JP2006129242A - 電子番組表出力装置、電子番組表表示装置、電子番組表表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、ユーザの取り扱いを便利にするようにした電子番組表出力装置および電子番組表表示装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 複数のチャンネルに係る番組情報を取得する番組情報取得手段(47)と、複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けを検出する関連付け検出手段(47)と、検出された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、複数のチャンネルを代表する所定の代表チャンネルのチャンネル欄にまとめた電子番組表を作成する代表チャンネル欄作成手段(52、54、55)と、代表チャンネル欄が関連付けに基づく複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることを示す表示を代表チャンネル欄(C)に電子番組表と対応付けて出力する表示出力手段(14)とを備えるようにしている。
【選択図】 図6
【解決手段】 複数のチャンネルに係る番組情報を取得する番組情報取得手段(47)と、複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けを検出する関連付け検出手段(47)と、検出された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、複数のチャンネルを代表する所定の代表チャンネルのチャンネル欄にまとめた電子番組表を作成する代表チャンネル欄作成手段(52、54、55)と、代表チャンネル欄が関連付けに基づく複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることを示す表示を代表チャンネル欄(C)に電子番組表と対応付けて出力する表示出力手段(14)とを備えるようにしている。
【選択図】 図6
Description
この発明は、例えばデジタルテレビジョン放送受信装置等に使用して好適する電子番組表出力装置、電子番組表表示装置、電子番組表表示方法に関する。
周知のように、近年では、テレビジョン放送のデジタル化が推進されている。例えば、日本国内においては、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送および110度CS(Communication Satellite)デジタル放送等の衛星デジタル放送だけでなく、地上デジタル放送も開始されている。
このようなデジタルテレビジョン放送を受信するデジタル放送受信装置にあっては、放送信号から取得したEPG(Electronic Program Guide)情報に基づいて電子番組表を作成し、画面に映像表示している。そして、ユーザは、映像表示された電子番組表から所望の番組を選択して、視聴や録画予約等を行なうことができる。
ところでEPG情報には、放送される多数のチャンネルのそれぞれに対して約1週間分もの電子番組表を作成可能な情報が含まれている。デジタル放送受信装置の画面サイズは限られており、全ての電子番組表を同時に表示させることはできないので、電子番組表を部分的に切り換えながら画面表示させることになる。そこで、限られた画面内に如何に多くの情報を効率良く表示するかということ、すなわち一覧性を高めることが重要となる。
特許文献1には、複数のチャンネルを用いて1つの番組が放送され、その1つの番組を放送する複数のチャンネルの全てにてその1つの番組の番組情報が伝送される場合に視認性の良い番組表を表示するデジタル放送受信機が開示される。
特許文献2には、現在選択しているSDTV番組選択チャンネルに対応するトランスポートストリームによって提供されている全てのSDTV番組に関する情報をユーザに知らせることができるデジタル放送受信機が開示される。
特開2001−145043号公報
特開2001−111907号公報
特許文献2には、現在選択しているSDTV番組選択チャンネルに対応するトランスポートストリームによって提供されている全てのSDTV番組に関する情報をユーザに知らせることができるデジタル放送受信機が開示される。
この発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、一覧性の高い番組表を表示することができ、ユーザにとっての取り扱いを便利にするようにした電子番組表出力装置および電子番組表表示装置を提供することにある。
この発明に係る電子番組表出力装置は、複数のチャンネルに係る番組情報を取得する番組情報取得手段と、前記取得された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けを検出する関連付け検出手段と、前記検出された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、複数のチャンネルを代表する所定の代表チャンネルのチャンネル欄にまとめた電子番組表を作成する代表チャンネル欄作成手段と、前記作成された代表チャンネル欄が前記関連付けに基づく複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることを示す表示を前記代表チャンネル欄に前記電子番組表と対応付けて出力する表示出力手段とを備えるようにしている。
上記した発明によれば、電子番組表に複数のチャンネルを代表する代表チャンネル欄を表示して視認性を向上させることが可能となる。また、代表チャンネル欄に関連付けに基づく複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることを示す表示を電子番組表と対応付けて表示することが可能となる。これによって、ユーザにとって電子番組表の取り扱いを便利にすることが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するデジタルテレビジョン放送受信装置11の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置11を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置11は、主として、薄型のキャビネット12と、このキャビネット12を起立させて支持する支持台13とから構成されている。
そして、キャビネット12には、例えば液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器14、スピーカ15、操作部16、リモートコントローラ17から送信される操作情報を受ける受光部18等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置11には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)およびメモリスティック等の第1のメモリカード19が着脱可能となっており、この第1のメモリカード19に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置11には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード(ICカード)20が着脱可能となっており、この第2のメモリカード20に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、第1のLAN(Local Area Network)端子21、第2のLAN端子22、USB(Universal Serial Bus)端子23およびi.Link端子24を備えている。
このうち、第1のLAN端子21は、LAN対応HDD専用ポートとして使用されるもので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD25に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子21を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD25に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる。
また、第2のLAN端子22は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ26を介して、LAN対応のHDD27、PC(Personal Computer)28、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ29等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
なお、DVDレコーダ29については、第2のLAN端子22を介して通信されるデジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置11との間でアナログの映像および音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路30を設ける必要がある。
さらに、この第2のLAN端子22は、ハブ26に接続されたブロードバンドルータ31を介して、例えばインターネット等のネットワーク32に接続し、そのネットワーク32を介してPC33や携帯電話34等と情報伝送を行なうために使用される。
また、上記USB端子23は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ35を介して、携帯電話36、デジタルカメラ37、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ38、HDD39、キーボード40等のUSB機器を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記i.Link端子24は、例えばAV−HDD41、D(Digital)−VHS(Video Home System)42等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置11の主要な信号処理系を示している。すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ43で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子44を介して衛星デジタル放送用のチューナ45に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ45で選局された放送信号は、PSK(Phase Shift Keying)復調器46に供給されて、デジタルの映像信号および音声信号に復調された後、信号処理部47に出力される。
また、地上波放送受信用のアンテナ48で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子49を介して地上デジタル放送用のチューナ50に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ50で選局された放送信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器51に供給されて、デジタルの映像信号および音声信号に復調された後、上記信号処理部47に出力される。
また、上記地上波放送受信用のアンテナ48で受信した地上アナログテレビジョン放送信号は、入力端子49を介して地上アナログ放送用のチューナ52に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ52で選局された放送信号は、アナログ復調器53に供給されてアナログの映像信号および音声信号に復調された後、上記信号処理部47に出力される。
ここで、上記信号処理部47は、PSK復調器46およびOFDM復調器51からそれぞれ供給されたデジタルの映像信号および音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部54および音声処理部55に出力している。
また、上記信号処理部47には、複数(図示の場合は4つ)の入力端子56a,56b,56c,56dが接続されている。これら入力端子56a〜56dは、それぞれ、アナログの映像信号および音声信号を、デジタルテレビジョン放送受信装置11の外部から入力可能とするものである。
そして、この信号処理部47は、上記アナログ復調器53および各入力端子56a〜56dからそれぞれ供給されたアナログの映像信号および音声信号を選択的にデジタル化し、そのデジタル化された映像信号および音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理部54および音声処理部55に出力している。
このうち、グラフィック処理部54は、信号処理部47から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部57で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理部54は、信号処理部47の出力映像信号と、OSD信号生成部57の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
そして、グラフィック処理部54から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部58に供給される。この映像処理部58は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器14で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器14に出力して映像表示させるとともに、出力端子59を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部55は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ15で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ15に出力して音声再生させるとともに、出力端子60を介して外部に導出させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部61によって統括的に制御されている。この制御部61は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部16からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ17から送出された操作情報を、前記受光部18を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部61は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)62と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)63と、各種の設定情報および制御情報等が格納される不揮発性メモリ64とを利用している。
また、この制御部61は、カードI/F(Interface)65を介して、前記第1のメモリカード19が装着可能なカードホルダ66に接続されている。これによって、制御部61は、カードホルダ66に装着された第1のメモリカード19と、カードI/F65を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部61は、カードI/F67を介して、前記第2のメモリカード20が装着可能なカードホルダ68に接続されている。これにより、制御部61は、カードホルダ68に装着された第2のメモリカード20と、カードI/F67を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部61は、通信I/F69を介して第1のLAN端子21に接続されている。これにより、制御部61は、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応のHDD25と、通信I/F69を介して情報伝送を行なうことができる。この場合、制御部61は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応のHDD25にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部61は、通信I/F70を介して第2のLAN端子22に接続されている。これにより、制御部61は、第2のLAN端子22に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F70を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部61は、USB I/F71を介して前記USB端子23に接続されている。これにより、制御部61は、USB端子23に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F71を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部61は、i.Link I/F72を介してi.Link端子24に接続されている。これにより、制御部61は、i.Link端子24に接続された各機器(図1参照)と、i.Link I/F72を介して情報伝送を行なうことができる。
図3は、上記リモートコントローラ17の外観を示している。このリモートコントローラ17には、主として、電源キー17a、入力切換キー17b、衛星デジタル放送チャンネルのダイレクト選局キー17c、地上波放送チャンネルのダイレクト選局キー17d、クイックキー17e、カーソルキー17f、決定キー17g、番組表キー17h、ページ切換キー17i、faceネット(ナビゲーション)キー17j、戻るキー17k、終了キー17l、青,赤,緑,黄のカラーキー17m、チャンネルアップダウンキー17n、音量調整キー17o、メニューキー17p等が設けられている。
図4は、本実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置が電子番組表を表示する動作を説明するために示すフローチャートである。この動作はユーザがリモートコントローラ17の番組表キー17hやカラーキー17mを操作することにより開始され、EPG処理が起動される(ステップS1)。このステップでは、放送信号やネットワーク等を介して番組情報であるEPG情報が取得される。
次に制御部61は、ユーザにより予め選択された放送メディアを決定する(ステップS2)。このステップでは、テレビジョン方法、ラジオ放送、およびデータ放送などの放送媒体が決定される。次に制御部61は、EPG画面表示のモードを判定する(ステップS3)。全(複数)チャンネル表示モードが判定されると、通常のとおり、全て(複数)のチャンネルについての番組表が表示される(ステップS4)。
尚、ここで上記全(複数)チャンネル表示について説明する。この発明の実施の形態においては、全(複数)チャンネルとしているが、これは、全チャンネルでもよいし、複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、まとめられた複数チャンネル(必ずしも全チャンネルでなくとも可)でもよい。
本実施形態ではこの全(複数)チャンネル表示モードと、代表チャンネル表示モードを備える。この代表チャンネル表示モードは、各放送事業者につき、例えば代表する一つのチャンネル分の番組表を表示するものである。これによって、画面内に表示可能な事業者の数を増やすことが可能となる。例えば、チャンネル提供数が1である事業者に関しては、表示態様は通常と同じであるが、複数のチャンネルで異なる番組を提供する事業者(例えば標準テレビ放送等)の場合には、そのうち一つのチャンネルの番組表が選択的に表示される。なお複数のチャンネルで異なる番組を提供する事業者、とは、例えば地上波デジタル放送に加えて標準テレビ放送の放送枠を持つ事業者などである。
さて、ステップS3で代表チャンネル表示モードが判定されると、事業者ごとに代表チャンネルが検出される(ステップS6)。代表チャンネルとは各事業者を便宜的に代表する1つのチャンネルであり、例えばリモートコントローラ17を用いたユーザの初期設定により、事業者ごとに予め指定される。または代表チャンネルは、前回に表示されたチャンネルや日時等のラスト条件に基づいて決定される。特に、チャンネル番号が最小または最大のチャンネルを代表チャンネルにすると簡便である。さらに、このようにして決定されたチャンネルの視聴権をユーザが持たない(すなわち未契約チャンネル)場合には、そのチャンネルをスキップして、隣のチャンネルを代表チャンネルとすれば良い。そしてステップS5〜ステップS7のループを経て全ての事業者につき代表チャンネルが決定されれば、その結果を反映するEPG表示が実施される(ステップS8)。
図5は、この発明の実施の形態における番組情報の取得動作の他の例を説明するフローチャートである。
ここではステップS5,S3,S6のループにおいて、事業者ごとに表示モードを判定するようにしている。これは、全(複数)チャンネル表示モード、および代表チャンネル表示モードのいずれかが、放送事業者ごとに予め設定されている場合に有効である。これはシステム的な設定でも良いし、ユーザが予め登録しておくかたちでも良い。このようにすると、メディアシームレスなシステムを提供できる。
すなわち、この発明においては、複数のチャンネルに係る番組情報を取得する番組情報取得手段(47)と、前記取得された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けを検出する関連付け検出手段(47)と、前記検出された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、複数のチャンネルを代表する所定の代表チャンネルのチャンネル欄にまとめた電子番組表を作成する代表チャンネル欄作成手段(47、52、54)と、前記作成された代表チャンネル欄が前記関連付けに基づく複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることを示す表示を前記電子番組表と対応付けて出力する表示出力手段(55)とを備えている。
図6はこの発明の実施の形態における電子番組表の表示画面の一例を説明する図である。ここでは代表チャンネル表示と全(複数)チャンネル表示の両方が表示されている。
この電子番組表では、水平方向に符号A、B、C、D、E、Fで示す合計6つのチャンネル領域を配列している。また、垂直方向に5時間分の時間枠を配列して、チャンネル(番組)を表示している。
符号AはNHK1(チャンネル番号011)、符号BはNHK2(チャンネル番号021)、符号Cは日本テレビ(チャンネル番号141)、符号DはTV朝日(チャンネル番号151)、符号EはTV朝日(チャンネル番号152)、符号FはTV朝日(チャンネル番号153)のチャンネル欄を示している。
符号Cで示す日本テレビ(チャンネル番号141)のチャンネル欄は代表チャンネル表示である。例えば、日本テレビが3つのチャンネル枠(例えばチャンネル番号141、チャンネル番号142、チャンネル番号143)を提供している場合に、図に示すように、これらを代表して日本テレビ(チャンネル番号141)を表示している。
そして、符号300a、符号300bを付した棒状の表示は代表チャンネル欄が前記関連付けに基づいた複数のチャンネルの数を示している。
上述したように、ここでは3つのチャンネル枠を1つのチャンネル枠にまとめ、これらを代表した代表チャンネル欄(C)を表示している。したがって、表示しないチャンネル枠が2つあるが、これを符号300a、符号300bを付した棒状の表示で示している。
この表示によって、ユーザは、代表チャンネル欄(C)には表示していないチャンネル枠が2つあること(ここでは、日本テレビに表示以外に2つのチャンネル枠が存在すること)を知ることができる。
また、符号D、E、Fで示すテレビ朝日(チャンネル番号151、チャンネル番号152、チャンネル番号153)のチャンネル欄は全(複数)チャンネル表示である。上記のように、全(複数)チャンネル表示は、全チャンネルでもよいし、複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、まとめられた複数チャンネルでもよい。
上記説明したように符号Cで示す日本テレビ(チャンネル番号141)のチャンネル欄は代表チャンネル表示である。このテレビ朝日の全(複数)チャンネル表示を代表チャンネル表示に切り替えると日本テレビ(チャンネル番号141)のチャンネル欄のように表示される。
ここでは後述するように、代表チャンネル表示から全(複数)チャンネル表示への切り替えおよび全(複数)チャンネル表示から代表チャンネル表示への切り替えは、表示されているチャンネル展開ボタン(ここでは緑のカラーキー17m)がユーザによって操作され、実行される。
具体的にはこの電子番組表は、ユーザがリモートコントローラ17のカーソルキー17fを操作することにより、上下左右方向に選択的にスクロールさせることが可能である。また、リモートコントローラ17のページ切換キー17iを操作すれば、1画面分の電子番組表を上下左右方向に選択的にスキップさせることが可能である。さらに、日時指定切換機能を用いることにより、指定した日時を含む番組表の部分にジャンプして、その番組表の表示に切り換えられるようになる。
例えば、表示欄D〜Fに示すように、同じ放送局(テレビ朝日)が複数(図示の場合は3つ)のチャンネル番号を有する場合には、3つの放送局名表示領域D、E、Fが共通の放送局名表示領域として使用される。
また、同じ放送局(テレビ朝日)が複数(図示の場合は3つ)のチャンネル番号でそれぞれ同じ番組を放送する、いわゆるイベント共有が行なわれている時間帯では、3つの番組表示領域D、E、Fが共通の番組表示領域として使用される。
さらに、この電子番組表では、その6つの表示欄A〜Fの下部に、リモートコントローラ17のカーソルキー17fによって選択している番組のチャンネル番号、タイトル及び放送時間等を示す選択番組表示領域Gが設けられる。
また、この電子番組表では、その左右に、上から下に向けて1時間毎の時間枠を示す5つの時間領域が設けられている。図6では、各時間領域が、それぞれ午前9時〜午後1時に対応している状態を示している。そして、現在時刻が午前10時になると、各時間領域が、それぞれ午前10時〜午後2時に対応するように切り換えられる。このような電子番組表の表示状態で、制御部61は例えばリモートコントローラ17の赤色のカラーキー17mが操作されたことを検知すると、次に示す代表チャンネル表示画面を映像表示器14に表示させる。
図7はこの発明の実施の形態における代表チャンネル表示で表示されているチャンネル表示欄を全(複数)チャンネル表示で表示する例を説明するフローチャートである。
符号1000はここでの開始ステップである。続いて符合1001を付したステップへ進む。
符合1001は電子番組表の番組表示欄(C)を代表チャンネル表示で表示するステップである。続いて符合1002を付したステップへ進む。
符合1002は代表チャンネル表示で表示されている番組表示欄(C)がユーザによって選択されたか否かを判断するステップである。ここでは番組表示欄(C)の全ての領域を選択する必要はなく、図に示すように、例えば一つの番組「今日の出来事&SPORTS MAX」602が選択されていればよい。代表チャンネル表示で表示されている番組表示欄(C)がユーザによって選択されたと判断された場合は符合1003を付したステップへ進む(Yes)。代表チャンネル表示で表示されている番組表示欄(C)がユーザによって選択されたと判断されない場合は符合1001を付したステップへ進み上記処理が繰り返される(No)。
符合1003は全(複数)チャンネル表示が(ここではユーザによってチャンネル展開が選択されて)指示されたか否かを判断するステップである。全(複数)チャンネル表示が指示されたと判断された場合は符合1004を付したステップへ進む(Yes)。全(複数)チャンネル表示が指示されたと判断されない場合は符合1001を付したステップへ進み上記処理が繰り返される(No)。
符号1004は代表チャンネル表示で表示されている選択されたチャンネル表示欄(番組表示欄)Cを全(複数)チャンネル表示で表示するステップである。続いて符合1005を付したステップへ進む。
符号1005は終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
図8はこの発明の実施の形態における全(複数)チャンネル表示で表示されているチャンネル表示欄を代表チャンネル表示で表示する例を説明するフローチャートである。
符号2000はここでの開始ステップである。続いて符合2001を付したステップへ進む。
符合2001は電子番組表の番組表示欄(D、E、F)を全(複数)チャンネル表示で表示するステップである。続いて符合2002を付したステップへ進む。
符合2002は全(複数)チャンネル表示で表示されている番組表示欄(D、E、F)がユーザによって選択されたか否かを判断するステップである。ここでは番組表示欄(D、E、F)の全ての領域を選択する必要はなく、上記と同様に、例えば一つの番組が選択されていればよい。全(複数)チャンネル表示で表示されている番組表示欄(D、E、F)がユーザによって選択されたと判断された場合は符合2003を付したステップへ進む(Yes)。全(複数)チャンネル表示で表示されている番組表示欄(D、E、F)がユーザによって選択されたと判断されない場合は符合2001を付したステップへ進み上記処理が繰り返される(No)。
符合2003は代表チャンネル表示が(ここではユーザによってチャンネル展開が選択されて)指示されたか否かを判断するステップである。代表チャンネル表示が指示されたと判断された場合は符合2004を付したステップへ進む(Yes)。代表チャンネル表示が指示されたと判断されない場合は符合2001を付したステップへ進み上記処理が繰り返される(No)。
符号2004は全(複数)チャンネル表示で表示されている選択されたチャンネル表示欄(番組表示欄)D、E、Fを代表チャンネル表示で表示するステップである。続いて符合2005を付したステップへ進む。
符号2005は終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
図9はこの発明の実施の形態における電子番組表の表示画面の他の例を説明する図である。
すなわち、図6で説明した上記代表チャンネル表示に加え、チャンネル欄(放送局欄)Cに表示されている放送局名である日本テレビの両側に略三角形の表示(100a、100b)を用いて、チャンネル欄が外向きに拡張可能であることを印象付ける表示を行っている。これにより、ユーザに対して、複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることをさらに強く示している。
上記のように、この発明の実施の形態によれば、電子番組表に複数のチャンネルを代表する代表チャンネル欄を表示して視認性を向上させることが可能となる。また、代表チャンネル欄に関連付けに基づく複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることを示す表示を電子番組表と対応付けて表示することが可能となる。これによって、ユーザにとって電子番組表の取り扱いを便利にすることが可能となる効果がある。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせてもよいものである。
11…デジタルテレビジョン放送受信装置、12…キャビネット、13…支持台、14…映像表示器、15…スピーカ、16…操作部、17…リモートコントローラ、18…受光部、19…第1のメモリカード、20…第2のメモリカード、21…第1のLAN端子、22…第2のLAN端子、23…USB端子、24…i.Link端子、25…HDD、26…ハブ、27…HDD、28…PC、29…DVDレコーダ、30…アナログ伝送路、31…ブロードバンドルータ、32…ネットワーク、33…PC、34…携帯電話、35…ハブ、36…携帯電話、37…デジタルカメラ、38…カードリーダ/ライタ、39…HDD、40…キーボード、41…AV−HDD、42…D−VHS、43…アンテナ、44…入力端子、45…チューナ、46…PSK復調器、47…信号処理部、48…アンテナ、49…入力端子、50…チューナ、51…OFDM復調器、52…チューナ、53…アナログ復調器、54…グラフィック処理部、55…音声処理部、56a〜56d…入力端子、57…OSD信号生成部、58…映像処理部、59…出力端子、60…出力端子、61…制御部、62…ROM、63…RAM、64…不揮発性メモリ、65…カードI/F、66…カードホルダ、67…カードI/F、68…カードホルダ、69…通信I/F、70…通信I/F、71…USB I/F、72…i.Link I/F。
Claims (6)
- 取得した番組情報に基づいて電子番組表を作成して出力する電子番組表出力装置において、
複数のチャンネルに係る番組情報を取得する番組情報取得手段と、
前記取得された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けを検出する関連付け検出手段と、
前記検出された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、複数のチャンネルを代表する所定の代表チャンネルのチャンネル欄にまとめた電子番組表を作成する代表チャンネル欄作成手段と、
前記作成された代表チャンネル欄が前記関連付けに基づく複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることを示す表示を前記代表チャンネル欄に前記電子番組表と対応付けて出力する表示出力手段とを備えることを特徴とする電子番組表出力装置。 - 取得した番組情報に基づいて電子番組表を作成して出力する電子番組表出力装置において、
複数のチャンネルに係る番組情報を取得する番組情報取得手段と、
前記取得された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けを検出する関連付け検出手段と、
前記検出された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、複数のチャンネルを代表する所定の代表チャンネルのチャンネル欄にまとめた電子番組表を作成する代表チャンネル欄作成手段と、
前記作成された代表チャンネル欄が前記関連付けに基づく複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であり、複数のチャンネルに係るチャンネル欄を拡張表示可能であることを示す表示を前記代表チャンネル欄の放送局名を表示する欄に並べて表示し、前記電子番組表と対応付けて出力する表示出力手段とを備えることを特徴とする電子番組表出力装置。 - 前記表示出力手段は前記作成された代表チャンネル欄が前記関連付けに基づく複数のチャンネルの数を示す表示を前記電子番組表と対応付けて出力することを特徴とする請求項1または2に記載の電子番組表出力装置。
- 前記複数のチャンネルに係るチャンネル欄を表示可能であることを示す表示は各番組を表示する欄に表示することを特徴とする請求項1乃至3に記載の電子番組表出力装置。
- 取得した番組情報に基づいて電子番組表を作成して表示する電子番組表表示装置において、
複数のチャンネルに係る番組情報を取得し、取得された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、表示可能な複数のチャンネルの数を示す表示が付された代表チャンネル欄を前記電子番組表に表示する代表チャンネル表示手段と、
前記電子番組表に表示された代表チャンネル欄が選択されたか否かを判断するチャンネル欄選択判断手段と、
前記代表チャンネル欄が選択されたと判断された場合に、前記取得された複数のチャンネルに係る番組情報を、番組情報の関連付けに基づいて、複数のチャンネル欄に表示する複数チャンネル欄表示が指示されたか否かを判断する複数チャンネル表示指示判断手段と、
前記複数チャンネル表示が指示されたと判断された場合に、前記電子番組表に表示されている前記代表チャンネル欄を前記複数チャンネル欄で表示する表示手段とを備えることを特徴とする電子番組表表示装置。 - 取得した番組情報に基づいて電子番組表を作成して表示する電子番組表表示方法において、
複数のチャンネルに係る番組情報を取得し、取得された複数のチャンネルに係る番組情報の関連付けに基づいて、表示可能な複数のチャンネルの数を示す表示が付された代表チャンネル欄を前記電子番組表に表示するステップと、
前記電子番組表に表示された代表チャンネル欄が選択されたか否かを判断するステップと、
前記代表チャンネル欄が選択されたと判断された場合に、前記取得された複数のチャンネルに係る番組情報を、番組情報の関連付けに基づいて、複数のチャンネル欄に表示する複数チャンネル欄表示が指示されたか否かを判断するステップと、
前記複数チャンネル表示が指示されたと判断された場合に、前記電子番組表に表示されている前記代表チャンネル欄を前記複数チャンネル欄で表示するステップとを備えることを特徴とする電子番組表表示方法。
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