部には第一の連結部材11が固定される。第一の連結部材11には第二の軸部材12の外径に合わせた第二の貫通孔11bが開けられる。第一の連結部材11の第二の貫通孔11bに通された第二の軸部材12は、ねじ、接着、しまり嵌め等の固定手段によって第一の連結部材11に固定される。第一の連結部材11に固定されているので、第二の軸部材12は第一の連結部材11に対してその軸線方向に相対的に移動することもできないし、第一の連結部材11に対して第二の軸部材12の軸線の回りを相対的に回転することもできない。第一の連結部材11にはロッド1の先端部及び第二の軸部材12の先端部が固定されるので、ハウジング2に対してロッド1が軸線方向に直線運動するのに連れて、第二の軸部材12がその軸線方向に直線運動する。
ハウジング2の端面には、ロッド1の軸線と直交する方向で第二の軸部材12に向かって細長く伸びる矩形プレート状の第二の連結部材14が固定される。第二の連結部材14はボルト、ねじ等の固定手段によってハウジング2の端面に固定される。ロッド1は第二の連結部材14には連結されていない。第二の連結部材14にはロッド1の外径よりも大きな孔(図示せず)が開けられる。ロッド1はこの孔に挿通される。第二の連結部材14は、第二の軸部材12の、第一の連結部材11よりもハウンジング側の部分とハウジング2とを連結する。第二の連結部材14には、外筒15が埋め込まれる直方体形状のケーシング16が取り付けられる。ケーシング16はボルト、ねじ等の固定手段によって第二の連結部材14に固定される。第二の連結部材14に一体に固定される外筒15は、第二の軸部材12が直線運動するのを案内する。もし第二の連結部材14を設けないと、ロッド1の軸線の回りを第二の軸部材12が旋回してしまう。第二の連結部材14は、ロッド1の軸線の回りを第二の軸部材12が旋回するのを防止する。第二の軸部材12及び外筒15の構造については後述する。
第二の軸部材12の先端部には、電子部品等を吸着する吸着具として吸着パッド17が取り付けられる。第二の軸部材12には、ホースを介して図示しない真空発生装置が接続される。真空発生装置を作動させると、ホースや第二の軸部材12を介して吸着パッド17からエアーが吸引される。
図2は、リニアモータの斜視図を示す。リニアモータは、N極及びS極が軸線方向に交互に形成されるように複数のマグネット3を有するロッド1と、ロッド1を囲み、ロッド1の軸線方向に積層される複数のコイル4と、複数のコイル4が収容されるハウジング2と、を備える。リニアモータは、マグネット3に発生する磁界と複数のコイル4に流す電流によって運動するための推力を発生する。
図3はリニアモータの概念図を示す。ロッド1内の中空空間には、円盤状の複数のマグネット3が互いに同極が対向するように、すなわちN極とN極が、S極とS極とが対向するように積層される。ロッド1の周囲には、ロッド1を囲む複数のコイル4が積層される。コイル4は3つでU・V・W相からなる一組の三相コイルとなる。三相コイルを複数組み合わせてコイルユニットが構成される。三相コイルに120°ずつ位相が異なる三相交流電流を流すと、コイル4の軸線方向に移動する移動磁界が発生する。ロッド1は移動磁界により推力を得て、移動磁界の速さと同一の速さでコイル4に対して相対的に直線運動を行なう。
図2に示されるように、リニアモータのロッド1は、ハウジング2にロッド1の軸線方向に移動可能に支持される。コイルユニットはコイルホルダ5に保持され、これらコイルユニット及びコイルホルダ5はハウジング2に収容される。
ロッド1は、例えばステンレス等の非磁性材からなり、中空空間を有する。ロッド1の中空空間には、円柱状の複数のマグネット3が互いに同極が対向するように積層される。マグネット3の間には、例えば鉄等の磁性体からなるポールシュー7が介在される。
コイル4は銅線を螺旋状に巻いたもので、コイルホルダ5に保持されている。この実施形態では、コイル4及びコイルホルダ5を射出成型の金型にセットし、溶融した樹脂又は特殊セラミックスを金型内に流すインサート成形によってハウジング2を形成する。成形品を金型から取り出すと、コイル4の周囲がハウジング2で覆われている状態になる。インサート成形によってハウジング2を形成することで、ハウジング2の肉厚を薄くできるという利点がある。リニアモータを並べて使用する場合には、リニアモータの寸法を小さくする必要がある。
ハウジング2には、リニアモータをチップマウンタのヘッドに取り付けるための取付け部としてねじ孔2bが加工される。またハウジング2には、ヘッドに対するハウジング2の位置決めをするためのピンが挿入される位置決め穴2cが開けられる。コイル4との絶縁を保つ必要があるため、ハウジング2の材料には絶縁性の高い樹脂が使用される。ハウジング2には、放熱性を高めるためにフィン2aが形成される。
ロッド1はリニアモータの作動中、コイル4内で浮いている状態になっている。ロッド1の直線運動を支えるために、ロッド1の軸線方向におけるハウジング2の両端部には、ブッシュ8が設けられる。ブッシュ8は、ハウジング2の両端に一体に成形されたエンド部材9に固定される。
図4は、コイルホルダ5に保持されたコイルユニットを示す。コイルユニットは、銅線を螺旋状に巻いた複数のコイル4を軸線方向に積層したものである。コイル4のリード線4aは一本一本接続する必要がある。コイル4のリード線4aの配線を簡素化するために絶縁基板6が用意される。
図5は、コイル4、及びコイル4を保持するコイルホルダ5の詳細図を示す。隣接するコイル4同士を絶縁する必要があるので、コイル4間には絶縁材として樹脂製のスペーサ部5bが介在される。スペーサ部5bはコイル4の正面形状と同様に円環形状に形成される。スペーサ部5bはコイル4の配列方向に細長く伸びる板状のホルダ本体部5aに一体に成形される。コイルホルダ5は樹脂の射出成形品であり、コイル4の配列方向に細長く伸びる板状のホルダ本体部5aと、ホルダ本体部5aから垂下する薄肉の複数のスペーサ部5bとから構成される。ホルダ本体部5aの上面には、絶縁基板6の取り付け座が形成される。ホルダ本体部5aの側面には、射出成形するときにコイルホルダ5を金型に固定するための突起5c(図4参照)が設けられる。射出成形時の圧力により、コイルホルダ5が位置ずれするのを防止するためである。図4に示されるように、ホルダ本体部5aの下面には、コイル4の外形形状に合わせた曲面状の窪み5dが形成される。リード線4aを絶縁基板6のスルーホール6a(図4にはスルーホール6aにコイル4の配線4aが半田付けされた状態が示されている)まで導くために、ホルダ本体部5aには絶縁基板6のスルーホール6aと同じ位置に複数の配線用孔が空けられる。
図6は、第二の連結部材14に一体に固定される外筒15を示す。円筒形の外筒15の内部には、保持器21とボール18が組み込まれる。外筒15の内部には、第二の軸部材12がその軸線方向に直線運動可能に組み込まれる。第二の軸部材12の外径の断面は円形に形成される。ボール18と第二の軸部材12とは点接触するので、最小の摩擦抵抗で第二の軸部材12が直線運動する。
第二の軸部材12は中空丸棒からなる。第二の軸部材12の外周面を直接ボール18が転動するので、第二の軸部材12は硬さ、表面粗さ、及び寸法精度に注意して製作される。第二の軸部材12の材質には、好ましくは軸受け鋼、炭素工具鋼等の焼入れに適した材質が用いられ、第二の軸部材12の表面は焼入れ等の熱処理を経て所定の硬度に加工される。第二の軸部材12の表面粗さを低減するために、第二の軸部材12の外周面は研削加工されてもよい。
外筒15は中空の筒体である。図6に示されるように、外筒15の外周面は円筒形状であり、内周面は異形形状である。異形形状の内径部に軸線方向に伸びる負荷ボール転走溝が形成される。負荷ボール転走溝は周方向に均等間隔を空けて例えば四条形成される。外筒15は例えば、素材を押出し成形等により加工し、内径・外径・端面等を切削加工し、焼入れ後、外径・内径を研削加工することで製造される。外筒15の材質には、好ましくは軸受け鋼、炭素工具鋼等の焼入れに適した材質が用いられる。外筒15の外周面には、外筒15を第二の連結部材14に取り付けるための止め輪が装着される外周溝15aが形成される。外筒15は完全な円筒形でなくても、軸線方向に切断された所謂開放形であってもよいし、外筒15と第二の軸部材12との隙間を調整できるように円筒形の外筒15に軸線方向に伸びるすり割りが設けられてもよい。
外筒15と第二の軸部材12との間に介在されるボール18は、一般の軸受けに用いられる転動体と同様に鋼製である。外筒15には保持器21が組み込まれる。保持器21は外筒15の内側に組み込まれる中空筒体である。保持器21には、四つのサーキット状ボール循環経路19が形成される。ボール循環経路19は、外筒15の負荷ボール転走溝に沿った負荷ボール転走路19a、負荷ボール転走路19aと平行に伸びるボール戻し通路19b、負荷ボール転走路19aの端とボール戻し通路19bの端とを接続する円弧形状の方向転換路19cで構成される。負荷ボール転走路19aは保持器21の外周面及び内周面の双方に開口する。負荷ボール転走路19aに配列されたボール18は、外筒15の負荷ボール転走溝及び第二の軸部材12の外周面に接触する。外筒15に対して第二の軸部材12が相対的に直線運動すると、負荷ボール転走路19aに配列されたボール18はこれらの間で転がり運動する。ボール戻し通路19bは保持器21の外周面のみに開口する。外筒15と保持器21のボール戻し通路19bとによって閉じた断面の無負荷戻し通路が構成される。無負荷戻し通路においては、ボール18の周囲には僅かな遊びがある。ボール18は後続のボール18に押されながら無負荷戻し通路を移動する。保持器21は、止め輪20によって外筒15の所定位置に固定される。
図7は、第二の軸部材及び外筒の他の例を示す。この例の第二の軸部材22の外周面には、スプライン溝として長手方向に伸びる複数条のボール転走溝22aが形成される。スプライン外筒23の内周面には第二の軸部材22の複数条のボール転走溝22aに対向する複数条の負荷ボール転走溝が形成される。第二の軸部材22は第一の連結部材11に固定されているので、第二の軸部材22は第一の連結部材11によって回り止めされている。このため、スプライン外筒23に対して第二の軸部材22を回り止めする必要はない。しかし、第二の軸部材22の外周面にボール転走溝22aを形成することによって、例えば第二の軸部材22の先端の吸着パッド17に第二の軸部材22の軸線に直交する方向の荷重がかかったり、軸線回りのモーメント荷重がかかったりする場合でも、これらの荷重を負荷できるようになる。さらに、第二の軸部材22の案内の精度を上げたり、ボール24の寿命を長くしたりすることもできる。
第二の軸部材22は中空丸棒からなる。第二の軸部材22の外周面には、軸線方向に伸びる複数条(この実施形態では六条)のボール転走溝22aが形成される。ボール転走溝22aの断面形状はボール24の曲率よりも若干大きいサーキュラーアーク溝形状に形成される。ボール24が負荷を受けながら転がり運動するので、第二の軸部材22のボール転走溝22aの硬さ、表面粗さ、及び寸法精度は注意して製作される。第二の軸部材22の材質には、好ましくは軸受け鋼、炭素工具鋼などの焼入れに適した材質が用いられる。また、第二の軸部材22のボール転走溝22aの表面は焼入れなどの熱処理を経て所定の硬度に加工される。ボール転走溝22aの表面粗さを低減するために、ボール転走溝22aの外周面は研削加工される。
スプライン外筒23と第二の軸部材22との間に介在されるボール24は、一般の軸受けに用いられる転動体と同様に鋼製である。スプライン外筒23は中空の筒体である。スプライン外筒23の外周面は円筒形状であり、スプライン外筒23の内周面は大径部と小径部とを繰り返して有する異形形状である。内径部にボール転走溝22aに対向し、軸線方向に伸びる負荷ボール転走溝が形成される。スプライン外筒23は例えば、素材を押出し成形などにより異形形状に加工し、内径・外径・端面などを切削加工し、焼入れ後、外径・内径を研削加工することで製造される。スプライン外筒23の材質には、好ましくは軸受け鋼、炭素工具鋼などの焼入れに適した材質が用いられる。
図7に示されるように、スプライン外筒23には保持器26が組み込まれる。保持器26はスプライン外筒23の内側に組み込まれる中空筒体である。保持器26の外周面は、スプライン外筒23の内周面に形状を合わせた異形形状であり、大径部と小径部とを有する。保持器26には、スプライン外筒23の負荷ボール転走溝の条数に合わせて複数のサーキット状のボール循環経路27が形成される。ボール循環経路27は、スプライン外筒23の負荷ボール転走溝に沿った負荷ボール転走路27a、負荷ボール転走路27aと平行に伸びるボール戻し通路27b、負荷ボール転走路27aの端とボール戻し通路27bの端とを接続する円弧形状の方向転換路27cで構成される。負荷ボール転走路27aは保持器26の小径部にあり、保持器26の外周面及び内周面の双方に開口する。ボール24はスプライン外筒23の負荷ボール転走溝と第二の軸部材22のボール転走溝22aに接触しながら転がり運動する。ボール戻し通路27bは保持器26の大径部にあり、保持器26の外周面のみに開口する。スプライン外筒23と保持器26のボール戻し通路27bとによって閉じた断面の無負荷戻し通路が構成される。無負荷戻し通路においては、ボール24の周囲には僅かな遊びがある。ボール24は後続のボール24に押されながら無負荷戻し通路を移動する。保持器26は、ボール循環経路27に配列・収容されたボール列を循環可能に保持し、スプライン外筒23を第二の軸部材22から外したときにボール24が脱落するのを防止する。この保持器26は、止め輪29によってスプライン外筒23の所定位置に固定される。
図8は、本発明例と比較例とで、リニアモータアクチュエータの全体の長さ及び推力を比較したものである。図8中(A)及び(B)が比較例を示し、(C)が本発明例を示す。図8(C)に示されるように、本発明例においては、第一の軸部材であるロッド1に並列にかつロッド1を折り返すように第二の軸部材12が配置されるので、推力を落とすことなく、リニアモータアクチュエータの全長を短くすることができる。これに対し、図8(A)及び(B)に示されるように、ロッド1に直列にスプライン軸31を直結し、スプラインナット32によってスプライン軸31の直線運動を案内した場合、スプライン軸31がストロークする範囲であるシャフト移動範囲(図参照)のコイル4は有効に働かなくなる。スプライン軸31の内部にマグネット3を収容することができないからである。このため、図8(A)に示されるように、本発明例のように有効コイル数を5setにする場合、すなわち本発明例に推力を合わせた場合、リニアモータアクチュエータの全体の長さが138mmから164mmに増加してしまう。一方、図8(B)に示されるように、本発明例にリニアモータアクチュエータの全長を合わせた場合、有効コイル数が3setになってしまい、推力が低下してしまうのがわかる。
ロッドタイプのリニアモータにおいては、ロッド1がコイル4内で浮いている状態にあるので、ロッド1がその軸線の回りを回転してしまう。ロッド1を第一の連結部材11に固定することで、ロッド1の軸線回りの回転を防止することができる。さらに第二の軸部材12を第一の連結部材11に固定することで、第二の軸部材12のその軸線の回りの回転を防止することができ、第二の軸部材12の先端に設けられる吸着パッド17(図1参照)の姿勢を一定に保つことができる。
さらに第二の軸部材12を中空に形成することで、第二の軸部材12を吸着パッドの真空系統として有効に利用することができる。ロッド1のマグネット3に真空系統としての貫通孔を開けなくて済むので、真空系統を容易に構成することができ、また、真空系統の長さ(第二の軸部材12の軸線方向の長さ)を短くすることができるので、エアーの応答性も向上させることができる。第二の軸部材12の軸線方向の長さが短いので、第二の軸部材12に接続される真空系統のホースの取扱いも容易になる。
図9は、本発明の第二の実施形態におけるリニアモータアクチュエータの斜視図を示す。この実施形態のリニアモータアクチュエータにおいても、リニアモータの第一の軸部材であるロッド1と平行に第二の軸部材42が設けられる。ロッド1の先端部と第二の軸部材42の先端部とは第一の連結部材41に固定されている。リニアモータのハウジング2の端部には、第一の連結部材41と平行な第二の連結部材44が固定される。第二の連結部材44は、第二の軸部材42が直線運動するのを許容しつつ、第二の軸部材42がロッド1の回りを旋回するのを防止する。互いに平行なロッド1及び第二の軸部材42、並びに互いに平行な第一及び第二の連結部材41,44によって井桁形状が形成される。
この実施形態のリニアモータアクチュエータにおいて、第二の軸部材42は、第二の軸部材42の軸線方向に離間して配列された二つの外筒46によって案内される。第二の連結部材42には、第二の軸部材42の軸線方向に細長い立方体形状のケーシング46が取り付けられる。二つの外筒46はこのケーシング45に収容される。外筒46には、図6に示すボールブッシュタイプが用いられるか、又は図7に示すボールスプラインタイプが用いられる。なお、リニアモータがロッドタイプリニアモータである点、第二の軸部材42が中空であり、先端に吸着パッドが設けられる点は、上記第一の実施形態のリニアモータアクチュエータと同一である。
第二の実施形態のリニアモータアクチュエータによれば、第二の軸部材42が直線運動するのを軸線方向に離間させた二つの外筒46で案内するので、第二の軸部材42が、第二の軸部材42の先端にかかるモーメント荷重によって振れたり、傾いたりするのを防止することができる。
図10は、上記第二の実施形態のリニアモータアクチュエータにおいて、第二の軸部材42の剛性をさらに高めた例を示す。この例において、第二の軸部材42及び二つの外筒46には、図7に示すボールスプラインタイプが用いられる。第二の軸部材42の外周面には、軸線方向に伸びる複数本のスプライン溝42a(図7の22aに相当)が形成される。二つの外筒46の内周面には、第二の軸部材42の複数本のスプライン溝に対向する転動体転走溝としてのボール転走溝が形成される。外筒46にはさらに、第二の軸部材42のスプライン溝42と外筒46のボール転走溝とを転がるボール(図7の24に相当)を循環させるボール循環経路(図7の27に相当)が設けられる。二つの外筒46は、第二の軸部材42に対して互いに反対方向にねじられた状態でケーシングに取り付けられている。すなわち、上側の外筒46は第二の軸部材に対して時計方向のトルクを与えられた状態で、下側の外筒46は反時計方向のトルクを与えられた状態でケーシング45に固定される。このため、二つの外筒46のボール転走溝の位相は周方向に僅かにずれている。
この例のリニアモータアクチュエータによれば、上下二つの外筒46に収容されるボールが周方向に互いに反対方向に圧縮されるので、予圧が付与された状態を保つことができる。このため、第二の軸部材42の周方向のがたつきをなくすことができ、第二の軸部材42の周方向の剛性を向上させることができる。
図11は、本発明の第三の実施形態におけるリニアモータアクチュエータを示す。この実施形態においては、リニアモータのロッド1の回転を阻止する回転阻止構造46A,46Bがロッド1の軸線方向の両端部に配置されている。すなわち、回転阻止構造46A,46Bは、ロッド1の軸線方向の一方の端部に配置される第一の回転阻止構造46Aと、ロッド1の軸線方向の他方の端部に配置される第二の回転阻止構造46Bと、から構成される。回転阻止構造46A,46Bそれぞれは、ロッド1と平行な第二の軸部材12と、ロッド1の先端部と第二の軸部材12の先端部に固定される第一の連結部材11と、ハウジング2の端部に固定され、第二の軸部材12がその軸線方向に運動するのを許容する第二の連結部材14と、から構成される。第二の連結部材14には、ケーシング16が取り付けられ、ケーシングには、第二の軸部材12が直線運動するのを案内する外筒15が収容される。
この第三の実施形態のリニアモータアクチュエータによれば、ロッド1の軸線方向の両端部でロッド1の回転が阻止されているので、ロッド1の剛性を高めることができ、ひいてはロッド1に連結される第二の軸部材12の剛性を高めることができる。
図12及び図13は、本発明のリニアモータアクチュエータを複数組み合わせた多軸リニアモータアクチュエータを示す。この多軸リニアモータアクチュエータにおいては、複数のリニアモータのロッド1を一列に積層するのではなく、リニアモータのロッド1と平行な第二の軸部材12を一列に積層している。複数の第二の軸部材12はその軸線が平行になるようにかつその軸線が一平面F1(図13参照)内に配置されるように積層される。外筒15が収容されるケーシング16は直方体形状に形成される。ハウジング2とケーシング16を連結する第二の連結部材14の積層方向における横幅Wは、ケーシング16の横幅に等しく、またハウジング2の横幅に等しい。複数のケーシング16はその側面が互いに接触する。
隣り合う一対のリニアモータアクチュエータの一対のロッド1は、第二の軸部材12の軸線が含まれる一平面F1を挟んで当該一平面F1の両側に配置される。一対のロッド1それぞれは一平面F1に直交する方向にそれぞれ平面F1から一定の距離Lを開けて配置される。隣り合う一対のリニアモータアクチュエータの一対のロッド1は、一平面F1を挟んで一平面F1の両側に互い違いに配列されるので、一平面F1の片側に配列されるロッド1間のピッチP2は第二の軸部材12間のピッチP1の二倍になる。
マグネット3を有するロッド1間の距離が短いと、一つのロッド1が軸線方向に移動するのに連れて隣のロッド1が移動方向に移動する。隣り合う一対のロッド1のマグネット3同士の磁力の影響が生ずるからである。これを防止するためには、ロッド1間に磁気干渉を防ぐ磁気シールドプレートが必要になる。本実施形態によれば、一平面F1の片側に配列されるロッド1間には十分な距離が保たれるので、磁気干渉を防ぐ磁気シールドプレートが不要になる。
なお、本発明は上記実施形態に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更できる。例えば、第二の軸部材の先端に取り付けられる工具の回転姿勢を制御できるように第二の軸部材を回転させる機構やモータを設けてもよい。第二の軸部材は中空に限られることはなく、アクチュエータの用途に応じて中実に形成されてもよい。
また、推力を大きくするために、ロッドがストロークする全範囲においてコイルに対向するマグネットが設けられることが望ましいが、アクチュエータに要求される推力が大きくない場合には、ロッドがストロークする全範囲においてコイルに対向するマグネットが設けられなくてもよい。すなわち、ロッドに収容されるマグネットの領域が少なくてもよい。
複数のリニアモータアクチュエータが並べられる多軸リニアモータアクチュエータにおいて、平行に並べられる第二の軸部材及びロッドは一平面内に配列されなくても、一平面からずれて例えばジグザグ状に配列されてもよい。全ての隣り合う一対のロッドが第二の軸部材の軸線が含まれる平面の両側に配置されなくても、少なくとも一対のロッドが第二の軸部材の軸線が含まれる平面の両側に配置されればよい。
多軸リニアモータアクチュエータにおいて、ハウジング間に磁気シールドプレートを介在させることができれば、リニアモータのロッドが第二の軸部材が含まれる平面の片側に隣り合うように配列されてもよい。また、リニアモータのロッドの軸線を平行に且つ一列に配置し、第二の軸部材をロッドの軸線が含まれる平面を挟んで当該平面の両側に配置してもよい。
第二の連結部材はエンド部材を含むハウジングに一体に成形されてもよい。外筒と第二の軸部材との間にはボールが介在されなくてもよく、ブッシュからなる外筒に対して第二の軸部材が滑ってもよい。
さらに、第二の軸部材の先端には吸着パッド以外に電気的な治具を取り付けてもよい。この場合、第二の軸部材の中空空間を配線スペースとして利用することができる。
1…ロッド(第一の軸部材),2…ハウジング,3…マグネット,4…コイル,11…第一の連結部材,12…第二の軸部材,14…第二の連結部材,15…外筒,16…ケーシング,17…吸着パッド(吸着具),22…第二の軸部材,23…スプライン外筒(外筒),P1…平面

Claims (9)

  1. 複数のマグネットを有し、軸線方向にN極及びS極が交互に形成される第一の軸部材と、
    前記第一の軸部材を囲み、前記第一の軸部材の軸線方向に積層される複数のコイルと、
    前記複数のコイルが収容されるハウジングと、
    前記第一の軸部材と平行に配置される第二の軸部材と、
    前記ハウンジングに対して前記第一の軸部材がその軸線方向に直線運動するのに連れて、前記第二の軸部材がその軸線方向に直線運動するように、前記第一の軸部材と前記第二の軸部材を連結する第一の連結部材と、
    前記第二の軸部材がその軸線方向に直線運動できるように前記第二の軸部材と前記ハウジングとを連結すると共に、前記第一の軸部材の軸線の回りを前記第二の軸部材が旋回するのを防止する第二の連結部材と、を備えるリニアモータアクチュエータ。
  2. 前記ハウジングに対して前記第一の軸部材がその軸線の回りを回転できないように、前記第一の軸部材が前記第一の連結部材に固定されることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータアクチュエータ。
  3. 前記第一の連結部材に対して前記第二の軸部材がその軸線の回りを回転できないように、前記第二の軸部材が前記第一の連結部材に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のリニアモータアクチュエータ。
  4. 前記第二の軸部材が中空であり、前記第二の軸部材の先端部に設けた吸着具で移動体を吸着できるように真空吸引されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリニアモータアクチュエータ。
  5. 前記第二の連結部材には、ケーシングが取り付けれ、当該ケーシングには前記第二の軸部材がその軸線方向に直線運動するのを案内する外筒が収容されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のリニアモータアクチュエータ。
  6. 前記外筒は、前記第二の軸部材の軸線方向に離間させた状態で少なくとも二つ設けられることを特徴とする請求項5に記載のリニアモータアクチュエータ。
  7. 前記第二の軸部材の外周面には、前記第二の軸部材の軸線方向に伸びる複数のスプライン溝が形成され、
    前記少なくとも二つの外筒それぞれには、前記複数本のスプライン溝に対向する複数の転動体転走溝が形成されると共に、前記複数のスプライン溝と前記複数の転動体転走溝との間を転がる転動体を循環させる複数の転動体循環経路が設けられ、
    前記少なくとも二つの外筒が前記第二の軸部材に対して反対方向にねじられた状態で前記ケーシングに収容されることを特徴とする請求項6に記載のリニアモータアクチュエータ。
  8. 前記第二の軸部材、前記第一の連結部材、及び前記第二の連結部材から構成される回転阻止構造が、前記第一の軸部材の軸線方向の両端部に設けられることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のリニアモータアクチュエータ。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のリニアモータアクチュエータが複数組み合わされた多軸リニアモータアクチュエータであって、
    複数の第二の軸部材の軸線が平行に配置され、かつ、隣り合う一対のリニアモータアクチュエータの一対の第一の軸部材が、隣り合う一対の第二の軸部材の軸線が含まれる平面を挟んで当該平面の両側に配置されることを特徴とする多軸リニアモータアクチュエータ。
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