JP2010055092A - トナー組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の光沢特性を有するトナー粒子を提供する。
【解決手段】水性エマルション中で、小粒子を形成する工程と、小粒子を凝集させて複数のより大きな凝集体を形成する工程と、より大きな凝集体を覆う樹脂コーティングを形成する工程と、樹脂コーティング内のより大きな凝集体を合一させ、同時にまたは後に、より大きな凝集体及び/又は樹脂コーティングを架橋して、コアおよびシェルを有する複数の架橋粒子を形成する工程と、プロセス中で架橋粒子が形成される前のいずれかの段階で、少なくとも1つの水溶性開始剤を添加する工程と、架橋粒子を回収する工程とを含むプロセス。
【選択図】なし

Description

本開示は、電子写真装置に適したトナーに関する。
トナーを製造するための多くのプロセスが当業者に公知である。乳化凝集法(EA)はそのような方法の1つである。これらのトナーは、乳化重合によって形成されたラテックスポリマーと着色剤を凝集させることで形成され得る。
非晶性ポリエステル樹脂および結晶性ポリエステル樹脂を用いて、ポリエステルEA超低溶融(ULM)トナーが作製されている。このトナーは、クリース(crease)最低固着温度(minimum fixing temperature;MFT)、定着ラチチュード(fusing latitude)等の点で優れた定着特性を示し得るが、光沢ピークが許容できないほど高くなることがある。したがって、依然として改良されたトナーが望まれている。
米国特許第3,590,000号公報 米国特許第3,800,588号公報 米国特許第3,847,604号公報 米国特許第4,295,990号公報 米国特許第4,298,672号公報 米国特許第4,338,390号公報 米国特許第4,935,326号公報 米国特許第4,937,166号公報 米国特許第5,236,629号公報 米国特許第5,290,654号公報 米国特許第5,302,486号公報 米国特許第5,330,874号公報 米国特許第5,346,797号公報 米国特許第5,364,729号公報 米国特許第5,403,693号公報 米国特許第5,418,108号公報 米国特許第5,501,935号公報 米国特許第5,527,658号公報 米国特許第5,585,215号公報 米国特許第5,650,255号公報 米国特許第5,650,256号公報 米国特許第5,773,185号公報 米国特許第5,853,943号公報 米国特許第6,063,827号公報 米国特許第6,214,507号公報 米国特許第6,395,442号公報 米国特許第6,593,049号公報 米国特許第6,756,176号公報 米国特許第6,830,860号公報 米国特許第7,214,463号公報 米国特許第7,307,111号公報 米国特許出願公開第20050287461号公報 米国特許出願公開第20060216625号公報 米国特許出願公開第20060222991号公報 米国特許出願公開第20060269858号公報 米国特許出願公開第20070037086号公報 米国特許出願公開第20070092821号公報 米国特許出願公開第20070141500号公報 米国特許出願公開第20070207400号公報 米国特許出願公開第20070254229号公報
本開示はトナーにおける使用に適した粒子およびその製造方法を提供する。実施形態では、本開示のプロセスは、水性エマルション中で少なくとも1つの非晶性樹脂を少なくとも1つの結晶性樹脂と接触させて小粒子を形成する工程であって、エマルションが任意添加の着色剤、任意添加の界面活性剤、および任意添加のワックスを含む工程と、小粒子を凝集させて複数のより大きな凝集体を形成する工程と、このより大きな凝集体を、上記の少なくとも1つの非晶性樹脂もしくは別の少なくとも1つの非晶性樹脂またはその両方を含むエマルションと接触させて、より大きな凝集体を覆う樹脂コーティングを形成する工程と、樹脂コーティング内のより大きな凝集体を合一させ、同時にまたは後に、より大きな凝集体もしくは樹脂コーティングのいずれかまたは両方を架橋してコアおよびシェルを有する複数の架橋粒子を形成する工程と、プロセス中で架橋粒子が形成される前の任意の段階で、少なくとも1つの水溶性開始剤を添加する工程と、架橋粒子を回収する工程とを含み得る。
実施形態では、本開示のトナーは、コアおよびシェルを有する粒子を含んでもよく、コアは、少なくとも1つの非晶性樹脂、少なくとも1つの結晶性樹脂、ならびに着色剤、ワックス、水溶性開始剤と非晶性樹脂の反応産物、およびこれらの組合せからなる群から選択される1または複数の任意構成要素を含み、シェルは、少なくとも1つの水溶性開始剤で架橋された少なくとも1つの非晶性樹脂を含む。
本開示の種々の実施形態を、図面を参照しながら以下に記載する。
本開示に基づいて作製されたトナーのレオロジー特性を対照トナーと比較したグラフである。 本開示のトナーの光沢特性を示すグラフである。
本開示は、所望の光沢特性を有するトナー粒子を提供する。このトナー粒子はコア−シェル構造を有し、コア、シェル、またはその両方にポリエステルゲルまたは部分架橋ポリエステルが含まれる。得られたトナーの光沢は、トナーの製造中に、コアおよび/またはシェル中のポリエステルが、水溶性開始剤で架橋されることによって低下しうる。
コア樹脂
任意の樹脂を用いて本開示のトナーコアを形成してよい。コア樹脂を架橋する場合、任意の架橋性樹脂を用いてよい。そのような樹脂は任意の好適なモノマーから作製してよい。樹脂の形成に有用な好適なモノマーとしては、スチレン類、アクリレート類、メタクリレート類、ブタジエン類、イソプレン類、アクリル酸類、メタクリル酸類、アクリロニトリル類、ジオール、二酸(diacid)、ジアミン、ジエステル、およびこれらの混合物等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。使用される任意のモノマーは、用いられる具体的なポリマーに応じて選択してよい。
ある実施形態では、コア樹脂は非晶性樹脂、結晶性樹脂、およびその組み合わせであってもよい。さらなる実施形態では、樹脂コアを形成するのに用いられる樹脂はポリエステル樹脂であってもよい。米国特許6,830,860号に記載の非晶性ポリエステルと結晶性ポリエステル樹脂の混合物も、また好適な樹脂である。
ある実施形態では樹脂は、ジオールと二酸とを、所望によっては触媒の存在下で、反応させることによって形成したポリエステル樹脂であってもよい。結晶性樹脂の例としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリブチレン、ポリイソブチレート、エチレン−プロピレンコポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ポリプロピレン、およびそれらの混合物等が挙げられる。
結晶性樹脂は、例えばトナー成分の5〜50重量パーセント、ある実施形態ではトナー成分の5〜35重量パーセント、の量で存在してよい。結晶性樹脂は種々の融点を有してよく、例えば30℃〜120℃、実施形態によっては50℃〜90℃である。結晶性樹脂は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって測定された数平均分子量(Mn)が1,000〜50,000であるものでもよく、実施形態によっては2,000〜25,000でもよい。結晶性樹脂は、ポリスチレン標準を用いたゲルパーミエーションクロマトグラフィーによって測定された重量平均分子量(Mw)が例えば2,000〜100,000であるものでもよく、実施形態によっては3,000〜80,000でもよい。結晶性樹脂の分子量分布(Mw/Mn)は例えば2〜6でもよく、実施形態によっては2〜4でもよい。
ある実施形態では、好適な非晶性樹脂として、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリブチレン、ポリイソブチレート、エチレン−プロピレンコポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ポリプロピレン、およびそれらの混合物等が挙げられる。
ある実施形態では、コア樹脂は架橋性樹脂である。架橋性樹脂とはC=C結合などの架橋性基を有する樹脂である。樹脂は、例えば開始剤を用いたフリーラジカル重合によって架橋されうる。不飽和ポリエステル樹脂の例としては、ポリ(プロポキシ化ビスフェノールco−フマレート)、ポリ(エトキシ化ビスフェノールco−フマレート)、ポリ(ブチルオキシ化ビスフェノールco−フマレート)、ポリ(co−プロポキシ化ビスフェノールco−エトキシ化ビスフェノールco−フマレート)、ポリ(1,2−プロピレンフマレート)、ポリ(プロポキシ化ビスフェノールco−マレエート)、ポリ(エトキシ化ビスフェノールco−マレエート)、ポリ(ブチルオキシ化ビスフェノールco−マレエート)、ポリ(co−プロポキシ化ビスフェノールco−エトキシ化ビスフェノールco−マレエート)、ポリ(1,2−プロピレンマレエート)、ポリ(プロポキシ化ビスフェノールco−イタコネート)、ポリ(エトキシ化ビスフェノールco−イタコネート)、ポリ(ブチルオキシ化ビスフェノールco−イタコネート)、ポリ(co−プロポキシ化ビスフェノールco−エトキシ化ビスフェノールco−イタコネート)、ポリ(1,2−プロピレンイタコネート)、およびこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
実施形態では、好適なポリエステル樹脂は、次式(I)で表されるポリ(プロポキシ化ビスフェノールA co−フマレート)樹脂等の非晶性ポリエステルであってもよい。
Figure 2010055092
(式中、mは5〜1000であってもよい。)
ある実施形態では、好適な結晶性樹脂として、次式(II)で表される、ドデカン二酸コモノマーとフマル酸コモノマーとの混合物およびエチレングリコールからなる樹脂が含まれる。
Figure 2010055092
(式中、bは5〜2000であり、dは5〜2000である。)
例えば、ある実施形態では、上記式Iのポリ(プロポキシ化ビスフェノールAco−フマレート)樹脂を式IIの結晶性樹脂と組み合わせてコアを形成してもよい。
前述したように、実施形態では、コア樹脂はトナー粒子形成中にその場(in situ)で部分的に架橋されて「部分架橋ポリエステル樹脂」または「ポリエステルゲル」を形成してもよい。
ポリエステルを部分架橋してポリエステルゲルを形成するために、実施形態では、架橋およびそれにより得られるポリエステルゲルの形成が増大されるように、コア形成に用いられる樹脂に水溶性開始剤を添加することが望ましいことがある。コア中の樹脂を架橋するために用いることができる好適な水溶性開始剤としては、限定されるものではないが、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二硫酸塩・無水物、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス{2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プロパン}二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−エチルプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]等の水溶性アゾ開始剤、およびこれらの組合せ等が含まれる。
実施形態では、水溶性開始剤は、水または同様な溶剤に溶解させて樹脂に添加してもよい。
コアの形成に用いられる樹脂の部分架橋は、約25〜約99℃、実施形態では約40〜約90℃に加熱している間に起こり得る。コアを形成する部分架橋は、約1分〜約10時間、実施形態では約5分〜約5時間の間に起こり得る。
ポリエステルの架橋に用いられる開始剤の量は、コアの形成に用いられる樹脂の約0.05〜約20重量パーセント、実施形態では、コアの形成に用いられる樹脂の約0.1〜約10重量パーセントまたは約0.5〜約5重量パーセントであってよい。
ある実施形態では、コア中に用いられる非結晶性樹脂又は混合非晶性樹脂のガラス転移温度は、30〜80℃、実施形態によっては35〜70℃、であってよい。さらなる実施形態では、コア中に用いられる混合樹脂の溶融粘度は、130℃において10〜1,000,000Pa・S、実施形態によっては20〜100,000Pa・S、であってよい。
1、2、またはそれ以上の数のトナー樹脂を用いてもよい。2つ以上のトナー樹脂を用いる実施形態では、トナー樹脂は、例えば10%(第1の樹脂)/90%(第2の樹脂)〜90%(第1の樹脂)/10%(第2の樹脂)等の任意の好適な比率(例えば重量比)であってよい。
ある実施形態では、縮合重合法で樹脂を形成してもよい。
トナー
上記の樹脂を用いてトナー組成物を形成してもよい。そのようなトナー組成物は、所望により含まれてもよい着色剤、ワックス、およびその他の添加剤を含み得る。トナーは、当業者に知られた任意の方法で形成してよい。
界面活性剤
実施形態では、トナー組成物の形成に用いられる着色剤、ワックス、およびその他の添加剤は、界面活性剤を含む分散物の形態であってよい。更に、トナー粒子は乳化凝集法で形成されてもよく、この乳化凝集法では、樹脂およびトナーのその他の成分を1または複数の界面活性剤中に入れて、エマルションを形成させ、トナー粒子を凝集、合一させ、所望によっては洗浄および乾燥し、回収する。
1、2、またはそれ以上の数の界面活性剤を用いてもよい。界面活性剤はイオン界面活性剤および非イオン界面活性剤から選択してよい。「イオン界面活性剤」という用語には、陰イオン界面活性剤および陽イオン界面活性剤が含まれる。ある実施形態では、界面活性剤は、トナー組成物の0.01〜5重量%、例えばトナー組成物の0.75〜4重量%、実施形態によってはトナー組成物の1〜3重量%、の量で存在するように用いてよい。
着色剤
添加する着色剤として、染料、顔料、染料混合物、顔料混合物、染料と顔料の混合物等の種々の公知かつ好適な着色剤をトナーに含めてよい。着色剤は、例えばトナーの0.1〜35重量パーセント、トナーの1〜15重量パーセント、またはトナーの3〜10重量パーセントの量でトナーに含まれてよい。
ワックス
所望であれば、トナー粒子形成の際に、樹脂および所望により含まれてもよい着色剤に、ワックスを組み合わせてもよい。ワックスが含まれる場合、ワックスは、例えばトナー粒子の1〜25重量パーセント、実施形態によってはトナー粒子の5〜20重量パーセント、の量で存在してよい。
トナーの作製
トナー粒子は、当業者に知られた任意の方法で調製することができる。トナー粒子の作製に関する実施形態を以下に乳化凝集プロセスとの関連で記載するが、トナー粒子の調製に適した任意の方法を用いることができ、例えば米国特許第5,290,654号および同第5,302,486号に開示されている懸濁・封入プロセス等の化学プロセスを用いてもよい。実施形態では、小サイズの樹脂粒子を適当なトナー粒子径まで凝集させた後に合一させて最終的なトナー粒子の形状および形態を形成させる凝集・合一プロセスによってトナー組成物およびトナー粒子を調製してもよい。
実施形態では、トナー組成物は、所望により含まれてもよい着色剤、所望により含まれてもよいワックス、および任意のその他所望または要求される添加剤、ならびに(所望によっては前述の界面活性剤に含まれた)前述の樹脂を含むエマルションとの混合物を凝集させること、次いでこの凝集混合物を合一させることを含むプロセス等の乳化凝集プロセスによって調製されてもよい。混合物の調製は、着色剤および所望によっては加えられるワックスまたはその他の材料(これらは所望によっては界面活性剤を含む分散液に含まれていてもよい)を、前記エマルション(前記樹脂を含む2つ以上のエマルションの混合物であってもよい)に添加することで行ってもよい。得られた混合物のpHを例えば酢酸、硝酸等の酸で調節してもよい。ある実施形態では、混合物のpHを4〜5に調節してよい。更に、実施形態によっては、混合物を均質化してもよい。混合物を均質化する場合、毎分600〜4,000回転で混合することで均質化してもよい。例えばIKA社製のULTRA TURRAX T50プローブホモジナイザー等の任意の好適な手段で均質化してよい。
上記混合物の調製後、混合物に凝集剤を添加してもよい。任意の好適な凝集剤を用いてトナーを形成してよい。好適な凝集剤としては、例えば2価カチオン材料の水溶液または多価カチオン材料の水溶液が挙げられる。凝集剤は、例えば、ポリ塩化アルミニウム(PAC)、または対応する臭化物、フッ化物、ヨウ化物等のポリハロゲン化アルミニウム;ポリスルホケイ酸アルミニウム(polyaluminum sulfosilicate;PASS)等のポリケイ酸アルミニウム;ならびに塩化アルミニウム、亜硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、酢酸カルシウム、塩化カルシウム、亜硝酸カルシウム、カルシウムオキシレート、硫酸カルシウム、酢酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、臭化亜鉛、臭化マグネシウム、塩化銅、硫酸銅、およびこれらの混合物等の水溶性金属塩であってよい。実施形態では、樹脂のガラス転移温度(Tg)より低い温度で凝集剤を混合物に添加してよい。
凝集剤は、トナーの形成に用いられる混合物に、例えば混合物中の樹脂の0.1〜8重量%、実施形態によっては0.2〜5重量%、別の実施形態では0.5〜5重量%、の量で添加してよい。これにより、凝集に十分な量の凝集剤が与えられる。
粒子の凝集およびその後の合一を調節するために、ある実施形態では、凝集剤を混合物に時間をかけて計量添加(meter)してもよい。例えば5〜240分、実施形態によっては30〜200分、かけて凝集剤を混合物に計量添加してもよく、所望または要求に応じてより長い時間またはより短い時間をかけてもよい。凝集剤の添加は、混合物を撹拌条件(ある実施形態では50〜1,000rpm、別の実施形態では100〜500rpm)および前述の樹脂のガラス転移温度より低い温度(ある実施形態では30〜90℃、実施形態によっては35〜70℃)に維持しながら行ってもよい。
粒子は、予め定めた所望の粒子径(粒子サイズ)が得られるまで凝集させてよい。予め定めた所望の粒子径とは、形成前に決定される得るべき所望の粒子径を指し、成長プロセスの間、そのような粒子径に達するまで粒子径はモニターされる。成長プロセス中にサンプルを取り、例えばコールターカウンターを用いて、平均粒子径を分析してもよい。したがって、凝集粒子を得るために、撹拌しながら、高温を維持するかまたは例えば30〜99℃にゆっくりと温度を上昇させ、混合物をこの温度で0.5〜10時間、実施形態によっては1〜5時間、保持することで凝集を進行させてもよい。予め定めた所望の粒子径に達したところで成長プロセスを停止させる。ある実施形態では、予め定めた所望の粒子径は、前述のトナー粒子径の範囲内である。
凝集剤添加後に粒子の成長および整形を任意の好適な条件下で行ってよい。例えば成長および整形は、合一とは別個に凝集が起こる条件下で行われてよい。別々の凝集および合一段階として、凝集プロセスを、高温の剪断条件下(例えば40〜90℃、実施形態によっては45〜80℃)で行われてもよく、この温度は前述の樹脂のガラス転移温度よりも低い温度であってもよい。
所望する最終的なトナー粒子径が得られたら、塩基で混合物のpHを3〜10、実施形態によっては5〜9、に調整してもよい。pH調整はトナー成長の凍結、すなわち停止、に利用してもよい。トナー成長を停止させるために用いられる塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、およびその組合せ等といったアルカリ金属水酸化物等の任意の好適な塩基が含まれる。ある実施形態では、上記の所望の値にpHを調整しやすくするために、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)を添加してもよい。
シェル樹脂
実施形態では、凝集より後、合一より前において、凝集粒子に樹脂コーティングを適用してもよく、これは凝集粒子を覆うシェルを形成する。実施形態では、コーティングおよび後のシェルの形成に用いられる樹脂は、実施形態において、「部分架橋ポリエステル樹脂」または「ポリエステルゲル」と呼ばれることのあるものを形成するために、その場で部分架橋されてもよい。
シェルが少なくとも部分的に架橋されている実施形態では、シェルとしてポリエステルゲルを形成するために部分架橋され得る樹脂として、限定されるものではないが、コアとしての使用のために前述した非晶性樹脂が含まれる。架橋された単一のポリエステル樹脂を用いてシェルを形成してもよく、あるいは実施形態では、第1のポリエステル樹脂を別の樹脂と組み合わせてシェルを形成してもよい。例えば、実施形態では、非晶性樹脂を更なる非晶性樹脂と組み合わせて、ポリエステルゲルコーティングおよび後のシェルを形成してもよい。多数の樹脂を好適な量で用いてもよい。実施形態では、第1の非晶性ポリエステル樹脂、例えば前述の式Iの非晶性樹脂が、全シェル樹脂の約20〜約100重量パーセント、実施形態では、全シェル樹脂の約30〜約90重量パーセントの量で存在し得る。したがって、実施形態では、第2の樹脂が、全シェル樹脂の約0〜約80重量パーセント、実施形態では、シェル樹脂の約10〜約70重量パーセントの量でシェル樹脂中に存在し得る。
シェル形成中に樹脂コーティングとして適用される非晶性ポリエステルを部分架橋してポリエステルゲルを形成するために、実施形態では、コーティングの形成に用いられる樹脂に水溶性開始剤を添加して、架橋およびそれにより得られるシェルとしてのポリエステルゲルの形成を増大させることが望ましいことがある。シェル中の樹脂の架橋に用いることができる好適な水溶性開始剤としては、限定されるものではないが、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二硫酸塩・無水物、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス{2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プロパン}二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−エチルプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]等の水溶性アゾ開始剤、これらの組合せ等が含まれる。
実施形態では、水溶性開始剤は、水または同様な溶剤に溶解させて、凝集粒子を含むトナー反応スラリーに添加してもよい。シェルの形成に用いられる樹脂の部分架橋は、スラリーを約25〜約99℃、実施形態では約40〜約90℃の温度に加熱している間に起こり得る。シェルを形成する部分架橋は、約1分〜約10時間、実施形態では約5分〜約5時間の間に起こり得る。別の実施形態では、樹脂の架橋は、後述するように合一中に起こる場合もある。更に別の実施形態では、シェル中の樹脂は、樹脂コーティング添加時に部分架橋されて、合一中に、シェルを形成する樹脂コーティングの更なる架橋が起こってもよい。その場合、添加時の部分架橋とは、添加時にシェル中のポリエステルの約1〜約99%が架橋され、シェル中のポリエステルの約0〜約99%が合一後に架橋されることを意味し得る。更に別の実施形態では、合一後に架橋が起こってもよい。
ポリエステルの架橋に用いられる開始剤の量は、シェルの形成に用いられる樹脂の約0.05〜約20重量パーセント、実施形態では、シェルの形成に用いられる樹脂の約0.1〜約10重量パーセントであってよい。
シェル樹脂は、当業者に公知の任意の方法でコーティングとして凝集粒子に適用することができる。実施形態では、シェル樹脂および水溶性開始剤は、前述の任意の界面活性剤を含むエマルション中にあってよい。実施形態では、水溶性開始剤は、水に溶解させて、コーティングおよび後のシェルの形成に用いられる樹脂に添加してもよく、これは、樹脂の形成に適したものとして前述した任意の界面活性剤を含むスラリー中で行われてもよい。前述の凝集粒子を前記エマルションと組み合わせて、水溶性開始剤存在下でポリエステル樹脂が架橋して、形成されている凝集体を覆うシェルが形成されるようにしてもよい。
合一
所望の粒子径まで凝集させ、合一前に架橋または部分架橋されてもよいシェル樹脂構成要素を前述の水溶性開始剤と共に添加した後、粒子を所望の最終形状へと合一させ、いくつかの実施形態では更に架橋して、架橋粒子を得ることができる。合一は、例えば混合物を約45〜約100℃、実施形態では約55〜約99℃の温度に加熱することおよび/または撹拌を例えば約400〜約1000rpm、実施形態では約500〜約800rpmに強めることで達成される。合一は、約1分〜約10時間、実施形態では約5分〜約5時間行われ得る。より高い温度またはより低い温度を用いることもでき、温度はバインダに用いられる樹脂に応じて変わると理解される。
例えば、実施形態では、トナー粒子の合一に用いる温度に近い温度で、シェルを形成する架橋反応もしくはコア中の樹脂の架橋、またはその両方が、合一前に起こるようにすることが望ましい場合がある。
別の実施形態では、コア中、シェル中、またはその両方に含まれる非晶性樹脂の架橋は、約70〜約100℃、実施形態では約75〜約95℃の温度に粒子を加熱することで合一後に起こってもよい。したがって、トナー粒子としての使用に適しているであろう得られた架橋粒子は、非晶性樹脂を水溶性開始剤と接触させることで得られる、架橋された非晶性樹脂等の反応産物を含む。
実施形態では、コアおよびシェルを有する複数の架橋粒子を形成するために、樹脂コーティング内のより大きな凝集体を合一させている間に、コア中の樹脂の架橋もしくはシェル形成に用いられる樹脂コーティング、またはその両方を行ってもよい。
凝集および/または合一後、混合物を例えば20〜25℃の室温に冷却してもよい。この冷却は所望により速くても遅くてもよい。好適な冷却方法には、反応器を囲む外装(jacket)への冷水の導入が含まれてよい。冷却後、トナー粒子を所望によっては水で洗浄してもよく、その後乾燥させてもよい。乾燥は、例えば凍結乾燥等の任意の好適な乾燥方法で行うことができる。
本開示のシェルを有するトナー粒子のガラス転移温度は、約30〜約80℃、実施形態では約35〜約70℃であってよい。
シェルの形成に用いられるポリエステル樹脂が架橋されてゲルを形成すると、シェル樹脂は、コア中のいずれの結晶樹脂でも、トナー表面に移動することを防ぎ得る。更に、シェル中に部分架橋ポリエステル樹脂を有する本開示のトナーは、光沢ピークが低くなることがあり、実施形態では約20〜約100ガードナー光沢単位(ggu)、別の実施形態では約40〜約80gguであり、このことは、高光沢および低光沢と高光沢との間に生じ得る差が一部の使用者に嫌われることから、文字および画像の再現に好ましいことであり得る。
添加剤
実施形態では、トナー粒子は、所望の場合または要求される場合、その他の任意に加えうる添加剤を含んでもよい。例えば、トナーは正帯電性あるいは負帯電性の帯電制御剤を、トナーに対し例えば0.1〜10重量%、実施形態によっては1〜3重量%、の量で含んでもよい。
流動性向上添加剤(flow aid additive)等の外添剤粒子をトナー粒子にブレンドしてもよく、この添加剤はトナー粒子の表面上に存在してよい。また、これらの添加剤は前述のシェル樹脂と同時に加えてもよく、シェル樹脂を付与した後に加えてもよい。
実施形態によっては、本開示のトナーは超低溶融(ULM)トナーとして用いることもできる。ある実施形態では、本開示のシェルを有する乾燥トナー粒子(表面外添剤を除く)は、以下の特性を有し得る。
(1)3〜25μm、ある実施形態では4〜15μm、別の実施形態では5〜12μm、の体積平均径(「体積平均粒径」ともいう)。
(2)1.05〜1.55、実施形態によっては1.1〜1.4、の数平均幾何学的サイズ分布(GSDn)および/または体積平均幾何学的サイズ分布(GSDv)。
(3)0.9〜1、実施形態によっては0.93〜0.98、の真円度(例えばシスメックス(Sysmex)社製FPIA 2100分析装置で測定)。
トナー粒子の特性は、任意の好適な技術および装置で決定することができる。体積平均粒子径D50v、GSDv、およびGSDnは、ベックマンコールター(Beckman Coulter)社製のMultisizer3等の測定機器をメーカーの取扱説明書に従って用いて測定することができる。代表的なサンプルの採取は以下のようにして行うことができる:少量のトナーサンプル(1グラム)を取り、25マイクロメートルのフィルターを通した後、等張液に入れて濃度を約10%にし、このサンプルをベックマンコールター社製Multisizer3にかけてよい。
本開示に従って作製されたトナーは、極端な相対湿度(RH)条件に晒されたときに優れた帯電特性を有し得る。低湿度ゾーン(Cゾーン)は10℃/15%RH、高湿度ゾーン(Aゾーン)は28℃/85%RHであってよい。本開示のトナーは、親トナーにおける帯電と質量の比(Q/M)が−3μC/g〜−35μC/g、実施形態によっては−4μC/g〜−30μC/g、表面添加剤を混合した後の最終的な摩擦帯電(triboelectric charge)が−5μC/g〜−50μC/g、実施形態によっては−15μC/g〜−40μC/gであり得る。
本開示によれば、トナー粒子の帯電を増大させて、要求される表面添加剤はより少なくて済み得、したがって、機械的帯電要件を満たすように最終的なトナー帯電が高くなりうる。
現像剤
このようにして得られたトナー粒子を現像組成物に配合してもよい。トナー粒子をキャリア粒子と混合して二成分現像組成物を得てもよい。現像剤中のトナー濃度は、現像剤の全重量の1〜25重量%、実施形態によっては現像剤の全重量の2〜15重量%、であってよい。
キャリア
トナーとの混合に用いることのできるキャリア粒子の例としては、トナー粒子の極性とは反対の極性の帯電を摩擦帯電により得ることのできる粒子等を挙げることができる。好適なキャリア粒子の具体例としては、粒状ジルコン、粒状ケイ素、ガラス、鋼、ニッケル、フェライト、鉄フェライト、二酸化ケイ素等を挙げることができる。その他のキャリアとしては、米国特許第3,847,604号、同第4,937,166号、および同第4,935,326号に開示されているキャリアが含まれる。
選択されるキャリア粒子はコーティングして用いてもよく、コーティングせずに用いてもよい。ある実施形態では、キャリア粒子は、コーティングで被覆されたコアを含んでもよく、これは、摩擦帯電列(triboelectric series)が近接していないポリマーの混合物から形成されてよい。このコーティングには、ポリフッ化ビニリデン樹脂等のフルオロポリマー、スチレン、メチルメタクリレート、および/またはシラン(トリエトキシシラン等)のターポリマー、テトラフルオロエチレン、その他の公知のコーティング等が含まれ得る。例えばKYNAR301F(商標)として利用可能なポリフッ化ビニリデンおよび/またはソーケン社(Soken)から市販されているような例えば重量平均分子量が300,000〜350,000のポリメチルメタクリレートを含むコーティングを用いてよい。ある実施形態では、ポリフッ化ビニリデンおよびポリメチルメタクリレート(PMMA)は、30重量%:70重量%から70重量%:30重量%、実施形態によっては40重量%:60重量%から60重量%:40重量%、の比率で混合してよい。このコーティングのコーティング重量は、例えばキャリアの0.1〜5重量%、実施形態によってはキャリアの0.5〜2重量%、であってよい。
ある実施形態では、得られるコポリマーは好適な粒子径を維持している限り、必要に応じてPMMAを任意の所望のコモノマーと共重合してよい。キャリア粒子は、被覆されたキャリア粒子の重量に対して0.05〜10重量パーセント、実施形態によっては0.01〜3重量パーセント、となる量のポリマーと、キャリアコアとを、このポリマーが機械的固着(mechanical impaction)および/または静電引力によってキャリアコアに接着するまで混合することで調製してよい。
次いで、ポリマーが溶融してキャリアコア粒子に融着できるように、キャリアコア粒子とポリマーとの混合物を加熱してよい。次いで、コーティングされたキャリア粒子を冷却し、その後所望の粒子径に分級してよい。
ある実施形態では、好適なキャリアには、例えばサイズが25〜100μm、実施形態によってはサイズが50〜75μmの、0.5〜10重量%(実施形態によっては0.7〜5重量%)の導電性ポリマー混合物でコーティングされた鋼コアが含まれてもよい。
キャリア粒子を種々の好適な組合せでトナー粒子と混合してよい。その濃度は、トナー組成物の1〜20重量%であってよい。しかし、所望の特性を有する現像剤組成物を得るためにトナーおよびキャリアを異なる割合で使用してもよい。
画像形成
本トナーは、米国特許第4,295,990号に開示されているような静電複写またはゼログラフィーのプロセスに利用することができる。ある実施形態では、任意の公知の種類の画像現像システムを画像現像デバイスにおいて用いることができ、それらには、例えば磁気ブラシ現像、1成分ジャンピング現像(jumping single−component development)、ハイブリッドスカベンジレス現像(hybrid scavengeless development;HSD)等が含まれる。これらおよび同様な現像システムは当業者に知られている。
画像形成プロセスは、例えば、帯電部、画像形成部、光導電性部、現像部、転写部、および定着部を含むゼログラフィーデバイスを用いた画像形成を含む。ある実施形態では、現像成分は、キャリアを本明細書に記載のトナー組成物と混合することで調製される現像剤を含んでもよい。ゼログラフィーデバイスは、高速プリンタ、高速白黒プリンタ、カラープリンタ等を含み得る。
トナー/現像剤を用いて前述の方法のいずれか等の好適な画像現像方法によって画像が形成されたら、画像を紙等の画像受容媒体に転写してもよい。ある実施形態では、定着ロール部材を用いた画像現像デバイス中での画像の現像にトナーを用いてもよい。定着ロール部材は当業者に知られた接触式定着デバイスであり、ロールからの熱および圧力を用いてトナーを画像受容媒体に定着し得る。ある実施形態では、画像受容基材上への溶融が起こっている間またはその後に定着部材を、トナーの溶融温度よりも高い温度、例えば70〜160℃、実施形態によっては80〜150℃、別の実施形態では90〜140℃、に加熱してもよい。
トナー樹脂が架橋性である実施形態では、そのような架橋は任意の好適な様式で行われてよい。例えば、トナー樹脂が溶融温度で架橋可能である場合、トナーを基材に定着させている間にトナー樹脂が架橋されてもよい。また、例えば定着後の操作において、トナー樹脂が架橋される温度まで定着画像を加熱することで架橋を行ってもよい。ある実施形態では、架橋は、160℃以下、ある実施形態では70〜160℃、別の実施形態では80〜140℃、で行われてもよい。
以下の実施例は本開示の実施形態を例示するために提示するものである。これらの実施例は単なる例示であり、本開示の範囲を限定することを意図するものでない。また、別に断りのない限り、部および百分率は重量基準である。本明細書において、「室温」とは20〜25℃を指す。
(実施例)
[比較例1]
約397.99グラムの、エマルション(約17.03重量%樹脂)の形態の直鎖状非晶性樹脂を2リットルのビーカーに入れた。この直鎖状非晶性樹脂は次の構造
Figure 2010055092
(式中、mは約5〜約1000である)を有し、米国特許第6,063,827号に記載されている手順に従って作製されたものである。次式
Figure 2010055092
(式中、bは5〜2000であり、dは5〜2000である)で表され、ドデカン二酸およびフマル酸のコモノマーの混合物とエチレングリコールとからなるエマルション(約19.98重量%樹脂)の形態の不飽和結晶性ポリエステル(「UCPE」)樹脂(約74.27グラム)(米国特許出願公開第2006/0222991号に記載の手順に従って合成)、ならびに約29.24グラムのシアン顔料であるピグメントブルー15:3(約17重量%)をビーカーに加えた。混合物を約3000〜4000rpmで混合して均質化しながら、凝集剤(flocculent)として約36グラムのAl2(SO43(約1重量%)を加えた。
次いで、混合物を2リットルのビュッヒ(Buchi)反応器に移し、凝集させるために約45℃に加熱して、約750rpmの速度で混合した。粒子のサイズが、体積平均粒子径が約6.83μm、幾何学的サイズ分布(「GSD」)が約1.21に達するまで、コールターカウンターを用いて粒子径をモニターした。
次いで、式Iの樹脂の上記エマルション約198.29グラムを粒子に添加して、粒子を覆うシェルを形成させ、平均粒子径が約8.33μm、GSDが約1.21のコア/シェル構造を有する粒子を得た。その後、NaOHを加えて反応スラリーのpHを約6.7に上昇させ、約0.45pph(乾燥トナーに対して)のEDTAを加えてトナー成長を凍結、すなわち停止させた。トナー成長を停止させた後、反応混合物を約69℃に加熱し、その温度で約1時間維持して合一させた。
得られたトナー粒子の最終体積平均粒子径は約8.07、GSDは約1.22、真円度は約0.976であった。
次いで、トナースラリーを室温に冷却し、ふるい分けて(25μmの篩を使用)分離し、濾過した後、洗浄および凍結乾燥した。
実施例1
約398.46グラムの上記比較例1に記載の式Iで表される直鎖状非晶性樹脂を含むエマルション(約17.01重量%樹脂)を2リットルのビーカーに入れた。約82.9グラムの上記比較例1の式IIで表される不飽和CPE樹脂を含むエマルション(約17.9重量%樹脂)、および約29.24グラムのシアン顔料であるピグメントブルー15:3(約17重量%)をビーカーに加えた。混合物を約3000〜約4000rpmで混合して均質化しながら、凝集剤(flocculent)として約35.84グラムのAl2(SO43(約1重量%)を加えた。
次に、混合物を2リットルのビュッヒ(Buchi)社製反応器に移し、凝集させるために約45℃に加熱し、約750rpmの速度で混合した。粒子のサイズが、体積平均粒子径が約6.97μm、幾何学的サイズ分布(「GSD」)が約1.22に達するまで、コールターカウンターを用いて粒子径をモニターした。
次いで、エマルション中の上記比較例1の式Iで表される直鎖状非晶性樹脂約198.52グラム(約17.01重量%樹脂)と過硫酸カリウム約3.36グラムとの混合物を、約44.4℃で粒子に添加してシェルを形成し、その後約50.3℃で約2時間以上加熱した。得られたコア/シェル粒子の平均粒子径は約8.77μm、GSDは1.21であった。その後、NaOHを添加して反応スラリーのpHを約6.3に上げ、次いで約0.45pph(乾燥トナーに対して)のEDTAを添加してトナー成長を凍結、すなわち停止させた。トナー成長を停止させた後、反応混合物を約69℃に加熱し、0.3MのHNO3溶液を用いて反応スラリーのpHを約6.2に下げた。次いでこのスラリーを、生じた架橋を確実にするために約90℃で約2時間加熱した。反応スラリーのpHは、NaOHを加えて約6〜約6.3に維持した。
得られたトナーの粒子径は約8.41、GSDvは約1.25、真円度は約0.98であった。次いでトナースラリーを室温に冷まし、ふるい分けて(25μmの篩を利用)分離し、濾過後、洗浄および凍結乾燥した。
作製されたトナーのレオロジーを、ダイナミックストレスレオメータSR5000(Maple instrument Inc.社から市販)を用いた動的温度段階法(dynamic temperature step method)を用いて測定した。
定着ロールの温度範囲が約120〜約210℃で定着されたトナー画像の印刷光沢(ガードナー光沢単位または「ggu」)を、75°のBYK社製ガードナー光沢計を用いて測定した(サンプルの光沢は、トナー、単位面積当たりのトナー質量、紙基材、定着ロール、および定着ロール温度に依存した)。
図1から分かるように、対照トナーと本開示のトナーとを比較したレオロジー測定から、水溶性開始剤が存在する実施例1のトナー作製プロセス中にシェル樹脂の架橋が起こったことがはっきりと確認された。図2から分かるように、光沢曲線から、水溶性開始剤を用いた実施例1のトナー作製プロセス中にトナーシェルがその場で架橋されることで、対照トナーと比べて光沢が大幅に低下していることが確認された。
本発明の例示的態様を以下に例挙する。
(1)水性エマルション中で、少なくとも1つの非晶性樹脂を少なくとも1つの結晶性樹脂と接触させて小粒子を形成する工程であって、前記エマルションが任意添加の着色剤、任意添加の界面活性剤、および任意添加のワックスを含む前記工程と、
前記小粒子を凝集させて複数のより大きな凝集体を形成する工程と、
前記、より大きな凝集体を、前記少なくとも1つの非晶性樹脂及び/又は別の少なくとも1つの非晶性樹脂を含むエマルションと接触させて、前記、より大きな凝集体を覆う樹脂コーティングを形成する工程と、
前記樹脂コーティング内の前記、より大きな凝集体を合一させ、同時にまたは後に、前記、より大きな凝集体及び/又は前記樹脂コーティングを架橋して、コアおよびシェルを有する複数の架橋粒子を形成する工程と、
プロセス中で前記架橋粒子が形成される前のいずれかの段階で、少なくとも1つの水溶性開始剤を添加する工程と、
前記架橋粒子を回収する工程と
を含むプロセス。
(2)前記小粒子中の前記少なくとも1つの非晶性樹脂が、前記樹脂コーティング中の前記少なくとも1つの非晶性樹脂と同じか、または異なり、前記樹脂コーティング中の前記少なくとも1つの非晶性樹脂が不飽和ポリエステル樹脂を含む、(1)のプロセス。
(3)架橋樹脂を形成するための、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二硫酸塩・無水物、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス{2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プロパン}二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−エチルプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]、およびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの水溶性開始剤と組み合わされていてもよい水性エマルション中で、少なくとも1つの非晶性樹脂を少なくとも1つの結晶性樹脂と接触させる工程と、
前記水性エマルションを、任意添加の着色剤、少なくとも1つの界面活性剤、および任意添加のワックスと接触させて小粒子を形成する工程と、
前記小粒子を凝集させて複数のより大きな凝集体を形成する工程と、
前記、より大きな凝集体を、前記、より大きな凝集体を覆う架橋樹脂コーティングを形成するための、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二硫酸塩・無水物、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス{2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プロパン}二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−エチルプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]、およびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの水溶性開始剤と組み合わせてもよい、少なくとも1つの非晶性樹脂を含むエマルションと接触させる工程と、
前記樹脂コーティングを有する前記、より大きな凝集体を合一させてトナー粒子を形成する工程と、
前記トナー粒子を70〜100℃の温度に加熱して、非晶性樹脂を架橋する工程と、
前記トナー粒子を回収する工程と
を含むプロセス。
(4)少なくとも1つの非晶性樹脂、少なくとも1つの結晶性樹脂、ならびに着色剤、ワックス、水溶性開始剤と非晶性樹脂との反応産物、およびこれらの組合せからなる群から選択される1または複数の任意構成要素、を含むコア;ならびに
少なくとも1つの水溶性開始剤で架橋された、少なくとも1つの非晶性樹脂を含むシェル
を有するトナー。

Claims (4)

  1. 水性エマルション中で、少なくとも1つの非晶性樹脂を少なくとも1つの結晶性樹脂と接触させて小粒子を形成する工程であって、前記エマルションが任意添加の着色剤、任意添加の界面活性剤、および任意添加のワックスを含む前記工程と、
    前記小粒子を凝集させて複数のより大きな凝集体を形成する工程と、
    前記、より大きな凝集体を、前記少なくとも1つの非晶性樹脂及び/又は別の少なくとも1つの非晶性樹脂を含むエマルションと接触させて、前記、より大きな凝集体を覆う樹脂コーティングを形成する工程と、
    前記樹脂コーティング内の前記、より大きな凝集体を合一させ、同時にまたは後に、前記、より大きな凝集体及び/又は前記樹脂コーティングを架橋して、コアおよびシェルを有する複数の架橋粒子を形成する工程と、
    プロセス中で前記架橋粒子が形成される前のいずれかの段階で、少なくとも1つの水溶性開始剤を添加する工程と、
    前記架橋粒子を回収する工程と
    を含むプロセス。
  2. 前記小粒子中の前記少なくとも1つの非晶性樹脂が、前記樹脂コーティング中の前記少なくとも1つの非晶性樹脂と同じか、または異なり、前記樹脂コーティング中の前記少なくとも1つの非晶性樹脂が不飽和ポリエステル樹脂を含む、請求項1に記載のプロセス。
  3. 架橋樹脂を形成するための、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二硫酸塩・無水物、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス{2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プロパン}二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−エチルプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]、およびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの水溶性開始剤と組み合わされていてもよい水性エマルション中で、少なくとも1つの非晶性樹脂を少なくとも1つの結晶性樹脂と接触させる工程と、
    前記水性エマルションを、任意添加の着色剤、少なくとも1つの界面活性剤、および任意添加のワックスと接触させて小粒子を形成する工程と、
    前記小粒子を凝集させて複数のより大きな凝集体を形成する工程と、
    前記、より大きな凝集体を、前記、より大きな凝集体を覆う架橋樹脂コーティングを形成するための、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二硫酸塩・無水物、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス{2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プロパン}二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−エチルプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]、およびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの水溶性開始剤と組み合わせてもよい、少なくとも1つの非晶性樹脂を含むエマルションと接触させる工程と、
    前記樹脂コーティングを有する前記、より大きな凝集体を合一させてトナー粒子を形成する工程と、
    前記トナー粒子を70〜100℃の温度に加熱して、非晶性樹脂を架橋する工程と、
    前記トナー粒子を回収する工程と
    を含むプロセス。
  4. 少なくとも1つの非晶性樹脂、少なくとも1つの結晶性樹脂、ならびに着色剤、ワックス、水溶性開始剤と非晶性樹脂との反応産物、およびこれらの組合せからなる群から選択される1または複数の任意構成要素、を含むコア;ならびに
    少なくとも1つの水溶性開始剤で架橋された、少なくとも1つの非晶性樹脂を含むシェル
    を有するトナー。
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