JP2010054640A - マイクロレンズアレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDのハイパワー化及びLEDの青色の短波長に対しても、優れた耐熱性及び耐光性を有するマイクロレンズアレイを提供すること。
【解決手段】式(I)で表されるケイ素化合物と、ホウ素化合物又はアルミニウム化合物とを反応させて得られる樹脂を成形してなるマイクロレンズアレイ。
Figure 2010054640

(式中、R及びRは、それぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基、Xはヒドロキシ基、アルコキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基を示し、n=4〜250)
【選択図】なし

Description

本発明は、マイクロレンズアレイ、特に光学電子機器に用いられるマイクロレンズアレイに関する。
マイクロレンズアレイは、液晶プロジェクター、ビデオカメラ、ビューファインダー、携帯用テレビ等の光学電子機器に用いられている。例えば、マイクロレンズアレイはLEDアレイの集光効果、輝度向上効果を得るために使用されている(特許文献1)。また、マイクロレンズアレイを作製するための樹脂としては、アクリル樹脂が知られている(特許文献2)。
特開2005−276849号公報 特開2001−272507号公報
また、輝度を向上させるためにはLEDのハイパワー化によって発光量を増加させる方法が考えられるが、発光量を増加させるとLEDからの発熱量が上昇するため、また、アクリル樹脂を用いても耐熱性が不十分な場合があるため、優れた耐熱性を有するマイクロレンズアレイが望まれる。さらにLEDの青色の短波長に対しても優れた耐光性を有するマイクロレンズアレイも望まれる。
本発明の課題はLEDのハイパワー化及びLEDの青色の短波長に対しても、優れた耐熱性及び耐光性を有するマイクロレンズアレイを提供することである。
本発明の要旨は、
式(I)で表されるケイ素化合物と、ホウ素化合物又はアルミニウム化合物とを反応させて得られる樹脂を成形してなるマイクロレンズアレイ
Figure 2010054640
(式中、R及びRは、それぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基、Xはヒドロキシ基、アルコキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基を示し、n=4〜250)
に関する。
本発明によれば、LEDのハイパワー化及びLEDの青色の短波長に対しても、優れた耐熱性及び耐光性を有するマイクロレンズアレイを提供することができる。
本発明のマイクロレンズアレイは、式(I)で表されるケイ素化合物と、ホウ素化合物又はアルミニウム化合物とを反応させて得られる樹脂を成形してなることを特徴とする。かかる樹脂を用いて得られるマイクロレンズアレイは、LEDのハイパワー化に対しても耐熱性に優れ、LEDの青色の短波長に対しても変色することがなく耐光性に優れるものである。
式(I)で表されるケイ素化合物は、
Figure 2010054640
(式中、R1及びR2は、それぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基、Xはヒドロキシ基、アルコキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基を示し、n=4〜250)
で表される化合物である。
式(I)中のR1 及びR2 は、それぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基を示し、これらの炭素数は、反応性、安定性、経済性の観点から、1〜18が好ましく、1〜12がより好ましく、1〜6がさらに好ましい。具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基等のアルケニル基;エチニル基、プロピニル基等のアルキニル基;フェニル基、トリル基等のアリール基が例示される。なかでも、R1 及びR2 がそれぞれ独立してメチル基であることが好ましい。
式(I)中のXは、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基を示し、ヒドロキシ基を除いたこれらの基の炭素数は、反応性、安定性、経済性の観点から、1〜18が好ましく、1〜12がより好ましく、1〜6がさらに好ましい。具体的には、メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基等のアルケニル基;エチニル基、プロピニル基等のアルキニル基;フェニル基、トリル基等のアリール基が例示される。なかでも、Xはヒドロキシ基であることが好ましい。
式(I)中のnは、生成物の耐熱性と柔軟性の観点から、4〜250であり、4〜200が好ましく、4〜160がより好ましい。
式(I)で表されるケイ素化合物としては、両末端シラノール型ポリジメチルシロキサン、両末端シラノール型ポリジフェニルシロキサン、片末端シラノール型ポリジメチルシロキサン、片末端シラノール型ポリジフェニルシロキサン、両末端シラノール型ポリメチルフェニルシロキサン等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらのなかでも、R1 及びR2 がメチル基、Xがヒドロキシ基である両末端シラノール型ポリジメチルシロキサンが好ましい。
式(I)で表されるケイ素化合物の数平均分子量は、生成物の耐熱性と柔軟性の観点から、好ましくは300〜20000、より好ましくは300〜15000、さらに好ましくは300〜12000であることが好ましい。なお、数平均分子量は、NMRまたはGPCを用いて測定することができる。
また、得られる樹脂は、本発明の効果を損なわない範囲で、上記式(I)で表されるケイ素化合物以外の他のケイ素化合物をさらに用いて調製してもよいが、式(I)で表されるケイ素化合物の使用量は、耐熱性、透明性、耐光性の観点から、反応に供される混合物中に30〜99重量%が好ましく、50〜99重量%がより好ましく、60〜99重量%がさらに好ましい。
ホウ素化合物は、式(II):
Figure 2010054640
(式中、Y1 、Y2 及びY3 は、それぞれ独立して水素又はアルキル基を示す)
で表される化合物であることが好ましい。
式(II)中のアルキル基の炭素数は、好ましくは1〜12、より好ましくは1〜6、さらに好ましくは1〜3である。具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基が例示される。これらのなかでも、イソプロピル基が好ましい。
式(II)で表される化合物としては、ホウ酸、ホウ酸トリメチル、ホウ酸トリエチル、ホウ酸トリイソプロピル等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらのなかでも、ホウ酸トリイソプロピルが好ましい。
反応に供される混合物中の式(I)で表されるケイ素化合物とホウ素化合物の重量比(ケイ素化合物/ホウ素化合物)は、耐熱性、透明性、耐光性の観点から、95/5〜30/70が好ましく、95/5〜50/50がより好ましく、95/5〜60/40がさらに好ましく、95/5〜70/30がよりさらに好ましい。
アルミニウム化合物は、式(III):
Figure 2010054640
(式中、Y4、Y5及びY6は、それぞれ独立して水素又はアルキル基を示す)
で表される化合物であることが好ましい。
式(III)中のアルキル基の炭素数は、好ましくは1〜12、より好ましくは1〜6、さらに好ましくは1〜3である。具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基が例示される。これらのなかでも、イソプロピル基が好ましい。
式(III)で表される化合物としては、アルミニウムトリメトキシド、アルミニウムトリエトキシド、アルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウムトリブトキシド等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらのなかでも、アルミニウムトリイソプロポキシドが好ましい。
反応に供される混合物中の式(I)で表されるケイ素化合物とアルミニウム化合物の重量比(ケイ素化合物/アルミニウム化合物)は、99/1〜30/70であることが好ましい。
式(I)で表されるケイ素化合物とホウ素化合物又はアルミニウム化合物との反応は、例えば、0〜100℃の温度、1〜48時間で、かつ、溶媒非存在下で攪拌しながら行うことができる。また、アルミニウム化合物を用いて反応させた場合は、さらに濾過して揮発成分を除去することもできる。かかるようにしてポリボロシロキサン又はポリアルミノシロキサンの樹脂を得ることができる。
上記樹脂の粘度は、25℃で好ましくは100〜20000mPa・s、より好ましくは1000〜10000mPa・sである。なお、粘度は、温度が25℃、1気圧の条件下でレオメーターを用いて算出されるものである。
上記樹脂は、次にマイクロレンズアレイの製造に用いられるが、予め半硬化状態のフィルムとしてもよい。この場合、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ガラス板等上に樹脂を塗布して、好ましくは80〜250℃、より好ましくは100〜200℃で、好ましくは1分〜2時間、より好ましくは5分〜1時間加熱して乾燥させた後、ポリボロシロキサン又はポリアルミノシロキサンからなる半硬化状態のフィルムとしてもよく、上記乾燥は任意に複数回行ってもよい。かかるフィルムの厚さは、好ましくは50〜5000μm、より好ましくは100〜4000μmである。
本発明の好ましい態様において、マイクロレンズアレイの製造方法は、好ましくは(a)マイクロレンズアレイと同一の形状を有する基材を作製する工程、(b)該基材を用いてマイクロレンズアレイと逆の形状を有する成形用金型を作製する工程、及び(c)該成形用金型を用いてマイクロレンズアレイ形状を樹脂に転写する工程を含む。
工程(a)において、基材はSi、石英ガラス、Cu合金、Fe合金、Ni合金、樹脂板もしくはフィルム(ポリイミド、ポリメチルメタクリレート等)等であることが好ましい。また、切削加工、エッチング、放射光等によって所望のマイクロレンズアレイと同一の形状を加工して基材を作製することが好ましい。ここで、マイクロレンズは、半球のような形状、直径0.7〜50μm、高さ0.35〜25μmを有することが好ましい。マイクロレンズアレイは、上記マイクロレンズを定ピッチ及び/又は最密充てんで配列されたものであることが好ましい。
工程(b)において、マイクロレンズアレイ形状を有する基材と逆の形状を有する成形用金型は、Au、Ag、Al、Cr、Ni等を用いた電鋳によって、基材の表面に金属を電解メッキによって厚みが好ましくは0.15〜0.5mmとなるようにメッキした後、基材からメッキ金属を離型して作製することができる。
工程(c)において、成形用金型を用いてマイクロレンズアレイ形状を樹脂に転写することが好ましい。具体的には、石英板に樹脂からなる半硬化状態のフィルムを転写した後、成形用金型をフィルム上に配置して真空ラミネータで0.1〜1.0MPa、100〜180℃、0.5〜5分間プレスを行って、マイクロレンズアレイ形状を樹脂に転写することができる。
また、工程(c)は基材に樹脂を塗布する工程、マイクロレンズアレイと逆の形状が形成された成形用金型の面に樹脂を押し付ける工程、並びに樹脂を硬化させる工程を含んでいてもよい。
本発明のマイクロレンズアレイは、例えば、液晶プロジェクター、ビデオカメラ、ビューファインダー、携帯用テレビ等の光学電子機器に好適に使用し得る。従って、本発明は、上記マイクロレンズアレイを搭載してなる光学電子機器又はLEDアレイを提供する。かかる光学電子機器又はLEDアレイは、適宜対応するように作製されたマイクロレンズアレイを光学電子機器に用いるかあるいはLEDアレイ上に配置することにより得ることができる。
(実施例1)
両末端シラノール型シリコーンオイル[式(I)で表されるケイ素化合物;R及びR:メチル基、X:ヒドロキシ基、n=4、数平均分子量300]10.0g(33.3mmol)にホウ酸トリイソプロピル[式(II)で表される化合物、Y、Y及びYはイソプロピル基]4.22g(22.4mmol)を加え、室温で2時間攪拌してポリボロシロキサンを得た(25℃の粘度1000mPa・s)。その後、塗工機で厚みが100μmとなるようにポリボロシロキサンをポリエチレンテレフタレートフィルム上にラインスピード0.3m/分で塗工し、乾燥炉で100℃で10分間乾燥させてフィルム化した。その後、短冊状に切断後、乾燥機に投入し130℃10分間追い乾燥を行い、半硬化状態のフィルムとした。
次に、基材(材質:ポリイミド)に対してレーザーアブレーションを用いてマイクロレンズアレイと同一の形状(マイクロレンズの形状:半球、直径10μm、高さ5μm、マイクロレンズの配列1行×7列)となるように加工して、次にNi電鋳を行ってマイクロレンズアレイと逆の形状を有するニッケル電鋳成型用金型(サイズ1cm×2cm、厚み0.2mm)を作製した。また、得られたフィルムを1cm×2cmのサイズに切断し、厚さ0.5mmの石英板に転写した後、該ニッケル電鋳成型用金型をフィルム上に配置して真空ラミネータ(ニチゴーモートン製 真空ラミネータV130)で0.5MPa、150℃5分間プレスを行い、フィルムにマイクロレンズアレイ形状(マイクロレンズの形状:半球、直径:10μm、高さ:5μm、マイクロレンズの配列1行×7列)を転写して成形してなるマイクロレンズアレイを得た。
得られたマイクロレンズアレイを1行×7列に配置したLEDアレイ(1.5WハイパワーLED セミレッツ社製SL−V−B40AC(青)、順電流500mA、順電圧3.4V)の上面に配置して、マイクロレンズアレイを搭載してなるLEDアレイを得た。次に該LEDアレイに対して120℃の条件下における耐熱性・耐光性試験を連続して行った。評価の基準として輝度を用い、輝度は、Bm−9(トプコンテクノハウス製)を用いて測定した。1000時間後の輝度と試験開始時の輝度とを比較した場合、輝度の低下は3.5%程度であった。
(実施例2)
両末端シラノール型シリコーンオイル[式(I)で表されるケイ素化合物;R及びR:メチル基、X:ヒドロキシ基、n=13、数平均分子量1000]129g(129mmol)にアルミニウムトリイソプロポキシド[式(III)で表される化合物;Y、Y及びYはイソプロピル基]6.97g(34.1mmol)を加え、室温で2時間攪拌して得られた白色懸濁液を濾過し、ロータリーエバポレーターによって揮発成分を除去し、ポリアルミノシロキサンを得た(25℃の粘度1350mPa・s)。次いで、上記ポリアルミノシロキサンを用いて実施例1と同様にして半硬化状態のフィルムを得た。その後、実施例1と同様にして、マイクロレンズアレイを作製して、マイクロレンズアレイを搭載してなるLEDアレイを得た。次に該LEDアレイに対して120℃の条件下における耐熱性・耐光性試験を連続して行った。1000時間後の輝度と試験開始時の輝度とを比較した場合、輝度の低下は2.5%であった。
(比較例1)
樹脂として透明エポキシ樹脂NT−8050(日東電工社製)を用いて、実施例1と同様にマイクロレンズアレイを作製して、マイクロレンズアレイを搭載してなるLEDアレイを得た。次に該LEDアレイに対して120℃の条件下における耐熱性・耐光性試験を連続して行った。1000時間後の様子を観察すると黄色に変化して試験開始より30%以上の輝度低下が見られた。
本発明のマイクロレンズアレイは、例えば、液晶プロジェクター、ビデオカメラ、ビューファインダー、携帯用テレビ等の光学電子機器に好適に使用し得る。

Claims (5)

  1. 式(I)で表されるケイ素化合物と、ホウ素化合物又はアルミニウム化合物とを反応させて得られる樹脂を成形してなるマイクロレンズアレイ。
    Figure 2010054640
    (式中、R及びRは、それぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基、Xはヒドロキシ基、アルコキシ基、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリール基を示し、n=4〜250)
  2. ホウ素化合物が式(II)で表される化合物である、請求項1記載のマイクロレンズアレイ。
    Figure 2010054640
    (式中、Y、Y及びYは、それぞれ独立して水素又はアルキル基を示す)
  3. アルミニウム化合物が式(III)で表される化合物である、請求項1記載のマイクロレンズアレイ。
    Figure 2010054640
    (式中、Y、Y及びYは、それぞれ独立して水素又はアルキル基を示す)
  4. 請求項1〜3いずれか記載のマイクロレンズアレイを搭載してなる光学電子機器。
  5. 請求項1〜3いずれか記載のマイクロレンズアレイを搭載してなるLEDアレイ。
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