JP2010057023A - 映像装置および機器制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部機器用操作パネル映像を、外部機器側から映像入力されるグラフィック表示と重ならないように表示する。
【解決手段】この発明の一実施の形態では、外部機器(HDDレコーダ等のソース機器)の動作状況あるいは操作状況に対応する状況映像(144、146)を含む映像情報を外部機器から受信する。そして、受信した映像情報が表示される表示領域(140)うち状況映像(144、146)が存在し得る特定映像領域(例えば表示領域の上下10〜30%)を避けた領域に、外部機器を操作する操作パネル映像(142)を配置する。
【選択図】 図6
【解決手段】この発明の一実施の形態では、外部機器(HDDレコーダ等のソース機器)の動作状況あるいは操作状況に対応する状況映像(144、146)を含む映像情報を外部機器から受信する。そして、受信した映像情報が表示される表示領域(140)うち状況映像(144、146)が存在し得る特定映像領域(例えば表示領域の上下10〜30%)を避けた領域に、外部機器を操作する操作パネル映像(142)を配置する。
【選択図】 図6
Description
この発明は、外部機器に対する操作パネル映像を表示する映像装置および、表示された操作パネル映像を用いる機器制御方法に関する。
近年テレビジョン放送のデジタル化が推進されている。日本国内では、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送及び110度CS(Communication Satellite)デジタル放送等の衛星デジタル放送だけでなく、地上デジタル放送も開始されている。これらを受信するデジタルテレビジョン受像機(デジタルTVあるいは単にTVと略記)には、PC(Personal Computer)、モバイル機器、AV機器等の外部機器がネットワーク接続可能なものがある。これらのデジタルTVには、通常、HDMI(High Definition Multimedia Interface)端子が設けられており、HDMI端子を介して外部機器と適宜接続できるようになっている。
HDMI規格の伝送ラインには、CEC(Consumer Electronics Control)ラインと称される、双方向に制御データの伝送が可能なラインが、映像データの伝送ラインとは別に用意されている。HDMI規格の伝送ラインを介して相互接続されたソース機器(情報の送り手)とシンク機器(情報の受け手)との間での制御には、CECを用いることができる。このCECラインを使って相手の機器を制御することができる。
HDMI端子を介してデジタルTV(シンク機器)に接続される外部機器(ソース機器)には、CEC対応のものがある。デジタルTVにHDMI端子を介して接続されたCEC対応の外部機器は、デジタルTVに表示された操作パネル映像(ソフトウエア操作パネル)を介して、ユーザがリモートコントローラ操作できる。HDMI−CECについては、特許文献1に開示がある。また、テレビ映像上に操作パネルを表示することについては、特許文献2に開示がある。
特開2008−48136号公報
特開2006−42062号公報
HDMI端子を介してデジタルTV(シンク機器)に接続されるCEC対応の外部機器(ソース機器)として、例えばHDD(Hard Disk Drive)レコーダあるいはDVD−VRなどの光ディスクレコーダがある。TVにHDMI−CECでレコーダが接続されている場合、TVからレコーダを直接操作することができる。その際は、TVの表示画面上にレコーダを操作するための操作パネルをOSD(On-Screen Display)表示する。ユーザは、表示された操作パネルを見ながら、TVのリモートコントローラを用いてレコーダを操作することが一般的な操作方法である。そして、本願発明がなされる以前では、この操作パネルを表示画面の隅(右隅、左隅など)に適当に配置していた。
しかし、レコーダ(ソース機器)側ではメニューバー/再生バー/タイトルバーなどUI(User Interface)のグラフィック表示をコンテンツ再生画面に重畳してTV(シンク機器)側に映像出力してくる。TV側ではレコーダ側から送られてくる映像の中身を加工することができない。そのため、TVでレコーダ用の操作パネルを画面隅に表示した場合には、その操作パネル映像がレコーダ側のUIグラフィック表示と重なる可能性があった。その場合、レコーダ側から送られてくるUIグラフィック表示の一部がユーザに見えなくなる不都合が生じる。
TV(シンク機器)とレコーダ(ソース機器)が同一メーカであれば、上記不都合が出ないようにレコーダ側のグラフィック表示の位置を調整することができる。しかし、シンク機器とソース機器のメーカが異なると、シンク機器側のメーカは自社のシンク機器(TV)設計時点で不特定多数の他社ソース機器(レコーダ)の設計仕様を把握できない。そのため、TV側で表示したレコーダ用操作パネルが、レコーダ側から映像入力されるグラフィック表示と重なってしまい、レコーダ側から映像入力されるグラフィック表示の一部が見えなくなってしまう可能性を払拭できない。この問題は、上記表示の重なりが出ないような配慮をせずに設計がなされた機器が存在する場合は、シンク機器とソース機器のメーカが同じであっても起こり得る。
この発明の課題の1つは、ソース機器(外部機器)用操作パネル映像を、ソース機器側から映像入力されるグラフィック表示と重ならないように表示することである。
この発明の一実施の形態では、外部機器(HDDレコーダ等のソース機器)の動作状況あるいは操作状況に対応する状況映像(ニューバー等のUIグラフィック表示)を含む映像情報(メニューバー等はビデオ映像の一部になっている)を前記外部機器から受信する。そして、受信した前記映像情報が表示される表示領域うち前記状況映像が存在し得る特定映像領域(例えば表示領域の上下10〜30%)を避けた領域に、前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像(OSD)を配置する。
外部機器用操作パネルの表示が外部機器側から映像入力されるグラフィック表示と重なることを回避できる。
以下、図面を参照してこの発明の種々な実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る映像装置(シンク機器となるデジタルTVなど)と外部機器(ソース機器となるHDDレコーダなど)の接続例を示すブロック図である。ここでは、デジタルTV(広義には情報通信端末)11の外観と、このデジタルTV11を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
すなわち、デジタルTV11などのシンク機器は、主として、薄型のキャビネット12と、このキャビネット12を起立させて支持する支持台13とから構成されている。そして、キャビネット12には、例えば液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示部14、スピーカ15、操作部16、リモートコントローラ17から送信される操作情報を受ける受光部18等が設置されている。
このデジタルTV11には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(MultiMedia Card)等の第1のメモリカード19が着脱可能となっており、この第1のメモリカード19に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。また、デジタルTV11には、例えば契約情報等の記録された半導体メモリを内蔵する第2のメモリカード(ICカード)20が着脱可能となっており、この第2のメモリカード20に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。さらに、デジタルTV11は、LAN(local area network)端子21、第1のHDMI端子22、第2のHDMI端子23、USB(universal serial bus)端子24およびi.LINK(登録商標)端子25を備えている。
LAN端子21は、LAN対応HDD(Hard Disk Drive)専用ポートとして使用することができる。このLAN端子21は、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD46に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。このように、LAN対応HDD専用ポートとしてのLAN端子21を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD26に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる。
また、LAN端子21は、イーサネットを用いた一般的なLAN対応ポートとして使用することも可能で、例えばハブを介して、LAN対応のHDD、PC(personal computer)、HDD内蔵のDVDレコーダ等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用することができる。
第1のHDMI端子22には、AV(Audio Visual)アンプ27を介して、DVD/HDDレコーダ28およびDVDプレーヤ29などの外部機器(HDMI−CEC対応機器)が接続されている。
第2のHDMI端子23は、例えばハブ30を介して、HDMI端子を有したAVアンプ31、PC32、HDD内蔵のDVD/HDDレコーダ33、DVDプレーヤ34等の外部機器を接続し、これらの外部機器と情報伝送を行なうために使用される。第1のHDMI端子22および第2のHDMI端子23は、HDMI規格に準拠した形態で外部機器との間で情報伝送するものである。
さらに、この第2のHDMI端子23は、ハブ30に接続されたブロードバンドルータ35を介して、例えばインターネット等のネットワーク36に接続し、このネットワーク36を介してPC37や携帯電話38等と情報伝送を行なうために使用される。
USB端子24は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ39を介して、携帯電話40、デジタルカメラ41、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ42、HDD43、キーボード44等を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
i.LINK端子25は、例えばAV−HDD45及びD−VHS(Digital Video Home System)46、さらには、地上波/衛星デジタルチューナを内蔵するSTB(Set Top Box)46a等をシリアル接続(ディジーチェーン接続)し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、デジタルTV11の主要な信号処理系を示している。すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ47で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子48を介して衛星デジタル放送用のチューナ49に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ49で選局された放送信号は、PSK(Phase Shift Keying)復調器50に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理部51に出力される。
また、地上波放送受信用のアンテナ52で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子53を介して地上デジタル放送用のチューナ54に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ54で選局された放送信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器55に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理部51に出力される。
また、地上波放送受信用のアンテナ52で受信した地上アナログテレビジョン放送信号は、入力端子53を介して地上アナログ放送用のチューナ56に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ56で選局された放送信号は、アナログ復調器57に供給されてアナログの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理部51に出力される。
ここで、信号処理部51は、PSK復調器50及びOFDM復調器55からそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部58及び音声処理部59に出力している。
また、信号処理部51には、複数(図示の場合は4つ)の入力端子60a,60b,60c,60dが接続されている。これら入力端子60a〜60dは、それぞれ、アナログの映像信号及び音声信号を、デジタルTV11の外部から入力可能とするものである。
そして、この信号処理部51は、アナログ復調器57及び各入力端子60a〜60dからそれぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号を選択的にデジタル化し、そのデジタル化された映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理部58及び音声処理部59に出力している。
このうち、グラフィック処理部58は、信号処理部51から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部61で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理部58は、信号処理部51の出力映像信号と、OSD信号生成部61の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
なお、OSD信号生成部61で生成されたOSD画像の映像表示部14表示領域上における表示位置は、デフォルトで決めておくか、制御部65のMPUが実行するファームウエアプログラムにより適宜指定することができる。
具体的には、矩形表示領域の左上端部をx−y平面座標の原点(0,0)とする。そして、OSD画像を含む矩形表示領域(x方向およびy方向に所定サイズを持つ)の左上端部のx−y平面における座標(x,y)を、映像表示部14の表示領域の画素単位で指定する。制御部65のMPUは、OSD画像を含む矩形表示領域の左上端部の座標(x,y)をOSD信号生成部61に指定することにより、OSD画像を映像表示部14の表示領域上の任意の位置に配置できる。また、OSD信号生成部61は、制御部65のMPUからの指令により、OSD画像を含む矩形表示領域のx方向サイズおよび/またはy方向サイズに任意の倍率を掛けることができる。これにより、映像表示部14の表示領域に表示されるOSD画像のサイズを任意に増減できる。
そして、グラフィック処理部58から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部62に供給される。この映像処理部62は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示部14で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示部14に出力して映像表示させるとともに、出力端子63を介して外部に出力する。
また、音声処理部59は、入力されたデジタルの音声信号を、スピーカ15で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ15に出力して音声再生させるとともに、出力端子64を介して外部に出力する。
ここで、デジタルTV11は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部65によって統括的に制御されている。この制御部65は、MPU(Micro Processing Unit)等を内蔵しており、操作部16からの操作情報、または、リモートコントローラ17から送出され受光部18を介して受信した操作情報を受けて、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部65は、主として、そのMPUが実行する制御プログラム(ファームウエア)を格納したROM(Read Only Memory)66と、該MPUに作業エリアを提供するワークRAM(Random Access Memory)67と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ68とを利用している。また、図示しないが、制御部65はタイマを内蔵しており、OSD信号生成部61等に対する制御タイミングをこのタイマで適宜管理している。
また、制御部65は、カードI/F(InterFace)69を介して、前記第1のメモリカード19が装着可能なカードホルダ70に接続されている。これによって、制御部65は、カードホルダ70に装着された第1のメモリカード19と、カードI/F69を介して情報伝送を行なうことができる。
また、制御部65は、通信I/F73を介してLAN端子21と接続されている。これにより、制御部65は、LAN端子21に接続されたLAN対応のHDD26と、通信I/F73を介して情報伝送を行なうことができる。この場合、制御部65は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、LAN端子21に接続されたLAN対応のHDD26にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、制御部65は、第1のHDMI I/F74を介して第1のHDMI端子22と接続されている。これにより、制御部65は、第1のHDMI端子22に接続された各機器(HDMI−CEC対応のDVD/HDDレコーダ28など)と、第1のHDMI I/F74を介して情報伝送を行なうことができる。また、制御部65は、第2のHDMI I/F75を介して第2のHDMI端子23と接続されている。これにより、制御部65は、第2のHDMI端子23に接続された各機器(HDMI−CEC対応の赤色/青色レーザ光ディスクレコーダなど)と、第2のHDMI I/F75を介して情報伝送を行なうことができる。
制御部65はまた、USB I/F76を介してUSB端子24と接続されている。これにより、制御部65は、USB端子24に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F76を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、制御部65は、i.LINK I/F77を介してi.LINK端子25と接続されている。これにより、制御部65は、i.LINK端子25に接続された各機器(図1参照)と、i.LINK I/F77を介して情報伝送を行なうことができる。
図3は、上記リモートコントローラ17の外観を示している。このリモートコントローラ17には、主として、電源キー17a、入力切換キー17b、衛星デジタル放送チャンネルのダイレクト選局キー17c、地上波放送チャンネルのダイレクト選局キー17d、クイックキー17e、カーソルキー17f、決定キー17g、番組表キー17h、ページ切換キー17i、Rリンクキー17R(詳細は後述)、戻るキー17k、終了キー17l、青,赤,緑,黄のカラーキー17m、チャンネルアップダウンキー17n、音量調整キー17o、メニューキー17p等が設けられている。なお、カーソルキー17fには、上下左右方向へカーソルを移動させる方向キー17f1〜17f4が設けられている。
次に、デジタルTV11に接続された外部機器に対して、デジタルTV11のリモートコントローラ17による連動操作が可能か否かの判定について、図4のフローチャートを参照して説明する。ここでは、第1のHDMI端子22および第2のHDMI端子23に接続されている外部機器について説明する。
図1に示すように、デジタルTV11の第1のHDMI端子22および第2のHDMI端子23に複数の外部機器が接続された状態で、操作部16またはリモートコントローラ17による電源キー17aの操作を検知すると、制御部65は、デジタルTV11の各部を起動状態とする。そして、制御部65は、HDMI端子22および第2のHDMI端子23に接続されている外部機器を検索する(ブロックST101)。
続いて、制御部65は、第1のHDMI端子22および第2のHDMI端子23に接続された外部機器に対してコマンドを送信する(ブロックST102)。制御部65は、そのコマンドに対する応答信号の有無によって、デジタルTV11に接続されている外部機器を特定する。
このとき、外部機器は、所定のタイミングで論理アドレスを含む信号をデジタルTV11に対して送信する。この論理アドレスは、0から15の番号で定義されている。0から15の番号のうち、1つはテレビジョン受像機、3つはレコーダ、3つはプレーヤ、1つはAVアンプ、6つはチューナ、残りはその他の機器として、異なる番号が機器種別ごとに設定されている。外部機器は、それぞれの機器に対応する論理アドレス番号をデジタルTV11に対して送信する。
デジタルTV11が外部機器から送信された論理アドレスを含む信号を受信すると、制御部65は、不揮発性メモリ62に記録されている論理アドレスと機器種別との対応関係情報から、信号を送信した外部機器の機器種別を判断する。
なお、0から15で定義された論理アドレス以外に、各社オリジナルで設定されたベンダーコマンドを用いることもできる。この場合、外部機器が、それぞれの機器に対応するベンダーコマンドをデジタルTV11に対して送信する。デジタルTV11がベンダーコマンドを受信した場合、制御部65は、不揮発性メモリ68に記録されている各ベンダーコマンドと機器種別との対応関係情報から、信号を送信した外部機器の機器種別を判断する。機器種別は、各ベンダーコマンドに応じて、XXX(社名)レコーダやXXX(社名)プレーヤと定義されている。
また制御部65は、第1のHDMI端子22および第2のHDMI端子23に接続されている外部機器の接続関係を特定するために、外部機器に対して機器番号を定義している。制御部65が第1のHDMI端子22および第2のHDMI端子23に接続された外部機器の有無を特定するために送信したコマンドに対する応答信号を第1のHDMI I/F74を介して受信した場合、制御部65は、第1のHDMI端子22に接続された外部機器については1番と定義する。同様に、第2のHDMI I/F75を介して受信した場合、制御部65は、第2のHDMI端子23に接続された外部機器については2番と機器番号を定義する。そして、制御部65は、接続された外部機器から送られてくる機器種別等と、機器番号とを対応づけて不揮発性メモリ68に記録する。
例えば、図1に示すように第1のHDMI端子22に複数の機器が直列的に接続され、第1のHDMI I/F74を介して複数の応答信号を受信した場合および、図1に示すように第2のHDMI端子23にハブ30を介して並列的に接続され、第1のHDMI I/F74を介して複数の応答信号を受信した場合、制御部65は機器番号を以下のように設定する。
第1のHDMI端子22には、AVアンプ27が接続されている。そして、AVアンプ27には、AVアンプ27に設けられた入力用HDMI端子にそれぞれHDMI端子を有するDVD/HDDレコーダ28、DVDプレーヤ29が接続されている。制御部65は、第1のHDMI端子22に接続された全ての機器について、1−X(Xは任意に設定)と機器番号を設定する。
例えば、制御部65は、AVアンプ27は1−1、DVD/HDDレコーダ28は1−2、DVDプレーヤ29は1−3と設定する。そして、制御部65は、AVアンプ27から送信される信号に含まれる情報を、機器番号1−1と対応付けて不揮発性メモリ68に記録する。同様に、制御部65は、DVD/HDDレコーダ28から送信される信号に含まれる情報は、機器番号1−2と対応付けて、DVDプレーヤ29から送信される信号に含まれる情報を、機器番号1−3と対応付けて不揮発性メモリ68に記録する。
また制御部65は、第2のHDMI端子23に接続された全ての機器について、2−X(Xは任意に設定)と機器番号を設定する。例えば、AVアンプ31は2−1、PC32は2−2、DVD/HDDレコーダ33は2−3、DVDプレーヤ34は2−4と設定する。そして、制御部65は、AVアンプ31から送信される信号に含まれる情報を、機器番号2−1と対応付けて不揮発性メモリ68に記録する。同様に、制御部65は、PC32から送信される信号に含まれる情報を機器番号2−2と対応付け、DVD/HDDレコーダ33から送信される信号に含まれる情報を機器番号2−3と対応付け、DVDプレーヤ34から送信される信号に含まれる情報を機器番号2−4と対応付けて、不揮発性メモリ68に記録する。また、各外部機器は、デジタルTV11に対して、各々の型名情報も送信する。制御部65は、不揮発性メモリ68に、任意に設定した機器番号、機器種別、型名を対応付けて(テーブル形式などで)記録する。
次に、制御部65は、HDMI端子22および第2のHDMI端子23に接続されている外部機器に対して、CEC対応か非対応かの回答を要求する信号を送信する(ブロックST103)。
制御部65は、HDMI端子22および第2のHDMI端子23に接続されている外部機器からの回答(機器番号、機器種別、型名等の情報を含む)を基にして、それぞれの外部機器がCEC対応か非対応かを判断する(ブロックST104)。外部機器がCEC対応であれば、HDMI−CECコマンドを利用して、デジタルTV11に対してユーザがリモートコントローラ17で操作することで、CEC対応の外部機器を連動操作することができる。
そして、制御部65は、任意に設定した機器番号、機器種別、型名、CEC対応か否か(HDMI連動か否か)を対応付けたHDMI情報を、全ての外部機器についての情報であるHDMI入力一覧情報として、不揮発性メモリ68のHDMI入力一覧情報テーブル681に記録する(ブロックST105)。
この例では、第2のHDMI端子23にハブ30を介して接続されているAVアンプ31はCEC非対応、PC32はCEC対応、DVD/HDDレコーダ33はCEC対応、DVDプレーヤ34はCEC非対応とする。そのため、不揮発性メモリ68のHDMI入力一覧情報テーブル681には、例えば、AVアンプ31については、機器番号を2−1、機器種別をAVアンプ、型名をDTX−5.8、CEC非対応なので、HDMI連動はなしとして記録する。PC32については、機器番号を2−2、機器種別をXXX(社名)PC、型名をabcd−e10、CEC対応なのでHDMI連動はありとして記録する。
同様に、デジタルTV11にHDMI接続されている全ての外部機器についてHDMI入力一覧情報を表示する。DVD/HDDレコーダ33については、機器番号を2−3、機器種別をXXX(社名)レコーダ、型名をRD−A600、CEC対応なので、HDMI連動はありとして記録する。DVDプレーヤ34については、機器番号を2−4、機器種別をXXX(社名)プレーヤ、型名をHD−A2、CEC非対応なのでHDMI連動はなしとして記録する。
その後、リモートコントローラ17による所定の操作を検知すると、制御部65は、HDMI入力一覧情報を不揮発性メモリ68のHDMI入力一覧情報テーブル681から読み出して、HDMI入力一覧情報を映像表示部14に表示することができる。
このHDMI入力一覧情報(図5の682)には、所定の順番(例えば機器番号、機器種別、型名、HDMI連動の可否の順)で、(2−1、AVアンプ、DTX−5.8、HDMI連動)、(2−2、XXX(社名)PC、abcd−e10、HDMI連動)、(2−3、XXX(社名)レコーダ、RD−A600、HDMI連動)、(2−4、XXX(社名)プレーヤ、HD−A2)などが表示される。HDMI連動が可能の場合は、HDMI連動(つまりCEC対応)と文字表示し、HDMI連動が不可の場合は、HDMI連動との文字表示はしない。
ユーザは、HDMI入力一覧情報(図5の682)の表示画面上で、リモートコントローラ17のカーソルキー17fを用いて、映像表示部14に表示したい所望の外部機器を選択することができる。制御部65は、HDMI入力一覧情報テーブル681から得た入力一覧情報682の表示画面上で、ユーザが所望の外部機器のHDMI情報をリモートコントローラ17の決定キー17gにより選択したことを検知したとき、映像表示部14の表示画面を選択された外部機器の入力信号に切り替えて表示し、対応する外部機器のHDMI情報も不揮発性メモリ68から取得して表示する。
ここで、例えばDVD/HDDレコーダ33が出力する映像情報を映像表示部14で表示するように、HDMI入力一覧情報682から、機器番号が2−3の欄をユーザが選択すると、制御部65は、DVD/HDDレコーダ33から送信される映像情報を映像表示部14に表示制御するとともに、映像表示部14の所定位置(例えば表示画面の左上端;図6の例でいえば144)にDVD/HDDレコーダ33についてのHDMI情報を表示する。
このとき、制御部65は、不揮発性メモリ68に記録されているHDMI入力一覧情報のうち、DVD/HDDレコーダ33についてのHDMI情報として、機器番号を2−3、機器種別をXXX(社名)レコーダ、型名をRD−A600、HDMI連動を視認できるように映像表示部14に表示させることができる。
ユーザは、映像表示部14に表示されたDVD/HDDレコーダ33についてのHDMI情報(例えば図5の682内に出画された「HDMI連動」という表示)を視認することで、DVD/HDDレコーダ33がデジタルTV11に連動して動作するかどうかを容易に判断することができる。つまり、ユーザは、DVD/HDDレコーダ33に対する再生等の制御を、デジタルTV11のリモートコントローラ17で連動操作できることをすぐに見分けられる。
HDMI入力一覧情報(図5の682)は、機器種別を表示しているため、ユーザは、デジタルTV11に外部機器として何が接続されているのかを容易に視認することができる。そして、外部機器の機器種別と対応付けてHDMI連動操作が可能かどうか表示されているため、所望の外部機器に対する操作をデジタルTV11にリモートコントローラ17で連動操作できるのか、外部機器に対して直接操作しなければいけないのかを容易に見分けることができる。
CEC非対応(映像表示部14にHDMI連動の欄が非表示)の外部機器は、デジタルTV11に対してリモートコントローラ17で操作しても動作しない(例えば図3のリモートコントローラ17のRリンクキー17Rを押しても図6の操作パネル映像142が表示されない)ので、ユーザはCEC非対応機器に対して誤った操作をすることがなくなり、利便性がよくなる。
上記制御部65による処理は、第1のHDMI端子22および第2のHDMI端子23以外のLAN端子21、USB端子24、i.LINK端子25に接続された機器に対しても、HDMI−CECと同様の機能を有するものに対しては同様とすることができる。
次に、他の実施形態について説明する。上記の実施形態では、制御部65は、HDMI端子22および第2のHDMI端子23に接続されている外部機器に対して、それぞれの外部機器がCEC対応か非対応か(HDMI連動か否か)を判断した。ここでは、制御部65は、それぞれの外部機器対して当該デジタルTV11がどの程度HDMI連動可能なのかを示す情報(連動機能バージョン情報)を送信する。また制御部65は、それぞれの外部機器から連動機能バージョン情報を受信する。
HDMI連動可能の度合いは、例えば3段階に分類される。つまり、制御部65は、デジタルTV11にリモートコントローラ17を用いて外部機器に対して電源のオン/オフが可能であればHDMI連動Ver.1と識別する。また、制御部65は、外部機器に対して電源連動および再生が可能であればHDMI連動Ver.2と識別する。そして、制御部65は、外部機器に対して電源連動、再生および録画が可能であればHDMI連動Ver.3と識別する。
また制御部65は、HDMI連動可能な外部機器であっても、デジタルTV11と連動機能バージョン情報の送受信ができない場合は、HDMI連動可能とのみ識別する。
制御部65は、リモートコントローラ17による所定の操作の検知により映像表示部14の表示画面の所定領域にデジタルTV11自体の機種名、連動機能バージョン情報などを示す機器情報を不揮発性メモリ68から読み出して表示することができる。
ここで、例えば、デジタルTV11の連動機能バージョン情報がVer.2である場合について説明する。制御部65は、リモートコントローラ17による所定の操作を検知すると、映像表示部14にHDMI連動機器リスト(図5の682に含まれる「HDMI連動」の表示を「HDMI連動Ver.x」に変更したもの)を不揮発性メモリ68から読み出して所定領域に表示することができる。
図示しないが、このHDMI連動機器リストには、例えば、機器番号、機器種別、型名、HDMI連動の可否およびバージョンの順で、(2−1、AVアンプ、DTX−5.8、HDMI連動Ver.1)、(2−2、XXX(社名)PC、abcd−e10、HDMI連動Ver,2)、(2−3、XXX(社名)レコーダ、RD−A600、HDMI連動Ver.3→2)、(2−4、XXX(社名)プレーヤ、HD−A2、HDMI連動なし)、(2−25、プレーヤ、型名なし、HDMI連動なし)、(2−26、プレーヤ、型名なし、HDMI連動Ver.2)、(2−27、プレーヤ、型名なし、HDMI)などが含まれる。
映像表示部14には、デジタルTV11と外部機器との間でHDMI連動可能である場合、HDMI連動と文字表示される。映像表示部14は、デジタルTV11と外部機器との間でHDMI連動不可である場合、HDMI連動と文字表示しない。ここで、DVD/HDDレコーダ33は、HDMI連動可能であり、連動機能バージョン情報がHDMI連動Ver.3であるが、デジタルTV11自体は、連動機能バージョン情報がHDMI連動Ver.2であるとする。すなわち、デジタルTV11自体の連動機能バージョン情報よりも外部機器であるDVD/HDDレコーダ33の連動機能バージョン情報が高い。この場合、デジタルTV11とDVD/HDDレコーダ33の間では、HDMI連動Ver.2に規定されているHDMI連動は可能である。しかし、HDMI連動Ver.3には規定されているがHDMI連動Ver.2には規定されていないHDMI連動は不可となる。したがって、映像表示部14におけるHDMI連動機器リストの表示では、DVD/HDDレコーダ33について、当該デジタルTV11との間ではHDMI連動Ver.2のHDMI連動が可能である旨を示すために、HDMI連動Ver.3→2と表示する。
また、映像表示部14は、DVD/HDDレコーダ33の連動機能バージョン情報をHDMI連動Ver.3→2と表示する代わりに、HDMI連動Ver.3と表示した状態で、他の連動機能バージョン情報の表示よりも薄い色で表示(ゴースト表示)するなど、ユーザが一見してDVD/HDDレコーダ33に対してHDMI連動Ver.3に規定されているHDMI連動が不可である旨を判別できるように表示することもできる。
ここで、ユーザが、DVD/HDDレコーダ33から出力される映像情報が映像表示部14で表示されるように、HDMI連動機器リストから機器番号が2−3の欄を選択したとする。映像表示部14は、DVD/HDDレコーダ33から出力される映像情報を映像表示部14の所定の表示領域に表示するとともに、別の領域にDVD/HDDレコーダ33についてのHDMI情報を表示する。制御部65が、映像情報を映像表示部14に表示制御するとともに任意の位置にDVD/HDDレコーダ33についてのHDMI情報を合成して表示するように制御してもよい。映像表示部14は、不揮発性メモリ68に記録されているHDMI入力一覧情報のうちDVD/HDDレコーダ33についてのHDMI情報として、機器番号を2−3、機器種別をXXX(社名)レコーダ、型名をRD−A600、HDMI連動Ver.3→2を表示する。
図11は、ソース機器(外部機器)からのビデオ映像および状況映像がシンク機器(デジタルTV)の表示領域140に表示され、この表示領域のうち状況映像を避けた位置に操作パネル映像142が表示され、この操作パネル映像を用いてソース機器の操作制御を行うまでの手順の一例を説明するフローチャートである(このフローチャートの処理は図2の制御部65が実行できる)。また、図6は、映像装置(デジタルTV)11の映像表示部14における操作パネル映像142の表示例を示す図である。以下、図11の処理を説明する。
図1のデジタルTV11に接続されている外部機器がHDMI−CEC対応機器(例えばHDMI−CEC対応のHDDレコーダ33)に切り替わると、このデジタルTV11は、その外部機器の動作状況および/または操作状況に対応する状況映像(HDD再生中などのアイコン144、前スキップなどの操作ガイドを含むメニューバー146)を含む映像情報(ビデオ映像の一部になっている)をその外部機器から受信する(ブロックST10)。なお、外部機器がHDMI−CEC対応機器であるか否かの判断は、図4の処理で行うことができる。
デジタルTV11は、受信した前記映像情報が表示される表示領域140のうち前記状況映像(144、146)が存在し得る(あるいは存在することが予想される)特定映像領域を避けた領域に、前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像142を配置して表示する(ブロックST20)。
この特定映像領域は、表示領域140の上下全幅を100%としたとき、例えば上から10〜30%の範囲および/または下から10〜30%の範囲に設定することができる(0〜100%の範囲内で、別の範囲を設定してもよい)。この上の範囲および/または下の範囲をどの程度にとるかは、外部機器の機種(機器種別)毎に個別設定されてもよい。また、状況により特定映像領域の範囲を0%にすることもでき、その場合はその範囲に前記状況映像は出画されない。
なお、操作パネル映像142の表示位置が予め決まっているときは、外部機器がHDMI−CEC対応機器に切り替わった直後に操作パネル映像を出画させることができる。
表示された操作パネル映像(ソフトウエア・リモートコントローラ)142のキー配置は、ユーザの手元にあるリモートコントローラ17(図3)に対応している。現在HDDレコーダ33が再生中であることは、画面左上隅のアイコン144の表示から知ることができる(例えば再生一時停止中であればこのアイコン144は一時停止中の表示に変わる)。この状態で、例えばユーザがリモートコントローラ17のカーソルキー17の左下に配置された青ボタン(カラーキー17mの1つ)を押すと、その機器操作をHDMI−CECに基づく操作制御情報(前スキップ)として外部機器(HDDレコーダ)に送出する(ブロックST30)。すると、再生中のタイトルのチャプタ単位で、前スキップが行われ、表示領域140上の再生シーンが切り替わる。
操作パネル映像142を見ているユーザが手元のリモートコントローラ17のRリンクキー17Rを押すと、表示領域140から操作パネル映像142が消え、外部機器からの映像を表示領域140の全面に表示できる。Rリンクキー17Rがもう一度押されると、操作パネル映像142が再び出画する。つまり、HDMI−CEC対応機器からの映像表示中は、Rリンクキー17Rにより、操作パネル映像142を自由に出したり消したりできる。HDMI−CEC対応機器とデジタルTV11との接続が断たれたとき、あるいはHDMI−CEC対応機器からの映像信号が無映像状態(ブルーバックなど)で一定時間経過したら、操作パネル映像142を自動的に消すように構成できる。
図9は、ソース機器(HDMI−CEC対応レコーダなどの外部機器)からのビデオ映像および状況映像(操作ガイド)がシンク機器(デジタルTV)の表示領域に表示され、この表示領域のうち状況映像(操作ガイド)を避けた位置に操作パネル映像142がOSD表示される例を説明する図である。
例えばデジタルTV11と同じメーカの自社レコーダ(HDMI−CEC対応)でデジタル放送映像が受信され、その受信映像がHDMI接続を介してデジタルTV11へ送られているとする(図9(a)〜(c))。デジタルTV11の映像入力が上記自社レコーダ(HDMI−CEC対応)に切り替わると、画面中央左側に操作パネル映像142が出画する(図9(d))。自社レコーダからの映像入力に操作ガイド146の映像が含まれておれば、それも表示される。この状態でRリンクキー17Rが押されると操作パネル映像142が消え、自社レコーダで受信したデジタル放送映像(HDMI入力画面)だけとなる(図9(e))。(このHDMI入力画面が操作ガイド146の映像を含んでいるときはその映像は消えない。)もう一度Rリンクキー17Rが押されると、操作パネル映像142が再表示される(図9(d))。
図10は、シンク機器(デジタルTV)の表示領域における操作パネル映像およびこの操作パネル映像に関連する映像表示の例を説明する図である。また、図7は、外部機器が自社製品(レコーダ)の場合において、映像表示部14に表示される操作パネル映像142とそれに関連するメニューの表示例を示す図である。
HDMI入力画面(図10(a))の映像を提供するHDMI−CEC対応機器(DVDレコーダなど)がデジタルTV11に接続されているとき、図7(a)の操作パネル映像142が出画されている状態(図10(b))でリモートコントローラ17のカーソルキー17fの方向キー17f1が押されたとする。すると、図2の制御部65のMPUは機器操作のメニューを出す指示があったと判断し、図7(b)に示すような機器操作メニュー142xを操作パネル映像142のあった位置に表示させる(図10(c))。
ユーザがカーソルキー17fの方向キー操作で図7(b)の機器選択項目148を選択して決定キー17gを押すと、表示画面140は機器選択画面(図10(d))に切り替わる。ここでは、自社レコーダと自社PCのいずれかが選択枝として提示されている。カーソルキー17fと決定キー17gの操作で例えば自社レコーダが選択されると、図10(c)の画面に戻る。ここで、ユーザがカーソルキー17fの方向キー操作で図7(b)のスピーカー切換項目149を選択して決定キー17gを押すと、表示画面140はスピーカー切換画面(図10(e))に切り替わる。ここで、選択した自社レコーダからの映像に伴う音声をどのスピーカー(AVシステムのスピーカーかTV内蔵のスピーカーか)から出すかが決定される。使用スピーカーが決まれば、図10(c)の画面に戻る。その他の項目選択(図7(b))が適宜行われたあと、リモートコントローラ17の戻るキー17kが押されると、図10(b)の画面に戻る。
ユーザがカーソルキー17fの方向キー操作で図7(b)の見ながら選択項目150を選択して決定キー17gを押すと、表示画面140は見ながら選択画面(図10(g))に切り替わる。この画面では、表示領域140に表示された自社レコーダからのビデオ映像を出画させたまま、ユーザは、見ながら選択150の画面を見つつ、種々な設定項目を選択できる。
図7(b)の機器操作メニュー142xはその他種々な項目を含むことができるが、限られたメニューエリアでは表示しきれない項目が生じることがある。その場合は、表示しきれない項目をその他の操作項目154とし、この項目154が選択されたら表示を図7(c)のように切り替えて、図7(b)では表示しきれなかった項目を階層表示することができる。その他の操作項目154としては、例えばDVDトップメニュー、DVDメニュー、多放送同時録画(W録画)の切換メニューがある。
図10(b)の画面においてリモートコントローラ17の決定キー17gが押されると、図2の制御部65のMPUは図7(a)の操作パネル映像142における再生指示があったものと判断し、HDMI−CEC接続されている自社レコーダに再生指令を送る。すると該当レコーダからデジタルTV11へ再生映像信号が送られ、その映像が表示領域140に表示される(図10(f))。その際、送られてきた映像信号に自社レコーダが付加した再生制御アイコン144が含まれていれば、そのアイコン144も表示される(図10(f))。図3では図示していないが、リモートコントローラ17に「見ながら選択」のキーが付いているときは、図7(b)の機器操作メニューの項目150を使わなくても、見ながら選択画面(図10(g))に直接移行できる。
なお、デジタルTV11と同じメーカであっても機種が異なれば表示項目も変わり得る。図7(e)はその例を示している。しかし、(自社他社を問わず)機種が異なっても、機器選択項目148とスピーカー切換項目149は、どの機器操作メニュー142xにも必ず存在するように構成できる。そのような構成では、機器選択項目148とスピーカー切換項目149は、操作パネル映像142の一部として扱ってもよい。
図8は、外部機器が自社製品(PC、デジタルカメラ)または他社製品(プレーヤ)の場合において、映像表示部に表示される操作パネル映像とそれに関連するメニューの表示例を示す図である。ここでは、外部機器の種別(PC、デジタルカメラ)あるいは外部機器が自社製品であるか他社製品であるかによって、機器操作メニュー142xの内容の一部が変わってくることを例示している。しかしながら、操作パネル映像142のOSD画像については、共通のレイアウトを採用できる。
なお、図8(k)の機器操作メニュー142x内にある番組選択項目160には、ポータルメニュー起動項目を割り当てることができる。このポータルメニュー起動項目は、例えばA社のレコーダではスタートメニューに対応させ、B社のレコーダではそのメーカ特有のメニューに対応させることができる。
図12は、表示領域140に操作パネル映像142を表示する際に、状況映像144、146を避けた位置に操作パネル映像を自動配置する手順の一例を説明するフローチャートである。まず、デジタルTV11の制御部65のMPUは、外部機器からの映像情報に含まれる状況映像(144、146)の画像位置を、画像認識等により検出する(ブロックST200)。
例えば、所定表示期間(0.5秒以下)内で連続する複数フレームの映像を、ワークRAM67あるいは図示しないビデオRAMに格納する。この格納された映像データのうち、数フレームにわたって映像信号レベルの変化がなく、ブルーバック等の全面静止画映像とは異なる映像信号レベル(コントラスト)を持った静止領域を抽出する。この静止領域のエッジはその周辺の映像信号レベルから急変しているため、このエッジ検出を行うことで、静止領域の位置を検出できる。
抽出された静止領域が画面の上下に分散して複数存在する場合は、例えば画面センター(上下の50%ライン)より上側の静止画領域のうち最も下にある静止画領域の下側エッジより上を、上側の状況映像範囲とする(この上側状況映像範囲内に図6のアイコン144が存在する)。また、画面センター(上下の50%ライン)より下側の静止画領域のうち最も上にある静止画領域の上側エッジより下を、下側の状況映像範囲とする(この下側状況映像範囲内に図6のメニューバー146が存在する)。こうして得られた上側状況映像範囲が上下幅の例えば25%であり、下側状況映像範囲が上下幅の例えば15%であれば、表示領域140の上下中央60%の範囲が、状況映像(144、146)と重ならない範囲となる。
検出された状況映像位置(上側25%および/または下側15%)と操作パネル映像142の表示位置が重なるときは、重なりが出ない位置(上から25%より下で、下から15%より上の表示範囲内)に操作パネル映像142の表示位置を移動させ、および/またはその表示サイズを変更する(ブロックST202)。
操作パネル映像142の表示サイズの変更は、(1)表示位置の移動だけでは重なりがとれないとき、(2)表示位置を移動させなくても表示サイズを変えれば重なりがでないとき、あるいは(3)表示位置を移動させなくても重なりは出ないが、別の理由で表示サイズを増減させたいとき、などに行う。
例えば、操作パネル映像142の上下サイズが表示領域の上下幅の60%より大きいときは、60%以下となるように操作パネル映像142の上下サイズを減少させる(OSD信号生成部61での処理)。その際、操作パネル映像142の左右サイズは変更しなくてもよいが、視覚上の違和感が出ないように、上下サイズの減少率と同率で左右サイズを減少させてもよい。
また、操作パネル映像142の上下サイズが表示領域の上下幅の60%より小さいときは、操作パネル映像142のサイズを変更しなくてもよいが、60%近くまで操作パネル映像142の上下サイズを増やしてもよい。その際、視覚上の違和感が出ないように、上下サイズの増加率と同率で左右サイズを増加させてもよい。
また、操作パネル映像142の上下サイズが表示領域の上下幅の60%の範囲に収まっているときでも、外部機器からのビデオ映像表示のうち操作パネル映像142で隠される部分を減らしたいときは、視覚上の見易さが大きく損なわれない範囲で、操作パネル映像142の左右サイズを減らしてもよい。
そして、状況映像(144、146)の位置を避けた表示領域140の任意位置(上下中央60%の範囲内)に、操作パネル映像142を出画させる(ブロックST204)。
以上の操作をまとめると、次のようになる。すなわち、デジタルTV11の映像入力がHDMI−CEC対応機器に切り替わった際に、図6に示すような操作パネル映像142を自動表示する。この操作パネル映像142は、表示画面の上下ほぼ中央の範囲内に表示する。表示された操作パネル映像142の表示/非表示は、リモートコントローラ17のRリンクキー17Rの反復オン操作により、切り替えることができる。
操作パネル映像142の表示位置は、固定されていてもよいが、移動するように構成することもできる(操作パネル映像142のOSD画像を含む矩形表示領域左上隅部の位置を表示領域140上の任意の位置に設定する)。また、表示された操作パネル映像142の縦横サイズを増減することもできる(操作パネル映像142のOSD画像を含む矩形表示領域のx方向サイズおよび/またはy方向サイズに任意の倍率を掛ける)。
また、外部機器(HDMI−CEC対応機器)側のUIグラフィック表示の位置を画像認識等により検出して、操作パネル映像142の位置を自動的に移動させることもできる(図12参照)。
操作パネル映像(ソフトウエアリモートコントローラ)142のうち、リモートコントローラ17の決定キー17g、カーソルキー17f、カラーキー17mなどに対応するキー画像に、再生制御動作を割り当てる。
リモートコントローラ17の該当キーが押されたことをユーザに通知するため、特定のキー(例えば決定キー17g)が押されてから一定時間(数秒)、操作パネル映像142の対応キー画像(再生/一時停止キー画像17g)のコントラストや色を変えたり、点滅させたりすることもできる。
<実施の形態の効果>
デジタルTVに接続されたレコーダ等を操作するための操作パネルをTVの画面上に表示する際に、レコーダ(自社レコーダ、他社レコーダ問わず)側から映像として入力されるメニューバーなどが重なって表示されないように、操作パネル映像を表示領域の上下方向の中央に配置する。これにより、レコーダ側から入力される映像に含まれるグラフィック表示と操作パネルが重なって表示されることを避けることができる。
デジタルTVに接続されたレコーダ等を操作するための操作パネルをTVの画面上に表示する際に、レコーダ(自社レコーダ、他社レコーダ問わず)側から映像として入力されるメニューバーなどが重なって表示されないように、操作パネル映像を表示領域の上下方向の中央に配置する。これにより、レコーダ側から入力される映像に含まれるグラフィック表示と操作パネルが重なって表示されることを避けることができる。
<実施の形態と発明との対応例>
(1)この発明に係る映像装置は、所定の規格(HDMI−CEC)に対応する外部機器(28、33)と接続する接続手段(22、23:有線・無線は問わない)と、
前記接続手段を介して接続された前記外部機器から、前記外部機器(例えばHDDレコーダ)の動作状況(HDD再生中など)あるいは操作状況(前スキップなどの操作ガイド)に対応する状況映像(144、146:外部機器から映像として入力されるアイコン、メニューバー等)を含む映像情報(ビデオ映像の一部になっている)を受信する外部機器映像受信手段(74、75:HDMI_I/Fの受信機能)と、
前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像(142:OSD)を生成する生成手段(61)と、
前記操作パネル映像を用いた機器操作指令(ユーザによるリモートコントローラ操作指令等)を受ける機器操作指令受信手段(18)と、
前記外部機器から受信した前記映像情報が表示される表示領域(140)うち前記状況映像が(144、146)存在し得る(存在することが予想される)特定映像領域(例えば表示領域の上下10〜30%)を避けた領域に、前記操作パネル映像(142)を配置する操作パネル映像配置手段(MPU65)と、
前記操作パネル映像(142)を用いた機器操作指令(ユーザによるリモートコントローラ操作指令等)を、前記所定の規格(HDMI−CEC)に基づく操作制御情報(スキップ指令等)として、前記接続手段(22、23)を介して接続された前記外部機器(28、33:HDMI−CEC対応機器)に送出する操作情報送出手段(74、75:HDMI_I/Fの送信機能)を具備している。
(1)この発明に係る映像装置は、所定の規格(HDMI−CEC)に対応する外部機器(28、33)と接続する接続手段(22、23:有線・無線は問わない)と、
前記接続手段を介して接続された前記外部機器から、前記外部機器(例えばHDDレコーダ)の動作状況(HDD再生中など)あるいは操作状況(前スキップなどの操作ガイド)に対応する状況映像(144、146:外部機器から映像として入力されるアイコン、メニューバー等)を含む映像情報(ビデオ映像の一部になっている)を受信する外部機器映像受信手段(74、75:HDMI_I/Fの受信機能)と、
前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像(142:OSD)を生成する生成手段(61)と、
前記操作パネル映像を用いた機器操作指令(ユーザによるリモートコントローラ操作指令等)を受ける機器操作指令受信手段(18)と、
前記外部機器から受信した前記映像情報が表示される表示領域(140)うち前記状況映像が(144、146)存在し得る(存在することが予想される)特定映像領域(例えば表示領域の上下10〜30%)を避けた領域に、前記操作パネル映像(142)を配置する操作パネル映像配置手段(MPU65)と、
前記操作パネル映像(142)を用いた機器操作指令(ユーザによるリモートコントローラ操作指令等)を、前記所定の規格(HDMI−CEC)に基づく操作制御情報(スキップ指令等)として、前記接続手段(22、23)を介して接続された前記外部機器(28、33:HDMI−CEC対応機器)に送出する操作情報送出手段(74、75:HDMI_I/Fの送信機能)を具備している。
(2)前記表示領域は特定のアスペクト比(16:9、4:3等)を持つ矩形領域であり、この矩形領域の上下方向のサイズを100%としたとき、この矩形領域の上から100%未満の第1所定%(例えば10〜30%)の上側特定領域および、この矩形領域の下から100%未満の第2所定%(例えば10〜30%)の下側特定領域を避けた中央領域(縦サイズの中央40〜80%)に、前記操作パネル映像が表示される。
(3)前記外部機器から受信した前記映像情報に含まれる前記状況映像(144、146)の位置を検出する(例えば0.5秒以下の表示期間内で複数フレームにわたって映像信号レベルの変化がなく、ブルーバック等の全面静止画映像とは異なる映像信号レベル(コントラスト)を持った静止領域の、エッジを検出する等)状況映像位置検出手段(MPU65のファーム)を更に備える。そして、前記状況映像位置検出手段により検出された前記状況映像の位置を避けた前記表示領域に、前記操作パネル映像(142)を表示する。
(4)前記機器操作指令受信手段(18)は前記機器操作指令をリモートコントローラ(17)から受け取るように構成され、前記表示領域における前記操作パネル映像(142)は前記リモートコントローラ(17)のキー操作により表示・非表示が切り替え可能に構成され(リモートコントローラのRリンクキー17Rを押す)、表示された前記操作パネル映像(142)には機器操作マーク(17f1)が含まれる。この機器操作マーク(17f1)に対応する前記リモートコントローラ(17)のキー操作(リモートコントローラのカーソルキー17f1を押す)により、前記操作パネル映像(142)に関連した機器操作メニュー(図7(b)など)を前記表示領域(140)に表示できる。
(5)前記表示領域(140)における前記操作パネル映像(142)の表示位置は、前記状況映像(144、146)を避けた位置へ移動可能に構成(MPU65のファーム)される。
(6)前記所定の規格はHDMIに基づく規格であり、前記外部機器映像受信手段(74、75)および前記操作情報送出手段(74、75)は、HDMIインターフェースを含む。
(7)テレビ放送を受信するチューナ(49、54、56)と、前記チューナで受信されたテレビ放送映像および/または前記外部機器(28、33)から受信した前記映像情報と前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像(142)を同時に表示する表示部(14)を更に具備する。
(8)この発明に係る機器制御方法では、外部機器(例えばHDMI−CEC対応のHDDレコーダ)の動作状況(HDD再生中など)あるいは操作状況(前スキップなどの操作ガイド)に対応する状況映像(144、146)を含む映像情報(ビデオ映像の一部になっている)を外部機器から受信し(ST10)、
受信した前記映像情報が表示される表示領域(140)うち前記状況映像(144、146)が存在し得る(存在することが予想される)特定映像領域(例えば表示領域の上下10〜30%)を避けた領域に、前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像(142)を配置し(ST20)、
前記操作パネル映像(142)を用いた機器操作(ユーザによるリモートコントローラ操作等)を、所定の規格(HDMI−CEC)に基づく操作制御情報(スキップ等)として、前記外部機器(HDDレコーダ)に送出する(ST30)ようにしている。
受信した前記映像情報が表示される表示領域(140)うち前記状況映像(144、146)が存在し得る(存在することが予想される)特定映像領域(例えば表示領域の上下10〜30%)を避けた領域に、前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像(142)を配置し(ST20)、
前記操作パネル映像(142)を用いた機器操作(ユーザによるリモートコントローラ操作等)を、所定の規格(HDMI−CEC)に基づく操作制御情報(スキップ等)として、前記外部機器(HDDレコーダ)に送出する(ST30)ようにしている。
この発明の実施により、ソース機器(外部機器)用操作パネル映像を、ソース機器側から映像入力されるグラフィック表示と重ならないように表示することができる。また、ソース機器側から映像入力されるグラフィック表示と重ならない範囲で、操作パネル映像のサイズを任意に増減できる。
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
11…映像装置(デジタルTV/情報通信端末)、14…映像表示部、140…表示領域、142…操作パネル映像(OSD)、144…動作状況映像(再生中などを示すアイコン)、146…操作状況映像(操作ガイドなどのメニューバー)、15…スピーカ、16…操作部、17…リモートコントローラ、18…リモートコントローラ受光部、19…第1のメモリカード、20…第2のメモリカード、21…LAN端子、22…第1のHDMI端子、23…第2のHDMI端子、24…USB端子、25…i.LINK端子、26…HDDレコーダ、27…AVアンプ(HDMI−CEC対応機器)、28…DVD/HDDレコーダ(HDMI−CEC対応機器)、29…DVDプレーヤ(HDMI−CEC対応機器)、30…ハブ、31…AVアンプ(HDMI−CEC対応機器)、32…PC(HDMI−CEC対応機器)、33…DVD/HDDレコーダ(HDMI−CEC対応機器)、34…DVDプレーヤ(HDMI−CEC対応機器)、35…ブロードバンドルータ、36…ネットワーク、37…PC、38…携帯電話、39…ハブ、40…携帯電話、41…デジタルカメラ、42…カードリーダ/ライタ、43…HDDレコーダ、44…キーボード、45…AV−HDDレコーダ、46…D−VHSレコーダ、47…アンテナ、48…入力端子、49…チューナ、50…PSK復調器、51…信号処理部、52…アンテナ、53…入力端子、54…チューナ、55…OFDM復調器、56…チューナ、57…アナログ復調器、58…グラフィック処理部、59…音声処理部、60a〜60d…入力端子、61…OSD信号生成部、62…映像処理部、63…出力端子、64…出力端子、65…制御部、66…ROM(ファームウエアプログラム等)、67…ワークRAM、68…不揮発性メモリ、681…HDMI入力一覧情報テーブル、682…HDMI入力一覧情報/HDMI連動機器リスト、69…カードI/F、70…カードホルダ、71…カードI/F、72…カードホルダ、73…通信I/F、74…第1のHDMII/F、75…第2のHDMI I/F、76…USBI/F、77…i.LINK I/F。
Claims (8)
- 所定の規格に対応する外部機器と接続する接続手段と、
前記接続手段を介して接続された前記外部機器から、前記外部機器の動作状況あるいは操作状況に対応する状況映像を含む映像情報を受信する外部機器映像受信手段と、
前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像を生成する生成手段と、
前記操作パネル映像を用いた機器操作指令を受ける機器操作指令受信手段と、
前記外部機器から受信した前記映像情報が表示される表示領域のうち前記状況映像が存在し得る特定映像領域を避けた領域に、前記操作パネル映像を配置する操作パネル映像配置手段と、
前記操作パネル映像を用いた機器操作指令を、前記所定の規格に基づく操作制御情報として、前記接続手段を介して接続された前記外部機器に送出する操作情報送出手段を具備した映像装置。 - 前記表示領域は特定のアスペクト比を持つ矩形領域であり、この矩形領域の上下方向のサイズを100%としたとき、この矩形領域の上から100%未満の第1所定%の上側特定領域および、この矩形領域の下から100%未満の第2所定%の下側特定領域を避けた中央領域に、前記操作パネル映像が表示されるように構成された請求項1に記載の装置。
- 前記外部機器から受信した前記映像情報に含まれる前記状況映像の位置を検出する状況映像位置検出手段を更に備え、
前記状況映像位置検出手段により検出された前記状況映像の位置を避けた前記表示領域に、前記操作パネル映像が表示されるように構成された請求項1に記載の装置。 - 前記機器操作指令受信手段は前記機器操作指令をリモートコントローラから受け取るように構成され、
前記表示領域における前記操作パネル映像は前記リモートコントローラのキー操作により表示・非表示が切り替え可能に構成され、
表示された前記操作パネル映像には機器操作マークが含まれ、この機器操作マークに対応する前記リモートコントローラのキー操作により、前記操作パネル映像に関連した機器操作メニューが前記表示領域に表示可能に構成された請求項1に記載の装置。 - 前記表示領域における前記操作パネル映像の表示位置が、前記状況映像を避けた位置へ移動可能に構成された請求項1に記載の装置。
- 前記所定の規格はHDMIに基づく規格であり、前記外部機器映像受信手段および前記操作情報送出手段がHDMIインターフェースを含む請求項1に記載の装置。
- テレビ放送を受信するチューナと、
前記チューナで受信されたテレビ放送映像および/または前記外部機器から受信した前記映像情報と、前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像を、同時に表示する表示部を更に具備する請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の装置。 - 外部機器の動作状況あるいは操作状況に対応する状況映像を含む映像情報を外部機器から受信し、
受信した前記映像情報が表示される表示領域のうち前記状況映像が存在し得る特定映像領域を避けた領域に、前記外部機器の操作に利用する操作パネル映像を配置し、
前記操作パネル映像を用いた機器操作を、所定の規格に基づく操作制御情報として、前記外部機器に送出する機器制御方法。
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JP2012090227A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Toshiba Corp | 記録再生装置、記録再生装置及び映像表示装置相互間に接続される機器の制御方法 |
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2008
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